シャルル・ルクレール 大クラッシュでフェラーリF1新型PU損傷の懸念「まだ確認中」

シャルル・ルクレール 大クラッシュでフェラーリF1新型PU損傷の懸念「まだ確認中」

シャルル・ルクレールは、F1イタリアGPでの大クラッシュに巻き込まれたフェラーリのアップグレード版パワーユニット(PU)について、再使用できることを願っていると明かした。

モンツァで行われた決勝の2周目、ルクレールはパラボリカで激しくクラッシュ。フェラーリのマシンは大破し、レースは赤旗中断となった。

事故の衝撃はPUにも及んでおり、フェラーリは現在もその状態を詳しく調査している。

アップグレード版PUをフェラーリが継続調査
ルクレールはフェラーリのホームレースとなったモンツァで、ADUOによるアップグレードが施された新仕様のPUを初めて投入していた。

しかし、大クラッシュから1週間後にマドリンクで開催されたF1スペインGPでは、このPUはマシンに搭載されなかった。フェラーリのエンジニアは現在もユニットを再使用できるかどうか評価を続けている。

もし修復不能と判断された場合、ルクレールはADUOアップグレード仕様の新たなPUコンポーネントを投入する必要があり、年間使用基数の上限を超えることでグリッド降格ペナルティを受ける可能性がある。

ルクレールはRacingNews365を含むメディアからPUの状況について質問され、次のように答えた。

「現時点で僕が知っている限りでは、まだチェックしているところだ。どうなるか見てみよう」

「つまり、僕にもまだ分からない。もし救うことができれば、それは素晴らしいことだ」

「できなければ、おそらくどこかの段階でペナルティを受けることになるだろう」

シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

ルクレールが指摘するフェラーリF1の課題
ルクレールはフェラーリのPU全体についても言及し、決勝でより良い結果を得るためには、予選での1周のパフォーマンスを改善する必要があると指摘した。

「間違いなく僕たちのマシンはレースでは強いと思う。でも、予選でもっとパフォーマンスを引き出す方法を理解する必要がある」

「デプロイメントについては、日曜日より土曜日の方がさらに苦戦していると感じている。それについて、すぐに使える解決策がないことも分かっている」

「それでも、土曜日に少しでもパフォーマンスを上げるためにできることがあれば、それは決勝の結果にとって非常に大きな助けになる」

モンツァで投入したばかりのアップグレード版PUを失えば、ルクレールにとって今後のF1シーズンを戦ううえでグリッド降格という新たな問題につながる。フェラーリがクラッシュしたユニットを再使用できる状態まで回復させられるかが焦点となる。