カテゴリー: F1アブダビGP

  • 平川亮 ハースF1とのF1アブダビGP FP1で11番手「学びの多い1年でした」

    平川亮 ハースF1とのF1アブダビGP FP1で11番手「学びの多い1年でした」

    2025年F1最終戦アブダビGPは金曜フリー走行が行われ、ハースF1チームはリザーブドライバーの平川亮に今季4回目となるFP1走行機会を与えた。エステバン・オコンがセッションを欠席し、平川亮がVF-25を駆って60分間のプログラムを担当した。

    平川亮はハードとミディアムを使用し、ベストタイム1分24秒934で11番手。過去に同じサーキットでF1マシンをテストした経験を持つことから、これまでのFP1よりもスムーズに走行を立ち上げ、好調なロングランと低燃料でのパフォーマンスを示した。

    平川亮 「自分が知っているレイアウトで、最初の周から攻められました」
    「これが今季4回目のFP1でしたが、本当に多くのことを学ばせていただきました。今年こうした機会をくださったMoneyGram Haas F1 TeamとTOYOTA GAZOO Racingには感謝しています」と平川亮はコメント。

    「今日は、すでにF1カーでテストをしたことがあるサーキットだったので、最初の周からしっかりとプッシュできました。コースレイアウトを把握していることで総合的なフィードバックもお伝えできましたし、ラップタイムも良い方向に伸ばすことができました」

    「僕たちはミディアムタイヤで最速ラップを出したチームでしたので、かなり競争力があると思います。これから分析することは多いですが、良い手応えを感じています」

    平川亮(ハースF1チーム) アブダビグランプリ

    小松礼雄チーム代表「ブレーキが決まれば平川はしっかり結果を出せる」
    ハースF1チーム代表の小松礼雄は、平川亮のパフォーマンスを次のように評価した。

    「平川はFP1で本当に良い仕事をしてくれました。特に低燃料での走りは非常に良かったです。これまでの数回の走行ではブレーキに対してあまり満足していませんでしたが、今日はそこがしっかり決まっていました。ブレーキのフィーリングが整うと、これだけのパフォーマンスを出せるということがよく分かりました。」

  • 角田裕毅 F1アブダビGP初日に困惑「正直、何が起きているのか分からない」

    角田裕毅 F1アブダビGP初日に困惑「正直、何が起きているのか分からない」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、F1アブダビGP金曜日のフリー走行2回目を終え、朝の走行欠場の影響やマシンの挙動について「予想以上に厳しかった」と語った。

    FP1はアービッド・リンドブラッドに走行機会を譲った角田裕毅。FP2では終始スライドが多く、十分にフィーリングをつかめないまま17番手でセッションを終え、「今季でも最も厳しい部類」と感じるギャップの大きさに困惑しており、原因の特定が急務となる。

    FP1を欠場した影響もある中で、FP2ですぐにフィーリングを戻すのは難しかった?

    正直、ここまでチャレンジングになるとは思っていませんでした。かなり遠いところにいる感じで、何が起きているのか正直分かりません。理由と状況をこれから確認する必要がありますが、今回のギャップは今シーズンでも最悪の部類だと思います。まずは状況を見て判断したいです。

    マシン自体の問題というより、タイムが出ない理由が分からない感覚? それともマシンがそもそも落ち着かなかった?

    正直、あまり快適ではありませんでした。ずっと滑っている状態で、なぜこうなっているのか原因を見つける必要があります。現状ではあまり良くありません。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

  • リアム・ローソン 2026年レーシングブルズF1残留に「正直今は安堵が大きい」

    リアム・ローソン 2026年レーシングブルズF1残留に「正直今は安堵が大きい」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2026年のF1フルシーズン残留が決まったことについて、「いまは正直、何よりも安堵の気持ちが大きい」と語った。今週末の最終戦アブダビGPを前に、ようやく落ち着いた状態で週末を迎えられると明かしている。

    23歳のローソンは来季もレーシングブルズで走り、チームメイトにはF1ルーキーとなるアービッド・リンドブラッドが加入する。一方、レッドブルではアイザック・ハジャーがフル昇格し、角田裕毅のシートを引き継ぐ。

    「この週末を気楽に迎えられるのは久しぶり」
    ローソンはメディアデーで「正直、いまは何よりも安堵の気持ちが大きい。こうして週末を迎えるのがいつ以来か、思い出せない」と語った。

    「週末を少し楽しみたいと思うし、来年に向けてとても前向きでワクワクしている。オフシーズンも、ようやくしっかりとした計画を持って過ごせる」

    ローソンが来季残留を知らされたのは「カタールGPのレース直後」だったといい、その知らせを伝えたのはレーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインだったという。

    レッドブル昇格からの“降格”、そして21戦の戦い
    ローソンの2025年シーズンは波乱の幕開けとなった。序盤2戦でレッドブルのマシンをドライブしたものの、パフォーマンス不足でレーシングブルズへ戻される形となった。

    その後の21戦でローソンは7度のポイントフィニッシュを記録し、最高位はバクーの5位。これらの結果がレーシングブルズのコンストラクターズ6位に貢献している。

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ

    「あの降格は正しかったのか?」という問いに
    ローソンは、レッドブルからの降格が“理由のある判断”だったのかと問われ、こう答えている。

    「その言葉(things happen for a reason)についてはよく考えるし、特に悪い時期には自分に言い聞かせるようにしている」

    「シーズン序盤は本当にいろいろなことがあって、たくさんのことを考えた。でも同時に、いまこうして振り返るのは難しい。僕たちはみんな自分を信じている。このスポーツにいる以上、自分より誰かのほうが優れているなんて思っていたら、ここにはいられない」

    2戦のみだったレッドブルでの走行については「短すぎて何が何だったか覚えていない」と述べつつ、こう続けた。

    「正直、十分な時間をもらえれば状況を理解して適応できたんじゃないかと思う。でも今年起きたことから僕は本当に多くを学んだし、強くなれたと感じている」

  • F1アブダビGP FP2:最速ノリスがフェルスタッペンに0.3秒差 角田裕毅17番手

    F1アブダビGP FP2:最速ノリスがフェルスタッペンに0.3秒差 角田裕毅17番手

    マクラーレンのランド・ノリスは、金曜のアブダビGPフリー走行2回目でトップタイムを記録し、レッドブルのライバルであるマックス・フェルスタッペンとメルセデスのジョージ・ラッセルを抑えた。チームメイトのオスカー・ピアストリは11番手だった。

    ノリスは1時間の走行を通してピレリのソフトタイヤで1分23秒083を記録し、4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンに0.363秒、ラッセルにはさらに0.016秒差をつけた。

    FP1で9人の「ルーキー」ドライバーが走行した後、より代表的なコンディションとなる薄暮のFP2には多くのレギュラードライバーがコクピットに戻った。ピアストリもその一人で、彼はこの日の開始時点で唯一プラクティスを欠場したタイトルコンテンダーだった。

    メカニックたちが地元時間17時のセッション開始数分前まで彼のマクラーレンに多くの調整を施していたにもかかわらず、オーストラリア人は早い段階でコースに出て問題なくプログラムを開始した。

    しかし他では序盤からドラマがあり、フェルスタッペンが1コーナー出口でノリスの進路を急いで避けなければならない場面が生じた。フェルスタッペンが周回を終え、ノリスが新たな周回を開始したタイミングで、レッドブルのエンジニア、ジャンピエロ・ランビアーゼとのラジオでの意思疎通に混乱があったためだ。

    「この人なにしてるの? もう少しでクラッシュするところだった」とノリスはその後不満を述べた。しかし、スチュワードはこのインシデントを確認したものの、最終的に追加措置を取らないと判断したため、ペナルティのリスクはなくなった。

    セッションの4分の1が経過した時点では、レーシングブルズのルーキーであり2026年のレッドブルドライバーでもあるアイザック・ハジャーが、ソフトタイヤで1分24秒167を記録してトップに立っていた。ハースのオーリー・ベアマン(ソフト)、そしてノリス、フェルスタッペン、ピアストリ(いずれもミディアム)が僅差で続いた。

    その後まもなく、フェルスタッペンがソフトタイヤに履き替え1分23秒446までタイムを更新したが、ノリスは赤いマーキングのコンパウンドを装着すると1分23秒083を叩き出し、大きくリードを広げた。

    続いて注目は、ピアストリの最初の予選シミュレーションに移ったが、控えめなタイムに終わり、10番手にとどまった。そこにはメルセデスの2台、キック・ザウバーの2台、ベアマンのハース、ハジャーのレーシングブルズ、フェラーリのシャルル・ルクレールが入っていた。

    一方ウィリアムズでは、カルロス・サインツが高速のターン2/3で大きなスナップを喫したが、見事に立て直して走行を続けた。またアレックス・アルボンにはエンジンの問題が発生しているように見えた。

    ドライバーたちが予選シミュレーションを終えると、注目は日曜夜の決勝に向けたロングランへ移り、ノリスの1分23秒台のタイムがトップのままチェッカーフラッグを迎えた。フェルスタッペン(終盤にさらなるバウンシングを報告)とラッセルがそれに続いた。

    ベアマンはハースで4番手という好位置につけ、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとガブリエル・ボルトレトの好走を上回った。「マジで、このクルマやばい! なんでこんなに速いのかわからない」と、このイギリス人ルーキーはセッション中盤に無線で語った。

    ハジャーも週末の好スタートを切り7番手につけ、これにルクレール、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、そしてメルセデスのキミ・アントネッリが続き、ピアストリはトップ10圏外となった。

    ランス・ストロールは11番手のアロンソに続く12番手で、サインツとアルボンのウィリアムズ勢は、ルイス・ハミルトンのフェラーリ、ハースのエステバン・オコン、今季限りでレッドブルを離れる角田裕毅、リアム・ローソンのレーシングブルズ、アルピーヌ勢を挟む形となった。

    ドライバーとチームは、データを精査しセットアップ変更を検討するため、ヤス・マリーナのパドックに戻る。土曜の3回目のフリー走行は、現地時間14時30分に開始される予定だ。

    角田裕毅 アブダビグランプリ

    F1 アブダビGP FP2 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分23秒083
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分23秒446
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分23秒462
    4.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分23秒501
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分23秒550
    6.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分23秒570
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分23秒657
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分23秒658
    9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分23秒708
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分23秒750
    11.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分23秒763
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分23秒832
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分23秒872
    14.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分23秒939
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒950
    16.エステバン・オコン(ハース) – 1分23秒958
    17.角田裕毅(レッドブル) – 1分24秒303
    18.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分24秒474
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒771
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒963

  • 角田裕毅は17番手 … F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は17番手 … F1アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP フリー走行2回目の結果・タイムシート。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は17番手タイムで初日のセッションを終えた。

    ■ ノリス完璧の金曜 ― FP1・FP2ともトップでタイトル戦へ最高の滑り出し
    ランド・ノリスはFP1に続きFP2でも最速。FP2では 1分23秒083 をマークし、フェルスタッペンに0.363秒差をつけて首位。ジョリオン・パーマーも「最高の金曜だ」と称賛し、マシンの完成度と本人の落ち着きが際立つ1日となった。

    ■ フェルスタッペンは巻き返し可能 ― 中高速域で強さ、決勝重視のロングランへ
    フェルスタッペンはFP2で2番手(1分23秒446)。高速域での安定性は高く、スナップの場面もあったが大きな問題なし。レッドブルは早めにロングランへ移行し、タイヤマネジメントと決勝ペースを重視。単発タイムで劣っても、日曜に向けての準備は整っている印象。

    ■ ピアストリは11番手と出遅れ ― FP1欠場の影響か、ロックアップでクリーンラップ逃す
    ピアストリは 11番手(1分23秒763)。ターン6でのロックアップによりソフトにフラットスポットができ、アタックがまとまらず。FP1をオワードに譲った影響もあり、週末序盤は慎重な立ち上がりに。ザク・ブラウンは「必ず上げてくる」と信頼を示しており、土曜日の巻き返しに注目。

    ■ ベアマン4番手&ヒュルケンベルグ5番手 ― 中団勢が上位に食い込み混戦必至
    ハースのオリバー・ベアマンが 4番手(1分23秒501)、ニコ・ヒュルケンベルグが 5番手(1分23秒550) と躍進。ベアマンは無線で「クルマが信じられないほど良い!」と興奮気味。中団勢が接近しており、チャンピオンシップだけでなく賞金が関わる6〜9位争いも週末の展開に影響しそうだ。

    ■ 角田裕毅は17番手 ― ロングラン中心で順位以上の内容
    角田裕毅は 17番手(1分24秒303)。アタックラップは理想的ではなかったが、ミディアム中心のロングランでデータ収集に徹した内容。レッドブルとしては決勝への準備が最優先で、角田のプログラムもその方針に沿う形。土曜日のセットアップ調整で上位への接近を狙う。

    ■ トラフィックと風がカギ ― Q1は混雑必至、小さな運がタイトルを左右
    金曜は多くのドライバーが渋滞に巻き込まれ、アントネッリ、ボルトレト、さらにはルクレール兄弟までが被害に。強い風も噂され、ターン1やターン6ではスナップが多発。予選Q1は20台全車が走るため最も混雑し、タイトル争いの明暗を分ける“運”の要素も大きくなる見込みだ。

    2025年F1 アブダビGP フリー走行2回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分23秒083   28
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分23秒446 0.363 31
    3 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分23秒462 0.379 28
    4 87 オリバー・ベアマン ハース 1分23秒501 0.418 28
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分23秒550 0.467 28
    6 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分23秒570 0.487 28
    7 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分23秒657 0.574 28
    8 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分23秒658 0.575 31
    9 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分23秒708 0.625 27
    10 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分23秒750 0.667 28
    11 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分23秒763 0.680 28
    12 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分23秒832 0.749 29
    13 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分23秒872 0.789 31
    14 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 1分23秒939 0.856 28
    15 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分23秒950 0.867 32
    16 31 エステバン・オコン ハース 1分23秒958 0.875 26
    17 22 角田裕毅 レッドブル 1分24秒303 1.220 28
    18 30 リアム・ローソン レーシングブルズ 1分24秒474 1.391 31
    19 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分24秒771 1.688 28
    20 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒963 1.880 29
  • F1アブダビGP フリー走行2回目 展開:ノリス主導、ピアストリ失速で3強に差

    F1アブダビGP フリー走行2回目 展開:ノリス主導、ピアストリ失速で3強に差

    マクラーレンのランド・ノリスがFP1に続きフリー走行2回目でも最速を記録し、タイトル争いの主導権を握った。フェルスタッペンが決勝寄りのプログラムで2番手につける一方、ピアストリはロックアップの影響もあり11番手に沈み、3強の間に明確な差が生まれる結果となった。中団勢はベアマンを中心に上位に割って入り、混雑が多発する走行環境の中で角田裕毅もアタックのリズムを乱される場面があった。レッドブルはロングラン重視のプログラムを進めており、角田は17番手ながら決勝へ向けたデータ収集を着実に進めている。

    序盤:ベアマンが主役に躍り出る
    FP2開始直後、最初にタイムシートを動かしたのはハースのオリバー・ベアマンだった。ソフトで1分24秒744を記録し暫定トップ。無線では「クルマが信じられないほど良い」と興奮まじりの声を上げ、ハース勢の仕上がりの良さを示した。一方、ノリスやフェルスタッペンら上位勢は、路面状況と風を慎重に確かめながら静かにセッションへ入っていった。

    フェルスタッペンの初アタックで流れが変わる
    路面が落ち着き始めた中盤、フェルスタッペンがソフトでアタック。1分23秒446を記録しトップへ浮上した。マシンは総じて安定しており、直線スピードとブレーキングの鋭さが際立つ。ただし高速域で軽いスナップを喫する場面があり、風の変化に対する注意が必要な状況も見られた。アタック後、レッドブルは早めにロングランへ移行し、明確に決勝重視のプログラムへと切り替えた。

    トラフィックの混乱と角田裕毅の走行
    この頃から渋滞が顕著になり、アントネッリやボルトレトがたびたび前走車に詰まる展開に。無線では“ビッグ・ルクレール”と呼ばれるシーンも飛び出すほどだった。角田裕毅もアタック中に前方パッケージに引っかかり、理想のラップを作れない場面が発生。ただしレッドブルはこの日、決勝を見据えたデータ収集がメイン。最終順位は17番手だったが、内容はロングラン中心で計画通りと言える走行だった。

    ノリスの渾身アタックがセッションを支配
    セッション後半、コースが最も落ち着いたタイミングでノリスがソフトでアタック。1分23秒083の会心のラップを叩き出し、フェルスタッペンを0.363秒引き離してトップに立った。FP1に続き完璧な仕上がりで、走りにも余裕が見える。金曜終了時点では、完全にノリスが“週末の主導権”を握った印象だ。

    ピアストリは苦戦、11番手にとどまる
    FP1を欠場した影響もあり、ピアストリは序盤からリズムをつかめなかった。ソフトでのアタック中にターン6でロックアップを喫し、フラットスポットが発生。結果的に1分23秒763の11番手でセッションを終えた。とはいえ今季のピアストリは、土曜以降に仕上げる“後半伸び型”であり、チームも「判断するのはまだ早い」と冷静だった。

    中団勢が存在感、ベアマン4番手・ヒュルケンベルグ5番手
    最終的な上位勢の後ろには、ベアマン(4番手)、ヒュルケンベルグ(5番手)、ボルトレト(6番手)という予想外の並びが形成された。中団勢の速さは、トップチームがピットアウトで遭遇する“交通リスク”を意味し、日曜のタイトル争いにも少なからず影響し得る布陣となった。

    終盤:全車ロングランへ、決勝モードに突入
    残り20分を切ると、上位勢は一斉にロングランへ。ノリスとピアストリはミディアムの実戦確認、フェルスタッペンはさらに早い段階からレースシミュレーションを行っていた。メキースは「ここはオーバーテイクが可能。優先はレースペースとタイヤ管理」と語り、フェルスタッペンがまだ“全力アタックを残している”ことを示唆している。

    ■ 総括:金曜FP2で見えた3つの争い構図

    ■ ノリス:最速・安定・自信が揃う完璧な金曜
    一発もロングランも高水準。タイトル争いの主導権を確保した。

    ■ フェルスタッペン:決勝寄りのプログラムで余力充分
    単発は劣るが、決勝ペースでは巻き返しの余地が大きい。

    ■ ピアストリ:金曜は最低ライン、伸びしろは最大
    FP1欠場とミスで出遅れたが、土曜以降の改善幅は最も大きい。

    F1 アブダビGP フリー走行2回目 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分23秒083
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分23秒446
    3.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分23秒462
    4.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分23秒501
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分23秒550
    6.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分23秒570
    7.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分23秒657
    8.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分23秒658
    9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) – 1分23秒708
    10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分23秒750
    11.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) – 1分23秒763
    12.ランス・ストロール(アストンマーティン) – 1分23秒832
    13.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分23秒872
    14.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) – 1分23秒939
    15.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) – 1分23秒950
    16.エステバン・オコン(ハース) – 1分23秒958
    17.角田裕毅(レッドブル) – 1分24秒303
    18.リアム・ローソン(レーシングブルズ) – 1分24秒474
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) – 1分24秒771
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒963

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格で覚悟表明「マルコの一言で全て理解」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格で覚悟表明「マルコの一言で全て理解」

    2026年にレッドブル・レーシングへ昇格するアイザック・ハジャーが、アブダビで自身の心境を語った。レーシングブルズでのルーキーシーズンで強烈な印象を残した21歳は、ついにマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてF1トップチームに挑むことになる。

    レッドブルはアブダビ最終戦の数日前に2026年ラインナップを正式発表。ハジャーが昇格し、角田裕毅はリザーブドライバーに回る。レーシングブルズではリアム・ローソンが残留し、新人アービッド・リンドブラッドがハジャーの空席を埋める。

    「キャリアの最高の瞬間。これは新しい旅の始まり」
    ハジャーは木曜メディアデーで、まずは昇格の喜びを次のように語った。

    「キャリアの中で本当に素晴らしい瞬間だ。これまでの努力が報われたと感じている」

    「これは新しい旅の始まりにすぎないけれど、すごくワクワクしている。F1が新しい時代に入るタイミングでもあって、とても良い時期だと思う」

    昇格を知らされた経緯について問われたハジャーは、ドラマチックな発表はなかったと明かす。

    「映画のように電話が鳴って『君はレッドブルのドライバーだ』みたいな演出はなかった」

    「ただヘルムート(マルコ)と話をした時、『君はレッドブルで走る、そして結果を出さなければいけない』と理解した。それだけだ」

    「期待値はゼロ。全員がゼロからのスタート」
    2026年は大幅なレギュレーション変更が行われる。ハジャーはその点が自分にとって追い風になると考えている。

    「2026年は全員がゼロからのスタートだ。だから期待値はまったく持っていない。1月と2月にチームと働き始め、人々を知っていくことがとても重要になる」

    「早い段階から準備を進めることで、少しでも前に出たい」

    ここ数年、フェルスタッペンのチームメイトは苦戦する傾向があるが、ハジャーは“来年は同条件になる”と強調する。

    「来年は同じ車ではない。チームが作る新しい車を僕もマックスも適応しなければならない」

    「車の方向性が変わっていくなら、その変化を感じ取り、理想的には自分もその変化に貢献できるようになりたい」

    アイザック・ハジャー レッドブル・レーシング

    「フェルスタッペンと共通点はある。4度王者でもハングリーさがすごい」
    フェルスタッペンとの“スタイルの類似性”について問われると、ハジャーはこう答えた。

    「来年のラインナップは理にかなって選ばれたものだと思うし、新レギュレーションのタイミングも僕には理想的だった」

    「マックスはとても独特なドライビングスタイルを持っているし、僕もそうだと思う。真似しているわけではないけれど、メンタリティの部分では共通点がある」

    最も印象的なのは、フェルスタッペンの“飽くなき勝利欲”だという。

    「4回の世界王者になっても、うまくいかないと本気で怒るし、いつも勝ちたいという気持ちを保っている。あれは本当にすごい。多くのチャンピオンはある段階でアプローチが緩むものだけれど、彼は僕と同じスタート地点に立っているかのように戦っている。とても印象的だ」

    「子どもの頃に見た“最強のチーム”で、フェルスタッペンと走る」
    レッドブルで走るという事実について、ハジャーは少年時代の思い出を引き合いに出した。

    「ワールドチャンピオンチームで走るということ。子どもの頃はベッテルがレッドブルで勝ちまくっている姿を見ていたし、そんなチームでマックスと並んで走る——すごくエキサイティングだ」

    「世界最高のドライバーと向き合うことになる。その経験が本当に楽しみだ」

  • F1アブダビGP FP1:ランド・ノリス首位発進 平川亮がルーキー枠最上位

    F1アブダビGP FP1:ランド・ノリス首位発進 平川亮がルーキー枠最上位

    ランド・ノリスが2025年アブダビGPの週末を最速でスタートし、マクラーレンのドライバーとして初回プラクティスでタイトル争いのライバルであるマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールを抑えてトップにつけた。

    ヤス・マリーナ・サーキットで行われた1時間のオープニングプラクティスには、なんと9名のルーキーが参加し、メルセデスとキック・ザウバーのみが通常のラインアップを維持した。

    その結果、オスカー・ピアストリはFP1を欠場し、シートはマクラーレンのリザーブドライバーであるパト・オワードが務めた。一方レッドブルでは角田裕毅がマシンをアービッド・リンドブラッドに譲った。リンドブラッドは2026年にレーシングブルズのグリッドに加わる予定のF2ドライバーだ。

    アイザック・ハジャー(リンドブラッドが将来置き換えることになるドライバーで、来季レッドブルへ昇格する)が、13時30分の開始とともに最初に走行を開始した。20台すべてが開始数分以内にコースインし、序盤から忙しい展開となった。

    その交通量はすぐにハジャーのフラストレーションを引き起こしたようで、前方のルーク・ブラウニング(ウィリアムズ)に接近した際に手を上げる場面があった。ブラウニングは4回目のFP1走行となり、無線に問題があると報告した。

    もう一方のFW47を駆るカルロス・サインツJr.は、セッションの4分の1が経過した時点で最速の1分25秒712を記録した。カタールでグローブを本拠とするチームで2度目の表彰台を獲得した勢いそのままに、チャンピオンシップリーダーのノリスはわずか0.052秒差で続いた。

    サインツのP1は長くは持たず、タイムは急速に更新され、FP1が進行するにつれてトップは次々と入れ替わった。その一方で、ハースのオリバー・ベアマンには問題が発生し、パワーロスを訴え、レースエンジニアから「リーク」があると伝えられた。

    ベアマンはなんとかピットに戻ることができた。ブラウニングも無線トラブル解決のためガレージに留まっていたが、再び走行に戻ることができた。セッションが折り返す頃、ハジャーが最速タイムを記録したかに見えたが、その後彼の来季チームメイトとなるフェルスタッペンがソフトタイヤで1分24秒493を叩き出し首位を奪った。

    ジョージ・ラッセルもC5タイヤに履き替えて2番手につけ、フェルスタッペンから0.240秒差。さらにメルセデスのキミ・アントネッリも続き、チームとしてコンストラクターズ2位確保を狙う週末で上々のポジションにつけた。

    ノリスはソフトタイヤでの最初のアタック中にターン2でスナップを経験したものの、そのラップでフェルスタッペンの背後2番手に入るタイムを記録した。

    アストンマーティンでは、ルーキーのジャック・クロフォードがアタックラップ中にシアン・シールズへ近づき、やや危険な場面もあった。ハースでは、修復後に再登場したベアマンが問題が悪化していると報告し、セッション残り時間を前にリタイアが決定。後にチームはセンサー関連の問題と説明した。

    アービッド・リンドブラッドは、2026年のレーシングブルズ加入が確定して数日後、9人のルーキーの一人として出走した。

    残り15分、ノリスは1分24秒485を記録し、フェルスタッペンに0.008秒差でトップに立った。シャルル・ルクレールが3番手につけており、弟のアーサー・ルクレールは18番手に位置していた。

    フェルスタッペンは、「何か壊れているかもしれない」とRB21の異常を報告し、「あらゆるところ」で問題を感じると述べたが、走行は続行した。シャルル・ルクレールはターン5でスピンし、アーサーが無線で「兄が観客のためにバーナウトでもしているのか」と冗談を言った。

    時計が進む中、ノリスは先ほどのタイムで首位を維持し、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが続いた。アントネッリとラッセルは4番手と6番手で、両者の間にキック・ザウバーのヒュルケンベルグが入った。

    ヒュルケンベルグのチームメイトであるガブリエル・ボルトレトが7番手となり、ベアマン、サインツ、アルピーヌのフランコ・コラピントがトップ10を締めた。ハースの平川亮は11番手で、ハジャー、アルピーヌのポール・アロン、オワード、リンドブラッドが続いた。最後はアーサー・ルクレール、レーシングブルズの岩佐歩夢、ブラウニング、クロフォード、シールズとなった。

    最初の1時間の走行が終了し、ドライバーとチームはデータ分析に入り、より代表的なコンディションとなる金曜夕方17時のFP2へ準備を進めることになる。

    F1 アブダビGP FP1 結果・ラップタイム

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分24秒485
    2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分24秒493
    3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分24秒501
    4.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) – 1分24秒608
    5.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) – 1分24秒629
    6.ジョージ・ラッセル(メルセデス) – 1分24秒733
    7.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) – 1分24秒742
    8.オリバー・ベアマン(ハース) – 1分24秒759
    9.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) – 1分24秒771
    10.フランコ・コラピント(アルピーヌ) – 1分24秒855
    11.平川亮(ハース) – 1分24秒934
    12.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) – 1分24秒977
    13.ポール・アロン(アルピーヌ) – 1分25秒204
    14.パトリシオ・オワード(マクラーレン) – 1分25秒246
    15.アービッド・リンドブラッド(レッドブル) – 1分25秒256
    16.岩佐歩夢(レーシングブルズ) – 1分25秒360
    17.ルーク・ブラウニング(ウィリアムズ) – 1分25秒475
    18.アーサー・ルクレール(フェラーリ) – 1分25秒490
    19.ジャック・クロフォード(アストンマーティン) – 1分25秒889
    20.シアン・シールズ(アストンマーティン) – 1分26秒432

  • 角田裕毅は走行せず … F1アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    角田裕毅は走行せず … F1アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    2025年F1アブダビGP フリー走行1回目の結果・タイムシート。12月5日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第24戦 アブダビグランプリのフリープラティスが行われた。

    トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅はアービッド・リンドブラッドに走行を譲った。平川亮(ハース)がルーキトップの11番手タイムを記録した。

    ■ ノリス最速発進:タイトル争いの主導権を維持
    ランディングラップから鋭い動きを見せたランド・ノリスが 1分24秒485 でトップ。フェルスタッペンとは 0.008秒差、ルクレールとは 0.016秒差と接戦の中で、ノリスは唯一「全セッションを自分で走れる」優位性を活かして序盤から安定したペースを披露。日没後のFP2に向けて、タイトル争いを自らの手でコントロールする滑り出しとなった。

    ■ ルクレールはグリップ難に苦しむ:「ゼログリップ」「僕たち遅すぎる」
    順位こそ上位に入ったものの、シャルル・ルクレールはロングランで極端なグリップ不足を訴え、「ゼログリップ」「僕たちは遅すぎる」と悲観的な無線を連発。フェラーリは昨年好調だったアブダビで手応えを掴めておらず、レースペース改善が急務となった。

    ■ 多数のルーキー起用でFP1が“混雑”:平川亮が11番手、オワードらもロングラン
    このFP1では9名の“金曜ドライバー”が出走し、通常の週末以上に若手が入り乱れるセッションとなった。ハースから出走した 平川亮は1分24秒934で11番手 と健闘し、限られた走行時間の中で安定したペースを示した。若手の走行量が多かったぶん、各チームともFP2に向けてデータの精査が急務となるセッションとなった。

    ■ フェルスタッペン車に不安要素:「どこもかしこもおかしい」
    フェルスタッペンは無線で「壊れているかもしれない」「今は全部おかしい」と訴え、挙動不審を報告。路面バンプや底打ちによるものと見られるものの、タイトル争いの真っ只中での不安材料。オンボードでは通常どおり走れているように見えるが、詳細はFP2で精査される。

    ■ メルセデス好調:アントネッリ4番手で存在感、ラッセルも上位圏
    アンドレア・キミ・アントネッリはハードタイヤでも上位につけ、最終的に 4番手。ラッセルも6番手に入り、メルセデス勢は総合的に競争力のある走りを披露。“チーム内タイトル争い”とも言える状況で、両者は週末を通して激しいポジション争いを予感させる内容となった。

    ■ コースは“アンレプ”:FP2こそが勝負、各チームはセットアップ探しに苦戦
    FP1は昼の高温下で行われ、予選・決勝の夕方〜夜とは条件が大きく異なる。そのため多くのチームがセットアップ探索に徹し、「まだ答えが出ていない」と無線で訴えるドライバーも多かった。最重要セッションは気温・路面条件が近い FP2 であり、タイトル3人衆の実力差が本格的に見えるのはここからだ。

    2025年F1 アブダビGP フリー走行1回目 結果・タイムシート

    Pos No ドライバー チーム タイム GAP LAP
    1 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分24秒485   28
    2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分24秒493 0.008 29
    3 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分24秒501 0.016 28
    4 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 1分24秒608 0.123 30
    5 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 1分24秒629 0.144 28
    6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分24秒733 0.248 28
    7 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 1分24秒742 0.257 29
    8 87 オリバー・ベアマン ハース 1分24秒759 0.274 14
    9 55 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 1分24秒771 0.286 27
    10 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 1分24秒855 0.370 28
    11 50 平川亮 ハース 1分24秒934 0.449 28
    12 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 1分24秒977 0.492 31
    13 61 ポール・アロン アルピーヌ 1分25秒204 0.719 27
    14 89 パトリシオ・オワード マクラーレン 1分25秒246 0.761 28
    15 36 アービッド・リンドブラッド レッドブル 1分25秒256 0.771 26
    16 40 岩佐歩夢 レーシングブルズ 1分25秒360 0.875 27
    17 46 ルーク・ブラウニング ウィリアムズ 1分25秒475 0.990 30
    18 39 アーサー・ルクレール フェラーリ 1分25秒490 1.005 18
    19 35 ジャック・クロフォード アストンマーティン 1分25秒889 1.404 24
    20 34 シアン・シールズ アストンマーティン 1分26秒432 1.947 22
  • 角田裕毅 F1アブダビGP会見「F1が僕の人生。モチベーションはF1だけ」

    角田裕毅 F1アブダビGP会見「F1が僕の人生。モチベーションはF1だけ」

    2026年にレースシートを失うことが決まった角田裕毅が、F1アブダビGPの木曜会見で現在の心境を語った。突然のレッドブル離脱を「もちろん残念でタフ」としながらも、今週末はこれまで通りチームのためにベストを尽くす姿勢を強調した。また、来年レースをしない実感がまだ湧かないとしつつも、マシン開発やチーム内部に関わることで新たな視点を得られる可能性に前向きな考えも示した。

    さらに角田裕毅は、レッドブル昇格の経験やVCARB時代に自身が関わったマシンへの愛着、そして2026年以降の展望についても言及。「F1が僕の人生です」と語り、現時点でF1以外の競技へ転向する意志はなく、モチベーションの源はあくまでF1にあると断言した。

    Q レッドブル離脱をどうやって聞いた? 2026 年のプランは?
    カタールのレースの後に聞きました。もちろん残念ですしすごくタフです。ただ、来年レースをしないという実感がまだ完全にはありません。驚いたことに翌朝も大丈夫で、アブダビのことを考えていました。理想的ではありませんが、ここで僕がやることは全く変わりません。カタールでやろうとしたこと、できるだけ競争力を発揮してマックスを助け、自分とチームのために出来る限り上位でフィニッシュするだけです。

    Q 今後レースにカムバックするプラン B については?
    プラン B ですが・・・すべてマネージャーに任せてアブダビのことだけを考えているので、どうなるか見守ってみます。レースをしなくなった僕にとっては新たな経験ですし、サーキットで手足を動かせなくなるので寂しくなるでしょう。でも同時に、2 つのチームの近くにいることで新たな視点を見出せるし、いろいろ学べると思います。なのでポジティブに考えます。

    Q 今までセカンドドライバーは苦しんでいたけれど?
    何から始めましょう・・・VCARB の車はかなりいい車で、正直すごく楽しかったです。お陰で新しい車に乗り換えられたこともすごく良かったです。

    今回僕が学んだことは、レッドブルは伝統的に・・・まずそもそもマックスは現役最高のドライバーで、過去を見てもセカンドドライバーにはあまりヘルプがありません。彼はいつだってチャンピオン争いをしていて、そんな彼をチーム優先するのは当然のことです。その部分は完全に理解できますが、一方でセカンドドライバーにはより大きなプレッシャーがあります。でも同時にシーズン終盤にはチームからよりサポートを受けました。

    僕の状況の難しさは、おそらくチームが混乱している時期にチームに飛び込んだことも一因だと思います。それに今年は(レギュレーションの最終年で)すでに性能の戦いになっていました。予選で僕は何度か Q1 で敗退して、マックスは常に Q3 まで進み、ほぼトップ 3 に入っていました。その点だけを見るとすごく悪い結果です。ただ、ギャップを見ると多くは単純で、彼より 0.45 秒遅かったことはほとんど思い出せません。レースを重ねるごとにどんどん改良に向かいすごく進みました。

    僕はシーズン途中でチームに加入しましたが、彼は 4 年間あの車をドライブしています。それでこの僅差なのは以前のセカンドドライバーたちとは違う状況なので、その点では満足しています。状況を理解してチームに影響を与え始められるようになったので残念です。でも理解はできます・・・この終わり方には満足しています。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

    Q チャンピオン争いでマックスを助ける?
    もちろんです。マックスとは常にいい関係を築いていますし、その関係はシーズンを通して良くなっています。彼はすごくオープンに意見を交わすし、チームにいるときに雑談も楽しみます。レースで彼を助けるチャンスがあれば間違いなく助けます。

    Q 来年について何か考えるとしたら?
    何か考えるとしたら・・・リザーブは理想的ではありませんし、何をどうすればいいのかまだ想像がつきません。これまでの人生の中で、1 年間レースをしないということはありませんでした。でもコース上にいないことで違う視点を持つことができるのは確かです。ガレージで全てのドライバーを見たり無線を聞いたりすることで視界が開け、新しいことが学べると想像します。それに関してはある意味楽しみでワクワクしています。とにかく神経を落ち着かせて、チャンスがあれば掴みます。今はそれを楽しみにしています。

    Q レッドブルに乗るチャンスを受けて後悔したことは?
    後悔は・・・全くないというわけではありません。VCARB の車はすごくいいです。あの車の一部は、このレギュレーションが始まったときから僕が一緒に開発してきたものなので、僕の DNA の一部が入っているので、ある意味自分の子供を放棄したみたいです。だから少し寂しいです。

    Q 他のカテゴリーで走ることは? インディーカーは好き?
    僕は 2 輪が好きです。マウンテンバイクのダウンヒルが好きですし、以前はモトクロスをやっていたのでそっちに転向するかもしれません。でもまあ考えてはいません。

    F1 が僕の人生です。まだ早すぎるとは言いませんが、僕のモチベーションは F1 だけです。今は他の競争に関してはあまり考えていません。ただ自分を解放するチャンスであれば何でもやります。なのでどうなるか分かりません。山で飛び回っているところでも会うかもしれません。