カテゴリー: F1アブダビGP

  • フェラーリ:2018年の再起を誓う / F1アブダビGP

    フェラーリ:2018年の再起を誓う / F1アブダビGP

    フェラーリは、F1アブダビGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが3位、キミ・ライコネンが4位でフィニッシュした。

    2017年のF1世界選手権でフェラーリは合計522ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権2位でシーズンを終了。セバスチャン・ベッテルは317ポイントでドライバーズ選手権2位、キミ・ライコネンは205ポイントでドライバーズ選手権4位でシーズンを終えた。

    2018年もフェラーリはセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのコンビでF1を戦う。

    セバスチャン・ベッテル (3位)
    「レースの大半でかなり孤独だったし、最終スティントの前半は少し燃料をセーブしようとしていた。あまりエキサイティングではなかったけど、そういうときもあるさ! 結果は思っていたほど良くなかったけど、最終的に僕たちは十分に強くなかった。でも、それは諦めないというフェラーリのスピリットは反することだ。僕たちには改善すべきことがたくさんあると確信しているし、みんなとてもやる気に満ちている。だから、来シーズンを楽しみにしている。チャンスはあったけど、いろいろと小さなミスもあった。そのようなことはもう起こらないと確信している。僕たちは特定のレースでチャンピオンシップを失ったわけではないと思う。とにかくレースをして、全てのポイントを集めていくだけだ。僕たちはそれが十分ではなかった。来年、チーム全体と一緒にプッシュしてベストを尽くすことを約束する。どうなるか見てみよう。今年、僕たちはクルマを大きく改善させた。シャシーは初日から本当に強かった。エンジンに関しても大きな進歩を果たしたけど、まだライバルと比較してもっと多くのパワーを見つけ出す必要がある。でも、最も重要なことはチームとして自分たちの望んでいる場所に集中することだ」

    キミ・ライコネン (4位)
    「今日はほとんど時間でクルマの感触はかなり良かった。でも、正直、僕のレースは退屈だった。帆ドンドの時間で燃料をセーブしていた。それはレースとは無関係のことだと思うけど、ルールはルールだ。やれることは何もなかったし、ストレートではずっとブレーキングポイントの200m手前でリフトしていた。後ろのドライバーも同じことをしていたはずだ。それができるポテンシャルがあるのにクルマをプッシュできないのは苦痛だ。フェルスタッペンを抑えつつ、正当に十分に燃料を節約していた。他よりも多くのことをやらなければならないレーストラックもあるし、それはあまりエキサイティングなことではない。全体的に今年はもっと良い結果を出したかった。僕たちにはかなり強力なパッケージがあったからね。とにかくすべての問題を解決して、最小限にしていくだけだ。来年は異なるクルマで異なるストーリーになるし、ゼロからスタートする。すべてのエリアを改善して、もっと速く走りたい」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • ルノー:コンストラクターズ選手権6位を奪取! / F1アブダビGP

    ルノー:コンストラクターズ選手権6位を奪取! / F1アブダビGP

    ルノーは、F1アブダビGPの決勝レースで、ニコ・ヒュルケンベルグが6位、カルロス・サインツはリタイアでレースを終えた。

    コンストラクターズ選手権で6位のトロ・ロッソと4ポイント差で迎えたF1アブダビGP。ニコ・ヒュルケンベルグが6位入賞を果たして8ポイントを加算。トロ・ロッソがノーポイントに終わったことで、2017年のF1世界選手権でルノーは合計57ポイントを獲得。逆転でコンストラクターズ選手権6位で奪取してシーズンを終えた。

    2018年もルノーはニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツのコンビでF1を戦う。

    ニコ・ヒュルケンベルグ (6位)
    「ちょっとしたスリラーだったよ! 1周目はとても面白かったし、ピットストップ後もとても面白かった。ストレートでかなり速かったハースを抜かなければならなかったし、もちろん、真後ろにはチェコがアドバンテージを得るのを待っていたからね。なんとか前にでることができたし、とても良いシーズの締めくくりだ。チャンピオンシップ6位は僕たちにとって良いことだし、冬の間のチームの士気向上に繋がるだろう。シーズン後半、僕たちには良いパッケージがあったけど、いくつか問題もあったので、ポジティブな結果でフィニッシュして、元気よく冬に入れるのは素晴らしいことだ」

    カルロス・サインツ (リタイア)
    「僕たちは良いレースをしていたし、本当に進歩を果たせていたので、レース後半にトップ10争いをするのを楽しみにしていた。ペースは良かったし、ホイールの問題でストップしなければならなかったのは残念だけど、このようなことは起こるものだ。僕たちは2台揃ってポイントを獲得するに相応しかったと思うけど、ポジティブなままでいよう。ニコがチームのために仕事を完了させてくれたし、僕たちは6位でフィニッシュするためのポイントを獲得することができた。全体的に良いシーズンだったし、ルノーと本当に素晴らしいスタートが切れた」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • ザウバー:ダブル完走でシーズンを終える / F1アブダビGP

    ザウバー:ダブル完走でシーズンを終える / F1アブダビGP

    ザウバーは、F1アブダビGPの決勝レースで、パスカル・ウェーレインが14位、マーカス・エリクソンが17位でフィニッシュした。

    2017年のF1世界選手権でザウバーは、パスカル・ウェーレインが5ポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権10位でシーズンを終えた。

    ザウバーはまだ2018年のドライバーラインナップを発表しておらず、フェラーリとの提携強化によってドライバー変更が噂されている。

    パスカル・ウェーレイン (14位)
    「今日はレースを楽しんだ。スタートはOKだったし、安定したパフォーマンスを維持して、ミッドフィールドで徐々に順位を上げることができた。前にいたケビン(マグヌッセン)とは長く、素晴らしいバトルができた。残念ながら、ストレートで彼についていくことができなかった。でも、シーズンのフィナーレで戦くことができてよかった」

    マーカス・エリクソン (17位)
    「難しいレースだった。良いスタートが切れたけど、1コーナーで膨らんでタイムを失ってしまった。そのあとの第1スティントは苦労した。あまりペースを維持することができなかった。ピットストップ後、クルマのバランスは良くなったし、再びプッシュすることができた。レース後半は前のクルマとのギャップを縮めることができたけど、全体的にこのトラックはオーバーテイクが難しい」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • ハース:ダブル完走もポイントには届かず / F1アブダビGP

    ハース:ダブル完走もポイントには届かず / F1アブダビGP

    ハースは、F1アブダビGPの決勝レースで、ロマン・グロージャンが11位、ケビン・マグヌッセンが13位でフィニッシュした。

    2017年のF1世界選手権でハースは合計47ポイントを獲得。コンストラクターズ選手権8位でシーズンを終えた。

    2018年もハースはロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンのコンビでF1を戦う。

    ロマン・グロージャン (11位)
    「本当に懸命にプッシュした。ベストを尽くした。最高の走りができたと思っている。でも、ポイントを獲得するには十分ではなかった。やれることはすべて試みた。(ランス)ストロールとは良いバトルだった。とにかく彼にはトップスピードと多くの直線パワーがあった。彼をオーバーテイクするのはとても難しかったし、彼は早い段階で多くの防御をしてきた。いずれにしろ、彼を抜いた後はギャップを広げて、プッシュすることができた。良いレースができたと思うけど、僕たちには来年のクルマに取り組んでいくためのアイデアがある。全体的に良い一年だったし、まだF1での僕たちの2年目だ。僕たちは多くのことを学んだし、将来どこを改善するべきかを知っている」

    ケビン・マグヌッセン (13位)
    「悪い一年ではなかった。もちろん、今日には少し落胆している。コンストラクターズ選手権7位にかなり近づいたのに、それを得られなかったことにはフラストレーションを感じる。僕たちにはそのための十分な強さがなかったけど、来年はもっと強くなって戻ってくるだろう。僕たちは前進を果たせる。今は冬の間に作業するためのベースラインがある。僕たちはクルマの弱点を知っているし、来年にむけて大きなマージンで改善したいと考えている。どうなるか見ていくつもりだ。僕たちならやれると思っている」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • マクラーレン・ホンダ 「新たな門出を迎えるお互いの幸運を祈っている」

    マクラーレン・ホンダ 「新たな門出を迎えるお互いの幸運を祈っている」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエとホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダととして最後のレースとなったF1アブダビGPを終え、3年間にわたるパートナーシップに感謝の気持ちを述べた。

    2015年にスタートしたマクラーレン・ホンダのプロジェクトだったが、信頼性とパフォーマンス不足によって結果を残すことができず、契約を早期に解消して来シーズンからは別々の道を進むことになった。

    マクラーレン・ホンダとして最後のレースとなったF1アブダビGPでは、フェルナンド・アロンソが9位入賞、ストフェル・バンドーンも12位完走とホンダのパワーユニットのトラブルに見舞われることなくレースを終えた。

    「今日は今季最終戦で2台そろって完走させるために、チーム全員が懸命に仕事をした」とエリック・ブーリエはコメント。

    「オーバーテイクが難しいとされるサーキットで、両ドライバーが見事な走りをみせ、結果として2ポイントを獲得できたことは、全員の努力のたまものだ。フェルナンドはポイント獲得のために、いつもの独自のスタイルでレースを走り抜け、最終ラップまであきらめずにプッシュした。フェルナンドと彼のエンジニアおよびメカニックのメンバーは、ピットストップの際にフェルナンドがマッサとの差を詰められるようにし、最終的にはバックストレートでマッサに対する見事なオーバーテイクを成功させるという、すばらしい仕事をした」

    「一方のストフェルは、非常に厳しいレースとなったものの、序盤から深刻なハンドリングの問題を抱えながらも、自分のポジションを死守して12位で完走するという見事な仕事をしてくれた。問題の原因はまだ分かっていないが、データを見る限りダウンフォースが大幅に不足しており、それによってマシンがドライブできない状態になっていた。それでもストフェルは、レース中に後続の5台のマシンから自分のポジションを守るだけではなく、マシンを無事完走させるという、すばらしいパフォーマンスを披露した。チームは予定より早く行ったピットストップの際に、マシンのバランスを調節して状況を改善しようとしたものの、結局ストフェルは、高温の中で長時間行われたレースで、常に難しいハンドリングを強いられる結果となった。それでも彼は細心の注意を払いながらマシンを操り、無事完走した」

    「まずここで、マクラーレン・ホンダのメンバー全員に感謝の意を述べたいと思う。チームのための一人ひとりの仕事に対する姿勢、意欲や情熱は、ライバルチームに負けないものがあったと確信している。チームを今の姿に進化させるために全力を尽くし、どんなに困難な状況でも決して戦うことを止めない、彼らの揺るぎないスピリットを誇りに思う。また、すばらしいファンの皆さんにも、その忠誠心と変わらぬサポートに心から感謝を申し上げる。この一年間、常に応援をしてくださったことに対して、感謝の意を述べたいと思う。それから、シーズンを通して私たちを信頼し、熱意を注いでくださったパートナーの方々にもお礼を申し上げる。近い将来、我々にとって新しくエキサイティングな時代がやってくることを全員が楽しみにしている」

    「最後にマクラーレンを代表して、ホンダに対しても心から感謝を申し上げる。常に学び、開発および改善を行うために、我々と一緒にとても精力的に仕事をしてくれた。非常に厳しいシーズンとなったことはだれも否定できないものの、マクラーレン・ホンダにとしての最終戦を迎えたアブダビでは、これまでで最も強力な関係を築き、お互いにリスペクトを示すことができた。これまでの3年間は山あり谷ありの道のりだったが、後悔は一切ない。マクラーレンとホンダがそれぞれの歴史において新たな門出を迎えるにあたり、マクラーレン・ホンダのメンバー全員がお互いの幸運を祈っている」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「2017年、そしてマクラーレン・ホンダとしての最後のレースとなった今日のアブダビGPの決勝は、チームの全員にとって感慨深いものでしたが、今出せる実力を出しきり、2台ともが完走した上でポイント獲得というかたちで締めくくれたことは本当によかったと思います」とコメント。

    「フェルナンドはいいスタートを決めたあと、前を走るマッサ選手を果敢に追い立て、ピット戦略も活用しながらオーバーテイクを決めるなど、すばらしいパフォーマンスをみせてくれました」

    「ポイント獲得には至りませんでしたが、ストフェルも最後までプッシュした走りをみせてくれました。改めて、両ドライバーともにシーズンを通して、どんなときもあきらめない走りをみせてくれたことを誇りに思います」

    「パワーユニットとしては、シーズン開始時は難しいスタートであったものの、終盤に来て安定した走りを披露できるようになっており、ここまでリカバリーできたという点は、一つの結果として前向きに捉えています」

    「この3年間は間違いなく、非常に難しくチャレンジングなシーズンではありましたが、いつでもすばらしい仕事をしてくれたドライバー並びにチームメンバーや関係者に対して感謝を、マクラーレン・ホンダを応援してくれたすべてのファンの皆さん、そしてマクラーレンに対して、感謝を申し上げます」

    「我々はここから2018年シーズンに向けた開発に集中していくことになりますが、いいかたちでウインターテストを迎えられるよう、冬季の開発に全力で取り組みます」

    「最後になりますが、来年からは我々のライバルとなるマクラーレンに対し、彼らのさらなる成功を願っています」

    2018年からマクラーレンはルノー、ホンダはトロ・ロッソと新たなパートナーシップを開始する。

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  • フェルナンド・アロンソ 「ホンダとのプロジェクトを誇りに思っている」

    フェルナンド・アロンソ 「ホンダとのプロジェクトを誇りに思っている」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1アブダビGPの決勝を9位でフィニッシュ。最後のレースとなったホンダを称えた。

    レースの最後にはファステストラップも狙ったフェルナンド・アロンソは「今日は大事なレースだった。マクラーレン・ホンダとしての最終戦だったし、いいかたちでレースを終えたいと思っていた」とコメント。

    「自分たちのポジションからはそれほどエキサイティングな内容ではなかったものの、前を走るマッサおよび後方のサインツといいバトルを展開できた。マッサに対してアンダーカットをする戦略が奏功し、オーバーテイクには成功したが、その後はペースが上がらず、大半は単独で走行する結果となった。それでも、好スタートといい戦略で堅実なレースをし、2ポイントを獲得したので、今日の結果には満足している」

    「今年は厳しいシーズンだったし、ここ3年間は困難な道のりだったが、僕たちのプロジェクトについては今も誇りに思っている。結果を出すことができず、期待に応えられなかったものの、チームのみんなが非常に懸命に仕事をしてくれた」

    「マクラーレンとホンダは、これから別々の道を歩む。ホンダの今後の成功を祈るとともに、マクラーレン・ルノーのプロジェクトの幸運を祈る。マクラーレンとホンダの双方にとって、新たなステージの始まりだ」

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  • ストフェル・バンドーン 「ラリーカーを運転しているような気分だった!」

    ストフェル・バンドーン 「ラリーカーを運転しているような気分だった!」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アブダビGPの決勝レースを12位で終えた。

    13番グリッドのストフェル・バンドーンは、スタートで順位を落とし、さらにオープニングラップの最後から2つ目のコーナーでコースオフ。そこでマシンのディフューザーと思われる箇所にダメージを負ったことでドライブするのが困難な状態になった。

    「マシンにダメージが発生している状態だったので、レースは難しいかたちでのスタートとなった。苦しい状況だったし、マシンの一部にかなりの違和感があり、まるでラリーカーを運転しているような気分だった!」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「マシンにはグリップが全くなく、滑るばかりで、大きな問題を抱えているように感じた。従って、最初から非常に厳しいレースだったと思う。第1スティントではいい感触がなく、問題を確認するべくピットストップを予定より早めに実施したものの、それ以降も苦しい状況は続いた。その後、徐々にすべてが少し改善し、ポジションを少し上げたものの、マシンに対する感触はよくならず、本来のスピードからはほど遠いペースだった。なにが問題だったのかを、これから確認する必要がある」

    「今日チェッカーフラッグを受けて、今季を無事終了したことについては、うれしく思っている。今日は完走を目指して自分たちの実力を最大限に出しきったと思うし、あの状況では後続の複数のマシンから自分のポジションを守ることぐらいしかできなかったと感じている」

    「浮き沈みの激しいシーズンだったし、自分たちが望むような結果は出せなかった。技術的な不具合が多発し、グリッド降格ペナルティーも多かったことから、パフォーマンスとコース上での走行時間が大幅に不足していた。一年が幕を閉じることをうれしく思うとともに、来シーズンに新たなスタートを切ることを楽しみにしている。僕たちは来年に向けてやる気に満ちている。やるべきことは多々あるが、新たなチャレンジを楽しみにしている」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • キミ・ライコネン 「耐久レースのような退屈なレースだった」

    キミ・ライコネン 「耐久レースのような退屈なレースだった」

    フェラーリのキミ・ライコネンは、F1の燃料制限によってF1アブダビGPではあまりに燃料をセーブしなければならず、“耐久レース”のようで“退屈”なレースだったと述べた。

    キミ・ライコネンは、レース全体でマックス・フェルスタッペンを抑え、ダニエル・リカルドのリタイアによって4位でフィニッシュ。ドライバーズ選手権4位でシーズンを終えて、フェラーリドライバーとしての面目を保った。

    しかし、キミ・ライコネンは、ヤス・マリーナ・サーキットでは大幅な燃料セーブが必要であり、レースは楽しくなかったと語った。

    「クルマは大半の時間でかなり良かったけど、正直、レースでやれることはあまりなかった。燃料をかなりセーブしていたからね」とキミ・ライコネンはコメント。

    「抑え続けようとしていたけど、利用することが許される限界での挑戦だったし、ある意味で退屈なレースだった」

    「でも、それがルールだし、もっと節約しなければならないレースもあれば、そうでもないレースもある。そうあるべきではない。耐久レースのようだ。仕方ないことだけどね」

    「それがルールであり、僕たちはそれを尊重しなければならない。でも、レーサーとして誰も満足はしていない。僕たちはレースをしたいからね」

    キミ・ライコネンは、全ドライバーが同じような状況だったはずだと述べ、燃費を改善する必要があるのはフェラーリだけではないと述べた。

    「僕たちだけではないと思う。他チームもそうなのは確かだ。他よりも少なくても平気なチームもいるかもしれないし、クルマを走らせるにはあれこれやらなければならないことが常にたくさんある。でも、僕たちが他チームよりも悪いとは思わない」

    キミ・ライコネンは、レッドブルとのバトルは完全に燃料をセーブすることに支配されていたと述べた。

    「『彼の後を追いかけるべきだろか?』と考えるときがある。どこかの時点で限界以下になることで痛手を負うのをわかっているからね。まったく楽しいことではない。マックもだいたい同じストーリーだったと思う」

    「お互いに接近しているのに大丈夫なのように見えるけど、細かく見れば、コーナーの200m手前でリフトしていた」

    キミ・ライコネンのチームメイトのセバスチャン・ベッテルも第2スティントの開始時に燃料をセーブしなければならなかったと語る。それによってメルセデスのドライバーとの差は広がり、最終的に優勝したバルテリ・ボッタスとは19秒の差が開いた。

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリのシーズンの締めくくりとしては残念な形だったが、今年のメルセデスとの戦いには満足していると述べた。

    「今日は見てのとおり、僕たちは十分に速くなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「チャンピオンシップ2位が残念だとは思っていないけど、それは僕たちが望んでいるものではない」

    「全体的に僕たちはとても良い走りをしてきた。もっと多くを手に入れられたとは思わない」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • フェリペ・マッサ、ドーナツターンでF1に別れ

    フェリペ・マッサ、ドーナツターンでF1に別れ

    アブダビでのF1での最後のレースを終えたフェリペ・マッサは、ドーナツターンでF1に別れを告げた。

    昨シーズン末、フェリペ・マッサは一度引退を表明していたが、ニコ・ロズベルグの電撃引退に次ぐバルテリ・ボッタスのメルセデス移籍により、引退を撤回してウィリアムズに復帰。ルーキーのランス・ストロールのパートナーとして2017年シーズンを戦った。

    F1アブダビGPを10位でフィニッシュしたフェリペ・マッサは、最後にドーナツターンを披露。表彰台フィニッシャーとともホームストレートにマシンを停め、ファンと観客のサポートに感謝の意を表した。

    「16年間、ここにいられたことは本当に大きな喜びだった」とフェリペ・マッサはコメント。

    「素晴らしいチーム、世界で最高のドライバーたちとレースをして、こんなに長い時間を過ごすことができた僕は本当に幸運だ」

    「ずっと僕を支えてくれたファンのみんな、僕の家族に心からお礼を言いたい。自分の人生のなかでこの全てを得られた僕はとても幸せ者だ。本当に大きな喜びだった」

    前戦ブラジルGPと同じように宿敵フェルナンド・アロンソとレースを通してバトルを繰り広げたフェリペ・マッサは、F1でのキャリアを終えるにはベストなレースだったと述べた。

    「良いレースだったと言わなければならない。最初から最後まで戦っていた」

    長年、フェリペ・マッサと共にF1を戦ってきたエンジニアのロブ・スメドレーは、マッサにとってF1を離れるのにふさわしいタイミングだったと述べた。

    「今は間違いなくこれがF1から引退するタイミングだと思う。彼はまだ終わっていない。クルマは我々が必要としている位置にはほど遠いが、それでも彼はあのクルマで絶好調だ。私はあのクルマでもっと多くのポイントを獲れたとは思っていない」

    ロブ・スメドレーは、フェリペ・マッサはレースに勝つことを義務付けられたドライバーだったと述べ、これまでのF1キャリアを同じように競争力のある形でキャリアを締めくくったことを証明したと述べた。

    「彼は不運だったし、今年のアゼルバイジャンでのレースでは勝てたはずだった。彼はレースに勝つべきだった本物のドライバーのひとりだった」とロブ・スメドレーはコメント。

    「週末内外で我々は彼に頼っていたし、チームから愛されるドライバー、パドックから愛されるドライバー、絶好調のドライバーを起用することができた・・・これ以上の花道はない」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

    F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

    2017年のF1世界選手権 最終戦 アブダビグランプリの決勝が26日(日)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が今季3勝目。ルイス・ハミルトンが2位に続き、王者メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを締めくくった。

    20戦で争われた2017年のF1シーズンもいよいよ最終戦。すでにルイス・ハミルトンがドライバーズタイトル、メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得しているが、まだまだ戦いは終わっていない。

    ドライバーズ選手権では、2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と3位のバルテリ・ボッタス(メルセデス)が22ポイント、4位のダニエル・リカルド(レッドブル)と5位のキミ・ライコネン(フェラーリ)との差が7ポイントと逆転の可能性が残されている。

    さらにコンストラクターズ選手権では5位のウィリアムズと6位のトロ・ロッソとの差が12ポイント差、以下、8位のハースまでが6ポイント差でひしめいており、賞金をかけた戦いは激しさを増している。

    1ストップ戦略が予想されたレース。ザウバーの2台、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)がスーパーソフトを選択。それ以外のドライバーはウルトラソフトをスタートタイヤに選んだ。

    現地時間17時。気温24.8℃、路面温度31.6℃のドライコンディション。55周のトワイライトレースのスタートが切れた。

    スタートではポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好スタートを切ってトップを維持。その後、いくつかバトルはあったものの、上位勢に順位の変動はなくオープニングラップを終える。後方ではケビン・マグヌッセン(ハース)が単独スピンを喫して最後尾に順位を下げる。

    7番手を走行しているニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にシケインをカットしてアドバンテージを得たとして5秒ペナルティが科せられる。

    その後レースは膠着状態。バルテリ・ボッタスがファステストを連発して首位をキープし、ルイス・ハミルトンが2秒以内で追いかける。3番手のセバスチャン・ベッテルとメルセデス勢との差は徐々に開いていく。

    12周目、ランス・ストロール(ウィリアムズ)が全ドライバーのなかで最初のピットイン。スーパーソフトに交換して最後尾でコースに復帰。翌周には15番手に順位を下げていたストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)がピットインを行った。

    15周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上位勢のなかで先陣を切ってピットストップしてアンダーカットをライコネンにアンダーカットを仕掛けてるもフォース・インディア勢の後ろでコース復帰。翌周にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が反応してピットイン。エステバン・オコンの前でコースに復帰してアンダーカットを阻止する。フェルスタッペンもオコンを抜いてライコネンを追う。

    17周目にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)がピットイン。18周目にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)がピットイン。5秒ペナルティを消化し、リアタイヤの交換に手間取ったもののペレスの前をキープする。

    20周目、4番手を走行していたダニエル・リカルド(レッドブル)がピットイン。パンクを訴えており、予定外のピットストップだったようだ。だが、キミ・ライコネンの前でコースに復帰し、順位はキープした。

    21周目にはセバスチャン・ベッテルがピットインして3番手をキープ。直後にハイドロリック系のトラブルでダニエル・リカルドがリタイアする。

    22周目には首位を走行していたバルテリ・ボッタスがピットイン。リードラップはルイス・ハミルトンに変わる。

    フェリペ・マッサ、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツの順で3台が1秒以内の接戦バトルを展開。22周目にアロンソがピットインして先に仕掛ける。翌周、マッサがピットイン。アロンソの前でコース復帰するが、重要なこの局面でアロンソが仕掛けて前に出る。

    25周目、ルイス・ハミルトンがピットイン。バルテリ・ボッタスの後ろで約1.9秒後方でコースに復帰。ファステストを連発してボッタスとの差を縮めていく。3番手のセバスチャン・ベッテルとの差は約12秒と開いている。

    32周目、エステバン・オコンとカルロス・サインツがピットン。だが、サインツの左フロントタイヤがきちんと装着されていないというトラブルが発生してリタイアを強いられる。オコンはペレスの後ろでコース復帰する。

    ここで全車が1回目のピットストップを終了。コースでのバトルとなるが、以降は上位勢に順位の変動はなくファイナルラップへ。

    優勝はバルテリ・ボッタス。自身3勝目をポール・トゥ・ウィンで飾り、メルセデス移籍初年度を締めくくった。2位にはルイス・ハミルトンが続いて、メルセデスが1-2フィニッシュでシーズンを終えた。

    3位表彰台はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。ベッテルはドライバーズ選手権2位を保持。4位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。ダニエル・リカルドがリタイアしたことでドライバーズ選手権4位を獲得した。

    5位はマックス・フェルスタッペン、6位はニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)。ルノーはトロ・ロッソを抜いてコンストラクターズ選手権6位でシーズンを終えた。

    7位はセルジオ・ペレス、8位はエステバン・コンが続き、フォース・インディアが今季16回目のダブル入賞。

    そして、9位はマクラーレン・ホンダとしての最後のレースとなったフェルナンド・アロンソ。チームメイトのストフェル・バンドーンは12位でレースを終えた。

    F1最後のレースとなったフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)は10位入賞でF1キャリアを終えた。

    2017年 第20戦 F1 アブダビグランプリ 決勝 結果

    Po. No. ドライバー チーム
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    8 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    9 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    10 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    11 8 ロマン・グロージャン ハース
    12 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    13 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    14 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    15 28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ
    16 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ
    17 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    18 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
      55 カルロス・サインツ ルノー
      3 ダニエル・リカルド レッドブル