カテゴリー: 角田裕毅

  • アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅はシーズン序盤は苦労するはず」

    アルファタウリ・ホンダF1代表 「角田裕毅はシーズン序盤は苦労するはず」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅がコース上でピエール・ガスリーに挑戦し始めるまでにそう長くはかからないかもしれないが、F1キャリアの初年度は非常に厳しいものになると予想している。

    2020年にFIA-F2をランキング3位で終えた角田裕毅は、今年、F1にステップアップ。ダニール・クビアトに代わってアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たし、ピエール・ガスリーとチームを組む。

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、角田裕毅がマシンの技術的な側面が以前にレースをしたものは大きく異なることから、シングルシーターの最高レベルでの生活に適応するのに時間がかかると考えている。また、プレシーズンテストはわずか3日間であるため、走行時間も限られている。

    また、フランツ・トストは角田裕毅がこれまでレースをしたことのないサーキットを学ぶのにも苦労すると感じているが、F1が舞台を移したときには調子を上げることを期待している。

    「F1の新参者にとって最初の年は非常に厳しい」とフランツ・トストは GPFans.com によって語った。

    「例えば、時差ぼけ、新しいレーストラック、そして、終日メディアやマーケティングの予定があるメルボルンに来ることになる」

    「また、レースカーの技術面でも、ドライバーがそれらのプロセスを処理するのにしばらく時間がかかる。テスト不足は、若いドライバーにとっ多くの精神力を必要とするが、最初のレースは非常に肉体的でチャレンジングなものにもなるだろう」

    「彼がレーストラックを知らない序盤は難しいだろう。しかし、F2でレースをして知っているシーズン後半のバルセロナ、シルバーストン、オーストリア、ハンガリーでは、ピエールに挑戦し、彼の近くにいることを期待している」

    「また予選Q3に進み、チームのためにポイントを獲得し始めることも期待している」

  • レッドブルF1首脳 「角田裕毅はカリスマ性のある面白い男」

    レッドブルF1首脳 「角田裕毅はカリスマ性のある面白い男」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、角田裕毅を高く評価している理由について語った。

    レッドブルF1は、2021年にダニール・クビアトを首にしてホンダF1と自身のジュニアドライバーである角田裕毅をアルファタウリ・ホンダF1からデビューさせることを決断。

    レッドブルF1のドライバー育成プログラムの責任者であるヘルムート・マルコは、2022年のマックス・フェルスタッペンの潜在的なチームメイトとして、1年契約で2021年のドライバーを務めるセルジオ・ペレス、テスト兼リザーブドライバーに降格したアレクサンダー・アルボンとともに角田裕毅の名前を挙げてさえいる。

    もちろん、それは角田裕毅が2021年にアルファタウリ・ホンダでピエール・ガスリーのチームメイトとしてどのような走りを見せるかに依存ているが、ヘルムート・マルコは、角田裕毅がデビューイヤーで大きな印象を与えたとしても、驚くことではないと語る。

    「角田は、すべてのレースで一貫してトップ5でフィニッシュした唯一のF2ドライバーだった」とヘルムート・マルコは Motorsport-total.com に語った。

    「彼がチャンピオンシップで勝てなかったのは、技術的な欠陥といくつかのクラッシュがあったからだけだ。そして、それはルーキーイヤーだった」

    「彼には信じられないほどのベーシックなスピードがあり、非常に速い知覚と学習段階を特徴としている」

    「最後の数戦を見れば、彼がレース序盤から中盤まで抑え、タイヤを節約して、そこから攻撃していた。あれは攻撃性と頭を使ったドライビングの素晴らしい組み合わせだった」

    また、ヘルムート・マルコは、角田裕毅が2020年のF1グランプリ週末のフリー走行1回目に出走させなかったのは、その小柄な身長が理由であることを明らかにした。

    2020年のドライバーであるダニール・クビアトは182cmと背が高く、160cmの角田裕毅のためにクビアトのマシンのセットアップを調整するのは時間がかかりすぎた。そのため、角田裕毅は、イモラでアルファタウリの2018年F1マシンでのテストと、アブダビGP後のヤングドライバーテストの2日間の走行に制限された。

    「彼はカリスマ性のある信じられないほど面白い男だ」とヘルムート・マルコは語った。「彼の身長は161cm、体重は58キロだ」

    「金曜日にF1で彼を使わなかったのは、単に変換に時間がかかりすぎて不可能だったことによるものだ」
    2020年にF2で3勝を挙げてランキング3位でシーズンを終えた角田裕毅は、日本人ドライバー最年少の20歳で小林可夢偉以来7年ぶりにF1グリッドに並ぶことになる。

  • ピエール・ガスリー 「角田裕毅はF2で好パフォーマンスを発揮していた」

    ピエール・ガスリー 「角田裕毅はF2で好パフォーマンスを発揮していた」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F2とF3の両方をフォローするのが好きであり、新しいチームメイトの角田裕毅のF2でのパフォーマンスに感銘を受けたと語った。

    ホンダが支援する角田裕毅は、2020年に初参戦したF2で3勝を挙げ、ルーキートップとなるランキング3位でシーズンを終了。2021年はF1へとステップアップを果たし、アルファタウリ・ホンダF1でピエール・ガスリーのパートナーとなる。

    ピエール・ガスリーは、角田裕毅を“面白い”キャラクターだと表現。F2とF3を見るのが好きで、角田裕毅がF2で“非常に優れたパフォーマンス”を発揮していたと述べた。

    角田裕毅の第一印象について質問されたピエール・ガスリーは「面白い奴だよね!」とコメント。

    「僕はいつもF2とF3を見ている。それらのレースはしばしば非常に面白いので見るのが好きなんだ」

    「彼(角田)はとても良かったと思う。彼は2~3レースで優勝し、何度かポールポジションも獲得したよね」

    「彼は何度かチャンピオンシップで多くのポイントを落とした。理由は正確にはわからない。彼のコントロールできない何かのせいだったこともあれば、彼が自分でしたことのせいだったこともあった。でも、全体として、僕の意見では、彼は非常にいいパフォーマンスを発揮したと思う」

    ピエール・ガスリーは、F1アブダビGPで角田裕毅とトラックウオークをしたが、角田裕毅にはガスリーが歩くのではなくジョギングするつもりであることは知らされていなかったと語った。

    「そうだね。一緒にトラックウォークをした。ウオークになるはずだっただけど、結局エンジニアと一緒にラップを走ることにしたんだ」とピエール・ガスリーは説明した。

    「彼はそのための服を着ていなかったけど、それでも僕たちと一緒に来た。かなりやることがあったので、その時はあまり話はできなかった。でも、もちろん、ホスピタリティで彼とは会っているし、彼はナイスガイだと思う」

    2021年にピエール・ガスリーは、アルファタウリ・ホンダで2年目のフルシーズンを迎える。リードドライバーの役割を担うことになったガスリーは、マシンの開発について影響力のある発言ができる機会を楽しんでいると語る。

    「そのエクストラな責任を引き受けたいと思っている」とピエール・ガスリーは語った。

    昨シーズン、ピエール・ガスリーは75ポイントを獲得し、32ポイントを獲得した元チームメイトのダニール・クビアトを上回ったが、角田裕毅の到着がガスリーのアプローチを変えることはないと語る。

    「自分と自分のパフォーマンスに関して、誰が隣で運転しているかは実際には問題ではないと思う」とピエール・ガスリーは語った。

    「自分が持っているマシンを使って、自分自身とチームのためにできる限りのことをしなければならない。常に自分自身を最大限に活用したいと思っている。それは2021年も変わらない」

    「ダニール(クビアト)と僕がどのように協力し、お互いをプッシュしたという点で、1年半は素晴らしい状況にあったと思う。また、僕たちの経験はチームの前進を助けたと思っている」

  • ピエール・ガスリー 「角田裕毅に影響を与えたユベールを誇りに思う」

    ピエール・ガスリー 「角田裕毅に影響を与えたユベールを誇りに思う」

    アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、2019年にF2でのクラッシュで亡くなった親友アントワーヌ・ユベールが、新しいチームメイトである角田裕毅にインスピレーションを与えたことを誇りに思っていると述べた。

    角田裕毅は、昨年のFIA-F2でルーキートップとなるランキング3位でフィニッシュし、ベストルーキーに与えられるアントワーヌ・ユベール賞(Anthoine Hubert Award)を受賞。

    受賞の際、角田裕毅は「僕のドライビングスタイルに大きな影響を与えてくれたアントワーヌ・ユベールに感謝しています」と語った。

    2021年に角田裕毅はアルファタウリ・ホンダF1でピエール・ガスリーのチームメイトとなる。

    ピエール・ガスリーは「そのコメントは聞いていなかったけど、もちろん、そのようなことを耳にするのはいつだって素晴らしいことだ」とコメント。

    「僕はアントワーヌのことをとてもよく知っているし、彼が他のドライバーに何らかの影響を与えているのだとしてら嬉しいし、誇りに思う」

    「彼は本当に僕の親友だった。まだ、このように彼のことを話して、彼がもう僕たちと一緒にいないことを知るのは違和感がある。まだ慣れていない」

    「でも、裕毅がそういった言葉を言ってくれたのは本当に素晴らしいことだと思う」

    関連:角田裕毅 インタビュー(2):転機となったアントワーヌ・ユベールの死

  • 角田裕毅…ホンダの悲願だった日本人F1ドライバーの誕生

    角田裕毅…ホンダの悲願だった日本人F1ドライバーの誕生

    2021年のF1世界選手権では角田裕毅がアルファタウリからF1デビュー。ホンダ、そして日本のモータースポーツファンの悲願だった日本人F1ドライバーが誕生する。

    今年、FIA-F2に参戦した角田裕毅は、ルーキーでトップとなるランキング3位でシーズンを終了してF1参戦に必要なスーパーライセンスを獲得。2021年にホンダがF1エンジンを供給するアルファタウリからF1デビューを果たすことになった。

    日本人がF1にレギュラードライバーとして出場するのは、2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶり。ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては2002年から2008年まで参戦していた佐藤琢磨以来13年ぶりとなる待望の日本人F1ドライバーの誕生となる。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「来年楽しみにしていることは、角田裕毅選手のアルファタウリからのデビューです。日本人F1ドライバーの誕生は、長きにわたりホンダの悲願であり、今回のように実力を評価される形で日本人F1ドライバーを輩出できることは、本当にうれしい限りです」とHonda Racing F1の公式サイトで語った。

    「彼のことは国内でF4を走っているころから見ていますが、天性のスピードと高い適応力、そしてアグレッシブなドライビングスタイルを持っている非常に優れたドライバーです」

    「今年はF2でルーキーながら優勝3回、ポールポジション4回を記録してシーズン3位となり、F1をドライブするのに必要なスーパーライセンスを獲得してくれました。F2は、F1のように予選結果通りのグリッドでスタートする土曜の『メインレース(フィーチャーレース)』と、メインレース上位陣の順位を逆にしたグリッドでスタートを切る日曜の『スプリントレース』という2レース開催形式です。もしもF1同様にメインレースと予選結果だけをポイントに換算した場合、全ドライバーの中で角田選手が最もポイントを挙げている計算になります。シーズン通しては3位ですが、ルーキーでこれだけの結果を残せることは稀ですし、この辺りの数字からなぜ彼が高い評価を受けているかわかっていただけるかなと思います」

    「それらの素晴らしいパフォーマンスにより、彼はF2のルーキー・オブ・ザ・イヤーに加え、F1・F2やその他のカテゴリーを対象にしたFIAのルーキーオブザイヤーも受賞しました。記録ずくめの年になったこともあり、日本国内のみならず、レース界全体から高い評価と期待を得る若手ドライバーに成長しています」

    「日本とは全く環境が異なる欧州での挑戦2年目で、角田選手が高い順応性を示し、F1に必要なスーパーライセンスを獲得してくれたことはホンダとして本当にうれしく思っています。世界で通用するドライバーを育てるという想いのもとに取り組んできた鈴鹿サーキットレーシングスクールなどの我々のプログラムと、サーキット以外でも地道に鍛錬を続ける角田選手の努力と才能が、実を結んだと感じています。彼と一緒にどれだけの成績が残せるか、今から本当に楽しみです」

  • F1:角田裕毅、ヘルメットに描いた“風の神”と“日本国旗”に込めた想い

    F1:角田裕毅、ヘルメットに描いた“風の神”と“日本国旗”に込めた想い

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1参戦する角田裕毅が、“風の神”と日本国旗が描かれたヘルメットに込めた想いを語った。

    今年のFIA-F2をランキング3位で終えた角田裕毅は、2021年にアルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たす。日本人がF1にレギュラードライバーとして出場するのは、2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶり、ホンダのドライバー育成プログラム出身者としては2002年から2008年まで参戦していた佐藤琢磨以来13年ぶりとなる。

    ホンダF1とレッドブルの育成ドライバーである角田裕毅が、ヘルメットの配色や日本のテーマ、背面に描かれた“風の神”について語った。

    「4歳でカートを始めたときの最初のヘルメットがオレンジでした」と角田裕毅は語る。

    「それ以来、オレンジは僕のお気に入りの色なので使い続けています。レッドブルとマックス・フェルスタッペンともリンクしています。彼からコピーしたと思っている人もいますが、実際には小さい頃からこのカラーを使っていて、変えたくありませんでした」

    角田裕毅 ヘルメット

    「今年はヘルメットにいくつか変更を加えました。写真でわかるようにヘルメットの上部に模様を付けました。このパターンはシャルル・ルクレールにインスパイアされました。実際、僕たちはデザイナーが同じエイドリアン・パビオなんです」

    「昨年、彼のヘルメットのデザインの模様を見て、エイドリアンに『とても素晴らしい模様なので同じようなものを僕のヘルメットにも付けたい』と言いました。とてもかっこいいと思いますし、気に入っています。ヘルメットにこのような模様は使ったことはなかったし、初めて試しました」

    「もちろん、レッドブルのブランディングと日本の国旗も入っています。日本の国旗は僕にとって重要でした。自分のためだけでなく、日本のファンのためにレースをしていることを示すことが重要でした」

    「それが国旗が非常に重要だった理由です。国旗がついていると、一緒にレースをしているような気分になりますし、自信が持てます。国旗には影に模様を入れてみたので少し違っています」

    「ヘルメットの裏側には、日本人デザイナーが書いた絵を入れています。風の神の絵です。ダウンフォースは非常に重要ですし、風に関係しているので、それを後ろに追加すればいいかなと思いました」

    「風の神をヘルメットに追加して、ダウンフォースが増えればクールだなと思いました! ちょっとしたお守りみたいなものです。それも今年の新しいことですね」

    角田裕毅 ヘルメット 風の神

  • 「角田裕毅はピエール・ガスリーと互角に戦える」とカーリン代表

    「角田裕毅はピエール・ガスリーと互角に戦える」とカーリン代表

    アルファタウリ・ホンダでF1デビューを果たす角田裕毅は、2021年のいくつかのレースでチームメイトのピエール・ガスリーを強くプッシュすることになるとFIA-F2で角田裕毅が所属したカーリンの代表を務めるトレバー・カーリンは予測する。

    角田裕毅は、カーリンが輩出する27人目のF1ドライバーとなるが、トレバー・カーリンは20歳の日本人ドライバーはF1で輝きを見せるだろうと語る。

    「彼と一緒に仕事ができたのは本当に喜びだった」とトレバー・カーリンは言った。

    「彼は1シーズンしかいなかったが、我々が期待していた以上だった。序列で彼がどの位置に行きつくかは時間が経てば分かることだが、彼には非常にエキサイティングな未来があると思う。F1環境に圧倒されてしまわない限り、彼がランド(ノリス/マクラーレン)がやっていることに匹敵できない理由は見当たらない。マックス(フェルスタッペン)のような実力もあるかもしれない」

    「マシンを学んで理解するスピード、天性な能力を持っている。それは各チャンピオンシップに合わせて調整されてきたし、それが続いていくだけだと思う」

    「彼がF2同じくらい速くF1を習得することができれば、F1がヨーロッパに戻る頃にはピエールと互角の勝負をしていると思う」

    角田裕毅はF2をランキング3位に終えてF1にステップアップする。マクラーレンでF1デビューを果たす前に2018年にカーリンで戦ったランド・ノリスよりも1つ低い順位となる。

    それでも、トレバー・カーリンは、角田裕毅は、2019年のランド・ノリスと同じくらいF1に挑戦する準備ができていると語る。

    「もちろん、疑いの余地はない」とトレバー・カーリンは語った。

    「彼はランドに比べて少し経験が不足しているが、全体的なペースとレーシングカーの運転についての理解は同じレベルにある。彼がF1に進む準備ができているのは確かだ」

    「裕毅の強みはとても速く学べることだ。実際、F1ではF2よりもはるか多くのプラクティスができるし、助けになるはずだ」

    「彼は多くの新しいトラックに行かなければならなかったが、彼はスピードを上げるのに何の問題もなかった。例えばソチでの彼は速かった」

    「非常に期待している。最初の数ラウンドでいくつかの事件を起こすかもしれないが、それが終われば、彼は人々に衝撃を与える可能性があると思う」

  • レッドブルF1首脳、アルボンを交代もドライバー育成プログラムを擁護

    レッドブルF1首脳、アルボンを交代もドライバー育成プログラムを擁護

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2021年にアレクサンダー・アルボンに代えて、部外者であるセルジオ・ペレスを起用するにも関わらず、同社のドライバー育成プログラムを擁護した。

    経験豊富で波に乗っているセルジオ・ペレスのレッドブルF1との契約は1年だけであり、2022年にはアレクサンダー・アルボンがレースシートに復帰する可能性は残されている。

    ヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンにとって今年は“浮き沈みの年”だったと表現し、次のように続けた。

    「F1に才能の供給をシームレスに行うことが常に可能であるとは限らない」とヘルムート・マルコは に語った。

    「しかし、他チームは彼らの若手ドライバーが、我々のような実績を持っていれば、彼らは非常に満足すると思う」

    「我々と一緒にF1に参加しなかったドライバーでさえ、今日でもレースでお金を稼いでいる。言い換えれば、彼らは好きなことを仕事にできている」

    ヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスの1年計う役は、レッドブルのドライバーが2022年にコックピットに戻るための扉を開いたままにしていることを明らかにした。

    「若いドライバーが我々にとって本当に重要なのであれば、我々には2022年に再び選択肢がある」とヘルムート・マルコは語った。

    「我々は角田裕毅という何年ぶりかにF1に日本人ドライバーを迎え入れた。彼はとても速いです」

    「また、エストニア人もインド人もいるし、さらにその下にはあらゆる国籍の本当に良いドライバーがいる」

  • 角田裕毅 「ピエール・ガスリーから学べることはたくさんある」

    角田裕毅 「ピエール・ガスリーから学べることはたくさんある」

    角田裕毅が、2021年にアルファタウリ・ホンダF1でチームメイトとなるピエール・ガスリーの印象を語った。

    ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、2021年にダニール・クビアトに代わってアルファタウリ・ホンダでF1デビュー。今年のF1イタリアGPでセンセーショナルな優勝を果たしたピエール・ガスリーがチームメイトとなる。

    ルーキーシーズンとなる2021年の目標について角田裕毅は「シーズン中盤まではルーキーらしいドライビングを貫いて、ミスをしてもいいから大きな限界値を探りながら走りたいです」と語る。

    「チームメイト(ピエール・ガスリー)は経験豊富ですし、倒すのは簡単ではないので、いいところを吸収して、自分のポテンシャルでどこまでいけるかを探っていきたいです。中盤までは一戦一戦で引き出しを増やしていき、とにかくチームのためにポイントを獲っていきたいです」

    ピエール・ガスリー選手を見ていて、ここは負けないということがあれば教えてほしいとの質問に角田裕毅は「僕もそこが気になっているところですが、まだ1回も彼と一緒に走ったことないので」とコメント。

    「アブダビGPではチームに帯同して、ガスリー選手のどこがクビアト選手に勝っているとかは見てましたが、自分と比較しては未知なので、レースでの彼の強さはまだ分からないです」

    「自分としては、シーズンが始まって中盤まではガスリー選手のことは気にせず、自分の走りに磨きをかけていきたいです。ガスリー選手もスーパーフォーミュラを走っていて、最終戦が天候で中止になってチャンピオンは逃してしまったけど、1年目で言葉の壁も大きいなかで、もう少しでチャンピオンというところまでいった素晴らしいドライバーだと思います」

    「彼から学べることもたくさんあると思うので、そこから学んでいい感じに改善して、彼を負かすシーズンにできたらと思っています」

  • F1特集:角田裕毅が語るホンダとレッドブルのドライバー育成プログラム

    F1特集:角田裕毅が語るホンダとレッドブルのドライバー育成プログラム

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューを果たすことになった角田裕毅が、自身のキャリアに大きな扉を開くことになったホンダとレッドブルのドライバー育成プログラムについて語った。

    角田裕毅は、ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびレッドブル・ジュニアチームに所属し、2020年はFIA-F2に参戦し、ルーキーながらランキング3位でシーズンを終了。F1参戦に必要なスーパーライセンスの取得基準を満し、2021年のF1デビューを勝ち取った。

    メルセデス、フェラーリ、ルノー、ザウバーといった自動車メーカー、チームも独自のドライバー育成プログラムを運営している。

    角田裕毅が、ホンダとレッドブルの両方のドライバー育成プログラムと契約した経緯、両チームのプログラムの違い、金銭的な負担などについて語った。

    神奈川で生まれた角田裕毅は、4歳の若さでゴーカートを始めた。父親から4輪か2輪かを尋ねられたときには躊躇うことなく前者を選んだ。ヨーロッパでは14歳だが、日本の年齢制限によって彼は16歳になるまでカートに制限された。だが、FIA F4日本選手権にステップアップしてすぐに3位を獲得。この選手権では1位と2位に入れば、ホンダのジュニアチームと契約がご褒美として与えられることになっていた。

    「彼らは1位と2位のドライバーを選ぶことになっていました。通常、彼らはそうするのですが、それらのドライバーは僕より経験豊富ですでにF4で運転していました。F1でレースをしていた中嶋悟さんが担当し、ホンダに僕とも契約するよう勧めてくれました。最初はまだ公式にはフルのジュニアドライバーではなかったですけどね」と角田裕毅はホンダとの契約の経緯について振り返る。

    そして、レッドブル・ジュニアに選ばれることになったのは、このホンダとの契約が転機となった。

    「レッドブル・ジュニアになったのは、FIA-F4の2年目夏ごろにホンダさんから欧州でテストしないかというチャンスをいただいてテストに参加したことがきっかけでした」と角田裕毅は語る。

    「ハンガロリンクでF3で3日間走りました。ほとんどのレッドブル・ジュニア・ドライバーが来ていたのですが、その時に全てのレッドブル・ジュニア・ドライバーを上回って終えることができました」

    「その当時、欧州F3のランキングトップだったダニエル・ティクタム選手も参加していて、新しいタイヤで1回目はちょっと負けて、2回目は上回ることができました。チームはそのレポートをマルコさんに送っていて、僕がほとんどのドライバーを打ちのめしたのを目にしたそうです」

    「それで『このドライバーはどうなのか』ということをホンダさんに問い合わせたらしく、翌年レッドブル・ジュニアのプログラムに加えてくれました。そこからホンダさんとレッドブルが50:50でサポートしてくれるようになりました」

    では、レッドブルのドライバー育成プログラムではどのようなサポートが得られたのか?

    「どういうサポートがあるのかというと、レッドブル・ジュニア・ドライバーだといいチームに入りやすいということがあると思います」と角田裕毅は語る。

    「サポートの内容に関しては他のドライバーとあまり変わらないと思いますが、結果を出せないと翌年はプログラムから除外されたりします。その代わり、レッドブル・ジュニアは他のF1チームのジュニアとは異なり金銭的なサポートもあります。それに対してフェラーリやルノーは金銭的なサポートはなくて、参戦費用は自腹で、相応な結果が出ればF1に乗せてもらえる。除外はされにくいけど、サポートは冷たいと聞いているので、自分はレッドブル・ジュニアでよかったと思いました」

    2021年にアルファタウリ・ホンダからF1デビューが決定した角田裕毅だが、レッドブル、およびアルファタウリ・ホンダとはどのような契約になっているのか?

    「契約時の状況などは公開できない約束になっているので、詳しい話は避けさせていただきます」と角田裕毅は説明。

    「シーズン前からマルコさんには『スーパーライセンスのポイントを獲ることを目標にレースをしろ。それを得られればチャンスが巡って来る』と言われていました。そして、バーレーンの後にマルコさんやクリスチャン・ホーナーさんと話をして契約を結びました」

    契約書にサインしたときのことは「今でも鮮明に覚えていますが、いざ目の前に契約書があって契約という時にはものすごい手汗をかいていました(笑)」と角田裕毅は語る。

    「かなりの手汗をかいてしたので、滑らないかなと思いながらサインをしました。その後、マルコとホーナーと握手を交わしたのですが、手汗が凄いよと言いながら握手しました(笑)」