カテゴリー: 角田裕毅

  • F1:角田裕毅 NBAレイカーズ開幕戦に登場 八村塁からユニフォーム贈呈

    F1:角田裕毅 NBAレイカーズ開幕戦に登場 八村塁からユニフォーム贈呈

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、ロサンゼルス・レイカーズのNBAシーズン開幕戦に特別ゲストとして招かれ、同じく世界で活躍する日本人アスリートの八村塁からレイカーズのユニフォームをプレゼントされた。

    先週末のF1アメリカGPでスプリントと決勝の両方で7位入賞を果たした角田裕毅は、その後ロサンゼルスへ移動。

    レイカーズは本拠地クリプト・ドットコム・アリーナで、ゴールデンステイト・ウォリアーズを迎えてシーズン初戦を迎えている。

    試合前、角田は八村と再会。背番号28のユニフォームを手渡され、ロサンゼルスのハンドサインを掲げて記念撮影に応じた。

    八村塁は3Pで9得点も レイカーズは開幕戦黒星
    試合はウォリアーズが119対109で勝利。八村塁は2年連続で開幕戦の先発メンバーに名を連ね、35分24秒の出場で9得点、4リバウンド、3アシストを記録した。シュートはすべて3ポイントシュートによる得点で、6本中3本成功、成功率は50%だった。レイカーズは次戦、24日(日本時間25日)にミネソタ・ティンバーウルブズを迎え、今季初勝利を狙う。

  • 角田裕毅はミック・シューマッハより劣る? 叔父ラルフがF1現役勢を批判

    角田裕毅はミック・シューマッハより劣る? 叔父ラルフがF1現役勢を批判

    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、甥であるミック・シューマッハのF1復帰が遠のいている現状に強い不満を示し、現役ドライバー3人──角田裕毅(レッドブル・レーシング)、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、フランコ・コラピント(アルピーヌ)──を「ミックよりも明らかに劣る」と名指しで批判した。

    ミック・シューマッハは2022年限りでハースF1チームを離脱後、2023年はメルセデスのリザーブドライバーを務め、アルピーヌのWECプログラムにも関わってきた。

    最近では2025年にインディカーでテストを実施し高評価を得たものの、2026年のF1シート争いでは名前が挙がっていない。

    ラルフ・シューマッハはポッドキャスト番組『Backstage Boxengasse』の中でこう語った。

    「正直に言えば、あのテストのやり方は冗談のようだった。午前と午後ではル・キャステレの路面コンディションが2〜3秒速いほど違う。午前にジャック(・ドゥーハン)が走り、午後にミックが走った。公平な比較ではない」

    「でも、今のF1ドライバーたちのキャリアを見れば、ミックは確実に角田より上だと思う」

    「フランツ・トストも今なら同意すると思う。リアム・ローソンもそうだし、フランコ・コラピントも悪くないスタートを切ったが、今のところ伸び悩んでいる。3人ともミックより明らかに劣っている」

    「もちろん、また“叔父だからそう言うんだ”と言われるだろうけど、チーム代表たちは彼を起用しなかったことで間違いを犯したと思う」

    ミック・シューマッハのF1キャリアと評価
    ミック・シューマッハは2021年にハースからF1デビューし、翌2022年にはオーストリアGPで6位入賞を果たすなど成長を見せた。しかし、当時のチーム代表ギュンター・シュタイナーは頻発するクラッシュやメディア報道を問題視し、2023年にはニコ・ヒュルケンベルグを起用。ミックはシートを失った。

    その後、メルセデスやアルピーヌのサポートを受けながらも、F1復帰への扉は開かれていない。2026年のグリッドもすでに多くのシートが確定しており、現実的な復帰の見込みはほとんどない。

    角田裕毅と比較されたミック・シューマッハ

    ラルフの“怒り”が映すシューマッハ家の現実
    ラルフ・シューマッハの発言は、甥を擁護する親族の立場による感情的なものと捉えられる一方で、F1における“実力主義の限界”をも映し出している。

    角田裕毅、ローソン、コラピントはいずれも現役ドライバーとして育成プログラムの支援を受けており、政治的にも強固な立場を築いている。対してミックは“シューマッハ家の名前”を背負いながらも、スポンサー支援やチーム内での後ろ盾を欠いており、結果的に居場所を失った。

    また、ラルフが角田裕毅を比較対象に挙げたことは、レッドブル体制への不満の表れでもある。彼の発言は、かつての「シューマッハの血統」が持っていた影響力が今では通用しないことを示唆しており、時代の移り変わりを象徴するコメントとも言える。

    2026年の現実:F1シートは飽和状態
    2026年シーズンのF1グリッドは、すでにフェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、アストンマーティン、レッドブル勢などのラインアップが確定。
    残る空席はメルセデスとレーシングブルズ、そしてアルピーヌの1枠のみだが、いずれも若手育成や契約中のドライバーを優先しており、ミックが再びF1に戻る可能性は極めて低い。

    ラルフの発言は、ミックへの情と苛立ちが入り混じったものだが、F1の構造的な変化──政治、資金、ブランド──が“血統”すら凌駕する時代の現実を物語っている。

    Source: F1 Oversteer

  • 角田裕毅、レッドブルF1で「賭け」の対象に?ヘルムート・マルコが発言

    角田裕毅、レッドブルF1で「賭け」の対象に?ヘルムート・マルコが発言

    レッドブルのドライバーのうち、来季の契約がまだ決まっていない2人のうちの1人である角田裕毅が、賭けの中心にいる。ヘルムート・マルコ博士がそう冗談めかして語った。

    マルコはF1アメリカGP後、「マックス・フェルスタッペンと角田裕毅の差をどう縮めるか」と問われると、「マックスをクルマから降ろせばいい」と冗談交じりに答えた。だがその裏では、角田裕毅の最近のパフォーマンスに対して明確な評価を示している。

    ご存じのとおり、マルコはレッドブルとレーシングブルズの両チームで、どのドライバーがF1世界選手権に出走するかを決める立場にある。現時点で2026年に確定しているのは、マックス・フェルスタッペンとスター新人のアイザック・ハジャーの2名だ。フェルスタッペンは来季も明らかにレッドブルのシートを維持することになるが、ハジャーについてはまだどのチームで走るのかが決まっていないとマルコ自身が語っており、角田裕毅のシートに疑問符がついている。

    アメリカGPでフェルスタッペンとレッドブルが勝利した後、マルコはフェルスタッペンのタイトル獲得の可能性について問われ、「リスクを楽しみたいなら、そうだね(フェルスタッペンに賭けるべきだ)」と答えた。

    81歳のオーストリア人であるマルコは、自身も賭けをしているのかと問われると「いくつか賭けをしているよ」と明かし、「誰に?」という質問に対しては「ユウキに」と答えた。

    なお、マルコが角田裕毅の何に対して賭けているのか、その具体的な内容については明らかにされていない。

    角田裕毅 F1 レッドブル・レーシング

    日本人ドライバーの角田裕毅は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで7位でチェッカーフラッグを受け、今季の獲得ポイントを28点に伸ばした。マルコはそのパフォーマンスを評価している。

    「そうだね。間違いなく彼のベストレースだ。クリアエア(前に車がいない状態)ではコンペティティブなラップタイムを刻んでいた」と語った。

    マルコのトーンに変化 角田裕毅への評価が上昇
    マルコは以前、来季2026年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトを決定するのは「メキシコGP後」と明言していたが、オースティンでの角田の好走とアイザック・ハジャーの不調を受けて、最新のコメントではその口調をややトーンダウンさせた。

    「今はそれが最優先事項ではない」とマルコは独『Sky』に語り、「基本的にはそのタイミングを考えているが、実際に決断できるかどうかは様子を見よう」と慎重な姿勢を見せた。
    フェルスタッペンの勝利を祝う場面でも、角田の隣で談笑するマルコの姿が見られ、両者の関係性が良好であることをうかがわせた。

    レッドブルはメキシコGP後に残りのドライバー体制を発表する見通しであり、マルコも「今年はメキシコの後に腰を据えて検討する」と繰り返した。

    フェルスタッペンが角田裕毅に対してレース終盤で56秒もの差をつけたことを指摘され、その差を縮める方法はあるかと問われると、マルコはただ一言「そうだね、マックスをクルマから降ろせばいい」と答えた。

    メキースの効果で角田裕毅の調子も上向き?
    ローラン・メキースがレッドブル・レーシングのチーム代表として初めて姿を見せて以来、マックス・フェルスタッペンの調子が再び上向き、タイトル争いに復帰しただけでなく、角田裕毅にも目に見える──とはいえやや控えめながらも──好影響が表れている。

    角田裕毅の調子の上昇は、レッドブルにとってまさに絶好のタイミングだった。現在、レッドブルはコンストラクターズ選手権2位を争うフェラーリとメルセデスとの三つ巴の戦いの渦中にある。

    Source: GP BLOG

  • 「ターン15は角田裕毅に非がある」 F1アメリカGPベアマン接触にバトン見解

    「ターン15は角田裕毅に非がある」 F1アメリカGPベアマン接触にバトン見解

    元F1世界王者でスカイスポーツF1の解説者を務めるジェンソン・バトンが、2025年F1アメリカGP決勝で発生した角田裕毅(レッドブル・レーシング)とオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)の接触未遂について分析した。

    バトンはターン15での攻防を「角田裕毅に非がある」と評しながらも、彼のレース全体の戦いぶりについては一定の評価も示した。

    ターン15の攻防──「リアクション・ムーブ」に見えた防御
    問題となったのはレース終盤、7位を巡るバトルだった。

    ベアマンは34周目、角田裕毅のイン側にマシンを差し込み、オーバーテイクを試みた。しかし直後にスピンを喫し、ポジションを失った。

    スカイスポーツF1の解説中でバトンは、その瞬間をこう分析した。

    「彼(角田裕毅)はオリー(ベアマン)の動きをミラーで見ながら反応していた。左に寄りすぎて芝生に乗りかけて、慌てて戻っていた。完全に後ろの動きに反応していた」

    「しかもあのコーナーでは非常に早くブレーキを踏んでいた。それも後続にとって危険だ」と続け、角田裕毅のライン変更を“リアクション・ムーブ(reactive move)”とみなした。

    F1では高速域のブレーキングゾーンで進路を変える行為が禁止されており、FIAは過去にも同様の動きに対して厳しく警告を出している。バトンはこの点を強調し、事故に至らなかったのは「運が良かっただけ」と警鐘を鳴らした。


    角田裕毅のスタートを評価「ターン1では完璧な攻め」
    ただしバトンは、角田裕毅のレース全体を否定したわけではない。特にスタート直後のターン1で見せた積極的な走りを高く評価した。

    「スタートでブレーキを遅らせて多くのポジションを稼いだ。あれは素晴らしい動きだったし、合法的な攻め方だ。問題はベアマンとのあのシーンだけだ」とコメント。

    彼の見解は、ドライバーとしてのリスクマネジメントと攻撃的な防御の“線引き”を明確に示すものとなった。

    【動画】 角田裕毅 F1アメリカGP決勝スタートでローソンを“意地”のブロック

    オリバー・ベアマン「危険な動きだった」
    この一件について、当事者のオリバー・ベアマンはレース後に角田裕毅を厳しく批判した。

    「僕にとって彼の動きは不公平だった。ルールにも、レースの精神にも反している。あのスピード域でブレーキング中に動くのは本当に危険だ」とスカイスポーツF1に語った。

    「2周にわたって彼と戦っていた。僕の方が速かったし、ターン12でも13でも15でもインを狙ったけど、彼は僕の動きに反応してラインを変えていた。最終的にスピンを喫したけど、大クラッシュにならなかったのは幸運だった」

    さらにベアマンは、「彼は週末を通して苛立っていたように見えた」と付け加え、角田裕毅のドライビングを“感情的だった”と評した。

    角田裕毅「ルール違反ではない。僕はコントロールしていた」
    角田裕毅はベアマンの批判に反論した。

    「ブレーキング中に動いたとは思っていない」と語り、行為そのものを否定。

    「彼がスピンしたのは残念だけど、いいバトルをしていた。あれで終わってしまったのは不運だっただけだ」と述べた。

    そして印象的な一言が続く。

    「僕は彼のF1チームメイトじゃない。トップ10を目指して戦っているだけだと思う」

    この発言には、「同じチーム同士のように遠慮する必要はない」という明確な姿勢が表れている。角田裕毅はあくまで“正当なバトル”の一環として自らの動きを正当化した。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)とオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

    強気の防御か、危険な反応か──評価が分かれた攻防
    今回の一件は、F1における防御の境界線を改めて浮き彫りにした。

    ブレーキング中のライン変更は禁止されているが、ドライバーによっては「わずかな修正」「ターン進入の姿勢変更」と捉える場合もあり、解釈に幅がある。

    ベアマンはそれを“危険な動き”と受け取り、角田裕毅は“正当な防御”と主張。バトンは両者の間で「反応した事実はあった」と指摘した。

    この三者三様の視点が示すのは、F1における“フェアバトル”の定義がいかに繊細であるかという点だ。わずか数メートルの判断が、レース後の議論を巻き起こす。

    今後への影響──角田裕毅の評価とメキシコGPへの注目
    角田裕毅は今季、レーシングブルズからレッドブル・レーシングへ昇格して以降、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと比べられる厳しい立場に置かれている。
    しかし、夏休み明け以降は5戦中3戦で入賞を果たしており、安定感を取り戻しつつある。

    今回の騒動は彼の攻撃的なドライビングスタイルを改めて浮き彫りにしたが、同時に“抜かせない強さ”を示した一幕でもある。

    ベアマンの批判、バトンの分析、角田裕毅の反論──それぞれの視点が交錯したアメリカGPのバトルは、次戦メキシコGPでも再び注目の的となりそうだ。

  • 角田裕毅、レッドブルF1残留に光?ヘルムート・マルコ評価「上昇傾向にある」

    角田裕毅、レッドブルF1残留に光?ヘルムート・マルコ評価「上昇傾向にある」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、F1アメリカGPでの力強いパフォーマンスにより、自身のF1キャリアを大きく前進させた。レッドブルの上級顧問ヘルムート・マルコは、来季2026年のマックス・フェルスタッペンのチームメイトをめぐる判断を保留する姿勢を示し、角田裕毅の安定感を高く評価した。

    マルコは以前、決定は次戦メキシコGP後に下されると明言していたが、オースティンでの角田裕毅の好走とアイザック・ハジャーの不調を受け、発言をトーンダウンさせた。

    「今はそれが最優先事項ではない」とマルコはSkyドイツに語り、「基本的にはそのタイミングを考えているが、実際に決断できるかどうかは様子を見よう」と慎重な姿勢を見せた。

    レッドブルがフェルスタッペンの勝利とタイトル争い再加速を祝う場面でも、角田裕毅の隣で談笑するマルコの姿が見られた。マルコは角田裕毅の最近の成長を称賛し、「彼は素晴らしいスタートを切り、クリアな走行時には非常に競争力があった。上昇傾向にあるし、安定してきている。それはタイトル争いの中で非常に重要だ」と述べた。

    角田裕毅は13番グリッドからスタートし、決勝で7位フィニッシュ。スプリントでもポイントを獲得し、週末合計で8点を持ち帰った。

    「ペースは本当に良かったです」と角田裕毅は語った。

    「序盤でいくつかポジションを上げることができましたし、全体的なペースも悪くなかったです。第2スティントでは少し抑えすぎた部分もあったんですけど、2レースともポイントを取れたのはポジティブでした。これを続けていく必要がありますね」

    シート維持に今回の結果が重要だったかと問われると、角田裕毅は即答した。

    「もちろん重要です。僕に求められているのは結果を出すことですから」

    「コンストラクターズランキングを上げるためにも大事ですし、チームはまだ諦めていません。マックスのタイトルも諦めていません」

    「特に今はショートランの改善に集中しています。毎回スタートであれだけ攻めるのは現実的ではないので、予選で前の方からスタートしてトップチームと戦うことが目標です」

    一方、角田裕毅のライバルであるアイザック・ハジャーは厳しい週末を過ごした。予選クラッシュにより最後尾スタートとなり、決勝は16位でフィニッシュ。「予想通りのレースだった」とハジャーはCanal Plusに語り、「後方スタートでは前方で何も起きない限り奇跡はない」と悔しさをにじませた。

    「今季これまでにも厳しい週末はあった。夏休み前には苦しい時期もあったけど、そこから強く戻ってきた。メキシコではいくつかのことを理解できるといいね」と前を向いた。

    ハジャーは最近、「もしレッドブルのシートを逃すなら辛い」と語っており、シーズン中の早期交代をマルコに示唆する発言もしている。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    角田裕毅、レッドブル残留に現実味?

    オースティンでの角田裕毅のパフォーマンスは、結果と内容の両面でレッドブル首脳陣に強い印象を残した。スプリントと決勝の両方でポイントを獲得し、冷静かつ安定したレース運びを見せたことは、マルコの評価にも直結している。

    特に注目すべきは、マルコのコメントのトーンだ。これまで「メキシコ後に決定」としていた期限を明確に緩め、「様子を見る」と発言を修正。これは角田裕毅が自力で2026年シート争いを引き戻したことを意味するかもしれない。

  • 角田裕毅 ベアマンの批判に反論「僕は彼のF1チームメイトじゃない」

    角田裕毅 ベアマンの批判に反論「僕は彼のF1チームメイトじゃない」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅を相手に、F1アメリカGP決勝で激しいバトルを繰り広げたハースF1チームのオリバー・ベアマンが、レース後に角田裕毅の走りを「危険」と強く非難した。角田裕毅はこれに対し「僕は彼のF1チームメイトじゃない」と反論し、自身の防御は正当だったと主張した。

    ベアマンは34周目、7位争いの最中にターン15でスピン。イン側からオーバーテイクを狙った際、角田裕毅がブレーキング中に動いたと感じたという。

    「僕にとって彼の動きは不公平だった」とベアマンはスカイスポーツF1に語った。「ルールにも、レースの精神にも反している。あのスピード域でブレーキング中に動くのは本当に危険だ」

    「2周にわたって彼と戦っていた。僕の方が速かったし、ターン12でも13でも15でもインを狙ったけど、彼は僕の動きに反応してラインを変えていた。最終的にスピンを喫したけど、大クラッシュにならなかったのは幸運だった」

    ベアマンはまた、週末を通して角田裕毅の「強引な」動きに不満を示した。「スプリントと決勝、どちらの1周目でも彼はターン1で無謀なダイブを仕掛けてきた。正直、彼に僕の見解を理解してもらおうとは思わない。これが初めてじゃないし、最後でもないだろう」

    さらにベアマンは「彼は今、チームメイトのマックス(フェルスタッペン)と比べて苦戦している。週末を通して苛立っていたように見えた」とも付け加えた。

    角田裕毅「ルール違反ではない。僕はコントロールしていた」

    角田裕毅はベアマンの批判に反論し、自身の防御はフェアだったと語った。

    「ブレーキング中に動いたとは思っていない」と角田裕毅はスカイスポーツF1に語った。「彼がスピンしたのは残念だけど、いいバトルをしていた。あれで終わってしまったのは不運だっただけだ」

    また、ベアマンが問題視した1周目の動きについても、「あれはレースだよ」と一蹴した。「僕は完全にコントロールしていたし、ロックアップもなかった。お互いサイド・バイ・サイドだった。僕は彼のF1チームメイトじゃない。トップ10を目指して戦っているだけだと思う」

    角田裕毅は今季、レーシングブルズからレッドブル・レーシングに昇格して以降、苦しい戦いを強いられてきたが、夏休み明け以降は5戦中3戦でポイントを獲得しており、調子を取り戻しつつある。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)とオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)

    ジェンソン・バトンの見解「ターン15では角田裕毅に非がある」

    スカイスポーツF1の解説者で元F1世界王者のジェンソン・バトンは、この一件について「ターン15では角田裕毅が悪かった」と分析した。

    「彼はオリー(ベアマン)の動きをミラーで見ながら反応していた。左に寄りすぎて芝生に乗りかけて、慌てて戻っていた。完全に後ろの動きに反応していた」と指摘。

    「しかもあのコーナーでは非常に早くブレーキを踏んでいた。それも後続にとって危険だ」と続けた。

    一方で、バトンは1周目のターン1での角田裕毅の動きについては擁護。「スタートでブレーキを遅らせて多くのポジションを稼いだ。あれは素晴らしい動きだったし、合法的な攻め方だ。問題はベアマンとのあのシーンだけだ」とコメントした。

    分析:角田裕毅、強気の防御が再び物議に

    ベアマンとの接触未遂は、角田裕毅のドライビングスタイルに再び注目を集める結果となった。ブレーキング中の動きはルール上厳しく制限されており、FIAも過去に複数のケースでペナルティを科している。ただし、今回は審議対象にはならず、レーシングインシデントとして扱われている。

    角田裕毅は一貫して「フェアな戦いだった」と主張し、リスクを冒しながらもポイント圏内を守り切った。一方、ルーキーのベアマンにとっては、経験の差とポジション争いの厳しさを痛感する一件となった。

    アメリカGPでの角田裕毅はスプリントと決勝の両方でポイントを獲得し、今季後半戦に向けて勢いを取り戻している。だが、攻撃的な防御が物議を醸す形となり、次戦メキシコGPでもその走りに注目が集まりそうだ。

  • 角田裕毅 レッドブルF1代表がアメリカGPを評価「チームに貴重なポイント」

    角田裕毅 レッドブルF1代表がアメリカGPを評価「チームに貴重なポイント」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2025年F1アメリカGPを「ここ最近で最も強力な週末」と評し、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅の両ドライバーの成果を称賛した。フェルスタッペンはスプリントと決勝の両方で優勝し、角田裕毅もスプリントと決勝で連続入賞を果たすなど、チームとして完全な週末を過ごした。

    オースティン特有の高温コンディションの中で、レッドブルは週末を通して速さと安定性を発揮。

    フェルスタッペンがタイトル争いへの勢いを取り戻し、角田裕毅が確実にポイントを重ねたことにより、チーム全体が再び強力な形でシーズン終盤へ向けた手応えを掴んだ。

    「間違いなく、ここ最近で最も強力な週末だった」とメキースはコメント。「灼熱のコンディションの中、これまでこのサーキットでは苦戦してきたが、マックスはすべてのセッションでライバルとの差を広げ続けた。金曜日の時点では非常に接戦だったが、スプリントでポールを獲得し、そして今日に至るまでに大きく改善された」

    「改めて、現場のスタッフ、そしてファクトリーのスタッフ全員に感謝したい。すべてを限界までプッシュするというリスクを取りながら取り組んでおり、それは楽なことではないが、彼らの仕事ぶりは信じられないほどで、その努力が結果として実を結んでいる。彼らはマシンから多くのポテンシャルを引き出した」

    「我々は決して何も当たり前とは考えていないが、週末が進むにつれてさらに多くのパフォーマンスを見いだすことができた」

    フェルスタッペンの走りについて、「マックスは驚くべきレベルで走っており、常に基準を引き上げている。今後もこのアプローチを続け、まずはメキシコで可能な限り最高のクルマをトラックに送り出すことから始める」とメキースはコメント。

    角田裕毅の走りについても、「裕毅も非常に強力な週末を過ごした。特に今日のレースでは6つポジションを上げ、昨日のスプリントで獲得したポイントに加えて貴重なポイントを持ち帰ってくれた」と評価した。

    最後にメキースは「パートナーのモービルおよびモービル1とともに75勝目を達成できたことを誇りに思う。強固で成功に満ちたパートナーシップを今後も積み重ねていきたい」と締めくくった。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)

    角田裕毅はスプリントで7位、決勝でも7位と今週末は8ポイントを獲得。チームメイトのマックス・フェルスタッペンがスプリント・決勝ともに優勝して33ポイントを獲得。レッドブル・レーシングとして41ポイントを追加し、コンストラクターズ2位のメルセデルに10ポイント差、3位のフェラーリには3ポイント差まで迫った。

  • 角田裕毅 F1アメリカGP決勝「ショートランの改善が課題」

    角田裕毅 F1アメリカGP決勝「ショートランの改善が課題」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1アメリカGP決勝で再びポイントを獲得し、スプリントとあわせて2戦連続入賞を果たした。オースティンの高温コンディションの中でも、序盤から鋭い走りを見せ、堅実なレース運びでチームに貴重なポイントをもたらした。

    決勝ではスタート直後から積極的に前を攻め、1周目だけで複数台をオーバーテイク。2スティント目ではタイヤマネジメントに苦しむ場面もあったが、全体としては安定したペースを維持し、週末を通して強さを発揮した。

    角田裕毅は、ここ数戦で課題としているショートランを改善する必要があると強調した。

    「今日はスタートが良くて、1周目もまたうまくいきました。最初の数周でいいペースがあって、たくさんのマシンを抜くことができました。スプリントも決勝も楽しめたし、自信を持って走れました」

    「この週末は2レースともポイントを取れたので、全体としてはポジティブな週末でした。今日のペースも悪くなかったけど、特に2スティント目ではもう少しうまくできたかもしれません」

    「次の数戦もポイントを取り続けたいですし、とくにショートランの改善に集中しないといけません。そこが最近の課題なので、メキシコに向けてそこをしっかり仕上げたいと思います」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースも、「角田は今日6つポジションを上げ、昨日のスプリントに続いてポイントを獲得した。非常に力強い週末だった」とコメント。チーム全体としても、マックス・フェルスタッペンのダブルウィンと角田の安定したパフォーマンスにより、「ここ最近で最も強力な週末」と位置づけている。

    角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 アメリカGP

    Q:素晴らしいスタートでしたね。1周目でトップ10入りし、さらに3つポジションを上げてしっかりポイントを獲得しました。今日のレース全体をどう感じていますか?

    良いスタートでした。序盤は自信を持って攻めることができて、ペースもすごく良かったです。数台をオーバーテイクできましたし、全体的なペースも悪くなかったと思います。

    ただ、第2スティントでは少しマネジメントしすぎたかもしれません。もう少し上手くできたはずです。それでも、この週末の両レースでポイントを取れたのはポジティブで、こういう結果を安定して出すことが大事だと思っています。

    Q:オリバー・ベアマンとのバトルの場面について、どう見ていますか?

    彼の視点からも確認する必要がありますが、結果的に残念な形になってしまいました。お互いに激しく、でも良い戦いをしていたので、最後の結果だけが不運でした。僕の見方では、自分が何か大きなミスをしたとは思っていません。

    Q:スプリントと決勝での連続した追い上げは見事でした。来季のシートを狙う上で、こうしたパフォーマンスはどれくらい重要ですか?

    すごく重要だと思いますし、こういう走りを続けていくことが必要です。コンストラクターズ選手権でも僕たちはまだ諦めていませんし、もちろんマックス(フェルスタッペン)のドライバーズ選手権も同じです。

    自分としては特にショートランをもっと改善する必要があります。毎回1周目であれほど攻めるのは難しいので、より上位からスタートしてトップチームと戦うことを目指していきたいです。

  • 【動画】 角田裕毅 F1アメリカGP決勝スタートでローソンを“意地”のブロック

    【動画】 角田裕毅 F1アメリカGP決勝スタートでローソンを“意地”のブロック

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2025年F1アメリカGP決勝のスタートで、リアム・ローソン(レーシングブルズ)をピットレーン出口の白線まで追いやる“意地”のブロックを見せた。

    アメリカGPでは、3番グリッドのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、2番グリッドのランド・ノリス(マクラーレン)に対して、奇数グリッドのグリップとソフトタイヤの瞬発力を生かし、1コーナーをアウトから豪快に抜き去るシーンが注目を集めた。

    しかし、その後方ではもうひとつの激しい攻防が繰り広げられていた。13番グリッドの角田裕毅は、12番グリッドのリアム・ローソンに対し、同じく奇数グリッドのグリップを生かして前に出ると、わざわざコースのイン側へ移動。ミラーでローソンの位置を確認しながら執拗にブロックした。ローソンはピットレーン出口の白線まで追いやられ、角田はローソンの行き場がなくなったことを確認すると、1コーナーのイン側へうまくつけてターンインし、10番手まで順位を上げた。

    今週末、二人の間にはすでに遺恨があった。

    スプリント予選では、角田裕毅がアウトラップ中にリアム・ローソンを追い抜こうとしてコースオフし、計測ラップを逃したあと、「いや、あれはいつも通りですよ。正直、彼に関してはもう驚きません」と語っていた。

    そして翌日の予選では、角田が無線で「ローソンがわざと邪魔した」「コーナーで極端に減速した」と批判。一方のローソンは「彼が何を怒っているのか分からない」「自分が前にいた記憶もない」と反論していた。

    決勝では、角田裕毅がカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)とアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)の接触による混乱をすり抜け、さらにオリバー・ベアマン(ハース)との攻防を制して7位でフィニッシュ。ローソンは11位でポイント獲得には届かなかった。

    動画の公開は終了しました
  • 角田裕毅のブロックにオリバー・ベアマン怒り「一線を越えている」

    角田裕毅のブロックにオリバー・ベアマン怒り「一線を越えている」

    オリバー・ベアマンは、アメリカGP決勝で角田裕毅(レッドブル)をオーバーテイクしようとした際にスピンを喫し、レース後に「危険な走行だった」と非難した。

    2人は7位争いを繰り広げており、ベアマンがターン15でイン側から仕掛けた際、角田はすでにコーナーのイン側に寄っていた。そこからさらにイン側へ動いたように見えたため、ベアマンは回避行動を取り、コーナー内側でスピンした。この遅れによってオーバーテイクは叶わなかったが、最終的に9位でフィニッシュした。

    レース後、ベアマンは結果に不満を漏らした。スプリントでは8位でフィニッシュしたものの、インシデントにより10秒ペナルティを受けてポイントを逃していた。

    「週末の始めに“P9とスプリントP8”って聞かされていたら、すごく満足していたと思う。だから一見するといい週末で、チームにとっても良いポイントだった」とベアマンはF1公式チャンネルに語った。

    「でも今日はもっと上を狙えたのは明らかだった」

    ベアマンは角田がブレーキングゾーンでラインを変更したと主張し、「一線を越えた」と語った。

    「彼のやったことは非常に危険で、レギュレーションやスポーツマンシップの精神に反する行為だった」

    「僕らはそんな風にレースをするように育てられていないし、このレベルでそういう走り方をすべきではない。レースを見ている若い子たちに対しても、あんな反応的なライン変更は“正しい教え方”ではないと思う」

    「クラッシュは避けられたけど、そのせいで2つポジションを失った。残念だよ。もっと上に行けるチャンスがあったのに。少なくとも8位、うまくいけば7位を狙えたと思う。当時の僕のほうが彼より明らかに速かったからね」

    さらにベアマンは、角田が週末を通じてリスキーな動きを繰り返していたと指摘した。

    「スプリントでも彼はイザック・ハジャーに突っ込んでいたし、あの時も危ないダイブボムだった。メインレースでもターン1で同じようなことをしていた。かなりリスクの高い走りをしていると思う。正直、そういうタイプのドライビングを考慮して、もう少し余裕を持つべきだったかもしれない」

    この件についてスチュワードは調査を行わなかった。

    一方の角田裕毅はベアマンの非難を退け、「自分が特別悪いことをしたとは思っていない」とコメントした。

    「もちろん彼のオンボードも確認しないといけないけど、ああなってしまったのは残念だね。僕らはすごくいいバトルをしていたし、ハードに、でもフェアに戦っていた。ただ、結果的にこうなってしまったのは不運だった」と語った