カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • アルファタウリ・ホンダF1代表 「タイヤ故障の元凶はタイヤウォーマー」

    アルファタウリ・ホンダF1代表 「タイヤ故障の元凶はタイヤウォーマー」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、議論の的となっているピレリのF1タイヤの故障の元凶はタイヤウォーマーにあり、禁止にするべきだと主張する。

    F1アゼルバイジャンGPのランス・ストロールとマックス・フェルスタッペンのタイヤ故障を巡っての議論について、ピレリはF1チームが走行時に推奨するよりも低いタイヤ空気圧で走行していることを示唆。擁護の批判が入りまぎった議論となっている。

    だが、F1パドックではタイヤの温度を調節するタイヤウォーマーが原因であるという声もある。アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストもその一人だ。

    「3年前に禁止すべきだと言った。しかし、他の多くのチームは、特別なトリックで有利になると誰もが思っていたので反対した」とフランツ・トストは Auto motor und sport に説明した。

    したがって、フランツ・トストは、タイヤウォーマーが問題の原因であるとして責任をFIA(国際自動車連盟)に向けた。

    「問題は実際には自作であることだ。タイヤウォーマーに反対するのにはいくつかの理由がある。まずは技術、次に耐久性だ」とフランツ・トストは語る。
    タイヤが冷えすぎないように、タイヤウォーマーは継続的にオンになっている

    「一晩で接続されているタイヤウォーマーの数を確認する必要がある」とフランツ・トストは続ける。

    「第3にコストだ。2022年にタイヤウォーマーに関する契約を結んだが、375,000ユーロ(約4900万円)になった」

    フランツ・トストによれば、タイヤの問題が本当にタイヤウォーマーにまでさかのぼることができるのであれば、FIAにはそれらを廃止する理由がたくさんあると結論付けた。

  • ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP 金曜フリー走行レポート

    ポールリカール・サーキットで開幕したF1フランスGPの初日は、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンがFP2でトップタイムをマーク。しかし、各マシンのタイムは非常に僅差で、激しい戦いを予感させる結果となった。

    なお、今回のレースから、レッドブル・レーシング・ホンダの2台とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーのマシンに2基目のPUを投入している。第2戦のクラッシュ時に2基目を投入しているスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅については、これまでのPUを継続して使用している。

    快晴で高気温という南仏らしい天候でスタートしたFP1は、序盤からコースオフするマシンが続出。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの角田裕毅も、アタックラップへと向かう直前の最終コーナーで、タイヤが冷えていたためにスピンを喫したが、マシンにダメージはなく、すぐにプラン通りの走行を行うことができた。

    このFP1で、レッドブル・レーシング・ホンダは、フェルスタッペンが3番手、ペレスが4番手と好調なスタート。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダもガスリーが8番手につけ、そこから約0.1秒差の10番手に角田裕毅が入り、ホンダF1パワーユニット勢は全車がトップ10入りして最初のセッションを終えた。

    FP2では、フェルスタッペンがコーナー出口の縁石によってパーツを破損する場面があったものの、それでリズムを崩すことなくトップタイムをマーク。ペレスはソフトタイヤを履いたアタックラップで、スロー走行していたマシンに引っかかり、12番手に終わった。

    中団勢もタイム差が近く、6~8番手はわずか0.013秒差となったが、ガスリーはFP1からさらに順位を上げて7番手に。角田裕毅は13番手だったものの、6番手とのタイム差は約0.25秒。明日の予選も非常に僅差の戦いとなる可能性が高く、最大限のパフォーマンスを発揮できるように、収集したデータを分析して準備をしていく。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「5月のスペインGP以来となるパーマネントサーキット、ポールリカールでのフランスGP初日が終了しました。今日は快晴となり、外気温、路面温度ともに比較的高い状況下でセッションが行われました。今回のレースでは、レッドブル・レーシング・ホンダのフェルスタッペン選手、ペレス選手とスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリー選手のマシンに新たなPUを投入しています。両チームともに大きな問題の発生はなく、基本的なプログラムを消化して新PUの機能確認を含めて多くのデータ収集ができました。今回もライバルとは非常に僅差となりそうです。僅差では、ほんの小さなパフォーマンスの差が結果に大きく影響しますので、チームと一緒に細部に至るまでデータを確認し、最適化を進めていきます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「いい形で一日を終えることができましたし、セッションを通してかなり改善できました。FP1からFP2の序盤にかけてはあまり満足できませんでしたが、FP2で2セット目のタイヤでは感触がとてもよくなり、マシンとのつながりを感じられました。ここはコースが開けた場所にあり、風も強いのでラップをまとめるのは簡単ではなく、いまだ苦戦しています。風は突然吹いてくるので、1周は問題ないと感じても、次のラップでは風が強くなり、中速コーナーでのスピードの判断が難しいですが、みんな状況は同じだと思います。明日僕らがどの位置にいるかを明言するのは難しいですし、今夜みんながどんな対応をするのかも分かりませんが、ロングランの手ごたえは悪くありません。明日は非常に僅差の戦いになると予想しているので、簡単にはいかないはずです」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日はトラフィックでいい走りができなかったので、タイムシート上は実際の実力よりも低い結果となってしまいました。僕はこの位置で終わりましたが、マックスはいいポジションで一日を終えています。僕らはセッション中にいくつか変更を行ったので、今夜は何が機能したのかを確認して、明日は混戦の中に入れるようにペースを向上させられればと思います。バクーとは大きく異なるコースですが、いい勢いは続いていますし、マシンの理解も進んでいるので、今日の内容からも多くのポジティブな要素を得られています」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日は上々の一日でしたが、風によってマシンのドライブが難しくなり、厳しい状況でもありました。両セッションでトップ10入りし、パフォーマンス面はいいと思いますが、過去2戦よりは難しくなっています。今日はマシンバランスの調整に取り組んだので、今夜すべてのデータを分析して、明日はもっと自信を持ってコースへ出られるようにセットアップを改善しなければなりません。ここではホームのファンの前でレースをするので、予選では再びQ3進出を狙います。グランドスタンドにたくさんのフランス国旗が見えるのは素晴らしい気分で、今週末は応援してくれる皆さんのためにもいい戦いをしたいです。日曜はみんなが喜んでくれる結果を出せればと思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「今日はいい一日でした。ポールリカールでの走行経験があるので、ここフランスでのアプローチは、過去数戦よりも少し楽になりました。FP1ではスピンしてしまいましたが、今日の2セッションを通じて進歩を果たせたと思います。FP2ではセットアップについてやや苦戦しましたが、うまく適応できて、一日の終わりにはマシンの挙動に満足することができました。間違いなくマシンに対する自信を取り戻せていますし、バクーでの結果もその一助になっています。予選に向けて、やるべきことははまだ多いですし、非常に僅差となっているので、混戦になると思いますが、速さは確実にあると思います」

  • 角田裕毅 「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せている」

    角田裕毅 「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せている」

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、2021年 F1世界選手権 第7戦 フランスGPの金曜フリー走行を13番手タイムで終えた。

    FP1は、序盤からコースオフするマシンが続出。角田裕毅も、アタックラップへと向かう直前の最終コーナーで、タイヤが冷えていたためにスピンを喫したが、マシンにダメージはなく、すぐにプラン通りの走行を行うことができた。

    FP2も中団勢もタイム差が近く、6~8番手はわずか0.013秒差。角田裕毅は13番手だったものの、6番手とのタイム差は約0.25秒だった。

    「今日はいい一日でした。ポールリカールでの走行経験があるので、ここフランスでのアプローチは、過去数戦よりも少し楽になりました」」と角田裕毅はコメント。

    「FP1ではスピンしてしまいましたが、今日の2セッションを通じて進歩を果たせたと思います。FP2ではセットアップについてやや苦戦しましたが、うまく適応できて、一日の終わりにはマシンの挙動に満足することができました」

    「間違いなくマシンに対する自信を取り戻せていますし、バクーでの結果もその一助になっています。予選に向けて、やるべきことははまだ多いですし、非常に僅差となっているので、混戦になると思いますが、速さは確実にあると思います」

    2021年 F1フランスGP FP2 結果・タイム
    1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分32秒872
    2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分32秒880
    3.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分33秒125
    4.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ) – 1分33秒340
    5.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分33秒550
    6.エステバン・オコン(アルピーヌ) – 1分33秒685
    7.ピエール・ガスリー(アルファタウリ) – 1分33秒696
    8.カルロス・サインツ(フェラーリ) – 1分33秒698
    9.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分33秒786
    10.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分33秒822
    11.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分33秒831
    12.セルジオ・ペレス(レッドブル) – 1分33秒921
    13.角田裕毅(アルファタウリ) – 1分33秒955
    14.ダニエル・リカルド(マクラーレン) – 1分34秒079
    15.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン) – 1分34秒447
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分34秒632
    17.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) – 1分35秒266
    18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分35秒331
    19.ミック・シューマッハ(ハース) – 1分35秒512
    20.ニキータ・マゼピン(ハース) – 1分35秒551

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行
    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行

    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行
    角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ) 2021年 F1フランスGP フリー走行

  • ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第7戦 F1フランスGP プレビュー

    ポールリカール・サーキットで行われる第7戦フランスGPは、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーにとってはホームGPとなる。

    2020年はコロナ禍の影響で開催がなく、2年前の2019年はマックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが10位と苦戦。しかし、今季はここまでモナコ、アゼルバイジャンと連勝して迎えるだけに、1991年以来の3連勝を目指して全力で臨む。

    ホンダF1として、フランスGPで最後の勝利は、同じくポールリカールで開催された1989年のアラン・プロスト。表彰台は、マニ・クールが開催地となった1991年のアイルトン・セナ以来となる。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「アゼルバイジャン・バクーでのレースを終え、今週からは欧州での3連戦が始まります。その初戦は、フランスのポールリカールで開催されます。今回の舞台となるポールリカール・サーキットは、南仏の風光明媚な海岸線から少し内陸に入った丘陵地帯に位置するサーキットです。4本のストレートが、低・中・高速コーナーでつながれている、とてもテクニカルなレイアウトですので、マシンにはストレートでのスピードと速度域の異なるコーナリングでの性能の両方が求められる難しいサーキットです。今回は、レッドブル・レーシング・ホンダにとってはチャンピオンシップをリードして迎えるレース、そしてスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとってはガスリー選手の母国GPとして、ともに大切な一戦になります。また、この3連戦はフランスを皮切りに始まり、その後、オーストリアでの2連戦が控えています。こちらもレッドブルにとってはホームレースとなるため、我々にとっては3戦すべてが非常に大事な戦いになります。どのレースも、ここまでの戦いと同様に僅差の争いになると思いますが、いい結果を残せるよう、チームとともに十分な準備をして臨みます」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「もちろん、バクーでは勝ちたいと思っていましたし、僕らが勝利に向けて進んでいたことは明らかですが、こうしたことが起きるのがレースです。自分たちの手の内でない部分のことなので、僕らは継続して前進していくのみです。まだチャンピオンシップをリードしていますし、リードを広げたかったという思いは当然ありますが、しょうがないことです。2台のマシンがチャンピオンシップでトップを争うことができて、ポイントを獲得できるというのは素晴らしいことです。それがどういう効果をもたらすかは、バクーがいい例になったと思います。チェコ(ペレス)がコンストラクターズチャンピオンシップでメルセデスに対するリードを拡大してくれたのはよかったですし、彼自身もドライバーズチャンピオンシップで3位につけています。(ポイントリーダーでフランスGPを迎えるのは)いい気分ですが、メルセデスがこうした“通常の”サーキットでは再び強力になるはずだと思っているので、プッシュし続けなければいけないですし、まだ決して十分ではないので最後の最後まで進化し続ける必要があります。シーズンここまで、僕らにとっては上々の展開ですが、まだ多くのレースが残っていることを忘れてはいけません。ここまでのレース結果と、チャンピオンシップをリードできていることには満足していますが、大事なのはアブダビの時点でもリードできているかということです。ポールリカールは高速サーキットです。ラップの終盤にかけて高速コーナーが連続して、タイヤデグラデーションにもかなり気をつけなければなりません。ランオフエリアが広く、スペースがたくさんあるので、普段あまり見ない光景ですが、過去2戦のストリートサーキットとは全く異なります。またここに行くのが楽しみですし、表彰台の頂点に立てればと思います」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「レッドブル・レーシング・ホンダでの初勝利は、心から誇りに感じています。1月の初めから取り組んできた多くの努力による勝利で、ハードワークは必ず報われることを示せました。チャンピオンシップを争えるマシンが2台揃っていることが分かったことも、チーム全体を大きく勢い付けますし、僕ら全員が本当に勝ちたいと思っています。(赤旗中断からスタンディングスタートでの再開となり)たった2周ですべてを失うかもしれないと思っていましたし、ポールポジションで追われる立場のレースとなっていました。だから、完璧なスタートを決めようと思っていました。さまざまな理由からうまくいきましたが、僕らのスタートがうまく決まっても、ルイス(ハミルトン/メルセデス)のブレーキに問題が起きるなんて誰も予想がつかないことなので、運がよかったと思いますし、最終的にはすべてがうまく機能しました。レース後にステファノ(・ドメニカリ/F1 CEO)に『まるでショーみたいだね!』と話しましたが、彼も『ファンにとっては素晴らしかったね』と言っていました。僕らはとてもいいチームだと思います!マックス(フェルスタッペン)は最高の走りをしていて、勝利にふさわしく、レースウイークを通じて完璧でした。ただ運がついてこなかっただけです。アレックス(アルボン)は、エンジニアとともにシミュレーターで大きな貢献をしてくれました。移籍してきたとき、彼がこんなにオープンに接してくれるとは思っていませんでしたが、マシンの挙動を詳しく説明してくれて、初日から彼がそばにいてくれてとてもよかったです。本当に感謝していますし、彼がチームと多くの仕事に取り組んでくれてありがたいと思っています。まだ6戦を終えただけですし、これまでも言ってきたように、いまどの位置にいるのかではなく、最終戦のアブダビをどの位置で終えるかが重要ですから、コツコツと取り組み続けて、マシンのポテンシャルを最大に引き出していかなければなりません。長年F1の世界にいるので、いろいろなことが起こるのは分かっています。足元をしっかりと見て、過去は振り返らずに前を向き続けていくべきです」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バクーでの表彰台はいい成果となりました。レースウイークを通じて調子はとてもよく、フリー走行ではすべてがうまくいき、マシンはとても快適で、確かなポテンシャルがありました。土曜にはさらにマシンを改善でき、FP3でトップに立てたのも印象的ですし、予選ではトップからわずかな差で、初めてポールポジション争いのチャンスがありました。4番グリッドからいい結果を出せると思っていましたが、レースは厳しく、特に第2スティントでは少しパワーを落とさざるを得ない状況でした。チームワークによって、問題が起きても正しい判断をできましたし、予選、レース戦略、ピットストップもうまくいきました。ユウキ(角田裕毅)も、簡単ではないこのコースで土曜からペースがよく、チームとして好調なレースウイークだったと言えます。今季の序盤は、予選がよくてもレースでうまくいかないことがありましたが、ここ2戦はミスなく素晴らしい仕事ができています。これが僕らに必要だったことで、それが3位表彰台という形で報われて最高です。そして表彰台獲得後という、とてもいいタイミングで、ここでポールリカールでのホームレースを迎えられます。フランスのみんながとてもエキサイトするはずですし、この先のシーズンについて、みんな熱くて大きな期待を寄せてくれています。ここまで発揮してきたパフォーマンスレベルがあるので、これからのレースでどんな結果が出せるのか楽しみですし、今週末もこれまでと同じアプローチで取り組んでいきます。正直なところ、過去にポールリカールではいい結果が出せていません。F1で初のフランスGPでは、オープニングラップでオコン(エステバン/現アルピーヌ)と接触してリタイアを余儀なくされましたし、2019年もいいレースウイークとは言えず10位に終わりました。ただ、バクーも今年までは好結果が出せていなかったので、この傾向が続いて今週末も変化が起こせればと思います。サーキットは、過去2戦とは異なり、ランオフエリアがとても多く、リスクは高くありませんが、最終セクターにある左から切り返して進入する長い右コーナー “ボーセ”のような、他にはないようなコーナーがあり、難易度は高くテクニカルなコースです。マシンについては、まずはこの独特のレイアウトに合わせた最適なセットアップに取り組むことから始めていきます。主催者は、1日1万5000人の観客を入れると聞いていますが、僕のホームレースにはファンの皆さんにいてほしいと思っていたので、とてもうれしいです。みんなとレースウイークの感動を分かち合えるのはいいことですし、昨年モンツァで優勝できたので、僕がグランプリウイナーとしてホームの観衆の前でレースをするのは初めてのことになります。とても特別なレースになりますし、待ちきれない気分です。バクーでの表彰台で注目も集まっているので、メディア対応もたくさんありました。レースウイーク前に燃え尽きてしまいたくはないので、できるだけうまくこなしていきたいと思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「バクーまでは苦戦が続いていたので、結果を出せていい気分でした。それまでのレースと比べて、普段以上にいい準備ができていましたし、FP1の時点で準備が整っていると感じていました。バクーの前の週にイタリアへと引っ越して、ファクトリーで過ごす時間を多く取れたので、レースウイークでのアプローチを学ぶとともに、マシンが抱えていたその時点での課題を確認できました。レースウイークへのアプローチを少し変えて、(チームとの)会話も増やすことができて、うまくいきました。予選では初めてQ3進出を果たし、レースに向けたアプローチについて、自分なりの新たなスタンダードを確立できたと思います。結果についても上々で満足はしていますが、リスタート後に順位を落としたことは残念でした。アゼルバイジャンの後はイタリアに戻っていました。気候も食べ物もよくて、ファクトリーで過ごしてエンジニアと話す時間も多く取れました。シミュレーターセッションのためにはUKへ移動しなければなりませんが、イタリアへの引っ越しは正しい判断でしたし、とてもポジティブです。僕はF3時代にポールリカールで2回のレース経験があり、ポルトガル、モナコ、バクーといった全く経験のないサーキットとは状況が異なるのはポジティブな要素になります。F1マシンではまた違うはずですし、一周の中でもセクター3がカギになり、タイヤのデグラデーションも重要なファクターです。コースはフラットですし、過去2戦と違って、ウォールもありません。とても広いランオフエリアがあるので、限界を探っていく中で、そこまで注意深くなる必要がなくなります。セットアップの面では、低速の90度コーナーがないので、僕らのマシンが好調だったアゼルバイジャンとはかなり異なると思います。すべての面で、全く異なるコースです。楽しみにしていますし、またポイント獲得ができればと思っています」

  • ピエール・ガスリー 「将来について話すののまだ時期尚早」

    ピエール・ガスリー 「将来について話すののまだ時期尚早」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、自身の将来がすぐに解決されるとは思っていないと語る。

    レッドブル・レーシングから降格させられた後、ピエール・ガスリーはアルファタウリ・ホンダF1で安定して優れた結果を残しているが、レッドブルF1の上層部には再びガスリーを昇格させる気はなく、アルピーヌF1への移籍が噂された。

    だが、ピエール・ガスリーと交代でアルピーヌF1を追われると考えられていたエステバン・オコンは、チームとの契約を2024年まで延長。フェルナンド・アロンソも2022年末まで契約を結んでおり、ガスリーがアルピーヌF1に移籍する扉は閉ざされた。

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーはアルファタウリの“理想的なアンバサダー”だと語り、レッドブル・レーシング昇格ではなく、アルファタウリで継続していることを示唆していた。

    しかし、ピエール・ガスリーはそれらの議論はまだ行われておらず、最終的にはレッドブルが彼の運命を決定することになると語った。

    「僕の将来について話すのはまだかなり時期尚早と思う」とピエール・ガスリーはF1フランスGPに先立つFIAドライバー記者会見で記者団に語った。

    「僕サイドでは、物事はレッドブルの手に委ねられている。結局のところ、僕たちが一緒に続けるか、アルファタウリと続けるか、レッドブルと続けるか、もしくは他のオプションを選ぶかは、彼ら次第だ」

    「これは、現時点ではまだ実際に話し合っていないことだ。今後数週間から数か月のうちに、僕たちが何をしたいと思ったいるかを理解できると思う」

    アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストも、ピエール・ガスリーの続投を強く望んでいる。F1アゼルバイジャンGPでの表彰台の後、トストはガスリーを現在のF1グリッドにいる“絶対的なトップドライバーのひとり”と評している。

    レッドブル・レーシング自身も、セルジオ・ペレスがF1アゼルバイジャンGPで勝利した後、2022年もマックス・フェルスタッペンとパートナーを組むことを急いで決定するつもりはないと述べている。

  • ピエール・ガスリー 「僕の実力を疑う人々が間違っていることを証明したい」

    ピエール・ガスリー 「僕の実力を疑う人々が間違っていることを証明したい」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、自分の夢を“壊そう”とする人々がすべて間違っていることを証明したいという気持ちがモチベーションになっていると語る。

    2018年にトロロッソ(現在のアルファタウリ)でF1キャリアの力強いスタートを切ったピエール・ガスリーは、翌年レッドブル・レーシングに昇格を果たしたが、プレシーズンテストでのクラッシュから調子を落とし、その実力を疑問視する人々の厳しい目に晒された。

    マックス・フェルスタッペンのパフォーマンスレベルに近づくことができなかったピエール・ガスリーは、わずか12戦で元のトロロッソに戻された。

    だが、それ以来、着実にパフォーマンスを立て直したピエール・ガスリーは、2020年のF1イタリアGPでの優勝を含めた3回の表彰台を獲得し、グリッドで最高のドライバーのひとりとして評価され続けている。

    それでも、レッドブルはピエール・ガスリーにもう一度トップチームで戦うチャンスを与えることに興味を示さず、時には彼の業績を軽視してきた。

    自分の実力を疑う人々についてどう感じているかと質問されたピエール・ガスリーは、それは成功のための追加のインセンティブを与えるだけだと語る。

    自分がタイトルを獲得するチャンスがないと言われたらF1を辞めるかと質問されたピエール・ガスリーは「何度も何度もそういうことが起こったと思うし、僕はここで彼らが間違っていることを証明している」と答えた。

    「当然ながら、F1への道のりで、自分をサポートしている人と、明らかにサポートしていない人がいたし、夢を壊したり止めたりしようとする人もいる。それも旅の一部だ」

    「でも、ある意味で、僕は常にそういったネガティブ的な考えをポジティブなエネルギーに変えてきたし、もっと良い結果を達成して、自分自身に取り組み、いつの日かそういった人に証明するためのモチベーションと決意をさらに高めきた。物事がうまくいくこと、それが可能ということをね」

    「間違いなくそれはモチベーションの源でもある。僕たちはここで世界で最高の仕事をしているわけだし、僕たちがやっていることをやり続けていくのは間違いない」

    ピエール・ガスリーは今シーズンも素晴らしいフォームを続けており、F1アゼルバイジャンGPでは、シャルル・ルクレールとのスリル満点の終了間際のバトルを制して3位でフィニッシュした。

    実際、ピエール・ガスリーは今年の開幕戦レースを除くすべてのレースでポイントを獲得しているが、それでも序盤戦にもっと良い結果を出せた可能性があると感じている。

    とは言え、、物事が最近どのように進んできるかに満足しているとピエール・ガスリーは語る。

    「今年の初めには、いくつか良い土曜日があったけど、日曜日がいつもうまくいくとは限らなかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「でも、最後の2つのレースでは、間違いなく素晴らしい仕事をした。それはまさに僕たちが必要としていたものであり、3位表彰台を獲得できたのは素晴らしいことだ。これからポールリカールでホームレースが行われるし、ちょうどいいタイミングできた」

    「残りのシーズンにむけて多くの熱意と強い期待がある。僕たちが実証したパフォーマンスレベルは、今後のレースで自分たちが何を生み出せるかを見たいと思わせている」

  • ホンダF1、PUのブランディングを『Honda e:TECHNOLOGY』に変更

    ホンダF1、PUのブランディングを『Honda e:TECHNOLOGY』に変更

    ホンダF1は、2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPより、パワーユニットに『Honda e:TECHNOLOGY』のブランディングを冠して参戦する。

    ホンダF1は、今季もRed Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ)、Scuderia AlphaTauri Honda(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)に、ハイブリッドパワーユニットを供給しており、両チームのマシン計4台が『Honda e:TECHNOLOGY』のロゴマークをまとって、走り出す。

    Honda e:TECHNOLOGY は、ホンダ独自の高効率電動化技術の総称で、未来のカーボンニュートラル社会の実現を目指して、二輪車、四輪車、パワープロダクツを問わず幅広いモビリティーに適用されていく。この電動化技術は、モータースポーツの最高峰であるF1ハイブリッドパワーユニットのMGU-H/MGU-Kなどにも搭載され、我々の頂点へ向けたチャレンジを支えている。

    Honda e:TECHNOLOGY

  • アルボン、F1デビュー時のトスト代表からのアドバイスを胸に刻む

    アルボン、F1デビュー時のトスト代表からのアドバイスを胸に刻む

    アレクサンダー・アルボンは、最初にF1グリッドに加わったときにアルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストから受けた最高のアドバイスを胸に刻んでいると語る。

    アレクサンダー・アルボンは、2019年にダニール・クビアトのチームメイトとして当時トロロッソとして知られていたチームのドライバーに抜擢されてF1の世界に足を踏み入れた。

    フランツ・トストは、2006年からチーム代表を務めており、若手ドライバーとの仕事、指導に豊富な経験を持っている。アレクサンダー・アルボンは、F1で受けるであろう批判に対する対応についてこれまででアドバイスのアドバイスをトスト代表から受けたと語る。

    「最高のアドバイスは、僕がF1に移ったとき、アルファタウリチームのプリンシパルであるフランツ・トストが『気にするな(Give a fuck)』と言ってくれたことだ」とアレクサンダー・アルボンは squaremile.com とのインタビューで語った。

    「F1では周りにたくさんの話がある。それが止まることはない。若いドライバーにといっては気づかないことだけど、すぐにそれを経験して、気にしないことを学ぶ必要がある」

    フランツ・トストの警告は真実であることが証明された。ピエール・ガスリーに代わってわずか12レースでレッドブル・レーシングに昇進した後、アレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンのパフォーマンスに匹敵することができず、期待された結果を出すことに苦労した。

    それは2020年のキャンペーン全体に当てはまり、彼のパフォーマンスはシーズン全体を通して広く批判され、最終的にシートを失った。

    しかし、アレクサンダー・アルボンは、キャリア初日に困難な時期を過ごしたが、やめることは決して選択肢ではなかったと語る。

    「私はやめようとはしなかった。そういう選択肢もあったけどね」とアレクサンダー・アルボンは語った。

    「2012年はパフォーマンス面で酷い年で、その年の終わりにレッドブルのプログラムから脱落し、再開するためのお金がまったくなかった。でも、適切な人を見つけて、翌年の予算をまとめ、続けることができた」

    「そして、2017年の終わりから2018年にかけては実際にレースができなそうに見えた。シーズンが始まる前の1月から2月まで毎日チームと話していて、なんとか良いチームのシートを確保することができた」

    「翌年、僕はF1にいた。キャリアが終わるかどうかのギリギリだった」

  • 角田裕毅 「イタリア移住の影響はポジティブ。正しい判断だったと思う」

    角田裕毅 「イタリア移住の影響はポジティブ。正しい判断だったと思う」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPへの意気込みを語った。

    開幕戦F1バーレーンGP以来、ノーポイントが続いていた角田裕毅だが、前戦F1アゼルバイジャンGPでは予選Q3初進出を果たすと、決勝でもベストリザルト更新となる7位入賞。グランプリ前にイタリアに移住したことが好影響を与えていると語った。

    「アゼルバイジャンGP前は少し苦しいレースが続いていたので、結果が出せて良かったです」と角田裕毅はコメント。

    「それまでのレースと比較すると、かなり良い準備ができていましたし、FP1から整っていました。アゼルバイジャンGP前にイタリアへ引っ越したので、ファクトリーで多くの時間を過ごしていました。レースウィークエンドへのアプローチを学びながら、マシンが抱えていた問題を見直した結果、アゼルバイジャンGPは少し違うアプローチで臨み、それまでよりもコミュニケーションを取るようにしたのですが、これが上手くいきました」

    「予選ではQ3に初めて進出できましたし、決勝へ向けた新しいベースラインを確立できたと思います。決勝の結果はまずまずですね。リスタート後に順位を落としてしまいましたが、個人的にはかなりハッピーです」

    「アゼルバイジャンGP後はイタリアへ戻っています。気候と食事は素晴らしいですし、ファクトリーでエンジニアたちと会話する時間も増えました。イタリア移住は正しい判断だったと思います。シミュレーターセッションのために英国へ移動しなければならなくなりましたが、移住は自分にポジティブな影響を与えています」

    「次戦についてですが、ポール・リカール・サーキットはF3時代に2回走った経験があります。ポルトガルGP、モナコGP、アゼルバイジャンGPはどれも初めてでしたので、状況は完全に異なることになりますが、この違いはポジティブに作用するはずです」

    「F1マシンで走るポール・リカール・サーキットは別物になるはずですし、第3セクターがラップタイムのカギを握るでしょう。タイヤのデグラデーションも重要な要素になる可能性があります。かなりフラットなサーキットで、過去2戦とは異なりウォールはありません。ランオフエリアがかなり広く取られているので、限界まで突っ込んでもそこまで注意する必要はありませんね」

    「セットアップも、フランスGPは低速右コーナーがひとつもないので、上手く機能していたアゼルバイジャンGPからは大きく異なるでしょう。あらゆる意味で完全に異なるサーキットですが、楽しみにしていますし、またポイントを持ち帰りたいと思っています」

  • 【腹筋崩壊】 角田裕毅&ピエール・ガスリーの爆笑トーク

    【腹筋崩壊】 角田裕毅&ピエール・ガスリーの爆笑トーク

    アルファタウリ・ホンダF1が日本のファンに向けたピエール・ガスリーと角田裕毅による特別コンテンツ。

    日本とフランス…お互いの国の文化や考えについての理解が深まるよう、スクーデリア・アルファタウリを背負うドライバーコンビにいくつかの質問を用意。

    それぞれが相手に質問を投げかけていくが、思いもよらぬ答えが飛び出し、なぜか爆笑連発トークに!?

    トップドライバー2人が繰り広げるトークが爆笑必至!?(笑)