カテゴリー: アレクサンダー・アルボン

  • アレクサンダー・アルボン 「今回のクラッシュはハミルトンに非がある」

    アレクサンダー・アルボン 「今回のクラッシュはハミルトンに非がある」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、F1オーストリアGPの決勝レースをリタイアで終了。ルイス・ハミルトンとの接触については「彼がクラッシュしたがらない限りは前に出られると思っていた」と述べた。

    アレクサンダー・アルボンは、キャリア初の表彰台を目指して3番手を堅守していた。50周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のマシンがエンジントラブルによってリタイアし、セーフティカー導入となると、レッドブル・ホンダF1は、アルボンのタイヤをソフトに交換して追い上げる戦略を採用。

    4番手でコースへ復帰したアレクサンダー・アルボンは、すぐさま前方のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)をオーバーテイクし、3番手のポジションを回復。その後再びセーフティカー走行とった。

    再度のリスタートが切られると、アルボンは素晴らしいペースを見せて2番手のハミルトンへオーバーテイクを仕掛ける。アウト側から前に出たアルボンだったが、ハミルトンに接触されてスピンを喫してポイント圏外へと後退を強いられる。この後、ハミルトンには5秒ペナルティーが科されたが、アルボンにはPUの電気系と思われるトラブルが発生し、リタイアという結果になった。

    昨年のF1ブラジルGPでもルイス・ハミルトンとの接触によって表彰台のチャンスを逃しているアレクサンダー・アルボンは「まだ時間が経っていないので、発言には気を付けなければと思うけど、とてもフラストレーションの溜まる出来事だった」とコメント。

    「僕たちは勝利を手にすることができたと思う。戦略は最高で、ピットストップでもチームは素晴らしく、さらにセーフティカーのタイミングで運もあったし、マシンの感触もよかった。ハードタイヤではそれほどよくなかったが、メルセデスの2台はリスタート時にタイヤが冷え切っているのが分かっていたし、セーフティカー終了後の数周でパスしようと考えていた」

    「ルイス(ハミルトン)に対して完璧な動きで仕掛けられて、次の周でボッタスをどう攻略するかを考えようとしていたときだった。コーナーを抜けようかという遅いタイミングでルイスが接触してきたことに驚いた。僕は外側ギリギリに位置取っていたが、それだけスペースを与えても、彼がクラッシュしたがらない限りは前に出られると思っていた。今回は僕が仕掛けて、彼がディフェンスの立場だった。ブラジルのときよりも傷が深いとは言わないが、あのときは50/50(フィフティ・フィフティ)かもしれないと言える一方で、今回はそうではない」

    「次のレースに向けてもう切り替えているところだが、今日のようなチャンスを得るためには運も必要になってくる。どうなるか見ていこう」

  • レッドブル・ホンダF1代表、アルボンと接触のハミルトンに謝罪を要求

    レッドブル・ホンダF1代表、アルボンと接触のハミルトンに謝罪を要求

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1オーストリアGPの決勝でアレクサンダー・アルボンの表彰台のチャンスを奪うことになった接触についてルイス・ハミルトン(メルセデスF1)に謝罪を求めた。

    アレクサンダー・アルボンは、レース終盤まで表彰台圏内の3番手を走行。2回目のセーフティカー中に順位を1つ落としてでもソフトタイヤに履き替えるというギャンプを行い、3位以上の結果、勝利さえ目指してメルセデスF1の2台に挑もうとしていた。

    3回目のセーフティカーが入る直前にセルジオ・ペレスを抜いて3番手を取り戻したアレクサンダー・アルボンは、レース再開後の残り10周でターン4のアウトサイドからルイス・ハミルトンにオーバーテイクを仕掛けた。

    しかし、昨年のF1ブラジルGPのデジャブを見るかのように両者は絡み合い、アレクサンダー・アルボンはスピンを喫して最後尾に転落。ルイス・ハミルトンにはこの接触に5秒加算ペナルティが科せられ、2位から4位に降格している。

    レース後、アレクサンダー・アルボンは「今は少し終わったばかりなので、発言には気を付けなければならない」とため息をついた。

    「僕たちはレースに勝てると本気で感じていた。もちろん、今日はメルセデスは素晴らしいペースで走っていたとは思うけど、チームは戦略で素晴らしい仕事をした。正直、ピットストップをしてトラックに出たときは自分がどの位置にいるのかわからなかった。すべてが収束するとすぐに僕たちは本当に力強く見えた。彼らはハードタイヤだったし、基本的にオーバーテイクをするなら最初の5周だとわかっていた…」

    接触についてアレクサンダー・アルボンは、F1ブラジルGPのときと同様にルイス・ハミルトンがペナルティに値することは疑いの余地はないと感じていると語る。

    「そう感じている。それ以上の痛手だったと言うつもりはないけど、ブラジルのときはもう少し五分五分だったように思う。今日は僕はすでに抜いていたと思う。ある意味、すでに前のボッタスに少し集中していた。かなり後からの接触だった」

    「オーバーテイクにリスクはつきものだとは思うけど、できる限り多くのスペースを確保していた。精一杯にね。僕が彼にできるだけ多くのスペースを与えれば、彼がクラッシュしたいかどうかは彼次第だと考えていた」

    マックス・フェルスタッペンもリタイアで失っていたレッドブル・ホンダF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、チャンスを逃したことに落胆を隠せない。

    「アレックスはパワーユニット側の何かのようだ。それが接触の結果なのか、それとも砂利を走ったことの結果なのかはわからない。念のため、エンジンを切った」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「このスポーツは時としてかなり残忍なものになり、今日はそのような日の1つであったように感じている。アレックスは素晴らしいレースをしていた。彼はそれに値しなかった。(ハミルトンのペナルティの)5秒間は彼のために何の足しにもならない。彼はレースに勝つことができただろう、我々は戦略的に正しいコールを出し、ソフトタイヤで行くことにした。彼は強い立場にあった…」

    アレクサンダー・アルボンは、もっと忍耐強くあるべきだったのでないかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「そうとも言えるかもしれないが、彼にはやらなければならない仕事があった。それで追い抜きが行われた。彼はエントリーにいたわけではない。いったいどんな追い越しが安全なのか? ルイスが彼に追い抜きの合図をしていのではないかとさえ疑っているほどだ」

    「結局のところ、あれはルイスによる誤った判断であり、謝罪していただければ幸いだ」

  • アレクサンダー・アルボン、予選5番手「スリップストリームを使えなかった」

    アレクサンダー・アルボン、予選5番手「スリップストリームを使えなかった」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、F1オーストリアGPの予選を5番手で終了。スリップストリームを使えなかったことと、イエローフラッグによって妨げられたことをタイムを更新できなかった要因に挙げた。

    Q3進出を果たしたアレクサンダー・アルボンは、1回目のアタックで1分03秒868を記録。だが、2回目のアタックでそれを上回ることができず、ランド・ノリス(マクラーレン)に上回られて2列目5番グリッドから決勝をスタートすることになった。

    「久しぶりに予選を走っていい気分だったし、楽んだけど、最高の結果とまではいかなかった。序盤は少し苦しんだものの、最終的にはまずまずの走りができた」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「Q3の最初のアタックでは集団から遅れ、スリップストリームを使えなかった。モンツァと同じようにこのサーキットでもスリップストリームは重要だが、使えなくてもドライビングで何とかタイムを出せた。Q3の2回目のアタックではボッタス(メルセデス)がコースアウトしてイエローフラッグが出たことで十分な走りはできなかったが、5番グリッドは悪くないし、明日の決勝はいいペースで走りたい」

    関連:F1オーストリアGP 予選 結果:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • アレクサンダー・アルボン 「ドライビングもセットアップも伸びしろがある」

    アレクサンダー・アルボン 「ドライビングもセットアップも伸びしろがある」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、F1オーストリアGP初日のフリー走行を終え、「ドライビングもセットアップも伸びしろがある」と語った。

    アレクサンダー・アルボンは、フリー走行1回目をチームメイトのマックス・フェルスタッペンから約0.3秒差で7番手につけた。フリー走行2回目ではターン1でコースアウトを喫し、13番手でセッションを終えている。

    「今日はまずまずよかったと感じているし、マシンに戻ってこられてうれしい」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「問題なくシーズンが再開できてよかったし、エキサイティングな気持ちだが、みんなスムーズに走行へ入っていけたことには驚いた。これだけの量を走行するのはかなり久しぶりだったので、明日に向けた確認事項が多くあった。まだすべきことがいくつかあるし、ドライビングもセットアップも伸びしろがあるので、明日どうなるか見ていく必要はあるが、何をすべきかは分かっている」

    「このサーキットでは、限界まで攻めると縁石でフロントウイングを破損する危険性があるので、あまり激しく当てないようにしなければならない。マシンの感触はいいので、明日が楽しみだ」

    関連:F1オーストリアGP フリー走行2回目:ハミルトン最速でメルセデスF1が1-2

  • アレクサンダー・アルボン 「最初にレースのリズムに乗ったチームが勝つ」

    アレクサンダー・アルボン 「最初にレースのリズムに乗ったチームが勝つ」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権の開幕戦となるオーストリアGPを直前に控え、チームの公式サイトでインタビューに答えた。

    昨年、トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、シーズン途中にピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格。今年はマックス・フェルスタッペンとともにF1ワールドチャンピオンを目指すチームで重要な役割を果たすことになる。

    「個人的には、オーストラリアGPの突然の中止は非常に特異なものだったと思う。冬のテストに入って、マシンだけでなく、自分の精神的にもチーム全体としてもレースに臨む準備ができていた。すべてがレースに対して前向きになっていたと思う。メルボルンでのフリー走行に向けて興奮した気持ちで、ホテルで眠れない夜を過ごし、翌朝の食事中に『帰りの飛行機を予約しました』と言われた。その時には、自分はなんのためにここまで来たのかと思ったよ。」

    「オーストリアでの開幕を待ちわびていた。シーズンの再開が決定し、楽しみだ。ロックダウンのあと、ファクトリーに戻った初日は、休み明けの登校日のような気分だった。長い期間を経て、ようやくレースに復帰できるのはよかった」

    「シーズンが中断されている間、イギリスに戻って最初にしたことは、チームとして状況を確認することだった。パドックで感染が起きていたので、チームは安全第一で自己隔離を行っていた。レースに向けてという意味では、あまりできることはなかった。

    「長い間家にいることになったが、自宅にはジムの器具がなかったので、ファクトリーのスタッフに集めてきてもらった。トレーニングに必要なものはなんでもそろうようにして、健康面も問題なかったが、遊びに行くこともできずに毎日を過ごしていたので、集中力が落ち、モチベーションを維持するのは簡単ではなかった。ホーナー代表から電話やメールで最新の情報を貰っていたが、チームとしての動きはそのくらいだった。僕たちはアスリートなので、自分たちの仕事として、いつでもレースができるように準備をしていた。7歳の時にレースを始めて以来、こんなに長くレースから離れて過ごしたことはないので、ただただ異常な状況だった」

    「自宅では感じることのなかったマシンに乗っているときのスピード感や、コースでラップを完ぺきに走って限界までプッシュする展開が恋しい。フィルミングデーでは『なんて速いんだ!』と改めて思った。復帰できてうれしい」

    「なにもないスケジュールから、今まで経験したことがないほど忙しいスケジュールになり、レースに関係する全員にとって、大変な日々になるだろう。レースの雰囲気も違う。レースに欠かせない存在であるファンが会場にいないことも、その原因の一つだ。毎週のようにレースが続くことは、チーム全員にとって辛いことで、最初の数戦をしっかりとスタートすることが重要だ。オーストラリアは直前で中止になり走ることができなかったので、どのチームもまずは情報を集めることになると思うが、最初にレースのリズムに乗ったチームが勝てると思う。最初のレースで、可能な限りのエネルギーを持って臨めたチームが、そのあとも強いだろう」

    「時間が空いたので、どんなドライバーであってもなにが起こるか分からない。フィルミングデーでドライブすることができて、調子もよかった。またレースができることがうれしい。みんなこの日を待っていたんだと思う。長い間が空いてしまったが、みんなF1が好きだし恋しく思っている。早くレースを始めたい」

    「最初の2戦は同じレッドブル・リンクで開催されるが、それぞれが別のレースのように扱われ、それぞれにフリー走行日もある。普段のレースと最も異なるのは2戦目になると思う。開幕戦と直接比較する絶好の機会だし、通常の週末のレースではリスクが高くてできないことでも試せると思う。同じサーキット、同じ気候で、いろいろなことを試すことができるので、どのチームも2戦目の予選ではリスクを顧みずに臨むだろう。うまくいかなければ、開幕戦の仕様に戻せばいいんだからね」

    「もし初戦でトップになったチームと差が大きければ、そのラップタイムを取り戻すのは難しい。差が出る可能性は高いし、僕たちのようなトップチームはデータを調べなければならないと思う。ドライバーとしての僕たちのフィードバックを最大限に活用し、開幕戦のあとの改善に集中する必要がある」

    「まだシーズンの途中までのレースしか確定していないが、どのくらいレースをするのか、どんなサーキットに行くのか、分からないことがあるだけで、僕たちの仕事に変化はない。毎週末に最大限の力を発揮することだけが仕事だ。通常の週末と違って準備する時間が短く、シミュレーターができなかったり、同じサーキットで2回レースがあったり、行ったことのないコースでの開催もあると思うが、これはいい機会だと思う」

    「柔軟性に富んでいることがいいチームやドライバーの条件だと思うし、マシンとコースをよく理解しているはずだ。そこはチームとしてかなりうまくいっている部分だと思う。このチームは情報を整理して、マシンのスピードを上げることに長けています。きっといい結果になるだろう」

    「レースが連続することによって、ドライバーの体力がパフォーマンスに影響することは間違いなくあると思う。最初の2戦は、コーナーが少なくて楽なサーキットだし、長いストレートの合間には息抜きの時間も多いので、それほどではないと思う。ハンガリー戦以降は、状況は変わると思う。それまでには、レースを重ねているので、スムーズにできるようになっている部分もあるはずだ。ただ、レースは3週間連続しているので、休みはほとんどないだろう。ハンガリーは体力が要るコースなので、影響が出るかもしれない」

    「どのチームが強いのかバルセロナの冬のテストでは、結論が出ていなかった。この4カ月の休止期間があったことを考慮すると、余計に分からない。新型コロナウイルスの影響でファクトリーの閉鎖があったので、チームにはそれほど時間がなかったと思う」

    「レッドブル・リンクは、コーナー数が少なく、マシンの性能を最大限に活用して差をつけることは難しいので、予選は拮抗すると思う。過去2年間のマックス(フェルスタッペン)の結果のように、レースではなにが起きるか分からない。タイヤを温存できるし、気温が高いのも普段通りなので、特別なことはないと思っている。冬のテストではマシンの感触もよかったし、フィルミングデーでもすべてがいい状態になっていると思ったので、あとは走って確認するだけだ」

    「レース再開にあたっての新型コロナウイルスの対策については、非常によく準備されているようだ。かなり複雑になりそうだが、ファクトリーのスタッフは皆、すでに適応できている。僕はファクトリーにいたが、チームの努力には目を見張るものがある。このことは、安全につながりる。僕たちは一緒にたくさんの国を回るし、外部との接触を可能な限り避けた小さな『バブル』の中にいることになる。僕たちは、常にすべてのことに気を配らなければならない」

    関連:2020年 F1オーストリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • レッドブルF1 「アルボンは自力でシートを勝ち取る必要がある」

    レッドブルF1 「アルボンは自力でシートを勝ち取る必要がある」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年にアレクサンダー・アルボンが“自力でシートを勝ち取る”必要があると語る。

    ヘルムート・マルコは、2021年にセバスチャン・ベッテルがレッドブルに復帰する可能性を否定しているが、それはアレクサンダー・アルボンのプレッシャーが和らぐということにはならない。

    昨年トロロッソでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、シーズン途中にピエール・ガスリーに代わってレッドブルに昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとなった。

    アレクサンダー・アルボンは2020年に何をする必要があるかと質問されたヘルムート・マルコは「彼は自分の席を獲得しなければならない」と語る。

    ヘルムート・マルコは、今はより多くのレッドブルのジュニアドライバーがF1に伸し上げるチャンスを待っていると語る。

    「シュピールベルクでのこれらのレースについての最初の交渉中に、我々はF2とF3も開催されるよう運動を行った」とヘルムート・マルコは語る。

    「我々にとってそれは他よりも重要なことだ。我々はそのような若者に依存しているからね。我々は彼らがどのように進んでいるかを見極める必要がある」

    「我々にはF3に2人、F3に3人のドライバーがいる。2021年のドライバー選択は誰が十分に速く、ステップアップする価値があるかがベースとなる」

    ヘルムート・マルコは、将来的にドライバーの給与がチームの予算上限に追加される場合、ドライバー市場全体を揺るがす可能性があると語る。

    新型コロナウイルス危機によって、メルセデスでさえ、ルイス・ハミルトンに5000万ドルを支払うことに苦労しようだと伝えられたヘルムート・マルコは「それなら他の誰かが支払うことになるだろう」とコメント。

    「ペトロナスがチームに少し少なめに転送し、代わりにハミルトンに送るだけでいい。ドライバーの給与の制限は不可欠だ」とヘルムート・マルコは主張する。

    「もちろん、現在の契約を履行する必要があるが、できるだけ早くこの分野で何かをしなければならない」

  • アレクサンダー・アルボンに課せられた重要なミッション

    アレクサンダー・アルボンに課せられた重要なミッション

    レッドブル・ホンダF1とマックス・フェルスタッペンは2020年のF1ワールドチャンピオン獲得を目指している。レッドブル・ホンダ RB16が十分に競争力がある場合、1つの疑問が残る。アレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンを助けるのに十分だろうか。

    マックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンを獲得する準備ができていることを疑う人はいない。実際、今シーズン、フェルスタッペンはルイス・ハミルトンの唯一のライバルと目されている。

    今ではマックス・フェルスタッペンが勝てるかどうかは、レッドブル・ホンダF1がメルセデスと全チームで戦えるマシンを与えられるかにかかっていると考えられている。

    アレクサンダー・アルボンの役割も重要となる。昨年、トロロッソでF1デビューを果たし、シーズン途中にレッドブルに加わったアルボンにはまだ学ぶべきことがたくさんある。

    オランダ出身のレーシングドライバーであるトム・コロネルは「アルボンはマックスにとって良いチームメイトになると思う。F1での2年目であり、それは重要だ。彼はチーム内でより落ち着くことができる。もちろんそれはホンダにも当てはまる。彼は負けず劣らずのパフォーマンスを発揮し、プレッシャーをかけ、良いチームメイトとして行動できる可能性がある」と語る。

    F1ジャーナリストのルード・ ディマーズは「ワールドチャンピオンのためにアルボン非常に重要です」と語る。

    「彼が次のステップを果たさず、成長し続けない場合、彼はライバルからポイントを奪うことはできないだろう。彼は現在まで、F1クラスでフェルスタッペン、(ランド)ノリス、(ジョージ)ラッセルのレベルにしたことがない。これから彼はバルテリ・ボッタスやセバスチャン・ベッテルと戦わなければならない。そうでなければ彼はポイントを奪うことはない。マックスは、ポイントを奪うことができる人を必要としている。さもなければ、ワールドチャンピオンになれない」

    近年、バルテリ・ボッタスはいくつかのレースで優勝し、2019年の序盤戦でメルセデスは6戦連続で1-2フィニッシュを果たした。それにより、メルセデスはコンストラクターズチャンピオンシップで大きなリードを築いた。

    フェラーリでは、シャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルが多かれ少なかれ同等であることと期待されている。つまり、彼らはライバルからだけでなく、お互いからポイントを奪い合っている。

    トム・コロネルは、実際にアレクサンダー・アルボンは、マックス・フェルスタッペンのセカンドドライバーとして雇われていると考えている。

    「非常に優れたセカンドドライバーが必要だ。彼はまだ若いが、他チームに雇われることはないだろう。だが、レッドブルでチャンピオンになりたい場合、それは非常にシンプルだ。ボスが決意するだけでいい。彼が給料を支払い、将来の世話をしているのだからね」

    ルード・ディマーズによると、アレクサンダー・アルボンは今年が重要であることをよくわかっているはずだと語る。
    「アルボンにはチャンスがあり、彼もそれを知っている。レッドブルは容赦ないし、昨年夏休みにガスリーをリリースしている。アルボンは素晴らしいことを示したが、数字を見ると、彼はガスリーよりわずかに優れているだけだった。彼は主に追い越しが優れていた。また、レッドブルがより得意としているトラックで走れたことも幸運だった」

    「彼だけが常にトップ3のマシンの中で最も遅かった。彼は5位か6位でしかフィニッシュできなかったし、誰かがその場所から脱落した場合に順位を上げただけだった。彼はマックスがポールを獲得した場合、6番手ではなく、3番手にいられることを示さなければならない」

  • アレクサンダー・アルボン 「シムレースでファンと特別な絆が生まれた」

    アレクサンダー・アルボン 「シムレースでファンと特別な絆が生まれた」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、実際のレースが再開してもロックダウン中にシムレースでファンと築いた“特別”な繋がりが失われることはないと考えている。

    アレクサンダー・アルボンは、新型コロナウイルスによるロックダウン中に他のF1ドライバーとともにシムレースに参加。新しい競技の世界によって目から鱗が落ち、フォロワーと近づくことができたと語る。

    アレクサンダー・アルボンは、Twitchのようなストリーミングプラットフォームでおこなったファンとのやり取りは、今後、実際のF1レース週末でつながっていない場合でも維持されると考えている。

    最近の経験についてアレクサンダー・アルボンは「僕がすでに認識していることとして、ファンがドライバーと本当に繋がることができたというこのフィーリングは間違いなくあると思う」と FIA eConference 2020 で語った。

    「もちろん、F1がそうであるようにね。ドライバーのことを実際に知ることは非常に難しい。家にいるという感覚、オーディエンスに話しかけること、そして、その相互作用を得ることが本当に特別なことだ」

    「とてもオープンで、誰にでも率直に話すことができると思う。僕たちには素晴らしいファンがいる。そのコミュニティは非常に愛情深いものだと思う」

    「それが実際の生活に引き継がれない理由はないと思う。それは続いていくと思っている」

    「当然ながら、これからとても忙しくなるだろうけど、クリスマス、新年の時期に入ってシーズンがストップすれば、僕たちは再び戻って、そのエンゲージメントを維持するだろう」

    F1バーチャルGPシリーズの常連となったアレクサンダー・アルボンは、自分のようなドライバーが将来eスポーツにもっと参加する良い機会があると考えている。

    「本当にそれを楽しんだ。とても楽しかったし、競争も激しいかった」とアレクサンダー・アルボンは語る。

    「ドライバーをお互いにレースをする環境に置けば、いつだってお互いを打ち負かすことに非常に熱心になると思いう」

    「ドライバーだけでなく、ファンやストリーミングでのエンゲージメントなど、スポーツ内のコミュニティは非常に印象的だったと思う」

    「これまでまったく掘り下げたことのない、このまったく新しい世界にある意味で開放された。それは僕たちにとって本当にエキサイティングな機会だと思う」

    フォーミュラEの公式バーチャルレースで優勝したストフェル・バンドーンも、ファンとのストリーミング体験がロックダウン中のシムレースから生まれた最も前向きなものの1つであると考えている。

    「僕にとって、ファンと交流することはまったく新しい経験だった」とストフェル・バンドーンは語る。

    「彼らは間違いないそれを愛している。僕の観点では、アクションだけでなく、様々なレーシングドライバーとのコミュニケーションは実際の生活よりもずっとリラックスしたものだったと思う」

    「より楽しく、より魅力的で、最終的に僕たちが家でもファンを楽しませることができた」

    「あまりにも多くのものについて考えずに、自分自身でいることができる」

  • アレクサンダー・アルボン、久々のRB16も「5~6周で感覚を取り戻せた」

    アレクサンダー・アルボン、久々のRB16も「5~6周で感覚を取り戻せた」

    レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、シルバーストンで2020年F1マシン『RB16』での走行を実施。久々のF1マシンでの走行も「5~6周で取り戻すことができた」と語った。

    レッドブル・ホンダF1は、7月5日のオーストリアでの開幕戦にむけてのリハーサルとして6月25日(木)にフィルミングデーを利用してシルバーストン・サーキットでテストを実施。アレクサンダー・アルボンが2020年F1マシン『RB16』で上限となる100kmを走り込んだ。

    アレクサンダー・アルボンにとって、2月28日のバルセロナでのプレシーズンテスト以来、実に118日ぶりのRB16での走行となった。

    「今日、フィルミングデーのためにシルバストーンでマシンに戻ることができて嬉しかったし、埃を払い落として、感覚を取り戻すことができて良かった。3か月間F1マシンに乗っていなかったけど、5~6周で取り戻すことができたよ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「ジムでのすべての作業はトラックで確認するまであまり重要ではない。小さくて忙しいトラックだし、今日は本当に暑かった。自分のフィットネスがどういう状態かを確認するのには良い方法だったし、そこには満足している」

    「みんなと再び会えたのも良かったね。メルボルン以来、僕のガレージのスタッフたちとは定期的に連絡を取り合っていたので、状況はあまり変わっていないし、改めてそれを理解するのはは簡単だった」

    「また、みんなが新しい新型コロナウイルスのプロトコルに慣れることができたのも良かったし、とてもシームレスだった。全体的に全ての感覚を取り戻して、レース思考を取り戻す良い機会だった」

    アレクサンダー・アルボン / レッドブル・ホンダ RB16アレクサンダー・アルボン / レッドブル・ホンダF1Alexander Albon / RedBull HondaAlexander Albon / RedBull Honda RB16

    関連:【動画】 レッドブル・ホンダF1、フィルミングデーを利用してRB16で走行

  • レッドブル・ホンダF1、アレクサンダー・アルボンがRB16でテストを開始

    レッドブル・ホンダF1、アレクサンダー・アルボンがRB16でテストを開始

    レッドブル・ホンダF1は、2020年のF1世界選手権の再開にむけて6月25日(木)にシルバーストンで事前テストを開始。アレクサンダー・アルボンが2020年F1マシン『RB16』でテストを開始した。

    他のいくつかのチームとは異なり、レッドブルは2019年にルノーからホンダへとF1エンジンを切り替えたことにより、2年落ち以下のF1マシンで無制限の走行テストを実施することができない。

    しかし、その代わりにレッドブル・ホンダF1は2020年に2日間割り当てられてられているフィルミングデーの2日目を利用してシルバーストンでテストを実施。アレクサンダー・アルボンがRB16での走行をスタートさせた。

    テストはF1ドライバーの肩慣らしとしての意味合いだけでなく、チームスタッフが可能な限りソーシャルディスタンスを守り、手袋やマスク、フェイスガードといった個人用保護具(PPE)を着用するなど、新型コロナウイルスにより無観客で開催されるレースにおける“新しい生活様式”での安全および衛生プロトコルに慣れる機会としても利用される。

    現行マシンを使用したフィルミングデーは、プロモーションを目的として、ピレリのデモンストレーションタイヤで100kmの走行に制限されている。

    今回のテストにはチームメイトのマックス・フェルスタッペンは参加していないようだ。

    以前、マックス・フェルスタッペンは、他チームのような事前テストは必要ないと語っている。メルセデス、フェラーリ、ルノー、そして、アルファタウリ・ホンダF1は、2年落ちのマシンを使用して無制限の走行テストを実施している。

    「それによって彼らが有利になるとは思わない。古いマシンを運転しなければならないので、僕はそれをしないことを決めた。オーストリアで4~5周走れば、再びリズムとフィーリングを見つけることができるだろう」


    レッドブル・ホンダF1 アレクサンダー・アルボン