F1オランダGP ハイライト動画:最後のザントフォールトは見どころ満載の劇的展開

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2026年F1第12戦オランダGPの決勝は、ザントフォールトでの最後のグランプリにふさわしい波乱のレースとなった。ランド・ノリスが前戦ハンガリーGPに続く2連勝を飾り、アンドレア・キミ・アントネッリが2位、ジョージ・ラッセルが3位に入り、メルセデス勢がダブル表彰台を獲得した。

スタート直前に雨が降ったことで路面の一部が濡れる難しいコンディションとなったが、全車がスリックタイヤを選択。

ポールポジションのノリスが首位で発進する一方、後方ではマックス・フェルスタッペンがリアム・ローソンらと接触しながらポジションを争った。その直後、フェルスタッペンは滑りやすい最終コーナーでリアを失い、バリアに激しくクラッシュ。レースは序盤から赤旗中断となった。

再スタートではアントネッリがノリスのイン側に飛び込み、トップを奪取。アントネッリ、ノリス、オスカー・ピアストリ、ラッセルの順でレースが進んだ。異なるタイヤ戦略が入り交じるなか、アントネッリとノリスが優勝争いを展開し、その後方ではフェラーリ勢も表彰台争いに加わった。

レース中盤からノリスがアントネッリとの差を縮め、54周目のターン1でついにオーバーテイク。翌周にはルイス・ハミルトンも攻略して実質的なトップに立った。その後、エステバン・オコンのストップによるVSCなどで戦略が動いたものの、ノリスは主導権を手放さなかった。

終盤、メルセデスはソフトタイヤを履いたアントネッリをラッセルの前に出し、ノリス追撃を狙った。しかし、ノリスも同等のペースで走り続け、アントネッリに反撃のチャンスを与えない。ラッセルの背後にはハミルトンとシャルル・ルクレールが迫り、最後の表彰台をめぐる激しい争いが最終ラップまで続いた。

角田裕毅は12番グリッドからポイント獲得を狙い、一時トップ10に進出。29周目にはピエール・ガスリーをオーバーテイクするなど見せ場を作ったが、終盤にガスリーの先行を許し、最終的に11位でフィニッシュした。復帰戦でポイントまであと1ポジションに迫った。

後方ではフェルナンド・アロンソが18番グリッドから9位まで順位を上げてポイントを獲得。ニコ・ヒュルケンベルグも8位に入り、リアム・ローソンは黄旗違反による10秒ペナルティを受けながら7位を守った。

72周を走り切ったノリスはアントネッリに11秒以上のリードを築いてトップチェッカー。ラッセルがハミルトンの猛追を抑えて3位を確保し、ハミルトン4位、ルクレール5位、ピアストリ6位となった。赤旗、VSC、タイヤ戦略、随所でのオーバーテイクと見どころの多い一戦は、ノリスの2連勝という形で決着。ザントフォールトでの最後のF1オランダGPは、劇的なレースとして幕を閉じた。