カテゴリー: 角田裕毅

  • ホンダF1の角田裕毅担当PUエンジニアが語る山本尚貴との絆

    ホンダF1の角田裕毅担当PUエンジニアが語る山本尚貴との絆

    スクーデリア・アルファタウリ・ホンダで角田裕毅のパワーユニット(PU)を担当しているエンジニアの壬生塚が、その仕事について、そして、山本尚貴との絆について語った。

    レッドブル、アルファタウリにはそれぞれドライバー担当のエンジニアが4名おり、その4名を統括する形で、各チームに1人ずつ、PU担当のチーフエンジニアがいる。壬生塚はアルファタウリの角田裕毅担当のエンジニアで、本橋正充が、アルファタウリ担当のチーフエンジニアを務めている。

    ドライバー担当の2名のエンジニアは、それぞれ「システムエンジニア」と「PUエンジニア」という役職を担っており、システムエンジニアは信頼性を担保するためにデータを見て対応を決めていく一方、PUエンジニアは走行中にエネルギーマネジメント(バッテリーの充放電)をはじめ、様々なレース状況に合わせて、PUのモードなどについてチーム経由でドライバーに指示を送っている。信頼性担当がシステムエンジニア、パフォーマンス担当がPUエンジニアという区分けが分かりやすいかもしれない。

    壬生塚エンジニアが、ホンダF1のコラムでPUエンジニアの仕事について語った。

    PUエンジニアの仕事とは?
    PUエンジニアはPUのパフォーマンスを司っているので、HRD-Sakuraが素晴らしい形に仕上げてくれたPUの性能を使い切るのも、余らせるのも僕たち次第です。もちろんSakuraや本橋さんの助言・サポートはありますが、僕のレース前のセッティングやレース中のスイッチ選択一つで角田選手のパフォーマンスが変わってしまうので、本当に責任重大な仕事だと思っています。直接ドライバーとコミニュケーションを取る機会も多いですし、今は角田選手が使いやすく、かつ最大限のパフォーマンスができるような設定や使い方を心掛けています。

    通常、レース週末に向かう前には、Sakuraも交えて、次にレースをするサーキットでのPUの使い方に関するシミュレーションを行います。昨年から予選からレースが終了するまでの間、ICE(エンジン)のパワーを変更することは禁止になったので、いまはエネルギーマネジメント、つまりバッテリーに充放電される電気エネルギーをどこで貯め、どのように使うかという部分がメインフォーカスになっています。

    ただ、量産車のハイブリッドエンジンとは異なり、MGU-H・MGU-Kという2つのモーターが複雑かつ精巧に絡み合って作用しているので、これも組み合わせのバリエーションが無限になってきます。エネルギーマネジメントはサーキットのレイアウトごとにある程度の傾向がありますが、それに加えて、チームのやりたいことや、ドライバーのドライビングスタイル・意図と言ったものがあります。こちらとしては膨大な量の選択肢を事前に用意してあるので、彼らの要望とPUの状況を考慮して情報を精査し、実際に走る中で最適なオプションを提示してあげるのが僕の仕事です。

    プッシュするのか、充電するのか、どこまでリスクを負うのか、攻めるのかと言ったことを、走行中にドライバーとコミュニケーションを取っているチームのレースエンジニアと話しながら決めていきます。時にはドライバーの意図とチームの意図、そしてPUサイドとしての我々の意図が異なる状況も出てきますが、目の前の状況のみでなく、これから先に起こることも見据えながら判断を下していきます。

    レースはすごいスピードで進んでいくので、状況に応じて瞬時に判断をしていく必要がある一方で、上に書いてあるように多くの要素を考慮しなければなりません。それがこの仕事の難しさでもあり醍醐味でもあるのですが、こういったことを可能としているのは、事前にSakuraなどと一緒に行う大量のシミュレーションデータが頭に入っているおかげです。もちろん、様々な部分でAIやビッグデータも活用もしていますが、最終的には自分の頭で判断することになります。したがって、「こういう時はこの選択肢」というバリエーションが、僕たちPUエンジニアの頭の中には詰め込まれています。

    山本尚貴さんと働いた経験が今も胸に
    といった感じで今の仕事を説明してみましたが、このような仕事を始めて担当し、多くを学ばせてもらったのが2014年のSuper Formulaでの経験です。当時、主に担当していたドライバーの一人として、これまで多くの国内タイトルを取り、現在も国内レースでトップドライバーとして活躍する、山本尚貴選手がいるのですが、ここで少しだけそのエピソードをご紹介できればと思います。

    2014年のSuper Formulaは、国内のレースエンジンが新しいレギュレーションに変更された初年度で、Hondaは他社に対して苦戦していました。Hondaドライバーの中でも、尚貴さんは特にエンジンフィーリングが悪く、2013年のチャンピオンでありながらもシーズン前のテストで下位に沈んでしまっているという苦しい状況でした。これについては、Hondaのエンジニアとしても本当に悔しく、かつ申し訳ない気持ちでした。

    尚貴さんは非常に頭がよく、エンジンに対するコメントも人一倍多いドライバーで、シーズン前のテスト時からいつも的確なフィードバックを受けていました。ただ、そんな中でもなかなか状況は改善せず、時には厳しい言葉をもらったこともありました。その内容については、今振り返っても本当にその通りで、エンジニアとして言い訳の余地もないのですが、僕はそういう言葉の中から、尚貴さんの前年のチャンピオンとしてのプライド・自信というものを感じていました。今でもそうですが、あんなに真面目なドライバーはなかなかいませんし、常に妥協を許さない人で、時には真面目すぎると思うことさえあります。ただ、一緒に仕事をすると「この人のために頑張ってあげたい」と強く思わせる人ですし、そう感じているのは僕だけではないと思います。

    オフシーズンを経て迎えた2014年開幕戦、鈴鹿でのレースも期待した改善が得られず、セッションで下位のまま時間が経過する姿に、本当に申し訳ない気持ちで一杯でしたし、実際に予選もQ2で敗退となってしまいました。しかし、この時にもらったエンジンに対するコメントが大きなヒントになり、そこでエンジンのセッティングを大きく変更する決断をしました。もちろん、事前に試せていないのでどうなるか分からないというリスクはあったのですが、当日朝のウォームアップで走り出した後すぐに、尚貴さんから無線で「エンジンはよくなった」とフィードバックをもらい、これまで抱えていたエンジンフィーリングの違和感を改善することができました。

    苦難を乗り越えた末の「ありがとう」の重み
    その日のレースではポイント獲得に至りませんでしたが、レース後に尚貴さんがHondaのエンジニアルームを訪れてくれました。エンジンエンジニアと話をしてエンジン開発を助けてくれるドライバーの存在自体が珍しいのですが、その時は、シーズン前からレース当日までの苦労と、レース当日での改善などについて、ねぎらいの言葉とともに「ありがとう」という言葉をかけてくれました。

    何気ない一言ですが、この「ありがとう」には、とても大きな重みを感じました。一人の人間としてももちろんですが、Hondaエンジニアがドライバーからもらった言葉としても、すごく大切な意味があるように思えました。僕にとっては、自分のアイデアが実走現場で結果に表れた初めての経験でしたし、トラックサイド・エンジニアとして、この言葉から大きな自信をもらいました。その後も尚貴さんとは頻繁に意見交換をする関係が続き、一緒にサーキットでのエンジン設定の最適化を進めていきました。同時に、トラックサイド・エンジニアとしても成長させてもらったと思っています。今でも思っている最大の後悔は、その年に勝たせてあげられなかったことです。

    この時の尚貴さんとの経験から、ファクトリーで開発したエンジン(PU)を現場で最適化するにあたっては、得られたデータだけでなく、ドライバーがどのように感じていて何を期待しているかを本音で話せるドライバー・エンジニア間の信頼関係も重要な要素である事を学びました。テストベンチの担当しかしていない時はベンチの結果通りに設定するのが一番だと思っていましたが、そんなことはないんだと。そういうことが分かったのがこの頃です。

    これはF1トラックサイド・エンジニアとなった現在の自分においても忘れる事のない行動の根幹となっています。今年は角田選手の担当をさせてもらっているので、彼と良い信頼関係を築き、最大限のサポートをしたいと思いますし、HRD-SakuraやHRD-UKにもそういった改善点を共有することでさらなるを前進を果たし、Hondaとしてのチャンピオン獲得を目指したいと思って日々仕事をしています。

    余談ですが、数年経った後、2019年に尚貴さんはF1日本GPでFP1を担当することになります。国内でSuper FormulaとSuper GTのダブルタイトル獲得という偉業を達成しましたし、当然そういう権利があるとも思っていましたが、何の巡り合わせか、当時クビアト選手のPU担当エンジニアだった僕も、チームの一員として尚貴さんと同じガレージの中で仕事をすることになりました。F1のPUは操作なども非常に複雑ですので、その辺りについては僕からも様々なアドバイスをさせてもらいました。

    正直、あんなにうれしいことはなかったですし、これまでの自分のキャリアを振り返っても、一番うれしかったことの一つだと思っています。日本人が久しぶりにF1に乗るということもそうですが、それが尚貴さんだったことにとても感慨深いものを感じました。僕が初めてF1のサーキット現場を訪れたのが2018年のアブダビで、そこに尚貴さんもきていたということもありますし、尚貴さんとは、なんとなく不思議な縁でつながっているのかなと勝手に思ったりもしています。

  • 角田裕毅と鈴木亜久里がF1や新型シビックについて対談

    角田裕毅と鈴木亜久里がF1や新型シビックについて対談

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅と元F1ドライバーの鈴木亜久里がF1や新型シビックについて語るリモート対談をホンダが公開した。

    日本人初のF1表彰台を獲得したレジェンドと、次世代を担うホープのトーク。話題はF1のこと、チームの雰囲気、そして発売予定の新型シビックのことと多岐にわたる。

    角田裕毅は2戦連続入賞、そしてF1ハンガリーGPでは自身最高の6位と調子を上げているが、1年目のF1経験について鈴木亜久里が遠慮なく聞き出している。

    鈴木 亜久里×角田 裕毅 F1とCIVICを語る
    ※動画の公開は終了しました。

  • アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅 「休まず問題を分析してスパに戻る」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅 「休まず問題を分析してスパに戻る」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、夏休みの間も休まず問題の分析に取り組んでシーズン後半に備えていくと語る。

    F1ハンガリーGPの予選でQ1敗退を喫して16番グリッドからスタートした角田裕毅だが、1コーナーの多重クラッシュをうまく切り抜け、最終的に7位でフィニッシュ。セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の失格処分次第では6位に分類される可能性がある。

    「1周目のターン1で大きな衝突があり、なんとか5番手にジャンプアップすることができました」と角田裕毅はF1ハンガリーGPを振り返る。

    「その後、ペースは問題なかったと思います。この一週間、マシンバランスに苦労していました。そして、レース、特に途中から終わりまではかなり苦労しました。まるでパッセンジャーのようでしたし、マシンが曲がって安定するのを待っていた。さもなければ、レース中盤のようにスピンしていたでしょう」

    「だから、僕たちは本当にこの問題を解決しなければなりません。でも、チームとして僕たちは6位と7位でポイントを獲得できましたし、16番手からなので満足できる」

    しかし、角田裕毅は、FP1でクラッシュしたため、最終結果がレースウィークエンド全体としては決して満足していない。

    「最終的にはOKでしたが、普通のレースならばポイントが取れたかどうかわかりません」と角田裕毅はコメント。

    「だから、休むつもりはありません。僕にとってレースまでは今年の最悪のレースウィークだったので、何が問題なのかを分析して一生懸命努力しなければなりません。そして、スパに戻るつもりです」

  • 角田裕毅、“今シーズン最悪の週末”から“F1ベストリザルト”を獲得

    角田裕毅、“今シーズン最悪の週末”から“F1ベストリザルト”を獲得

    角田裕毅は、F1ハンガリーGPで“今シーズン最悪の週末”をF1史上最高の結果に変えた。アルファタウリ・ホンダF1での1年目に厳しい状況に耐えてきたが、少なくとも過去6レースのうち4レースでポイントを獲得している。

    F1ハンガリーGPではFP1で再び不必要なクラッシュを喫し、予選ではチームメイトのピエール・ガスリーから1秒以上の差がついてQ1敗退という低パフォーマンスで16番グリッドからのスタートとなった。

    しかし、レース直前の雨によって濡れたサーキットでスタートした1コーナーのような混乱では、常に勝者と敗者は常に存在するものであり、インサイドですべての接触を避けた角田裕毅は勝者となった。7位でフィニッシュした角田裕毅は、セバスチャン・ベッテルの失格が決定した場合、F1ベストリザルトとなる6位に分類される。

    「僕にとって、レースまでは今年最悪のレースウィークでした」と角田裕毅はレース後に記者団に語った。

    「何が問題だったのかを本当に分析し、懸命に取り組み、スパに戻ってくる必要があります」

    しかし、角田裕毅は、レーススタート時のトラブルを回避したことで、十分な安心感を得ることができた。

    「1周目のターン1で大きな衝突があり、5番手にジャンプアップすることがができました」と角田裕毅は振り返る。

    「その後のペースはOKでした。週末を通して、クルマのバランスに苦労しましたし、レース中、特に途中から終盤までかなり苦労した。僕たちは本当にこの問題を解決しなければなりません」

    「ですが、最後に僕たちはP6とP7((ベッテルの失格前)を獲得しました。16番手からのスタートなので、満足するべきです。普通のレースならポイント獲得できたかかどうか分かりません」

  • アルファタウリF1代表 「ガスリーと角田裕毅に代わるドライバーはいない」

    アルファタウリF1代表 「ガスリーと角田裕毅に代わるドライバーはいない」

    アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、ピエール・ガスリーと角田裕毅の“代わりはいない”と語り、2022年も同じドライバーラインナップを継続することを計画している。

    アルファタウリ・ホンダF1は、2021年に新しいラインナップでシーズンに挑んでいる。ピエール・ガスリーは残ったが、ダニール・クビアトに代えて、ホンダとレッドブルの育成ドライバーである角田裕毅を起用した。

    グリッドのどのチームよりもレッドブルの姉妹チームは過去に何度もドライバーラインナップを変更していたが、フランツ・トストは2022年に再びそれを目にすることはないと示唆する。

    「来年もピエールと裕毅とレースを続けていきたいと思っている。そこに他のドライバーはいない」とフランツ・トストは motorsport-total.com に語った。

    もし、レッドブル首脳陣がアルファタウリのドライバー変えることを決心、もしくはピエール・ガスリーが離脱を決心した場合、アレクサンダー・アルボン、そして、レッドブル育成ドライバーとしてF2を戦うリアム・ローソン、ユーリ・ヴィップス、ユアン・ダルバラのトリアが論理的な候補になるだろう。

    それにもかかわらず、フランツ・トストは、彼らのいずれか、もしくは現実的に獲得可能な他のドライバーを現在のデュオの潜在的な後任として見ていない。

    「変わりのドライバーは見当たらない」とフランツ・トストは付け加えた。

    「ピエールは素晴らしい仕事をしており、裕毅は新人だ。彼も良い仕事をしている。とにかく彼は経験を積んでたくさん学ぶ必要がある」

    「だが、それは特別なことではない。若いドライバーにとっては理にかなっている」

    アルファタウリF1がドライバーを落とすとしたら、それはほぼ間違いなく角田裕毅だろう。

    今年、ピエール・ガスリーは非常に印象的が、角田裕毅はチームメイトのペースに匹敵できず、多くの負必要なミスを犯している。

    だが、フランツ・トストは心配しておらず、F1サーキットに慣れれば、来シーズンは良くなると確信している。角田裕毅にとって、F1サーキットの多くはこれまで運転したことがないものだった。

    「これからは彼もトラックを知っている」とフランツ・トストは語った。

    「裕毅はシーズン後半にも知らないトラックがあることを忘れてはならない」

    角田裕毅は、F1ハンガリーGPのFP1でクラッシュを喫して、予選Q1で敗退した。

    フランス・トストは、これ以上多くの間違いを犯さないことを確信しているが、仮にミスをしても大きな問題になるとは感じていないと語る。

    「彼はこれ以上多くのミスはしないと確信している」とフランツ・トストは語った。

    「しかし、見てみるつもりだ。彼はルーキーであり、ニューカマーだ。そして、新しいドライバーがチームに来たとき、ミスを犯すことを受け入れる必要がある」

    だが、FP1という早い段階でミスを犯すのは避けなければならない。角田裕毅はFP1でのミスは「ガスリーに追いつこうとしていた」ためだと説明したが、FP1の段階でそのようなタイムを追い求める必要はまったくなく、週末を見据えてクルマを作り上げることを優先させる必要がある。

  • 角田裕毅、自己最高6位 「レースでのペースは問題なかった」

    角田裕毅、自己最高6位 「レースでのペースは問題なかった」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ハンガリーGPの決勝を6位で終えた。

    16番手スタートの角田裕毅は、混乱を上手く避けて5番手までポジションを上げる。赤旗中断後、ルイス・ハミルトンがリスタート後にピットインしたために最後尾となり、角田はさらに4番手に順位を上げる。

    角田裕毅は前を行くニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)を交わすために、22周目にピットインしてアンダーカットを成功させたが、さらに上位のマシンには差を広げられる展開となる。その後、30周目にピットインしたピエール・ガスリーが7番手まで順位を回復すると、角田の背後に迫り、チームはよりフレッシュなタイヤのガスリーを先行させる。

    レース終盤、7番手走行中の角田裕毅はターン2でスピンを喫するが、順位に変動はなくコース復帰を果たす。そのまま7位でチェッカーを受けた角田は、セバスチャン・ベッテルの失格により6位に分類された。

    「1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています」と角田裕毅はコメント。

    「今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました」

    「僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います」

  • 角田裕毅、厳しいQ1敗退 「ガスリーとの大きな差が理解できていない」

    角田裕毅、厳しいQ1敗退 「ガスリーとの大きな差が理解できていない」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ハンガリーGPの予選でQ1敗退を喫して16番手で終えた。

    角田裕毅はQ1で16番手に。初日のクラッシュの影響で走行時間が不足したこともあり、Q2進出を逃した。チームメイトで5番手で通過したピエール・ガスリーとの差は1.045秒だった。

    「今週末はずっとマシンバランスに苦しんでいて、難しい状況です」と角田裕毅はコメント。

    「FP3では走行時間を最大限確保して昨日失った時間を挽回しようとしました。そこでペースを徐々に上げて、一周をまとめきるいいラップもできたと感じています。予選には自信を持って臨みましたし、グリップは少し不足していると感じたものの、ラップ自体は悪くなかったと思います」

    「チームメートと大きな差がどこでできているのか理解できていないので、今夜はエンジニアと話してレースに向けてデータを確認する必要があります。過去にも走行経験がある好きなサーキットなので、そこでもっと上位からスタートできないことはフラストレーションが溜まります」

  • レッドブルF1首脳、ハンガリーGPのFP1でクラッシュの角田裕毅を擁護

    レッドブルF1首脳、ハンガリーGPのFP1でクラッシュの角田裕毅を擁護

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目に再びクラッシュを喫した角田裕毅を擁護した。

    週末にむけて、レッドブルF1のドライバーマネージャーでもあるヘルムート・マルコは、レッドブル・レーシングおよびスクーデリア・アルファタウリの2022年のドライバーラインナップは“まもなく”発表されると語っていた。

    そんな矢先、アルファタウリ・ホンダのルーキーである角田裕毅は、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目にまたもマシンを壊し、FP1の後半からFP2を丸々失った。

    「少年はワイルドすぎる」と最近、角田裕毅にファエンツァを拠点とするアルファタウリに近づけるためにイタリアへの転居を命じた命じたヘルムート・マルコは ServusTV に語った。

    「しかし、事故を起こしたドライバーは他にもいる。さらに頻繁に事故を起こしているドライバーもね」

    クラッシュについて角田裕毅は「今日は本当にがっかりしています」とコメント。

    「FP1でミスをして走行時間を失くしてしまいました。マシンのリアがとてもナーバスな感じで、特に高速コーナーでその傾向があり、ピエール選手と比較して僕が大きくタイムをロスしている部分でした。これを改善しようとトライしていましたが、マシンのコントロールを失ってウォールにヒットしてしまいました」

    「不運にもギアボックスにダメージがあり、午後に走行するためにはチームに大きな労力を強いてしまいました。メカニックたちが素晴らしい仕事ぶりでセッション終了前に修復を完了してくれて、FP2では1ラップのアタックをすることができました。僕にとってもエンジニアにもこのデータが役に立つので、今夜しっかりと確認していきます」

  • 角田裕毅、ギアボックス破損で大幅ロス「ガスリーに追いつこうとしていた」

    角田裕毅、ギアボックス破損で大幅ロス「ガスリーに追いつこうとしていた」

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1ハンガリーGP初日のフリー走行でFP1のクラッシュが響き、FP2をほぼ棒に振ることになった。

    角田裕毅は、FP1で2回のスピンを喫し、1度目はターン9でリアが流れてコースアウトしていたが接触は免れていた。だが、2度目はよりスピードの高いターン4で同様のスピン。マシン後部がバリアに接触してストップしたため、セッションは赤旗中断となった。

    角田裕毅にケガなどはなかったものの、マシンは修復に時間を要し、FP2での走行時間が大幅に少なくなった。残り2分となる頃にようやくコースインした角田は1回しかアタックできず、17番手でセッションを終えた。

    「今日は本当にがっかりしています」と角田裕毅はコメント。

    「FP1でミスをして走行時間を失くしてしまいました。マシンのリアがとてもナーバスな感じで、特に高速コーナーでその傾向があり、ピエール選手と比較して僕が大きくタイムをロスしている部分でした。これを改善しようとトライしていましたが、マシンのコントロールを失ってウォールにヒットしてしまいました」

    「不運にもギアボックスにダメージがあり、午後に走行するためにはチームに大きな労力を強いてしまいました。メカニックたちが素晴らしい仕事ぶりでセッション終了前に修復を完了してくれて、FP2では1ラップのアタックをすることができました。僕にとってもエンジニアにもこのデータが役に立つので、今夜しっかりと確認していきます」

    また、Formula1.comの取材に対して角田裕毅はクラッシュを以下のように振り返った。

    「高速コーナーだけでチームメイトと比べて負けていました。ほとんどのコーナーは問題なかったですし、いくつかのコーナーは追いついていました」と角田裕毅は語った。

    「とにかく高速の2つのコーナーで多くを失っていて、改善しようとしてウォールにヒットしてしまいました。でも、そうすするべきではなかったですし、ほぼ半分のセッションとほぼ1つのセッションが完全に失ってしまいました。それから学ばなければなりません」

    角田裕毅がクラッシュの全責任は自分になると語る。

    「すべてが僕のせいです。そして、メカニックは本当に良い仕事をしてくれました」と角田裕毅は続けた。

    「1周しかできませんでしたが、それでも、僕にとってもエンジニアにとってもデータを得られたのは非常に有益でした。メカニックにとっては本当に大変な作業であり、彼らに本当に感謝しています」

    土曜日は雨が降る可能性があり、修理のために1回のセッションを逃したことで、角田裕毅は追いつくためにコース外で準備をしなければならないと付け加えた。

    「コンディションは変わる可能性があります。どうなるかはわかりませんが、今日の準備を最大限に活用する必要があります。失った時間を準備などで埋めなければなりません。明日はどうなるかを見ていきます」

  • 【動画】 角田裕毅、ターン4でクラッシュ / F1ハンガリーGP FP1

    【動画】 角田裕毅、ターン4でクラッシュ / F1ハンガリーGP FP1

    アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1ハンガリーGPのフリー走行1回目後半にターン4でクラッシュ。残りのセッションを走ることができなかった。

    ハードタイヤでセッションをスタートした角田裕毅は、ソフトに交換した残り20分にクイックな左曲がりのターン4でコントロールを失ってスピン。マシンは後ろからバリアにクラッシュした。

    インパクトは軽微だったが、リアウイングと左リアサスペンションが壊れており、新しいギアボックスが必要になるかは現段階ではまだわかっていない。