カテゴリー: スクーデリア・アルファタウリ

  • 角田裕毅、Q1敗退「ウエットの経験が多くなく、速さが足りなかった」

    角田裕毅、Q1敗退「ウエットの経験が多くなく、速さが足りなかった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ベルギーGPの予選でQ1敗退を喫して17番手で終えた。

    終日ウエットコンディションとなったこの日、スパ・フランコルシャンで初めての予選を迎えた角田裕毅は17番手に留まり、明日のレースでは他車のペナルティーにより16番グリッドからスタートする。ウェットでの経験不足を敗因のひとつに挙げた。

    「レースウイークが進む中で徐々にペースを上げてマシンに対する自信を深めていこうと取り組んできました。それは上手くいったと思いますし、フリー走行の各セッションを通じてペースを組み立てていきました」

    「しかし、特にF1マシンでウエットの経験がまだ多くないので、今日の予選のコンディションは簡単ではありませんでした。マシンのペースは明らかにいいので、Q2に進めなかったことは残念ですが、僕には速さが足りませんでした」

    「明日のレースでは追い上げができるように、複雑なコンディションになればと思っています」

  • ホンダF1:2021年 第12戦 F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダF1:2021年 第12戦 F1ベルギーGP 金曜フリー走行レポート

    後半戦のスタートとなるF1ベルギーGPがスパ・フランコルシャンで開幕。初日は各車とも順調に走行を重ね、FP2では、マックス・フェルスタッペンが終盤にクラッシュを喫したものの、トップタイムでセッションを終えた。

    サマーブレイク明け最初のセッションとなったFP1は、ウエットからドライへと切り替わる難しいコンディションとなり、序盤はインターミディエイトタイヤでの走行となった。

    徐々に路面が乾き、スリックタイヤでの走行が可能となると、フェルスタッペンがトップタイムをマーク。終盤では各車がソフトタイヤで走行し、最終的にフェルスタッペンはセッションを2番手で終える。ピエール・ガスリーが好調な走りで3番手に続き、セルジオ・ペレスは5番手に。スパでのF1マシン初走行となった角田裕毅は、スピンを喫する場面があったものの、15番手につけた。

    FP2も路面がやや濡れた状態で開始したものの、すぐに路面が乾き、多くのチームがスリックタイヤでの走行が可能になったタイミングでコースイン。ここでもフェルスタッペンが、メルセデス勢の2台を抑えてトップタイムをマークする。

    残り時間わずかとなったところで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がセクター1の終わりでクラッシュを喫し、赤旗中断となる。残り10分でセッションが再開され、各車は一斉にコースインしたが、ターン7の出口でフェルスタッペンがスピン。マシンの右後部にダメージを負い、再び赤旗が掲示される。残り時間が短かったことから、セッションはそのまま終了となった。

    最後のクラッシュがあったものの、フェルスタッペンはFP2をトップで終了。ガスリーも5番手と好調を維持し、ペレスは10番手、角田は12番手となった。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「サマーブレイクを終えて後半戦の初戦、ベルギーGPの初日が終了しました。休暇を挟み、2週間のブランクがありましたが、チームメンバー、ホンダのメンバーともに今週頭からスパ・フランコルシャンのサーキットへ入り、通常のレース週末と変わらないペースで、スムーズに準備を進めました。スパウェザーと言われるように不安定な天候のため、路面には一部ダンプ状態などもありましたが基本的にドライでの走行ができています。ホンダ PUを搭載したレッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリの4台は、おおむね予定通りに初日のメニューを消化しました。これから、不安定な天候なども考慮しながらキャリブレーションの最適化を進め、予選・レースに向かいます。なお、FP2の最後にフェルスタッペン選手がマシンのコントロールを失い壁に接触するトラブルがありましたが、現時点ではPUのデータ上で特に異常は見られていません。ここからさらに詳細に、状況を確認していきます

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「今日はポジティブなスタートが切れたのは明らかでしたが、FP2の最後にリアのコントロールを失いました。ややオーバーステアになりすぎ、ウォールにヒットしてしまいました。チームとしては、FP1とFP2の間に行った調整も含めてすべてが順調に進み、満足しています。明日に向けては天候なども考慮に入れなければなりませんが、ウエットで路面がどのようになるかを判断するのは難しいです。土曜も日曜も今日と似た天候になると思うので、面白い戦いになるはずです。また、チェコ(ペレス)が来季もチームに残ることが決まったのも素晴らしいことです。僕らはいい関係が築けているので、また一緒に仕事ができてうれしいですし、今季も来季もチームに多くのポイントをもたらせるように挑んでいきます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「マシンのフィーリングはよく、今週末は力強いポテンシャルがあると思います。マシンの調整に大きな影響があるので明日の天候がどうなるかは興味深い点ですが、楽しみにしています。僕らはいい戦いができて、予選でも上位につけられると思います。今日のペースはよかったですし、誰がQ3ですべてを上手くまとめてくるのか面白くなるはずです。今日は2回のセッションを通じて多くの情報を収集できたので、明日ベストなパッケージを手にするために、今夜はそれを分析していきます。Red Bullとの来季の契約が決まったのは素晴らしいことで、今季にエネルギーを注いでいくことができます。このチームの一員であることを心から楽しんでいるので、2022年もそれが継続できることはうれしいですが、まずは今週末の戦いに集中し、ベストな結果を出せればと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「サマーブレイクが明け、再びレースに戻って来られて本当にうれしいです。それが、スパのような素晴らしいコースなら尚更です。僕らにとっては、今週末を可能な限りベストな形でスタートすることが重要でしたが、今日は3番手と5番手で終えられて、それが達成できたと思います。明日に向けて取り組むべき領域は分かっていますし、常に向上できる点はあるものです。今日もさまざまなコンディションとなったように、ここスパでは天候が非常に変わりやすいので、これについても準備が必要です。僕らのベースラインはいいと思うので、明日の予選ではすべてが上手く機能することを確認できればと思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    今週末、僕が目指すのは安定性で、フリー走行の各セッションを通じて徐々にペースを上げていきます。ここまではそれが上手くいき、セッションをこなす毎に適応してパフォーマンスを向上させられていると思います。チームで見ればペースがいいことは分かっているので、このまま向上していって自信を深めて明日の予選に向かいたいです。スパでは天候の変化があるのが伝統のようなもので、ドライビングは難しいのですが、この数年でいい思い出が多くあるサーキットなので、またこのコースを、特にF1マシンでドライブできて、とてもエキサイティングな気分です」

  • アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はFP1からFP2の間に大きく前進」

    アルファタウリ・ホンダF1 「角田裕毅はFP1からFP2の間に大きく前進」

    アルファタウリ・ホンダのチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、2021年F1ベルギーGP初日のフリー走行を振り返った。

    路面に湿った部分がある難しいコンディションでの走行となったが、アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが5番手タイム、角田裕毅が12番手タイムで初日のセッションを終えている。

    「寒く湿っていて難しいというのがいつものスパ・フランコルシャンのコンディションだが、今日はとても晴れて乾燥した日だったので、良い走行をする事ができた」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「裕毅に関しては、初めてこの場所をF1マシンでドライブし、彼の学びとなったことが非常に重要だった。ラップタイムを上手くまとめ、マシンに対する自信を深めていき、FP1からFP2の間に大きく前進したと思う」

    「ピエールのマシンに関しては、朝のセッションの間にエアロテストを行い、重要なデータを集めることができたと共に、午後に向けた開発ができるよう良いステップアップができたと思う。タイムシートを見ると、特にショートランでは、我々はかなり良いパフォーマンスができたのだと分かると思うし、ここまでの結果には満足している」

    「午後の2回の赤旗によって、全員がロングランで良いデータを集めることができなかった。ただ、完走できた数少ないラップの中で、日曜のレースの向けて集中すべきエリアを把握することはできた」

  • レッドブルF1代表 「アルボンの2022年のF1オプションを評価している」

    レッドブルF1代表 「アルボンの2022年のF1オプションを評価している」

    レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2022年もセルジオ・ペレスの続投を決定したことで、アレクサンダー・アルボンのF1オプションを評価していると語る。

    2019年にトロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、ピエールガスリーの代わって、ルーキーシーズンの途中にレッドブル・レーシングに昇格した。

    2020年までアレクサンダー・アルボンはレッドブル・レーシングに残留したが、レッドブルは2021年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてセルジオ・ペレスに契約したことで、2021年のレースシートを失った。

    それでも、レッドブルはアレクサンダー・アルボンをテスト兼リザーブドライバーとして保持し、広範なシミュレーターの任務に従事させ、並行してDTM(ドイツツーリングカー選手権)でアルファタウリカラーのマシンで参戦させている。

    レッドブルは金曜日にセルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンと一緒にレースを続けることを発表し、2022年のドライバーラインナップに関する長引く憶測を終わらせた。

    アレクサンダー・アルボンが他の場所でグリッドに戻る選択肢は限られている。レッドブルの姉妹チームであるアルファタウリはピエール・ガスリーを起用し続けることを示しており、ルーキーの角田裕毅も残留が予想されている。

    「アレックスは今でもチームの重要な一員だ」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「彼は今年重要な役割を果たしている。彼は、引き続きその役割を果たす。来年の彼のためにF1に選択肢があるかどうかを検討している」

    「しかし、彼がレースシートにいない場合、彼は今年我々のためにしたのと同じ役割を果たすだろう」

    クリスチャン・ホーナーは、F1レギュレーションの大幅な変更にむけて準備において、アレクサンダー・アルボンの2022年F1マシン『RB18』の開発に関するシミュレーターで「早い段階ですべての重労働を行った」アルボンを賞賛した。

    「彼は有能な男であり、速いドライバーだ。DTMで良い仕事をしており、レースで初優勝も果たしている。彼は我々のチームの重要なメンバーだ」とクリスチャン・ホーナーは締めくくった。

  • ピエール・ガスリー 「週末をベストな形でスタートすることが重要だった」

    ピエール・ガスリー 「週末をベストな形でスタートすることが重要だった」

    アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、2021年F1ベルギーGPの金曜日リー走行を振り返った。

    FP1を3番手、FP2を5番手で終えたピエール・ガスリーは「サマーブレイクが明け、再びレースに戻って来られて本当にうれしい。それが、スパのような素晴らしいコースなら尚更だ」とコメント。

    「僕たちにとっては、今週末を可能な限りベストな形でスタートすることが重要だったけど、今日は3番手と5番手で終えられて、それが達成できたと思う。明日に向けて取り組むべき領域は分かっているし、常に向上できる点はあるものだ」

    「今日もさまざまなコンディションとなったように、ここスパでは天候が非常に変わりやすいので、これについても準備が必要だ。僕らのベースラインはいいと思うので、明日の予選ではすべてが上手く機能することを確認できればと思う」

  • 佐藤琢磨、角田裕毅に警告「レッドブルF1との時間は刻々と過ぎている」

    佐藤琢磨、角田裕毅に警告「レッドブルF1との時間は刻々と過ぎている」

    元F1ドライバーの佐藤琢磨は、後輩ドライバーの角田裕毅がレッドブル・ファミリーとしてやっていくためには、その“驚異的なスピード”をすぐに結果に変えていかなければならないと警告する。

    今年、7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてアルファタウリ・ホンダでデビューした角田裕毅は、前半戦では、シーズン前のスピードに関する評判よりも、無線での爆発とクラッシュの傾向の方で注目を集めた部分がある。

    時には印象的なペースを見せる角田裕毅だが、確立されたチームメイトのピエール・ガスリーが50ポイントを獲得したのに対し、わずか18ポイントと差がついてしまっている。

    角田裕毅の2022年のシートはまだ確認されていないが、来季もアルファタウリ・ホンダでF1を継続する可能性が高いと考えられている。

    2004年のF1アメリカGPで表彰台を獲得し、インディ500で2回の優勝を果たしている佐藤琢磨は、角田裕毅にはポテンシャルがあると信じているが、結果を出していく必要もあると警告する。

    通常、レッドブルは、トロロッソ/アルファタウリのドライバーラインアップには冷酷であり、過去10年間で11人の異なるドライバーがファエンツァのチームを出入りした。

    「まず第一に、今シーズンのF1は裕毅にとって非常に難しい仕事であることを忘れてはならないですよね?」佐藤琢磨は Speedcafe.com に語った。

    「テストはあまり行われておらず、準備時間もほとんどありません。ですが、フェルナンドや僕がF1に来たときはほぼ毎週テストを行っていました」

    「それで、裕毅が非常に苦労しているのは確かですが、もちろん、言い訳にはなりません。結果を出さなければならないF1に来たんですからね」

    「とはいえ、裕毅はピエールという素晴らしい若いドライバーの一人と対峙しています。当然ながら、チームメイトが最初に比較する人であり、おそらく外部から比較できる唯一の人であるため、彼にとっては難しいと思います」

    「チームは完全に裕毅を支えている確信していますが、ファンやジャーナリストの大部分は、起こっている事実を本当に簡単に誤解してしまうものです」

    「だから、僕としては、裕毅の幸運を祈っています。彼は驚異的なスピードを見せていますし、とにかくもう少し経験を積んで、マシンでもう少し快適である必要がある。そうすれば、そのうち結果はついてくると思います」

    「しかし、レッドブル・ファミリーにとっての時間は刻々と過ぎています。彼には長い労働時間はありません」

    「だから、裕毅がすぐにふさわしい場所を見つけられることを願っています。彼には、いくつかの優れた、堅実な結果を必要だと思います」

    佐藤琢磨は、3年連続でインディカーでランキングトップ10入りにむけて順調にシーズンを進めているが、来年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに残るかどうかはまだ定かではない。

  • ホンダF1:2021年 第12戦 F1ベルギーGP プレビュー

    ホンダF1:2021年 第12戦 F1ベルギーGP プレビュー

    3週間のサマーブレイクが明け、伝統のスパ・フランコルシャンで行われるF1ベルギーGPで、いよいよ2021年シーズン後半戦がスタートする。

    スパは、全長7.004㎞とF1カレンダー上で最も長いサーキット。高低差に富んだ高速コーナーが多く、迫力のバトルが随所で繰り広げられます。全開率も高いため、パワーユニット(PU)への負荷も大きくなる。ホンダF1としては、第二期の1988~91年にアイルトン・セナが4連覇を果たしている。

    昨年はレッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが名物コーナーの“オー・ルージュ”でのオーバーテイクを披露するなどライバルたちを果敢に抜き去り、8位入賞を果たした。

    今大会は、レッドブル・レーシングとホンダのパートナーシップ50戦という節目のレース。タイトル争いに勢いをもたらすためにも、勝利を目指して全力で挑む。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「8月中旬の2週間のF1サマーブレイクが明け、我々ホンダ F1にとって最後の2021シーズン後半戦に突入します。前半戦以上にタイトなスケジュールとなる後半戦に臨むにあたり、それぞれのメンバーはフィジカル的にも、またメンタル的にも十分リフレッシュできたとことと思います。イギリスGP、ハンガリーGPと夏休み前の2戦は、我々にとって難しいレースが続きましたが、気持ちを切り替えるにもいい機会でした。シーズン後半戦は、伝統のベルギー、スパ・フランコルシャンにて幕を開けます。全長約7kmという長大なコースで、第1セクターと第3セクターにそれぞれ長い全開区間が設けられるレイアウトになっており、PUにとってシーズン中最もタフなサーキットの一つです。また、今回はレッドブル・レーシングとのパートナーシップ締結後50戦の記念レースになります。F1復帰後初勝利や初ポールポジション獲得、ダブルポディウムや5連勝など、いくつもの素晴らしい成果を一緒に残してきました。さらにその記録を伸ばすべく、最終戦に向け両チームとともに一戦一戦大事に全力で戦っていきたいと思います。残念なことに、先日コロナ禍の影響により2年連続での日本GPの中止がアナウンスされました。ホンダのメンバー、また両チームのメンバー一同、ホンダ F1とってのラストイヤーに鈴鹿GPで戦うという想いがあっただけに、本当に残念に思っています。この先のシーズンも全力で戦いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「いい夏休みを過ごせました。数週間のオフで少し休息を取り、ジェットスキーに乗るなどして過ごしました。水上を走るのはとても楽しかったです!またレースに戻るのはいい気分です。3連戦は多いと思いますが、それはみんな同じですし、サーキットにたくさんのファンが来てくれるのを楽しみにしています。ホンダとの50戦目というのは特別で、後から振り返っても忘れられないレースになるはずです。これまでの戦いで、ホンダと挙げた初勝利は一番感動的な思い出であり続けますし、彼らがF1を去ってしまう前にいい結果で今シーズンを終えたいと思います。ホンダとの仕事は初めから楽しいものでした。彼らはいつも率直に話をしてくれて、僕らが期待した成果を成し遂げてくれました。チームや僕らと時間をかけてすべてを話し合ってくれましたが、これは僕らドライバーにとってとても重要なことです。スパに戻ってくるのがとても楽しみです。とても気に入っているコースで、多くの高速コーナーと高低差に富んだレイアウトはドライブしていて本当に素晴らしいです。また、僕らを応援してくれるファンの皆さんに会えるのも楽しみで、昨年は無観客だったので今年グランドスタンドが再びオレンジ色に染まる光景はきっと素敵なはずです。チャンピオンシップ争いをリセットするのにもいい舞台だと思います。レースウイークの準備は整っていて、いい気分で向かうことができます」

    セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング・ホンダ)
    「サマーブレイクでは、再びエネルギーを充電し、新鮮な空気に触れました。2週間にわたって同じ場所にいられるというのはいいですね!一度F1についてのスイッチを完全にオフにすることができました。これはメンタル面でもフィジカル面でも大切なことです。これで、完全にリフレッシュして戻ってこられますし、後半戦はとても激しい戦いになるはずです。シーズンが4カ月も残っているなんておかしな気分です。(ハンガリーがリタイアで終わり) スパだけでなく、後半戦全体に向けて、僕はとてもハングリーです!マシンはどんどん快適に感じられるようになっていますし、正しい方向性へ進んでいるので、シーズンを力強い形で終えられると思います。スパはかなりの高速コースで、現在のF1マシンで走るのはとても楽しいです。天候は不安定になり、コースが長いので、一部ではドライでも別の場所ではウエットという場面も出てきて、コンディションの判断が難しくなります。ホンダはとても情熱的で、彼らのF1にかける熱い想いは見ての通りですが、こうしたエネルギーを持った人たちがそばにいるというのは素晴らしいことです。彼らとの仕事を楽しんでいますし、ここまで最高の経験ができているので、彼らがF1を去る前に今年のチャンピオンシップを勝ち取って報いることができればと思います」

    ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「ドライバーというのは、次にコースに出るまでは前回のレース結果の影響を受けるものです。そういう意味では、ブダペストでの結果は前半戦の締めくくりとしてベストな形だったので、サマーブレイクを楽しむことができました。予選は5番手と非常にいい結果で、トップチームのすぐ次、中団勢のトップでした。レースではまたも不運に見舞われて1コーナーで後方に下がってしまい、予選結果を最大限に活かすことはできませんでしたが、ほぼ最後尾から挽回して素晴らしいバトルの末に5位に入りました。チームの2台ともポイントを獲得できたという点が重要ですし、僕にとってはドライバーズランキングで8位まで浮上し、とても満足のいく結果でした。ハンガリーGPを終えた後はスペインへ直行し、他のドライバーと会うなどリラックスした時間を過ごしてから、フランスへ帰って子供の頃からの友人たちとも過ごしました。過密スケジュールとなる後半戦は体力面が重要なので、休息は取りながらもトレーニングプログラムは継続していました。スパに戻って、レースが再開するのを楽しみにしています。スパはお気に入りのサーキットで、大好きですし、常にいい結果を残せています。シングルシーターでの初勝利がここだったことが特に記憶に残っています。2019年のことは、アントワーヌ(ユベール選手)への想いととともに決して忘れることはないですし、そうした気持ちも含めてたくさんの思い出があります。コースレイアウトは素晴らしく、いつもいいレースを演出します。サマーブレイクを楽しみ、3連戦で始まるタイトな後半戦に向けてフル充電はできたので、ハンガリーでの勢いを継続して後半戦をスタートできればと思います」

    角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ)
    「シーズン前半戦は予想していなかったことがたくさんあり、とても面白く、楽しむことができました。シーズン前にこうなるだろうと思っていたようにはなっておらず、いいことも悪いことも多くあり、パフォーマンスの波は大きかったです。ただ、振り返ってみれば、僕が入賞したこともあってスクーデリア・アルファタウリは前半戦で唯一、全戦でポイント獲得を果たしたチームとなったので、うれしく思っています。後半戦のスタートでもこれを継続していく必要があります。ハンガリーを終えて、ミルトンキーンズでのシミュレーターに向かい、ハンガロリンクの振り返りと次の3戦に向けた予習をしました。そこからイタリアへ行き、ファエンツァのファクトリー近くの新居を整理しました。この休みで準備をしっかりとしましたし、楽しむこともできました。スパではいい思い出があるので、ここでシーズンが再開するのはとてもいい気分です。昨年のF2ではフィーチャーレース(レース1)でポールポジションから優勝し、その前年のF3では自身初の表彰台登壇を果たしました。コースも好きなので楽しみですし、F1マシンで初めて走るときには、とても特別な感覚が起こるサーキットの一つだと思います。F1マシンでオー・ルージュを駆け上がるのはとても面白い経験になるはずです」

  • ピエール・ガスリー、スパのアントワーヌ・ユベールの事故現場に献花

    ピエール・ガスリー、スパのアントワーヌ・ユベールの事故現場に献花

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2021年のレースに先駆けて、親友のアントワーヌ・ユベールが事故にあったスパ・フランコルシャンのラディオンを訪れ、花を手向けた。

    2019年にF1ベルギーGPと同じ週末にサポートレースとして開催されていたFIA-F2のフィーチャーレースでアントワーヌ・ユベールは大クラッシュに巻き込まれて22歳の若さでこの世を去った。

    アントワーヌ・ユベールとピエール・ガスリーは、同じフランス出身で一緒にカートを始め、同じアパートに住み、F1ドライバーを目指して切磋琢磨してきた親友だった。

    木曜日、ピエール・ガスリーはトラックウォーク中にライディオンの丘の頂上に向かい、立ち止まり、亡くなった友人に孤独な敬意を表した。

    また、ピエール・ガスリーとともにアントワーヌ・ユベールと切磋琢磨してきたシャルル・ルクレール(フェラーリ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)も花を手向けた。

    シャルル・ルクレールエステバン・オコン

  • 角田裕毅、アントワーヌ・ユベールを追悼したスペシャルヘルメット

    角田裕毅、アントワーヌ・ユベールを追悼したスペシャルヘルメット

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ベルギーGPにアントワーヌ・ユベールを追悼するスペシャルなヘルメットで挑む。

    2019年にF1ベルギーGPと同じ週末にサポートレースとして開催されていたFIA-F2のフィーチャーレースでアントワーヌ・ユベールは大クラッシュに巻き込まれて22歳の若さでこの世を去った。

    2020年のFIA-F2でベストルーキーに与えられるアントワーヌ・ユベール賞(Anthoine Hubert Award)を受賞した角田裕毅はユベールは「僕のドライビングスタイルに大きな影響を与えてくれた」と語っている。

    「2019年のスパは僕にとって本当にターニングポイントでした。その週末、僕たちはアントワーヌ・ユベールを失うという悲劇が起こりました。彼はそれ以降の僕の結果に役割を果たしました。僕は彼から学んでいましたし、彼のためにレースをしました。彼の事故の後のレース2で、僕はそのシーズンで初めて表彰台を獲得しました」

    F1ドライバーとなった2021年、角田裕毅はアントワーヌ・ユベールを追悼したスペシャルヘルメットでスパ・フランコルシャンを走行する。

    ヘルメットには、アントワーヌ・ユベールのヘルメットの象徴とも言える“スター”をモチーフとした幾何学模様が施され、頭頂部にはユベールのイニシャルが掲載されている。

    角田裕毅、アントワーヌ・ユベールを追悼したスペシャルヘルメット / 2021年 F1ベルギーGP

  • 角田裕毅 「F1日本GPが中止になってファンの前で走れないのは悲しい」

    角田裕毅 「F1日本GPが中止になってファンの前で走れないのは悲しい」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年のF1日本GPが中止になり、鈴鹿サーキットでホームの観客の前でレースをすることができなくなったことを“悲しんでいる”と認める。

    10月10日に第17戦として予定されていた今年のF1日本GPだが、日本国内での新型コロナウイルスの感染状況の悪化、入国ビザといった開催に必要な条件の見通しが取れないことにより、中止が決定した。

    今シーズン末に正式にF1から撤退するエンジンサプライヤーのホンダは、ホームトラックでのラストランを楽しみしていたため、決定には“無念”と失望をにじませた。

    鈴鹿サーキットで最後にレースをしたのは2018年となる角田裕毅は、F1の決定に悲しんでいると認める。

    「新型コロナウイルスの状況は少し悪化しています」と角田裕毅はコメント。

    「政府やF1スタッフから、状況が悪化した場合、キャンセルされる可能性が高いと聞いていました。それが現実のものとなってしまいました」

    「特に日本のファンの前でドライブすることと、また鈴鹿でドライブすることを本当に楽しみにしていました」

    「最後にドライブしたのはF4でした。F4とF1の違いを感じるのを本当に楽しみにしていました。仕方ないことですが、ちょっと悲しいですね」

    トロロッソでF1にデビューする前にスーパーフォーミュラ参戦で日本でかなりの時間を過ごした角田裕毅のチームメイトであるピエール・ガスリーも、レースのキャンセルには驚いたとし、今年も日本に行けないことは悲しいと語った。

    「しばらくそこに住んでいたこと、そして、ホンダのドライバーだという歴史と事実のおかげで、日本で受けたサポートはいつも信じられないほどだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「そして、特に今年はホンダのラストイヤーであり、ブレイク前に、実際にチームの人々、友人や家族と話をしていた。去年も逃しているので、日本に戻ることに本当に興奮していた」

    「特にオリンピックでは、日本で何かが行われているかはある程度知っていた。人々はオリンピックがどうなるかを見極めるために待っていた」

    「ニュースを受け取ったとき、当然ながらとても悲しかったし、ホンダにとっても残念だった。長年僕たちを支えてくれた人々と一緒に最後のお祝いをすることができなくなったんだからね」

    「僕たちは今後も日本に行くことにはなるけど、ホンダと日本で、ホンダドライバーとして最後のお祝いができれば良かった。非常に悲しいニュースだ」