カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選「手は尽くしたが改善の糸口が見えない」

    角田裕毅 F1スペインGP予選「手は尽くしたが改善の糸口が見えない」

    角田裕毅は、2025年F1スペインGPの予選で最下位の20番手に沈んだあとも、自身のマシンのペース不足に対して納得できる説明を見つけられずにいた。レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとはQ1で約0.6秒の差がついたが、それが予選敗退には十分すぎるタイム差だった。

    金曜のプラクティス後に「なぜ遅いのか全く分からない」と語っていた角田裕毅は、予選後には「ラップ自体は良かった」と感じていたという。

    Q1中には、13コーナーの縁石を激しく乗り越えた際に「フロアをチェックしてほしい」とチームに無線で伝えたが、これによる損傷はなかったと見られている。

    「セッティングの問題じゃないと思います。正直、ほとんどすべてのセッティングを試しました。細かい好みはありますけど、クルマのバランスはしっかり取れていて、自信もありました」

    「予選では両方のタイヤセットで特に最後のアタックはかなり良かったですし、それが結果やペースと全然噛み合わないんです」

    角田裕毅は週末を通して、RB21が前後の両軸で滑っていると繰り返し訴えており、セッティング変更では解消できない「コアな制限」があるのではないかと示唆している。

    また最近の週末においても、セッションによってはフェルスタッペンと同等かそれ以上のタイムを記録していたものの、突然パフォーマンスが激減する傾向があると明かした。

    「ここ2戦くらい、セッションによってはマックスと同じか少し速いときもありましたけど、突然めちゃくちゃ遅くなるんです。今回のロングランでもそれが出ました。何をやっても変わらないし、クルマがタイヤをひどく食ってしまって、摩耗がすごいです。

    「本当に納得いかなくて、コアの問題がまだ残ってる気がします。それが何か分からないし、自分でも答えが出せないです」

    角田裕毅 スペインGP F1 レッドブル・レーシング

    角田裕毅はこれまで、フェルスタッペンと完全に同じエアロパッケージではない週末も経験している。チームは当然、最新パーツの投入を世界王者に優先する傾向がある。フェルスタッペンはマイアミで新型フロアを受け取り、イモラではその他の小さなアップデートも適用された。

    角田裕毅もイモラで新型フロアを受け取っていたが、予選でクラッシュしたことでスペアモノコックを使ってマシンを組み直さなければならず、旧型のコンポーネント(前仕様のフロアを含む)を使用していた。バルセロナでもそのまま旧型を使用していると考えられているが、今回のような大きなタイム差や挙動差のすべてをそれだけで説明するのは難しい。

    レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、Skyドイツに対して次のように語っている。

    「金曜はマックスにそれなりに近い位置にいた。でも予選では何もかもうまくいかなかった。同じクルマじゃないにしても、最後尾というのは内部で検証しないといけない」

    シーズン序盤に角田裕毅とコンビを組んでいたアイザック・ハジャーも、角田裕毅を擁護するコメントを残した。

    「角田は絶対にP20で終わるようなドライバーじゃない。それだけは確かだ。正直、今彼が何を抱えてるのかは分からない。自分は反対側のガレージにいたわけじゃないからな。でも、押し続けるしかないと思う。彼はP20のドライバーじゃない」

    前後の軸で滑るという現象は、角田裕毅のRB21だけの問題ではなかった。ピレリの金曜定例ブリーフィングで、チーフエンジニアのシモーネ・ベッラは「C1タイヤでの低グリップや前後のスライドは比較的よくある」と述べていた。ただし、角田裕毅のように他のコンパウンドでも問題が継続するのは、より根本的な問題があることを示している。

    多くのチームは、リアタイヤのサーマルデグラデーション(熱劣化)を抑えるために、若干アンダーステア気味のセッティングを採用することがあるが、バルセロナではその代償が大きい。高速コーナーではアウト側フロントタイヤへの負荷が非常に高く、2023年に最終シケインが撤去されて以降は特にそれが顕著となっている。

    角田裕毅は、問題解決の糸口が見えないまま、こう締めくくった。

    「セッティングはもうほとんどすべて試しました。同じように、4輪全部が滑ってる感じなんです。これからチームと話す必要がありますけど、どうすれば改善できるのか、現時点では全く見えてこないです」

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選最下位 マルコ「内部で議論すべき内容」

    角田裕毅 F1スペインGP予選最下位 マルコ「内部で議論すべき内容」

    2025年F1スペインGPの予選でレッドブル・レーシングの角田裕毅は20番手に終わり、グリップ不足に苦しんだと語った。

    この日バルセロナで予選最下位に沈んだ25歳の角田裕毅は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと同じ仕様のマシンではないとされる。フェルスタッペンはマクラーレン勢(オスカー・ピアストリとランド・ノリス)に次ぐ3番手を獲得したが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、角田裕毅の結果を「受け入れがたい」と切り捨てた。

    角田裕毅は、Q1でマシントラブルによってタイム計測ができなかったアルピーヌのフランコ・コラピントにも及ばず、わずか0.051秒差で最下位となった。

    2025年F1スペインGP予選Q1で走行する角田裕毅(レッドブル)

    マルコは、イモラで角田裕毅がクラッシュした際に損傷したパーツの一部について、スペインGPまでに交換部品が用意できなかったことを明かしている。そのため、角田裕毅のRB21はフェルスタッペンのマシンと完全に同一ではないという。

    予選中、角田裕毅は最終コーナーでややアグレッシブに攻めた際にフロアにダメージがあるのではないかと無線でチームに確認していたが、本人はFP1からすでに問題を感じていたと述べている。

    角田裕毅に対し「最初のプラクティスの1周目から『何かがおかしい』とラジオで言っていました」と語っており、予選までグリップ不足に悩まされたことを明かした。

    レッドブルのマルコはこのパフォーマンスに対し、モータースポーツ・ドットコムにこう語っている。

    「この結果は失望だ。金曜日はマックスにかなり近かった。しかし予選ではまったく機能しなかった。同じマシンでないにしても、最下位というのは我々が内部で議論すべき内容だ」

    角田裕毅のQ1最速タイムは1分13秒385で、フェルスタッペンの1分12秒798(Q1の2番手)から0.587秒遅れていた。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は今季終了まで乗り切れるか?
    レッドブルは今季序盤2戦の結果を受けて、リアム・ローソンに代えて角田裕毅を昇格させた。しかし、現在は再び角田裕毅の去就が不安視されている。

    レッドブルは角田裕毅に「2025年シーズン最後までシートを与える」と伝えたとされるが、ここまで角田裕毅が獲得したポイントは7にとどまる。一方、レーシングブルズの新人アイザック・ハジャーは同期間に15ポイントを獲得しており、注目を集めている。

    マルコが「議論する」と明言したことで、チーム内ではすでに後任について検討が始まっている可能性がある。ピエール・ガスリーが2019年に12戦で降格された例が示すように、ルーキードライバーであってもレッドブルの交代は突然だ。

    ハジャーはスペインGPでも再びチーム2番手としてQ3に進出し、予選9番手を獲得。フェルスタッペンとの差は0.404秒で、モナコGPでは0.254秒差の6番手という成績を残している。

    レッドブルは理想的にはハジャーを今季中に動かしたくはないとされているが、状況次第では角田裕毅からの交代を強行する可能性も排除できない。ポイント差が広がる中で、マクラーレンとのタイトル争いを支える「セカンドドライバー」の重要性が浮き彫りになっている。

  • 角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    角田裕毅は「パンケーキじゃない」フェルスタッペンがレッドブルF1の問題示唆

    2025年F1スペインGPの予選で最下位に沈んだ角田裕毅について、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが「彼はパンケーキなんかじゃない」と擁護の言葉を口にした。

    レッドブルはここ数年、フェルスタッペンの横に安定して速さを発揮できるドライバーを見つけられずにいる。2024年シーズン序盤でセルジオ・ペレスのパフォーマンスが大きく低下し、同年末にチームを去ることになった。

    代わって2025年にはレーシングブルズから昇格したリアム・ローソンが2戦のみでレッドブルのシートを明け渡し、角田がシーズン途中から起用された。

    しかし、角田裕毅はここまでの6戦で7ポイントを獲得するにとどまり、フェルスタッペンが2勝と2度の表彰台を記録しているのと対照的に、苦戦が続いている。

    予選後、オランダの記者団に対してフェルスタッペンは次のように語った。

    「ユウキはパンケーキなんかじゃない。この“2台目の問題”はずっと続いている」

    「それが何を意味するのかは……君たち自身で判断すればいいさ」

    Yuki isn’t a pancake.
    ここでフェルスタッペンが使った「パンケーキ」という表現は一見奇妙に聞こえるが、彼の発言にはしばしばユーモアや比喩が含まれており、今回もその一例とみられる。この言葉には、「角田が簡単に潰れるような弱い存在ではない」「凡庸なドライバーではない」といった擁護の意味合いが込められていると解釈される。つまり、問題の本質は角田本人ではなく、むしろ長年続くレッドブルの“2台目問題”にあるのではないかという、皮肉混じりのメッセージとも取れる。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅は予選Q1でフェルスタッペンに約コンマ6秒遅れの最下位となり、走行直後は「良いラップだった」と感じていたものの、順位を知って落胆。Sky Sports F1のインタビューでは次のように語っている。

    「突然、他のどのグランプリとも違って、明らかにパフォーマンスを失いました。FP1からずっとグリップが非常に低かったです。何かおかしなことが起きていたんだと思います」

    「ベストは尽くしました。バランスは改善できたけど、全体的には一歩前進できたとは思いません」

    「Q1のラップには満足していましたし、自信もありました。でも、グリップだけは全然ついてこなかった。かなり厳しい状況です」

    セッション中、縁石に乗った後にフロアのチェックを要求していた角田裕毅だが、セッション後の段階ではダメージが原因だったかどうかは判断できなかったという。

    「まだ分かりません。ダメージがあったのかどうか確認する必要があります。ただ、乗り心地が極端に悪かったわけでもなく、許容範囲内だったと思います」

    「週末の最初のラップからすでにペースがなかったので、突然パフォーマンスを失ったわけではありません。今のところ、ただただ苦しんでいます」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、予選後のレッドブルの公式コメントで次のように述べている。

    「裕毅はこの週末を通して苦しんでいる。彼を助けようとダウンフォースを少し上げてみたが、正直、何が起きているのかを理解するのは難しい。しっかり調査する必要がある」

  • 角田裕毅 F1スペインGP予選最下位に困惑「何をしても改善しなかった」

    角田裕毅 F1スペインGP予選最下位に困惑「何をしても改善しなかった」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、スペインGP予選で最下位に沈んだ自身のパフォーマンスについて説明がつかないと語った。

    前日のプラクティスでペース不足を訴えていた角田裕毅は、その問題を解決できないまま予選に突入。Q1ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンにコンマ5秒以上離され、最後尾で敗退する結果となった。

    「かなり厳しいです」と角田裕毅はF1公式チャンネルに語った。「週末を通して、できる限り問題を解決しようとしてきました」

    「FP1の時点から、全くグリップを感じない奇妙な問題があると訴えてきました。できることは全てやりましたが、結局解決できなかったと思います」

    「セットアップ変更もいろいろ試しましたが、常にフィーリングがバラバラで、全体として前進できた感じが全くなかった。非常に奇妙な状態です」

    予選中にはフロアに問題がある可能性も示唆していたが、決定的な原因については掴めていないという。

    「ラップ自体は悪くなかったです。どちらのラップにも特にミスはありませんでした」

    「たとえタイヤを3セット投入しても、Q2には届かなかったと思います。あのペースでは厳しいです」

    角田裕毅 スペインGP F1 スペイングランプリ

    最後尾スタートが濃厚な中、角田裕毅は決勝での巻き返しにも悲観的な見方を示している。予選前にセットアップの変更は施したが、レースペース自体に希望が持てないという。

    「これはロングランのペースにも当てはまります。FP2ではロングランペースが本当に悪かったです」

    「フィーリングが全くないんです。今感じているのは、マシンがとにかくタイヤを食いつぶしていて、どんな走り方をしても周回ごとにデグラデーションがひどいということだけです」

    「とはいえ、セットアップ変更で何かしら良くなっていればと願っています。ただ現実的には、あまり楽観視はしていません」

    チーム代表のクリスチャン・ホーナーも、角田とフェルスタッペンの差がこれほど開いたことに驚きを隠さない。

    「本当にその差がどうして生まれたのか分からないので、詳しく調べる必要がある」とホーナーは語った。「彼自身は『ラップはまずまずだった』と言っていたし、週末を通して苦しんでいたのは確かだ」

    「もしかしたら予選中に何かダメージを負ったのかもしれません。あそこまで差があるのは普通ではない」

  • 角田裕毅 レッドブルF1ホーナーが警告「残留したければさらなる成長が必要」

    角田裕毅 レッドブルF1ホーナーが警告「残留したければさらなる成長が必要」

    角田裕毅がレッドブルのシートを維持したければ「もっと結果を出す必要がある」とチーム代表のクリスチャン・ホーナーが警告した。

    ホーナーは、2025年シーズンにおいてリアム・ローソン、そして現在の角田裕毅がマックス・フェルスタッペンに対抗できていないことを認め、コンストラクターズ選手権はすでに手の届かない状況だと語った。

    「現実的にならないといけない」とホーナーはドイツ紙『Bild』に語った。「我々のマシンのうち、安定して勝利争いができているのは1台だけだ」

    「ただ、マックスにはまだドライバーズ選手権でチャンスがあるし、角田も彼をできる限りサポートしてくれている」

    しかしホーナーは、角田が2026年もフェルスタッペンのチームメイトとして十分な働きをしたとは断言を避けた。さらに注目すべき点として、角田はホンダとの強い関係を持ち、ホンダは来年アストンマーティンにパートナーを切り替える予定である。

    「角田はチームにとって非常に良い存在だ」とホーナーは述べた。「彼はいい奴で、ガレージの中でもよく貢献してくれている」

    「ただ、来年もレッドブルで走りたいのであれば、引き続き成長を見せていく必要がある」

    ホーナーはまた、角田が「F1で最も難しい役割、つまりマックスのチームメイトという仕事」を担っていることにも言及した。

    「常に比較されるのは厳しい」と彼は説明した。「F1で最高のドライバー、おそらく史上最高のドライバーと競い合うことによる心理的な影響は、過小評価すべきではない」

    「それでも、角田はここまでよくやっていて、安定してポイントを獲得している」

    角田裕毅 レッドブル F1

    Netflixの『Drive to Survive』シリーズ最新作では、ホーナーがオスカー・ピアストリを「将来的に理想的なレッドブルのドライバー」として名指しする場面もあった。Bildがこの発言について尋ねると、ホーナーは笑みを浮かべた。

    「オスカーは素晴らしいドライバーだ」とホーナーは述べた。「メンタルも非常に強いし、まだ若いにもかかわらず、すでに完成されたパッケージだ」

    「彼には素晴らしい未来がある。そしてマクラーレンとの長期契約も結んでいる。我々はそれを尊重している」

  • 角田裕毅 F1スペインGP初日「なぜ遅いのか分からない」

    角田裕毅 F1スペインGP初日「なぜ遅いのか分からない」

    角田裕毅は、2025年F1スペインGP初日のフリー走行を13番手で終了。「なぜ遅いのか分からない」と語った。

    角田裕毅にとって厳しい一日となった。レッドブル・レーシングで7戦目となるかなかで、セッションをそれぞれ9番手と13番手で終えたものの、なぜこれほどペースが足りなかったのか、自分でもはっきりしないと明かしている。

    「(今日は)難しかったです」と角田裕毅は語った。「正直、他のグランプリの金曜日と比べるとスムーズに感じていて、FP1からFP2にかけては自分自身でも進歩できたと思ってます。でも、なんで遅いのか全く分からないんです」

    「FP2のラップ自体も悪くなかったですし、もちろん完璧というわけじゃないですけど、想像していたほどのギャップではないはずなんです。バランスに関しても大きな問題があるわけではないので、何が制限になっているのか明確に説明するのが難しい状況です。改善できる部分を探す必要がありますが、今は苦しんでます」

    角田裕毅 スペインGP F1 レッドブル・レーシング スペイングランプリ

    そして土曜の予選に向けて、今夜取り組むべき作業についても言及した。

    「何か見つかればいいんですけど、そうじゃないとかなり厳しいです。大きなミスをしてその結果ならまだ納得できるんですけど、そういうわけでもなくて、他のマシンと比べてもだいぶ後れを取っている状況です」

    「多分、いつもより長い夜になると思います。何とか解決策を見つけようと全力を尽くしますけど、今のところはっきりしていません」

  • 角田裕毅のサポートに疑問符 フェルスタッペン「F1マシンの改善が先決」

    角田裕毅のサポートに疑問符 フェルスタッペン「F1マシンの改善が先決」

    マックス・フェルスタッペンは、チームメイトの角田裕毅にさらなる貢献を求める前に、レッドブルF1がより競争力のあるマシンを開発することの方が重要だと考えている。

    2025年シーズンの3分の1が経過した時点で、フェルスタッペンはドライバーズランキングで首位のオスカー・ピアストリに1勝差以内と迫っているが、コンストラクターズ選手権ではレッドブルはマクラーレンに172ポイントという大差をつけられている。

    レッドブルのセカンドシートは“呪われた座席”として悪名高く、今季もリアム・ローソンがわずか2戦で降格されたことで、その評判を覆すには至っていない。

    角田裕毅は昇格後に前任者よりは好印象を残しているものの、直近6戦で獲得したポイントは7にとどまっている。

    一方、オスカー・ピアストリとランド・ノリスの2人を揃えて毎戦上位争いを繰り広げるマクラーレンとのコントラストは明白だ。

    それでもフェルスタッペンは、「もしレッドブルが再び圧倒的なマシンを手に入れれば、角田裕毅の貢献が意味を持たなくなる可能性がある」と指摘する。

    角田裕毅 F1

    「チームとしてはもちろん、2台ともできる限り上位でフィニッシュさせたいと思っている」とフェルスタッペンはモナコGPの週末、モータースポーツ・ウィークを含むメディアに語った。

    「でも、例えば2023年を見てみれば分かるように、クルマが速ければ他チームの戦略なんて関係ない。結局は上回れるんだ」

    「だからこそ、自分たちが再びその位置に戻れるようにしないといけない。今はうまくいく時もある。イモラではよかった」

    「マシンが機能していて、自分のやっていることに自信があれば、周りのチームやマシンがどんな戦略を採っていようと関係ない。自分たちの最も強力な戦略に従えばいい」

    「もちろん理想は毎戦で1-2フィニッシュすることだ。でも今はそれが難しい」

    「マクラーレンは本当に素晴らしい仕事をしている。だから自分自身のためにも、裕毅のためにも、改善に向けて努力を続けていくだけだ。そして今後の数戦でどれだけやれるか、見ていくことになる」

  • 角田裕毅「自信を失ったわけではない」 レッドブルF1で直面した課題と収穫

    角田裕毅「自信を失ったわけではない」 レッドブルF1で直面した課題と収穫

    角田裕毅は、F1スペインGPの公式記者会見で、レッドブル・レーシング加入からこれまでの適応過程を振り返りながら、「自信を失ったわけではない」と力強く語った。

    モナコGPでは予選で赤旗に阻まれ、思うような結果を残せなかったが、角田裕毅はその背景にある自身の理解度について冷静に自己分析した。

    「まだ自信という意味でも、いろんな面で少しずつ積み上げている最中です。マシンに対する理解は進んできていますが、最後の数コンマ秒、数ミリ秒を詰めるためには、路面の進化を自然に感じ取れる必要があります」

    続けて、マシンの挙動を瞬時に把握するための「直感」の重要性についてこう語った。

    「セットアップを変更したときに、どんなバランスになるかが直感的にわかる状態にならないと、トップレベルでは戦えません。新しいマシンでは、そういった部分の理解がまだ十分ではないですし、そこは経験がモノを言うところだと思っています」

    以前所属していたVCARBでは、そうした感覚が完全に身に付いていたと振り返る。

    「VCARBでは、マシンの反応が完全にわかっていたので、あれこれ考えなくても自然に反応して速く走ることができていました。今はその感覚をもう一度構築している段階です」

    イモラで得た“再認識”と今後への確信
    イモラでの週末が、今の自分に何を気づかせたのか。角田裕毅はこう述べる。

    「イモラでの週末は、自分の理解度を改めて認識させられるきっかけになりました。正直、そういった細かな部分の重要性を少し軽視していたかもしれません」

    しかしそれは後悔ではなく、学びとして前向きに捉えている。

    「でも、自信をなくしたわけではありません。少しずつ積み上げていけば、必ずしっかり戦えるようになると信じています」

    角田裕毅 レッドブルF1 スペインGPF1スペインGPの公式記者会見に出席した角田裕毅

    スペインGPでは「マックスよりも自分に集中」
    週末のレースに向けては、モナコで感じた手応えに触れながら期待を口にした。

    「モナコでは予選までのパフォーマンスはすごく良かったです。赤旗などもあってすべてが計画通りには進みませんでしたが、FP2やFP3ではこれまでで一番良いと感じられるペースでした」

    また、ここカタルーニャでのレッドブルの実績について問われると、こう返した。

    「バルセロナでレッドブルが勝ってきたというイメージはあまり持っていなかったんですが、マックスがここで4連勝していると聞いて、それは良いニュースですね。でも、自分はマックスのことよりも、自分自身に集中したいと思っています」

    プレッシャーの大きいトップチームでの挑戦の中でも、角田裕毅は自らの成長段階を冷静に受け止めている。

    「自信を失ったわけではない」。この言葉に込められた意志と客観性が、バルセロナの地でどう表れるのか注目される。

  • 角田裕毅 レッドブルF1で苦戦にローソン「僕の状況が好転するわけじゃない」

    角田裕毅 レッドブルF1で苦戦にローソン「僕の状況が好転するわけじゃない」

    角田裕毅がレッドブルF1マシンで苦戦している現状についてリアム・ローソンは、「自分にとって状況が好転するわけではない」と語った。

    2025年シーズンの開幕直後、ローソンはわずか2戦でレッドブルから降格させられ、レーシングブルズに戻される形となった。そして角田裕毅が昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてRB21をドライブすることになった。

    このドライバー交代は、当初こそ成功を収めた。角田裕毅はRB21にすぐに適応し、バーレーンGPでは予選でQ3進出、決勝でもポイント圏内でのフィニッシュを果たした。しかし、その後数戦では日本人ドライバーにとって厳しい週末が続いている。

    イモラではフェルスタッペンがマクラーレンのオスカー・ピアストリを破って優勝する中、角田裕毅は10位にとどまった。さらにモナコでは12番手からのスタートで、レースでは2周遅れの17位という結果に終わった。

    それでも、ローソンにとっては状況が好転するわけではないと語る。

    「結局のところ、自分がレッドブルで何ができたかを本当の意味で見せるチャンスは与えられなかった。だから他の誰かがそのマシンで苦戦しても、自分にとってはあまり意味がない」と、ローソンはバルセロナでCrash.netを含むメディアに対して語った。

    「それで何かが大きく変わるわけじゃない。他の誰かがあのクルマで苦しんでも、自分に影響はないし、状況が良くなるわけでもない」

    「だから自分としては、今自分が乗っているマシンでベストな仕事をすることに集中している。それが今やっていることだ」

    角田裕毅 レッドブル F1

    ローソンは、前戦モナコGPで2025年シーズン初のポイントを獲得。8位入賞を果たした。

    さらにローソンは、チームメイトのアイザック・ハジャーが2回の義務ピットストップをこなしても順位を失わないよう、レース中に後続を巧みに抑える戦術をとった。これによりレーシングブルズはダブル入賞を果たし、ハジャーは自己最高位の6位でフィニッシュしている。

    ただしローソン本人は、このモナコでの走りが特別に自信を高めたとは感じていない。

    「正直なところ、去年から自信は変わっていない。レッドブルにいたときも、RB(レーシングブルズ)での最初の2戦でも、自信のレベルに変化はなかった」と語る。

    「モナコでポイントを獲得できたのは素晴らしいけど、それで自信が大きく高まったかのように見えるかもしれない。でも実際のところ、自分の中では変わっていない」

    レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコとチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ローソンがRB21で力を発揮できなかった要因として「自信の欠如」を挙げていた。RB21は非常に繊細な挙動を示す難しいマシンとして知られている。

    だが、ローソンは自らの苦戦の原因が自信にあったという見方を否定する。

    「それは自分の物語じゃない」と、ローソンは明言した。

  • 角田裕毅 F1スペインGP展望「全部うまくまとめていい結果を出したい」

    角田裕毅 F1スペインGP展望「全部うまくまとめていい結果を出したい」

    角田裕毅が、2025年F1 スペインGPを前に今週末への意気込みを語った。

    前戦モナコGPでは予選から苦戦を強いられたが、すでに気持ちは次の舞台へと向かっており、「このサーキットでいい結果を出すことに集中している」と前向きな姿勢を見せている。

    バルセロナのサーキットについては「好きなコース」と語り、スペイン料理にも言及するなどリラックスした様子も見せた角田裕毅。多くのテスト走行を重ねてきたこの地で、今季のトリプルヘッダー最終戦を好成績で締めくくれるか注目だ。

    「予選のあと、モナコは厳しい週末になるとわかっていましたし、実際とても長く感じる週末になりました。でも、今はスペインに気持ちを切り替えて、このサーキットでいい結果を出すことに集中しています」と角田裕毅はコメント。

    「バルセロナで走るのは好きですし、このコースも気に入っています。それに、スペインの食べ物も大好きなんです。このサーキットはどのドライバーにとってもおなじみの場所で、過去にテストでたくさん走っていますし、レギュレーションの変更もあるので、今週末は面白くなるかもしれません」

    「さまざまなタイプのコーナーや長いメインストレートがあるこのコースでは、うちのチームがもっと競争力を発揮できるんじゃないかと期待していますし、自分たちがどこまで戦えるのか楽しみにしています」

    「ここ数週間は忙しかったんですが、ヨーロッパのファンの前に戻ってこられましたし、家にも近くてやっぱり落ち着きますよね。チームとしてすべてをうまくまとめて、このバルセロナでのトリプルヘッダー最終戦をいい形で締めくくれたらと思っています」

    角田裕毅 スペインGP F1