ルイス・ハミルトン 愛犬“ヘイロー”と夏休み満喫「休んで回復して充電」

ルイス・ハミルトン 愛犬“ヘイロー”と夏休み満喫「休んで回復して充電」

フェラーリF1のルイス・ハミルトンが、夏休みに新たな家族を迎えた。ゴールデンレトリバーの子犬で、その名前はF1で多くのドライバーの命を守ってきた安全装置にちなんだ「ヘイロー(Halo)」だ。

7度のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンは、SNSで新しい相棒との写真と動画を公開。「休んで、回復して、充電する」と夏休みの過ごし方を表現した。フェラーリでタイトル争いを続けるシーズン後半戦を前に、ヘイローとの時間が大切なリフレッシュになっているようだ。

新たな家族はゴールデンレトリバーの「ヘイロー」
ハミルトンが新たに家族へ迎え入れたのは、ゴールデンレトリバーの子犬だ。その名前は「ヘイロー」。F1では2018年からコックピット保護装置として装着が義務化され、重大事故からドライバーの命を守ってきた安全装置と同じ名前である。

ハミルトンは8月7日、自身のSNSで夏休み中の様子をまとめて公開。そのなかにはヘイローを抱いた写真に加え、新しい相棒の愛らしい姿を収めた動画も含まれている。

動画では、まだ幼いヘイローが自分の前足をかじろうとするなど、子犬らしい無邪気な姿を披露。サーキットで見せるハミルトンとはひと味違う、リラックスした時間が伝わってくる投稿となった。

メイン州からロサンゼルスへ ヘイローを迎え入れ
実はヘイローの存在は、ハミルトン自身が今回の写真を公開する以前の7月に、米国を拠点とするブリーダーによって明らかにされていた。

ブリーダーは当時、「ミス・ヘイローをF1フェラーリドライバーのルイス・ハミルトンのもとへ、ロサンゼルスまで飛行機で送り届けることを楽しみにしている」と投稿。動物トレーナーのカースティン・マクミリアンが、ヘイローを迎えるために米メイン州へ向かったことも明かしていた。

マクミリアンは3世代にわたる動物トレーナー一家の人物で、ハミルトンにとっても以前から信頼を寄せてきた存在だ。

ハミルトンがこれまで飼っていたイングリッシュ・ブルドッグのロスコーとココのトレーニングにも携わっており、新たに家族となったヘイローも同じ人物に託されることになった。

愛犬ココとの別れを経て迎えた新たな家族
ハミルトンにとって、愛犬は長年にわたって生活の大切な一部だった。

特にロスコーはF1パドックにもたびたび姿を見せ、世界中のファンから親しまれてきた。ハミルトンのSNSにも頻繁に登場し、レース活動とは異なる一面を伝える存在として知られている。

一方、もう1匹のイングリッシュ・ブルドッグだったココは2025年9月に死去。ハミルトンにとって大切な家族とのつらい別れとなった。

それから約1年。新たに迎え入れたのがゴールデンレトリバーのヘイローだ。

かつてロスコーとココを担当した同じトレーナーにヘイローを託したことからも、ハミルトンが新しい家族を迎えるにあたって信頼できる環境を選んだことがうかがえる。

「休んで、回復して、充電する」夏休みを満喫
ハミルトンは今回のSNS投稿に「Resting, restoring, recharging」と短いメッセージを添えた。

「休んで、回復して、充電する」

投稿ではヘイローと過ごす時間だけでなく、トレーニングに取り組む姿など、夏休みを満喫する様子も紹介されている。

F1のシーズンは長く、夏休みはドライバーにとって貴重なリセット期間となる。特に2026年は新世代マシンとパワーユニットが導入され、ドライバーにも例年以上に大きな負担がかかっている。

41歳のハミルトンにとっても、タイトル争いが本格化するシーズン後半戦を前に、心身を整える重要な時間だ。新しい相棒ヘイローとの生活は、その充電期間にさらなる喜びを加えている。


フェラーリで初勝利 ランキング2位で後半戦へ
ハミルトンは、フェラーリで迎えた2026年シーズンにドライバーズタイトルを争っている。

シーズン前半にはバルセロナでフェラーリ加入後初となるグランプリ優勝を達成。スクーデリアの赤いレーシングスーツをまとって初めて表彰台の頂点に立つ、本人にとってもチームにとっても大きな意味を持つ勝利となった。

現在はドライバーズランキング2位につけ、ランキング首位を走るメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリを追っている。一方で、ジョージ・ラッセルとの争いも続いており、シーズン後半戦も気の抜けない戦いが待っている。

直近の数戦では必ずしもすべてが思い通りに進んだわけではない。それでもフェラーリでの初タイトルを目指すハミルトンにとって、夏休み明けからの戦いが重要になることに変わりはない。

“命を守る”ヘイローとともにタイトル争いへ
F1の「ヘイロー」は、導入当初こそ外観をめぐって賛否を呼んだものの、その後はいくつもの重大事故でドライバーを保護し、現在ではF1を象徴する安全装置のひとつとなった。

そんな“命を守る存在”と同じ名前を与えられたゴールデンレトリバーのヘイローが、ハミルトンの新たな家族となった。

愛犬ココとの別れを経て、新しい相棒を迎えたハミルトン。「休んで、回復して、充電する」という言葉通り、ヘイローと過ごす時間からもしっかりとエネルギーを受け取っているようだ。

フェラーリでの初タイトルを目指すハミルトンは、新たな家族とともに束の間の夏休みを過ごし、首位アントネッリを追う2026年F1シーズン後半戦へと向かう。