カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 GTワールドチャレンジ参戦計画が消滅 レッドブルF1が阻止

    角田裕毅 GTワールドチャレンジ参戦計画が消滅 レッドブルF1が阻止

    角田裕毅が2026年11月に開催される「アデレード・グランドファイナル」でGT3マシンをドライブする計画が存在していたことが明らかになった。しかし、その実現は所属元であるレッドブル・レーシングの判断によって見送られたという。

    オーストラリアの『Speedcafe』によると、GTワールドチャレンジ・オーストラリアを運営するSROモータースポーツ・オーストラリアは、元レッドブル・レーシングF1ドライバーの角田裕毅を招へいする構想を進めていた。

    レッドブルが参戦計画を認めず
    報道によると、角田裕毅はティガニ・モータースポーツからメルセデスAMG GT3をドライブする予定だった。しかし、この計画はレッドブル・レーシング側が承認せず、実現には至らなかったという。

    また主催者は、元アルピーヌF1ドライバーのジャック・ドゥーハンについても参戦を打診しているが、現時点では合意には至っていない。

    SROモータースポーツ・オーストラリアのCEOであるベン・マクレランは、『Speedcafe』の取材に対し、現在も知名度の高いドライバーの招へいを目指して交渉を続けていると明かした。

    「これまでもさまざまなカテゴリーで実現してきたことだ」

    「(ジャンカルロ・)フィジケラはS5000に参戦したし、昨年はオースティン・シンドリックがスーパーカーでワイルドカード参戦した」

    「州政府はイベントに著名なゲストドライバーを招くことに非常に積極的だ。我々としてもGTワールドチャレンジのマシンでビッグネームに走ってもらいたい」

    「残念ながら、現時点で契約がまとまったドライバーはいないが、多くの話し合いを続けている」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    GT3人気の高まりも追い風
    マクレランは近年GT3カテゴリーへの注目度が大きく高まっている背景として、マックス・フェルスタッペンの存在を挙げた。

    フェルスタッペンはニュルブルクリンク24時間レースへのスポット参戦で話題を集めたほか、自身の「チーム・フェルスタッペン・レーシング」はGTワールドチャレンジ・ヨーロッパにも参戦している。

    マクレランは、その効果について次のように語った。

    「非常に知名度の高いドライバーがシリーズに関わることは、露出を増やすという意味で素晴らしいことだ」

    「マックスがニュルブルクリンク24時間レースに参戦したことで、世界中のGT3レースにこれまで以上の注目が集まっている」

    「さらに、マックスのチームが現在ヨーロッパで我々のシリーズに参戦していることもあり、GT3レースはかつてないほど注目を浴びていると思う」

    アデレード大会で大物招へいを継続
    GTワールドチャレンジ・オーストラリアは、11月25日から29日に開催されるアデレード・グランドファイナルのサポートレースとして実施される。

    主催者は昨年、NASCARドライバーのオースティン・シンドリックを招へいするなど話題作りに成功しており、今年も元F1ドライバーを含む大物ドライバーの起用を目指している。

    角田裕毅の参戦は実現しなかったものの、その計画が存在していたことは、GT3カテゴリーの注目度向上と、F1ドライバーを巡るプロモーション戦略の一端を示すものとなった。

  • 角田裕毅 ダニエル・リカルドを絶賛「F1で最も価値ある教えをくれた」

    角田裕毅 ダニエル・リカルドを絶賛「F1で最も価値ある教えをくれた」

    角田裕毅は、これまでチームメイトとして戦ったドライバーの中で、ダニエル・リカルドから学んだ「プロフェッショナリズム」が自身にとって最も価値のある教訓だったと明かした。

    2026年ベルギーGP週末に行われた『F1 Nation』のライブポッドキャストで、角田裕毅はこれまでのF1キャリアを振り返り、ピエール・ガスリーやマックス・フェルスタッペンら世界トップクラスのドライバーとガレージを共有した経験がある中でも、リカルドの存在が特別だったと語っている。

    「最も価値があった」のはリカルドのプロ意識
    2021年にピエール・ガスリーのチームメイトとしてF1デビューを果たした角田裕毅は、その後2023年途中からレーシングブルズ(当時アルファタウリ)でダニエル・リカルドとコンビを組み、2025年にはレッドブルでマックス・フェルスタッペンともチームメイトになった。

    イベントで「歴代チームメイトから学んだ最も価値のあることは何か」と質問された角田裕毅は、次のように答えた。

    「いろいろなドライバーから多くを学びましたし、それぞれ違いました。自分自身もその時々で違う段階にいました。ピエールと組んでいた頃はルーキーだったので、本当にたくさん学びました」

    「でも、全員の中から一人を選ぶならダニエルです」

    角田裕毅が特に印象に残っているというのは、リカルドの一貫したプロフェッショナルな姿勢だった。

    「ダニエルがどんなコンディションでも、どんな状況でもチームに対して見せる振る舞いを思い返すたびに、『これほどプロフェッショナルな人は見たことがない』と思います」

    角田裕毅とダニエル・リカルド

    冷静さがエンジニアとの仕事を変える
    角田裕毅は、リカルドと自身を比較しながら、当時の課題についても率直に振り返った。

    「僕はむしろ正反対でした。悪いセッションになると、その感情をエンジニアリングルームまで引きずってしまい、エンジニアに良いフィードバックを返すことができませんでした」

    「でもダニエルは、どんな状況でも本当に落ち着いていて、いつもチームに前向きなエネルギーを与えていました」

    リカルドと過ごした約1シーズンを通じて、角田裕毅は感情をコントロールし、冷静にチームへ情報を伝えることの重要性を学んだという。この姿勢は、マシン開発やレース運営においてドライバーが果たすべき役割を理解する上でも大きな財産となった。

    現在も続く師弟のような関係
    角田裕毅はリカルドとコンビを組んでいた当時、オーストラリア人ドライバーを「メンター」と表現したこともあり、その敬意は現在も変わっていない。

    一方、8勝を挙げたリカルドはF1の現役を退き、現在はフォード・レーシングのブランドアンバサダーとして活動している。先日のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは角田裕毅と再会し、笑顔で交流する姿も見られた。

    世界王者フェルスタッペンやF1優勝経験者ガスリーからも多くを学んだ角田裕毅だが、自身の成長に最も大きな影響を与えた存在としてリカルドの名前を挙げたことは、両者が築いた信頼関係の深さを物語っている。

  • 角田裕毅 レッドブルF1でフェルスタッペン新レースエンジニア育成を支援

    角田裕毅 レッドブルF1でフェルスタッペン新レースエンジニア育成を支援

    レッドブルはジャンピエロ・ランビアーゼの退任後を見据え、マックス・フェルスタッペンの新たなレースエンジニア候補であるトム・ハートの育成を水面下で進めてきた。その準備段階で重要な役割を果たしたのが、リザーブドライバーの角田裕毅だった。

    チームは今季実施したテスト走行で角田裕毅を起用し、その際にハートをレースエンジニアとして担当させることで実戦経験を積ませていたという。長年フェルスタッペンを支えてきたランビアーゼの後任育成は、正式発表よりも前から計画的に進められていたようだ。

    角田裕毅とのテストで後任エンジニアを育成
    ランビアーゼは2028年にマクラーレンへ移籍する予定であり、その去就はフェルスタッペンの将来にも影響を及ぼす話題として注目を集めてきた。長年コンビを組んできた2人の関係性から、フェルスタッペンもランビアーゼに続いて移籍するのではないかとの憶測も少なくなかった。

    そうしたなか、レッドブルは近年フェルスタッペンのパフォーマンスエンジニアを務めていたトム・ハートを後任に指名する方針を固めた。

    オランダ紙『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレンによると、ハートはここ数か月にわたってランビアーゼの後継者として極秘裏に育成されてきたという。

    その一環として、ハートはテストセッションでレースエンジニアを担当。今季レッドブルがリザーブドライバーの角田裕毅を起用して実施した複数回のテストでは、ハートが無線やセットアップ作業を含めたレースエンジニア業務を担当し、本番さながらの経験を積んだとされる。

    ハートは以前にもイタリアGPでランビアーゼの代役としてフェルスタッペンのレースエンジニアを務めた経験があり、その実績も後任候補として評価されていた。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    正式決定前から進められていた世代交代
    今回の報道からは、ランビアーゼの退団が正式に決まる以前から、レッドブルが後任体制の準備を進めていたことがうかがえる。

    フェルスタッペン自身も今季に入って、ハートが近い将来レースエンジニアを引き継ぐ可能性を示唆する発言をしており、チームとしてもスムーズな引き継ぎを目指して経験を積ませてきたとみられる。

    長年築かれたフェルスタッペンとランビアーゼのコンビを完全に再現することは容易ではないが、レッドブルは時間をかけて後継体制を整えてきたことになる。

    変革期を迎えるレッドブルとフェルスタッペン
    ランビアーゼの退団が決まったことで、レッドブルはすでに同氏への機密情報の共有を制限しているとも報じられている。こうした組織変更も、フェルスタッペンが今季苦戦している一因ではないかとの見方もある。

    レッドブルはここ数年で黄金時代を支えた主要メンバーが相次いでチームを離れており、現在は大きな転換期を迎えている。それでも現時点でフェルスタッペン本人は移籍を示唆する発言はしておらず、多くの憶測が飛び交う中でもチーム残留を前提とした姿勢を崩していない。

    今回明らかになった角田裕毅のテストでの役割は、単なる走行プログラムにとどまらず、フェルスタッペンを支える次世代レースエンジニアの育成という重要な目的も担っていたことを示している。レッドブルが将来を見据えて進める世代交代の舞台裏が、今回の報道によって浮かび上がった。

  • 角田裕毅 元パフォーマンスコーチの結婚式に出席 ケイナと参列

    角田裕毅 元パフォーマンスコーチの結婚式に出席 ケイナと参列

    角田裕毅が、自身の元パフォーマンスコーチであるマイケル・イタリアーノ氏の結婚式に出席したことが明らかになった。自身のInstagramストーリーでは、新郎新婦を祝福するメッセージとともに、結婚式で撮影した写真を公開した。

    公開された写真には、交際が噂されているケイナさんの姿もあり、二人がそろって結婚式に参列していたことがうかがえる。

    元パフォーマンスコーチの門出を祝福
    角田裕毅はInstagramストーリーで、「Very happy for Amanda and @michaelitaliano(アマンダとマイケル、本当におめでとう)」とのメッセージを添え、新郎新婦との記念写真を投稿した。

    マイケル・イタリアーノ氏は、角田裕毅のF1キャリア初期を支えた元パフォーマンスコーチとして知られる存在で、現在も交流が続いているようだ。

    角田裕毅とケイナ

    ケイナさんとの参列にも注目
    公開された写真には、ケイナさんも新郎新婦とともに写っており、さらに別のストーリーでは、会場内で撮影した二人のツーショットも公開された。

    この日の角田裕毅は、ネイビーのタキシードに白いシャツ、カマーバンドを合わせたクラシックな装いで参列。ケイナさんも淡いピンク系のドレスをまとい、二人のフォーマルな装いにも注目が集まった。

    今回の投稿は、元パフォーマンスコーチの人生の節目を祝福するとともに、ケイナさんと並んで結婚式に出席した様子を自身のSNSを通じて紹介したことで、多くのファンの関心を集めている。

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    ・角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”

  • 角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”

    角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”

    インディカー公式サイトの企画記事で、2027年シーズンのチップ・ガナッシ・レーシングのドライバーラインアップを予想する中、角田裕毅の名前が“サプライズ候補”として挙がった。

    これは移籍情報ではなく、編集部による「もしスコット・ディクソンがチームを離れたら誰が9号車を引き継ぐのか」という予想企画の一環だが、ホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前がインディカー公式で言及されたことが注目を集めている。

    4人の編集部員による後継予想
    今回の企画は、6度のシリーズチャンピオンであるスコット・ディクソンが2027年からアロー・マクラーレンへ移籍するとの報道を受け、「空席となるチップ・ガナッシ・レーシングの9号車を誰が引き継ぐのか」をテーマに、インディカー公式の4人の編集部員がそれぞれ予想を披露したもの。

    カート・キャビン氏とアーニ・スリベン氏はマーカス・アームストロングを本命に挙げ、エリック・スミス氏はデイル・コイン・レーシングで好成績を残しているデニス・ハウガーを推した。

    一方で、ポール・ケリー氏だけは「現在インディカーに参戦していないドライバー」という視点から、意外な候補を挙げている。

    ホンダとの関係から角田裕毅の名前
    ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングとホンダの強固な関係に触れたうえで、こう予想している。

    「ホンダとチップ・ガナッシ・レーシングの深い関係を考えれば、そのドライバーは、すでにマイヤー・シャンク・レーシングでテスト経験のある太田格之進のような存在かもしれない。あるいは、現在レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務める元F1ドライバーの角田裕毅という可能性もある」

    角田裕毅を本命候補として報じたものではないが、「ホンダ系ドライバー」という文脈で太田格之進と並んで名前が挙げられた形だ。

    ガナッシの大胆な起用実績も理由に
    ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングがこれまでも大胆なドライバー起用で成功を収めてきた歴史にも言及している。

    1996年にはインディカー未経験だったアレックス・ザナルディを起用して2年連続シリーズ王者に導き、スコット・ディクソンやアレックス・パロウも、それぞれシリーズでの経験が浅い段階でチーム入りし、その後タイトルを獲得した。

    そうした実績を踏まえ、「次世代のエース候補を思い切って起用する可能性もある」との考えから、サプライズ候補として角田裕毅の名前を挙げたというわけだ。

    今回の企画はあくまで編集部員による予想であり、角田裕毅のインディカー転向やチップ・ガナッシ・レーシング入りを示す具体的な情報があるわけではない。それでも、インディカー公式サイトでホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前が自然に候補として挙げられたことは、北米でもその存在が認識されていることを示す興味深い一幕と言えそうだ。

  • 角田裕毅 ハース候補後退でF1復帰に黄信号 インディカー転向も視野

    角田裕毅 ハース候補後退でF1復帰に黄信号 インディカー転向も視野

    2027年のF1復帰を目指す角田裕毅だが、その道のりは厳しさを増しているようだ。レッドブルのリザーブドライバーとして活動する角田裕毅陣営は、F1だけでなくインディカーを含む複数カテゴリーを視野に入れて将来を検討していると報じられた。

    有力候補とみられていたハースF1のシート争いでも優先順位が低下したとされており、F1復帰の可能性は不透明さを増している。

    ハースF1加入は「優先候補」ではなくなったと報道
    2025年末にレッドブルのレギュラーシートを失った角田裕毅は、2026年シーズンはチームのリザーブドライバーを務めている。

    本人はF1復帰への強い意欲を公言しており、レッドブルも移籍を妨げる考えはないとされる。しかし、2027年のシート獲得は容易ではない状況だ。

    これまで角田裕毅はハースF1と交渉を行っていると報じられてきた。2027年にはエステバン・オコンがシートを失う可能性があり、その後任候補の一人と目されていた。

    また、ホンダとの関係を離れてでも、トヨタの支援を受けるハースへ移籍する意思があるとも伝えられていた。

    しかし、スペインの『SoyMotor』によると、ハースは現在、ラファエル・カマラ、ジャック・ドゥーハン、平川亮らも候補として検討しており、さらにマクラーレン育成のレオナルド・フォルナローリが有力候補に浮上しているという。

    その結果、角田裕毅はハースにとって「優先候補ではない」と位置づけられたと報じられている。

    角田裕毅

    角田裕毅陣営はインディカー転向も選択肢に
    F1復帰の可能性が狭まるなか、角田裕毅陣営は他カテゴリーへの参戦も検討している。

    報道によれば、その有力候補のひとつがインディカーだ。

    角田裕毅は2025年にホンダのマシンをドライブし、インディカーのレジェンドであるスコット・ディクソンとともに走行した経験があり、アメリカのトップ・オープンホイールカテゴリーとの接点も持っている。

    ハース以外で角田裕毅に現実的なF1シートの候補は多くなく、2027年にF1へ復帰できるかは依然として不透明な状況だ。

    一方で、インディカーへの挑戦は新たなキャリアを築く機会となる可能性もある。新天地で実力を証明し、トップドライバーとして再評価を得る道も、今後の有力な選択肢になりそうだ。

    角田裕毅は依然としてF1復帰を目標に掲げているが、ハースのシート争いは激化しており、その立場は以前より厳しくなっているとみられる。そうした状況を受け、陣営はインディカーを含む複数のカテゴリーを視野に入れ、2027年以降のキャリアを慎重に模索している。

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    ・角田裕毅 エイドリアン・ニューウェイ設計RB17を絶賛「本物のレーシングカー」

  • 角田裕毅 エイドリアン・ニューウェイ設計RB17を絶賛「本物のレーシングカー」

    角田裕毅 エイドリアン・ニューウェイ設計RB17を絶賛「本物のレーシングカー」

    角田裕毅が、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズ(RBAT)が開発した究極のトラック専用ハイパーカー「RB17」を、2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初めてドライブした。一般のファンの前でRB17が実際に走行したのも今回が初めてとなった。

    RB17の初走行には、アイザック・ハジャーやRB17の設計者であるエイドリアン・ニューウェイも参加。

    レッドブルは歴代F1マシンの展示やRB9のデモランとともに、同社の技術力とモータースポーツの歴史を象徴するイベントとしてグッドウッドに臨んだ。

    RB17が初のダイナミックデビュー
    今回のイベントでRB17は、開発プログラムの一環としてグッドウッド名物のヒルクライムを走行した。これまで静止展示のみだったRB17が、初めて一般の観客の前で実際に走る姿を披露し、開発が新たな段階へ進んだことを印象づけた。

    ドライバーには角田裕毅、アイザック・ハジャー、レッドブル育成ドライバーのアリシャ・パルモウスキー、そしてRB17の設計を手掛けたエイドリアン・ニューウェイが名を連ね、それぞれがマシンのステアリングを握った。

    F1技術を凝縮した究極のハイパーカー
    RB17は、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが5年以上をかけて開発してきたプロジェクトであり、F1で培った技術をレギュレーションの制約を受けないトラック専用ハイパーカーへ投入した意欲作だ。

    自然吸気コスワース製V10エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、極限の空力性能と高度な車両制御技術を採用。F1から着想を得たパフォーマンスを実現することを目標に設計され、レッドブル史上最も野心的なエンジニアリングプロジェクトの一つと位置付けられている。


    角田裕毅「人生で聞いた最高のサウンドの一つ」
    実際にRB17をドライブした角田裕毅は、走行後のインタビューで、その圧倒的な性能に感銘を受けた様子を語った。

    「とても楽しかったです。エンジン音は、僕の人生で聞いた中でも最高のサウンドの一つでした。空力性能も含めて、本物のレーシングカーという感じでした」

    一方で、約670万ドル(約10億円超)というRB17の価値も意識し、限界まで攻めるような走りは控えたという。

    「もちろん高価なクルマなので、壊してしまうのも高くつきます。だから無理はせず、少し余裕を持って走りました。でも、いつか本格的なレーシングサーキットで走らせてもらえたらいいですね」

    「普通のドライバーでも十分運転できる」
    インタビュアーから「1200馬力・900kgというスペックだが、一般の人でも扱えるクルマなのか」と質問されると、角田はRB17の懐の深さを強調した。

    「普通のドライバーでも十分に運転できると思います。いろいろなドライビングモードが用意されていて、アマチュア向けからプロ向けまで選べます」

    「シミュレーターでも試しましたが、どのモードでも段階的に楽しめるようになっています。確かに速いクルマですが、普通の人でも運転できると思います」

    ニューウェイ設計のRB17に敬意
    また、インタビュアーから「RB17は公道向けのF1マシンのような存在ではないか」と問われると、設計者エイドリアン・ニューウェイへの敬意も口にした。

    「そうですね。彼はこれまで本当に多くの成功を収めてきましたし、今も成功を続けています。RB17にはレッドブルのDNAが詰まっています。彼がこれまで設計してきたクルマの数も、その成功も本当に素晴らしいものです。そんな彼が設計したRB17をドライブできたことは、本当に光栄でした」

    歴代F1マシンも集結
    グッドウッドではRB17だけでなく、2013年にセバスチャン・ベッテルを4年連続ワールドチャンピオンへ導いたRB9もデモランを実施した。

    また、RB1のデビューカラー、RB11のカモフラージュテストカラー、RB14のスペシャルカラー、RB21日本GP仕様、さらに2026年グロスカラーをまとったRB19など、レッドブルの歴代人気カラーリングも展示され、多くのファンを魅了した。

    角田裕毅 レッドブル

  • ハースF1 2027年にラファエル・カマラ起用か 角田裕毅よりフェラーリの意向優先

    ハースF1 2027年にラファエル・カマラ起用か 角田裕毅よりフェラーリの意向優先

    ハースF1の2027年ドライバー候補として、ラファエル・カマラが最有力に浮上している。

    イタリアメディアは、チーム代表の小松礼雄が率いるハースが、2027年シーズンに向けてラファエル・カマラを起用することで合意したと報じた。当初は角田裕毅が有力視されていたものの、フェラーリの後押しによって情勢が逆転したという。

    フェラーリ育成ドライバーであるカマラは、FIA F3王者となった勢いのままFIA F2でもタイトル争いを展開しており、F1昇格は時間の問題との見方が強まっている。

    ハースF1の2027年シート争いでカマラが優勢
    イタリアの『Rossomotori.it』は、ハースが2027年にラファエル・カマラを起用する方向で動いていると伝えた。

    後任候補となるのは、2026年限りで契約満了が見込まれるエステバン・オコンのシートだ。当初はレッドブルのリザーブドライバーである角田裕毅がチーム代表の小松礼雄の本命候補とみられていたが、フェラーリが強く働きかけたことで状況が変わったという。

    この報道では、フェラーリが育成ドライバーであるカマラをF1へ送り出すため、パワーユニット供給先でもあるハースへの起用を後押ししたとされている。

    フェラーリ育成ドライバー起用の流れを継承か
    今回の報道は、ドイツの『Auto Motor und Sport』が6月に伝えた内容とも一致している。

    同誌は、フェラーリがカマラをハースでF1デビューさせる構想を持っていると報じており、シャルル・ルクレールがザウバー、オリバー・ベアマンがハースを経てフェラーリ入りした流れを踏襲する可能性を指摘していた。

    また、F1ジャーナリストのクリストファー・リンデンは6月、スペインGP期間中にカマラが小松礼雄のオフィスを訪れていたと伝えている。当時は、トヨタとの関係から角田裕毅の起用案も検討されており、2027年にドライバーラインアップを全面刷新する可能性があると報じられていた。

    F2でタイトル争いを続けるカマラ
    21歳のラファエル・カマラは、2025年にFIA F3で圧倒的な強さを見せてチャンピオンを獲得。2026年はFIA F2でもランキング3位につけ、タイトル争いを演じている。

    パドックでは、すでにF1へ昇格できる実力を備えているとの評価が広がっており、フェラーリも将来の有望株として高く評価している。

    一方で、フェラーリのレースシートはシャルル・ルクレールが契約を延長し、フレデリック・バスール代表もルイス・ハミルトンが2027年も残留する見通しを示していることから、空席はない。そのため、ハースで経験を積ませるプランが最も現実的とみられている。

    角田裕毅

    角田裕毅とフォルナローリも候補に残る
    カマラ以外では、角田裕毅とレオナルド・フォルナローリも候補に挙がっている。

    フォルナローリは現FIA F2王者で、現在はマクラーレンのリザーブドライバーを務める。最近ではヘレスでハースのプライベートテストにも参加したが、現時点ではマクラーレンに残留する可能性が高いとみられている。

    一方の角田裕毅は、小松礼雄が高く評価しているとされるものの、フェラーリの育成戦略が優先されたことで立場が後退したと報じられている。ただし、2027年のドライバー市場はまだ流動的であり、正式決定には至っていない。

    今後の焦点
    今回の報道では、フェラーリの後押しを受けたラファエル・カマラが、2027年のハース加入に最も近い存在とされている。角田裕毅やレオナルド・フォルナローリも候補に残るものの、フェラーリの育成方針とカマラの実績を考えれば、現時点ではカマラが一歩リードしているとの見方が強まっている。ただし、ハースおよびフェラーリから正式な発表はなく、現段階では各メディアによる報道に基づく情報である。

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  • 角田裕毅 レッドブルF1究極のRB17をグッドウッドで初ドライブ

    角田裕毅 レッドブルF1究極のRB17をグッドウッドで初ドライブ

    角田裕毅が、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズ(RBAT)が開発した究極のトラック専用ハイパーカー「RB17」を、2026年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初めてドライブする。一般のファンの前でRB17が実際に走行するのは今回が初めてとなる。

    RB17の初走行には、アイザック・ハジャーやRB17の設計者であるエイドリアン・ニューウェイも参加。

    レッドブルは歴代F1マシンの展示やRB9のデモランとともに、同社の技術力とモータースポーツの歴史を象徴するイベントとしてグッドウッドに臨む。

    RB17が初のダイナミックデビュー
    今回のイベントでRB17は、開発プログラムの一環としてグッドウッド名物のヒルクライムを走行する。これまで静止展示のみだったRB17が、初めて一般の観客の前で実際に走る姿を披露することになる。

    ドライバーには角田裕毅、アイザック・ハジャー、レッドブル育成ドライバーのアリシャ・パルモウスキー、そしてRB17の設計を手掛けたエイドリアン・ニューウェイが名を連ねる。専用サーキットで本格的な性能評価を行う前に、RB17の開発が新たな段階へ進んだことを示す重要な節目となる。

    角田裕毅 レッドブル RB17

    F1技術を凝縮した究極のハイパーカー
    RB17は、レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが5年以上をかけて開発してきたプロジェクトであり、F1で培った技術をレギュレーションの制約を受けないトラック専用ハイパーカーへ投入した意欲作だ。

    自然吸気コスワース製V10エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせ、極限の空力性能と高度な車両制御技術を採用。F1から着想を得たパフォーマンスを実現することを目標に設計され、レッドブル史上最も野心的なエンジニアリングプロジェクトの一つと位置付けられている。

    歴代F1マシンも集結
    グッドウッドではRB17だけでなく、2013年にセバスチャン・ベッテルを4年連続ワールドチャンピオンへ導いたRB9もデモランを実施する。

    また、RB1のデビューカラー、RB11のカモフラージュテストカラー、RB14のスペシャルカラー、RB21日本GP仕様、さらに2026年グロスカラーをまとったRB19など、レッドブルの歴代人気カラーリングも展示される予定だ。

    角田裕毅 レッドブル RB21日本GP仕様

    メキース代表「特別な瞬間になる」
    レッドブル代表のローラン・メキースは、RB17の初走行について次のように語った。

    「グッドウッドは、レッドブルのエンジニアリングの真髄を示すのに最適な場所だ。私たちの歴史や革新への情熱、そしてプロジェクトを支える優秀な人材が一堂に会する」

    「RB17が命を吹き込まれ、ファンの前で走る姿を見ることは非常に特別な瞬間だ。このマシンは長年にわたる努力と創造性、そして卓越したエンジニアリングの結晶であり、チームが成し遂げた成果を誇りに思っている」

    技術責任者「F1級の性能を実現した」
    レッドブル・アドバンスト・テクノロジーズのテクニカルディレクター、ロブ・グレイは、RB17開発について次のように説明した。

    「レッドブルは、不可能と思われる挑戦に取り組む時こそ真価を発揮する。RB17はまさにその象徴だ。目標はF1以外ではほとんど見られないレベルの性能を持ちながら、プロジェクト当初のビジョンを忠実に実現することだった」

    「F1レベルのパフォーマンスを顧客向けトラックカーで実現するため、設計、開発、検証、テスト、生産のあらゆる段階で数え切れない課題を克服してきた。完成したマシンが当初の構想に極めて忠実に仕上がったことを誇りに思う」

    「グッドウッドでの初走行はプログラムにおける重要な節目だ。実際の走行環境で車両の性能を検証しながら、そのポテンシャルをさらに引き出していく」

    開発はいよいよ実走フェーズへ
    RB17は走行していない時間にはレッドブル・エナジー・ステーション付近に展示され、来場者が間近で見ることができる。角田裕毅らによる初のデモランは、RB17の開発が実走フェーズへと移行したことを示す重要な一歩となり、今後は専用サーキットで本格的な性能検証が進められる予定だ。

  • 角田裕毅 F1復帰は厳しい情勢か ホンダ支援でインディカー転向が浮上

    角田裕毅 F1復帰は厳しい情勢か ホンダ支援でインディカー転向が浮上

    角田裕毅のF1キャリアが大きな転機を迎える可能性が浮上した。2026年はレッドブルのリザーブドライバーを務める角田裕毅だが、2027年のフルタイム復帰は極めて厳しい状況にあると報じられている。

    GPblogによると、角田裕毅はF1以外の選択肢としてインディカーへの転向を視野に入れており、長年支援を受けてきたホンダとの関係がその実現を後押しする可能性があるという。

    2027年のF1復帰は不透明
    2026年シーズン開幕前、角田裕毅はマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして苦戦した後、レッドブルのレギュラーシートを失い、アイザック・ハジャーにその座を譲った。現在はレッドブルとレーシングブルズのリザーブドライバーを務める一方、マネジメントはF1復帰に向けた活動を続けている。

    しかし、昨年のシリーシーズンでは複数チームとの関連が報じられていたのに対し、現在は候補が大幅に減少しているという。

    最近ではハース加入の可能性がたびたび取り沙汰されてきたが、GPblogは「ハースは2027年の候補として角田裕毅を考えていない」と報じている。

    同メディアによると、ハースは日本人ドライバーの起用を検討しているものの、その場合は提携先であるトヨタ陣営のドライバーが前提になるという。一方、長年ホンダの育成・支援を受けてきた角田裕毅は、その条件に当てはまらないとされる。

    さらにハースの候補としては、オリバー・ベアマンの残留に加え、エステバン・オコン、ラファエル・カマラ、レオナルド・フォルナローリらの名前が挙げられている。

    ホンダとの関係がインディカー転向を後押し
    こうした状況を受け、角田裕毅はF1以外にも目を向け始めているという。

    その有力候補がインディカーだ。ホンダはインディカーでエンジンサプライヤーを務めており、パドック内で大きな影響力を持つことから、角田裕毅の参戦を支援できる立場にある。

    GPblogは、インディカーではF1ほどトップドライバーへの戦力集中がなく、優勝を狙える環境が整っていることに加え、経済的なメリットも大きいと指摘している。

    また、日本人ドライバーの成功例として佐藤琢磨を紹介。F1では大きな成功を収められなかった一方で、インディ500を2度制覇し、多額のスポンサー収入や報酬を得た実績があることから、角田裕毅も同様のキャリアを築ける可能性があるとしている。

    有力候補はチップ・ガナッシか
    GPblogは、角田裕毅の移籍先候補としてチップ・ガナッシにも言及している。

    同チームは現在ホンダ製パワーユニットを使用し、現王者アレックス・パロウを擁する強豪として知られる。

    さらに、ベテランのスコット・ディクソンが引退した場合にはシートが空く可能性があり、ホンダの支援を受ける角田裕毅にとって魅力的な選択肢になり得ると伝えている。

    現時点で具体的な交渉が進んでいるとの情報はないものの、F1復帰の道が狭まる中、ホンダとの強固な関係を生かしたインディカー転向が、角田裕毅の次なるキャリアとして現実味を帯び始めているようだ。

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