カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 F1イタリアGP FP2でストロールに激怒「なんてバカなんだ」

    角田裕毅 F1イタリアGP FP2でストロールに激怒「なんてバカなんだ」

    角田裕毅とランス・ストロールがF1イタリアGPのフリー走行2回目(FP2)でコース上で交錯する場面があった。これにより角田裕毅は激怒し、無線でアストンマーティンのドライバーを「stupid(バカだ)」と呼び、怒りをあらわにした。

    この日のFP1から、各ドライバーはお互いのアタックラップに入り乱れる形で平穏な走行ができず、無線でも不満が飛び交っていた。その流れはFP2でも続き、角田裕毅とストロールの小さなインシデントにつながった。

    カナダ人ドライバーのストロールは、アウトラップ後のクーリングラップでパラボリカの外側をスロー走行していた。一方、角田裕毅はフルスピードでその名物コーナーへ進入。26歳のストロールが外側を這うように走行しているのを見て、角田裕毅は無線で怒りをぶちまけた。

    「What the f**k is this bro(何だよこれ、おい)」

    その直後、レースエンジニアのリチャード・ウッドも、コーナー外側でスロー走行を続けるストロールの行動に困惑した様子でこう答えた。

    「Yeah, Not sure what he was up to in turn 11(ああ、ターン11で彼が何をしていたのか分からない)」

    さらに角田裕毅は怒りを重ね、「How stupid(なんてバカなんだ)」と吐き捨てた。

    一方で角田裕毅は、前戦ザントフォールトで再びポイントを獲得し、7戦連続ノーポイントという不振をようやく終わらせている。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    レッドブル代表「角田裕毅は一歩一歩進歩している」
    ベルギーGPでの複数のアップグレード以降、角田裕毅は予選でのマックス・フェルスタッペンとの差を縮めつつある。しかし、そのベルギーGPでは不利な戦略を強いられてポイント圏外に沈み、続くハンガリーGPではチーム全体が苦戦し、角田裕毅も無得点に終わった。

    ただし、オランダGPで再びポイントを持ち帰ったことで、今季の合計ポイントは12に到達。それでも厳しいシーズンが続く中、レッドブルのチーム代表ローラン・メキースは公式サイトを通じて角田裕毅を擁護した。

    「スピードは消えるものではないと我々は考えている。裕毅は昨年終盤に非常に良い走りを見せたし、今季前半も(レーシングブルズで)良いパフォーマンスを見せていた」

    「もちろん、このチームで迎えたシーズン前半は厳しかったが、我々は一戦一戦で状況を見ている。スパでは前進があったし、ブダペストは我々の最悪の週末だったが、それでも裕毅はマックスに対してペースで非常に接近していた。予選でマックスとの差はコンマ1.5秒だった。通常ならその差でフロントロウを取れるが、ブダペストではQ1敗退だった。彼は一歩一歩進歩している」

  • 角田裕毅 F1イタリアGP初日「ショートとロングのバランスが課題」

    角田裕毅 F1イタリアGP初日「ショートとロングのバランスが課題」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1イタリアGP初日のフリー走行で9番手タイムを記録し、安定した滑り出しを見せた。

    FP1は1分21秒292で14番手に終わったが、午後のFP2では1分20秒269をマークし、トップ10入りを果たしている。セッション全体を振り返った角田裕毅は、滑らかではない部分があったとしながらも手応えを強調した。

    「全体的に今日は少し浮き沈みがありましたが、全体を通してかなりポジティブで、ペースも本当に良かったです」と角田裕毅はコメント。

    「多少のフレックスがあって、その理由を突き止める必要がありましたし、想像以上に多くのグラベルを拾ってしまいました。理由ははっきりしませんでしたが、トラフィックに出たり入ったりする中でも最終的にかなりいいラップをまとめられました」

    また、ショートランとロングランの両立が課題であると付け加えた。

    「ソフトタイヤに切り替える流れでの連続性がなく、ロングランではペースがあると思っていましたが、実際には足りなかったです。ショートランとロングランのバランスを取っていかなければなりません」

    角田裕毅は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとの差をわずか数コンマに収めており、週末に向けて期待を抱かせる初日の内容となった。

    角田裕毅 F1 イタリアGP

  • 角田裕毅 F1イタリアGP木曜会見「トラブル続きの過去を断ち切る」

    角田裕毅 F1イタリアGP木曜会見「トラブル続きの過去を断ち切る」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1イタリアGPの木曜会見に出席し、前戦ザントフォールトでのポイント獲得やモンツァでの意気込みを語った。シーズン途中からチームに合流した難しい状況の中でも着実に前進していると強調し、進歩の手応えを明かした。

    これまでモンツァでは苦戦が続いているが、「毎年リセットして臨んでいる」と語り、過去の不運を断ち切りたいと意気込む角田裕毅。新代表ローラン・メキースの下で結果を出すことの重要性を認めつつ、全力を尽くす決意を示した。

    前戦ザントフォールトで再びポイントを獲得し、マシンへの適応が進んでいるのではないかと問われた角田裕毅は「最初からこの車で進歩を感じていました。最初の数戦では結果に表れていなかったかもしれませんが、自分の感触としてはそうでした。自分が正しい方向に進んでいると確信していて、ただ一歩一歩でした」と答えた。

    「シーズン途中に飛び込むのは簡単ではありませんし、レッドブルチーム内でも多くの変化がありました。だから毎戦全力を尽くしてきました。でも特に直近数戦では、確実に近づいてきていると感じています。全てをまとめることが大事で、フィールド全体が非常にタイトなので、Q1、Q2、Q3のすべてでコンマ数秒が大きな差になります」

    「ザントフォールトでは全てをまとめることができました。週末を通じての進歩という点では、自分にとって最高の週末のひとつでした。セーフティカーなどもあって簡単ではなかったですが、ポイントを絞り出せたのはとても嬉しかったです」と振り返った。

    モンツァでの過去の不運について問われると、角田裕毅は「毎年リセットしています」と語った。

    「ただ、言われた通り、4回中3回はトラブルでリタイアしています。今年はそうならないことを願っています。このサーキットは今でもとても楽しいですし、自信があれば速いラップを出せます。レースも他と比べてオーバーテイクがしやすいトラックです。だから楽しみにしています」

    レッドブル・レーシングの新代表ローラン・メキースへのアピールについて角田裕毅は「それを毎戦やろうとしています」と強調。

    「できるだけ結果を出すことが必要です。期待を超えるように努めて、それを続けていきたいと思います。大きく変える必要はないと思っています。ローランが加わってからの自分の結果も悪くなかったです。もちろん、それで十分かどうかは自分が決めることではありません。でも全力を尽くします」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 イタリアグランプリ 記者会見

    また、夏休みの過ごし方についても話題が及び、ルイス・ハミルトンと角田裕毅が偶然にも同じ時期にギリシャで休暇を過ごしていたことが明らかになった。

    ハミルトンが「実際には違う島だったと思う。隣同士の島だったのかもしれない。知っていたら会えたのに。ギリシャは美しい。ミコノスは人が多すぎたけれど、南の島々は本当に息を呑むほど美しかった」と語ったのに対し、角田裕毅も「実は僕もルイスが反対側の島にいたことを知りませんでした。どの島も海がすごくきれいで、食べ物は特に新鮮で、美味しいシーフードをたくさん食べました。とても楽しめましたし、トレーニングにも最適でした」と明かした。

    角田裕毅はさらに「天候もいつも安定していて、暖かいですが、心地よい風が吹いていました。僕にとっては最高の場所でした。島はあまり大きくないので、自転車に乗れば一周できて、その島の大部分を見て回れます。本当に素晴らしい場所でした」と締めくくった。

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留の条件「フェルスタッペンとの差が鍵」とメキース

    角田裕毅 レッドブルF1残留の条件「フェルスタッペンとの差が鍵」とメキース

    角田裕毅(レッドブル)はオランダGPで9位入賞を果たし、7戦連続ノーポイントから脱出した。しかし同じレースで姉妹チームの新人アイザック・ハジャーが鮮烈な初表彰台を飾り、その成果はかき消される形となった。

    角田裕毅の去就は今季末で契約が切れることに加え、後ろ盾であるホンダもレッドブルとの提携を終了するため、不透明さを増している。

    レッドブルは2026年のドライバーラインナップをシーズン終了前に決断する方針を示しており、残るシートをめぐって角田裕毅とハジャーの評価が進められている。チーム代表ローラン・メキースは角田裕毅の成長に期待を寄せつつも、フェルスタッペンとの差を縮めることが最大の基準であると明言。さらに顧問ヘルムート・マルコは「小さなプロスト」と評するハジャーの潜在能力を高く評価しており、両者の明暗を分ける戦いが残り9戦で続くことになる。

    レッドブルは2026年のドライバーラインナップについて、今シーズンが終わる前に決定を下すことを示唆した。

    マックス・フェルスタッペンはすでに来季の残留を確定させているが、4度のワールドチャンピオンのチームメイトとして誰が2026年の新レギュレーション初年度を迎えるのかは不透明なままだ。

    レッドブルは過去10か月間でセカンドドライバーを2度変更しており、2024年にセルジオ・ペレスの後任となったリアム・ローソンはわずか2戦で切り捨てられ、その座を角田裕毅に譲った。角田裕毅はローソンよりは善戦しているものの、レッドブルの扱いにくいRB21に苦戦し、フェルスタッペンに大きく水をあけられている。

    チーム代表のローラン・メキースは、ドライバー計画についてシーズン終了まで待つことはしないと示唆した。

    「レースごとに感情が揺さぶられるのは好きだが、ブダペストではこう感じ、ここではまた違う気持ちになる。しかし真実は、レッドブルの視点から一歩引いて見れば、我々のドライバーは全員契約下にあるということだ」

    「つまり決定権は我々にある。我々、つまりレッドブル・グループだけが決めることで、なぜ一つの結果にプレッシャーを感じる必要があるのか? 単純な事実として、我々には時間がある。残り9戦だ。最後のレースまで待つつもりはない。なぜならドライバーには早めに知らせたいというダイナミズムもあるからだ。しかし我々にはまだ時間がある」とメキースは語った。

    角田裕毅はザントフォールトで9位入賞を果たし、7戦連続ノーポイントを脱出したものの、ハジャーの表彰台がその成果をかき消した。

    「最初に言えるのは、常にもっとできるということだ。彼はもっとできるし、我々ももっとできる。我々はあらゆる形で支援しようとしている」

    「角田にとっては依然としてポジティブな傾向だと思う。7戦ぶりにポイントを獲得したと聞いた。スパは前進だったし、チームとしては厳しかったブダペストもマックスとの差という意味では前進だった」

    「今日の9位も、8位や7位であった可能性もある。ペースの評価は難しいが。だから彼には引き続き成長し、マックスとの差を縮めてほしい。それが主なパラメータだからだ。そしてポイントを獲得し続けること、最終的にはそこに尽きる」とメキースは強調した。

    角田裕毅 F1 レッドブル・レーシング

    アイザック・ハジャーは無視できない存在か?
    ハジャーはF1デビュー戦のオーストラリアGPでクラッシュを喫したが、その後見事に立ち直り、レッドブルの姉妹チームで印象的なルーキーシーズンを送っている。20歳のフランス人はローソンを上回る活躍を見せ、ザントフォールトでの3位表彰台によりドライバーズ選手権10位に浮上した。

    これは彼のこれまでの最高成績であるモナコGPの6位を更新するものであり、ハジャーのさらなる飛躍を示した。

    レッドブルの顧問ヘルムート・マルコは、次期レッドブルドライバーの最有力候補であるハジャーを高く評価している。

    「彼には特別なものがあると分かっていたからこそ選んだ。私は彼を初期の段階で“小さなプロスト”と呼んだ。人々はよく笑ったが、今や彼は結果を出している」

    「さらに印象的なのは、新しいサーキットに来ても3周で競争力を発揮することだ。金曜にエンジントラブルがあっても影響されなかった」

    「彼は『速さがある場所は分かっている。予選ではトップ5に入る』と言っていた。その自信がある。自信の強さも際立っている」とマルコはSky Sports F1に語った。

  • 角田裕毅 アルピーヌF1移籍の「即戦力候補」と仏誌報道

    角田裕毅 アルピーヌF1移籍の「即戦力候補」と仏誌報道

    角田裕毅がアルピーヌF1チームの条件を満たす数少ない存在のひとりだと、フランス誌『AUTO hebdo』が報じている。アルピーヌの母国フランスの媒体は、2026年のF1グリッドがすでに埋まりつつある中で、アルピーヌが即戦力を求める場合、角田裕毅がその有力候補に含まれると指摘している。

    中国GP後にリアム・ローソンが外されてレッドブルに昇格した角田裕毅は、これまでの前任者たちと同じ困難に直面している。果たして角田裕毅は、自らのポジションを維持できる望みをまだ持てるのだろうか。

    昨冬、レッドブルは選択を迫られていた。マックス・フェルスタッペンの横にいたセルジオ・ペレスは残留せず、そのステアリングを託される候補は角田裕毅かリアム・ローソンの2人に絞られていた。ミルトンキーンズの首脳陣は、F1でわずか10戦程度の経験しかなかったニュージーランド人を選んだ。

    2021年からグリッドに名を連ね、一度もアルファタウリ(のちのレーシングブルズ)を離れたことがなかった角田裕毅は、2024年末のアブダビでのテストで非常に好感触を得ていた。RB20は彼のスタイルに合うように見えていたが、その後は脇に追いやられる形となった。シーズン序盤に有望な走りを見せたものの、昇格後はレッドブルの歴代2番手ドライバーと同じように、次第に存在感を失っていった。

    直近のオランダGPを迎えるまで7戦連続でポイント圏外に沈んでいた角田裕毅だが、決意は固いようだ。野心には疑問が投げかけられるものの、彼はこう語った。
    「ポイントを獲得すること、それが一番大事だと思います。それだけです。しばらくポイントを取れていませんが、その間も自分が正しい方向に進んでいることは分かっていました。特に夏休み前の2戦では、アップグレードを受けて、自分自身にも彼らにもまだやれることを証明できたと思っています」

    角田裕毅、レッドブルのモデルの犠牲者か?
    ホンダの後押しを受けてF1に上がり、後にレッドブルに本格的に支援された角田裕毅だが、厳しい状況に置かれている。実際、クリスチャン・ホーナーはこの冬の人選を誤りだったと後に認めたが、当初の決定がレッドブルの本音を示しているようにも見える。さらにシーズン終盤に低迷すれば、計画されていた別れを正当化する格好の口実となる。子会社チームでの結果ならば、同じ影響は及ぼさなかっただろう。

    「F1ではいつも同じことです。この状況、この種のプレッシャーはこの世界の一部で……きれいごとではないですが、これが現実です」と彼はF1公式サイトに語っている。「自分自身に集中しています。過去5年間でこうした噂には慣れましたし、後半戦が自分にとって非常に重要だということも理解しています。だから戦い続け、できることはすべてやります」

    アイザック・ハジャーがルーキーとして非常に説得力のあるシーズンを送っており、リアム・ローソンもファエンツァに戻って再び結果を残しつつある中で、角田裕毅は決して有利な立場にはいない。さらに18歳のアービッド・リンドブラッドも控えている。すでにスーパーライセンスを保持しており、今夏のレッドブルの要請で承認済みだ。F2に参戦中の彼は、もはや「代替候補」以上の存在になっている。

    角田裕毅 アルピーヌF1チーム

    2026年のF1グリッドはすでに満席
    では、もしレッドブルを離れた場合はどうなるのか。ピエール・ガスリーやアイザック・ハジャーと親しく過ごしてきた角田裕毅だが、2026年のシートはすでに埋まりつつある。キャデラックがドライバーラインアップを発表した今、未定なのはメルセデス、レーシングブルズ、そしてレッドブルのセカンドシートだけだ。だが非公式には、これらのチームのケースもすでに決着済みとみられている。残る可能性はアルピーヌだけだ。

    実際、ピエール・ガスリーの残留は確実視されており、フランコ・コラピントの離脱は避けられない情勢だ。キャデラックに移籍するバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスに断られた後、アルピーヌには選択肢がほとんど残されていない。フラビオ・ブリアトーレ率いるチームには2つの道がある。F2ドライバーやフランコ・コラピントに続くリザーブのポール・アロンを起用するか、あるいはすでにF1経験のある即戦力を迎えるかだ。後者であれば、角田裕毅は条件を満たす数少ない存在のひとりとなる。

    もっとも、フェリペ・ドルゴヴィッチを推す声もグリッド内で強く、リアム・ローソンやガブリエル・ボルトレトらも彼を支持している。それでも、アルファタウリ時代に形成された「フランス人と日本人のコンビ」が関係者に再びアイデアを与える可能性もある。

    後半戦で結果を大きく改善できれば、角田裕毅はまだ自らの運命を握っているといえる。ローラン・メキースがチーム代表に就任した今、その貢献を最大限に活かせるかどうかが鍵となる。あとはそれを即座に成果に結びつけるだけだ。

  • 角田裕毅 F1イタリアGP展望「自信回復しホームのようなモンツァへ」

    角田裕毅 F1イタリアGP展望「自信回復しホームのようなモンツァへ」

    角田裕毅(レッドブル)は、F1イタリアGPを前に「モンツァはホームレースのように感じる」と意気込みを語った。先週のオランダGPで9位入賞を果たし、7戦ぶりにポイントを獲得したことで自信を取り戻したと強調している。

    イタリアに生活の拠点を持つ角田裕毅にとって、モンツァは特別な場所。地元の雰囲気や食事を楽しみながら、欧州シーズン最後のレースに向けてクルーとともに臨む姿勢を示した。

    「先週のザントフォールトでポイントを獲得できたのは、本当に前進できた感覚がありましたし、再び戦いの中に戻れたことが嬉しかったです。その自信を持ってモンツァに臨みたいと思います」と角田裕毅はコメント。

    「僕にとってモンツァは間違いなくホームレースのように感じます。年間の一部はイタリアで生活していますので、少しは家のような快適さを楽しめますし、もちろん食事も楽しみです!」

    「チームのみんなからはすでに地元のおすすめを聞かれていますし、レースウィークが始まる前にクルーをピザに連れて行くつもりです」

    「モンツァはカレンダーの中でもクラシックなサーキットのひとつで、どのドライバーも楽しみにしている場所です。僕たちはレースごとに少しずつ進歩を重ねてきていますので、引き続きクルマとパフォーマンスの改善に全力を尽くし、ヨーロッパラウンドをいい形で締めくくりたいと思っています。」

    角田裕毅 F1 イタリアGP

  • 角田裕毅 レッドブルF1残留を最優先「契約はチームに任せて自分に集中」

    角田裕毅 レッドブルF1残留を最優先「契約はチームに任せて自分に集中」

    レッドブル・レーシングのF1ドライバー角田裕毅は、自身の契約が2025年末で終了するにあたり、チーム内での将来について語った。角田裕毅は今季、中国GP後に昇格し、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてシートを獲得した。

    過去1年でこのレッドブルのセカンドシートには3人のドライバーが起用されており、セルジオ・ペレス、リアム・ローソンに続き、角田裕毅は3人目となる。

    現在はRB21マシンへの適応に専念しているが、マシンの性能を安定して引き出す「最適なウィンドウ」を見つけるのに苦労しており、チーム全体で課題を抱えている状況だ。

    その難題はフェルスタッペンにとっても妨げとなっているが、角田裕毅にとってはさらに厳しく、先週のオランダGP(ザントフォールト)では9位に終わった一方、4度の世界王者であるチームメイトは2位を獲得している。

    レース前に他チームとの交渉について問われた角田裕毅は次のように答えた。

    「それはチームやマネージャーに任せていますし、僕は自分自身と自分のパフォーマンスに集中しています。僕の優先順位はレッドブルに残ることで、できるだけ良いパフォーマンスを示すことです。それが唯一の焦点です。だから、他のシートを探すのは僕の仕事ではありません。僕の仕事は速く走ってポイントを稼ぐこと、それだけに取り組んでいます」

    「彼らは彼らでやるべきことをやるでしょうし、僕のパフォーマンスはそのプロセスを助けるはずです。だからオランダGPのレースで、より良いパフォーマンスを示すことを楽しみにしています」

    角田裕毅 F1 レッドブル

    角田裕毅は、レッドブルのジュニアチームであるレーシングブルズから現在のシートに昇格してきた。2026年に古巣チームへ戻る可能性について問われると、決定権はレッドブル上級顧問ヘルムート・マルコにあると答えた。

    「どうなんでしょうね。もしかしたらヘルムートが裏で考えているのかもしれません。正直、彼が何を考えているのか僕には分かりません。ただ、今のところ彼は僕にパフォーマンスを示すことを求めていると理解しています」

    「実際、この2戦は、アップグレードを受けてからパフォーマンスが改善したと認められていると思います。それ以前とは大きく違っていて、それが彼にも僕にも時間を与えて、この状況をどう進めるかを見極める助けになっています」

    「彼は僕をかなりサポートしてくれていると思いますし、彼はとても率直な人です。彼はチームのために存在していて、できるだけ多くのポイントを望んでいます。だから僕は結果を出さなければなりません」

    「正しく理解していれば、彼はまだレッドブルにとって何が最善かを判断するのを少し待っているところです。そして、レーシングブルズがどうかという点も含め、現在とても良いパフォーマンスを発揮しています」

    「僕が長い間所属していたチームですし、もちろん僕の最終的な目標はレッドブルに残ることです。ただ、どうなるかは見ていきましょう」

  • 角田裕毅の後任最有力:アイザック・ハジャー F1デビュー戦の挫折から復活

    角田裕毅の後任最有力:アイザック・ハジャー F1デビュー戦の挫折から復活

    F1の最新表彰台フィニッシャーとなったアイザック・ハジャーは、すでに今季のルーキー・オブ・ザ・シーズンの座を確かなものにしつつある。しかし、その物語はオーストラリアでのデビュー戦後、まったく違うものになっていたかもしれない。

    2024年F2ランキング2位のフランス人ハジャーは、フォーメーションラップのターン2でレーシングブルズのマシンをクラッシュさせ、レースが始まる前に週末を終えてしまった。

    厳しいコンディションのなか、開幕戦で壁に突っ込んだのは彼だけではなかったが、ハジャー自身はデビューを「ただただ恥ずかしい」と表現した。

    しかし、パドックに戻った際にルイス・ハミルトンの父アンソニーから温かい言葉をかけられたことで、ハジャーはすぐに大きな期待通りの潜在能力を示し始めた。

    フランス人は2025年シーズン、夏休みに入る前までに6度の入賞を果たし、常にトップ10争いを演じてきた。特にモナコ市街地での6位はシーズン前半のハイライトだったが、ザントフォールトでの驚きの初表彰台がそれをさらに上回る結果となった。そして、マックス・フェルスタッペンの隣のシートが来季も未定であるなか、ハジャーはすでにシニアチーム昇格への道を固めたのかもしれない。

    恥ずかしいデビューをどう乗り越えたか
    自ら「恥ずかしい」と表現したメルボルンでのデビューを経て、ハジャーはすぐに失望を乗り越え、結果を積み重ね始めた。続く中国ではポイントを逃したが、日本ではQ3に進出し、7番グリッドを獲得。憧れのハミルトンを予選で上回る快挙を果たした。

    決勝では8位入賞を果たして初ポイントを獲得したが、同じルーキーのキミ・アントネッリが史上最年少のレースリーダーとなり、その快挙に隠れる形となった。しかし、鈴鹿をきっかけに次の6戦で4度ポイントを獲得し、モナコではキャリアベストの6位をマーク。リヤム・ローソンがレッドブルから降格後の調整に苦しむなかでも、ハジャーはレーシングブルズをミッドフィールドの中で確実に競争力ある存在に保ち続けた。

    レッドブル昇格への大きな一歩?
    その後一時的に結果を落としたものの、ハジャーはオランダで衝撃の走りを見せた。トップ10に返り咲いただけでなく、予選Q3最終アタックでラッセルや2台のフェラーリを上回り、2列目4番グリッドを確保。すぐ隣にはレッドブルのフェルスタッペンが並んだ。

    決勝では序盤からルクレールのフェラーリやラッセルのメルセデスを退け、フェルスタッペンの背後についていく走りを披露。度重なるセーフティカーリスタートでも冷静に4位を守り続けた。そして、残り8周でノリスがマシントラブルによりリタイアすると、ハジャーは見事に表彰台を手にした。

    この結果、ハジャーは史上最年少で表彰台に立ったフランス人となっただけでなく、レッドブル支援ドライバーとしても最速での表彰台獲得記録を更新。従来の記録は2008年モンツァでの優勝(22戦目)だったセバスチャン・ベッテルのものだったが、ハジャーはわずか14戦でこの偉業を達成した。

    そしてフェルスタッペンの隣のシートを巡る議論が続くなか、ハジャーは角田裕毅の2026年残留の可能性に“とどめを刺した”との見方さえ広がっている。

    角田裕毅 F1 アイザック・ハジャー

    レッドブルの次なるスター候補?
    角田裕毅が8戦ぶりにポイントを獲得したザントフォールトの週末を経ても、角田の2025年以降の将来はレッドブル内では厳しいと見られている。

    一方、ハジャー自身はメディアに対し、現時点でレッドブル昇格の準備ができていないと率直に語っている。フェルスタッペンのチームメイトとして挑んだドライバーが次々と苦戦している現実を目の当たりにしてきたからだ。

    しかし、2026年にフロントランニングカーを得られる可能性を考えると、そのチャンスを断るのは難しいだろう。近年のレッドブルマシンはドライバビリティに問題を抱えてきたが、2026年の新レギュレーションで採用される従来型アンダーフロアへの回帰が、この問題を緩和する可能性もある。

    レッドブルはこれまでもフェルスタッペンやベッテルといった若き才能を頂点に導いてきた。ハジャーもその系譜に連なる資質を備えている。開幕戦で「終わった」と思った失望から、いまや“レッドブルの次なるスーパースター”候補にまで上り詰めたハジャーの逆転劇は、まさに驚くべきものだ。(文:ダニエル・ハリス)

  • 角田裕毅の猶予はわずか レッドブルF1がハジャー昇格を本格検討

    角田裕毅の猶予はわずか レッドブルF1がハジャー昇格を本格検討

    レッドブルは2026年のF1ドライバーラインナップを、例年のようにシーズン終了後ではなく、シーズン中に決定する方針を固めている。結論は10月末のメキシコGP前後とみられ、角田裕毅に与えられた猶予はわずか9戦。残りのレースはすべて、彼にとって「生き残りをかけた試験」となる。

    角田裕毅はオランダGPで7戦ぶりのポイント獲得となる9位を得たが、その同じ週末にアイザック・ハジャーが予選4位、決勝3位の鮮烈な走りで初表彰台を獲得。

    レッドブル首脳陣は「理想は角田裕毅残留」と語る一方で、現実的にはハジャーの昇格を本格的に検討し始めており、シート争いの情勢は一変している。

    メキシコGPで決断か ─ レッドブルの早期方針
    ザントフォールトでの快走後、アイザック・ハジャーは「何にでも準備ができている」と自信を語った。これは強がりではなく、実際にチームが2026年昇格を真剣に検討している証左でもある。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコはオランダGPのORF放送で「メキシコGP頃に決断を下す」と発言。チーム代表ローラン・メキースも「最後のレースまでは待たない」と明言し、ドライバーに早く知らせたいという意向を示した。昨年はクリスマス直前まで決断を遅らせたが、今年は事情が違う。残り4戦を待たずに判断するというのは、チームが早期に体制を固めたい意思の表れだ。

    この方針は角田裕毅にとって厳しい現実を意味する。つまり、残り9戦がすべて評価対象となり、1戦ごとの結果が直接来季のシートに結びつく状況に追い込まれたのだ。

    角田裕毅 F1レッドブル・レーシング

    角田裕毅に突きつけられた課題
    レッドブルにとって最良のシナリオは、角田裕毅が後半戦で結果を積み上げ、シートを守ることだ。それによりチームに安定をもたらし、アイザック・ハジャーにはレーシングブルズでさらなる経験を積ませ、将来的な昇格をより確実なものにできる。だが現実はそう甘くない。

    角田裕毅は今季ここまで13戦でわずか9ポイント。オランダGPの9位入賞は、7戦ぶりにポイントを獲得した意義ある結果だったが、上位陣のリタイアやセーフティカーの巡り合わせに助けられた側面が大きい。さらに最終スティントでは誤ったスロットルマップに固定され、40%以上踏み込まなければ加速できないというトラブルに直面した。これはチームの設定ミスか、角田裕毅自身の操作ミスかは判然としないが、いずれにせよ確実な上位入賞を逃したのは事実である。

    メキースは「角田裕毅は依然としてポジティブな傾向にある」と評価しながらも、「フェルスタッペンとの差を縮め、安定してポイントを獲得し続けること」が必要条件だと強調した。つまり、角田裕毅に課された課題は単純明快でありながらも極めて重い。「安定して速さを示すこと」こそが、彼の生き残りを決める唯一の鍵なのだ。

    アイザック・ハジャーの鮮烈な躍進
    一方でアイザック・ハジャーは、短期間で一気に評価を高めている。ザントフォールトではルクレールやラッセルを抑えて堂々と3位表彰台を獲得。フェルスタッペンとの差はわずか数秒にとどまり、その走りは偶然ではなく純粋な速さと安定感の賜物だった。

    マルコは「彼は小さなアラン・プロストだ」と称え、「数周でどのサーキットでも競争力を発揮できる」とその適応力を高く評価。これはトップドライバーに共通する特質であり、マルコが好む典型的な資質でもある。メキースも「 extraordinary race(非凡なレース)」と評し、昇格を真剣に考慮すべき内容だと認めた。

    1年前にはF1昇格すら危ぶまれていたハジャーだが、今では「フェルスタッペンの次の相棒」の最有力候補として議論の中心にいる。その急成長ぶりは、レッドブルが「2026年昇格は予定より早いが、現状では最良の選択肢」と考えざるを得ないほど説得力を持っている。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    シーズン中の交代も視野に
    レッドブルは過去にもガスリーやアルボン、さらにはペレスに対してもシーズン中の交代を断行してきたチームであり、その強引さはよく知られている。今回も例外ではない。

    もし「ハジャー昇格、角田裕毅降格」という方針が固まれば、それを2026年からではなく今季終盤に前倒しして実行する可能性もある。その場合、レーシングブルズでアービッド・リンドブラッドをデビューさせ、翌シーズンに向けた準備を進めるというシナリオが現実味を帯びる。

    これは角田裕毅にとって、残りのレースすべてが「生き残りをかけたオーディション」となることを意味する。精神的にも肉体的にも、これまで以上に厳しい戦いを強いられるだろう。

    刻一刻と迫るタイムリミット
    残り9戦。角田裕毅は一戦ごとに存在価値を証明しなければならない。オランダGPでの9位入賞は確かに前進だったが、ハジャーの表彰台があまりにも鮮烈で、その影に隠れてしまった。

    レッドブルが早期決断を下すのはほぼ確実であり、メキシコGPが運命の分岐点となる。角田裕毅が課題を克服しシートを守れるのか、それともハジャーの勢いに押し流されるのか──。答えは目前に迫っており、F1ドライバー市場全体を揺るがす決断になる可能性もある。

  • 角田裕毅 F1オランダGPの戦略上の不運をレッドブル代表メキースが説明

    角田裕毅 F1オランダGPの戦略上の不運をレッドブル代表メキースが説明

    角田裕毅は、F1オランダGPで12番手スタートから9位でフィニッシュした。リアム・ローソンと交代してレッドブルに加入して以来、ポイントを獲得したのはわずか4回目の週末だった。しかし、このレースは角田にとって「本来なら」という要素が多く、レッドブルのローラン・メキース代表が戦略面での苦戦を明かした。

    25歳の角田は、これまでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めてきたドライバーたちと同様に、セカンドカーでのパフォーマンスに苦しんできた。

    今回のザントフォールトでの結果は、レッドブル加入後13戦でスプリントを除いて4度目のポイント獲得にとどまった。一方でフェルスタッペンは表彰台を獲得している。

    角田裕毅はソフトタイヤで12番グリッドからスタートし、最初のピットストップ前にはポイント圏内を走行していた。クリスチャン・ホーナーの後任として新たにチーム代表に就任したローラン・メキースは、ピット戦略とセーフティカーのタイミングが角田に不利に働いたと説明した。

    「裕毅は最初のセーフティカーのタイミングで少し不運だった。ピットを済ませていたのは彼とシャルルだけで、だから4〜5ポジションを失った。みんなが安い(ピット)ストップを得られたからね。でもその前はアントネッリの前にいた。普通のサイクルを考えれば、最終的に7位あたりにいたはずだ。だから少し不運だった」とメキースはオランダGPでメディアに語った。

    ルイス・ハミルトンが23周目にクラッシュしたのは、角田がピットを終えた直後であり、それによってライバルたちは安いピットストップを得た。それでも角田はクラッシュやペナルティに助けられながらも順位を上げ、ポイントを獲得することに成功した。しかし、不運なセーフティカーのタイミングだけが角田を苦しめたわけではなかった。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    ローラン・メキース、オランダGPでの角田裕毅の最終スティントの問題を説明
    角田裕毅が最終ピットストップを終えた後、彼はオリバー・ベアマン、ランス・ストロール、そしてフェルナンド・アロンソの後ろでコースに戻った。ベアマンとストロールは、古いタイヤを履いたアロンソをオーバーテイクすることができたが、角田はパワーユニットに問題を報告した。メキースはレース後にその状況を明かし、次のように語った。

    「誤解のないように言うと、PUの問題ではなかった。最終スティント後に間違ったマップにロックされてしまったんだ。基本的に、ピットレーンに入るときにマップを変えるんだけど、戻さないと残りの時間ずっとそのままになる。今回それが起きてしまった。だから彼は最後を本当に扱いにくいスロットルマップで走らざるを得なかった」

    角田裕毅は現在、フルタイム参戦ドライバーの中でランキング最下位の19位に沈んでおり、獲得ポイントはわずか12にとどまっている。