カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦する豪華ドライバー陣が11月20日(火)に東京で公道マリオカートで「マリカー」を楽しんだ。

    先週末に開催された上海6時間レースでは、7号車が優勝、8号車が2位で続き、2戦連続で1-2フィニッシュを達成。2018年のWECシリーズ戦を最高の形で締めくくった。

    ドライバーたちは、11月25日(日)に富士スピードウェイで開催される「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2018」に向けて日本に帰国。束の間のオフを利用して東京でマリカーを楽しんだようだ。

    各ドライバーのInstagramには小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソとジェームス・ロシターという豪華ドライバー陣がコスチュームに身を包んでマリカーを楽しんでいる画像が投稿されている。

    マリカー

  • WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間の決勝レースが11月18日(日)に中国・上海国際サーキットで行われた。悪天候の中、赤旗やセーフティカー多発の荒れたレースとなったが、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車が勝利。8号車が2位で続き、2戦連続での1-2フィニッシュを果たした。

    前戦富士に続く2連勝を飾った7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスは、ドライバーズタイトル争いで首位を行く8号車との差を5ポイントへ縮めた。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車は差を詰められたもののドライバーズランキング首位を堅守。また、チームは今季4度目の1-2フィニッシュを飾ったことで、チームランキングでもライバルチームとの差を28ポイントへと拡げた。

    この日、オーストラリアで行われていたFIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦で、TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーズタイトルを獲得。スタート直後にその吉報を受けて臨んだ6時間レースは、変わりやすい天候による難コンディションでの厳しい戦いとなった。

    朝から降り続く雨により、レースは現地時間11時にセーフティカー先導で開始されたが、それでもアクシデントが発生するほどの悪コンディションのため、まもなく赤旗が振られレースは中断。

    スタートから1時間10分ほどが経過したところで、ややコンディションが回復したこともありレースは再開。グリーンフラッグが振られ本格戦が開始されると、首位を走っていたホセ・マリア・ロペスの7号車が僅かにコースオフした隙を突き、セバスチャン・ブエミの8号車が首位に浮上。まもなく再び悪化したコンディションに、レースはセーフティカーが導入され、2度目の赤旗が出された。

    2時間を経過してまもなく再度セーフティカー先導でレースが再開。2台のTS050 HYBRIDはここでピットインし、7号車は小林可夢偉、8号車はフェルナンド・アロンソへとドライバーチェンジ。ピット戦略の違いで一旦順位を落とすこととなったが、レースが折り返しを過ぎる頃には、アロンソは周回遅れのGTカーをかいくぐりながら、レベリオン1号車を猛追し首位を奪取。ピット作業でタイムをロスし4位へと後退していた7号車の小林も、ジェンソン・バトンが駆るSMP11号車とのバトルを制し、2位へと浮上した。

    残り2時間になろうかというタイミングで、ストレート上でのアクシデントにより更なるセーフティカー導入。小林可夢偉は55周目に給油のためにピットイン。天候が更に悪化し、更なる赤旗でレースが途中終了してしまう可能性を考え、チームはピットタイミングをずらす作戦を採り、フェルナンド・アロンソの8号車は1周後にピットへ。この結果、8号車は3位に後退、7号車との差は25秒に広がったが、アロンソはSMP11号車をパスし再びTS050 HYBRIDの1-2体制に。

    その後はコースコンディションが徐々に良くなっていき、2台のTS050 HYBRIDは着実に後続との差を広げていった。残り70分ほどになったところで2台はピットインし、7号車はマイク・コンウェイ、8号車は中嶋一貴へと最後のドライバーチェンジ。中嶋はプッシュを続け首位7号車との差を縮めていくと共に、ファステストラップも記録した。

    終盤の30分ほどになると、再び天候が悪化。クラッシュによるセーフティカーが導入され、残り7分弱で再開されたが、コンウェイの駆る7号車が1.419秒差で逃げ切り、今季2勝目。8号車が2位でチェッカーを受け、今季4度目の1-2フィニッシュを果たした。

    これで2018年のWECシリーズ戦は終了。長い冬のインターバルを経て、次戦は3月15日(金)に米国フロリダ州セブリングで1000マイル(約1600km)レースとして行われる。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 1位、 113周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(2分01秒995)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 2位(トップと1秒419差)、 113周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(2分01秒381)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表):
    2018-2019 年WEC スーパーシーズン後半戦の幕開けである上海レースを、難しい天候の中、富士に続いて1-2フィニッシュ出来たことはとても嬉しいです。それは望んでいたものでしたが、課題も残りました。将来に向けて弱い部分を常に改善してまいります。最後に本日、復帰2年目でFIA世界ラリー選手権(WRC)マニュファクチャラーズタイトルを決めたTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの皆さん!本当におめでとうございます!

    小林可夢偉(7号車):
    チームが素晴らしい仕事をしてくれましたし、マイクとホセもよくやりました。再び勝てて本当に嬉しいです。私のスティントはとてもハードでした。セーフティカーの導入で、多くの他カテゴリーの車両が私の前に入ってしまい、強い雨の中で視界は最悪でした。とにかくリスクを最小限にするよう集中して、再度セーフティカーが導入されることを見越して、着実に他カテゴリーの車両をパスしていきました。実際その直後にセーフティカーが導入されたときには私はトップに立っており、その後は後続とのギャップを維持することに専念できました。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    このコンディション故に、難しいレースでした。終盤再び降り始めた雨で視界が非常に悪く、タイヤの温度もなかなか上がりませんでした。この結果には非常に満足していますし、チームにも祝福を送ります。そして今大会も着実な仕事で支えてくれたクルーに感謝します。前戦富士からの勢いのまま、今年最後のレースで勝つことが出来、最高の勝利となりました。この冬季オフシーズンでもプッシュを続けていけば、シーズンを良い結果で終えられると思っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    非常に難しいコンディションにもかかわらず、素晴らしい仕事を成し遂げてくれたチームに感謝します。今日の勝利は最高の気分です。私自身のレースは、短い時間でしたが本当にハードでした。スタート直後はコース上の水が非常に多く、トップだった私は視界の面では優位でしたが、コース上に出来た川を最初に横切らなくてはなりませんでした。ヘアピンで僅かにミスをしましたが、幸運にもなんとかコース上に留まることが出来ました。

    中嶋一貴(8号車):
    難しいコンディションでの難しいレースでした。我々のTS050 HYBRIDは好調でしたが、セーフティカーラン中のピットストップで運がありませんでした。2戦連続で不運なレースになってしまいましたが、この先は運が戻って来てくれることを願っています。これで今年のWEC戦は終わりますが、シーズンはまだ3戦残っており、再び表彰台の中央に戻るべくプッシュを続けて行きます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    私は非常に難しい第1スティントを担当しましたが、我々のTS050 HYBRIDはあのようなヘビーウェットコンディションでも速かったです。個人的には、チームメイトから首位を奪うことも出来ましたし、自分のドライビングには満足しています。我々は非常に好調な車両と勝てるだけのスピードを持っていましたが、ピットストップで7号車の方に少し運がありました。それだけに最終的な結果はちょっと残念です。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    悪天候とヘビーウェットコンディション、そしてセーフティカーに翻弄されたレースでした。悪天候下でのレースは視界が悪く、いつもとても辛いレースになります。我々の8号車は好調で速かったですし、我々もベストを尽くし、今日は勝利を争える速さがあったと思います。最終的に勝利には届きませんでしたが、次戦また挑戦します。

  • WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    11月17日(土)中国・上海国際サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車がポールポジション、8号車が2番手で続き、僅差の争いとなった予選で最前列グリッドを確保した。

    予選では、前戦富士の勝者である小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が着実にタイムを更新していき、ポールポジションを獲得した。

    7号車に0.228秒差の2番手につけたのは、ドライバーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車。この予選では、ノン・ハイブリッド勢が速さを見せ、レベリオン1号車が8号車に僅か0.059秒差に迫ったが、8号車は2番手グリッドを確保し、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは最前列に並んで決勝レースをスタートすることとなった。

    前日16日(金)は一日雨模様だったが、この日は終日好天に恵まれ、午前中1時間にわたって行われた公式練習3回目が,予選へ向けてドライコンディションでのセッティングを詰めて行く唯一の機会となり、全てのチームにとって重要なセッションとなった。

    ル・マン以外のWECの予選は、2人のドライバーがアタックし、それぞれの最速タイムの平均で決定される。午後2時半から開始されたLMPクラスの予選では、小林とアロンソがまずアタックを担当。翌日の決勝レースは雨が予想されているため、惜しげもなくそれぞれ新品のドライタイヤへと交換してコンウェイと中嶋へ交代し、2人目のアタックへ。

    予選セッションが進んでいく間にも、コースコンディションはどんどん良くなっていき、それに伴ってラップタイムも向上。そのため、チームはいつもとは異なり、小林とアロンソに再度のアタックをさせることに。新しいタイヤと予選用のハイブリッド・パワー・セッティングでアタックした2台は更にタイムを更新した。

    ライバルもタイムを更新したが、この再アタックが効を奏し、7号車がポールポジションを獲得。TOYOTA GAZOO Racingは今季ここまでの5戦全てでポールポジション獲得を続けている。しかしながら、今大会はライバルの追撃も激しく、TOYOTA GAZOO Racingの2台を含むトップ4は1秒以内という僅差の争いとなった。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習3回目 : 4番手 (1分45秒321), 27周
    公式予選 : 1番手 (平均1分42秒931)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習3回目 : 3番手 (1分45秒164), 26周
    公式予選 : 2番手 (平均1分43秒159)

    小林可夢偉(7号車):
    素晴らしいTS050 HYBRIDを仕上げてくれたチームに感謝します。午前中、コースの路面はとても汚れていたのですが、予選セッションの間に良くなりました。マイクが素晴らしいラップタイムをマークした後、私も再度アタックし、更にタイムを更新することが出来ました。自分のラップタイムには満足していますし、ポールポジションからスタートできるのは嬉しいですが、明日の決勝レースはタフなものになると予想しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    またポールポジションを獲得出来て嬉しいです。僅差の戦いで、セッションが進むごとにタイムは塗り替えられ、新しいタイヤへと交換することで更にラップタイムを縮めていきました。我々はセッションを通してレベリオンやチームメイトの8号車よりも速いタイムを刻み続けることが出来ました。先頭からスタートが切れるのはいつでも良いものです。明日はこのポジションを守るべくベストを尽くします。

    中嶋一貴(8号車):
    7号車に対しては少しスピードが足りませんでしたが、予選ではベストを尽くしましたし、TS050 HYBRIDの出来には満足しています。驚くべきことはノン・ハイブリッド車が非常に速かったことです。我々は予選用のハイブリッド・パワー・セッティングで走りましたが、彼らはほぼ同じペースでした。それがなければ負けていたかもしれません。明日のレースでは適切なタイヤ選択を行い、ミス無く走ることに集中します。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    予選を1-2で終えることが出来たのはチームに取って非常に良い結果です。ただノン・ハイブリッド車とは非常に接戦で、予選用のハイブリッド・パワー・セッティングに加えて、リードを保つため、走行のたびに新品タイヤを使いました。明日は雨が予想されるので、難しいレースになりそうです。

  • WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    WEC | トヨタ 上海6時間レース 公式練習レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦上海6時間のレースウィークがウェットコンディションの下、2度の公式練習で幕を開けた。TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、予選と決勝レースへ向けて多くの周回を走破し着実に準備を進め、両セッション共にトップ2を占めた。

    上海のレースウィーク初日は、走行セッションのほとんどが雨という、全ての車両にとって厳しいコンディション。

    加えて、LMP1クラスで新たに設定された性能調整により、2018年の最後のレースとなる上海は、レースウィーク序盤から非常に接近したタイムでの争いとなった。

    刻々と天候の変わっていく一日となったが、この日の最速タイムは、現在シリーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が駆るTS050 HYBRID 8号車が、やや路面が乾き始めた公式練習1回目の終盤、インターミディエイト・タイヤを履いて記録した。

    前戦富士で勝利を飾った小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆る7号車は、完全なウェットコンディションとなった午後の公式練習2回目でトップタイムをマークした。

    LMP1クラスのノン・ハイブリッド勢は、富士での燃料及び重量面での性能調整に加えて、今大会上海において更に燃料面で優位となる性能調整が採り入れられた。その結果、公式練習2回目において、LMP1クラスのトップ4は僅か0.676秒の中に入る僅差となった。

    本日金曜日は、LMP1クラスのチームにとっては、通常よりも朝早くから走行が開始されることとなった。LMP1クラスのノン・ハイブリッド車両には、朝8時から様々なタイヤのテストを行う機会が与えられ、TOYOTA GAZOO Racingも全105分間のセッションのうち60分間にわたって、部分的に濡れているコースでタイヤテストを行った。

    午前11時から行われた公式練習1回目のセッションは、弱い雨と低い路面温度の中で始まった。セッションが進むにつれコンディションはやや改善していき、最後の数周はインターミディエイト・タイヤでの走行が可能となった。

    ブエミが駆る8号車が最初にインターミディエイト・タイヤに履き替えると、すぐに好タイムをマークし、この日のベストタイムを記録することとなった。

    しかし、ラップタイムはこの日のチームにとってあまり重要ではない。チームは1周5.451kmの上海国際サーキットにおける、空力面、メカニカル面、そしてハイブリッド・システムの調整に集中し、それは午後の公式練習2回目も続けられた。

    公式練習2回目もセッション終盤に向かうにつれコンディションはやや良くなっていき、ロペスがウェットタイヤでこのセッションでの最速タイムを記録したが、1回目のタイムよりも6秒以上遅いものだった。

    明日17日(土)は公式練習3回目の後に予選を行い、18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)に6時間の決勝レースがスタートする。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習1回目 : 2番手 (1分56秒354), 37周
    公式練習2回目 : 1番手 (2分02秒259), 32周

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習1回目 : 1番手 (1分54秒768), 39周
    公式練習2回目 : 2番手 (2分02秒504), 35周

    小林可夢偉(7号車):
    両セッション共にウェットコンディションだったのはちょっと残念です。このコンディション下で出来る限りの作業をこなそうとしましたが、限られた数のウェットタイヤしか使えず、通常通りのセットアップ作業を行うのは困難でした。明日土曜日、路面コンディションがどのくらい回復するかを確認しなくてはなりません。明日の公式練習3回目は非常に重要なセッションになるでしょう。そこで可能な限りTS050 HYBRIDのセッティング改善を進めるつもりです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今日はこのコースにTS050 HYBRIDを合わせるための作業を行うつもりでしたが、天候のために望み通りには行きませんでした。我々は全力で取り組みましたし、状況はどのチームにとっても同じですが、あらゆるコンディションにあわせて車両のパフォーマンスを引き出すのは難しいです。LMP1ノン・ハイブリッド勢との差は非常に僅かなようなので、明日の公式練習3回目で更なる最適化を進め、どんな天候になっても戦えるように準備する必要があります。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    良い一日でしたが、コースコンディションが刻々と変わり、大変な一日でもありました。何種類かのタイヤコンパウンドを試し、今日のようなコンディションでのデータを得られたのは良かったです。公式練習2回目の最後のラップは本当にTS050 HYBRIDの感触が良く、満足しています。我々はセッティング面で良い方向に進んでいると思いますし、これからの週末、天候がどうなるかを見守るだけです。

    中嶋一貴(8号車):
    雨のレースを想定すると、使用できるタイヤセットが限られているうえに性能落ちも大きく、タイヤのマネジメントに苦労しました。全般にグリップも弱く、チームはTS050 HYBRIDのチューニングと車両セットアップに注力しました。レースに向けて、今日は良い準備ができたと思いますが、僅差の戦いになりそうなので、集中を切らさず戦っていきたいと思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    多くの走行が出来た良い一日でした。雨で濡れた路面はとてもトリッキーでしたが、かなりの距離を走れたので、雨予報のレースに向けて準備万端です。ノンハイブリッド車とのタイム差は小さいので、厳しい戦いになりそうですが、今日得られたデータを分析し、可能な限り改善していきたいと思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    今日は厳しいコンディションでしたが、いつもの金曜日と同様、あらゆる情報収集を行い、どのウェットタイヤがコースに最も適しているかを時間かけて分析しました。週末はおそらく激戦になるでしょう。天気が急変した場合、タイヤを素早く選択し、正しく判断するのが勝負の鍵になると思います。

  • WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、中国・上海国際サーキットで行われる6時間レースでの1-2フィニッシュを目指し、タイトル争いのリードを更に拡大して2018年を締めくくるべく、上海へと向かうう。

    今年5月から始まった、全8戦で争われるFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンは後半戦に入った。1周5.451kmの上海国際サーキットで行われるWEC第5戦は、シーズン後半戦の幕開けというだけでなく、2018年に行われる最後のレースとなる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、先月チームの母国日本で行われた富士6時間レースを1-2フィニッシュという最高の形で終えた。これにより、チーム選手権において、タイトルを争う直接のライバルであるレベリオン・レーシングとの差を14ポイントに拡げて上海へと臨む。

    ドライバーズ選手権では、TS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が富士で今季初勝利を挙げたことで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のドライバーがランキングの1、2位で争う状況となった。

    ここまでの4戦中、ル・マン24時間レースを含む2戦で勝利を挙げた8号車の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が現在ドライバーズ選手権の首位を走っているが、7号車も13ポイント差に迫り、2台のTS050 HYBRIDによる争いが更に激しくなることは間違いない。

    上海中心部から40kmほどの場所に位置する上海国際サーキットにおいて、TOYOTA GAZOO Racingは過去6戦中3勝という強さを見せてきた。

    再びの上海での勝利、そして直近のWECレース8戦中7勝目へ向けて、チームは1000馬力を誇る4輪駆動のTS050 HYBRIDをコースへ最適化し、予選、決勝レースへ向けての準備を始める。レースウィークは、16日(金)の2回に渡る90分間の練習走行と、17日(土)の60分間の練習走行に続いて予選が行われ、6時間の決勝レースは18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートが切らる。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    上海6時間レースに向けて、ここ数週間、全力で準備をしてきました。TS050 HYBRIDは過去の4戦で速さを示してきましたが、ちょっとしたミスや技術的な問題が世界チャンピオン獲得のために大きな障害となってしまうからです。一方、上海は2018-2019スーパーシーズン後半戦の始まりのレースでもあります。2019年のル・マンを見据え、我々の弱い部分を継続して改善し、より強くなってル・マンに戻るべく、この地から再出発します。

    小林可夢偉(7号車):
    富士での今季初勝利の後だけに、上海でのレースがとても楽しみです。過去の上海のレース経験から、我々のクルマはコースに向いていると思っていますし、また力強いレースが見せられることを期待しています。ただ、富士でノン・ハイブリッド勢がかなり良いラップタイムをマークしてきているので、我々もミスは許されません。富士で今季初勝利を挙げられたのは最高でしたし、中国でも更なる勝利を目指して戦えればと思っています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今からシーズンの後半戦というのが少し信じ難いですが、つまりはこれからも多くのトロフィーと、ポイントを獲得するためチャンスがある、ことを意味しています。可夢偉とホセ、そして私の3人が富士で得た勝利という最高の美酒を、もう一度味わいたいというのはもちろんですが、常に努力を続けて最高のTS050 HYBRIDを用意してくれているチームのためにも、また1-2フィニッシュを果たすことが最大の目標です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    私にとって2度目となるWECの上海戦を楽しみにしています。上海のコースレイアウトは面白いのですが、他クラスとの混走は簡単ではなく、タイムをロスしやすいので、余計なリスクを負わないようにすることも重要です。また8号車との素晴らしいバトルが出来ると思いますし、加えてノン・ハイブリッド勢がどのくらい速くなっているか分からないので、エキサイティングなレースになるでしょう。

    中嶋一貴(8号車):
    上海はトリッキーなコースレイアウトで、特に混雑時の追い越しが難しいです。遅い車の後に付いてしまうとタイムをロスしやすいですし、ラインを外すと多くのタイヤかすが待ち受けています。これらの要素もあり、様々なことが起こる、エキサイティングなレースになることは間違いありません。レースの間も冷静さを保ち、プッシュしながらも着実にレースを戦い、富士同様の1-2フィニッシュを目指します。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    上海が楽しみです。我々は富士で1-2フィニッシュを果たしましたが、上海でも勝利を争い、シリーズタイトル争いでのリードを拡げたいと思っています。私にとって上海はWECでも、F1でも良いレースを戦ってきた、験の良いサーキットです。1周のやや長いコースで、多くの流れるような中高速コーナーがあり、我々のTS050 HYBRIDにあっていると思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    上海も面白いレースになるだろうと思っており、楽しみにしています。チームのハードワークのおかげで、我々はチャンピオン争いで良い位置につけることが出来ています。しかし、我々の目標は上海でそのリードを更に拡げることです。いつも通り、簡単なことではありませんが、シーズン後半戦へ向けて、また1-2フィニッシュという完璧なスタートを切れるようプッシュを続けて行きます。

  • 小林可夢偉と中嶋一貴がトヨタのWRCマシンを体験

    小林可夢偉と中嶋一貴がトヨタのWRCマシンを体験

    トヨタは、小林可夢偉と中嶋一貴がWRC(世界ラリー選手権)に参戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamのWRCマシン『ヤリス・WRC』をドライブする動画をTOYOTA GAZOO RacingのYouTubeチャンネルに公開した。

    元F1ドライバーの小林可夢偉と中嶋一貴は、現在、TOYOTA GAZOO RacingからWEC(FIA 世界耐久選手権)に参戦中。中嶋一貴のドライブするトヨタ TS050ハイブリッドは今年のル・マン24時間レースで優勝。今月の富士6時間レースでは小林可夢偉がドライブする7号車が優勝を飾っている。

    小林可夢偉と中嶋一貴は、今年7月に開催されたWRC 第8戦 ラリー・フィンランドを訪問。レース後にヤリスWRCをテストドライブする機会を得た。

    「WRC×WEC カテゴリーを超えるTGRスピリット 第二弾」と題された動画では、WECとWRCという異なるカテゴリーに参戦するトヨタのワークスドライバーが交流。グリップ走行のサーキットレースとドリフト走行のラリーというまったく異なる走りに戸惑う二人が印象的だ。

    小林可夢偉は「レースで正しいとされる運転がラリーではダメ。レースではダメな運転がラリーでは正しい。全てが正反対なんだ」とショックを受けた様子。

    中嶋可夢偉も「ヤリスWRCの運転を本当に楽しんだよ。信じられないような体験だった」とコメント。「次は彼らが僕らのレースカーを運転してもらわないと!」と同じトヨタファミリーとの交流を楽しんでいた。

  • マクラーレン、2020年のWECへのハイパーカーでの参戦を否定

    マクラーレン、2020年のWECへのハイパーカーでの参戦を否定

    マクラーレンは、WEC(FIA 世界耐久選手権)に新しいハイパーカー規定の導入が予定されている2020/2021シーズンに参戦する可能性を否定した。

    マクラーレンは、市販車のハイパーカーをベースとした新たなWECレギュレーション策定のワーキンググループに参加している。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンはそれらの議論に積極的に従事しているが、2020年に参入する可能性は低いとし、F1での状況を改善させることが先決だと語った。

    「新しい選手権の初年度には準備ができないと考えている。検討中だ。ルールはまだ確定されていない」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々はどれらがどのようなものであるかという感覚を持っているし、非常に従事している。マクラーレン内にはF1活動とは別のワーキンググループがあるし、ルールは年末までに整うと考えている」

    「我々が参入するか、いつ参入するどうかを決断するの立場となるのはその後だ。だが、2020年カレンダーの開始時に参入する可能性は低い」

    マクラーレンは、2019年に3シートのレイアウトを特徴とするハイパーカー『スピードテール』の限定発売を予定しており、すでに06台は完売している。

    新しいWECルールにはアストンマーティン、トヨタ、フェラーリ、BMWが関心を示しているが、まだどのメーカーもコミットはしていない。

  • 2018年 WEC 富士6時間レース | 富士スピードウェイ 3日間の入場者数

    2018年 WEC 富士6時間レース | 富士スピードウェイ 3日間の入場者数

    富士スピードウェイは、2018年-2019年 FIA 世界耐久選手権(WEC) 第4戦 富士6時間レースの3日間の入場者数を発表。3日間で5万2800人がサーキットに足を運んだ。

    今年の富士6時間レースは、決勝日が雨に見舞われ、週末を通して肌寒い気温となったが、富士スピードウェイの発表によると、フリー走行が行われた12日(金)は6800人(+1300人)、予選日の13日(土)は1万4000人(+500人)、決勝日の15日(日)は3万2000人(同数)が来場。合計で5万2800人がサーキットを訪れた。

    全てのセッションが雨に見舞われた昨年は3日間で51000人が来場。今期はポルシェが撤退してLMP1クラスのマニュファクチャラーはトヨタだけとなったが、現役F1ドライバーのフェルナンド・アロンソの参戦もあってか、1800人の増加となった。

    レースでは、トヨタが地元でのレースで1-2フィニッシュを達成している。

    WEC 富士6時間レース 観客数の推移

      3日間 フリー走行 予選日 決勝日
    2018年 52,800 6600 14,000 32,000
    2017年 51,000 5500 13,500 32,000
    2016年 53,200 6000 14,500 32,700
    2015年 52,000 6000 14,000 32,000
    2014年 51,000 6000 13,000 32,000
    2013年 41,000 5300 12,000 23,700
    2012年 50,000 4000 14,000 32,000

    ちなみに富士スピードウェイでF1日本グランプリが開催された2007年は28万2000人、2008年は21万3000人が来場している。

    関連:2018年 F1日本グランプリ | 鈴鹿サーキット 3日間の入場者数

  • WEC | トヨタ、母国富士でTS050 HYBRIDがワン・ツー・フィニッシュ!

    WEC | トヨタ、母国富士でTS050 HYBRIDがワン・ツー・フィニッシュ!

    2018年-2019年スーパーシーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦富士6時間レースの決勝が10月14日(日)に静岡県の富士スピードウェイで行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDがワン・ツー・フィニッシュ。完璧なレースで母国のファンと共に勝利を分かち合った

    予選で速さを見せながらも無念の失格により8番手からの追い上げを強いられた小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が今季初勝利。中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソの8号車はレースを通して僅差の戦いを続け、11秒差の2位でチェッカーを受けた。

    この結果、トヨタは母国富士で開催された7回のWEC戦のうち、6戦を制覇。小林とコンウェイにとっては、彼らにとってのWEC初勝利となった2016年の富士戦以来、昨年からチームに加わったロペスにとっては、記念すべきWECでの初勝利となった。

    この勝利により、TOYOTA GAZOO Racingは首位につけるWECのチーム選手権で2位のレベリオンとの差を14ポイントへと拡げることとなった。また、ドライバーズ選手権でも首位の中嶋、ブエミ、アロンソの3名がライバルとの差を拡大。今大会勝利した7号車の小林、コンウェイ、ロペスは8号車クルーに13ポイント差のランキング2位に浮上した。

    前夜から降りだした雨は午前中に渡って降り続け、午前11時の決勝レーススタート時になっても水煙が上がるほどのウェットコンディション。このため、1周のセーフティカー先導ラップの後に本戦が開始された。2台のTS050 HYBRIDはフロントに電動モーターを搭載する四輪駆動の特性も活かして、スタートダッシュを決めた8番手スタートの7号車小林は、僅か2周でトップを走るチームメイトに続く2位へと浮上して見せた。

    7号車は早めのタイヤ交換で一旦ポジションを落とし、差が広がったものの、30分過ぎに他カテゴリー車両のクラッシュにより導入されたセーフティカーにより、幸運にも上位勢とのマージンを詰めることが出来た。レースが始まると共に雨は上がり、30分ほどのセーフティカーランの間に路面はどんどん乾き出した。レースが再開されると、各車は次々とドライタイヤへと交換。タイヤ交換後、7号車の小林は、8号車中嶋の前に出ることになり、2台は僅差のまま、3位以下のライバルとの差を拡げていった。

    スタートから1時間半が過ぎ、8号車は3回目のピットで、中嶋からブエミへとドライバーチェンジ。10秒ほどあった首位7号車との差は1秒を切るまでに縮ったが、小林は首位を死守。2時間半にわたる力走を終えてコンウェイへと交代した。

    その後、2台のTS050 HYBRIDはピットインのタイミングの違いにより、その差を広げたり詰めたりしながらハイペースで周回を重ねた。残り2時間ほどの時点でコース上に車両がストップしたことによって出されたフルコースイエローのタイミングで2台はピットイン。2位アロンソが猛追もコンウェイとロペスが20秒の差をしっかり守りきる力走を見せた。

    残り1時間20分ほどで8号車は中嶋へ、残り30分ほどで7号車も小林へとドライバーチェンジ。2台は20秒ほどの差を保ったままレースを支配し、午後5時、7号車がトップ、8号車が2位でチェッカーフラッグを受け、チームにとって完璧なワン・ツー・フィニッシュを成し遂げた。

    チームはこの勢いを止めることなく、2018年最後のWEC戦として11月18日(日)に決勝レースが行われる次戦上海6時間レースでも今回の富士と同様の好結果を目指す。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 1位、 230周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:8番手、最速ラップ(1分25秒603)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 2位(トップと11秒440差)、 230周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(1分26秒043)

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    “地元”富士スピードウェイでファンの皆様に最高のレースをご覧いただくことが出来、そして素晴らしい結果を挙げることが出来、本当に嬉しく思っています。この週末を通し、多くの暖かいご応援を頂きましたので、見応えのあるレースをお楽しみ頂きたいと願っていました。“地元”富士でのレースは、我々にとって、とても重要で、目指す目標は、ファンの皆様や関係者の方々の前でワン・ツー・フィニッシュを果たすことでした。めまぐるしく変化する天候や路面状況に苦戦しながらもチーム全員の頑張りによって目的を果たすことが出来ました。今日のチームの働きをとても心強く思っています。

    小林可夢偉(7号車):
    母国でのレースで、2度目の優勝を果たせて最高の気分です。週末を通して本当に頑張ってくれたスタッフのおかげです。残念な結果となった昨日の予選失格から、全力で追い上げての勝利です。我々7号車がずっと待ち望んできた、表彰台の頂点に再び立つことが出来ました。これが残りのシーズンに向けての転換点になることを祈りますが、今はただ、ただ今日の勝利を喜びたいです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    この結果は本当に嬉しいですし、トヨタのホームコースでワン・ツー・フィニッシュを果たせたことも素晴らしい気分です。簡単なレースではありませんでした。我々は8番手からのスタートを強いられましたが、いつもと同様TS050 HYBRIDの素晴らしいパフォーマンスと、可夢偉、ホセと全力を尽くし最高の結果を得ることが出来ました。今日のような着実で安定したレース運びこそ我々が目指していたものです。この2年間、勝てそうで勝てなかっただけに、2年ぶりのホームコースでの勝利は格別です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    自身のミスから失った失意の予選の後だけに、トヨタと共に挙げた自身のWEC初勝利は、最高の気分です。この勝利はマイクと可夢偉、チームスタッフ、そしてトヨタの東富士研究所の関係者やTMGのみんなのチームワークによるものです。チームにとってとても重要なこの一戦で勝つことが出来、この喜びは言葉には表せません。

    中嶋一貴(8号車):
    富士スピードウェイでワン・ツー・フィニッシュを飾れたというのは最高の結果で、心に残るレースになりました。ドライコンディションでは7号車のペースが良かったので、我々8号車にとっては難しいレースになったのと、セーフティカーの導入タイミングが不運でした。しかし、それもレースですし、気にしていません。今日は2位に終わりましたが、チームが選手権を戦う上で良いレースが出来たと思います。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    7号車のクルーに祝福を送ります。充分に勝利に値する素晴らしい戦いぶりでした。我々の8号車も頑張りましたが、7号車はレースを通して僅かに我々よりも上回っていました。ホームでの完勝は、チームにとっても素晴らしいレースでしたし、ワン・ツー・フィニッシュの一翼を担えたことを喜んでいます。ファンの皆様も楽しんでくれていれば幸いです。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    良いレースでした。我々8号車はセーフティカー導入のタイミングが悪く、レース序盤に築いた1分20秒のアドバンテージを失ってしまいました。でもこれもレースです。今日の我々には7号車とバトルするのに十分な速さがなかったということだと思います。彼らを祝福します。彼らは週末を通して速かったですし、勝者に値します。チャンピオンシップを争う上では、ドライバー、マニュファクチャラ―いずれのチャンピオンシップもリードを広げることができましたし、全体的に見ればパーフェクトな週末だったと思います。

    豊田章男 トヨタ自動車株式会社 代表取締役社長:
    FIA世界耐久選手権富士6時間耐久レースをワン・ツー・フィニッシュでゴールすることができました。応援いただいた皆さま、ありがとうございました。ル・マン24時間の凱旋レース…、失格の悔しさを晴らすレース…、そして、多くの仲間が見守る地元でのレース…、そんな富士の6時間には沢山のファンの方々や我々の活動を支えるパートナーの皆さまが応援に来てくださいます。そうした皆さまへの感謝の気持ちを伝えるためになんとしても地元富士には行きたいと考えていましたが残念ながら叶いませんでした。TOYOTA GAZOO Racingとして感謝の気持ちを皆さまに示すのは素晴らしいレースをすることが一番です。そして、なにより今回はル・マンの時のようなワン・ツー・フィニッシュの感動をホームコースで見ていただきたいと思っていました。今回、そのために私ができたことは、レース前のドライバー達に「富士の道を思いっきり駆け抜けてもらいたい」、「最後まで楽しんでバトルをしてほしい」とメッセージを送ることでした。決勝前、ドライバー達からも「思いっきりレースをしてきます!」と返信をもらい、彼らは、本当に、そんな6時間にしてくれました。応援くださった方々にもTOYOTA GAZOO Racingの想いが伝わったレースだったと思います。ドライバーのみんな、今回も「思いっきり走ってくれて、ありがとう。」 現地に行くことはできませんでしたが、チームのみんなの想いは画面で見るクルマからも十分に伝わり、離れていても心ひとつに戦うことができました。チームのみんな、ワン・ツー・フィニッシュをありがとう。7号車のみんな、待望の優勝おめでとう。そしてファンの皆さまいつもご声援を本当にありがとうございます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

  • WEC 富士 結果 | トヨタ7号車が逆転優勝! トヨタが“地元富士”で1-2!

    WEC 富士 結果 | トヨタ7号車が逆転優勝! トヨタが“地元富士”で1-2!

    2018年-2019年スーパーシーズンのFIA 世界耐久選手権(WEC)第4戦 富士6時間レースの決勝レースが10月14日(日)に富士スピードウェイで行われ、No.7 TOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)が優勝。2位にもNo.8 TOYOTA GAZOO Racing/トヨタ TS050 HYBRID(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ)が入り、トヨタが“地元富士”で昨年に続いて1-2フィニッシュを達成した。

    日曜日の富士スピードウェイは、前日からの雨で気温13℃、路面温度16℃のウエットコンディション。プロテニスプレイヤーの伊達公子さんがスターターを務め、6時間のレースはスタートした。

    ホールショットを奪ったのは、中嶋一貴のトヨタ8号車。予選でホセ・マリア・ロペスのピットロードスピード違反によるタイム抹消によって8番グリッドからスタートした7号車は小林可夢偉がステアリングを握り、2周目には2番手まで順位を上げる。

    最初の1時間は慌ただしい展開。トヨタ7号車は、序盤に早々にタイヤ交換。路面が改善していくなか石川資章がドライブするGTE AmクラスのNo.70 MRレーシング/フェラーリ488 GTEがホームストレートでタイヤがバースト。コース上にはデブリがまき散らされてセーフティカーが導入。その間にトヨタの2台を含めた多くのマシンがタイヤを交換する。

    一時はステイアウトしたNo.11 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERが首位に立つが、同マシンがピットストップしてからはトヨタ2台によるトップ争い。

    最終的に小林可夢偉が最終ドライバーを務めたトヨタ7号車がトップでチェッカー。7号車は今季初勝利、小林可夢偉とマイク・コンウェイにとって、2016年の富士以来となる、ホセ・マリア・ロペスによってはWECでの初優勝となった。2位には中嶋一貴が最終ドライバーを務めたトヨタ8号車が続き、地元富士で3回目の1-2フィニッシュを達成した。

    3位にはNo.1 レベリオン・レーシング/レベリオンR13・ギブソン(アンドレ・ロッテラー/ニール・ジャニ/ブルーノ・セナ)が入った。ジェンソン・バトンが走らせるNo.11 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERは4位でフィニッシュ。LMP1クラスは3台がリタイアしている。

    LMP2クラスは、No37 ジャッキー・チェン DCレーシング/オレカ07・ギブソン(総合6位)が初優勝。2位にもNo.38 ジャッキー・チェン DCレーシング/オレカ07・ギブソン(総合7位)が入り、ジャッキー・チェン DCレーシングが1-2フィニッシュを達成。

    GTE Proクラスは、No.92 ポルシェGTチーム/ポルシェ911 RSR(総合11位)、GTE ProクラスはNo.56 チーム・プロジェクト1/ポルシェ911 RSR(総合23位)が優勝し、ポルシェが両方のGTEクラスを制した。

    WEC第4戦 富士6時間レース 決勝 結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    3 1 アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    4 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    5 4 オリバー・ウェッブ
    トム・ディルマン
    ジェームス・ロシター
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    30 10 ベン・ハンリー
    ジェームス・アレン
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    32 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    マテヴォス・イサアキャン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    33 3 トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン