カテゴリー: 角田裕毅

  • 角田裕毅、目標のF1スーパーライセンス取得も「あと1レースある」

    角田裕毅、目標のF1スーパーライセンス取得も「あと1レースある」

    ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、FIA-F2 最終戦(第12戦)バーレーンのレース1でポール・トゥ・ウインでランキング5位以上を確定し、スーパライセンス取得の条件を達成した。それでも、F2の最終戦にこれまで通りしっかり準備していくと語る。

    FIA-F2選手権は最終戦となる第12戦を迎えた。前戦から続きバーレーンでの大会だが、コースは変更され、外周をつないだ1周3.543kmの短いレイアウトとなる。

    レース1は、現地時間午後3時10分に、気温26℃、路面温度33℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。

    ポールポジションを獲得した角田裕毅(カーリン)は、好ダッシュを決めたが、1コーナーで後続に先行を許し、3番手で1周目を終えた。上位2台との差を保ち、2番手との差を詰めながら周回を重ねると、16周を終えた時点でピットインして、ハードタイヤに交換する。

    素早いピット作業で、ピットアウト時には先にタイヤ交換を終えた同じ戦略の上位車をアンダーカットしたが、18周目にペースが勝る2台にポジションを明け渡し、12番手となる。

    レース後半、タイヤ戦略の異なるマシンがタイヤ交換を行い、ポジションは上昇。30周目に全車がタイヤ交換を終えると、角田裕毅は3番手となった。タイヤマネージメントをうまく行った角田由紀は、レース終盤でもペースが衰えず、36周目に2番手をパスしてポジションを上げる。

    その後もペースを上げてトップとの差を詰め、激しいバトルの末、44周目にオーバーテイクを決めてトップに立った。レース最終盤、ペースを保った角田裕毅は後続との差を徐々に広げ、48周のレースをトップでチェッカーフラッグを受けた。

    今季3勝目を挙げた角田裕毅は、ポールポジションの4ポイントと合わせて29ポイントを獲得。186ポイントでランキング3位に再浮上し、6位との差が37ポイントとなったため、ランキング5位以上が確定し、目標だったスーパライセンス取得の条件を達成した。

    「スタートはやや微妙な感じでしたが、ポジションを守って1コーナーまでは行けました」と角田裕毅は振り返る。

    「インを空けてしまってポジションを奪われましたが、先週のこと(接触してパンク)もあるので、あまり無理をしないようにしたのと、ペースには自信があり、自分のタイヤマネージメントを信じてレースを進めました。タイヤ交換後、前の2台のペースは速く、あれではタイヤは持たないだろうと思ったので、こちらはタイヤを温存して離されないように走行しました」

    「終盤、思った通り前のペースが落ちてきたので2台を抜き、最後は引き離すペースがありました。スタートでインを空けてしまったのはミスですが、それ以降は攻めとタイヤマネージメントのメリハリをつけてレースができ、優勝することができて満足です」

    「目標としていたスーパーライセンスを得られるランキングを決められてうれしいのですが、まだあと1レースあるので、今は最後のレースに向けてこれまで通りの準備をして臨むことに集中します」

  • ニキータ・マゼピン 「角田裕毅への防御は問題なかったと思っている」

    ニキータ・マゼピン 「角田裕毅への防御は問題なかったと思っている」

    ニキータ・マゼピンは、FIA-F2 第12戦バーレーン大会のレース1で、角田裕毅とフェリペ・ドルゴビッチへの行為に対してそれぞれ5秒ペナルティを科せられ、3位表彰台から9位に転落。ドルゴビッチとのバトルでは非を認めたものの、角田裕毅への防御は問題なかったと感じているとレース後の記者会見で語った。

    レース終盤、ピットストレートで角田裕毅はニキータ・マゼピンに仕掛けたが、マゼピンは角田裕毅をピットウォール近くまで追いやって防御。

    結果的に角田裕毅は追いやられたコース外からオーバーテイクを完了させた。この件はレース後の審議対象となっていたが、スチュワードは角田裕毅はニキータ・マゼピンに追い出されたとしてペナルティを受けず、マゼピンには5秒加算ペナルティを科せられた。

    また、ニキータ・マゼピンには、フェリペ・ドルゴヴィッチを過度にプロックした行為にも5秒加算ペナルティが科せられ、合計10秒加算ペナルティで9位に降格した。

    ペナルティが決定する前にトップ3記者会見に出席したニキータ・マゼピンは、防御は先週末のレースでのミック・シューマッハがやっていたことと同じだと主張。フェリペ・ドルゴビッチへの防御は非を認めたものの、角田裕毅へのブロックは問題ないと感じていると述べた。

    「先週末もここでレースをしているし、ターン1と最終コーナーは同じだ」とニキータ・マゼピンはコメント。

    先週のプレスカンファレンスで言ったけど、ミック(シューマッハ)の僕への防御の動きはとてもうまかったし、強いと思った。ストリーミングで10~15回くらい見直したし、彼は驚くほどよかったので彼から学ぼうとした。基本的にトラックを全てを使ったブロックしたので、問題なかったと思う。それが僕がしたことだ」

    「ターン1での(フェリペ)ドルゴビッチとの件はとっ散らかってしまった。あれは僕が悪い。正しくないことをしたことがわかったので、彼を抜かせた。再び彼を抜かなければならなかったのでより難しくなった」

    「ただでは帰れないことは分かっている。スチュワードはレース後に僕を捕まえるだろうからね。でも、(角田裕毅への)防御についてどうだったかと言えば、あれは問題なかったと言える」

    スチュワードは、角田裕毅とニキータ・マゼピンの一件を次のように説明している。

    「スチュワードは、7号車(角田)がピットストレートで24号車(マゼピン)の右側で追い抜きを開始し、24号車がブロッキング操作で右に移動している間に24号車と並んで彼の車の重要な部分を確立したと判断した」とスチュワードは声明で述べた。

    「24号車は右側のタイヤがコースの端を横切るまで右に移動し続けたため、7号車はFIAインターナショナルスポーツコードの付録L第4章の第2条(b)に違反してコースから完全に外れた」

    「スチュワードは、7号車が24号車によってコース外に追いやられなかった場合、7号車は明らかにコース上でパスを正常に完了できたはずであり、したがって、トラック制限を超えている間にパスを完了したことについて7号車に対して何の措置も取らない」

    また、ニキータ・マゼピンにはそれぞれのインシデントに2点のペナルティポイントが科せられて合計11点となったが、1レースの出場停止の12点に届かなかったため、最終戦には出場できる。

    ニキータ・マゼピンにとって角田裕毅は一方的かもしれないが因縁のライバルだ。第7戦スパ大会のレース1では、インを閉めた際に角田裕毅をコース外に押し出したとして同じように5秒ペナルティを科せられ、トップでチェッカーを受けたものの2位に降格。

    レース終了後、ニキー・マゼピンは、パルクフェルメにマシンを停める際に2位のボードを跳ね飛ばした。その先には優勝した角田裕毅がいた。幸いにも角田裕毅に当たることはなかったが、スチュワードはマセピンに対して“潜在的に危険かつ非スポーツマン的行動”のため5グリッド降格ペナルティを科している。

    2021年のハースF1のドライバーとして契約が発表されているニキータ・マゼピンは、今回のレースでランキング7位以上が確定し、F1スーパーライセンスの取得条件を満たした。同じくランキング4位以上が確定したF1スーパーライセンス取得が可能となった角田裕毅は2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが期待されており、F1に舞台を移しても二人のバトルは続くかもしれない。

  • 角田裕毅、F1スーパーライセンス取得が確定!マゼピンに10秒ペナルティ

    角田裕毅、F1スーパーライセンス取得が確定!マゼピンに10秒ペナルティ

    FIA-F2 最終戦(第12戦) バーレーン大会のレース1後に審議対象となっていたドライバーの処分が決定。角田裕毅の優勝が確定するとともに、3位でフィニッシュしたニキータ・マゼピンに10秒加算ペナルティが科せられて9位に降格。

    その結果、角田裕毅はランキング5位のマゼピンとのポイント差が22ポイントとなり、ランキング4位以上が確定。F1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントを満たすことになった。

    レース1では、オーバーテイク時にコース外でアドバンテージを得たとしてトップでチェッカーを受けた角田裕毅が審議対象となっていたが、ニキータ・マゼピンにコース外に押し出されたとしてペナルティはなし。優勝が確定した。

    一方、ニキーター・マゼピンは角田裕毅をコース外に押し出した行為、またフェリペ・ドルゴヴィッチを過度にプロックした行為にそれぞれ5秒加算ペナルティ、合計10秒加算ペナルティが科せられた。これによってマゼピンは9位に降格した。

    その結果、ポイントランキングは以下のように変更となった。
    1.ミック・シューマッハ(215)
    2.カラム・アイロット(201)
    3.角田裕毅(186)
    4.ロバート・シュワルツマン(171)
    5.ニキータ・マゼピン(164)
    6.クリスチャン・ルンガー(149)
    7.周冠宇(143.5)
    8.ルイ・デレトラズ(134)

    レース2で最大で獲得できるポイントは優勝(15)+ファステストラップ(2)=合計17ポイント。5位のニキータ・マゼピンに22ポイント差をつけた角田裕毅はランキング4位以上が確定。30点のF1スーパーライセンスポイントを取得できることが確定し、ライセンス取得の40点を満たすことになった。

    F1レース出場の資格を得た角田裕毅は2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが期待されている。

    また、ニキーター・マセピンもランキング7位以上が確定し、すでに発表されているハースF1からのF1デビューが可能となった。

    一方、2020年のFIA-F2のチャンピオン争いに関しては、角田裕毅のタイトル獲得の可能性は消滅。最終レースを前にミック・シューマッハとカラム・アイロットに絞られた。

  • FIA-F2 第12戦 レース1:角田裕毅が優勝でランキング3位を死守!

    FIA-F2 第12戦 レース1:角田裕毅が優勝でランキング3位を死守!

    FIA-F2 第12戦 バーレーン大会のレース1が12月5日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は優勝した。

    48周のフィーチャーレース。ポールポジションからスタートした角田裕毅は、ニキータ・マゼピンとロバート・シュワルツマンに抜かれてスタートで3番手まで順位を落とす。だが、13周目にコース上でシュワルツマンを抜いて2番手に浮上する。

    14番手に3番手のシュワルツマン、16周目にトップのニキータ・マゼピンがピットイン、17周目に角田裕毅は暫定トップピットイン。角田裕毅はニキータ・マゼピンの後ろで合流するが、その後、シュワルツマンに抜かれて事実上3番手に戻ってしまう。だが、36周目に再び抜き返して再び2番手に浮上。マゼピンとの戦いとなる。

    そして、44周目。角田裕毅はニキータ・マゼピンを抜いてトップに浮上する。

    2位争いが激化し、フェリペ・ドルゴビッチがマゼピンを抜いて2番手に浮上する。45周目には周冠宇が2番手に浮上。

    角田裕毅、周冠宇、ニキータ・マゼピンの順でフィニッシュ。角田裕毅は今季3勝目、レース1では2勝目。ポールポジションと合わせて29ポイントを加点してランキング5位以上が確定した。

    ポイントランキング
    1.ミック・シューマッハ(213ポイント)
    2.カラム・アイロット(199ポイント)
    3.角田裕毅(186ポイント)
    4.ニキータ・マゼピン(177ポイント)
    5.ロバート・シュワルツマン(169ポイント)
    6.クリスチャン・ルンガー(149ポイント)
    7.周冠宇(143.5ポイント)
    8.ルイ・デレトラズ(134ポイント)

  • レッドブルF1代表 「シート喪失の場合アルボンは1年間ベンチで過ごす」

    レッドブルF1代表 「シート喪失の場合アルボンは1年間ベンチで過ごす」

    レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンが現在のシートを失った場合、アルファタウリ・ホンダに降格させずに2021年を“ベンチ”で過ごすことを確認。これは角田裕毅にとっては朗報だ。

    アレクサンダー・アルボンは、前戦F1バーレーンGPで2回目となる表彰台を獲得したが、それは3番手を快適に走行していたセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)がレース終了間際にエンジン故障でリタイアしたことによる棚ぼた的な表彰台だった。

    皮肉なことに、セルジオ・ペレスは、2021年のレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンのチーム候補に挙げられているドライバーのひとりだ。

    レッドブルF1は、2021年もアレクサンダー・アルボンを続投させることを望んではいるが、そのためには今週末のF1サヒールGP、そして、最終戦F1アブダビGPで結果を残し、セルジオ・ペレスやニコ・ヒュルケンベルグと交代させる必要がないことをチームに納得させる必要がある。

    だが、レッドブル・ホンダF1がセルジオ・ペレスやニコ・ヒュルケンベルグを起用した場合、アレクサンダー・アルボンが姉妹チームのアルファタウリ・ホンダでレースをすることは計画されておらず、1年間ベンチでF1を見守ることになる。

    このニュースは2021年にアルファタウリ・ホンダのドライバー候補である角田裕毅にとっては朗報ともいえる。角田裕毅は、FIA-F2最終戦バーレーンの予選でポールポジションを獲得してランキング4位につけており、その位置を維持できればF1スーパーライセンスを取得できる。

    「彼が来年のフランツ(トースト/アルファタウリ チーム代表)の計画の一部を形成しているとは思わない」とクリスチャン・ホーナーはF1サヒールGPに先立って記者団に語った。

    「したがって、レッドブルノシート、もしくはベンチでの1年を過ごすかのどちらかだ。焦点は彼にその機会を与えることにある」

    「彼にはあと2レースある。彼は先週末にF1で2度目の表彰台を獲得し、良い仕事をした」

    「彼は良い1回目のプラクティスをこなしたし、ここで良い週末のスタートを切った。来年のマックス(フェルスタッペン)と一緒にあのマシンに乗るのに完全に正しい男であることを示すためにあと2つの週末がある」

    「我々は彼がその目標を達成するために可能な限りのサポートを提供していく」

    クリスチャン・ホーナーは、2021年にアレクサンダー・アルボンを継続して乗せることが好ましい選択であるというスタンスを繰り返した。

    アレクサンダー・アルボンをレースドライバーから外すことについてクリスチャン・ホーナーは「それは現在我々が考えていることではない」と語る。

    「年末になったら、それらすべてのオプションを評価することになると思う。つまり、すべてのレッドブルドライバーがチームに加入した時と土曜に彼は長期契約を結んでいる」

    「だから、我々の焦点は現在のレースシートにあり、先週末の表彰台とこ今回の序盤のプラクティスの状態を土台にして、彼が大きな進歩を遂げていることを示す機会を彼に与えている」

    「過去数年でマックスがどのように進化してきたかを見る必要があると思う」

    「彼のアベレージ(予選対戦成績)を見れば、アレックスのアベレージは、たとえばピエールの昨年の対マックスに比べるとまだ近い」

    「そして、我々はマシンにいくつかの問題があり、特にそれが困難にしていることを知っている。我々はそれに対処するために懸命努力し、取り組んできた。だから、その状況が彼にとってうまくいくと確信している」

    「しかし、マックスと対戦するのは難しい仕事だ。おそらく彼は現在F1で最もコンディションがいいドライバーだろう。現在、どのドライバーもマックスと対戦するのは難しいと思う」

  • 角田裕毅、4回目のポールポジション「自信はある。いい結果を出したい」

    角田裕毅、4回目のポールポジション「自信はある。いい結果を出したい」

    ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、FIA-F2 最終戦(第12戦)バーレーン大会の予選で今季4度目のポールポジションを獲得。4ポイントを追加してランキング4位に浮上。決勝でも「いい結果を出したい」と語った。

    2021年にアルファタウリ・ホンダでのF1デビューが期待されている角田裕毅は、ランキング4位以上でF1スーパーライセンスを獲得できる。予選では2番手のニキータ・マゼピンに0.122秒差をつけるポールポジションを獲得。

    FIA-F2ではポールポジションに4ポイントが追加され、角田裕毅はランキング4位に浮上した。

    角田裕毅「フリー走行は、これまで同様いいペースで走ることができました」とコメント。

    「予選では、トラックコンディションが難しくなりそうだったので、そのあたりを意識していいラップで走れ、トップが取れてよかったです。レースシミュレーションもできて、予選と決勝に向けていい準備ができたと思います」

    「予選では、トラフィックポジションが難しいので、いろいろ対策を考えましたが、完ぺきなプランはなかったので、最善を尽くすことで臨みました。1セット目のアタックは、タイミングを遅くしてコースインし、それが上手くいって予想よりいいコンディションでアタックができました。そのおかげでトップタイムをマークしました。いいタイミングでコースに出してくれたチームに感謝しています。2セット目は赤旗が重なり、タイムアップはできませんできしたが、それはほかも同じで、最終的にポールポジションが取れてうれしかったし、よかったです」

    「レースに向けてまだ作戦は決めていませんが、先週からペースはいいですし、自信はあるので、しっかり準備するとともに、先週のレースの反省を活かしていい結果を出したいと思います」

    順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
    1 7 角田裕毅 Carlin 20 1’02.676
    2 24 N.マゼピン Hitech Grand Prix 16 +0.122
    3 8 J.ダルバラ Carlin 17 +0.131
    4 21 R.シュワルツマン PREMA Racing 15 +0.146
    5 15 F.ドルゴビッチ MP Motorsport 18 +0.165
    6 6 C.ルンドガード ART Grand Prix 18 +0.173
  • ホンダF1育成の角田裕毅、今季4回目のポール獲得でランキング4位に浮上

    ホンダF1育成の角田裕毅、今季4回目のポール獲得でランキング4位に浮上

    FIA-F2 最終戦(第12戦) バーレーン大会の予選が12月4日(金)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅がポールポジションを獲得。4ポイントを加算してランキング4位に浮上した。

    第11戦でレース2でノーポイントに終わり、ランキング5位に後退してい角田裕毅(カーリン)。残り2レースとなったFIA-F2選手権。第12戦もF1のサポートレースとして同じバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで行われる。

    F1のフリー走行1回目に続いて、レース1のグリッドを決めるFIA-F2の予選が行われ、角田裕毅が今季4回目となるポールポジションを獲得。4ポイントを加算してランキング4位に順位を上げた。

    2番手にはニキータ・マゼピン(ハイテックGP)、3位にはユアン・ダルバラ(カーリン)が続いた。

    ドライバーズランキングでは、首位ミック・シューマッハ(205ポイント)、2位カラム・アイロット(191ポイント)、3位ニキータ・マゼピン(162ポイント)、4位角田裕毅(161ポイント)、5位ロバート・シュワルツマン(159ポイント)となった。

    残るポイントは42ポイント。レース1を終えてランキング5位のロバール・シュワルツマンに18ポイント差をつければ、角田裕毅のランキング4位が確定し、F1スーパーライセンス獲得が決まる。

  • ハースF1代表 「マゼピンはF2でランキング3位、角田裕毅は5位だ」

    ハースF1代表 「マゼピンはF2でランキング3位、角田裕毅は5位だ」

    ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年以降のドライバーとしてニキータ・マゼピンと複数年契約を結んだ契約を擁護。レッドブルがF1デビューさせようとしている角田裕毅のFIA-F2での成績を引き合いに出した。

    ハースF1チームは、12月1日(月)にニキータ・マゼピンとの契約を正式発表。翌日にはミック・シューマッハとの契約も発表し、2021年のF1世界選手権では2人のルーキーを起用することが確定した。

    だが、ニキータ・マゼピンのバックにはロシアの大富豪であるドミトリー・マゼピンがついているため、実力ではなく、資金力でシートを得たに過ぎないとの批判が止むことはない。

    そのような意見について、ギュンター・シュタイナーは「マゼピンはF2で3位であり、角田裕毅は5位だ」と挑発。

    「レッドブルは角田裕毅をF1で起用したいと思っている。私は彼らが何か間違ったことをしているとは思わない。そして、私はニキータに関しても何も間違ったことはしていない」

    ニキータ・マゼピンは、裕福な父親のおかげで“ペイドライバー”として評判が消えることはない。父親の会社であるロシアの大手肥料会社ウラルカリは、昨年レーシング・ポイントを購入しようとして失敗した

    しかし、ギュンター・シュタイナーは、ドミトリー・マゼピンがハースF1チームを購入することを否定している。

    「チームは売りに出されていないので、買えるものは何もない」とギュンター・シュタイナーは主張する。

    批評家は、ドミトリー・マゼピンは息子のキャリアを経済的に後援することで有名であると指摘している。これには、ニキータ・マゼピンのアブダビでの若手ドライバーテストのシートを“購入”することも含まれている。

    「私はマゼピン氏としばらく連絡を取り合ってきた。彼はF1でよく知られている」とギュンター・シュタイナーは語った。

    「昨年はニキータについて状況はどう進んでいるか話し合った。交渉には少し時間がかかったが、プレッシャーはなかった。ドライバーを変更することを決定したとき、我々は彼のことを思い出したし、今は彼は我々と一緒にいる」

    「外部から見れば、状況は実際よりも複雑に見えると思う」

    ギュンター・シュタイナーは、ウラルカリがハースF1チームのスポンサーになる可能性があることを否定していない。

    「ハースはF1で名を馳せているが、もちろん商業パートナーを探している」とギュンター・シュタイナーは認める。

    「ドミトリー・マゼピンには会社があるので、すべてがうまくいき、彼が我々を後援してくれるというならば、駄目な理由はないだろう」

  • ホンダF1 特集:角田裕毅 タイトルへの挑戦

    ホンダF1 特集:角田裕毅 タイトルへの挑戦

    FIA-F2選手権で上位につける角田裕毅が、目前に迫るシーズン最終戦に向けて今の気持ちを語った。

    ホンダF1/レッドブルの育成ドライバーである角田裕毅は、F2初挑戦となる今シーズン、ここまで目覚ましい活躍をみせている。先週末に行われた第11戦バーレーン大会ではレース1で6位入賞を果たしたものの、レース2では15位とノーポイトに終わり、ドライバーズランキング5位に後退した。

    第11戦を終え、ドライバーズランキングでは、首位ミック・シューマッハ(205ポイント)、2位カラム・アイロット(191ポイント)、3位ニキータ・マゼピン(162ポイント)、4位ロバート・シュワルツマン(159ポイント)、5位角田裕毅(157ポイント)となった。

    第12戦で獲得できる最大ポイントは48ポイント。自力タイトルの可能性がなくなったが、ポールポジション、2レースで優勝、ファステストラップのすべてを獲得すれば、ランキングトップのミック・シューマッハに並ぶことができる。

    ホンダF1は第11戦を前に公式サイトでインタビューを実施。9月27日に行われたロシア大会以来の久しぶりのレースになったが、レースの合間をどのように過ごしたのか、角田裕毅に聞いた。

    「シーズン前のような、“ニューノーマル”の生活をするように、できるだけ心がけました。今の状況は、年初に英国がロックダウンを行った時に似ています。トレーニングは、トレーナーとビデオチャットで行いました。そして、日本の友だちとTVゲームをするなどして、リラックスして過ごしました」

    「リズムを取り戻すためにどのぐらい時間が必要かは、フリー走行で走ってみないと分かりませんが、そんなに時間はかからないと思っています。ロシア大会から、感触はそれほど変わってません。クラッチを離す瞬間など、スタートでわずかな違いを感じるかもしれませんが、前戦までとの違いを確認しながらフリー走行を走れば、すぐに感触を取り戻すはずです」

    「2カ月間のブレークの合間には、イモラでF1マシンをドライブしました。それも、マシンの感覚を忘れず、シャープな感覚を維持する助けになっています。いつでも走れるように、F2のシミュレーターでもたくさん練習してきました」

    アルファタウリ・ホンダのF1マシンで行った走行テストは、多くの注目を集めた。角田裕毅はその貴重な機会を無駄にしないよう、F1マシンでの初走行の経験を、今シーズンのパフォーマンスに最大限活かすべく努力した。

    「300km走り、F2でも活かせる有意義な経験ができました。マシンのセットアップ方法もそうですし、今までよりも効率的にウォームアップする方法を学ぶ上でも有意義でした。F1では、全てを自分に合わせてセットアップすることができます。セット変更がどう作用するかを1周ごとに確かめられたので、マシンに対する理解が深まりました。ブレーキングとエンジンブレーキのバランスなど、F2での走行に役立つこともたくさんありました」

    「ここまでのF2のレースでは、フリー走行からいいペースで走れていたので、チームのCarlinには今までどおりのいい仕事を期待しています。プレッシャーはないですし、焦る必要も感じていません。やるべきことをやるだけです」

    ランキング4位以内に入れば角田裕毅はF1スーパーライセンスポイントを獲得できる。だが、角田裕毅は、F1を意識して気負いすぎることはないようだ。

    「もちろん、最終戦までタイトル獲得圏内で戦いたいです。今シーズンの開幕から目標はチャンピオン獲得でしたが、それにはバーレーンの2戦を上位でフィニッシュしなければなりません。今までと同じように、まずはフリー走行に向けて集中します。まずは、1周目のターン1をどうやって攻めるか、どのタイミングでブレーキをかけるかを考えます」

    「リザルトやランキングを意識しすぎることはしません。1周1周、1コーナー1コーナーに集中します。もちろん、より多くのポイントを獲得したいですが、1周1周に集中すれば、おのずと結果がついてくると思っています。とにかく、いいペースで走れるように努力します」

  • 「Honda Racing THANKS DAY 2020」のオンライン開催が決定

    「Honda Racing THANKS DAY 2020」のオンライン開催が決定

    ホンダは、中止を発表していた「Honda Racing THANKS DAY 2020」をオンラインで開催することを発表した。

    「Honda Racing THANKS DAY」は、二輪・四輪ともに多様なカテゴリーのレースに参戦しているホンダが、モータースポーツファンの皆さまへの感謝を込めて贈るファン感謝祭。毎年、年末にツインリンクもてぎで開催されてきた。

    イベントには世界中のさまざまなカテゴリーに参戦するホンダならではのラインアップが揃い、F1、MotoGPといった世界最高峰のマシンに加え、インディカーやTCR車両、スーパーバイク世界選手権に世界耐久選手権、モトクロスやトライアルなど世界で戦うレーシングマシンが集結。さらに日本国内で人気を誇るSUPER GTとスーパーフォーミュラのマシンも走行などが行われていた。

    だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から今年7月に開催中止を発表していた。

    しかし、ホンダは12月3日(木)、オンライン開催というかたちで実施することを発表した。

    開催日は、12月19日(土)・20日(日)で両日ともに日本時間18:00スタート。60分程度を予定している。現時点ではレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンとMotoGPのマルク・マルケスのの特別インタビューが主なプログラムとして紹介されている。

    イベントにはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボン、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーとダニール・クビアトの他、現在FIA-F2に参戦し、2021年のF1デビューが期待されている角田裕毅などが参加予定となっている。