カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    【WRC】 ラリー・メキシコ 2日目:クリス・ミークが首位に浮上

    2017年 WRC 第3戦 ラリー・メキシコが2日目を迎え、クリス・ミーク(シトロエン)が総合首位に浮上した。

    2日目がSS2とSS3がキャンセル。今大会最長となる54.90kmのコースであるSS4「エル・ショコラテ」からスタートした。

    クリス・ミークは、SS4で今シーズン初のステージ優勝を果たし、SS7でもトップに立ち、2位にセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)に20秒のアドバンテージを築いた。

    初日の首位だったユホ・ハンニネン(トヨタ)は、トップから1分27秒差の4位に後退。ヤリ-マティ・ラトバラは8位で2日目を終えた。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 1:01:33.8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 1:01:54.7
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 1:02:30.5
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 1:03:01.1
    5 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 1:03:06.7
    6 ステファン・ルフェーブル シトロエン C3 WRC M 1:03:26.6
    7 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 1:03:35.9
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 1:04:04.6
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 1:04:58.1
    10 エリック・カミリー フォード フィエスタR5 WRC2 1:05:33.5
  • トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    トヨタ:ユホ・ハンイネンが首位発進 / WRCラリー・メキシコ デイ1

    3月9日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコが開幕。メキシコの首都であるメキシコシティでSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)がベストタイムを記録し、首位に立った。

    一方、第2戦ラリー・スウェーデンの勝者であるヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、総合8位につけている。

    ラリー・メキシコ初の試みとなる首都メキシコシティでのSS1は、市中心部の歴史的地区「ソカロ」に設けられたターマック(舗装路)の市街地ステージが戦いの舞台に。全長1.57kmのコースを2回走行し、その合計タイムがSS1の結果となる。大勢の観客が見守る中、競技は夕方6時過ぎにスタート。走行1回目は雨で滑りやすいコンディションとなったが、比較的雨が弱い時に走行したハンニネンがトップタイムを記録。その後雨量が増え、ラトバラは8番手タイムで1回目の走行を終えた。2回目の走行が始まる頃には雨は止み、路面は徐々に乾いていった。ハンニネンは落ち着いた走りで5番手タイムを記録。2回の走行の合計タイムで総合トップに立った。また、ラトバラは2回目の走行でも8番手タイムを記録し、総合8位で競技初日を走りきった。

    メキシコシティ中心部のソカロは、歴史的な建造部に囲まれた広場である。最近では映画、007シリーズ「スペクター」のオープニングで激しいアクションシーンの舞台となった。そして、今回のラリー・メキシコでは映画に負けないぐらいスペクタクルなラリーショーが、大観衆の前で展開された。ソカロでのSS1のために、ラリーカーは8日夜にラリーのホストタウンであるレオンから積車で約400km陸送された。また、選手たちは9日の早朝チャーター機でメキシコシティに飛んだ。そしてSS1の終了後、ふたたび飛行機でレオンに戻るというハードなスケジュールとなった。しかしメキシコシティでのSS1は大成功に終わり、ラリー・メキシコの歴史に新たなる1ページが書き加えられた。

    競技2日目となる明日のデイ2は、サービスパークが置かれるレオンの周辺でグラベルステージが行われる。SS2と、その再走ステージであるSS4「エル・ショコラテ」は今大会最長となる54.90kmのコース。また、SS6はかつて銀鉱で栄えたグアナファトの市街地でのストリートステージで、選手たちは狭い地下道の舗装SSを走行する。そして1日の最後にはミニサーキットでのスーパーSSが2本用意されるなど、コースは実にバリエーション豊か。SSは全7本でその合計距離は154.85km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は418.82kmとなる。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC#10号車)
    SS1のように距離の短い市街地SSは、リスクを冒して走っても大幅にタイムを縮めることが難しいので、とにかく注意して走りました。重要なのは大勢の人に素晴らしいショーを楽しんでもらえたということです。1回目の走行は雨でコースが濡れていたため非常に滑りやすく感じましたが、2回目はかなり乾いていました。長い移動の1日が終わり、明日からが本当の意味での競技スタートになります。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC#11号車)
    走行1回目は雨で路面が濡れていましたが、タイヤは思っていたよりもグリップしました。とにかくミスを犯さないように気をつけて走りましたが、ヤリスWRCのフィーリングはとても良く、運転が簡単に感じられました。それでもトップタイムを記録し、初めて自分がWRCの総合首位になった事に驚いています。素晴らしいマシンを用意してくれたチームに感謝したいですね。ラリーは明日からが本当の戦いとなりますが、幸いにして朝がそれほど早くないので、今晩はゆっくりと休んでリフレッシュし、自信を持って明日の戦いに臨みたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    【WRC】 ラリー・メキシコ:トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップ

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコの9日(木)に開幕。トヨタのユホ・ハンニネンが初日のトップに立った。

    オープニングステージは、メキシコシティの中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行。トヨタのユホ・ハンニネンが2位のオット・タナク(Mスポーツ)に1.6秒差をつけて初日の首位に立った。

    前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラは8位で初日を終えている。

    選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分37秒2
    2 オット・タナク フォード フィエスタRS WRC M 3分38秒8
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分38秒8
    4 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分39秒8
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分40秒4
    6 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタRS WRC M 3分41秒2
    7 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分43秒2
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分43秒4
    9 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 3分43秒9
    10 ロレンツォ・ベルテリ フォード・フィエスタRS WRC WRC 3分47秒5
  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ シェイクダウン レポート

    3月8日(水)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコのシェイクダウンがラリーの中心となるレオンの近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が4番手タイムを、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)が10番手タイムを記録。明日の競技開始に向けての最終準備作業を完了した。

    高い気温と高い標高という、ふたつの困難な要素が戦いの鍵を握るラリー・メキシコは、チームにとって新たなる挑戦となる。ヤリスWRCにとってメキシコでの初走行となったシェイクダウンでは、ラリー本番のSSに近いタフな路面コンディションの5.31kmのグラベルコースを複数回走行。システムの最終チェックを行なうと共に、ラリー本番を想定した全開走行も実施してヤリスWRCのメキシコの道でのパフォーマンスを確認した。

    ラリー・メキシコは2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たしたが、メキシコにおけるモータースポーツの歴史は非常に長い。1950年から1954年にかけて行なわれた有名な「カレラ・パナメリカーナ」は、メキシコ国内を縦断する公道レースとして世界中で話題になった。1954年に優勝したウンベルト・マリオーリの平均速度は222km/hと、とてつもなくハイスピードなレースだった。メキシコではモータースポーツの人気が非常に高く、今年はWRC以外にも、F1や、TOYOTA GAZOO Racing が参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)など、ワールドクラスのモータースポーツイベントの開催が予定されている。

    競技初日は、レオンから約400km離れたメキシコシティでオープニングステージが行なわれる。そのため、シェイクダウンを終えたラリーマシンは、トランスポーターに載せられて陸路メキシコシティへと旅立った。メキシコシティでは市の中心部の歴史的地区「ソカロ」でSS1として1.57kmのショートステージを2回走行する。競技開始は18時05分からと遅いスタートとなり、選手たちは走行終了後飛行機でレオンへと戻り、10日(金)からのグラベルステージに臨む。

    トム・フォウラー (チーフエンジニア)
    通常、他のラリーでは、タイヤをセーブするためシェイクダウンを全開で走る事は少ないのですが、今回はメキシコ特有の高い標高にエンジンのマッピングを適合させるため、あえて全開走行を行ないました。走行ごとにチューニング作業を行なった結果、エンジンの最適化が進み、最終的に2台のマシンともに満足できるタイムを記録しました。また、マシンには何も問題が生じなかったため、シェイクダウンではパフォーマンスの向上作業に集中することができました。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウン最初の走行ではマシンのセッティングにあまり満足できなかったのですが、その後エンジンのマッピングを変更し、ダンパーの減衰力を調整したところ2回目の走行ではフィーリングがかなり良くなりました。そして、3回目の走行では本当に満足できるセッティングに仕上げることができました。これで、明日からの競技に自信を持って臨むことができますが、ラリー・メキシコはとても気温が高くタフなイベントであり、スプリントラリーというよりも耐久ラリー的な傾向が強いため、心して臨むつもりです。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    全体的にとても良いフィーリングでシェイクダウンを走り終える事ができました。マシンには何も問題が発生しなかったため、エンジンのマッピング作業に集中し、良いセッティングを見つけることができたと思います。ラリー・メキシコはとても難しく長いラリーなので、競技最終日の日曜日がはるか先の事に感じられます。明日の木曜日はSS1を戦うためメキシコシティに向かいますが、メキシコはとても熱狂的で素晴らしいファンが多いので、今からとても楽しみです。

  • 【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・メキシコ:ティエリー・ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 第3戦 ラリー・メキシコのシェイクダウンテストが8日(水)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    シーズン最初のグラベルラリーとなるラリー・メキシコ。シェイクダウンはレオン近郊に設けられた5.31kmのステージで行われ、ティエリー・ヌービルが3分45秒8でトップタイムをマーク。2番手は1.7秒差でセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、3番手にはクリス・ミーク(シトロエン)が続いた。

    トヨタは、前戦で優勝したヤリ-マティ・ラトバラが4番手、ユホ・ハンニネンが10番手だった。

    オープニングステージは初の試みとして首都メキシコシティで実施。「007 スペクター」のオープニングシーンで、ドラマチックなヘリコプターチェイスでジェームズ・ボンドが登場したソカロ広場が舞台となる。

    2017 WRC 第3戦 ラリーメキシコ シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3分45秒8
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M 3分47秒5
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC M 3分48秒0
    4 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M 3分48秒3
    5 ヘイデン・パドン ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒6
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M 3分48秒7
    7 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M 3分48秒9
    8 オット・タナク フォード フィエスタWRC M 3分50秒3
    9 ステファン・ルフェーブル シトロエン DS3 WRC RC1 3分50秒6
    10 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC M 3分50秒7
  • トヨタ、新型ヤリスGRMNを発表…WRCのノウハウを注入

    トヨタ、新型ヤリスGRMNを発表…WRCのノウハウを注入

    トヨタは、新型ヤリスGRMNをジュネーブモーターショーで発表した(欧州限定発売)。

    新型ヤリス GRMN は、 TOYOTA GAZOO Racing がモータースポーツにおいて培ったエンジニアリング・チューニングのノウハウを注ぎ込み開発した、高性能スポーツハッチバック。210馬力を超える出力を実現する 1.8L スーパーチャージャーエンジンを搭載し、スピードだけでなく、走る楽しさを提案する。

    TOYOTA GAZOO Racingは、世界の道を舞台に人と技術を鍛えるため、18年ぶりにFIA世界ラリー選手権(WRC)にヤリスWRCで参戦。ヤリスGRMNもモータースポーツのノウハウを注ぎ込んで開発を行った。

    ヤリスGRMNは、性能だけでなく、スタイリングも特徴的だ。スポーティさを感じる3ドアハッチバックボディに、BBS社の17インチアルミ鍛造ホイールを採用。外観デザインは、白色のカラーリングを基調に、ボンネットやサイドシルには、ヤリスWRCラリーカーを連想させる赤と黒のディテールを配し、ラリーの躍動感を演出。インテリアは、専用開発されたスポーツシートを備え、ドライビングを重視したインテリアに。

    TOYOTA GAZOO Racingの技術を結集して開発された「新型ヤリスGRMN」は、2018年初頭、ヨーロッパにて発売を予定している。

    Toyota Yaris GRMN

  • トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    トヨタ:WRC 第3戦 ラリー・メキシコ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、3月9日(木)から12日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦ラリー・メキシコに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)とユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(#11号車)の、2台のヤリスWRCで参戦する。メキシコの厳しい未舗装路から多くの事を学ぶべく、3戦連続となる2台完走を目指す。

    2月に行なわれた第2戦ラリー・スウェーデンでは、ラトバラ/アンティラ組が、トヨタにとって1999年以来18年ぶりとなるWRC総合優勝を実現。チームの志気はさらに高まったが、今季最初のグラベルイベントであるメキシコはトヨタにとって未知なるラリーであり、新たな挑戦となる。

    ラリー・メキシコは、2004年に初めてWRCのカレンダー入りを果たし、以降シーズン最初のグラベルラリーとして定着している。3月のメキシコは外気温が摂氏30度前後に達し、かなり暑い。そして、タイムアタックが行われるスペシャルステージ(SS)は海抜1,800m〜2,737mの高地が舞台となるため、最高地点周辺では空気密度の減少によりエンジンの最高出力が通常よりも20%程度低下すると言われている。ドライバー、マシン、エンジニアにとってメキシコは、他のグラベルラリー以上にタフさが求められる1戦である。

    今年もラリー・メキシコはグアナファト州のレオンを中心に開催されるが、初の試みとして首都メキシコシティでオープニングステージが予定されている。9日(木)の夜に、市の中心部の観光名所ソカロ(憲法広場)で、全長1.57kmの市街地SSが2本行なわれ、競技開始。翌日10日(金)よりレオン周辺でグラベルステージがスタートするが、SS2は全長54.9kmと非常に長く、今季ここまでのところ最長のSSとなる。また、同日夕方のSS6では、ユネスコ世界遺産に指定されているグアナファトの町中で、かつて銀鉱のために設けられた地下道をコースに含む市街地SSが予定されており、盛りだくさんな1日となる。そして11日(土)、12日(日)と計4日間にわたる競技は、ボーナスのドライバーズポイントがかかるパワーステージのSS19で幕を閉じる。SSの合計距離は370.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は897.68kmとなっている。

    ラトバラは2016年にメキシコ初優勝を果たしているが、前戦からの好調を維持して走りきることを目標とする。一方、ハンニネンは2011年に1度出場したのみで経験は十分とはいえないが、得意とするグラベルラリーで今季のベストリザルトを狙う。チームは、メキシコを想定したテストを2月末にスペインで実施し、ラトバラとハンニネンは、チームと共にヤリスWRCをラリー・メキシコ仕様に仕立てあげた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々がこれまでに実施してきたテストは大部分がグラベルのコースだったので、メキシコに向けてはそれなりに自信を持っています。しかし、ひとつだけ読めないのは、高い気温と高い標高の組み合わせがどのように影響するかということです。昨年、我々はスペインのグラベルコースで気温が40度に達するような状況でテストを行ないました。また、エンジニアは高地でのエンジンマッピングについて開発作業を続けてきました。しかし、実際にこのふたつの要素が一緒になった時にどうなるのかは、分かりません。前戦ラリー・スウェーデンでは優勝という、信じられないような結果を得ることができましたが、地に足を着け、より一層成長できるよう本戦もハードに仕事をしたいと思います。現在、WRCは全マニュファクチャラーの力が拮抗しており、最速タイムを競い合っています。これは、このスポーツにとって素晴らしい事だと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #10号車)
    昨年優勝したラリー・メキシコには、とても良い思い出があります。しかし、勝つことができた理由の1つは、私は出走順が遅かったため、早い出走順の選手たちが苦労しながら走って掃除をしてくれた、クリーンな状態のグラベルコースを走行することができたことだと思います。今年は逆の立場になりますし、5位以内に入る事ができたら、喜ぶべきでしょう。今後については、常にベストを尽くし、安定性を保つことができれば、1年が終る頃には選手権で良い位置にいるかもしれません。もっとも、今年は我々のチームにとって最初のシーズンなので、それが1番の目的ではありませんが。ラリー・メキシコは、いつもとても良い雰囲気です。去年、メキシコのファンは私の事を「ラ・バラ」と呼んでくれましたが、それは「弾丸」という意味だそうです。ファンの皆さんに喜んで頂けるように頑張りたいですね。

    ユホ・ハンニネン(ヤリスWRC #11号車)
    ラリー・メキシコは2011年に1度出たきりですが、個人的に好きなラリーです。グラベルのコースを走るのは常に楽しいですが、金曜日に用意されるロングSSの「エル・ショコラテ」は、私にとって非常に大きなチャンスとなるかもしれません。今回、私の出走順は良いはずなので、それを最大限に活用して戦いたいと思います。前戦のスウェーデンは私自身にとっては良いラリーではありませんでしたが、今後の戦い方について多くの事を学べました。特に、事前のテストを通じて、自分自身が準備ができていると確信を得た状態になることが重要です。ラリー・メキシコに向けたテストは、サスペンション等のセッティングを多少変えた程度ですが、とても満足のできる内容で、自信を持って本番に臨むことができます。エンジニアの皆がエンジンに施した仕事は完璧で、高い標高でもいつも通りに運転できるのではないか、とさえ思っています。

  • WRC応援番組「地球の走り方」・・・第2回は2月27日に放送

    WRC応援番組「地球の走り方」・・・第2回は2月27日に放送

    アンジャッシュがMCを務めるWRC応援番組「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」の第2回が2月27日(月)の深夜0:50からテレビ朝日で放送される。ゲストは中川翔子。

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」は、アンジャッシュらが毎月、世界ラリーの魅力と各大会の詳細を徹底紹介。アンジャッシュらが世界ラリー選手権を分かりやすくご紹介し、ラリーの“凄さ”や“楽しみ方”を伝えていく。

    今シーズン、18年ぶりに世界ラリーに復帰し参戦したトヨタ。開幕戦は2位、そして第2戦では見事優勝。トヨタが勝利を掴んだ第2戦のスウェーデンラリーをたっぷりと伝える。

    第2部では、今、ブレイク間近と言われている若手芸人「ブリリアン」が世界ラリー応援芸人として、第2戦のスウェーデンラリーで現地取材を敢行。現地の様子や最新の情報を徹底リポートする。

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」

    「地球の走り方 〜世界ラリー応援宣言〜」

    2017年2月27日(月)第2回
    深夜0:50〜1:20放送(第1部)
    深夜2:00〜2:25放送(第2部)
    テレビ朝日 ※一部地域を除く

  • 【動画】 トヨタ:WRC ラリー・スウェーデン ハイライト

    【動画】 トヨタ:WRC ラリー・スウェーデン ハイライト

    トヨタが、2017年 WRC 第2戦 ラリー・スウェーデンのハイライト動画を公開した。

    ラリー・スウェーデンでは、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラが優勝。18年ぶりにWRCに復帰したトヨタに2戦目で初優勝をもたらすと共に、ドライバーズ選手権ランキングでトップに立った。 首位で最終日を迎えたヤリ-マティ・ラトバラは、3本のSSすべてでベストタイムを記録。優勝のかかった最終SS18での、守りではなく攻めの走りは圧巻だった。

    トヨタは、1999年のラリー・チャイナ以来となるWRC優勝。ラトバラにとっては2016年の第3戦メキシコ以来の勝利となった。

    TOYOTA GAZOO Racing WRT:2017 Rd.2 スウェーデン ハイライト

  • ヤリ-マティ・ラトバラ 「トヨタのスピリットが僕を押し上げてくれた」

    ヤリ-マティ・ラトバラ 「トヨタのスピリットが僕を押し上げてくれた」

    ラリー・スウェーデンでトヨタに18年ぶりの勝利をもたらしたヤリマティ・ラトバラは、昨年、フォルクスワーゲンで不振に陥っていた自身のキャリアがふたたび活性化したのはトヨタWRCチームへ移籍したおかげだと語った。

    昨年11月、フォルクスワーゲンはWRC撤退を発表、チームを失ったヤリ-マティ・ラトバラはトヨタへの移籍を決断。テストは限られたが、ラトバラは開幕戦モンテカルロを2位でフィニッシュ、先週末のスウェーデンでは優勝を飾ることになった。

    ヤリ-マティ・ラトバラは、トヨタのスピリットの高さが自身のモチベーションを不振に陥る以前のレベルまで戻してくれたと語った。

    「昨シーズンの後半、僕はパフォーマンスを落としていた。正直、自信を失っていたんだ」とヤリ-マティ・ラトバラは語る。

    「トヨタに移籍し、チームのマシンをドライブするチャンスを得たことが僕のモチベーションを大きく高めてくれた。トヨタのスピリットは素晴らしいし、それが僕をかつてのレベルまで押し上げてくれた」

    2016年のメキシコ以来となる17回目の勝利を飾ったヤリ-マティ・ラトバラは、かつてのチームメイトであるセバスチャン・オジェを抜いて4ポイント差で選手権をリードすることになった。

    「本当にアメージングな気持ちだ。2008年にスウェーデンで初めての勝利を獲得したのような気分だ」とヤリ-マティ・ラトバラは語る。

    「あの年の勝利はかなりの驚きだった。そして、今日の勝利も驚きだ。昨日のパフォーマンスを見た後、僕はオット・タナクがこのラリーを制するだろうと思っていたからね。でも、今日のステージは僕のマシンとドライビングスタイルに合っていて、僕は異なるレベルでドライブすることができた」

    ヤリ-マティ・ラトバラは、すでに優勝するための十分なリードを築いていながら、最後のパワーステージでも決して守りに入ることなくトップタイムを記録した。

    「ステージの前にトミ(・マキネン)と話をした。彼は、スタートしたらこれまで通り走るようにと言った。もしかしたら減速すべきかもしれないと考えたけど、フィーリングは良かったので、その気持ちに従って走ることを決めたんだ」