キミ・ライコネンの11歳長男ロビン F1育成入りを検討「今年中に大きな発表」

キミ・ライコネンの11歳長男ロビン F1育成入りを検討「今年中に大きな発表」

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2007年のF1ワールドチャンピオン、キミ・ライコネンの長男ロビン・ライコネンが、F1チームのドライバー育成プログラム入りに向けて動き始めている。現在11歳のロビンについて、複数の選択肢を検討しており、2026年中にも「大きなニュース」が発表される可能性があるという。

明かしたのは、ロビンのゴッドファーザーであり、ライコネン一家と長年親交を持つジーノ・ロサートだ。

フェラーリで約30年間にわたって勤務し、現在はレッドブルのコンサルタントを務めるロサートは、ザントフォールトでフィンランド紙『Ilta-Sanomat』の取材に応じ、すでにF1チームの育成プログラムを視野に入れていることを認めた。

ロビン・ライコネンのF1育成入りを検討
F1では各チームが若手ドライバー育成プログラムを運営し、カートからジュニアフォーミュラ、F3、F2を経て最高峰へと進む人材を支援している。

ロビン・ライコネンについても、そのルートに加わる可能性が具体的に検討され始めた。

F1チームのアカデミー入りについて尋ねられたロサートは「もちろんだ。それは僕たちが取り組んでいることのひとつだ」と語った。

「現時点では選択肢を検討している」

かつてキミ・ライコネンがF1世界王者に輝いたフェラーリが候補に含まれているのかと質問されると、ロサートは明言を避けた。

「それはサプライズだ」

そう笑顔で答えたロサートは、近いうちに何らかの動きがあることを示唆した。

「できれば今年中に、大きなニュースを発表できればと思っている」

ロビン・ライコネン

「名前ではなく子どもにとってベストな選択を」
ロサートはフェラーリで約30年間を過ごし、ライコネン一家とも長年にわたって親しい関係を築いてきた。そのロサートが強調するのは、「ライコネン」という有名な名字を利用することではなく、ロビン本人の成長に適した環境を選ぶことだ。

「僕たちは、名前にとって何がベストなのかではなく、子どもにとって何がベストなのかを考えなければならない」

「名前が扉を開いてくれることはある。その扉を開いたままにしておくためにも、適切なプログラムに入り、適切な人たちに囲まれるようにしなければならない」

ロビンはすでにカートで才能の片鱗を見せている。ただし、父キミと母ミントゥは息子の将来について慎重な姿勢を崩していないという。

キミは「息子は次のセナ」と騒ぐ親ではない
ロサートによれば、キミ・ライコネンは息子の才能を冷静に見極めており、F1ドライバーになることを無理に求めるつもりはない。

「キミはとても現実的だ。『俺の息子は次のセナだ』と言うような熱狂的な親にはならない」

「もし、ある時点でロビンが興味を失っている、あるいはうまくいっていないとキミが判断すれば、これを続けさせることはないと思う」

一方でロサートは、ロビンに父親を思わせる特徴があるとも語っている。

「彼は静かだ。本当に静かだ。そして速い」

さらに、モータースポーツへの情熱も誰かに植え付けられたものではないという。

「朝から晩まで、そればかり考えている。キミがそう仕向けたわけではない」

カートからF4、F3、F2、そしてF1へ
今後もロビンが順調に成長を続ければ、特別な近道ではなく、他の若手ドライバーと同じステップを踏ませる方針だという。

「まずアカデミーに入り、そこから少しずつステップアップしていく。F4、F3、F2、そしてF1だ。他のみんなと同じようにね」

キミ・ライコネンは2001年にザウバーからF1デビューし、マクラーレン、フェラーリ、ロータス、アルファロメオでF1を戦った。2007年にはフェラーリ移籍初年度にワールドチャンピオンを獲得している。

その息子ロビンが同じF1への道を歩むことになるのかは、まだ非常に早い段階にある。ただ、単なる将来の夢ではなく、具体的な育成プログラムの選択肢を周囲が検討する段階に入ったことは確かだ。ロサートが示唆した「今年中の大きなニュース」が、ロビン・ライコネンのキャリアにとって最初の大きな一歩となる可能性がある。