カテゴリー: フェルナンド・アロンソ

  • マクラーレン、アロンソとMCL34でのテストについて話し合いを開始

    マクラーレン、アロンソとMCL34でのテストについて話し合いを開始

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソと2019年F1マシン『MCL34』をテストする可能性について話し合いを開始したことを明らかにした。

    今シーズン限りでF1を去ったフェルナンド・アロンソは、来季はトヨタとのFIA 世界耐久選手権(WEC)をメインに現時点で2つのレースに参戦することを発表している。

    1つはマクラーレンとのインディ500への再挑戦。もうひとつはキャデラックとのデイトナ24時間レースが決定している。インディ500ではマクラーレン・レーシングの名称でシボレー製エンジンで参戦することが決定しており、この2つのプロジェクトには関連性がある。

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソとの密接な繋がりを維持していくと考えられており、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソのF1外のレース活動でもマクラーレンとして関与することを切望している。

    さらにはフェルナンド・アロンソがマクラーレンの2019年F1マシン『MCL34』をテストするとの推測が浮上しており、ドライバーを務めるカルロス・サインツとランド・ノリスもアロンソからのインプットを歓迎する発言をしている。

    しかし、マクラーレンは、完全に新しくなるドライバーラインナップの走行時間を妥協させることを避けたいと考えており、ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソと会話の場を設けたことを認めている。

    「テストについて話をした。冬の間にさらに話し合っていくことになる」とザク・ブラウンはコメント。
    「我々はプログラム全体を見なければならない。確かにクルマを彼が経験することは素晴らしいことだろう。だが、我々は来年我々のレースドライバーになる2人の新しいドライバーのために十分な時間を確保する必要がある。なので、それは進行中の案件だ」

    ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソがF1チームの進捗状況をフォローしていくことになるとし、また、アロンソがガルフ12時間レースでマクラーレン 720S GT3をデビューさせるマクラーレンのGTレース部門のこともフォローしていると述べた。

    「彼はマクラーレンが何をするかを見ているだけではないと思う。私は彼とメモを交換している。毎日とは言わないが、頻繁に見ている」

    「彼はアブダビで我々のGT3カーがどうだったかをフォローしていたし、私にノートを送ってくれた」

    「彼が関心を持って我々の進捗を見守っていくのは確かだろう。今でも彼はファミリーの一員だからね」

  • マクラーレンの両ドライバー、アロンソのMCL34でのテストを望む

    マクラーレンの両ドライバー、アロンソのMCL34でのテストを望む

    マクラーレンのドライバーを務めるランド・ノリスとカルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソが2019年F1マシン『MCL34』をテストしてくれれば“非常に貴重”なインプットを得られると口を揃える。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、今シーズン限りで一旦F1キャリアに終止符を打ったが、将来のF1復帰の可能性は閉ざしてはない。

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの離脱により、マクラーレンは2019年にカルロス・サインツとランド・ノリスという完全に新しいラインナップで新シーズンをスタートすることになる。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソがMCL34をテストすることを歓迎する発言をしているが、ランド・ノリスはアロンソがマシンを試してくれるのであれば、自分の走行時間を譲ることも厭わないことを示唆している。

    「彼のインプットはとても貴重だと思う」とランド・ノリスはコメント。

    「彼は過去数年間にクルマがどのように変わってきたかをわかっているし、何が良くて何が悪いかを一番経験している。僕よりもずっとね。どうなるかはわからない。彼がまだどれくらい関わっているかもね。でも、彼はまだマクラーレンの一員だ。彼次第だね」

    「クールなことだと思う。もちろん、僕もできるだけ多くクルマに乗りたいけど、チーム全体にとって利益になって、彼のフィードバックが僕やカルロスと同じくらい重要だと全員が決断するのであればそれは良いことだと思う」

    カルロス・サインツも、フェルナンド・アロンソがMCL34をテストすれば、マクラーレンは利益を得ることができるだろうと合意する。

    「マクラーレンの利益になるし、フェルナンドがアクティブであり続けれるのは彼にとっても利益になるのは確かだと思う」とカルロス・サインツはコメント。

    「僕たちよりもマネジメントの決定にはなるけど、それによって僕が悪い感情を抱くことはない。フェルナンドのようなドライバーがクルマを比較してくれるのは良いことだと思う」

    マクラーレンは、コンストラクターズ選手権で前年の9位から6位とポジションを上げたが、シーズン終盤にはマクラーレン MCL33はしばしばグリッドで最も遅いマシンとして評されていた。

    ザク・ブラウンも“かなり欠点の多いレースカー”であることを公然と認めている。その結果、マクラーレンはマネジメント体制を大幅に変更したが、ランド・ノリスは2019年にすぐに改善が現れるかどうかは“誰にもわからない”ことだと認める。

    「彼らはそれなりの考えをもって取り組んでいるし、改善しようとしている。彼らが持っているデータの多くがそれら全ての細かいことが良くなっていることを物語っている」とランド・ノリスはコメント。

    「風洞や空力マッピングなどで良さそうに見えも、コースにでると予想とはわずかに異なっていることもある」

    「もちろん、彼らは正しい変更を行っていると自信を持っている。チーム内にかなり大きな変化があったし、来年に向けての仕事へのアプローチの仕方もかなり変化している」

    「彼らは『良くなりそうだ』と言うのではなく、良くすることに100%集中しているし、クルマに全力で取り組んでいる。彼らははるかに理解を深めていると思うけど、それは時間だけが教えてくれることだ」

  • カルロス・サインツ 「マクラーレン加入はアロンソの助言が大きかった」

    カルロス・サインツ 「マクラーレン加入はアロンソの助言が大きかった」

    カルロス・サインツは、2019年にマクラーレンに移籍するという決断には同じスペイン人ドライバーであるフェルナンド・アロンソからの助言が大きな影響を与えたことを明かにした。

    カルロス・サインツは、今シーズン限りでF1キャリアに終止符を打ったフェルナンド・アロンソの後任として2年契約を結んで2019年からマクラーレンに加入する。

    カルロス・サインツは、マクラーレンのポテンシャルについてのフェルナンド・アロンソのコメントが最終的な決断に大きな影響を与えたと語った。

    「多くの変化やプロフェッショナルな出来事があってポジティブな一年だったし、それは僕のスポーツのキャリアで大きな助けになった。それは僕に今後2年間マクラーレンに加入するというドアを開く機会を与えてくれた。それを楽しんでいけると確信している」とカルロス・サインツは Mundo Deportivo にコメント。

    「僕は家族の健康と幸福を求めているし、自分のための比重は残りのほんのわずかな部分だ。頑張って、物事をうまくやっていれば夢は叶うものだし、状況は自分のために向いてくるものだ」

    マクラーレン加入についてカルロス・サインツは「興奮している。言葉で表現するとすれば、それが今の気持ちかな」とコメント。

    「今月はファクトリーに行って、みんなに会うことができた。チームは本当に厳しい一年を過ごしたけど、もう新たなスピリットを持っている」

    しかし、カルロス・サインツはマクラーレンが“少しずつ”改善していくことが“現実的な目標”だと語る。

    「僕たちがどれくらい改善できるか僕にはわからないけど、進歩が見られることが願っているし、できるだけ貢献したいと思っている」

    「短期的なことも重要だけど、これが中期的なプロジェクトであることを忘れてはいけない。本当に重要なのは今後の2年間で僕たちがどうなるかだし、来年のオーストラリアはそれほど重要ではない」

    フェルナンド・アロンソがマクラーレン移籍に与えた影響についてカルロス・サインツは「フェルナンドはマクラーレンに移籍するよう僕にアドバイスしてくれた」とコメント。

    「彼はマクラーレンにポテンシャルがあると信じてるし、それが中・長期的なプロジェクトであることをわかっている。でも、僕は忍耐できる若さだし、そのようなチームで自分を確立していきたいと思っている」

  • インディカーCEO 「アロンソのインディ500復帰は認知拡大に役立つ」

    インディカーCEO 「アロンソのインディ500復帰は認知拡大に役立つ」

    インディカーのCEOを務めるマイク・マイルズは、2019年のフェルナンド・アロンソのインディ500への復帰は、インディカー・シリーズを世界中にアピールする手助けになると考えている。

    今年でF1キャリアに一旦終止符を打ったフェルナンド・アロンソは、2019年にシボレー製エンジンを搭載する“マクラーレン・レーシング”とともにインディ500に復帰。世界3大レースでの“3冠”を目指す。

    マーク・マルイズは、インディカー・シリーズには、認知度をアメリカのマーケットを越えて拡大するための“ある程度の勢い”があるとインタビューで語った。

    「2019年にアロンソがインディ500に戻ってくるのは素晴らしいことだ」とマーク・マイルズはコメント。

    「それはスペインを越えて、世界中で注目をあつめる。インディ500だけでなく、インディカーも話題になる。素晴らしいことだ。より多くの成長、関連性、国際的なソースからのより多くの投資に繋がると思っている」

    マーク・マイルズは、インディカー・シリーズは“アメリカ人ドライバーとチームオーナーの素晴らしい基盤を維持しながら、より多くの国際的なチームオーナー、ドライバーを増やしている”と語る。

    「国際的なレースを開催できることは成功であり、主要市場で非常に重要な貢献になるだろう」とマーク・マイルズは語る。

    マーク・マイルズとインディカーの幹部は、今年11月にオーストラリアを訪問し、クイーンズランド州首相のアナスタシア・パラシェと面会。彼女は、ウィル・パワーの成功により、ゴールドコーストのストリートでのインディカー開催に関心を示している。

    「彼女は素晴らしいかった。彼女はインディカーレースがいかにクールであるかを直に経験して、鮮明に記録している。

    チャンプカーは、2007年にシリーズが消滅するまで定期的にサーファーズパラダイスでレースを開催していた。インディカーはチャンプカーと統合した翌年に非チャンピオンシップラウンドとして開催したが、それ以降は戻ってない。オーストラリアで人気のスーパーカー・シリーズはいまでもそこでレースを行っている。

    マーク・マイルズは、アナスタシア・パラシェ首相が“インディカーには大きな魅力があり、ゴールドコースト地域で継続中のマーケティングにとって素晴らしいイベントになると信じている”と語る。

    「本質的な1年前となる2019年の2月末までにすべてを整理することが目標だ。1年後の2020年の2月には全てを完了し、復帰を発表できるはずだ」

    インディカー・シリーズは、国際的なメディア権利配分をコントロールしておおり、アメリカ以外の市場に向けてカスタマイズされた放送コンテンツを制作していくとしている。

    「我々はESPNインターナショナルに国際的なメディア権利を売却するのではなく、事業を社内で行うカスタマーとして、国際放送事業者にサービス提供の全面的な責任を与えることを決定した。過去数カ月に飛行機で飛び回っているのはそれが理由のひとつだ」

    「それは国際放送パートナー、ライセンシー、コンテンツの提供方法、自国のドライバーへのアクセス、例えばファンのために特に魅力的な彼らのための特注のビデオの制作など、彼らと協力することを実際に知る機会を提供する。これらのことはすべて、常にスポーツの価値を高め、ファンの関心を高めるための戦略の一部だ」

  • ロバート・クビサ 「フェルナンド・アロンソとまたF1で戦えないのは残念」

    ロバート・クビサ 「フェルナンド・アロンソとまたF1で戦えないのは残念」

    ロバート・クビサは、2019年にF1で再びフェルナンド・アロンソとレースを戦えないことが残念だと語る。

    2011年のラリーでの事故で重傷を負ったロバート・クビサは、2019年にウィリアムズのドライバーとしてF1レース復帰を果たす。一方、フェルナンド・アロンソは、今シーズン限りでF1から去ることになった。

    ロバート・クビサは、F1時代にフェルナンド・アロンソと仲が良いことで知られており、2011年のラリーでの事故がなければ、2012年にフェラーリでアロンソとチームを組むはずだった。

    フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンは、ロバート・クビサのF1復帰を祝福していた。

    その反応について質問されたロバート・クビサは「敬意を抱いているのは常に良いことだし、僕は彼らをリスペクトしている」とコメント。

    「僕たちはとても長い間お互いのことを知っているし、過去にレースをしていた」

    「フェルナンドが離れるのは残念だ。僕たちはコース内外でとても良い関係を築いているからね」

    「でも、それが人生だ。F1でまたレースができることは僕にとって名誉なことだし、全力を尽くしたいと思っている」

  • 「アロンソがF1復帰するならメルセデスかフェラーリのみ」

    「アロンソがF1復帰するならメルセデスかフェラーリのみ」

    フェルナンド・アロンソのマネジメントを担当するフラビオ・ブリアトーレは、アロンソがF1に復帰するなら“メルセデスもしくはフェラーリ”からオファーがあった場合のみだと語る。

    マクラーレンと不遇の4シーズンを過ごしたフェルナンド・アロンソは今シーズン限りでF1キャリアに終止符を打ち、来期はWECへの参戦とインディ500、デイトナ24時間レースといったスポット参戦でのレース活動が予定されている。

    「メルセデスやフェラーリからオファーがあったら彼は復帰するか? 私はそう思う」とフラビオ・ブリアトーレはスペインのスポーツ紙にコメント。

    「私にはわからないが、マーケットがファンタジーであれば、私はそう思う」

    「2つのチームだけだ。その他は4位、5位、6位でフィニッシュするソリューションでしかない」

    「彼の才能があれば、適切なクルマに乗っていれば、彼はまだハミルトンとともに最強のドライバーになれると思う」

    「今後数カ月、もしくは1年後に何が起こるか見てみよう。彼は休むことを望んでいる。プロストのようにね。何年も過ごしていると多くの休みが必要だと思う。今、彼にはリラックスする期間が必要だ」

    「彼はマクラーレンの馬鹿げたパフォーマンスによって悔しい数年を過ごしたが、フェルナンドは常に完璧に振る舞い、最高レベルを超えた走りをしていた」

  • ランド・ノリス 「フェルナンド・アロンソからたくさんのことを学んだ」

    ランド・ノリス 「フェルナンド・アロンソからたくさんのことを学んだ」

    2019年にマクラーレンでF1デビューを果たすランド・ノリスは、フェルナンド・アロンソと過ごす時間から多くのことを学んだと語る。

    今年、マクラーレンのリザーブドライバーを務め、F2をランキング2位で終えたランド・ノリス(19歳)は、2019年にカルロス・サインツのチームメイトとしてグリッド最年少のドライバーとしてマクラーレンでF1デビューを果たす。

    ランド・ノリスは、今年でF1を引退するフェルナンド・アロンソから多くのことを学んだと語る。

    「彼は非常に優れたドライバーだ。デイトナで彼と一緒にレースをしたし、もちろん、F1レースで彼がレースをするのを見てきた。僕たちは一緒に多くのことをしてきたし、本当に親しくしてもらった」とランド・ノリスはコメント。

    「彼は本当に素敵な男だし、彼がどのように努力をしていて、全てのレース週末でどのように仕事をしているかを見れたことは僕にとって良いことだったと思う」

    「彼はストフェルと異なることをしていたし、ストフェルもフェルナンドとは異なっていた。どんなドライバーについても良いことをいろいろとしている。フェルナンドから学んだことはたくさんあった」

    「他のドライバーよりもキャリアの早い段階で彼のことをたくさん知ることができた。彼が何をしているか、どのように行動しているか、どのような人生を送っているかを見ることができた」

    「彼はF1内でずっと尊敬してきたドライバーだ。マクラーレンに加入して、彼のことをもっと知ることができた」

  • 「アロンソのいないF1はクリロナのいないレアル・マドリード」

    「アロンソのいないF1はクリロナのいないレアル・マドリード」

    フラビオ・ブリアトーレは、フェルナンド・アロンソのいないF1は、クリスティアーノ・ロナウドのいないレアル・マドリードのようなものだと考えている。

    今年の夏、クリスティアーノ・ロナウドはユベントスに移籍。ロナウドのいないレアル・マドリードは現在ラ・リーガで5位で悲惨なシーズンを送っている。

    一方、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、今シーズン限りでF1を引退。2015年にマクラーレン・ホンダに移籍して以来、表彰台にすら手が届かず、勝利は2013年まで遡る。

    フラビオ・ブリアトーレは、F1はフェルナンド・アロンソの引退を後悔することになると考えている。

    「アロンソのいないF1はクリスティアーノ・ロナウドのいないレアル・マドリードのようなものだ」とフラビオ・ブリアトーレは Motorlat にコメント。

    「彼は数少ないスタートのひとりだ。オーバーオールを脱いでも認識できるのは、ルイス、ベッテル、ライコネンくらいしかない」

    「アロンソにはリラックスする期間が必要だ。彼は非常にフラストレーションの溜まる3年間での打ちどころのない振る舞いをしてきたし、マクラーレンのパフォーマンスは馬鹿げたものだったが、それでも彼は不相応なポジションを争っていた」

  • フェルナンド・アロンソ 「F1の最大の問題はエンジン音」

    フェルナンド・アロンソ 「F1の最大の問題はエンジン音」

    フェルナンド・アロンソは、バーレーンで予定外にV8エンジンを搭載するマクラーレンの2013年F1マシンを運転することになったことで、現在のF1マシンのエンジン音の小ささが“最大の問題”であることを実感したと語った。

    今シーズンの最終戦アブダビGPでF1キャリアに終止符を打ったフェルナンド・アロンソは、翌日にバーレーンへと移動し、NASCARチャンピオンであるジミー・ジョンソンとマシンを交換。NASCARマシンでの初走行を行っている。

    その際、フェルナンド・アロンソは、ジミー・ジョンソンが乗る前の確認として土壇場でメルセデス製V8F1エンジンを搭載するMP4-28でのインスタレーションラップを実施。2014年からF1に導入された現在のV6ターボハイブリッドのサウンドと比較する機会を得ることになった。

    「正直、予定されていなかった走行だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「他のクルマを走らせるだけだと思っていたけど、クルマのフィーリングが問題ないかを核にするためにインスタレーションラップをするのは有意義なことだった」

    「昨日引退したあと午前11時はコックピットにいた。車内からはノイズは僕たちが今ドライブしているクルマと比較してそれほど違いはないけど、それでもとても楽しかった」

    「でも外から聞いているとやっぱりそれは非常に特別なものだった」

    F1にV6ターボハイブリッドが導入された際には多くの批判が浴びせられた。

    セバスチャン・ベッテルは、新しいF1エンジンを“糞”だと呼び、元F1の最高権威であるバーニー・エクレストンも静かなエンジンサウンドを激しく批判した。

    F1は、テレビ上でのサウンドを改善するためにエキゾーストにマイクを装着するなどしてその場しのぎの対応をしている。

    フェルナンド・アロンソは、エンジンサウンドが現在のF1に最も足りないものだと認め、“笑顔”でF1を離れて、外からF1を楽しむつもりだと語った。

    「F1に欠けていることはあるけど、僕はそれを寂しく思わないだろう。ポジティブに受け取るつもりだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「良い思い出になると思う。全体のパッケージとしてF1素晴らしい旅だった。若い頃から今までいろんな状況、クルマでずっと戦ってきたし、予想していなかった多くの成功を成し遂げることができたと思う」

    「いつかコメンテーターや観光客として戻ってくるだろうし、別の形でF1を楽しむことになるだろう」

  • フェルナンド・アロンソ、F1キャリアの名(迷)珍場面

    フェルナンド・アロンソ、F1キャリアの名(迷)珍場面

    フェルナンド・アロンソは、先週末のF1アブダビGPで17年間にわたるF1キャリアに一旦ピリオドを打った。

    2001年にF1デビューして以来、無慈悲なレーススタイルで名を馳せてきたフェルナンド・アロンソが、フェラーリとマクラーレンでで王座に見放され続けてきた数年間を過ごしたことでレースクラフトに変化はないものの内面は軟化していった。

    フェルナンド・アロンソの無線やリタイア後に見せるしぐさは、いつしか最もファンに親しまれるようになった。

    「報いだ」(2017年 F1イタリアGP)
    9月初旬に開催されたイタリアGP決勝、ルノーのジョリオン・パーマーとポジション争いを展開していたアロンソは、シケインをショートカットしてゲインを得たパーマーに対してスチュワードが5秒加算のペナルティしか科さなかったことに憤慨。その後、無線を通じてパーマーがレースをリタイアしたことを伝えられたアロンソだったが、彼の口をついて出たのは「報いだ(Karma)」という一言だった。

    「GP2エンジン!」(2015年 F1日本GP)
    マクラーレン・ホンダへ移籍してからアロンソの中でずっとくすぶり続けてきた不満が、シーズン最低のチームパフォーマンスとなった日本GPでついに爆発。ホンダのホームレースでポイント圏外のレースを強いられる体たらくに、アロンソは無線を通じて「みっともない。すごく恥ずかしい」と不満を伝えると、「GP2エンジンだよ、GP2!」と吐き捨て、最後には言葉にならない叫び声で悔しさを表現した。当時のMcLarenのボス、ロン・デニスもさすがにこれは容認できないと思ったのか、レース後のインタビューで「(アロンソのレース中の発言は)私のチームのドライバーに求めるプロフェッショナリズムに沿うものではなかった」とコメントしてアロンソに釘を刺した。

    デッキチェア(2015年 F1ブラジルGP)
    予選中に壊れるようなマシンを用意した不甲斐ないチームに中指を立てるよりも効果的に怒りを伝える方法とは、マシンを降りてコース脇のデッキチェアに寝そべり、日光浴を決め込むことだ。アロンソが2015シーズンのインテルラゴスでの予選中に見せた行動は、「(本来なら予選アタックしているはずの自分が)なぜこんなところで暇つぶししているんだ?」というメッセージを極めて明確に伝え、#PlacesAlonsoWouldRatherBeというハッシュタグが流行した。

    「まるでアマチュアだ」(2015年 F1カナダGP)
    2015シーズンのカナダGPがスタートしてからわずか24周後に燃費セーブを無線で指示されたアロンソは、苦しい口調で「いやだ。絶対にいやだ」と返答。それでも引き下がらずに燃費セーブを懇願するエンジニアに対して、アロンソは「(燃費以前にマシンは)すでに大きな問題を抱えていて、こんな状態でドライビングしていてはまるでアマチュアだ。だから今は自分のポジションを守ることに集中し、燃費のことはあとで考える」と突き放した。結局アロンソはこのレースをリタイアし、第5戦スペイン・第6戦モナコに続く3戦連続リタイアを記録した。

    「君のユーモアセンスは好きだよ」(2015年 F1ロシアGP)
    2015シーズンのロシアGP決勝中盤、無線を通じて「君はウィリアムズのフェリペ・マッサを相手に最終順位を争うことになる」と伝えられたアロンソはそのメッセージを否定。「君のユーモアセンスは好きだよ」と返してエンジニアとの通話を打ち切った(このシーズン、ウィリアムウズの平均レースペースは常にマクラーレンのそれをはるかに上回っていた)。彼は結果的にマッサに順位を奪われたが、ポイント獲得まであと一歩の11位でフィニッシュし、苦難の続くシーズンの中でわずかながらの励みを得た。「これから先のシーズン、こんな日曜日がもっと過ごせるといいね」とアロンソはレース後に無線でチームに伝えたが、残念ながら、彼とマクラーレン・ホンダの苦難はそのあとも続いた。

    「あとは君がやってくれ」(2017年 F1ロシアGP)
    レースを戦っている最中にマシンの信頼性に起因するトラブルと格闘するならまだしも、フォーメーションラップの時点でエンジン温度が許容レベルを超え、レーススタートさえできない時の苛立ちは計り知れない。これこそまさに2017年のロシアGPでアロンソが体験したことで、彼のMCL32はグリッドに辿り着く前に停止した。エンジニアから「(リセットボタンを)3回押してくれ、頼む」と伝えられたアロンソは愛想を尽かした様子でこう答えた。「もうやった。あとは君がやってくれ」

    カメラクルーに転職(2016年 F1ブラジルGP)
    2016シーズンのブラジルGPは前シーズンのデジャヴのような展開になり、アロンソはまたフリープラクティス中にコースサイドにマシンを停めた。しかし、アロンソは12ヶ月前に楽しんだデッキチェアでの日光浴よりも積極的な行動に出た。セナSに配置されていたFOMの中継用リモートカメラを拝借し、そのセクションを通過するライバルたちの姿を撮影しようと試みたのだ。彼のカメラの腕は決して褒められたものではなかったが、その行動がチームに対して示したメッセージは明確だった。「今の僕はカメラを持っている方が貢献できる」と。