カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅 F1日本GPで話題『YUKI CAPSULE SUZUKA EDITION』が全国再販

    角田裕毅 F1日本GPで話題『YUKI CAPSULE SUZUKA EDITION』が全国再販

    ローソンエンタテインメントは、F1ドライバー角田裕毅選手の公式コラボグッズとして話題を呼んだラバーチャームのカプセルトイ『YUKI CAPSULE SUZUKA EDITION』を、2025年10月24日(金)より全国で再販売することを発表した。

    本商品は、2025年4月に開催されたF1日本グランプリ(鈴鹿)期間中、鈴鹿サーキットパーク内のショッピングストリート「GARAGE R」に設置された全長約5mの大型筐体「デコガチャ」でのみ販売され、即完売となるなど大きな反響を呼んでいた。今回の再販売はその待望の第2弾となる。

    『YUKI CAPSULE SUZUKA EDITION』は全12種のラバーチャームをラインナップし、価格は1回500円(税込)。今回はシークレットやアタリは含まれない仕様となっている。販売は全国の「gashacoco(ガシャココ)」対象58店舗を中心に順次スタートし、各店舗で販売開始時期が異なるほか、数量限定のため早期終了となる場合もある。

    再販売概要
    商品名: YUKI CAPSULE SUZUKA EDITION

    商品仕様: ラバーチャーム全12種

    販売価格: 500円(税込)

    販売開始: 2025年10月24日(金)より順次

    取扱店舗: 全国のgashacoco(ガシャココ)対象58店舗
    ※シークレット・アタリは含まれません。
    ※自販機特性上、同一商品が続けて出てくる場合があります。

    取扱店舗一覧(地域別)

    北海道
    コーチャンフォー新川通り/ミュンヘン大橋/美しが丘/旭川/釧路/北見/リラィアブルブックス釧路運動公園通り/グランディールイチイ函館

    東北
    むつマエダ/エムズエクスポ盛岡/エムズエクスポ花巻

    関東
    ヒタチエ/コーチャンフォーつくば/FKDインターパーク宇都宮/スマーク伊勢崎/イオンモール太田/コクーンシティさいたま新都心/川越クレアモール/ピオニウォーク東松山/モラージュ菖蒲/ららぽーと富士見/イオンモール成田/ダイバーシティ東京プラザ/中野サンモール/池袋/北千住マルイ/吉祥寺元町通り/トリエ京王調布/コーチャンフォー若葉台/ららぽーと湘南平塚/湘南藤沢オーパ/ららぽーと海老名

    中部
    SuperKaBoS二の宮/くるふ福井/SuperKaBoS敦賀/平安堂川中島/長野/飯田/諏訪/伊那/あづみ野/ららぽーと磐田/エスカ地下街/名古屋ゼロゲート/エアポートウォーク名古屋

    関西
    イオンモール京都桂川/なんば駅前/なんば戎橋筋/心斎橋BIGSTEP/ららぽーと堺/ららぽーとエキスポシティ/ららぽーと門真

    中国
    TSUTAYA松永/TSUTAYA三吉

    九州・沖縄
    リバーウォーク北九州/ソラリアステージ天神/木の葉モール橋本/パークプレイス大分

    販売店舗や在庫状況は予告なく変更となる場合があり、再入荷に関する問い合わせには対応していない。詳しくはローソンエンタテインメント公式サイトおよびgashacoco公式サイトを確認のこと。

  • 角田裕毅、ローソンへの発言をレーシングブルズF1に謝罪「不必要だった」

    角田裕毅、ローソンへの発言をレーシングブルズF1に謝罪「不必要だった」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、前戦アメリカGPの週末にリアム・ローソン(レーシングブルズ)に対して行った発言について謝罪した。角田裕毅はF1メキシコシティGPの木曜会見で、「とても不必要だった」と述べ、レーシングブルズのチームに対して謝罪したことを明かした。

    角田裕毅はオースティンでの土曜走行後、リアム・ローソンに対して不満を表し、コース上でブロックされたと感じたことをきっかけに、「彼はいつもわざと何かをしてくる。くだらない。正直言って気にしていない」と発言していた。

    これは、金曜のスプリント予選で両者が最終ラップを走り切ろうとした際にトラブルがあった直後のことだった。

    リアム・ローソンは当時、「彼が何を言っているのか、まったくわからない」と応じていた。

    メキシコシティGPの木曜、両者は初日のドライバーズ会見にそろって出席した。アメリカGP以降、直接話をしたかどうか問われると、角田裕毅は「直接は話していない」と答え、リアム・ローソンは「正直、オースティンで何が起きたのかよくわからない」と述べた。

    続けて角田裕毅は、「メディアで言ったことについて、チーム(VCARB)に謝罪した。とても不必要な発言だった」と説明した。

    リアム・ローソンはその後、シーズン終盤戦の戦いについて次のように語った。

    「今はとても厳しい時期で、毎週末がタフだ。とにかく接戦で、特に予選ではすべてを引き出さなければならない。小さなことが大きな差になる」

    両者とも2026年の去就はまだ決まっておらず、アイザック・ハジャーがレッドブルへ昇格するという噂や、F2ドライバーのアービッド・リンドブラッドがレーシングブルズでF1デビューを果たす可能性など、さまざまな憶測が飛び交っている。

    角田裕毅は、もし2026年に向けてシートを争う立場になるなら、自身にとって重要なのは結果だと強調した。

    「結果がすべてだと思う。今はチームにとってすごく重要な時期で、特にチームメイト(マックス・フェルスタッペン)をどれだけサポートできるかが大事だ。コンストラクターズ選手権では2位の可能性もある。オースティンでの7位はいいステップだったし、これからも毎戦ポイントを取り続けたい。ここ数年、レッドブル勢にとってそれは簡単ではなかった」

    「シーズン後半はとくにいい流れに乗っていると思う。毎レースうまくまとめられているし、過去には別のチームでもそれを証明してきた。何をすべきかは明確だ」

    リアム・ローソン 角田裕毅 F1

    リアム・ローソンは、レッドブルの育成プログラムで長く経験を積んできた立場から、次のように語った。

    「マシンに乗るたびに全力で走るだけだ。僕のキャリアはずっと結果ベースで進んできた。16歳でこのプログラムに入って以来、常に“結果を出せば昇格できる”という世界でやってきた。それは今も変わらない」

    両者とも冷静に発言をまとめたが、角田裕毅の謝罪はこれまでの強気な印象とは対照的で、より成熟した姿勢を見せた。一方でリアム・ローソンは動じることなく、淡々と結果を出す姿勢を貫いており、2026年のシート争いは実力と安定感の両面で熾烈なものとなりそうだ。

  • 角田裕毅 F1パドックの声:メキース「レッドブルF1残留の理由を示してほしい」

    角田裕毅 F1パドックの声:メキース「レッドブルF1残留の理由を示してほしい」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は2026年のシートをめぐり、キャリア最大の分岐点を迎えている。新チーム代表ローラン・メキースは、角田に対して「チームに残す理由を示してほしい」と“懇願に近い”心境だと報じられている。

    メキースは今季序盤に指揮を執って以降、マシン開発と体制の立て直しを進め、マックス・フェルスタッペンは直近4戦で3勝を挙げるまでに復調。チームはコンストラクターズ選手権でフェラーリ、メルセデスと2位争いを繰り広げている。

    一方で角田裕毅は、昇格後17戦で25ポイントにとどまり、苦戦が続く。バクーで6位、アメリカGPでは7位と復調の兆しを見せたものの、依然として厳しい立場にある。

    メキース「角田に“残す理由”を示してほしい」
    レッドブルのローラン・メキースは、角田裕毅に今後のチャンスを与えたい考えだが、そのためにはさらなる結果が必要だと考えている。英記者ネイト・ソーンダースは「メキースはほとんど懇願するように、角田にチームに残す理由を示してほしいと思っている」と語る。

    「昨年のペレスのケースと似ている。チームは『我々が彼を残す理由はこれだ』と言える結果を求めている」とソーンダースは述べた。

    さらに、ヘルムート・マルコは「角田の去就はメキシコGP後に決める」と発言しており、次戦でのパフォーマンスが運命を左右する可能性が高い。ただし、状況によっては決定が先延ばしになる可能性もあると見られている。

    「もし角田がメキシコで好成績を収めれば、レッドブルは『あと数戦様子を見よう』と判断するかもしれない」とソーンダースは続けた。

    フェルスタッペン支援の役割も課せられる角田
    チーム代表のメキースは、フェルスタッペンのタイトル争いを支えるため、角田裕毅を“サポートドライバー”として活用する方針を明かしている。COTA(アメリカGP)では、角田のマシンに異なるセットアップを試すことで、フェルスタッペンの最適解を探るテストを実施した。

    オランダの記者ロナルド・フォルディングはこう報じている。

    「彼らは今後も角田をテスト要員的に使うつもりだ。マックスのために異なるセットアップを試し、その結果をタイトル争いに活かす。一方でコンストラクターズ選手権のポイントも必要だから、角田の得点も重要だ」

    レッドブルは現在、フェラーリ(334点)とメルセデス(341点)を僅差で追う331点の4位。わずか10ポイント差の中で争う熾烈な2位争いの中、角田の役割は極めて戦略的なものとなっている。

    ハジャー昇格とローソンの存在が重圧に
    2026年にはルーキーのアイザック・ハジャーがレッドブルに加入するとみられており、角田裕毅はシートを失うリスクが高い。レーシングブルズへの復帰案もあるが、オースティンでの接触以来、リアム・ローソンとの関係が悪化しており、現時点では再共演の可能性は低い。

    また、チームは将来のためにF2のアービッド・リンドブラッドにも注目しており、角田裕毅にとっては三つ巴の生き残り戦となっている。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅「来季も同じチームにいるにふさわしいことを示したい」
    角田裕毅はメキシコGP開幕前の記者会見で、自身の将来について次のように語った。「はい。今まで自分がやってきたこと、そして今の状況に自信を持っています。できるだけ早く自分自身を向上させ、ポイントを重ねていくよう努力しています。最終的には、チームがどういうラインアップを望むか次第です。でも、僕は多くの点で改善を重ねてきましたし、来年も同じチームにいるのにふさわしいことを示すために、自分をさらに高めていきたいと思います。」

    この発言は、メキース代表の「残す理由を示してほしい」というコメントと呼応しており、角田自身が結果で応える覚悟を示した形だ。

    改善の鍵はロングランとチームの支え
    角田裕毅はまた、シーズン後半の復調について次のように説明した。「いろいろな要素があります。僕はこの環境に5年間いて、この世界でのプレッシャーや、チームごとの違いがどういうものかを理解してきました。セットアップの問題だけではありません。特にシーズン序盤はロングランで苦戦していましたが、そこを大きく改善することができました。今は週末全体を通して、そのパフォーマンスをしっかりまとめることに取り組んでいます。チームからのサポートがとても大きく、ローラン(メキース代表)やエンジニアたちの支えがなければ、ここまで改善することはできませんでした。ツールがしっかり揃ってきているので、正しい方向に進めていると感じています。」

    長期的な取り組みとチーム内での信頼関係を明確に語ったことで、角田裕毅が単なる結果待ちではなく、改善プロセスの中心にいることが浮き彫りになった。

    決断の時を前に「自分を証明し続ける」
    来季シートの発表時期について問われた角田裕毅は、冷静にこう答えている。「それは難しい質問ですね。僕はもう5年間このレッドブル・ファミリーにいますが、どういう仕組みで物事が進むのかはよくわかっています。これまで毎年、ほとんど同じような状況を経験してきました。だから、自分は自分を証明し続け、与えられたチャンスを最大限に活かすことに集中しています。最も大切なのは、この機会に感謝していることです。そして、その中で結果を出すだけです。」

    メキースの発言が外部からのプレッシャーを象徴する一方、角田裕毅の言葉は内面的な覚悟を示しており、両者の関係性をよりリアルに浮かび上がらせる内容となっている。

    角田裕毅に残された“唯一のカード”は結果
    アメリカGPでは7位入賞を果たし、内容的にも改善が見られた。だが、予選でのワンラップペース不足という課題は依然として解決していない。チームが求めているのは「安定したQ3進出と2台完走によるポイント獲得」であり、フェルスタッペン支援と並行して自身の存在感を示す必要がある。

    メキースの「理由を示してほしい」という言葉は、単なる叱咤ではない。角田裕毅がメキシコで再びポイントを獲得すれば、残留交渉にわずかな光が見える。だが、結果を出せなければ、ハジャー昇格の決定は現実味を帯びてくる。

    角田裕毅に残された時間は、わずか数戦。真価を問われる戦いが、メキシコで始まる。

  • 角田裕毅 F1メキシコGP展望「本来いるべき上位で戦う準備はできている」

    角田裕毅 F1メキシコGP展望「本来いるべき上位で戦う準備はできている」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)が、2025年F1メキシコGPに向けた意気込みを語った。

    角田裕毅はアメリカGP後にロサンゼルスを訪れ、NBAレイカーズのシーズン開幕戦に特別ゲストとして登場。同じく世界で活躍する日本人アスリート、八村塁からレイカーズのユニフォームをプレゼントされた。

    その後はレッドブルのアスレチック・パフォーマンス・センター(APC)でトレーニングを行い、心身をリフレッシュ。「再びポイントを狙って戦う準備はできている」と語る角田裕毅は、週末を通して安定したパフォーマンスを発揮し、本来いるべきグリッド上位での戦いを目指している。

    「メキシコには、再びポイント獲得を目指して臨みます」と角田裕毅はコメント。

    「オースティンとメキシコの間には数日間のオフがあり、初めて訪れたロサンゼルスで過ごしました。レッドブルのAPC(アスレチック・パフォーマンス・センター)でトレーニングを行ったんですが、本当に素晴らしい施設で、この過密なレース期間中でもしっかりコンディションを維持するのに役立ちました。バスケットボールも楽しみましたが、レーシングをやめてシュートを打つ方に転向するのはやめておいた方がいいですね(笑)」

    「オースティンの週末はとてもポジティブでしたし、このクルマで自分の実力をしっかり示せたと思います。ロングランでは自信を持って走れましたし、全体的に安定した週末を過ごせました」

    「今はショートランでも同じような手応えを得て、予選での順位をもっと上げていく必要があります。週末全体を通して安定したパフォーマンスを出すことが目標で、それができればチームのためにより多くのポイントを獲得し、本来いるべきグリッド上位で戦うことができるはずです」

    角田裕毅 メキシコグランプリ F1

    角田裕毅、ショートラン改善を誓う
    アメリカGPを終えた角田裕毅は、ここ数戦で課題としているショートランを改善する必要があると強調した。

    「今日はスタートが良くて、1周目もまたうまくいきました。最初の数周でいいペースがあって、たくさんのマシンを抜くことができました。スプリントも決勝も楽しめたし、自信を持って走れました」

    「この週末は2レースともポイントを取れたので、全体としてはポジティブな週末でした。今日のペースも悪くなかったけど、特に2スティント目ではもう少しうまくできたかもしれません」

    「次の数戦もポイントを取り続けたいですし、とくにショートランの改善に集中しないといけません。そこが最近の課題なので、メキシコに向けてそこをしっかり仕上げたいと思います」

  • 角田裕毅は「非常にダーティ」 オリバー・ベアマン F1アメリカGP無線記録全文

    角田裕毅は「非常にダーティ」 オリバー・ベアマン F1アメリカGP無線記録全文

    ハースF1チームのオリバー・ベアマンが、F1アメリカGP決勝での接触未遂をめぐり、レッドブル・レーシングの角田裕毅に対して「非常にダーティな動きだった」と批判していたことが明らかになった。レース終盤、ターン15での攻防中にスピンを喫したベアマンは、無線で激しく不満を訴えている。

    今回、当時のチーム無線の全文が公開され、角田とのバトルに関する詳細なやり取り、さらにはニコ・ヒュルケンベルグとの通信内容も記録として残されている。

    スチュワードはこの件を調査対象にせず、レース後も正式な処分は下されなかった。

    ベアマンは、35周目のターン15で角田をオーバーテイクしようとした際、角田がブレーキングゾーンでラインを変更したと非難した。両者は数周前にピットストップを終えており、ベアマンはわずかに新しいタイヤのアドバンテージを活かして角田に挑んでいた。

    スピンを喫した後、ベアマンはチームに「角田は調査されているのか」と尋ね、レースエンジニアのローナン・オヘアは「我々は彼の代わりにレースコントロールに訴えている」と答えた。


    無線記録全文

    Lap: 32/56 BEA: 1’39.119
    オヘア「オッケー、ツノダのソフトは君より1周古い。彼は君の1周前にボックスに入った」
    オヘア「それに“ホールド・イット”が使える」

    Lap: 33/56 BEA: 1’39.554
    オヘア「オーリー、ヒュルケンベルグがボックスインした。後ろはルクレール」
    ベアマン「どのタイヤ?」

    Lap: 34/56 BEA: 1’44.003
    ベアマン、ターン15でツノダを抜こうとしてスピン。
    ベアマン「ブレーキング中に動いた!」
    オヘア「オーリー、落ち着け。まだ大丈夫だ、ポジションは保っている。立て直していこう。我々もその場面を見ている」

    Lap: 35/56 BEA: 1’40.832
    オヘア「SOC(エネルギー残量)を使って防御して」
    オヘア「オーリー、SOCセブン。後ろのアルボンは脅威じゃない」
    ベアマン「“脅威じゃない”って言った?それとも“脅威だ”って?」
    オヘア「脅威じゃない、脅威じゃない」
    ベアマン「マジで!僕が仕掛けた瞬間に彼が僕の前をブロックしてきた。すごく危険だった」

    Lap: 38/56 BEA: 1’39.811
    オヘア「オーリー、それが2回目のトラックリミット警告。どちらもツノダとのバトル中だった」
    オヘア「オーケー」
    ベアマン「彼は何か調査されてる?あの件で?」
    オヘア「まだ話をしているところだ」


    スチュワードは、角田がディフェンス中にルールを破ったかどうかを調査せず、また事件として記録すらしなかった。レース後、ベアマンは角田の走りを強く批判し、ここ数戦における一連の「必死すぎる動き」を非難した。

    チェッカーフラッグ後の無線

    オヘア「チェッカーフラッグだ。チェッカーフラッグ。モード“イン”。インラップ手順を守って。よくやった、オーリー。P9だ。おめでとう」
    ベアマン「ごめん、みんな。くそっ、ツノダとのあの件にはがっかりだ。でもあのラップで仕掛けるしかなかった。もうあの瞬間しかなかったんだ。だから謝る。見直す必要があるけど、彼が僕の動きに合わせてハンドルを切ってきたように感じた。本当にダーティだった」
    オヘア「了解、確認しておく。いい走りだったし、ポイントも取れた。ナイスウィークエンドだ」
    ベアマン「うん、良い週末だった。けど残念だ。P9にがっかりしてる。まあ、僕たちにとってそれが“良いサイン”かもしれないけど、少なくともP8かP7は行けたはず。ごめん、みんな。ハードワークありがとう」
    ベアマン「聞こえる?」
    オヘア「聞こえるよ、オーリー。よくやった」
    小松礼雄「ありがとう、オーリー。あの動きはうまくいかなかったけど、少なくともペースはあった。最高でもP7が限界だったと思う。P9を悔しいと思えるのはいいことだ。次のメキシコで最大化しよう。行こう、オーリー。ナイスジョブ」


    しかしベアマン自身も、別のドライバーからの非難を受けていた。バーチャル・セーフティカー解除後の再スタートで、ヒュルケンベルグはベアマンが前に出たことに驚き、「あれは違法に違いない」とチームに無線で報告した。

    ヒュルケンベルグの無線

    Lap: 9/56 HUL: 1’40.053
    ヒュルケンベルグ「どうしてベアマンがあんなに前にいるんだ?違法に決まってる。今や大きく前だ」
    ペトリク「了解、ニコ。確認する」
    ヒュルケンベルグ「1.5秒は稼いでる」
    ペトリク「了解。前後のギャップを確認中だ。すぐに分かるはず」


    スチュワードはこれらの無線に関連するいずれの事案についても調査を行わず、正式なコメントも発表しなかった。結果として、ヒュルケンベルグはピット戦略でベアマンを抜き、角田のすぐ後ろでフィニッシュしている。

  • 角田裕毅 フォード×レッドブルF1の動画に登場「このクルマ、最高だね」

    角田裕毅 フォード×レッドブルF1の動画に登場「このクルマ、最高だね」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、レッドブルF1と提携するフォードの最新プロモーション動画に登場し、フォード・レンジャー・ラプターでオフロード走行を体験した。オフロード界のレジェンド、ナニ・ローマの指導のもと、過酷なコースを駆け抜け、フォード車のパフォーマンスに感嘆の声を上げた。

    フォードは2026年からレッドブル・レーシングのパワーユニットパートナーとしてF1に復帰する予定で、今回の映像はその新たな提携関係を象徴するコラボレーションとなった。

    角田裕毅の来季去就が注目される中、ホンダ以外の自動車を運転する動画はチームとの結びつきを印象づける内容となっている。

    走行後、角田は満面の笑みで「すごく楽しい! 本当に楽しかった。このクルマ、最高だね」とコメント。荒れた路面をものともせず駆け抜けるラプターの安定感とパワーに感嘆した。

    さらに「まるでジャングルの中にいるみたいだった。あれと同じラプターを僕も持っているし、エクスプローラーもあるんだ」と語り、日常と冒険を両立できる万能な一台としてその魅力を強調した。
    「この車のいいところは、スーパーにも行けるし、そのまま山の真ん中にも行けること」と笑顔で話し、フォード車の実用性と走破性を称えた。

    フォードは2026年からレッドブル・レーシングと正式にパワーユニット供給契約を結び、F1復帰を果たす予定だ。今回のコラボレーションは、両者の新たなパートナーシップを象徴する取り組みの一つとも言える。

    一方で、角田裕毅は来季(2026年)の去就が依然として注目を集めている。フォードとの連携が進むレッドブル・グループ内で、どのような形でF1キャリアを継続していくのか、その動向に期待が高まる。

  • 角田裕毅 F1アメリカGPの勝者に選出「レースペースは見事だった」

    角田裕毅 F1アメリカGPの勝者に選出「レースペースは見事だった」

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)が、F1公式サイトの「勝者と敗者(Winners and Losers)」企画で“勝者”の一人に選出された。アメリカGPではスプリントと決勝の両方で見事な追い上げを見せ、レースペースの強さが高く評価されている。

    スプリントでは11ポジションを上げて7位に入り、決勝でも6つ順位を上げて再び7位フィニッシュ。近3戦で合計16ポイントを獲得し、レッドブル移籍後に確かな進歩を示したとして称賛を集めた。

    マックス・フェルスタッペンがオースティンで圧巻の週末パフォーマンスを披露し、ドライバーズ選手権でマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスを追い詰め続けた。しかし、オランダ人ドライバーとレッドブルにとってシーズン残り5戦に向けて期待が高まる一方で、多くのライバルたちは気分を一新するためメキシコへ逃げ出したい気持ちかもしれない。ここではローレンス・バレットがF1アメリカGPの勝者と敗者を振り返る。

    勝者:マックス・フェルスタッペン
    マックス・フェルスタッペンはいままさに人生最高の状態にある。グランプリでの勝利は、スプリントでのポールポジションからの見事な勝利に続くものであり、過去5戦で獲得可能な133ポイント中119ポイントを記録した。

    6戦前のハンガリーではレース勝者から72秒遅れでフィニッシュしていた28歳のフェルスタッペンだが、わずか4戦で選手権首位のピアストリとの差を104ポイントから40ポイントにまで縮めた。残りは5戦で、そのうち2戦はスプリント開催だ。

    彼の通算122回目の表彰台は、4度の王者セバスチャン・ベッテルに並び歴代3位となった。また、今季5回目の連続表彰台であり、開幕からの14戦で5回しか表彰台に上がれなかった頃と比べても勢いは明白だ。

    フェルスタッペンは勢いに乗っており、直近4戦で3勝を挙げている。チャンピオンシップはまさに「再び勝負の時」だ。

    マックス・フェルスタッペン アメリカGP F1フェルスタッペンはオースティンでの圧巻の走りでタイトル争いの差をさらに縮めた。

    敗者:オスカー・ピアストリ
    選手権リーダーのオスカー・ピアストリにとって、オースティンでの週末は全体的に苦戦だった。マクラーレンのチームメイトであるノリスに対して終始わずかに遅れを取り、ライバルのフェルスタッペンにはまったく歯が立たなかった。

    スプリントではニコ・ヒュルケンベルグに接触されノリスを巻き込みながらリタイア。グランプリでは6番グリッドから5位に終わった。

    その結果、ピアストリはノリスとフェルスタッペンの両者にリードを削られ、3戦連続で表彰台なし(その間の獲得ポイントはわずか22)となった。

    「僕のメンタリティは変わっていないし、今後も変わることはないよ。毎週末ベストを尽くせば、結果は自然とついてくる」とピアストリは語った。

    とはいえ、彼が厳しい状況に立たされているのは間違いない。

    勝者:ランド・ノリス
    ランド・ノリスにとっても理想的な週末ではなかった。特にスプリントのターン1でリタイアしたことは痛手だった。

    それでも、グランプリではシャルル・ルクレールにスタートで先行された後、見事に巻き返して2位を獲得。ピアストリとの差を8ポイント縮め、選手権差を14ポイントに詰めた。

    4戦連続でピアストリの前でフィニッシュしており、今季15回目の表彰台(2025年シーズン最多)はチームメイトへのプレッシャーを一層強めている。

    ランド・ノリス アメリカGP F1ノリスはオースティンで2位を獲得し、チームメイトのピアストリとの差を縮めた。

    敗者:ウィリアムズ
    ウィリアムズはスプリントでは最高の瞬間を迎えた。カルロス・サインツがチーム史上最高のスプリント結果となる3位を獲得し、アレクサンダー・アルボンも6位でダブル入賞を果たした。

    しかし、日曜は悪夢だった。サインツはキミ・アントネッリと接触して大きくダメージを負い、8番手を走行中にリタイア。さらにメキシコでは5グリッド降格ペナルティを科されることとなった。

    アルボンは1周目でスピンしポイント圏外へ。夏休み前のハンガリー以来初めて、グランプリでノーポイントに終わった。

    勝者:フェラーリ
    フェラーリはオーストリア以来となる好成績をオースティンで記録した。スプリントで4位と5位、グランプリでは表彰台と4位という結果を残した。

    グランプリではシャルル・ルクレールが主導権を握り、ソフトタイヤでスタート。3番グリッドからスタートし、チェッカーでは3位を守り切った。

    これは6戦ぶりの表彰台であり、チームメイトのルイス・ハミルトンも今季加入後最高の4位フィニッシュを達成。シルバーストン以来となる好結果で、フェラーリ加入後最も競争力を見せた週末だったと言える。

    この大量ポイント獲得により、コンストラクターズ選手権での2位争いが再燃。メルセデスとの差はわずか7ポイントに縮まった。

    シャルル・ルクレール アメリカGP F1ルクレールはフェラーリに表彰台をもたらした。

    敗者:キミ・アントネッリ
    スプリントではスタート直後の遅れを挽回し、最終ラップで8位に入り1ポイントを獲得した。

    しかしグランプリでは、サインツにスピンさせられる不運に見舞われた。スピンする前はメルセデスのチームメイト、ジョージ・ラッセルの後ろで7番手を走っていたが、これで3戦連続ポイント獲得の流れが途絶えた。

    それでも、速さの片鱗を見せただけに、悔しい結果となった。

    勝者:ニコ・ヒュルケンベルグ
    スプリントでは“ヒーローからゼロへ”と明暗を分けたヒュルケンベルグ。予選で4番手につけたが、1周目の接触で13位に沈んだ。

    グランプリではQ3入りをわずかに逃したものの、11番手スタートから堅実な走りを見せ、サインツとアントネッリの接触の隙を突いて最終的に8位フィニッシュ。

    オースティンでは2年連続の8位で、シルバーストン以来のポイント獲得となった。これでドライバーズ選手権では9位に浮上した。

    ニコ・ヒュルケンベルグ アメリカGP F1スプリントでの失望から一転、ヒュルケンベルグはグランプリでポイントを獲得。

    敗者:レーシングブルズ
    レーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャーは、COTAでマシンの速さを感じていたが、アメリカを去る時には手ぶらとなった。

    ハジャーは予選でクラッシュを喫して後方スタートを強いられ、レースでは挽回できず。ローソンは12番手スタートから11位まで上げたが、あと一歩でポイントに届かず。2戦連続のノーポイントに終わった。

    勝者:オリバー・ベアマン
    今季最も印象的なレースのひとつだった。ハースのオリバー・ベアマンは、スプリントでトラックリミット違反により10秒ペナルティを受け、獲得目前だったポイントを逃したが、気持ちを切り替えた。

    2回目の予選でもトップ10入りを果たし、今回はそれをP9で見事にフィニッシュへと結びつけた。角田裕毅とのバトルで一時スピンしたが、それでも2戦連続ポイント獲得を確実にした。

    角田裕毅 アメリカGP F1角田裕毅との接触もあったが、ベアマンは9位で連続入賞を達成。

    敗者:アルピーヌ
    オースティンの週末を通じて、アルピーヌはここ最近よりはやや競争力を見せた場面もあった。ピエール・ガスリーはスプリントで13番手、グランプリ予選で14番手に入った。

    しかし、レースではライバル勢に太刀打ちできず、6戦連続のノーポイントとなった。これでチームの年間ポイントは20のまま。次点のハースとは28ポイント差がついている。

    勝者:角田裕毅
    角田裕毅はスプリント、グランプリともに予選でQ3進出を逃したが、レースペースは見事だった。

    スプリントでは11ポジションを上げて7位。グランプリでも6つ順位を上げて再び7位フィニッシュ。直近3戦で16ポイントを獲得しており、開幕16戦での12ポイントを大きく上回る成果を挙げた。

    この上向きの流れは、来季もレッドブルに関わるシートを維持するうえで明るい材料となるだろう。

  • レッドブルF1 代表メキース「フェルスタッペンの走りは“歴史が作られる瞬間”」

    レッドブルF1 代表メキース「フェルスタッペンの走りは“歴史が作られる瞬間”」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、マックス・フェルスタッペンのタイトル戦線復活について「F1史上でも特別なものを目撃している」と語った。

    夏休み明けのオランダGPでオスカー・ピアストリに104ポイント差をつけられていたフェルスタッペンは、その後の快進撃でアメリカGP終了時点でその差をわずか40ポイントにまで縮めた。直近5戦で133点中119点を獲得し、タイトル争いは再び白熱している。

    ローラン・メキース「マックスは我々を驚かせ続けている」
    フェルスタッペンはオランダGP以降、モンツァとアゼルバイジャンで勝利、シンガポールで2位、そしてアメリカGPではスプリントと決勝のダブルウィンを飾った。レッドブルの代表メキースは「歴史を作る瞬間を見ている」と称えた。

    「マックスの走りを見るということは、まさに歴史が作られる瞬間を目撃することだ。彼は走るたびに我々を驚かせる。セッションごとにどれだけ我々をプッシュし、どれほどの感覚を持っているか、信じられないほどだ」とメキースはアメリカGP後に語った。

    「彼が何を見ているのか、我々が見えていない部分まで感じ取っている。彼の走りは、まさに“歴史の現在進行形”だ」

    レッドブル復活の裏にある“リスクを恐れない姿勢”
    サマーブレイク明け以降、レッドブルRB21のパフォーマンスは劇的に改善。アメリカGPでは高温・高摩耗の難条件のなか、フェルスタッペンが他を圧倒した。

    「ここ数年で最も強力な週末だったと思う。灼熱のコンディションは過去に苦戦してきたが、今回は違った」とメキース。

    「金曜は接戦だったが、土曜から日曜にかけて支配的な速さを見せた。チーム全体がリスクを取り、あらゆる要素を試した結果だ。週末を通して学び続け、最終的に最大限のパフォーマンスを引き出せた」

    「我々は大きな数字(ポイント差)を見ていない。1回のセッションごとに何を学べるか、それだけを見ている。次のメキシコでも同じ姿勢を貫く」

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅の上昇とチーム全体の一体感
    今回のレースでは角田裕毅も7位入賞を果たし、前戦バクーの6位に続いて連続入賞を達成。メキースはこれをチーム全体の前進の証だと捉えている。

    「我々はマックス、マシン、チームを分けて考えていない。それは1つのプロジェクトだ。マックスは外側から見ているのではなく、まさに中心にいる」

    「今の我々は支配的ではないが、シーズン前半の差をかなり埋められた。まだ改善できる点も多いが、全員が挑戦し続けている。ファクトリーの1500人が少しずつタイムを削り出している。その積み重ねが今の結果を生んでいる」

    「今は4チームが勝利を争うフェーズ」
    メキースは、マクラーレンの優位性はすでに消えつつあると強調した。

    「今や我々は同じレベルにいる。以前は1周あたり0.5秒も離されていたが、それはもうない。いまや週末ごとに3〜4チームが勝利を狙える状況だ」

    「残りの5戦は、サーキット特性、気温、タイヤ、そして条件に最も合ったチームが勝つだろう。誰も支配的ではない」

    総括:フェルスタッペンとレッドブルの“共鳴”が生む復活劇
    フェルスタッペンの覚醒とレッドブルの再浮上は、マシン性能の回復だけでは説明できない。ドライバーの精密なフィードバックとチームのリスクを恐れぬ開発判断が、完全に噛み合っている。

    メキースの言葉通り、今のフェルスタッペンは「歴史を作る存在」だ。勢いを取り戻したRB21とともに、タイトル争いは再び燃え上がっている。

  • 角田裕毅 2レース連続入賞もレッドブルF1代表が発破「まだ十分ではない」

    角田裕毅 2レース連続入賞もレッドブルF1代表が発破「まだ十分ではない」

    角田裕毅の復調が注目を集める一方で、フランスでは、アイザック・ハジャーへの批判が強まり、関係者たちは冷静さを呼びかけている。その中でレッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、メキシコGPを前に角田の重要性を強調しながらも、「まだ十分ではない」と厳しい言葉で発破をかけた。

    ハジャーは、2026年に角田裕毅の後任候補とされているが、オースティンでは予選でクラッシュを喫し、決勝でも下位に沈むなど苦しい週末を過ごした。

    一方の角田裕毅は、今季最も堅実なパフォーマンスを見せ、チームに貴重なポイントをもたらした。

    それでも21歳のフランス人ドライバーであるハジャーは、自身の昇格について公の場で発言を続けており、「レッドブルは2026年を待たずに自分を昇格させるべきだ」とまで語っている。

    フランスの識者「ハジャーは黙って働け」
    ベテランジャーナリストのジャン=リュック・ロワは、RMC Sportに対して「彼には“何も言うな!働いて結果を出せ”と言った」と明かした。「彼は自分自身を絡ませてしまっている」と語り、過剰な発言が逆効果になっていると警告した。

    「我々は彼を追い詰めたり、最初のミスのように叩いたりするつもりはない。シーズン序盤、フォーメーションラップで雨の中に飛び出してしまったときのようなことだ。これは彼にとって2度目のミスだ。私の意見では、3度目は必要ない。これが彼に与えるアドバイスだ」とロワは語った。

    さらに「過去7〜8戦では、彼はリアム・ローソンの後ろにいる。同じマシンを使っているのに、うまくいっていない。彼は話すのをやめて、頭を下げて働くべきだ」とも述べた。

    一方でロワは角田裕毅を高く評価した。「角田裕毅は走り始めている。彼は素晴らしいグランプリを過ごし、戦う姿勢を見せた。もし自分がアイザックの立場なら、黙って働くだろう」と語った。

    メキース「角田裕毅のポイントが必要だ」
    ローラン・メキースは、角田裕毅がシーズン終盤においてレッドブル・レーシングに欠かせない存在であると強調した。

    「裕毅には果たすべき役割がある。まず第一に、コンストラクターズ選手権ではまだ多くのものが懸かっている」とメキースは語った。「もちろん我々はもはや世界タイトルを争っているわけではないが、その後ろの順位を争っている。だから我々には裕毅のポイントが必要なんだ」

    「第二に、裕毅が速ければ速いほど、2台のマシンでテスト作業を分担できる。だから速い裕毅がいることは重要なんだ」とも述べ、今週末メキシコGPでマックス・フェルスタッペンの代わりにアービッド・リンドブラッドがフリー走行1回目を走ることにも言及した。

    「進歩は見える だがまだ十分ではない」
    メキースは、オースティンでの角田裕毅とフェルスタッペンの差が52秒、つまり1周あたりほぼ1秒であったことを認めつつも、進歩は確実に見られると語った。

    「我々は常にさらなるものを求めている。“これで十分だ”とは言わない。君が言う通り、差はあった」と彼は述べた。

    「“これで良かった”なんて言わない。誰もそうは感じていないし、裕毅もそうではない。ただ言えるのは、彼がここ2戦続けてポイントを獲得しているということだ」

    「裕毅は2度の非常に良いスタートと、非常に良いオープニングラップを見せた。これは、彼がこれまで今年見せてきたものに比べて進歩だ。これで十分か?いや、そう言えば嘘になるし、裕毅も僕が“これで十分だ”と言ったら喜ばないだろう」とメキースは締めくくった。

    角田裕毅 レッドブル F1

    角田裕毅の安定感と、ハジャーへの“沈黙の教訓”
    角田裕毅はアメリカGPで2戦連続の入賞を果たし、スタートや序盤の動きで明確な進歩を見せた。メキースの発言からは、チームが彼に求めているのが単なる補助的役割ではなく、コンストラクターズ順位争いと開発作業の双方を担う「中核的存在」であることが読み取れる。

    一方、ハジャーは結果よりも発言が注目される状態に陥っている。フランスのメディアが彼に「沈黙と努力」を求めるのは、期待の高さの裏返しだが、現状ではローソンに遅れをとり、評価を下げつつある。

    今週末のメキシコGPではルーキーのリンドブラッドがフリー走行1回目に登場するが、レッドブル陣営の信頼を確実に集めているのは、安定してポイントを持ち帰る角田裕毅だ。
    “まだ十分ではない”というメキースの言葉は、叱咤であると同時に、さらなる成長への期待の表れでもある。

  • 角田裕毅 レッドブルF1代表が“役割”指示「2対2で戦うために奮起が必要」

    角田裕毅 レッドブルF1代表が“役割”指示「2対2で戦うために奮起が必要」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、角田裕毅がマックス・フェルスタッペンのドライバーズタイトル争いで重要な役割を果たせると考えている。

    フェルスタッペンは直近4戦で3勝を挙げ、マクラーレン勢とのタイトル争いに再び名乗りを上げた。現在、ランキング首位のオスカー・ピアストリとは40ポイント差。4戦前までは104ポイント差があったことを考えると、その追い上げは著しい。

    一方で、今季のフェルスタッペンは事実上“片腕”で戦ってきた。チームメイトの角田裕毅が十分にそのペースに迫れず、開発や戦略の面で支援しきれない場面が続いたためだ。

    ローラン・メキースはこの点について、角田裕毅のパフォーマンス向上がコンストラクターズ選手権でも重要になると指摘した。

    「裕毅には役割があると思う」とローラン・メキースはRacingNews365などに語った。

    「コンストラクターズ選手権では勝利争いこそないが、2位争いは続いている。だからこそ我々は裕毅の“応答”を必要としている。裕毅が速くなればなるほど、テスト項目をクルマごとに分けることができるんだ」

    「この週末も、片方のマシンでAを試し、もう一方でBを試している。裕毅が速いことはチーム全体にとって非常に重要なんだ」

    マクラーレンのピアストリとランド・ノリスはシーズンを通して互角の戦いを続けており、もしレッドブルが2台体制で戦えなければ、戦略面で不利になる可能性がある。

    「スポーツ面でも戦略面でも、裕毅がスピードを取り戻せば、2対2の戦いが可能になる」とローラン・メキースは続けた。

    角田裕毅は近戦で予選では苦戦しているものの、決勝では上位入賞を重ねており、直近3戦中2戦でトップ7入りを果たしている。

    角田裕毅 レッドブル・レーシング

    角田裕毅の復調が鍵を握る
    ローラン・メキースの発言からは、角田裕毅が単なるサポートドライバーとしてではなく、チームの競争力を支える重要な一員として期待されていることが読み取れる。フェルスタッペンがマクラーレン勢とタイトルを争う今、レッドブルが「2対2の構図」を築けるかどうかは、角田裕毅の速さと安定感にかかっている。