カテゴリー: WRC (世界ラリー選手権)

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア 2日目レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアのデイ2が6月8日(金)にサルディニア島アルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合4位につけた。なお、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、SS9で冷却系にダメージを負い走行を中止した。

    ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、アルゲーロの北東エリアで8本のSSが行なわれた。断続的に朝まで降った雨により、午前中はウェットとドライが入り混じった複雑な路面コンディションとなった。また、午後は一時的な降雨で一部路面が泥濘化。タイヤのグリップ力を得にくい、非常に滑りやすいコンディションでの走行となった。1日を通してミスのない走行を続けたラトバラは、デイ2最後のSS9でベストタイムを記録し、総合3位に順位を上げた。また、SS2でスローパンクチャーを喫したラッピは、午後のステージで2本のセカンドベストタイムを刻み、ラトバラと4.4秒差の総合4位でデイ2を終えた。なお、タナックは午前中のSS4でベストタイムを記録し、今シーズンの開幕戦から続く全ラリーでのSSベストタイム獲得記録を更新した。SS8を走り終えた時点でタナックは総合3位につけていたが、SS9でジャンプの着地の際冷却系にダメージを負い走行を中止。チームはクルマを精査し、ラリー2規定に基づきデイ3での再出走が可能か否かを判断する。

    競技3日目となる6月9日(土)のデイ3は、アルゲーロのサービスパークを中心に7本のSSが行われる。アルゲーロの東側エリアで午前中に3本のSSを走行し、午後はイッティリでのショートSSを挟み、午前中に走った3本のSSを再走する。SS12およびその再走ステージであるSS16「モンテ・レルノ」はビッグジャンプで知られる、ラリー・イタリア サルディニアの名物ステージ。7本のSSの合計距離は146.14km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は629.53kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オットのクルマに何が起こったのか、まだ正確には分かりません。明日再出走できるかどうかを判断するため、チームは現在クルマを調べています。選手権争いのためオットは今回のラリーで良い結果を残そうとしていたので、本当に残念です。とにかく、今日は非常に難しい1日でした。我々はラリー・アルゼンチンの前にサルディニアでテストを行ないましたが、その時は完全なドライコンディションでした。しかし今日の路面は正反対で、多くの泥によってグリップ力があまり得られない状況でした。そのような路面でクルマがどう動くのか情報が不足していたこともあり、今朝のセットアップはベストとはいえないものでした。しかし、午後のステージに入り路面が乾いていくと、ヤリ-マティとエサペッカは共にスピードアップを果たしました。彼らはどちらも上位につけていますので、明日はきっと良い戦いをしてくれるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    とてもポジティブな1日でした。今朝の2本目のSSは少し慎重に走り過ぎたと思いますが、その後リズムをつかみスピードを上げることができました。トゥーラのステージを2回目に走った時は、大量の雨と泥でまるでウェールズのような滑りやすい路面コンディションでした。ステージの終盤に大きく遅れてしまいましたが、その後コンディションは良くなり、自信を持って攻められるようになった結果、SS9ではベストタイムを出すことができました。エサペッカとのタイム差は少ないので、明日はきっと接戦になるでしょう。明日は私のお気に入りのステージを走りますが、何よりも大切なのはミスをしないことです。その上でスピードを高めていくことができれば、きっと良いポジションを得られるはずです。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    本日最後のSS9でジャンプの着地の際、クルマにダメージを負い止まらざるを得ませんでした。SS9のコースは昨日のシェイクダウンと午前中のSSでも走行していたので今回が4回目の走行でした。常に同じアプローチで走っていたので、一体何が起こったのか説明することが難しく、自分でも本当に驚いています。 非常に厳しい状況ですし、大きな後退だと感じています。正直なところクルマのフィーリングは完璧ではありませんでしたが、それでも特に大きな問題なく走っていましたし、トップ争いもしていたので、このような問題によってデイ2からリタイアすることになり本当に残念です。タイトル争いはかなり厳しくなりましたが、残りのラリーをすべて勝つつもりでこれからも戦い続けます。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今朝はとても難しい状況でした。クルマのフィーリングは良かったのですが、最初のSSでスローパンクチャーを喫してしまいました。搭載していたスペアタイヤはハードコンパウンドだったため、雨によって滑りやすくなった路面には合いませんでした。午後の最初のステージは雨と泥で信じられないようなコンディションでしたが、良い走りができタイムを挽回することができました。その後路面が乾いていったのでクルマのセットアップを少し変えて最後のSSに臨み、トップに迫るタイムを記録することができました。明日に向けてさらにグリップが得られるようにクルマを調整し、表彰台を目指して戦います。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ2の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 1h35m56.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +18.9s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +37.2s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +41.6s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +58.3s
    6 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m01.5s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m26.0s
    8 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 R5) +4m02.9s
    9 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +4m16.9s
    10 ニコラス・シアミン/ティボー・デ・ラ・ヘイ(ヒュンダイ i20 R5) +5m20.7s
    19 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +10m15.1s

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 初日レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第7戦ラリー・イタリア サルディニアが6月7日(木)に開幕。デイ1としてサルディニア島アルゲーロ近郊でスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合6位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合8位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合10位につけ、ヤリスWRCは全3台が堅実なスタートをきった。

    地中海に浮かぶサルディニア島を戦いの舞台とするラリー・イタリア サルディニアは、7日(木)の午前中にアルゲーロ近郊の全長3.51kmのグラベル(未舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラがトップタイムを記録。タナックとラッピ、そしてヒュンダイのティエリー・ヌービルの3選手が3番手タイムを分け合った。その後、イッティリで夜6時から始まったスーパーSSで競技がスタート。3名のドライバー全員が大きなミスなく全長2kmのショートステージを走りきり、順調に初日を終えた。

    競技2日目となる5月8日(金)のデイ2は、アルゲーロのサービスパークを中心に、北東方面で4本のステージを各2回走行。SS2と、その再走ステージとなるSS6「トゥ-ラ」はデイ2最長となる全長22.12kmのステージで、路面はかなり荒れている。8本のSSの合計距離は124.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は522.74kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    朝のシェイクダウンはポジティブな内容でした。我々の3人のドライバーは皆良いタイムを記録し、クルマのセットアップに満足していました。シェイクダウンで自信を得られたのは彼らにとって非常に意味があることで、明日の朝から始まる本格的なSSをきっと楽しみにしているはずです。今週末はサルディニア島らしい良い天気になると思われますが、シェイクダウンでは雨が降り、明日の朝はどうやら湿った路面を走ることになりそうです。シェイクダウンでは湿った路面に適した、やや軟らかめの足まわりセッティングを試すことができましたが、同時にドライ路面用のセットアップでも走り、すべてがうまく機能していることを確認しました。明日の朝は最新の気象情報を基に、クルマのセットアップを決めることになるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今晩のスーパーSSは、予想よりもやや難しいコーナーが少しありましたが、特に問題なく走り終えることができました。私はここサルディニアをこれまで何度も訪れ、いつもラリーを楽しんでいます。シェイクダウンは雨に見舞われましたが、私の記憶では過去10年間雨は降っていなかったと思います。通常このラリーは出走順が大きく影響し、早い出走順の選手は不利になります。しかし、もし大雨により明日の朝路面が濡れていたとしたら、私が得られるはずのアドバンテージはなくなるでしょう。クルマはとても速く、良いフィーリングを感じているので準備は万全です。目標はミスのない走りをすることで、もしそれを実現できればきっと良い結果を得ることができるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    スーパーSSでは少しアンダーステアを感じましたが、明日からの本格的なSSとはかなり違うコースなので、クルマは良いパッケージに仕上がっていると思います。シェイクダウンでのフィーリングはとても良く、すべてが正常に機能しているかをチェックし、少しだけファインチューニングを施すに留まりました。通常サルディニアはWRCでもっとも暑いラリーのひとつですが、今年は珍しく雨が降るなど現時点で例年と状況がやや違います。ただし、それは私にとってはポジティブな材料です。明日も路面が湿っていることを期待していますし、そうなればきっと大きな助けになるでしょう。選手権争いを考えると、このラリーで良い結果を残すことが私たちにとってとても重要です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    最初のSSはかなりアグレッシブに攻めました。通常、私はあまりスーパーSSが得意ではないのですが、少しドライビングスタイルを変えて臨みました。それがうまく行ったかどうかは分かりませんが、ラリーは明日から本当の戦いが始まります。私自身としては、シェイクダウンは本当に満足できる内容でした。とても気持ちよく自信を持ってドライブすることができ、前戦ポルトガルからの良い流れが続いていると感じてます。私はこのラリーをとても気に入っていますので、昨年よりも最低でもひとつ上の順位でフィニッシュし、表彰台に上がることを今回の目標に置いています。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ1の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 2m02.7s
    2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.1s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.7s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +0.9s
    5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.6s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.7s
    7 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1.8s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.9s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +1.9s
    10 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +2.5s

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、6月7日(木)から10日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア・サルディニアに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    ラリー・イタリア・サルディニアは、地中海に浮かぶイタリアのサルディニア島を舞台とするグラベル(未舗装路)ラリー。サービスパークは島北西部の都市アルゲーロに置かれ、島の北側の広い範囲でSS(スペシャルステージ)が行なわれる。サルディニアのSSは、全体的に硬い地盤を軟らかい砂状のグラベルが覆う路面が多く、出走順によって路面コンディションは大きく変わる。早い出走順の選手は滑りやすい砂状のグラベルによってタイヤのグリップを十分に得られないが、ラリーカーが何台か走行すると砂状のグラベルが掃け、下方から硬い地盤が現れるためグリップは高まる。また、木々や岩がコースサイドに迫るSSも多く、道幅が全体的に狭いことから、他のグラベルラリー以上にミスのない正確なドライビングが求められる。クルマに関しては、気温がかなり上昇するためエンジンや足まわりの温度管理が重要な要素となる。

    ラリーは6月7日(木)の夕方に、アルゲーロ近郊イッティリで全長2kmのスーパーSSが行なわれ競技がスタート。そして翌日8日(金)からサービスパークの北東方面でデイ2として本格的なグラベルSSが始まり、4本のステージを各2回走行する8本のSSが行なわれる。9日(土)のデイ3は、サービスパークの東側エリアでイッティリの短距離SSを含む7本のSSが、最終日となる10日(日)のデイ4はサービスパークの北側エリアで4本のSSが行なわれる。なお、最終ステージのSS20は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4日間で20本のSSが行なわれ、その合計距離は313.46km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1386.38kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    サルディニアでの好成績に自信をもっています。ラリー・アルゼンチンの前にサルディニアで行なったテストも上手くいきました。アルゼンチンやサルディニアの道は、我々のクルマとも非常に相性が良いと思います。実際、ここ数戦でのパフォーマンスはとてもポジティブでしたし、全チームスタッフがなおも全力で改善作業を続けています。昨年のサルディニアは、なかなか良いリザルトでしたし、また、オットは優勝していますので、ドライバー皆、気持ちよく自信をもってこのラリーを走ってくれるはずです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    サルディニアのラリーをいつも楽しんでいます。初めてサルディニア島のラリーに出場したのは2003年で、WRCが行われる前のラリー・コスタ・スメラルダ時代でした。路面はとても硬質な地盤の上に軟らかい砂の層があり、先頭走者としてSSを走る際は非常に滑りやすい路面に苦労します。また、道幅は狭いのですが、正しいラインを通ればかなり速く走ることができます。前戦ラリー・ポルトガルでは2日間ミスをすることなく走り、自信を深めることができました。ヤリスWRCの運転をとても楽しむことができているので、ポジティブな気持ちでサルディニアに臨むことができます。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    昨年WRC初優勝を果たしたサルディニアは、私にとって特別なラリーです。今回も最上位のリザルトを期待していますし、きっと選手権の鍵を握る1戦となるでしょう。前戦ポルトガルは望んでいた結果にならなかったので、今回はできるだけ多くのポイントを得ることが重要です。ラリーに向けて可能な限りしっかり準備をするつもりですし、チームも本当に一生懸命仕事を進めています。クルマはアルゼンチンで非常に速く、ポルトガルでも良いフィーリングでした。パフォーマンスには心底満足していますので、その速さを結果に結びつけ、良い形でシーズンの前半戦を締めくくりたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    昨年は6本のSSでベストタイムを記録するなど、私たちには速さがありました。それだけでなく、良い結果を残すこともできたので、今回のサルディニアをとても楽しみにしています。去年のサルディニア以降私は多くを学びましたし、クルマも大幅に進化しました。ここ数戦はとてもリラックスして走ることができており、ハードに攻める自信もつきました。現在私は選手権ランキング5位につけているので、金曜日のデイ2は早い出走順でSSを走ることになります。サルディニアは出走順の影響がとても大きいラリーですが、前戦ポルトガルでは最後の2日間で早い出走順を経験したので、それほど心配をしていません。

  • 【WRC】 トミ・マキネン 「ライコネンはフェラーリでF1を続けるべき」

    【WRC】 トミ・マキネン 「ライコネンはフェラーリでF1を続けるべき」

    トヨタ WRCチームの代表を務めるトミ・マキネンは、今シーズン限りでキミ・ライコネンがフェラーリを離れ、トヨタから世界ラリー選手権(WRC)に参戦するとの報道を否定した。

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのチーム代表を務めるトミ・マキネンは、先週末のF1モナコGPをキミ・ライコネンのゲストとして訪れている。

    トミ・マキネン・レーシングに副代表を務めるミア・ミエッティネンは「キミはトヨタの(ラリー)ドライバーになる可能性がありますが、まずはフェラーリで彼のキャリアを続けるかどうかを決断しなければなりません」と Ilta Sanomat に語っていた。

    だが、キミ・ライコネンは「何も契約していない」と主張。

    「それは噂であり、彼らのアイデアに過ぎない。それを書いた女性と話をすれば、レースなどについての知識があまりない人であることがわかるだろう」

    トミ・マキネンは、キミ・ライコネンはF1に留まる可能性が高いと考えていると語る。

    「その件についてキミと話はいていない」とキミ・ライコネンは Ilta Sanomat にコメント。

    「彼はフェラーリで続けるという噂がある。彼は今年優秀な成績を残している。不運がなければもっと良い結果を出していただろう」

    「私はキミが現在の場所で続けるのを見たいと思っている」

  • キミ・ライコネン、2019年にトヨタからWRC参戦の噂を否定

    キミ・ライコネン、2019年にトヨタからWRC参戦の噂を否定

    キミ・ライコネンは、2019年にトヨタからWRC(世界耐久選手権)に参戦するとの噂を否定した。

    今シーズン末でフェラーリとの契約が期限を迎えるキミ・ライコネンの将来については大きな話題となっており、モナコGPの週末にはフィンランド紙Ilta Sanomatが、キミ・ライコネンがトヨタのチーム代表であるトミ・マキネンとWRC参戦について交渉を行っていると報じた。

    しかし、キミ・ライコネンは、そのような話は推測にすぎないと否定した。

    「それを書いた女性と話をすれば、レースなどについての知識があまりない人であることがわかるだろう」とキミ・ライコネンはコメント。

    「それは噂であり、彼らのアイデアに過ぎない」

    「いつかF1を引退することになったらラリーに興味を持っているのは確かだ。それは秘密ではない。でも、それをするために連絡をとってはいない。人々はそういったことを書くけど、実際には僕の問題ではない」

    「それを見て面白いと思ったのは、誰かがそれについて僕に話をしたとミカ・ハッキネンが確認したと言っていることだ」

    「正直、それを書いた女性は僕の人生についてどれくらい知っているんだろう?と思うね。ゼロだ」

  • キミ・ライコネン、2019年にトヨタからWRCに参戦?

    キミ・ライコネン、2019年にトヨタからWRCに参戦?

    キミ・ライコネンが今シーズン限りでF1を離れ、2019年にトヨタからWRC(世界ラリー選手権)に復帰する可能性が報じられている

    今シーズン末でフェラーリとの契約が期限を迎えるキミ・ライコネンの将来については今週末のモナコでもホットな話題となっている。

    フィンランド紙Ilta Sanomat は、キミ・ライコネンがトヨタのチーム代表であるトミ・マキネンとWRC参戦について交渉を行っていると報道。

    トミ・マキネンは、彼のチーム(トミ・マキネン レーシング)の副代表ミア・ミエッティネンとともに今週末モナコを訪れており、ハーバーに停泊されたキミ・ライコネンのヨットで目撃されている。

    ミア・ミエッティネンは「彼はトヨタドライバーになる可能性があります」とコメント。

    「ですが、まずはフェラーリで彼のキャリアを続けるかどうかを決断しなければなりません」

    フィンランド出身の元F1ドライバーであるミカ・サロは、フェラーリは2019年にキミ・ライコネンを保持するか、もしくはダニエル・リカルドと契約するかのどちらかだと考えている。

    「シャルル・ルクレールはまだ若くて未熟だと思う。来シーズン、フェラーリにとってキミ以外の唯一のリアルな選択肢はリカルドだ」

    キミ・ライコネンは、2010年に一度F1を離れて2年間WRCに参戦している。

  • 【WRC】 トヨタ:ラッピが総合5位でフィニッシュ / ラリー・ポルトガル

    【WRC】 トヨタ:ラッピが総合5位でフィニッシュ / ラリー・ポルトガル

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・ポルトガルの最終日となる競技4日目デイ4がポルトガル北部マトジニョスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合5位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合24位でフィニッシュした。

    ラリー最終日のデイ4は、サービスパークが置かれるポルトガル北部マトジニョスの東側エリアで5本のSSが行なわれた。

    デイ3で総合4位のダニ・ソルド選手と5.8秒差の総合5位につけていたエサペッカ・ラッピは、最初のSS16でベストタイムを記録し、4位に浮上した。続くSS17では3番手タイムでソルド選手に逆転を許したが、SS18と19では連続で2番手タイムを記録し、ふたたび総合4位に。更に上位5位までのタイムを記録した選手にボーナスポイントが与えられるパワーステージのSS20ではベストタイムを刻み、総合3位のテーム・スニネン選手に7.4秒差まで迫った。しかし、逆転にはならず、総合4位でフィニッシュした。ところが、ラリー終了後、金曜日デイ2の市街地ステージで違反があったとして10秒のペナルティを課せられ、最終的に総合5位でラリーを終えた。なお、ラッピは総合5位に入って得た10ポイントと、ボーナスの5ポイントによりドライバーズ選手権5位に浮上した。一方、サスペンションの破損によるデイ2でのリタイア後、ラリー2規定に基づきデイ3で再出走を果たしたラトバラは、SS18で今大会3本目となるベストタイムを記録。デイ3終了時点での総合31位から、総合24位にポジションを挽回した。

    WRC次戦は、6月7日から10日にかけてイタリアのサルディニア島で開催されるシリーズ第7戦「ラリー・イタリア サルディニア」。島の北西部アルゲーロを中心とするコースはグラベル(未舗装路)で、砂状のグラベル路面や、石や岩が露出する荒れた路面などポルトガルと似た特徴を持つ。ただしサルディニアのステージは全般的に道幅が狭く高速で、コースサイドには木が迫るためポルトガル以上に注意深いドライビングが求められる。また、気温もかなり上昇するためクルマにとっては非常にタフな1戦となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ポジティブにラリー・ポルトガルを締めくくる事ができて嬉しく思います。もちろん、金曜日はチーム全員にとって残念なスタートになってしまいましたが、その後ヤリ-マティは復活し、デイ3からの2日間をミスなく走りきりました。エサペッカはポディウム争いに加わり、テーム・スニネン選手との戦いは実に素晴らしかったと思います。ふたりの若きフィンランド人による激しいバトルは本当に見応えがありました。結果的に競り勝つことはできませんでしたが、パワーステージを制して5ポイントを獲得するなど、2日間に渡るエサペッカの懸命の努力は報われたと言えるでしょう。我々は今回のラリーから多くを学び、次回はさらに力強い戦いをしたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    SSベストタイムを記録するなど、今日も良い1日でした。最後のファフェのパワーステージではボーナスポイントを獲得するため全力で臨み、これ以上は無理だと思えるほど良い走りができました。しかし、私はWRカー(ワールドラリーカー)の中でもっとも早い出走順となり、路面を覆う滑りやすいルーズグラベルの影響を大きく受けてしまいました。それでも自信を取り戻せたことを嬉しく思います。金曜日には問題が起きてしまいましたが、その後の2日間はミスなく走ることができました。また、今日のステージは以前よりも難易度が増しており、次戦サルディニアに向けてクルマのセットアップを学ぶことができたのは収穫です。おかげで、とても前向きな気持ちで次戦に臨むことができます。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    昨日と同じように、今日も最初から最後まで全開で走り続けましたが、最後までスニネン選手に追いつくことはできませんでした。本当にタフな戦いでしたが、彼はポディウムフィニッシュに相応しい素晴らしい走りをしたと思います。私自身としては、パワーステージで5ポイントを獲得したことを素直に喜びたいと思います。今シーズンは6 戦中3戦でパワーステージを制し、それによって貴重な15ポイントを獲得しています。今週末は、ミスをしないという自分の目標を達成できたのでとても満足しています。

    ラリー・ポルトガル デイ4の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 3h49m46.6s
    2 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +40.0s
    3 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +47.3s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m00.9s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m04.7s
    6 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +3m33.5s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +5m23.0s
    8 ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ ファビア R5)+14m10.8s
    9 ルカス・ピエニアゼック/プシェミスワフ・マズール(シュコダ ファビア R5)+16m17.3s
    10 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 R5) +16m34.3s
    25 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +48m.50.3s
    R オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC)

  • 【WRC】 トヨタ:ラッピが総合5位を堅持 / ラリー・ポルトガル

    【WRC】 トヨタ:ラッピが総合5位を堅持 / ラリー・ポルトガル

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・ポルトガルの競技3日目デイ3が5月19日(土)にポルトガル北部マトジニョスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合5位の座を堅持した。また、前日クルマを石に当てサスペンションを破損して走行不能となったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、サービスでクルマを修復して再出走。デイ2終了時点での総合62位から、31位に順位を上げた。

    ラリー・ポルトガルのデイ3は、サービスパークが置かれるマトジニョスの東側に広がるカブレイラ山脈で6本のSSが行われた。デイ2で総合5位につけたラッピは、最初のSS10とSS12で3番手タイムを記録。午後は荒れた路面コンディションのステージで攻めた走りを続け、総合4位の選手と激しい順位争いを展開したが、ポジションアップはならず、デイ2と変わらぬ総合5位で1日を終えた。一方、デイ2でクルマを岩に当てサスペンションを破損したラトバラは、サービスでメカニックにより完全な状態に修復されたヤリスWRCでラリー2規定に基づき再出走。SS10とSS14でベストタイムを記録し、さらに3本のトップ3タイムを記録するなど本来の速さを発揮し、順位を大幅に挽回した。

    競技4日目最終日となる5月20日(日)のデイ4は、マトジニョスのサービスパークを中心に、東側エリアで5本のSSが行われる。そのうち、SS17とその再走ステージであるSS20「ファフェ」は、ビッグジャンプでその名を知られる、大勢の観客が集まる名物ステージ。また、SS20はトップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。5本のSSの合計距離は51.53km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は276.66kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々にとってポジティブな1日でした。ヤリ-マティの素晴らしい活躍を我々は本当に嬉しく思います。2本のベストタイムを記録し、1日を通して非常に速かったと思います。明日のパワーステージは、彼にとって重要なターゲットになるでしょう。一方、エサペッカは安定した走りで上位の選手と接戦を展開しました。ミスをすることなく1日中攻め続けましたが、明日のステージは距離が短く11秒差を縮めることは容易ではありません。しかしまだ勝負は終わっていませんので、きっと彼は明日も攻め続けるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今日の結果には本当に満足しています。SSベストタイムを2回記録し、自分に速さがある事が分かりました。ただし、まだ少しマージンは残しています。特に今日の午後は路面が非常に荒れているところもあり、ミスなく走ることが重要なテーマでしたので、クルマを壊さないようにかなり用心して走りました。クルマはとても速く、スピードと自信の両方を得ることができました。すべての必要な要素が揃ったと思いますので、あとはそれを最後まで保つ必要があります。明日も、今日と同じように戦いたいと思います。競争力を保ち、引き続きミスのない走りをし、もちろんパワーステージでは全力でアタックしてポイント獲得を狙います。次戦のサルディニアに向けて、自信をさらに深めることが私の計画です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    とても良い1日だったと思います。クルマのフォーリングは素晴らしく、本当にハードに攻めました。1日を通してこれほど激しく攻め続けたことはありません。特に今日の午後は自分の力をすべて出し切ったので、非常に楽しく感じられました。自分よりも上の順位の選手達は素晴らしい仕事をしたと思います。彼らとのタイム差をなかなか縮めることができませんでしたが、自分自身の運転と、これだけ長い時間限界スピードで走り続けることができたことに満足しています。午後のステージでは路面コンディションの変化を想定しハードタイヤで走りましたが、あまり効果はありませんでした。しかし、5位の座は維持することができました。明日の最終日に向けて差は大きく開いていますが、引き続きプレッシャーをかけ続けるつもりです。

    ラリー・ポルトガル デイ3の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 3h16m30.0s
    2 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +39.8s
    3 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +57.2s
    4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m01.9s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m13.0s
    6 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +3m14.1s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +4m53.1s
    8 ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ ファビア R5)+12m52.7s
    9 ルカス・ピエニアゼック/プシェミスワフ・マズール(シュコダ ファビア R5)+14m12.1s
    10 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 R5) +15m00.4s
    31 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +48m.54.2s
    R オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC)

  • 【WRC】 トヨタ、荒れた路面で2台がダメージ / ラリー・ポルトガル

    【WRC】 トヨタ、荒れた路面で2台がダメージ / ラリー・ポルトガル

    2018年 FIA 世界ラリー選手権 (WRC)第6戦 ラリー・ポルトガルの競技2日目デイ2が5月18日(金)にポルトガル北部マトジニョスを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合5位につけた。一方、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、午前中のSS(スペシャルステージ)でクルマにダメージを受け走行不可能となりリタイアとなった。ただし、ラトバラの7号車についてはサービスパークでクルマを修復し、明日のデイ3では再出走を予定している。

    ラリー・ポルトガルのデイ2は、サービスパークが置かれるマトジニョスの北側、スペイン国境に近いエリアを中心に競技が行われた。デイ1のSS1でトップタイムを記録しトップに立ったタナックは、リードをさらに拡げるべくSS2に臨んだが、高速左コーナーの途中にいくつか転がっていた岩にクルマが当たりラジエーターを破損。その結果エンジンにもダメージが及び、完全リタイアすることになった。ラトバラはSS3でやはりクルマが岩に当たりサスペンションを破損して走行不能になったが、チームはその後サービスでクルマを修復。ラリー2規定に基づき、明日のデイ3で再出走する予定となっている。

    ラッピは午前中のステージでグリップ不足に悩み総合11位となったが、日中のサービスでクルマのセットアップを改善した結果、午後の再走ステージではスピードアップに成功。ダンパーに軽微なトラブルが発生するも堅実な走行を続け、岩が転がる非常に荒れた路面で多くの選手が深刻なトラブルに見舞われる中、総合5位にポジションを上げた。

    競技3日目となる5月19日(土)のデイ3は、マトジニョスのサービスパークを中心に、東側に広がるカブレイラ山脈で6本のSSが行われる。3本のステージを日中のサービスをはさみ午前と午後で各2回走行するスケジュールで、そのうちSS12とその再走ステージであるSS15「アマランテ」は今大会最長となる全長37.6kmのロングステージ。6本のSSの合計距離は154.64km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は601.60kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日の結果は、ラリーが、そしてモータースポーツがいかに苛酷になり得るかを示すものです。ある日は物事が非常に上手く進んだとしても、またある日は本当に厳しい状況に追い込まれます。今日は、我々にとって良き日ではありませんでしたが、それでもポジティブであり続けることが重要です。オットは極めて順調に見え、とても力強く感じられていただけに、我々はこれまで経験したことがないほど大きな失望を感じました。でも、彼は次のサルディニアで必ずや活躍してくれるはずです。ヤリ-マティの件についても、皆とても残念に思っています。今回、彼は本当にミスなく走ろうとしていたことを私は知っていました。チームは素晴らしい仕事で、明日再出走できるようにクルマを修復しました。ヤリ-マティが明日、速さを見せてくれることを期待しています。エサペッカは午前中少し苦戦していましたが、午後は調子が上がりました。午後のステージは誰にとっても非常に困難な路面コンディションでしたが、彼は荒れたステージでよく頑張ったと思います。明日の出走順は決して容易ではありませんが、いくらかポイントを獲得するチャンスはあると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    最初のSSは少し慎重に走り過ぎたので、次のSSでは最初から攻めて行きました。5km程走ったところの左、右と連続するコーナーの途中にペースノートにも記していた岩があり、それを意図的に乗り越えたのですが、途端に右フロントサスペンションが壊れ、止まらざるを得ませんでした。チームは一生懸命クルマを修復してくれたので、明日も戦い続けることができそうです。私としてはラリーを続けることに高いモチベーションを感じています。クルマのフィーリングはとても良く、運転を楽しんでいるので、今すぐにでもドライブしたい気分です。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今朝は本当に残念な事が起きてしまいました。最初のSSを走り出してすぐに、多くの岩が転がっている路面に遭遇しました。一体どこから出てきたのか分かりませんが、ひとつやふたつではなく、4つか5つぐらい岩があり避けることができませんでした。その結果、ラジエーターに岩が当たってダメージを受け、エンジンに問題が生じたためすぐに停止したのですが、このラリーでの修復は不可能な状態でした。我々にとっては、かなり大きな痛手です。今回は良いポジションで戦いに臨む事ができ、前戦アルゼンチンと同様とても良いフィーリングをクルマに感じてした。選手権争いにとっては大きなマイナスですが、本当にすべてが終わるまではチャンスがあるので、これからも戦い続けます。我々にはパフォーマンスがあるので、次戦サルディニアでは優勝争いに加わることが目標です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    午前中はあまり自信を持って走ることができず、ベストな状態ではありませんでした。クルマ自体は良かったのですが、横方向のグリップが十分に感じられず、思うように攻めることができなかったのです。午後のステージは、自分のこれまでのキャリアの中でもっとも荒れた路面コンディションで、非常に多くの岩が転がっていました。しかし、日中のサービスでクルマに多くの変更を施したところ、それが奏功し午後の最初のSSではすぐにその効果が出ました。その後ダンパーに小さな問題が起こり、それをいなしながら最後まで走りましたが、それでもタイムは思ったよりも悪くありませんでした。ですから、明日は順位をさらに上げられるように頑張りたいと思います。

    ラリー・ポルトガル デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 1h37m30.7s
    2 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +17.7s
    3 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +24.3s
    4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +34.4s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +45.8s
    6 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +48.3s
    7 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m18.7s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2m27.3s
    9 ガス・グリーンスミス/クレイグ・パリー (フォード フィエスタ R5) +6m57.1s
    10 ルカス・ピエニアゼック/プシェミスワフ・マズール(シュコダ ファビア R5)+7m31.4s
    62 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +48m.48.1s
    R オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC)

  • 【WRC】 トヨタのオット・タナックが首位発進 / ラリー・ポルトガル

    【WRC】 トヨタのオット・タナックが首位発進 / ラリー・ポルトガル

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第6戦 ラリー・ポルトガルが5月17日(木)に開幕。デイ1としてポルトガル北部のロウサダでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合10位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合13位につけ、ヤリスWRCは全3台が順調なスタートを切った。

    今季ヨーロッパ初のグラベル(未舗装路)イベントとなるラリー・ポルトガルは、17日(木)の午前中に全長4.6kmのコースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラがトップタイムを記録した。シェイクダウンでは3名のドライバー全員がクルマのセットアップに良いフィーリングを感じ、事前のテストで決めたセットアップをほとんど変更することなく走行を終えた。その後、19時過ぎからロウサダのラリークロスコースでSS1として2台同時走行のスーパーSSが行われた。グラベルとターマック(舗装路)が入り混じる全長3.36kmのコースで、大勢の観客が見守る中タナックがベストタイムを記録。幸先の良いスタートを切った。

    競技2日目となる5月18日(金)のデイ2は、マトジニョスのサービスパークを中心に、8本のSSが行われる。そのうちSS2、3、4と、その再走ステージとなるSS5、6、7はスペイン国境に近い北部のグラベルロードが舞台となる。また、1日の終わりにはポルトの中心部で2本の市街地SSが行なわれます。8本のSSの合計距離は148.66km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は612.64kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    今朝のシェイクダウンは充実した内容でした。クルマのペースはとても良く、信頼性に関する問題は何も起こらずすべてが予定通りに進みました。3人のドライバーは連続して走行し、サービスパークに戻って来た時にはデータのチェックのみを行ないました。ラリー直前のテストは非常に上手く行き、ドライバーたちはクルマのセットアップにとても自信を持っていました。そして、シェイクダウンでも変わらぬ良いフィーリングが得られたようです。ラリー・ポルトガルは、前戦ラリー・アルゼンチンとやや異なる部分もありますが、クルマのセットアップに関してはかなり似ています。ですから、ほんの僅かな変更を施すことで、アルゼンチンで示した良いパフォーマンスを再現することが可能だと思っています。また、このラリーは比較的クルマに優しい1戦だと私は考えています。チーム全員がこのラリーに自信を持っていますし、準備は万全です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    セレモニアルスタートの段階で既に大勢の観客の姿が見えましたが、スーパーSSはまるで満席のスタジアムのようで、サッカーの試合会場にいるような雰囲気でした。ポルトガルでのラリー人気の高さを改めて感じました。スーパーSSでは最後のヘアピンで少しタイムロスをしてしまいました。何が起こったのか後で調べますが、気にはしてはいません。とても前向きな気持ちでラリーのスタートをきることができました。クルマのフィーリングは最高です。シェイクダウンではセッティングを変えることなく3回連続で走り、ファステストタイムを記録。セットアップの正しさを確信しました。自分としては、このラリーが今シーズンのターニングポイントとなることを願っています。そのためにミスのない走りをし、そしてスピードを示したいと思っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    ラリーのスタートに相応しい素晴らしいスーパーSSでした。全力でステージに臨み、そしてベストタイムを記録することができました。ポルトガルのステージは大勢の観客が集まるので、いつも特別な気分になります。道の両サイドは観客で埋め尽くされ、とにかくすごい盛り上がりです。朝のシェイクダウンではクルマ全体がきちんと機能していることを確認し、良いフィーリングで走ることができました。準備は万端、きっと面白い戦いになるでしょう。我々にとって最大のチャレンジは明日のデイ2です。ステージは多くの滑りやすいルーズグラベルで覆われていると予想され、我々は3番手スタートとなりますが、土曜日のデイ3で良い出走順を得るためにベストを尽くして戦います。そして、もしそれが上手く行けばデイ3以降はさらにハードに攻めることが可能になるでしょう。ポルトガルのステージは非常に高速で流れるようなコーナーが多く、我々のクルマに合っているコースだと思いますので、自信を持って戦いたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    スーパーSSでは、大勢の観客の前を走り最高の気分でした。今朝のシェイクダウンは非常に上手く行きました。クルマのセットアップにはとても満足しており、何も変更しませんでした。順位は7位でしたがトップタイムの選手とはたった1秒差だったので、自分にとってはこれまでのところベストなシェイクダウンになりました。ポルトガルは去年初めてWRカー(ワールドラリーカー)で出場したラリーで、今回は2度目の挑戦となりますので、去年よりもさらにハードに攻めてより良いリザルトを残したいと思います。

    ラリー・ポルトガル デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2m34.3s
    2 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +0.4s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.4s
    4 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1.4s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.4s
    6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.5s
    7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +1.6s
    8 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.6s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +1.7s
    10 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.8s
    13 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +3.9s