カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 F1シンガポールGP初日「信頼感を高める走行が必要」

    角田裕毅 F1シンガポールGP初日「信頼感を高める走行が必要」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1シンガポールGP初日の金曜フリー走行をトップ10圏内でスタートした。

    FP1では1分31秒860で9番手につけ、FP2でも1分31秒708で11番手と安定した走りを見せた。初日は赤旗中断が相次ぎ、特にFP2ではリズムをつかむのが難しい状況となったが、角田裕毅は「信頼感を高める走行が必要」と語り、セッション後に冷静に振り返った。

    「今日は全員にとって中断の多い一日で、特にFP2では赤旗が何度か出てしまって、シンガポールのような自信が大事なサーキットではあまり良くなかったです」と角田裕毅はコメント。

    「ドライバーが自信を持てるようにする時間が必要ですし、バランスをもう少し適切な範囲に持っていく必要があります。新品タイヤを1周目でしっかり機能させるのはかなり難しいので、今夜はそこを重点的に分析するつもりです」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1 シンガポールGP

    FP2ではソフトタイヤでのアタックを十分に行えず、ミディアムに戻して走行を重ねる展開となった。さらにロングランデータをほとんど収集できなかったことが課題に残ったと角田裕毅は説明する。

    「ロングランのデータが全然取れていないので、日曜に向けてどうなるのか、現時点では1ストップになるのか2ストップになるのか、どのコンパウンドが有効なのかもはっきり言えません。そのために、明日のFP3のプログラムを少し変更して、日曜に備えて必要な情報をできるだけ集めたいと思います」

    予選に向けてはソフトタイヤの使い方とセットアップの微調整が焦点となる。角田裕毅は落ち着いたトーンで課題を明確にしつつも、改善の余地を残した初日の走行に手応えを示した。

  • 角田裕毅 レッドブルF1で復調「RB流セッティングをメキースが支援」

    角田裕毅 レッドブルF1で復調「RB流セッティングをメキースが支援」

    角田裕毅は、新たにレッドブルF1のチーム代表に就任したローラン・メキースの指導の下、レーシングブルズ時代に用いていたセッティングに近い方向性を取り戻しつつあると語った。

    角田裕毅は今季最高の週末をアゼルバイジャンGPで過ごした。混乱した予選では冷静さを保ちQ3に進出。決勝では6位入賞を果たし、レッドブル移籍後最高のリザルトを記録した。さらにランド・ノリスの前でフィニッシュしたことは、マックス・フェルスタッペンを支援しライバルからポイントを奪うというチームの期待に沿うものだった。

    パドック関係者によれば、2026年にレッドブルへ昇格する最有力候補は依然としてアイザック・ハジャーとされている。しかし今後数週間は角田裕毅にとって将来を左右する重要な時間だ。ヘルムート・マルコは10月末のメキシコGPを判断の目安に挙げており、姉妹チームのレーシングブルズの2席も依然として空席のままとなっている。

    角田裕毅も自らの立場を理解しており、バクーでの結果が正しい軌道に乗りつつある証拠だと考えている。

    「バクーの後にヘルムートさんやレッドブルの方と直接お話しすることはなかったんですけど、自分の目標は明確です。自分がやらなければならないことははっきりしています」

    「少なくともあのレースでは、6位という良い結果を出して、それを示せたと思います」

    「後半戦に入ってからは、Q3に進出できるようになりましたし、ポイントも取れるようになっています。正しい方向に進んでいると感じています。シーズン前半と比べて、自分が成長できていることは少なくとも示せていると思います」

    夏休み明けには、ザントフォールトで9位、バクーで6位と連続入賞を果たしたが、モンツァは難しい週末となった。シーズン前半はわずか3度しか入賞できなかった。

    メキースがレーシングブルズ流のセッティングで角田裕毅を支援
    その背景には、チーム全体としての前進がある。ミルトンキーンズ拠点のレッドブルは近戦でこれまで以上に競争力を高めており、さらに角田裕毅はモンツァ以降、フェルスタッペンと同じ仕様のマシンを与えられている。

    そして、より重要な要因は、新代表ローラン・メキースの存在だ。フランス人の彼はレーシングブルズ時代から角田裕毅をよく知っており、その経験をトップチームで活かしている。

    「ローランはたくさんのことで僕を助けてくれています。例えば2戦前に試したセッティングは、VCARB時代ほとんどのレースで使っていたものだったんです」

    「そのことを忘れていたというか、以前のチームでは当たり前だと思っていました。でもこのチームに来てみたら、セッティングのアプローチが全然違っていたんです」

    ローラン・メキースは「レーシングブルズ時代の感覚」を取り戻すよう積極的に働きかけ、角田裕毅に自信を与えようとしていると25歳の角田裕毅は語る。

    「ローランはエンジニアに『ユウキはこういうことをして片方のアクスルにパフォーマンスを加えたり、特定のコーナーを攻略していた』と伝えてくれました。そのやり方をレッドブルのマシンで試したら、実際にまだ通用しました」

    「マシンから得られる感覚はずっと馴染みのあるものになりました。以前の感覚に近いですね」

    角田裕毅 レッドブル・レーシング F1

    これは、ローラン・メキースが角田裕毅のニーズを理解していることを示すものであり、それを実行することで彼を成功に導こうとしていることを意味する。それはまた、チームにとっても大きな利益であり、特にコンストラクターズ選手権でメルセデスがレッドブルにわずか18ポイント差で前を行く状況では、1点1点が重要になる。

    これはまた、前任者クリスチャン・ホーナーとの違いも浮き彫りにしている。技術的なバックグラウンドを持つローラン・メキースは、ドライバーのフィードバック――この場合は角田裕毅の意見――を工学チームにより的確に伝えられる。一方で、角田裕毅自身もまた、こうした導きが必要であったことを認めている。自ら思いつけなかったことをローラン・メキースが与えてくれたという点は、現代F1ドライバーが頂点に立つためにどれほどの技術的理解を必要とするかを示している。

    角田裕毅はシンガポールGPのメディアデーでこう素直に認めた。

    「ローランのアイデアがなければ、自分では思いつけなかったと思います。そこがありがたいです。関係性の面でも昔から良好でしたし、VCARB時代とまったく同じ感覚です。話している相手のチームロゴが違うだけなんです」

    これが角田裕毅の将来を変えられるかはまだ不透明だ。しかし少なくとも、今後数週間に向けて自分の力を発揮できるという自信を与えているのは確かだ。

  • 角田裕毅 東京ゲームショウでApex Legendsに挑戦も「かなりひどかった」

    角田裕毅 東京ゲームショウでApex Legendsに挑戦も「かなりひどかった」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、東京ゲームショウで開催された『Apex Legends』イベントに参加した。数年ぶりのプレイとなった彼は、自身の出来を「かなりひどかった」と認めつつも、プロゲーマーたちと同じ舞台に立てたことを楽しんだと語った。

    F1シンガポールGPを前にメディアに語った角田裕毅は、結果は振るわなかったものの、憧れの配信者たちと一緒にプレイできたこと自体が貴重な体験だったと明かしている。

    バトルロイヤル形式の人気ゲーム『Apex Legends』は世界的に熱狂的なファンを抱えており、角田自身もそのコミュニティに親しんできた。

    「かなりひどかったです」と角田裕毅は率直に話した。

    「3年か4年前、ミルトンキーンズで普段たくさんゲームをやっていた頃はよくプレイしていたんです。でも最近、レッドブルから『東京でゲームイベントがあるから来てほしい』ってオファーをいただいて、正直『3年前にやめたゲームなので腕はひどいと思いますよ』って答えたんです」

    予想通りの展開となり、国内トップレベルの配信者やプロプレイヤーたちに圧倒されたという。

    「想像はしていましたけど、本当にプロの配信者やプロの方たちにやられてしまいました。でもすごくいい経験でした。以前はよく配信やYouTubeを観ていましたし、その配信者の方たちが目の前にいたので、本当にクールな体験でした。ただ、残念ながら自分は大したことはできませんでした」

    さらに「日本の“オタク”コミュニティの一員か?」と問われた際には、アニメ文化などには触れず、自身の体験だけに話を絞った。

    「プロの方と対戦するのは初めてで、レベルの差は明らかでした」と配信中に振り返った角田裕毅。「あとグラップルの操作、ひどく見えたと思いますよね?さっき試した時に実はコントローラーが壊れていたんです。本当に。ジャンプボタンが押せなかったんです。もし新しいコントローラーを持ってきてもらえたら、もっといい戦いができたと思います」と冗談交じりに語った。

  • 角田裕毅 F1シンガポールGPインタビュー「自信はこれまで以上」

    角田裕毅 F1シンガポールGPインタビュー「自信はこれまで以上」

    角田裕毅は、前戦バクーでのポイント獲得を「運ではなく実力で得た」と振り返り、自信をさらに深めたと語った。今週末のシンガポールGPでは昨年も好感触を得ていたことから「楽しみ」とし、改めて強い意気込みを示した。

    また、レッドブル・レーシングのコンストラクターズ争いやフェルスタッペンのタイトル挑戦についても「状況次第でチームを助ける判断をする」と冷静に述べ、チーム全体の利益を優先する姿勢を見せている。

    Q:バクーでの手応えをどう感じていますか?

    角田裕毅:バクーはこれまでのレースと少し違って、ただ運で得たポイントではなかったんです。自分の力でつかんだ感覚があって、それが自信につながりました。これまで以上にワクワクしているし、モチベーションも高まっています。このコースも大好きで、去年は予選ですごく楽しめたので、走るのが待ちきれないですね。

    Q:残りのシーズンではフェルスタッペンを助けることも考えていますか?

    角田裕毅:もちろんドライバーとしては常にチームメイトに勝ちたい気持ちがあります。でも、彼はいまチャンピオン争いの先頭に立っていますし、自分とは状況が違います。マクラーレンと戦っているときに自分がチームに貢献できるなら、それがベストだと思っています。そういう場面では協力することも考えています。

    Q:今のマシンでシンガポールで勝てる可能性はありますか?

    角田裕毅:ここには特別なアップデートは持ち込んでいませんが、低ダウンフォース寄りのサーキットは僕たちのマシンに合っていると思います。バクーもいい例でした。シンガポールはバンピーで、これまではあまり得意ではなかったけれど、いまはセットアップの方向性も良くなっていて、新しいことを試す意欲も高いです。予選でしっかりまとめれば、いい結果につながると信じています。

    Q:週末に向けた自信は?

    角田裕毅:ここ最近で一番自信を感じています。まだ課題はあるけれど、チームと一緒に常に新しいことを見つけて挑戦できているので、すごく前向きです。今週末もすべてを出し切って、いいリザルトを残したいです。

    角田裕毅(レッドブル) F1 シンガポールGP

  • 角田裕毅 「レッドブルのF1マシンがフェルスタッペン専用とは思ってない」

    角田裕毅 「レッドブルのF1マシンがフェルスタッペン専用とは思ってない」

    角田裕毅は、現在のレッドブルのマシンで自身のパフォーマンスを立て直せるかどうかについて不確かだと語った。2025年アゼルバイジャンGPを前にスポーツ各紙を含むメディアに対し、RB21はマックス・フェルスタッペン専用に作られたものではないと強調した。

    バクー週末を前に、2026年に角田裕毅がアイザック・ハジャーと交代するのではないかという憶測が広がっている。

    翌年の選択肢は限られており、主な問題はRB21への適応に苦戦している点だ。このマシンはフェルスタッペンにより合っていると広く信じられている。

    角田裕毅は2025年以降のレッドブル残留に完全な自信はないと認めた。特に重要なのは、自分の能力を信じ、安定したパフォーマンスを発揮できると信じることだと強調した。

    2026年のレギュレーション変更によってレッドブルの両ドライバーに均等に適したマシンが設計されると期待されているが、角田裕毅はこれを大きな希望材料とは見ていない。2025年型マシンはフェルスタッペン専用に設計されたものではないとしつつも、彼の経験と長い在籍によってセットアップを自在に適応させ、最大限のパフォーマンスを引き出す自信を得ているのだと語った。

    スポーツキーダに、残りのレースでシーズンを立て直し、2026年のシートを主張できる自信があるかと問われた角田裕毅はこう答えた。

    「どのくらい自信があるかは正直わからないですけど、今は自分を信じ続けることだけです。自分が何をできるか、何を届けられるかは自分が一番わかっていますから。残れるかどうかとか、自信がどのくらいあるかはわからないですけど、とにかく周りと戦い続けて、自分のベストを尽くすだけです。

    できる限り自分を成長させることに集中しています。だから、来年どれだけ自信を持ってここに残れるかはわからないですけど、自分でコントロールできるのはそれだけなので、それに集中しています」

    また、2026年のクルマが契約更新に有利に働くかと問われると、角田裕毅は次のように答えた。

    「2026年のクルマについては、まあ、正直わからないです。ただ、僕はこのクルマがマックスのために作られたとは言わないです。彼は長い間このクルマを運転してきましたし、僕は今シーズンから運転しています。まず第一に彼は本当に素晴らしいドライバーですし、第二に、彼はそれぞれのセットアップから何を引き出せるかを熟知しています。だから規則変更があれば、彼のドライビングスタイルも変わるかもしれないし、状況も違って見えるかもしれません。そのときになって、このチームのクルマを運転してみないとわからないですね」

    角田裕毅、レーシングブルズ復帰の可能性を否定 レッドブル残留を最優先に
    角田裕毅は、仮にレッドブルのシートを失ってもレーシングブルズに戻る考えはないと明言した。ヘルムート・マルコは、角田に対して結果を求めており、メキシコGPまでに来季のラインナップを決定する意向を示している。

    しかし角田裕毅は、自身の将来についての憶測は気にしていないと強調し、焦点は常にコース上で結果を出すことにあるとした。降格してジュニアチームに戻る可能性についても「すでに終えた章」と表現し、選択肢にはないと述べた。

    マルコの警告が気になるかと問われると、角田裕毅はこう語った。

    「正直、将来のことはあまり考えていません。確かに今は毎レースが重要ですけど、とにかく結果を出して、毎戦で少しでも光を見せ続けて、あとはチームが判断することです。

    僕が考えているのは来年もレッドブルに残ることだけで、レーシングブルズに戻ることはまったく考えていません。長く在籍して人もよく知っているチームですけど、もうすでに次の章に進んでいます」

    角田裕毅の将来を巡る憶測は続いており、2026年にはアイザック・ハジャーが昇格するとの見方が強まっている。角田は昇格後、フェルスタッペンに対して結果で大きく劣っており、今季ここまでレッドブルで9ポイント、レーシングブルズ時代の3ポイントを含めても計12ポイントにとどまっている。一方、フェルスタッペンは230ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権3位につけている。

    角田裕毅だけでなく、リアム・ローソンのチームメイトにも変化がある可能性があり、F2のアービッド・リンドブラッドが昇格候補に挙げられている。レッドブルもレーシングブルズもまだ来季の体制を急いで決めるつもりはないとしているが、ハジャーとリンドブラッドの昇格が濃厚だと見られている。

  • 角田裕毅 2025年F1シンガポールGPでVERDYコラボヘルメット第3弾

    角田裕毅 2025年F1シンガポールGPでVERDYコラボヘルメット第3弾

    角田裕毅は、2025年F1シンガポールGPでグラフィックアーティストVERDYによってデザインされたスペシャルヘルメットを着用する。

    昨年の日本GPとイタリアGPでVERDYがデザインしたヘルメットを着用した角田裕毅。シンガポールGP用の新たなバージョンでは、これまで描かれてきた紅葉をVERDYがアレンジしたオリジナルキャラクターに加えて、白黒の新キャラクターが登場。

    背面にはポップなフォントの「YUKI TSUNODA」の文字の上に2つのキャラクターが影絵で描かれている。VERDYは、ストリートシーンで人気を博す「Girls Don’t Cry」と「Wasted Youth」のデザイナーを務める日本人デザイナーだ。

    角田裕毅は「こいつらがシンガポールのストリートで暴れ回る準備はできている」とシンガポールGP用のヘルメットをInstagramで紹介した。

    角田裕毅は、F1オーストリアGPからヘルメットのブランドをアライからシューベルトに変更している。

    角田裕毅 F1 シンガポールGP ヘルメット角田裕毅 F1 シンガポールグランプリ ヘルメット

  • 角田裕毅 F1シンガポールGP展望「ファクトリーで準備は万全」

    角田裕毅 F1シンガポールGP展望「ファクトリーで準備は万全」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)が、今週末に迫るF1シンガポールGPを前に意気込みを語った。

    前戦のアゼルバイジャンGPでは好パフォーマンスを見せ、マシンとの相性も上向き傾向にあると実感。ファクトリーでのデブリーフを経て、チーム全体の努力が着実に成果へと結びついていることに自信をのぞかせた。

    一方で、シンガポールは高温多湿の気候に加え、ナイトレースかつストリートサーキットという特殊条件が重なるドライバー最大の試練のひとつ。角田裕毅は「だからこそ楽しみ」と前向きに語り、東京でのイベントを経て母国のファンからの声援を力に変え、今週末の挑戦に臨む決意を示した。

    「前回はチームにとっても僕自身にとっても、とてもポジティブな週末でした」と角田裕毅はコメント。

    「クルマとの方向性もいい形で進んでいると感じていますし、みんなで積み上げてきた努力がレースウイークを通して実を結んでいると思います」

    「バクーはすごくユニークなサーキットでしたが、シンガポールはまったく違う特性を持っていて、僕たちにとってチャレンジになると思います。湿度、ナイトレース、ストリートサーキット……いろんな要素が絡んできますし、ドライバーにとっても最大の試練のひとつです。でも、だからこそ楽しいですし、準備して走るのが楽しみなんです」

    「今回に向けてはファクトリーにも行って、レースの振り返りでチームのみんなと時間を過ごしました。トラックで少しでも違いを生み出そうとこれだけ多くの人が懸命に取り組んでいる姿を見ると、本当にすごいですし、自分ももっと頑張ろうという気持ちになります」

    「その後は東京でレッドブルのイベントにも参加して、シンガポールに来ました」

    「ここでホームのファンに会えることは、また大きなモチベーションになりますし、それを週末にしっかり持ち込んで走ります」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 シンガポールGP/シンガポールグランプリ

  • 角田裕毅の後任にアルボン浮上 レッドブルF1復帰をタイ人株主が熱望

    角田裕毅の後任にアルボン浮上 レッドブルF1復帰をタイ人株主が熱望

    角田裕毅の後任として、2026年にレッドブル・レーシングがアレックス・アルボンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトに復帰させる構想が浮上している。チームのタイ人株主チャレーム・ユウウィッディヤが、自国出身のアルボンの起用を強く推していると報じられた。

    2019年と2020年にフェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルで苦戦しシートを失ったアルボンは、一度はF1キャリアの終焉を予想された。

    しかし29歳のアルボンは2022年にウィリアムズへ移籍すると、新たな成功を収めた。特にジェームス・ボウルズの下での近年の成長を支える中心的存在となり、グローブ拠点のチームの将来計画に欠かせない役割を担っている。

    報道によれば、こうした好調ぶりを受けて古巣レッドブルが再び関心を示しているという。モータースポーツ・イタリアによると、ミルトンキーンズを拠点とするチームの有力株主ユウウィッディヤが、この契約を2026年に実現させようと働きかけているとされる。

    アルボンはイギリス生まれながらタイのライセンスで参戦しており、ユウウィッディヤにとっては特別な存在とされる。2020年末にチームを去るまで26戦に出場したが、当時はフェルスタッペンの隣で苦しんだ経験があるため、復帰を本人が受け入れるかは不透明だ。

    ただし最大の障害は、アルボンが2027年末までウィリアムズと契約している点だ。ボウルズも繰り返し、アルボンがチームの復権計画に欠かせない存在であることを強調している。

    角田裕毅 レッドブル F1

    アルボンはウィリアムズを離れるならレッドブルだけ、とジャーナリスト
    イタリア人ジャーナリストのロベルト・チンチェロは、アルボンがウィリアムズを離れるとすればフェルスタッペンの隣のレッドブルのシートのみであり、レーシングブルズへの移籍は考えないだろうと指摘した。

    「レッドブルの本当の意図を見極める必要がある。レッドブルは4つのシートを持っているが、確定しているのはフェルスタッペンとハジャーの2人だけだ」とチンチェロはF1 Oversteerを通じて語った。

    「残りの2つのシートはまだ完全に未定で、ローソンも絡んでいるし、角田も関わっている。リンドブラッドもいるかもしれないし、アルボンも関与している可能性がある。彼は明らかにレッドブルのシートでしか動かないだろう。アルボンがレーシングブルズに行きたいとは思わない」と彼は付け加えた。

    すでにレーシングブルズよりも上位に位置し、成長の軌道もより強いチームに属するアルボンにとって、ジュニアチームに戻ることは現実的ではないと見られている。

  • アストンマーティン、ホンダF1参入を前に角田裕毅の噂に回答

    アストンマーティン、ホンダF1参入を前に角田裕毅の噂に回答

    アストンマーティンは、角田裕毅がリザーブドライバーとして加入する可能性をめぐる噂にコメント。2026年のF1シーズンにおけるフルドライバーロスターを「追って発表する」と述べた。

    これは、アストンマーティンの現リザーブドライバーのひとりであるフェリペ・ドルゴヴィッチが2025/26年のフォーミュラEシーズンからアンドレッティに加入することを発表した直後のことだ。

    ドルゴヴィッチは先週、アンドレッティのフォーミュラEチームでフルタイム参戦することを正式に発表した。ブラジル人ドライバーのこの決断は、昨季のフォーミュラEで代役として2戦に出場し、ベルリンで7位という最高成績を収めた経験に続くものだ。

    2022年にF2(当時GP2)のチャンピオンとなったものの、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールが契約を維持するアストンマーティンにおいて、近年レースシートを獲得することはできなかった。ここ数年はテストやフリー走行1回目の出走に限られており、直近では今季のハンガリーGPでアロンソの代役としてFP1に出走していた。

    もうひとりのリザーブドライバーであるストフェル・バンドーンは、近年フォーミュラEや世界耐久選手権での参戦と並行してF1活動を続けている。

    しかし、PlanetF1.comが状況に近い筋から得た情報によれば、ドルゴヴィッチは12月6日に母国ブラジルで開幕する新シーズンのフォーミュラEを前に、アストンマーティンとの関係を解消する見込みだという。

    ドルゴヴィッチの離脱により、アストンマーティンの2026年ドライバーロスターには空席が生じることになる。そこに現在レッドブルで走る角田裕毅の名前が候補として挙がっている。

    角田裕毅は2026年シーズンにアイザック・ハジャーにシートを譲ると広く見られており、長年の支援者であるホンダの離脱によって、レッドブル内での将来は不透明になっている。

    一方、アストンマーティンは2026年からホンダとの待望のテクニカルパートナーシップを開始する予定だ。レッドブルは米フォードと協力し、自ら設立したパワートレインズ部門で初めて独自エンジンを製造する。

    角田裕毅 アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダ

    アストンマーティンは火曜日にPlanetF1.comに声明を出し、次のように述べた。

    「アストンマーティン・アラムコは、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールを2026年末まで契約済みのレースドライバーとして擁している。来季のより広いドライビングスカッドについては、追って発表する」

    角田裕毅は2021年にアルファタウリ(現レーシングブルズ)でF1デビューを果たし、2025年シーズン序盤にリアム・ローソンに代わってレッドブル昇格を果たしたが、その後は苦戦が続いている。これまで15戦中5戦でしかポイントを獲得できず、モナコGPからハンガリーGPまで7戦連続でノーポイントという厳しい時期もあった。

    しかし夏休み以降は改善の兆しを見せ、直近のアゼルバイジャンGPではレッドブル移籍後最高位となる6位を獲得した。ただし、18周新しいミディアムタイヤでDRSも使いながら、ハードタイヤで走るローソンのレーシングブルズを抜けず、5位を逃した。

    角田裕毅は昨年、アストンマーティンについて「ホンダとの関係が深まることで、自分にとって長期的な行き先になる“かも”しれない」と語っていた。

  • 角田裕毅 レッドブルF1で突破口 フェルスタッペン「マシンの安定が助けに」

    角田裕毅 レッドブルF1で突破口 フェルスタッペン「マシンの安定が助けに」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの扱いづらいRB21 F1マシンにより安定したセットアップがもたらされたことで、角田裕毅に引き続き大きな利益をもたらす可能性があると考えている。

    シーズン第3戦の前にレーシングブルズから昇格して以来、角田裕毅はチームで苦戦してきた。バクーでの前戦までは、わずか9ポイントの獲得にとどまり、その間には7戦連続ノーポイントもあった。

    イタリアGPを前に、レッドブルは新しいフロアを導入し、フェルスタッペンはローダウンフォースのモンツァでポールポジションから勝利を挙げた。しかし角田裕毅はそのコンポーネントを待たされることになった。

    その2週間後のバクーで、角田裕毅のマシンにもフロアが搭載されると、彼は今季最高の結果を記録し、6番手スタートから6位フィニッシュを果たし、ドライバーズランキングでも2つ順位を上げた。

    同じ会場でフェルスタッペンは再びポールトゥウィンを決め、タイトル争いに再び加わったものの、依然として首位オスカー・ピアストリとは69ポイント差があり、残り199ポイントが獲得可能な状況だ。

    しかしフェルスタッペンは、最近のアップグレードは自分自身だけでなく、来季のシートがまだ未定の角田裕毅にとっても助けになるはずだと感じている。

    メディアに対し、RB21がなぜそれほど扱いにくいのかと問われたフェルスタッペンはこう語った。

    「難しいと言うしかない。シーズンを通して、僕たちはセットアップであっちへ行ったりこっちへ行ったりしていた。でも今は、マシンの挙動がより安定してきていると感じている」

    「それが両方のドライバーを助けることを願っている。なぜなら、予測不可能で思い通りに動かないマシンに乗り込むのは常に簡単ではないからだ」

    「そして今は、フィールド全体がとても接近していて、0.1〜0.2秒の差でQ2に進めたり、Q1で敗退したりする。本当に、とても競争が激しいフィールドなんだ」

    「だから、これからのレースで、マシンがより安定したウインドウに入っていれば、両方のドライバーにとって助けになることを願っている」