カテゴリー: F1アブダビGP

  • ピエール・ガスリー、トロ・ロッソの現状に切迫感 「戦えるペースがない」

    ピエール・ガスリー、トロ・ロッソの現状に切迫感 「戦えるペースがない」

    トロ・ロッソのピエール・ガスリーは、最終戦アブダビGPの決勝を控え、チームのピットガレージの緊張は高まっていると語る。

    トロ・ロッソは、2017年のF1コンストラクターズ選手権6位の1000万ドル(約11億円)をかけた戦いを繰り広げているが、後半戦では厳しい戦いを強いられており、アブダビでは状況はさらに悪化している。

    現在6位につけているトロ・ロッソだが、最終戦を残して7位のルノーとは4ポイント差、8位のハースとは6ポイント差と厳しい状況。さらに予選ではピエール・ガスリーが17番手、ブレンドン・ハートレーは最下位と後方からのスタートとなる。

    予選後、ピエール・ガスリーは「ブレンドンと比較すれば良いラップができたと思うので、それは唯一ポジティブな点だ。でも、それが目標ではない」とレポーターにコメント。

    「今週末は6位を維持する必要がある。実際、現時点では僕たちにはどうすることもできない。僕たちには戦えるペースがあに。実際にそれに影響を与えるおkとなく、状況を見ているのはちょっと悩ましい」

    ルノーのパワーユニットを搭載するトロ・ロッソは過去5戦で1ポイントしか獲得できておらず、ルノーとハースとの差を縮められている。

    トロ・ロッソは、チームの大半のポイントを獲得していたカルロス・サインツがF1アメリカGPからルノーに移籍。さらにダニール・クビアトを解雇している。

    それによって新人のピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを起用することになったトロ・ロッソだが、チームはプレッシャーを感じているとピエール・ガスリーは語る。

    「現時点でフランツ(トスト)は本当にストレスを抱えているように見える。僕たちと同じようにね。来年、競争的でいたければ、この6位を維持することが重要だ。開発に影響を与えるからね」

    「上位グリッドできとんと戦えないことにちょっとフラストレーションを感じている。17番手スタートでは何かをするのは難しい。でも、すべてを試みてみるよ」

    「フォース・インディが十分に速いことを願っている。現時点で僕たちにできることは、明日の朝、ヒュルケンベルグが8位でフィニッシュすることを祈ることだけだ」

    「ダウンフォース面で僕たちは望んでいるところにはいない。コーナーでもストレートでも競争力がない。改善する必要があるエリアはたくさんあるけど、このような問題にさらに問題が積み重なって、最終的にギャップはかなり大きくなっている。かなり厳しい」

    チームメイトのブレンドン・ハートレーは、技術的なトラブルに苦しんでおり、加入後の4戦すべてでパワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けている。

    「失うものはほとんどなかったし、10グリッド降格ペナルティを科せられることはわかっていたので、なんとかパフォーマンスを見い出そうとクルマに多くの変更を施した」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「予選ではうまくいかなかった。まったくラップをまとめることができなかった。個人的にちょっと落胆している。良い仕事ができなかった。僕たちはどこでもペースが足りないように思う。ロングランではハースやザウバーと似たような感じだけど、ポイントはタフな要求だと思う」

  • F1 アブダビグランプリ:決勝スターティンググリッド

    F1 アブダビグランプリ:決勝スターティンググリッド

    FIAは、2017年のF1世界選手権 最終戦アブダビグランプリの決勝スターティンググリッドを発表した。

    予選終了時点でグリッド降格ペナルティが確定しているのはブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)のみ。MGU-Hの交換により10グリッド降格ペナルティが科せられるが、最下位20番手で予選を終えており、グリッドに変更はない。

    ポールポジションからスタートするのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。隣にはチームメイトのルイス・ハミルトンが並ぶ。これまではチームを重視して戦いを避けてきた二人だが、決勝でどのようなレースを展開するかが注目だ。

    2列目に並ぶのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とダニエル・リカルド(レッドブル)、3列目にはダニエル・リカルド(レッドブル)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が並ぶ。

    現在、ドライバーズ選手権2位のベッテルと3位のボッタスとの差は22ポイント。仮にボッタスが優勝した場合でも、ベッテルは8位以上でフィニッシュすれば2位を保持することができる。

    一方、4位のダニエル・リカルドと5位のキミ・ライコネンとの差は7ポイントと展開によっては順位が入れ替わる可能性が残されている。

    コンストラクターズ選手権はさらに激戦。6位のトロ・ロッソと7位のルノーとの差は4ポイント。予選7番手だったニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がそのまま7位を維持すれば逆転、8位ではポイント数で並ぶが、最高位が4位のトロ・ロッソが6位を保持することになる。

    8位のハースもトロ・ロッソと6ポイント差、ルノーとは2ポイント差とこちらも展開によっては順位が動く可能性が残されている。フォース・インディアの2台、そして、F1最後のレースとなる10番グリッドのフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)がこの戦いの鍵を握ることになるかもしれない。

    F1アブダビGPの決勝レースは26日(日)の22時(現地時間17時)にスタートする。

    2017年 第20戦 F1 アブダビグランプリ 暫定スターティンググリッド

    Pos No. ドライバー チーム
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    5 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    7 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    8 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    9 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    10 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    11 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    12 55 カルロス・サインツ ルノー
    13 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    16 8 ロマン・グロージャン ハース
    17 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ
    18 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    19 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    20 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ

    F1 アブダビグランプリ 各ドライバーの持ちタイヤ数F1 アブダビGP 各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2017 F1アブダビグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1 アブダビグランプリ 予選:トップ10ドライバーコメント

    F1 アブダビグランプリ 予選:トップ10ドライバーコメント

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの予選が25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が自身4度目となるポールポジションを獲得した。

    現地時間17時と夕刻からのスタートとなったF1アブダビGPの予選。日中に行われたフリー走行3回目から路面温度が11℃下がるというコンディションのなか、メルセデスの両ドライバーがトラックレコードを次々と更新しながら予選は進んでいった。

    ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス。Q3の1回目のアタックでヤス・マリーナ・サーキットのトラックレコードを2秒以上更新する1分36秒231を叩き出し、前戦ブラジルGPに続き、自身4度目となるポールポジションを獲得した。2番手にも0.172秒という僅差でルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが圧巻のフロントローを獲得。

    3番手には0.546秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。4番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続き、5番手のキミ・ライコネンとのフェラーリの間に割って入った。F1最後の予選となったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10番手で終えた。

    1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「僕のキャリア全体でまだ4回目のポールだし、かなりの予選巧者を倒さなければならなかったので、明日をP1からスタートできるのは素晴らしい気分だ。本当に良い予選だったし、クリーンでスムーズだった。変更を施したことで予選でのクルマはフリープラクティスよりもはるかに挙動が良くなった。走行するたびにタイムを見い出すことができたし、本当に細かいところまで取り組んだ。でも、週末はまだ終わっていない。明日も力強いフィニッシュを果たしたいと思っている。サンパウロでは勝利に近づいていたし、今回は2度目のチャンスだ。シーズンを好成績で終えることには多くの意味がある。でも、明日がどういう結果になるかに関わらず、自分には2戦連続でポールを獲得するスピードがあるとわかって冬休みに入れることは素晴らしいことだ。良い気分だし、2018年の作業を始めるための良い土台になる」

    2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「バルテリ、おめでとう。彼は予選で素晴らし仕事をした。彼がこのレベルのパフォーマンスを発揮して、特にシーズンの最後なので、来年にむけて素晴らしいポジションに入るのを見ることができて良かった。僕に関しては、プラクティスは素晴らしかった。その後、路面温度が下がることを見越して変更を加えたけど、後から考えれば適切な変更ではなかったと思う。でも、少し実験することができて良かったよ。一年を通してあまりやれていなかったからね。でも、予選でバランスに少し苦労したのはそれが理由だ。最後はターン1の立ち上がりでコンマ5秒くらい短縮できていたと思うけど、残りのラップのそれ以外のラップでそれを失ってしまった。それでも、今年最後の予選でのチャレンジは楽しかった。今は明日のレースの作業を進めていくことができる。オーバーテイクがとても厳しいトラックだけど、全力を尽くしていく」

    3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「今日の予選ではスピードが少し足りなかったけど、明日はライバルにもっと近づけると思うし、様子を見てみるつもりだ。特にQ3ではセクター2で彼らはとても速かったけど、セクターン1とセクター3では僕たちもだいたい同じようなペースだった。明日は違うことを願っている。レースでは僕たちのペースはもっといいはずと思っている。ここは他車とのスピードが違うとオーバーテイクが難しいけど、勝利は常に可能だ。今回のレースで何がもたらせるか見てみよう。ライバルにプレッシャーをかけられることを願っている」

    4番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「予選結果には満足している。フェラーリの前に出られてとても嬉しいし、2列目は良い結果だ。フェラーリに近づけると思っていたけど、予選が進むにつれて、彼らは速すぎるように思えた。Q3の1回目の走行では僕たちは遅かったけど、クルマからもっと引き出せることはわかっていた。とにかく僕たちはその方法を考え出さなければならなかった。僕たちはタイヤの温度が少し良くなっていることを理解していたし、より速いラップができた。僕にとって土曜日が完璧な一年ではなかったし、良い結果で2017年を締めくくることができて嬉しい。僕たちは週末を通してかなり堅実だった。トップ3ほどのペースはないけど、明日は表彰台のチャンスがあると思う。スタートが簡単にいくとは思わないし、今年最後のレースなので、全員が勝ちたいと思う。いくつかアクションがあるはずだし、そこに加われることを願っている」

    5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「簡単な予選ではなかったし、5番手は理想とは程遠い。一日を通してクルマの感触は良かったし、良いフィーリングを持っていた。Q1では数周しかしなかったけど、とても簡単だった。でも、そのあとタイヤがトリッキーになった。何らかの理由でタイヤを機能させることに苦しんだし、アタックラップで信頼することができなかった。問題ない走行もあったけど、難しい走行もあった。ちょっとした推測ゲームだった。明日のレースは簡単にはいかないと思う。オーバーテイクをするにはスタートが最も簡単な場所だけど、その後もレースはまだまだ続く」

    6番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「今日は僕にとってそれほど良い予選セッションではなかった。僕たちは週末を通して良いセットアップを見つけることに苦労していたし、今日も例外ではなかった。試した変更は好みのクルマに仕上げることには影響を及ぼさなかったし、予選に入るまでにそれ以外の変更をするにはもう遅すぎた。昨日言ったように、ここでは十分なグリップレベルを見つけられていない。ずっとクルマと格闘しているし、ドライブするのが難しい。レースのコンディションは今夜と似たようになるはずなので、僕たちにとって厳しいレースになると思うけど、何ができるか見てみよう。ダニエルがキミの前にいるので、明日は少しは戦えることを願っているし、できれば孤独なレースは避けたい。クルマできるベストは尽くしたし、十分に速くないことを受け入れなければならないときもある。そこから学び、次回はもっと頑張らなければならない。ベストを尽くすつもりだし、6番手から何ができるか見てみよう」

    7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「まだ予選だし、レースでは何が起こるかわからないことはわかっているけど、良いポジションを得ることができた。Q2は今年の予選でのベストラップのひとつだったし、それにはとても満足している。Q3では気温が下がってちょっと苦労したけど、毎年わかっていることだ。ロングランのペースはかなりいいと感じているし、クルマは強いと感じているので、この段階では自信を持っている。普段のレースと同じように明日のレースに臨むけど、7位を守り切れることを願っている」

    8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「今夜の結果にはかなり満足している。たったコンマ1秒で7番手を逃したので完全には満足できないけどね。僕たちは1周だけでQ1をクリアできたけど、Q2は少し複雑だった。ニコ(ヒュルケンベルグ)が僕のウォームアップラップの邪魔をした。不必要なことだし、両方のラップが完全に台無しになってしまった。幸い、最終結果に影響はしなかったし、それでもQ3に進むことができた。予選の最終パートでの1回目のラップはあまり良くなかったので、2回目のアタックで結果を出さなければならなかった。全体的に見れば、良い結果だと思う。明日は面白いレースになるはずだ。グリッドの中位はいつもとても接戦だからね。オーバーテイクはチャレンジなので、スタートか1周目でヒュルケンベルグを抜くことが重要だと思う。それができれば、自分たちの思い通りに戦略を生かしていけると確信している。天候も大きな役割を果たすだろう。暗くなるにつれて、気温と路面温度が下がってくるし、特定のコーナーでは強い風が吹く。挑戦ではあるけど、僕たちは良いポジションにいるし、好成績でシーズンを終えたい」

    9番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)
    「今日のセッションには満足しているとは言えない。もっと上位グリッドを獲得できたと思う。7番手が現実的だったと思うけど、今日はトラフィックによって思い通りに進めることができなかったし、最大化できなかったこともいくつかある。ここは路面温度が下がるのでいつも難しい予選セッションになるし、タイヤを正しい作動ウインドウに入れためにはハードワークが必要だ。クルマの真のペースを示せなかったのは悔しいけど、まだ土曜日だし、本当に重要なのはレースだ。良いスターを切って数台の前に出て、力強い成績でシーズンを終えたい」

    10番手:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
    「予選と自分のラップにはとても満足している。なんとかQ3に進出することがでいたし、クルマの最大限を引き出すことができた。誇りを持ってフィニッシュできたし、自分がトップの競争力にあることを示すことができた。自分が達成したことにとても満足しているし、明日のレースを本当に楽しみにしている。ポイントを獲得できれば素晴らしいだろうね!」

    関連:2017 F1アブダビグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1アブダビGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGPの予選で、フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが13番手だった。

    マクラーレン・ホンダは午後のFP3では予定していた走行プログラムをすべて消化し、いいラップタイムを刻んでいたものの、いずれのドライバーもFP3での走りを予選で十分に活かすことができなかった。

    FP3では、両ドライバーとも力強いパフォーマンスを発揮。フェルナンド・アロンソは7番手、ストフェル・バンドーンは8番手に入り、マクラーレン・ホンダはコース上で4番目に速いマシンとなった。午後のQ1でも引き続き力強いパフォーマンスを発揮し、バンドーンは1度のみの走行を行い、余裕を持ってQ2に進出。アロンソは、2回目の走行でQ2進出を決めた。Q1ではバンドーンは9番手、アロンソは12番手だった。

    Q2では、日中から夕暮れ時にかけて刻々と変化する路面状況に適応するため、両ドライバーはマシンのセットアップを微調整した。ただ、マクラーレン・ホンダのマシンのパフォーマンスには限界があるため、さらにパフォーマンスを少し上げてきた中団のライバルチームに対して、力強い戦いを挑むのは難しい状況だった。

    接戦の中位グループで力強い走りをしながらも、アロンソとバンドーンはQ3進出を僅差で逃し、明日の決勝をそれぞれ11番手および13番手からスタートする。それでも、最近は予選よりもレースでのペースの方がいいと両ドライバーがコメントしているおり、日曜日の夜に行われるマクラーレン・ホンダとして最後のグランプリで力強いパフォーマンスを披露したいとチームは語る。

    フェルナンド・アロンソ (11番手)

    「11番手というポジションには満足している。今日の僕たちのパフォーマンスに相応しい結果だ。予選では思ったほどスピードがなく、仮にQ3に進出して9番手または10番手を獲得できていたとしても、すぐ後ろのマシンが新品タイヤを履いて決勝に臨むことになっていたので、自分は使用済みタイヤでスタートしてもあまり意味がなかったと思う。明日は僕が新品タイヤでスタートできる立場にあるので、それを活かせるようにしたい。マシンの実力を最大限に引き出したものの、予選になると、ほかのチームはエンジンに『予選モード』という魔法のボタンがあるようで、僕たちは少しポジションを下げた。マシンのバランスには満足しているし、週末を通していい状態だ。FP3では7番手と8番手に入り、ロングランではかなり競争力があるようだ。なので、レースペースは期待できるはずだし、明日はポイント獲得のチャンスがある。基本的に、今年の順位はほぼすべて確定しているし、今回は誰にもプレッシャーはなく、チャンピオンシップの順位に影響を及ぼすようなポイントをかけて戦うこともない。そのような比較的リラックスした状況なので、明日はレースそのものがエキサイティングなものになるよう願っている」

    ストフェル・バンドーン (13番手)

    「今日という一日を終えて、さまざまな感情が入り混じっている。日中に行われた最後のフリー走行はかなりよく、まずまずの力強さをみせ、4番目に速いチームとなった。ただ、これまでもあったように、僕たちにはほかのチームのように予選で馬力をさらに少し上げるための魔法のボタンがなく、ライバルチームに負けてしまった。今日は難しい予選になると予想していたものの、接戦でしたし、Q3進出の可能性はあったと思う。ラップタイムをさらに詰めるためにセットアップを少し変更し、攻めの走りをしようとしたが、期待通りの効果は得られず、Q1以降は低迷する結果となった。それでも、今日の結果にはまずまず満足しているし、明日はいいレースができるよう願っている。今季は残すところ1戦となり、明日の最後のレースを全員が楽しみにしている。ただチーム全体が今回の最終戦を通常のレースと全く同じように考えており、ポイント獲得のチャンスはまだ残されているし、このチャンスを最大限に活かして、いいレースができればと思う。ここ最近は、すぐ前方にほかのマシンがいない状態で走行する際には、まずまずのレースペースをみせている。ただ、今季の僕たちにとってオーバーテイクは難しいので、予選はとても重要だった。戦略面でできることはあまりないので、好スタートを切り、アクシデントに巻き込まれることなくオープニングラップを走行し、力強いポジションにつければと思う。明日は全力を尽くし、いいかたちでシーズンを締めくくりたいと思う」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「昨日と同様に、ここアブダビでは中団は非常に拮抗していた。従って、自分たちのマシンの実力をもう少し期待していたものの、Q3に進出できるかどうかは分からないと考えていた。そして、懸念していたように、ライバルチームは我々のQ3進出を阻止するだけの出力アップを行い、その結果、我々は僅差でQ2敗退となった。FP3とQ1では両ドライバーが力強いペースをみせていただけに、それをQ2で披露できなったことについては、少しフラストレーションを感じている。Q2までは、コース上で4番目に速いマシンとして、力強い走りをみせていた。それでも、今日の走りには前向きな点があった。両ドライバーが時間を賢く使って、明日のレースに向けてマシンのセットアップをするだけではなく、今後に向けて重要なデータを収集するためにマシンのセッティングを進めてくれた。明日はフェルナンドもストフェルも、スタート時のタイヤを自由に選択できるというメリットがある。このコースでオーバーテイクするのは簡単ではないものの、我々はポイント獲得を目指す。マクラレーン・ホンダとして臨む最後のレースとなる、今季最終戦をいいかたちで終えるためにも、懸命にプッシュしていく」

    長谷川祐介 (ホンダF1プロジェクト総責任者)

    「今日はチームにとってタフな一日になりました。午前のセッションでは、昨日からさらにマシンのセットアップを進め、両ドライバーともに良い感触を得ながら予選に臨みましたが、予選では僅差の戦いの中で、11番手と13番手で2台揃ってQ3進出を逃すという厳しい結果になりました。明日はいよいよマクラーレン・ホンダにとって最後のレースになります。Q2で敗退となった今日の予選結果は残念でしたが、レースはニュータイヤを装着した上でポイント獲得が十分に可能なポジションからのスタートになります。パワーユニットとしてはここ数戦で安定したパフォーマンスをみせられているため、明日もこの状態を維持し、最後にポイント獲得を果たせればと考えています。チームとして今出せる力をすべて出しきった上で、いいフィナーレを迎えたいと思います」

    関連:【動画】 F1 アブダビグランプリ 予選 ダイジェスト

  • 【動画】 F1 アブダビグランプリ 予選 ダイジェスト

    【動画】 F1 アブダビグランプリ 予選 ダイジェスト

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの予選が25日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が自身4度目となるポールポジションを獲得した。

    現地時間17時と夕刻からのスタートとなったF1アブダビGPの予選。日中に行われたフリー走行3回目から路面温度が11℃下がるというコンディションのなか、メルセデスの両ドライバーがトラックレコードを次々と更新しながら予選は進んでいった。

    ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス。Q3の1回目のアタックでヤス・マリーナ・サーキットのトラックレコードを2秒以上更新する1分36秒231を叩き出し、前戦ブラジルGPに続き、自身4度目となるポールポジションを獲得した。2番手にも0.172秒という僅差でルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが圧巻のフロントローを獲得。

    3番手には0.546秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。4番手にはダニエル・リカルド(レッドブル)が続き、5番手のキミ・ライコネンとのフェラーリの間に割って入った。F1最後の予選となったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10番手で終えた。

    最後の予選に挑んだマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが13番手となり、Q2で敗退した。

    2017 F1 アブダビグランプリ 動画:予選

    関連:F1アブダビGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • フェリペ・マッサ 「失うものは何もない。最後のF1レースを楽しみたい」

    フェリペ・マッサ 「失うものは何もない。最後のF1レースを楽しみたい」

    フェリペ・マッサは、F1最後のレースとなるアブダビGPを最大限に楽しむつもりだと語る。

    フェリペ・マッサは、F1アブダビGPの予選Q2で過去に屈辱的な“Fernando, is, faster, than, you”というチームオーダーを聞かされることになった宿敵フェルナンド・アロンソを蹴落として最後の最後で上回りQ3に進出した。

    予選後、フェリペ・マッサは「明日は楽しみたいね。失うものは何もないし、あらゆるリスクを冒せる。楽しもう」と満足げ気にリポートにコメント。

    「引退するには最適だ。良いラップタイム、良いレース、ベストを尽くして締めくくる。堂々と競争することができて嬉しいよ」

    フェリペ・マッサはヤス・マリーナ・サーキットを得意としており、過去8年間を常にトップ10内からスタートして、ポイントフィニッシュしている。

    「良かったよ。ラップにはとても満足している。どうやってQ3に進出したのかわからないし、限界に達していた。僕たちは10位だけど、それが今日達成できる最大限だったと思う」

    「やれることはすべて試し、ベストを尽くしたし、ブレーキを遅らせて、早めにスロットルを開けた。うまくいったね。残念ながら10番手だったけど、ラップはパーフェクトだった」

    日曜日には268戦、10勝、31回の表彰台を獲得したフェリペ・マッサの15年間のF1キャリアは終わりを迎える。

    「堂々とフィニッシュして、自分がトップの競争力にあることを示した。自分が成し遂げたことにとても満足しているし、明日のレースを本当に楽しみにしている。ポイントを獲得できてら最高だね!」

  • セバスチャン・ベッテル 「レースではメルセデスとの差は縮まるはず」

    セバスチャン・ベッテル 「レースではメルセデスとの差は縮まるはず」

    F1アブダビGPの予選を3番手で終えたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、予選ではメルセデスに歯が立たなかったと認めつつも、レースではギャップを縮められることを期待している。

    「昨日は今日の朝は、特にルイスはFP3のようにとても速いとか確信していた」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「僕たちは昨日の予選後にもっと方向づけなけなければならなかったけど、まったく逆方向に進んでしまった」

    「全体的にメルセデスはとても速かったし、バルテリのラップはメガだった。予想以上にギャップは大きかった」

    「明日はギャップは縮まると思うし、とにかくそうなることを願っている。そのあと何ができるかわかるだろう。でも、今夜はもっと近づきたかった」

    予選でパワーを最大化したメルセデスは、バルテリ・ボッタスがセバスチャン・ベッテルにコンマ5秒差をつける1分36秒231を記録した。

    「良いセッションだったとは思うけど、予選でここまで差をつけられたのはちょっと悔しい。明日はレースペースではもう少し近づけるとは思うけど、彼らはとても強かった」

    ここは他車とのスピードが違うとオーバーテイクが難しいけど、勝利は常に可能だ。今回のレースで何がもたらせるか見てみよう。ライバルにプレッシャーをかけられることを願っている」

    現在、セバスチャン・ベッテルは、8位以上でフィニッシュすればドライバーズ選手権で2位の座を保持できる。

  • ホンダF1 「マクラーレン・ホンダとしていいフィナーレを迎えたい」

    ホンダF1 「マクラーレン・ホンダとしていいフィナーレを迎えたい」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダとしてのF1アブダビGPの予選を振り返った。

    余裕を持ってQ1を突破したマクラーレン・ホンダ勢だったが、Q2ではマシンのパフォーマンスには限界とともに、さらにいわゆる『予選モード』を使ってパフォーマンスを少し上げてきた中団のライバルチームに対して、力強い戦いを挑むのは難しい状況だった。

    フェルナンド・アロンソは11番手、ストフェル・バンドーンは13番手で予選を終えている。

    ホンダF1の長谷川祐介は「今日はチームにとってタフな一日になりました」とコメント。

    「午前のセッションでは、昨日からさらにマシンのセットアップを進め、両ドライバーともに良い感触を得ながら予選に臨みましたが、予選では僅差の戦いの中で、11番手と13番手で2台揃ってQ3進出を逃すという厳しい結果になりました」

    「明日はいよいよマクラーレン・ホンダにとって最後のレースになります。Q2で敗退となった今日の予選結果は残念でしたが、レースはニュータイヤを装着した上でポイント獲得が十分に可能なポジションからのスタートになります」

    「パワーユニットとしてはここ数戦で安定したパフォーマンスをみせられているため、明日もこの状態を維持し、最後にポイント獲得を果たせればと考えています。チームとして今出せる力をすべて出しきった上で、いいフィナーレを迎えたいと思います」

    ホンダのF1パワーユニットには、メルセデスのような予選モードはない。それについてフェルナンド・アロンソは「予選になると、ほかのチームはエンジンに『予選モード』という魔法のボタンがあるようで、僕たちは少しポジションを下げた」と述べ、ストフェル・バンドーンも「僕たちにはほかのチームのように予選で馬力をさらに少し上げるための魔法のボタンがなく、ライバルチームに負けてしまった」と語っている。

    これについてマクラーレンのエリック・ブーリエは「昨日と同様に、ここアブダビでは中団は非常に拮抗していた。従って、自分たちのマシンの実力をもう少し期待していたものの、Q3に進出できるかどうかは分からないと考えていた。そして、懸念していたように、ライバルチームは我々のQ3進出を阻止するだけの出力アップを行い、その結果、我々は僅差でQ2敗退となった」とコメント。

    「FP3とQ1では両ドライバーが力強いペースをみせていただけに、それをQ2で披露できなったことについては、少しフラストレーションを感じている。Q2までは、コース上で4番目に速いマシンとして、力強い走りをみせていた。それでも、今日の走りには前向きな点があった。両ドライバーが時間を賢く使って、明日のレースに向けてマシンのセットアップをするだけではなく、今後に向けて重要なデータを収集するためにマシンのセッティングを進めてくれた」

    「明日はフェルナンドもストフェルも、スタート時のタイヤを自由に選択できるというメリットがある。このコースでオーバーテイクするのは簡単ではないものの、我々はポイント獲得を目指す。マクラレーン・ホンダとして臨む最後のレースとなる、今季最終戦をいいかたちで終えるためにも、懸命にプッシュしていく」

    関連:F1アブダビGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • ストフェル・バンドーン 「僕らには他チームのような魔法のボタンはない」

    ストフェル・バンドーン 「僕らには他チームのような魔法のボタンはない」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アブダビGPの予選を13番手で終えた。

    ストフェル・バンドーンは「今日という一日を終えて、さまざまな感情が入り混じっている。日中に行われた最後のフリー走行はかなりよく、まずまずの力強さをみせ、4番目に速いチームとなった。ただ、これまでもあったように、僕たちにはほかのチームのように予選で馬力をさらに少し上げるための魔法のボタンがなく、ライバルチームに負けてしまった」と語る。

    「今日は難しい予選になると予想していたものの、接戦でしたし、Q3進出の可能性はあったと思う。ラップタイムをさらに詰めるためにセットアップを少し変更し、攻めの走りをしようとしたが、期待通りの効果は得られず、Q1以降は低迷する結果となった。それでも、今日の結果にはまずまず満足しているし、明日はいいレースができるよう願っています」

    「今季は残すところ1戦となり、明日の最後のレースを全員が楽しみにしている。ただチーム全体が今回の最終戦を通常のレースと全く同じように考えており、ポイント獲得のチャンスはまだ残されているし、このチャンスを最大限に活かして、いいレースができればと思う。ここ最近は、すぐ前方にほかのマシンがいない状態で走行する際には、まずまずのレースペースをみせている。ただ、今季の僕たちにとってオーバーテイクは難しいので、予選はとても重要だった。戦略面でできることはあまりないので、好スタートを切り、アクシデントに巻き込まれることなくオープニングラップを走行し、力強いポジションにつければと思う。明日は全力を尽くし、いいかたちでシーズンを締めくくりたいと思う」

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  • フェルナンド・アロンソ 「11番手は僕らのパフォーマンスに相応しい結果」

    フェルナンド・アロンソ 「11番手は僕らのパフォーマンスに相応しい結果」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPの予選を11番手で終えた。

    FP3で7番手タイムを記録していたフェルナンド・アロンソは、Q1を12番手で通過。Q2ではトップ10内のタイムを出していたが、最後にフェリペ・マッサに上回られ、0.191秒差でQ3進出を逃した。

    予選を終えたフェルナンド・アロンソは「11番手というポジションには満足している。今日の僕たちのパフォーマンスに相応しい結果だ」とコメント。

    「予選では思ったほどスピードがなく、仮にQ3に進出して9番手または10番手を獲得できていたとしても、すぐ後ろのマシンが新品タイヤを履いて決勝に臨むことになっていたので、自分は使用済みタイヤでスタートしてもあまり意味がなかったと思う。明日は僕が新品タイヤでスタートできる立場にあるので、それを活かせるようにしたい」

    「マシンの実力を最大限に引き出したものの、予選になると、ほかのチームはエンジンに『予選モード』という魔法のボタンがあるようで、僕たちは少しポジションを下げた」

    「マシンのバランスには満足しているし、週末を通していい状態だ。FP3では7番手と8番手に入り、ロングランではかなり競争力があるようだ。なので、レースペースは期待できるはずだし、明日はポイント獲得のチャンスがある」

    「基本的に、今年の順位はほぼすべて確定しているし、今回は誰にもプレッシャーはなく、チャンピオンシップの順位に影響を及ぼすようなポイントをかけて戦うこともない。そのような比較的リラックスした状況なので、明日はレースそのものがエキサイティングなものになるよう願っている」

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