ルイス・ハミルトン 納屋で発見した「夢のフェラーリF40」をマラネロで再生

ルイス・ハミルトン 納屋で発見した「夢のフェラーリF40」をマラネロで再生

ルイス・ハミルトンが、フェラーリとともに密かに進めてきた特別なプロジェクトを明らかにした。納屋で放置されていたフェラーリF40を発見し、マラネロのエンジニアたちとともに本来の姿へと蘇らせたという。

7度のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンにとって、F40は単なる希少なクラシックカーではない。自身が「夢のクルマ」と位置づける一台であり、その再生過程をSNSで公開した。

納屋で眠っていたフェラーリF40を発見
ハミルトンが手に入れたのは、長期間にわたって納屋に放置されていたフェラーリF40だった。

公開された車両は、本来の輝きを失った状態からレストアが進められ、フェラーリの本拠地マラネロのエンジニアたちも作業に携わったという。

ハミルトンは2025年にメルセデスからフェラーリへ移籍。F1でスクーデリアのドライバーを務める一方、ロードカーを通じてもフェラーリとの関係を深めている。

今回のF40再生は、そうしたハミルトンとフェラーリの関係を象徴するプロジェクトのひとつとなった。

エンツォ・フェラーリが認めた最後のロードカー
フェラーリF40は1987年に発表され、現在もフェラーリを代表するロードカーのひとつとして高く評価されている。

創業者エンツォ・フェラーリが生前に承認した最後のロードカーとしても知られ、フェラーリの歴史において特別な意味を持つモデルだ。

ミッドシップに搭載された2.9リッターV8ツインターボエンジンや徹底した軽量化、巨大なリアウイングを備えたF40は、当時のフェラーリが持つレーシングカーの思想を公道用モデルへ色濃く反映した存在だった。

その希少性と歴史的価値から、現在では世界のコレクターが追い求めるモデルとなっている。

フェラーリとともに「夢のクルマ」を再生
ハミルトンは以前からフェラーリのロードカーへの強い関心を示してきた。今回選んだのは完成された極上車を購入するという方法ではなく、眠っていたF40を救い出し、マラネロの専門家とともに再生するというものだった。

長い年月を経た一台を本来の姿へ戻す作業には、単なる外観の修復だけでなく、F40という歴史的モデルの価値を守るための専門的な知識と技術が求められる。


F1ではフェラーリの勝利を目指して戦うハミルトン。その舞台裏では、エンツォ・フェラーリの時代を象徴するF40を蘇らせるという、もうひとつのフェラーリ・プロジェクトを進めていた。