カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • ピエール・ガスリー、2周レースは「檻から放たれたライオンの戦いだった」

    ピエール・ガスリー、2周レースは「檻から放たれたライオンの戦いだった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、ドライバーたちがチェッカーフラッグに向かてノーガードで戦ったF1アゼルバイジャンGPの残り2周でのリスタートを“檻から放たれたライオン”になぞらえた。

    バクー市街地サーキットは、ドラマを生み出すことで定評がある。2018年にはメルセデスF1のバルテリ・ボッタスが、トップ走行中にタイヤがパンクしてリタイアを強いられた。

    そして、2021年のF1アゼルバイジャンGPも例外ではなかった。30周目、ランス・ストロール(アストンマーティン)が長いスタート/フィニッシュ・ストレートで加速したときに恐ろしいタイヤ故障に見舞われた。

    次の不運な犠牲者となったマックス・フェルスタッペンは、左リアがトラックの同じセクションでバーストし、リードからリタイアした。

    レースは赤旗中断となり、F1アゼルバイジャンGP がスタンディングスタートで残りわずか2周で再開したとき、後半の混乱の機会が生じた。

    フェルナンド・アロンソは10位から6位にジャンプアップ。シャルル・ルクレールと争って3位表彰台を獲得したピエール・ガスリーは、ドライバーが檻から放たれたライオンのようだったと語った。

    スタンディングスタートについて「いつも少し興奮をもたらすよね」とピエール・ガスリーは公式記者会見で語った。

    「自分の中にある種のアドレナリンを生み出す。もちろん、2周しかないので、スタートにいくつかのチャンスがあることはわかっていた。誰もが檻から放たれたライオンのようだった」

    「誰もが全力を尽くして、非常に短い時間でできるだけ多くのポジションを上げようとする」

    「最後の2周のリプレイを見ていないけど、僕にとって非常に強烈だったと言わざるを得ない。本当に楽しかった。どちらかといえば、将来的にも同じことをすることを願っている」

    ピエール・ガスリーはルイス・ハミルトンの“指の問題”でロックアップしてターン1で直進したことの恩恵を受けて、表彰台圏内の3位に昇格すると、シャルル・ルクレールを抑えて、3位でキャリアで通関3回目の表彰台を獲得した。

  • ホンダF1:2021年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    ホンダF1:2021年 F1アゼルバイジャンGP 決勝レポート

    F1アゼルバイジャンGPの決勝は、さまざまなドラマの巻き起こる波乱の展開になった。それでも、レッドブル・レーシング・ホンダのセルジオ・ペレスが今季初優勝を果たし、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが3位表彰台を獲得。ホンダF1パワーユニットはダブル表彰台に加え、モナコGPに続き1992年以来の連勝を果たした。

    スターティンググリッドではマックス・フェルスタッペンが3番手、ガスリーが4番手と2列目につけ、ペレスが6番手、角田裕毅が7番手と、全車が上位からレースを開始したホンダF1パワーユニット勢。オープニングラップではフェルスタッペンが3番手を堅持し、ペレスは2つポジションを上げて4番手となる。前方のシャルル・ルクレールを、2周目にフェルスタッペンが、3周目にペレスがオーバーテイクし、レッドブル・レーシング・ホンダは2-3番手でレースを進める。

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ勢は、ガスリーがペレスに交わされて5番手、角田は1つポジションを下げるが、すぐさまフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)をオーバーテイクして順位を戻す。角田は、ホンダF1パワーユニット勢の中で最初となる9周目にピットイン。その2周後にガスリーがピットへ入り、両者ともハードタイヤへ履き替えた。

    レッドブル・レーシング・ホンダは、フェルスタッペンが12周目にピットイン。これで首位を走行していたルイス・ハミルトン(メルセデス)の前に出て、リードを広げる。ここからペレスがペースを上げて、ファステストラップを連発しながらピットへ。タイヤ交換にやや時間がかかったものの、ハミルトンの前でコースへ戻り、レッドブル・レーシング・ホンダが1-2体制を築く。

    30周目に、ランス・ストロール(アストンマーティン)の左リアタイヤが、高速区間でバーストしてクラッシュ。セーフティカーが出動する。このリスタートでも、フェルスタッペンとペレスは1-2の位置をキープ。ガスリーはより新しいタイヤを履いていたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)にパスを許して5番手となる。

    レースが残り5周に差し掛かったとき、首位を快走していたフェルスタッペンの左リアタイヤが突如パンク。時速320㎞以上に及ぶメインストレートでスピンを喫する。幸いにもフェルスタッペンにケガはなかったものの、コース上に散らばった破片やタイヤの状況を考慮して、レースは赤旗中断となる。

    中断の間に全ドライバーがタイヤ交換を完了し、全車がソフトタイヤを装着。レースは、残り2周からスタンディングスタートで再開され、ポールポジションにペレス、ガスリーと角田は4番手と7番手からのリスタートとなった。2番手のハミルトンはペレスをオーバーテイクすべく、ターン1で並びかけてきてくるが、そのまま止まりきれずにコースアウト。これによってリードを確保したペレスは、レッドブル・レーシング・ホンダ加入後初めての勝利を手にした。

    一方のガスリーはリスタート時のターン1で、3番手に浮上。しかし、後方のルクレールと激しいバトルとなり、ファイナルラップ突入直前のストレートで一度は前に出られるも、スリップストリームに入って再び抜き返し、3位でチェッカーフラッグを受けた。角田はリスタートでのバトルを経て7位でフィニッシュ。自己最高順位を更新した。

    ホンダF1としては、この勝利が通算81勝目。モナコGPに続く勝利で、1992年のモナコGP・カナダGP以来の連勝となった。また、ホンダF1パワーユニットのダブル表彰台は、2020年のバーレーンGP以来。異なる2チームが同時に表彰台へ登壇するのは、2019年のブラジルGP以来となる。

    この結果、レッドブル・レーシング・ホンダはコンストラクターズチャンピオンシップでのリードを26ポイント差に拡大。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダも、アストンマーティンを抜き、ランキング5位へと浮上した。

    次戦は、6月20日(日)決勝のフランスGP。その翌週からはオーストリアでの2連戦と、ここから3週連続の戦いとなる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日のアゼルバイジャンGP決勝は、トップを快走していたレッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手がクラッシュしたことにより、残り3周で赤旗中断になるという、我々にとっては大きな波乱が起こったレースになりました。チームメートのペレス選手は、終止フェルスタッペン選手に続く2番手を走行し、同僚のリタイアによりトップとなった赤旗中断の後にも、きっちりとポジションを守りきり、自身のキャリア2回目、レッドブル・レーシング・ホンダへの移籍後初となる優勝を獲得しました。また、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手が力強い走りとともに3位でフィニッシュしたことにより、ホンダF1としてダブル表彰台を獲得することができました。角田選手も7位入賞を果たし、熾烈な中団グループで闘うアルファタウリ・ホンダにとって貴重なポイントを獲得したことにより、コンストラクターズランキングを5位に押し上げました。今週末の4人のドライバーの好パフォーマンスと、戦略やピットストップなど、チームの素晴らしい働きが、マシンに速さを与え、予選での4台Q3進出、そして今日のレースでの好結果に結び付きました。ここからは1週を挟んで欧州での3連戦に向かいます。タフな戦いが続きますので、十分に準備をして、またいい戦いができればと思います」

    本橋正充(ホンダF1 エイニアエンジニア)
    「ここは最初のセクターは狭い街中を走る入り組んだレイアウトで、その後はエンジン負荷が高い長いストレートがレイアウトされています。PUとしてはパワー、ドライバビリティー、エネルギーマネージメントなど、さまざまな要素をうまくバランスしなければならないとても難しいサーキットです、そのような中でも、なんとかレース中にうまくマネージメントでき、我々としてできる限りのパフォーマンスを出すことができたと思っています。特にエネルギーマネジメントの設定は非常に難解ですが、HRD-SakuraとHRD-UKがここまで積み上げてきた努力と経験により、今日のレースもいい設定で走ることができました。両ファクトリーのエンジニアたちが開発を頑張ってきた成果が出たレースだったと思います。荒れた展開ですので、レースオペレーションを担当するエンジニアとしてはすごく忙しく、かつ疲れるレースになりました。事前にチームと一緒にさまざまなシナリオを想定してきましたし、終始いい走りを見せていたガスリー選手が赤旗などのチャンスを活かし、表彰台を獲得できたことは本当にうれしく思っています。チーム一丸でレースができた結果だとも感じています。角田選手についても、クラッシュはあったものの、昨日の予選からいいパフォーマンスを見せ、今日の難しいレースも走りきった上でポイント獲得と、非常にいい仕事をしてくれました。ここ数戦は苦しいレースもありましたが、色々と頑張って努力しているのも見てきましたし、今週末も初めてのコースで、頑張って習熟しながら、徐々にパフォーマンスを上げていってくれました。5位になったとはいえ、コンストラクターズランキングは非常に拮抗しています。ただ、マシンのポテンシャルは高いので、取りこぼしなくパフォーマンスを出していけば、おのずと結果はついてくると思っています。この後のレースでも、またアルファタウリと一緒に表彰台に上がれるよう、全力を尽くして戦っていきます!」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「バクーが大好きです!レッドブル加入後の初勝利は素晴らしい気分です。チームは大きな仕事を果たしてくれました。この素晴らしい機会を得られたのも、僕にシートを与えてくれた (レッドブル創業者のディートリッヒ・)マテシッツ氏のおかげで、とても感謝しています。マックスは勝利に値する走りをしていましたし、チームで1-2体制を築いていただけに結果としては残念で、思いきり喜ぶことはできません。まるでジェットコースターのようなレース展開で、1周目から全開で走っていましたが、背後にルイス(ハミルトン)がいたので息つく暇もありませんでした。とても激しい戦いでしたが、集中し続けました。今日はすべてが完璧に機能しましたが、最後のリスタートだけは別で、グリップがありませんでした。最後のたった2周でこのレースを落とすわけにはいかないと思い、ターン1へのブレーキングをできる限り遅らせていると、ルイスはロックアップしてランオフエリアへ真っすぐ行ってしまいました。これが、僕らがどれだけ限界で戦っているか、どれほどのスピードでバトルをしているのかを示しています。ルイスには気の毒ですし、こうしたことが起きるのはつらいものですが、僕らはみんなミスと紙一重のところにいるのです。今日はペースも素晴らしく、レースに向けてとてもいいマシンになっていたことを喜びたいと思います。そして、ここからも全力で取り組み、毎週末ベストを尽くしていきます。まだ6戦目で、僕にはまだ伸びしろがありますし、マックスやチームとの関係も最高です。チャンピオンシップ獲得への道のりはまだ長いです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「ものすごいレースウイークでした。FP3でトップになり、予選では4番手、そして今日は表彰台に上がれました。チームのみんなと喜んでいますし、素晴らしい結果です!そして、レース内容も、残り2周でシャルル(ルクレール)との厳しいバトルを経て、激しく戦って手にしたポディウムです。レース全体も激しい展開で、前を行くドライバーについていこうとしましたが、レース中盤からはエンジンに少し問題が出て、ストレートでのパワーを失い始めていたので、終盤にかけては厳しくなると分かっていました。それでも、4番手を確保しており、リスタート後にはストレートでシャルルにパスされると思いましたが、目の前に表彰台は見えていたので、全力を尽くしました。どうしても表彰台が欲しかったのです。僕らが好きな、激しくもフェアな戦いでした。マシンはレースウイークを通じて素晴らしく、感触がとてもよかったので、チーム全員にとって最高の結果になりました。みんなに表彰台という成果で恩返しができてとてもうれしいです。次はフランスに向かいますが、今週末で何が上手くいったのかを分析し、次戦に向けてどうやってそれを活かしていくかを確認する必要があります。僕にとってはホームレースになるので、上手くいってほしいのですが、まずは今日の結果を祝います。もうレッドブルを1本飲みましたが、今夜はもっと飲むことになりそうです!」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今週末、マシンのペースは力強かっただけに、今日の結果には少しフラストレーションを感じます。レースのスタートはよかったと思いますし、赤旗まではとてもいいパフォーマンスができていたと思います。残念ながら、最終ラップにかけて2つポジションを落としてしまいました。違うやり方があったのかは定かではありませんが、さらに前に行くためにはどうすべきかを学ぶべく、今夜はすべてを分析しします。7位という結果で、チームにとって貴重なポイントをもたらせました。ピエールの表彰台を祝福したいです。チームはそれに相応しい仕事をやり遂げ、素晴らしい結果が出せました!」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「レースをリードしながらフィニッシュ直前でリタイアするのは、とてもフラストレーションが溜まります。マシンにおかしなところは全く感じず、突然左リアを失ってかなり激しくウォールにヒットしました。クラッシュするのに適した場所ではなかったですし、正確な原因はまだ分かりませんが、完全な調査が行われるはずです。それまでは、素晴らしい一日でした。マシンは完璧と感じていましたし、悠々とリードを保ち、1-2フィニッシュは確実のように思っていましたが、このF1というスポーツでは、保証されるものは何もありません。当然、今日僕が勝利を逃したことはフラストレーションですが、チェコ(ペレス)のが勝利したことはとてもうれしいです。彼は、チームが望むすべてをやり遂げました。素晴らしいスタートを決めて、僕らは2人ともピット戦略でルイスを抜き去りました。彼はレース中ずっとディフェンスに徹していたと聞いたので、僕が勝てなくても彼が勝ってくれてうれしいです。人間的にも素晴らしく、最高のチームメートです。ポディウムでレッドブルでの初勝利を挙げた彼の笑顔が見られてよかったです。次戦からは通常のコースへと戻り、メルセデスも強さを取り戻してくるはずなので、チャンピオンシップでルイスとの差を広げられなかったのは残念ですが、今後もさまざまなことが起こるはずですし、僕らチームにとってはいい結果だったと思います!」

  • アルファタウリF1代表 「2人のドライバーの頑張りでランキング5位に浮上」

    アルファタウリF1代表 「2人のドライバーの頑張りでランキング5位に浮上」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    大波乱のレースとなったF1アゼルバイジャンGPで、4番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、週末を通して見せていた安定したパフォーマンスを発揮して3位でフィニッシュ。自身3度目となる表彰台を獲得した。

    7番グリッドからスタートした角田裕毅も自己最高位となる7位入賞。ダブル入賞を果たしたことで、アルファタウリ・ホンダF1はコンストラクターズ選手権でアストンマーティンを抜いて5位に浮上した。

    「今回のレースは序盤から本当にセンセーショナルなレースだった。レッドブル・レーシング、ホンダ、そしてペレスを心から祝福したいと思う。素晴らしい勝利だった。残念ながら、おそらくサーキットで一番速く、レースをリードしていたマックスは最後の数分で勝利を逃してしまった。しかし大事なのは、彼はまだチャンピオンシップでリードしているという事だ」とフランツ・トストは語る。

    「チームに関しては、ピエールが4番手という素晴らしいポジション、ユウキが勝利をまだまだ狙える7番手というポジションでスタートした。ドライバーは2人とも素晴らしいスタートを切り、ピエールはパワーユニット(PU)のトラブルに対処しながら長い間4番手を守り抜いてくれたが、ランスとの距離が開いてしまい、それによってピットストップ後にベッテルに追い抜かれてしまった」

    「レース再開後、タイヤをハードからソフトに変え、さらにピエールが3位を目指してルクレールと素晴らしい戦いを繰り広げてくれた。フリー走行 1回目から頑張っていたので、チームもピエールもこの信じられないほど最高な結果を手にするに値すると思う」

    「7番手でスタートしたユウキはアロンソに抜かれて1つ順位を落としただけで、その後も順位を取り戻そうと頑張ってくれていた。赤旗が出た後、ユウキは6番手で再スタートしまたがその後順位を落としてしまった。それにも関わらず、最後は7位を見事獲得してくれたおかげで、チームも今回重要なポイントを獲得でき、現在コンストラクターズチャンピオンシップで5位となった」

    「ピットストップから戦略まで、ドライバーの2人は全てにおいて頑張ってくれたので、この結果は当然のものだと思う。スクーデリア・アルファタウリチーム全体を心から祝福します。次戦のレースも同じパフォーマンスができればと思う」

  • F1:角田裕毅の無線でのエンジニアへの『Shut Up!』に賛否両論

    F1:角田裕毅の無線でのエンジニアへの『Shut Up!』に賛否両論

    F1アゼルバイジャンGPの決勝で角田裕毅が無線で言い放った『Shut Up!』についてredditで激論が交わされている。

    国際映像ではちょうどタイヤ交換前の9周目に流れた無線。エンジニアからの『Push Hard』の無線に対して、角田裕毅は『Shut Up!』と返した。

    日本語では『ウッセー!黙れ!』くらいの失礼な言葉なのだが、レースの世界ではどうなのだろうか?

    他のドライバーは『Copy(了解)』と手短に伝えるシーンが多い。キミ・ライコネンは、同じような指示を受けた際に『LEAVE ME ALONE, I KNOW WHAT I’M DOING”(ほっとてくれ。自分のしていることはわかっている)』の名言を生んでいる。
    角田裕毅の言葉遣いには批判の声も多いが、意外にもredditでは擁護する声が多い。特に長い無線の一部が切り取られていると解釈しているためだ。

    「時速300kmで走っているのに1分間同じことを言われたらキレるよ」

    「F2のエンジニアの声を聞いたことがある? ドライバーに対して馬鹿げてるほど無礼だ。裕毅は慣れればいい」

    角田裕毅自身、汚い言葉はカーリン時代に身に着いたものだと語っている。

    その一方で「F2レベルの無線だ」と批判する声もある。

    無線が原因でチームとの関係がうまくいっていないとの話はないが、日本人F1ドライバーとして公共の電波に乗ることは・・・あまり印象がいいものではないが…気にする必要はないか・・・。

    レッドブルは、角田裕毅を英国からイタリアに転居させている。そこでは英語のレッスンもあるようだ。

    「僕は英語が完璧ではないので英語のレッスンもあります。英語を学ぶ良い機会を持てて良かったと思っています」と角田裕毅は語っている。

  • 角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP レース後インタビュー

    角田裕毅 F1アゼルバイジャンGP レース後インタビュー

    アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、F1アゼルバイジャンGPのレース週末を振り返った。

    F1アゼルバイジャンGPでは予選で自身初のQ3進出を果たし、決勝では自己最高位となる7位でフィニッシュ。これまでの反省を活かして着実に進歩を遂げた週末となった。

    レースウイークを振り返って
    全体的に今までのレースに比べて、準備やレースペース、エンジニアとのコミュニケーション、すべてがステップアップできた週末じゃないかなと思うます。

    キャリア初のサーキット。そしてストリートコース
    先週、イタリアのチームの拠点に移って、毎日チームと準備を重ねて、ペースが今のところなぜ足りないかとか、クルマがどこが足りないかというのを、話し合ったおかげもあり、FP1で少し流れはよくなかったのですが、いいビルドアップができて、予選までにまとめ上げることができ、レースではいいペースを築けたので、今までより全体的にいいレースができたと思います。

    予選ではクラッシュもありましたが、今日は波乱の中での完走。難しさは?
    難しさはそこまでなかったのですが、モナコに比べて、ストリートサーキットでも、そこまでタイトではないので、どちらかというと、タイヤマネージメントという意味ではモナコよりも厳しくて、最後までタイヤを持たせなければならなかったので、そこは少し難しさがありました。さらに、レッドフラッグ後のリスタートで2ポジション落としてしまったので、まだ自分の課題はあると思います。そういった難しさを感じて、新たな反省だなと思います。

    チームメイトのガスリー選手が表彰台。刺激になっている?
    そうですね。ガスリー選手が3位になって、チームの全体的な雰囲気もよくなりましたし、いつもいい刺激をもらっていて、すごくいいライバルだなと思います。今は負けていても、準備を進めて、いずれ勝てるように。正直、悔しいのほうが大きいですね。もちろん、自分が最後数ポジション下げてしまったこともありますが、チームメイトが表彰台を獲って、自分が取れていないというのは悔しい思いがあるので、これを糧にさらにコミニュケーションを深めていきたいなと思います。

    次はフランス、オーストリアと、経験のあるサーキット
    フランス、オーストリアは、モナコ、アゼルバイジャンと比べて、走ったことのあるコースなので、ある程度コースとしては知っていて、もう少し簡単なアプローチができるかなと思います。その分、アゼルバイジャンとモナコに比べてのアドバンテージを活かして、できるだけ準備を重ねて、さらにいい順位で終えられるように頑張りたいなと思います。

    日本のファンの皆さんへ
    いつも日本時間では少し夜が遅いと思いますが、応援していただいて本当にありがとうございます。ソーシャルメディアのメッセージやいろんなコメントで見るので、すごくパワーにつながっていて、いつもレースは凄い長いですけど、その分のエネルギーをもらって最後まで集中できてめげずに頑張れています。本当に皆さんの応援がパワーとなっています。これからも頑張って、今後は自分が表彰台を獲れるように一歩ずつ進んでいくので、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

  • ホンダF1 本橋正充 「HRD-SakuraとHRD-UKが頑張ってきた成果が出た」

    ホンダF1 本橋正充 「HRD-SakuraとHRD-UKが頑張ってきた成果が出た」

    ホンダF1でスクーデリア・アルファタウリのチーフエンジニアを務める本橋正充が、ピエール・ガスリーが3位表彰台、角田裕毅が7位入賞を果たした2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

    大波乱となったレースでは、姉妹チームのレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスが優勝。ホンダF1のパワーユニットのダブル表彰台は、2020年のバーレーンGP以来。異なる2チームが同時に表彰台へ登壇するのは、2019年のブラジルGP以来となる。

    「ここは最初のセクターは狭い街中を走る入り組んだレイアウトで、その後はエンジン負荷が高い長いストレートがレイアウトされています。PUとしてはパワー、ドライバビリティー、エネルギーマネージメントなど、さまざまな要素をうまくバランスしなければならないとても難しいサーキットです」と本橋正充と語る。

    「そのような中でも、なんとかレース中にうまくマネージメントでき、我々としてできる限りのパフォーマンスを出すことができたと思っています。特にエネルギーマネジメントの設定は非常に難解ですが、HRD-SakuraとHRD-UKがここまで積み上げてきた努力と経験により、今日のレースもいい設定で走ることができました。両ファクトリーのエンジニアたちが開発を頑張ってきた成果が出たレースだったと思います」

    「荒れた展開ですので、レースオペレーションを担当するエンジニアとしてはすごく忙しく、かつ疲れるレースになりました。事前にチームと一緒にさまざまなシナリオを想定してきましたし、終始いい走りを見せていたガスリー選手が赤旗などのチャンスを活かし、表彰台を獲得できたことは本当にうれしく思っています。チーム一丸でレースができた結果だとも感じています」

    「角田選手についても、クラッシュはあったものの、昨日の予選からいいパフォーマンスを見せ、今日の難しいレースも走りきった上でポイント獲得と、非常にいい仕事をしてくれました。ここ数戦は苦しいレースもありましたが、色々と頑張って努力しているのも見てきましたし、今週末も初めてのコースで、頑張って習熟しながら、徐々にパフォーマンスを上げていってくれました」

    「5位になったとはいえ、コンストラクターズランキングは非常に拮抗しています。ただ、マシンのポテンシャルは高いので、取りこぼしなくパフォーマンスを出していけば、おのずと結果はついてくると思っています」

    「この後のレースでも、またアルファタウリと一緒に表彰台に上がれるよう、全力を尽くして戦っていきます!」

  • ガスリー、エンジン問題に耐えての3位「どうしても表彰台が欲しかった」

    ガスリー、エンジン問題に耐えての3位「どうしても表彰台が欲しかった」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで、エンジンに問題を抱えながらも見事3位表彰台を獲得した。

    スタートでセルジオ・ペレスに交わされて5番手に後退したピエール・ガスリーは、11周目にピットへ入り、ハードタイヤへ履き替える。

    ランス・ストロール(アストンマーティン)のクラッシュによるセーフティカー明けのリスタートで、ピエール・ガスリーはより新しいタイヤを履いていたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)にパスを許して5番手となる。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のリタイアによる赤旗の後、残り2周からスタンディングスタートでピエール・ガスリーは4番手からスタート。ターン1で、3番手に浮上。しかし、後方のシャルル・ルクレール(フェラーリ)と激しいバトルとなり、ファイナルラップ突入直前のストレートで一度は前に出られるも、スリップストリームに入って再び抜き返し、3位でチェッカーフラッグを受けた。

    「ものすごいレースウイークだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「FP3でトップになり、予選では4番手、そして今日は表彰台に上がれた。チームのみんなと喜んでいるし、素晴らしい結果だ!」

    「そして、レース内容も、残り2周でシャルル(ルクレール)との厳しいバトルを経て、激しく戦って手にしたポディウムだ。レース全体も激しい展開で、前を行くドライバーについていこうとしたけど、レース中盤からはエンジンに少し問題が出て、ストレートでのパワーを失い始めていたので、終盤にかけては厳しくなると分かっていた」

    「それでも、4番手を確保しており、リスタート後にはストレートでシャルルにパスされると思いましたが、目の前に表彰台は見えていたので、全力を尽くした。どうしても表彰台が欲しかった。僕らが好きな、激しくもフェアな戦いだった」

    「マシンはレースウイークを通じて素晴らしく、感触がとてもよかったので、チーム全員にとって最高の結果になった。みんなに表彰台という成果で恩返しができてとてもうれしい」

    「次はフランスに向うけど、今週末で何が上手くいったのかを分析し、次戦に向けてどうやってそれを活かしていくかを確認する必要がある。僕にとってはホームレースになるので、上手くいってほしいえkど、まずは今日の結果を祝いたい。もうレッドブルを1本飲んだけど、今夜はもっと飲むことになりそうだ!」

  • 角田裕毅、F1自己最高順位の7位も「結果には少しフラストレーション」

    角田裕毅、F1自己最高順位の7位も「結果には少しフラストレーション」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの決勝レースで7位入賞を果たすも「結果には少しフラストレーションを感じます」と語った。

    7番グリッドからスタートした角田は裕毅は、スタートで1つポジションを下げるが、すぐさまフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)をオーバーテイクして順位を戻す。そして、ホンダF1パワーユニット勢の中で最初となる9周目にピットインを実施する。

    マックス・フェルスタッペンのクラッシュによる赤旗の間にソフトタイヤを交換。リスタートでのバトルを経て7位でフィニッシュ。自己最高順位を更新した。

    「今週末、マシンのペースは力強かっただけに、今日の結果には少しフラストレーションを感じます」と角田裕毅はコメント。

    「レースのスタートはよかったと思いますし、赤旗まではとてもいいパフォーマンスができていたと思います。残念ながら、最終ラップにかけて2つポジションを落としてしまいました。違うやり方があったのかは定かではありませんが、さらに前に行くためにはどうすべきかを学ぶべく、今夜はすべてを分析しします」

    「7位という結果で、チームにとって貴重なポイントをもたらせました。ピエールの表彰台を祝福したいです。チームはそれに相応しい仕事をやり遂げ、素晴らしい結果が出せました!」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅のQ3のクラッシュも経験の一部」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅のQ3のクラッシュも経験の一部」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPの予選を振り返った。

    F1アゼルバイジャンGPでは、角田裕毅がQ3に初進出したことで、チームとしても初めて2台揃ってQ3に駒を進めた。フリー走行3回目でトップタイムをマークしていたピエール・ガスリーは、3番手のマックス・フェルスタッペンから0.002秒差の4番手。

    角田裕毅は、予選最後のアタックでクラッシュを喫したが8番手タイムをマークし、明日の決勝はこれまでのベストグリッドとなる7番手からスタートする。

    「このトラックはしばしばサプライズがもたらされるが、今日も例外ではなかった。昨日は良いパフォーマンスを見せていたので、FP3でのマシンの変更は微調整にとどめ、FP3で直面するであろう路面温度の上昇を考慮して、その後は涼しい予選に向けての対応をした」

    「FP3では、変更を加えた部分によって改善が見られ、タイトなミッドフィールド争いの上位で戦えるマシンに仕上がっていた。すべてをうまくまとめられれば、2台そろってQ3に進出できるチャンスがあると信じて予選に臨んだ」
    「予選は何度も赤旗が提示されたりラップが中断されたりと非常に忙しく激しいセッションとなり、計画を変更せざるを得なかったが、特にQ1ではチームもドライバーもうまく対応してくれた」

    「Q2ではユウキが素晴らしいラップを披露して、今シーズン初めて両ドライバーが共にQ3に進出した。2人とも今日は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし、4番手のピエールは3番手のマックスにわずか0,002秒差だった」

    「ユウキは1回目のラップで8番手につけていたが、2回目に少し無理をしたためロックしてしまい、その影響でフロントサスペンションにダメージを受けてしまった。しかし、これも経験の一部であり、今週末の他の期間は集中して順調にペースを作り、非常に良いパフォーマンスを見せてくれていた。今夜は彼のマシンにやるべきことがある。レースに向けて両ドライバーの準備を進め、2台のマシンが共にポイントを獲得できるようにしたいと思う」

  • ピエール・ガスリー、4番グリッド獲得 「僕たちにとって素晴らしい一日」

    ピエール・ガスリー、4番グリッド獲得 「僕たちにとって素晴らしい一日」

    ピエール・ガスリーは、間違いなくF1アゼルバイジャンGPの予選のスターの一人だった。FP3でトップタイムをマークしたガスリーは4番グリッドを獲得。ビッグポイントに変える“強力な立場”にいると語る。

    フリー走行3回目にレッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスを0.344秒上回ったタイムシートのトップに立ったピエール・ガスリーは、予選でもそのペースを発揮。Q3の一回目のアタックで4番手タイムを記録するメガラップを披露。3番手のマックス・フェルスタッペンにも0.002秒差だった。

    「僕たちにとって素晴らしい一日だったと言わざるを得ない。FP3で1位になり、セッションを首位に立った後、予選に入り、フェラーリ、メルセデス、レッドブルとポールポジションを争うなんて、僕たちにとってあまり起こったことのないことだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「パフォーマンスにはとても満足しているし、1列目からわずか0.1秒差の4番手だ。マックスに悪気はないけど、トップ3に入れたら素晴らしかっただろう。でも、仕方ないことだ」

    「最終的にそれでもとても強力なラップだったし、明日にむけて強力なポジションに立つことができたと思う」

    前戦F1モナコGPでルイス・ハミルトンを破って6位入賞を果たしたピエール・ガスリーは、バクーでのアルファタウリAT02のペースに“非常に興奮”して予選に入ったと明かす。

    「感触はいい。コースに出て、自分のことをするだけでいいし、僕たちにはとても競争力があるので、予選に臨むことにとても興奮していた。トップの座を争うパフォーマンスを持っているとわかっているときは、気持ちが素晴らしい気分になるものだ」

    「僕たちはフェラーリ、レッドブル、メルセデスよりも前でフィニッシュしたし、チームとしての良い仕事をしていることを示していると思う。全員が本当に満足できると思う」

    チームメイトの角田裕毅は、Q3に初進出したが、最終アタックの目前にクラッシュ。この赤旗でセッションが終わったことにより、ピエール・ガスリーは4位をキープできたところもある。

    そして、ピエール・ガスリーは、厳しいレースが続いていた角田裕毅がバクーで行った仕事を称えた。

    「彼は非常によくやったと思う。特にセッションごとにペースを上げていた。彼はとても力強い走りをしていたと思う」とピエール・ガスリーは語った。

    「このトラックはとても難しいし、多くの人がミスをしたり、クラッシュしたり、ウオールに触れたり、真っ直ぐ突っ切ったりするのを目にした。プラクティスでは僕でさえもね」

    「とにかく限界をプッシュするものだ。非常に高速で、ダウンフォースが低いため、ミスを犯しやすい。結局のところ、彼は自分のやったことに満足すべきだと思うし、初めてのQ3はいつだっていいものだ」