カテゴリー: ウィリアムズ・レーシング

  • ウィリアムズ FW31

    ウィリアムズ FW31

    WILLIAMS FW31 TOYOTA
    ウィリアムズの2009年マシン「FW31」。ウィリアムズらしく、FW31は一見シンプルなデザインも細部は非常に作り込まれている。ペリカンのくちばしのようなフロントノーズ、ショルダー位置を高めに設定したサイドポッドが特徴的。また、新たにコックピット両脇に垂直のフィンが追加された。

    ウィリアムズ FW31 主要諸元表

    シャシー カーボン・アラミド・エポキシ&ハニカム・コンポジット構造のモノコック/FIA規定の衝撃・強度基準
    フロントサスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン、コンポジット・トーリンク&プッシュロッド、アクティベーション・トーションスプリング&アンチロールバー
    リアサスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン、トーリンク&プッシュロッド、アクティベーション・トーションスプリング&アンチロールバー
    トランシミッション ウィリアムズF1製7速シームレスシーケンシャル、セミオートマチック&リバースギア(アルミニウム製メインケース)、電子油圧駆動
    クラッチ AP製カーボン・プレート
    ダンパー ウィリアムズF1製
    ホイール レイズ製鍛造マグネシウム
    タイヤ ブリヂストン・ポテンザ(前幅:350mm/後幅:375mm)
    ブレーキシステム AP製6ピストンキャリパー、カーボンインダストリー製カーボンディスク&パッド
    ステアリング ウィリアムズF1製パワーアシスト・ラック&ピニオン
    燃料システム ATL製ケブラー強化ゴム
    電子システム MES製
    KERS ウィリアムズ・ハイブリッド・パワー特許取得の磁気負荷式コンポジット・フライホイールシステム
    冷却システム マーストン製オイル、冷却水、ギアボックス・ラジエーター
    コックピット 75mmショルダーストラップ付6点式安全ハーネス&HANSシステム、アルカンターラで覆った取り外し可能なカーボンファイバー製シート、安全装置、消火器付
    ホイールベース 3,100mm
    ディメンション&重量 全長:約4,800mm
    全幅:1,800mm
    全高:950mm
    重量:605kg(ドライバー、カメラ、バラスト含む)
     
    FW31 フロント FW31 サイド
     
    <エンジン>
    エンジン トヨタ製 2.4リッター V8
    Vバンク 90度
    バルブ駆動 圧搾空気式
    燃料供給&点火システム ND製トヨタスパークシステム
    素材 アルムニウム製ブロック&ピストン、治金製クランクシャフト、チタン製連結ロッド

    関連:ウィリアムズ FW31の空力処理

  • ウィリアムズ、FW31の初走行に満足

    ウィリアムズ、FW31の初走行に満足

    ウィリアムズは、FW31のトラック初走行をトラブルフリーで終えた。

    アルガルベ・サーキットはウェットコンディションだったが、午前中の発表を終えたテストドライバーのニコ・ヒュルケンベルグが、暫定カラーリングのFW31のステアリングを握り、17周の走行を完了した。

    「今朝は完全なウェットだったが、天候は我々がしたかったことにあまり影響を及ぼさなかった。なぜなら、我々の目的は、トラックでマシンが順調で、全てのシステムの動作をチェックし、それぞれのパーツが干渉しないことを確認し、何も燃えないことだったからね。その全てがOKであることが証明された」とテクニカルディレクターのサム・マイケルは語る。

    「いくらかドライで走行できてよかったし、今週の後半は天気が良いはずだ。マシンの第一印象に関しては、もちろんまだセットアップやパフォーマンス作業に時間を費やしておらず、それはもっと後になるが、これまでマシンはよく走っているよ」

    シェイクダウンを担当したニコ・ヒュルケンベルグは、ウェットコンディションとポルトガルのサーキットに慣れていないため、FW31についての結論を出すことは難しいが、初走行に満足している。

    「すぐに新車がOKだと感じたよ。快適だったし、午前中を技術的にトラブルフリーで終えられたことも新車にとっては重要なことだ。」

    「もちろん、みんなはドライバーの見解から2008年マシンとの比較や規約変更の影響がどうかを知りたいだろう」

    「トラックは僕にとって100%新しくて、走ったことがなかったし、かなりウェットだったので、数ラップ走っただけではいえないよ。比較のベースラインがないからね。もしドライでヘレスやバルセロナだったら、もう少しはっきりわかるだろうね」

    「でも、今日最も重要なのは、単純に基本的なシステムのチェックをすべて実行して、全てがうまく動作することを確認することだった。これまで問題はないし、満足しているよ」

    ウィリアムズは、木曜日までアルガルベ・サーキットでテストを継続する。

    関連:ウィリアムズ FW31:画像

  • ウィリアムズ FW31:画像

    ウィリアムズ FW31:画像

    ウィリアムズ FW31 画像

    ウィリアムズ FW31:走行画像 ウィリアムズ FW31 画像:フロントノーズ ウィリアムズ FW31 画像:フロントノーズ ウィリアムズ FW31 画像:フロントウイング ウィリアムズ FW31 画像:リア周り ウィリアムズ FW31写真 ウィリアムズ FW31 (写真)

  • ウィリアムズ、FW31を発表

    ウィリアムズ、FW31を発表

    ウィリアムズは19日(月)、2009年F1マシン「FW31」を発表した。

    ポルトガルのアルガルベ・サーキットでスタートしたF1合同テストで、ウィリアムズがFW31を初披露した。

    この日のウィリアムズ FW31は、冬季テスト暫定カラーリングでの披露となった。スポンサーロゴを含むレース仕様のカラーリングが施されたFW31は、2月27日に発表されるとみられている。

    この日は、テストドライバーのニコ・ヒュルケンベルグがFW31のシェイクダウンを担当する。

    FW31は、フロントウイングに2枚をフラップを持つが、可変する側のフラップの処理が独特。また、マシン後方がサイドが盛り上がっているのも、FW31の特徴といえる。

    ウィリアムのフルタイムドライバーとして2年目のシーズンを向かえる中嶋一貴は、21日(水)にFW31のステアリングを握る予定。

    ウィリアムズ FW31 発表画像

    ウィリアムズ FW31 画像

    関連:ウィリアムズ FW31:画像

  • ウィリアムズ FW31の初走行はニコ・ヒュルケンベルグが担当

    ウィリアムズ FW31の初走行はニコ・ヒュルケンベルグが担当

    ウィリアムズ F31は、ニコ・ヒュルケンベルグによってトラックデビューが行われる。

    ウィリアムズは、来週19日(月)にポルトガルのアルガルベ・サーキットで新型マシン「FW31」を発表するが、レースドライバーのニコ・ロズベルグ、中嶋一貴は参加せず、出席ドライバーは、テストドライバーのニコ・ヒュケンベルグのみとなる。

    マシンカラーリングも暫定カラーが用いられるため、通常の正式発表とは異なるものになる。

    また、テクニカルディレクターのサム・マイケルも出席するとウィリアムは発表している。

    関連:ウィリアムズ、FW31を発表 (2009年1月19日)

  • 中嶋一貴:インタビュー 「来年の目標は表彰台」

    中嶋一貴:インタビュー 「来年の目標は表彰台」

    来年ウィリアムズでF1での2年目を迎える中嶋一貴が、2009年の目標を語った。また、将来のトヨタ移籍に関する考えも明らかにした。

    一貴、あなたは最近、来シーズンに表彰台フィニッシュを目指していると言っていました。それが可能だと思う理由はなんですか?
    実際には、表彰台が可能だと確信できる事実はありません。ポイントを獲得したので、次のステップは当然表彰台フィニッシュでしょう。それが目標です。手が届きそうだというのは基本的に自信ですね。

    昨シーズンのFW30は少し問題を抱えたマシンでしたね。今週テストした改良マシンの印象は良くなっていますか?
    実際には、まだです。現在、2008年マシンのフロントと2009年仕様のリアのテストカーなので、バランスは完璧ではないです。スリックタイヤと来年のダウンフォースの感覚は非常に異なるものなので、本当のマシンの感触はまだよくわかりません。でも、来年の新車ができたら、全く違うものになるでしょう。現時点で、マシンのリアとギアボックスは完全な来年のデザインです。マシンの半分以上が来年のマシンだと言えますが、フロントは旧型車のままなので、バランスに欠けています。基本的に、サスペンションのセットアップをいくつかテストして、空力データを集めました。

    改良マシンでスリックタイヤを走らせた感覚はどうでしたか? 先週が初トライでしたが、もう慣れましたか?
    はい、慣れてきています。フィーリングはかなり違いますね。実は、マシンの問題は昨年のマシンとは全体的に違います。再検討する必要がありますが、最近かなりのマイレージを稼いでいるので、来年の開発にデータはとても役立つと思います。2009年仕様を使ってわかったのは、新しいレギュレーションにあわせてドライビングスタイルを適合させなければならないということです。もうひとつ明らかになったことは、ドライバーにとってスリックタイヤがかなり楽しいということです。特にマシンのバランスがいいときは楽しいですね。

    テストドライバーのニコ・ヒュルケンベルグと一緒に2日間テストをしましたね。あなたの課題は何でしたか?2009年仕様のパーツはどの程度マシンに搭載されていたのですか?
    基本的に、タイヤと来年のエアロパッケージに対するよいセットアップを見つけることでした。加えて、アクティブフロントウイングもテストしましたが、主な目的はタイヤに慣れることでした。

    2008年シーズンにはかなり満足していると言っていました。改善する必要があるところは?
    最初のシーズンを判断しなければならないなら、18戦で多くの改善ができたと言えるでしょう。シーズン終盤のマシンはあまり良くなかったですが、自分は良くなっていたと思います。でも、2009年にパフォーマンスを改善する余地があるのは確かです。予選を改善したいと思っていますが、レースとピットストップも見直す必要があると思います。今後数週間の主な課題のひとつは、タイヤ、特にソフトコンパウンドで一貫性を出さなければなりません。10周くらい走ると、ラップタイムがほぼ1秒下がるので、この状況に対応しなければなりません。全体的に、僕のドライビングスタイルはタイヤに優しいので、来シーズンは役に立つかもしれませんね。

    F1の最初のシーズンで最もチャレンジングだった部分はなんですか?
    ひとつだけではなく、全てがチャレンジでした。他のシリーズとは環境が全く違います。GP2からF1へは大きな一歩でした。プレッシャーはとても高いし、作業負荷もより多いです。3〜4戦かかったけど、そのあとは改善しはじめたと思います。

    少なくとも2008年のパフォーマンスはF1に留まる助けとなりました。トヨタからの援助はどの程度ありましたか?
    まだトヨタのヤング・ドライバー・プログラムの一員なので、トヨタは多くの支援をしてくれています。ドライビングだけでなく、トレーニングのようなサーキット外のことなど、あらゆる面で多くの情報を提供してもらっています。

    来シーズン活躍したら、2010年にトヨタに移籍する可能性はありますか?
    トヨタが来年好調であれば、とても良い選択肢になるかもしれません。ウィリアムズにはかなり満足しているけど、日本のチームには日本人ドライバーがしっくりくるかもしれません。でも、2010年の計画を立てる前に2009年にどれくらい進歩できるか様子をみてみましょう。

  • ウィリアムズ FW31を1月19日に初披露

    ウィリアムズ FW31を1月19日に初披露

    ウィリアムズは、FW31を1月19日にポルトガルのアルガルベ・サーキットでトラックデビューさせる。

    ウィリアムズの2009年F1マシンであるFW31が、1月19日(月)のアルガルベ合同テストで初披露となることが明らかになった。コスト削減のため、新車発表会を行わないとしているウィリアムズだが、実質、この日がお披露目の場となる。

    アルガルベでは、同じ日にルノーがR29の発表会を行うことが決定している。

    ウィリアムズFW31のトラックデビューする日は決定したが、スポンサーロゴがすべて施された実際のレース仕様のカラーリングは2月27日に発表するとみられている。

    関連:ウィリアムズ、FW31を発表 (2009年1月19日)

  • ウィリアムズ、テストチームを廃止か

    ウィリアムズ、テストチームを廃止か

    ウィリアムズは、F1テストチームを廃止する準備を進めているという。

    F1は現在、大幅なコスト削減を進めており、2009年からはシーズン中のトラックテストが禁止される。

    匿名のウィリアムズのチームメカニックが、テストチームは引き上げられることが予想されると語った。

    「我々は、全ての他のF1チーム、またはヨーロッパの他のカテゴリーに仕事をすることにオープンだ」

    彼はまた「公式的にはまだ」だが、「時間の問題」だと語る。

    来月からのテストはレースチームが担当するとされている。

  • ウィリアムズ FW31の新車発表会はなし

    ウィリアムズ FW31の新車発表会はなし

    ウィリアムズは、FW31の新車発表会を行わないと発表している。

    F1はコスト削減が進められていおり、既にトヨタがTF109の発表会を行わず、インターネットで資料を配布することを発表しているが、ウィリアムズもコスト削減の一貫として2009年の新車FW31の発表会を行わないことに決定したようだ。

    ウィリアムズは2008年マシンのFW30も発表会を行わず、テストを行ったトラックで発表している。

    FW31がトラックに初登場するのは2009年1月後半になる予定だが、スポンサーロゴがすべて施されたレース仕様のカラーリングは2月27日に発表するとみられている。

    関連:ウィリアムズ、FW31を発表 (2009年1月19日)

  • ウィリアムズ、カスタマーマシンには未だ反対

    ウィリアムズ、カスタマーマシンには未だ反対

    ウィリアムズのアダム・パーは、カスタマーマシンを容認するよりも、F1チームがそれぞれ3台のマシンを出走させるべきだと述べた。

    ホンダのF1撤退と、さらなるマニュファクチャラーが撤退する可能性により、来シーズンのグリッドに並ぶマシン数について懸念が高まっている。2008年は11チームでスタートしたが、5月にスーパーアグリ、12月にはホンダが撤退し、さらに1チームが去ればF1に参戦するマシンは16台になる。

    ウィリアムズは、パドックで自動車メーカーや億万長者の後ろ盾のない唯一のチームである。ここ2年で、8800万ドルの損失を出しており、さらにはスポンサーであるペトロブラスとレノボが他のチームへ乗り換えることが明らかになっている。

    ホンダのF1撤退により、F1界ではコスト削減の動きが加速しているが、ウィリアムズはカスタマーマシンに関しての反対姿勢は崩していない。

    「チームがグリッドにマシンを3台並べることもできれば、8チームが3台出走させれば24台になり今年より多くなる。7チームになったとしても21台だ」とアダム・パーは語る。

    「7、8チームのコンストラクターズと3、4のカスタマーチームよりも、7、8チームのコンストラクターズだけの方がずっとよいと思う」

    「ウィリアムズは、カスタマーチームに邪魔されるよりも、対等にコンストラクターズと戦ってチャンスを得たい」

    トロ・ロッソと今はなきスーパーアグリは、実質的にカスタマーチームであり、トロ・ロッソは親会社のレッドブルが、彼らとレッドブル・レーシングのために設計したマシンを使用している。5月に撤退したスーパーアグリは、コンストラクターとして独自にマシンを設計・製造せず、ホンダの2007年マシンの改良バージョンを使用していた。

    F1のレギュレーションでは、マシンの数が規定数を下回った場合、各チームはマシンを3台出走させることができる。しかし、これは一部の独立チームには大きな経済的圧力となるだろう。

    パーは、現在トップ4を占めるフェラーリとマクラーレンが、トップ6を占めるようになるのはF1にとってよくないという意見に反論した。マクラーレンは先月、フォース・インディアとエンジンとギアボックス、その他の技術協力を提供する契約を結んでおり、フェラーリはトロ・ロッソにエンジンを供給している。

    「完全なカスタマーチームについて言えば、4台のマクラーレンあるいは4台のフェラーリが存在することになる。これはF1にとってよいことだろうか?」