カテゴリー: WEC (FIA世界耐久選手権)

  • WEC 第6戦バーレーン8時間 予選 :トヨタ8号車がポールポジション獲得

    WEC 第6戦バーレーン8時間 予選 :トヨタ8号車がポールポジション獲得

    中東バーレーン・インターナショナル・サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 バーレーン8時間レースの予選が11月11日(金)に行われ、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)のGR010 HYBRID 8号車を駆るブレンドン・ハートレーがポールポジションを獲得した。

    前日33歳の誕生日を迎えたばかりのハートレーが8号車のアタックを担当し、1分46秒800という驚異的なタイムで、2番手に0.810秒もの大差をつけてポールポジションを獲得。

    ハートレーと共に8号車を駆るセバスチャン・ブエミと平川亮は、チャンピオンを争うアルピーヌと同ポイントで今季最終戦バーレーンへとやってきたが、このポールポジション獲得による貴重な1点追加で、小さいながらもアドバンテージを得て決勝に臨む。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのGR010 HYBRID 7号車は、コンウェイがアタックを担当し、トップから0.938秒遅れの3番手。2台のGR010 HYBRIDの間にはプジョー93号車が割って入る形となった。

    ハイパーカーとLMP2クラスの車両が走行する10分間の予選セッションは、バーレーンの暖かな気候の下、日没を迎え、コースを照明が照らし始めた現地時間午後5時10分より開始された。7号車のコンウェイはスタート前からピットレーンに並んで待機し、セッション開始と同時に他の車両と共にコースイン。一方で8号車のハートレーはセッションがスタートしてもガレージ内で待機し、最初にコースインした車両の混雑を避けるタイミングで新品タイヤを装着し、アタックに向かいた。

    この結果、7号車のコンウェイは計測2周目のアタックでベストタイムをマーク。ほぼ1周遅れてのアタックに入った8号車のハートレーは、暖められていた新品タイヤのグリップを最大限に引き出し、他車を大きく上回るペースでトップへ浮上。このタイムは最後まで更新されることはなく、チームにとって今季3度目となるポールポジションを獲得することとなった。

    この週末は、ハイパーカークラスの争いが非常に接近したものとなっているが、予選でのハートレーのアタックラップは他車と一線を画す好タイムだった。2番手のプジョー93号車に対する0.810秒差は、2番手から5番手までの他のハイパーカー4台が入っている0.733秒よりも大きなものとなっている。

    両タイトルの行方が決定する8時間の決勝レースは、本日12日(土)現地時間午後2時(日本時間午後8時)にスタートが切られる。TGRは今季4勝目と、4年連続となるWECでのダブルタイトルを目指し、この決勝レースに挑む。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
    ブレンドンが素晴らしい走りで、本当に良いアタックをしてくれました。チームは懸命な努力で、苦戦した練習走行時の状況から立ち直り、予選へ向けてとても強い2台のGR010 HYBRIDを仕上げてくれました。あとは決勝レースでドライバーが最後まで走り抜くだけです。チームを信頼し、力を合わせてクリーンなレースを戦います。目標は1-2フィニッシュですが、最も重要なのは両タイトル獲得です。耐久レースでは何が起こるかわかりませんし、トラフィックの処理などを含め常にリスクと隣り合わせですが、我々はいつもその中で最大限のパフォーマンスを発揮すべく挑戦を続けていて、この最後の仕事を完遂し、世界チャンピオンとしてシーズンを締めくくるべく一致団結しています。この週末は、WECでの今季最終戦と同時に、WRC(世界ラリー選手権)の最終戦も行われています。我々WECチームは、TOYOTA GAZOO Racing WRT(ワールドラリーチーム)が地元ファンの皆様の前で戦っているラリージャパンの成功も祈っています。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
    我々は予選でコースインするまでに、ピットレーンでの待機時間がやや長くなりすぎてタイヤが冷えてしまい、最初のアタックラップでは十分な温度まで上げきれませんでした。2周目でタイムを更新することはできましたが、時既に遅く、タイヤが最もパフォーマンスを発生できる1周目を逃してしまいました。結果として判断ミスでした。ブレンドンと8号車へ祝福を送ります。彼らがポールポジションによる1ポイントを獲得したことで、決勝レースへ向けて少しですが有利になりました。昨日は難しい一日でしたが、今日は良い進歩を遂げて、決勝でのレースペースに関しては、臨んでいたレベルにかなり近づいたと思います。決勝レースで勝つためにも、今夜も幾つか調整をする必要があります。レースは8時間と長いですが、8号車のチャンピオン獲得も念頭に置いて全力で戦います。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
    ポールポジションが獲得でき、加えてポイントも得られたので最高の気分です。私にとってベストアタックのひとつになりました。グリップは練習走行の時よりもとても向上しており、タイヤも完璧に機能して、全てが上手く行きました。フィニッシュラインを越えたときに、なかなか良いタイムになるだろうということはわかっていましたが、2番手とのタイム差を聞いたときはとても嬉しく思いました。この週末、我々の側から見ると決して順調ではなく、今朝の練習走行でも苦戦しました。7号車は異なる方向性でセットアップを進めており、彼らの方が順調だったので、彼らのセットアップを参考にしました。正しい方向性を見出してくれた彼らと、チームにとても感謝しています。予選での結果は我々が圧倒する形になりましたが、これが今の実力を正確に反映しているとは思っていませんし、明日の決勝レースは我々TGRとプジョー、アルピーヌの間での接戦になると予想しています。

  • WEC:トヨタ 第6戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    WEC:トヨタ 第6戦 バーレーン8時間 公式練習レポート

    2022年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦となるバーレーン8時間が11月10日(木)に開幕。最終戦までもつれ込んだドライバーとマニュファクチャラーの両タイトルを争うTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)は、初日に2回に渡って行われた公式練習セッションで、両タイトル獲得へ向け、その準備を開始した。

    激しさを増している2022年シーズンのハイパーカークラスの争いも、いよいよ最終戦での決着を迎える。

    今季、既にル・マン24時間レースの5連覇を成し遂げているトヨタは、このエキサイティングなシーズンを、4年連続でのダブルタイトル獲得で締めくくるべく、12日(土)に決勝レースが行われるバーレーン8時間に臨む。

    2つのタイトルのうち、マニュファクチャラーについては、トヨタの2台のGR010 HYBRIDのうち1台がトラブル無く完走を果たし、レースを戦い抜けばチャンピオンが決まる。その準備としてまず2度にわたる各90分間の公式練習セッションが、10日(木)、中東バーレーンの暑さの中で行われた。

    今年のル・マン24時間レースを制し、ドライバーズチャンピオンを争うセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮のGR010 HYBRID 8号車は、チャンピオン獲得のために、現在同点で争っているアルピーヌよりも上位でフィニッシュする必要がある。8号車は初日のこの日、トップタイムをマークしたプジョー93号車から僅か0.045秒遅れの2番手タイムをマークした。

    ディフェンディングチャンピオンである7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスは、数字の上では厳しい状況だが、8号車とアルピーヌの両方が不運に見舞われた場合、逆転タイトルの可能性がある。この日、7号車は4番手につけたが、ハイパーカークラスは、トヨタの2台を含む上位4台がわずか0.160秒の中に入る接戦となった。

    正午過ぎの午後12時15分より公式練習1回目が行われ、中東ならではの強い日差しに照らされ気温34度に達する暑さの中で、7号車は小林、8号車はブエミがそれぞれステアリングを握って走行を開始した。

    昨シーズン、トヨタは2週連続のダブルヘッダーで行われたバーレーンのレースにおいて、公式練習を含む全てのセッションでトップタイムをマークし、両レース共にポールポジションから1-2フィニッシュを果たしたが、そのGR010 HYBRIDが速さを誇示した時代は最初の公式練習走行で終焉、今年は、プジョーの93号車が最速タイムとなった。

    しかしながら、チームは一回のアタックタイムには重きを置いておらず、クリーンなセッションとなったこの公式練習1回目で、トヨタの6人のドライバーは全員が車両セットアップの解析とタイヤテストのために満足なスティントをこなし、7号車は小林が出したベストタイムが3番手、8号車はブエミのタイムで5番手だった。

    12日(土)に決勝が行われるバーレーンの8時間レースは、昼間にスタートするが、ゴールは夜間となる。このため、公式練習2回目は、1周5.412kmのコースが照明に照らされ気温も下がる中、決勝前の試走にもなり、各チームにとって重要な機会となった。

    公式練習2回目では、コンウェイとハートレーがセッション開始早々に短いアタックスティントを行い、7号車、8号車それぞれ最速タイムをマーク。その後は両車共に、決勝レースを見据えたメカニカル及び空力のセットアップの更なる最適化と、タイヤに厳しい路面における、その性能の解析を目的としたロングランに切り替えた。

    明日11日(金)は午前中に行われる1時間の公式練習3回目でさらに準備を進め、日没直後の現地時間午後5時10分(日本時間午後11時10分)より、決勝レースのスターティンググリッドを決定する10分間の予選が行われる。8時間の決勝レースは12日(土)の現地時間午後2時(日本時間午後8時)にスタートが切られる。

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
    クルマを調整し、改善点を見出しながら進歩させています。バーレーンは気温が高く、路面も大きく変わっていくので、自分たちのポジションを判断するのは難しいですが、今日はずっと決勝レースにおける車両バランスの安定を求めた走行を重ねており、現時点ではラップタイムをそれほど重要視していません。タイムは非常に近接していますが、この週末、我々にとって重要なのは、決勝レースに強い車両セットアップであり、それを見出すことを目的としています。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
    車両のバランスが思い通りにならず苦戦しています。スティントのたびにフィーリングが変わり、正しい方向を見出すのが難しいです。新品タイヤを履いた状態での感触はとても良いのですが、タイヤ摩耗が進んでいくとグリップが大きく変化します。とは言え、そのような状況はここバーレーンでは珍しくないので、予選と決勝レースへ向けた全てのセットアップを分析していかなくてはなりません。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー):
    難しい初日でした。アルピーヌとプジョーがとても速いのは明らかで、我々はレースペースという点でもまだやらなくてはならないことがあります。ドライバビリティについても、もう少し改善する必要がありますが、ここバーレーンはサーキットの性質上、初日はいつもこのように大変なものです。明日は路面がもっと良くなるでしょうし、それまでに努力し調整を続けます。長いレースウィークはまだ始まったばかりです。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー):
    正直なところ、我々にとっては厳しい一日でした。我々の8号車は公式練習1回目を終えた時点で、ライバルに対し遅れを取っているように感じられましたが、明日こそは全体的に速さを取り戻すべく、ハードワークで改善点を見出さなくてはなりません。データを見直し、セットアップを調整、解決策を見出すためにできる限りのことをするつもりです。まだ1日目を終えたばかりですし、状況は変えられるので、そのために全力でプッシュしていきます。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
    今日の両セッション共に我々のクルマには大きな問題はありませんでしたが、今日の結果に満足したとは言えません。車両バランス面で思った通りにはなっておらず、フィーリングの面でもベストではありませんでした。しかし、我々は過去に、ここバーレーンで戦った経験を持っていますし、落ち着いてデータを確認しながら、改善点を見出す必要があるのはわかっています。大事な決勝レースまでには、まだ公式練習3回目があり、それまでにやるべきことがあります。競争力のあるレースが確実にできると信じています。

    平川亮(8号車 ドライバー):
    私にとって、ここバーレーンは初めてのレースとなります。昨年、レース後にテストで走行していますが、この週末は全てが新しく、まだまだ学ぶべきことが多いですし、私自身のドライビングもこのコースに合わせていく必要があります。公式練習1回目、2回目と進むごとに進歩を感じており、満足しています。明日はもう1回の練習走行でセットアップの微調整を行い、その後は予選を頑張るだけです。決勝レースも接近戦になると思いますが、楽しみにしています。

    トヨタ FIA 世界耐久選手権

  • アウディ、F1参戦で開発中止のLMDh車両は「テストの準備ができていた」

    アウディ、F1参戦で開発中止のLMDh車両は「テストの準備ができていた」

    アウディは、F1参戦によってLMDhプロジェクトを中止するという決定が下されたときに車両は「テストをする準備ができていた」と同プロジェクトに関わった主要な人々が明らかにした。

    アウディは、2020年末に新しい費用対効果の高いLMDhフォーミュラにサインアップし、2023年にFIA 世界耐久選手権(WEC)とIMSAスポーツカー選手権の両方に出場する予定だった。

    DTMのスターであるレネ・ラストとニコ・ミュラーをプロジェクトの開発を主導するために採用し、発表はされなかったが、長年のGTパートナーであるWRTと契約を結び、正式なファクトリーチームになるとされていた。

    アウディのLMDh車両は、マルチマティックの次世代LMP2シャシーを中心にポルシェと並行して開発されており、フォルクスワーゲン・グループの両方のブランドは、スペックハイブリッドシステムとともに同じツインターボV8エンジンを使用する予定だった。

    しかし、ポルシェが1月中旬にLMDh車を発売した最初のメーカーになった一方で、アウディはル・マン24時間レースでの13勝に追加を試みることを可能にするプログラムをすぐに廃止した。

    当初、アウディは、プロジェクトはその能力を他の場所に展開できるようにするために「一時停止」された発表しただけであり、2026年にF1に参戦する計画を発表した8月まで、プログラムが中止されるという正式な発表はなされていない。

    現在、アウディはR18の後継車に関して非常に進んだ段階にあり、プロジェクトを中止するという決定が知らされたとき、数週間後に車両は最初のテストを完了していたはずだったことが明らかになった。

    「最終的にクルマは準備ができていた」とニコ・ミュラーはAutosportに語った。

    「我々はシミュレーターで多くの作業を行い、本格的なオントラックテストに入るためのすべてが準備ができていた」

    「ポルシェと一緒に開発されていた。彼らがマルチマティックと同じプラットフォームを共有していたことは周知の事実だ」

    「それを運転したかったか? とてもギリギリだったが、決定が下されるのが数週間早すぎた」

    アウディのカスタマーレーシングチーフであるクリス・ラインケは、2つのゴルクスワーゲンメーカーの年初の車の進歩はほぼ互角だったと述べ、アウディLMDhが最初のオントラックテストにどれだけ近かったかを示唆した。

    アウディのLMP1プログラムを率いていたクリス・ラインケは「我々はポルシェとパートナーシップを結んでおり、ポルシェがどこにあったかを知ることができる。車のステータスは公開されている」と語った。

    「アウディの内部では、F1に集中することが決定されたため、感情的なつながりやLMDhへのコミットメントを持っていたすべての人にとって、その可能性低くなった」

    アウディが最後にWECに参戦したのは、2016年のシリーズのLMP1時代のピーク時に、ディーゼルエンジンを搭載したR18だった。

    LMDhプログラムをキャンセルするという同社の決定により、ニコ・ミュラーはプジョーのハイパーカーチームに参加することになり、レネ・ラストとWRTの両方がライバルのドイツのブランドBMWに乗り換えた。

  • フェラーリ、LMH車両『499P』の開発テストを2台のシャシーで分業

    フェラーリ、LMH車両『499P』の開発テストを2台のシャシーで分業

    フェラーリは、今夏の設計開発プログラムの初期段階から新型LMH車両『499P』を2台使ってテストを行っていることを明らかにした。

    フェラーリは、2023年のFIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスで対戦するライバルに追いつくために、1台の499Pは信頼性、もう1台はパフォーマンスに焦点を当てたテスト戦略を考案した。

    フェラーリのアティビタスポーティブGTスポーツカー部門の設計および開発責任者であるフェルディナンド・カニッツォは、シャシー2が499Pの2回目の本格的なサーキットテストに投入されたことを明らかにした。これは8月にムジェロで行われたと理解されている。

    「1台はパフォーマンスに重点を置いている。この車では信頼性は気にしなかった」とフェルディナンド・カニッツォは説明する。

    「もう1台は、解決しなければならない主要な問題がどこにあるかを理解するためにすべてのパーツの走行距離を計測している」

    「これは、2023年のWECキャンペーンに向けたテストのために我々が持っている小さなウィンドウに対処する唯一のチャンスだった」

    フェラーリの2台のテスト戦略は、来年のWECでトヨタ、キャデラック、そして、おそらくグリッケンハウスと対戦するプジョーとポルシェの戦略とは対照的だ。

    プジョーは、7月のモンツァWECラウンドでのレースデビューの前後に1台の9X8LMHでのテストに集中してきた。

    一方、ポルシェは、IMSAスポーツカー選手権の来年1月のデイトナ24時間レースでのレースデビューの1年前に開始された開発プログラムの6か月前まで2台目の963LMDhプロトタイプを稼働させていなかった。

    土曜日の夜にイモラで正式に発表されたフェラーリ 499Pは、7月6日にフィオラノのテストトラックで初めて走行している。

    フェラーリは、テストプログラムの日付と場所の詳細を明かしていないが、2週間ごとにコースを走らせる意向について話しており、フェラーリ 499Pの発表で現在12,000km以上を走破していることを明らかにした。

    フィオラノでの3日間のシェイクダウンに続いて、バルセロナで最初の適切なサーキットテストが行われました。また、今月初めにムジェロ、ポルティマン、モンツァでもテストが行われたことが知られている。

    情報筋によると、フェラーリはすべてのテストで2台の499Pを持ち込んでいるわけではなく、サーキットではなく、リグで1台を走らせることを好むこともあったとしている。

    フェルディナンド・カニッツォは、フェラーリ 499Pがテスト中に問題に遭遇したという事実を隠していない。

    「マシンの最初のシェイクダウンでは2~3日間、問題なく走ったので驚いた」とフェルディナンド・カニッツォは説明した。

    「その後、もちろん、いくつかの信頼性の問題が発生したが、遅かれ早かれ問題が発生した方が良いので、これは良いことだ。迅速に対応することができた」

    フェルディナンド・カニッツォは、近い将来フェラーリ 499Pでの耐久シミュレーションが行われる予定であると述べたが、36時間テストになる可能性が高いとされるテストのタイムフレームについては明らかにしなかった。

    「我々は12,000kmを超えており、すぐにシミュレーションを行う予定だ」とフェルディナンド・カニッツォは語った。

    「クルマの弱点を理解することに懸命に取り組んでいる」

    フェルディナンド・カニッツォは、イモラで開催されたイベント、フィナーリ・モンディアーリ・フェラーリで2023年のカラーリングで発表されたフェラーリ 499Pのシャシーが、この夏に実行された2台の開発車のうちの1台であることを確認した。

  • フェラーリ、2023年にル・マン復活のハイパーカー『499P』を発表

    フェラーリ、2023年にル・マン復活のハイパーカー『499P』を発表

    フェラーリは、2023年に世界耐久選手権に50年ぶりにファクトリーとして復帰するハイパーカー『フェラーリ 499P』を発表した。

    フェラーリ 499P は、312 P が世界耐久レースのプレミア クラスに最後に登場してから 50 年を経て、その歴史的なつながりを再確立している。フェラーリの耐久レースの伝統に敬意を表すカラーリングを採用し、四輪駆動のツインターボチャージャー付き V6 エンジンと、500kW の電力を車輪に供給する電動パワー ユニットを搭載する。

    フェラーリのジョン・エルカーンは「499P で、革新と開発の道を歩み始めた。最先端の技術ソリューションの境界を押し広げる理想的な地形としてトラックを見る伝統に忠実だ」と語った。

    2023年 FIA WEC世界耐久選手権のオープニングレースであるセブリング1000マイルでデビューする。

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  • BMW、LMDh車両『BMW M Hybrid V8』の正式カラーリングを披露

    BMW、LMDh車両『BMW M Hybrid V8』の正式カラーリングを披露

    BMWは、LMDh車両『BMW M Hybrid V8』の最終的なカラーリングを木曜日の夜にロサンゼルスのピーターセン博物館で開催された特別イベントで披露した。

    カラーリングは、BMW Group Designworks によって設計され、BMW M部門の有名な色と「キドニー」グリルの周りの照明システムを備えている。カラーリングの一部である黒い部分のほとんどは、本来のカーボンファイバー仕上げのままであり、BMW は、従来の塗装作業と比較して、20~30%の重量を節約できると見積もっている。

    ロサンゼルスでの発表イベントには、BMW M CEOのフランシスカス・ファン・ミール、BMW M Motorsportのアンドレアス・ルース代表、IMSAのジョン・ドゥーナン社長、チームRLLのオーナーであるボビー・レイホール、デビッド・レターマン、パトリック・ラニガンが出席した。

    RLL は BMW の IMSA プログラムの公式ワークス パートナーに任命され、10 年以上前に始まったパートナーシップを継続している。2024 年に開催されるWEC(FIA 世界耐久選手権)へのファクトリー参戦は、現在のアウディGTチームを運用しているWRT が率いる。

    また、BMWは、2023年にIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに参戦するドライバーにコナー・デ・フィリッピ、フィリップ・エング、アウグスト・ファルフス、ニック・イェロリーを起用することを発表した。

    ミシュラン耐久カップの 4 つのイベントには、インディカーで7勝を挙げたしたコルトン・ハータが参加し、長距離レースのドライバーは後日発表される予定となっている。

    コナー・デ・フィリッピとニック・イェロリーは2台のBMW M Hybrid V8 エントリーの1台を共有し、もう1台のワークスカーはフィリップ・エング、アウグスト・ファルフスがドライブする。

    BMWの2台のLMDhマシンには #24 と #25 が付けられます。これは、IMSAでのGTの取り組みに使用されているのと同じ番号だが、2 つのドライバーペアリングにはまだ割り当てられていない。

    4 人のフルシーズン ドライバーのうち、コナー・デ・フィリッピはIMSAでの経験が最も多く、2018 年から 2021 年にかけて BMW M8 GTE プログラムの主力を務めた。彼はまた、2022年のBMWの唯一の通年エントリーの一部であり、GTD Proクラスの#25 M4 GT3を同胞のジョン・エドワーズと共有している。

    コナー・デ・フィリッピと組むニック・イェロリー、フィリップ・エング、アウグスト・ファルフスも IMSA でのレース経験があり、3人は今年初めにロレックス 24 とセブリングのファクトリー チームに加わった。その後、ファルフスは 6 月にワトキンズ グレン エンデューロのために IMSA に戻り、クルーの3番目のドライバーとしてフィリッピとエドワーズに加わりました。

    フィリップ・エング、アウグスト・ファルフスは、2018/19 年のWECでのBMWの唯一のシーズンで現在生産中止となっている M8 GTE を使用して参戦した。

    BMW M Hybrid V8 をテストしたが発表を欠席した他のドライバーには、2 度の DTM チャンピオンのマルコ・ウィットマン、現在の DTM ポイント リーダーのシェルドン・ファン・デル・リンデ、そして、新たに契約したレネ・ラストが含まれる。BMWのLMDhプログラムが2024年にFIA世界耐久選手権に拡大された場合、3人すべてが参加する可能性がある。

    BMW は、ヨーロッパでの最初の走行を完了した後、先週セブリングでLMDh 車両のテストを開始。DTMで自然吸気形式で以前に実行されたターボチャージャー付きV8エンジンを搭載したLMDhマシンは、10月1日にプチ・ル・マンで開催されるIMSAフィナーレで一般公開される。

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  • ランボルギーニ、LMDh車両用にツインターボV8エンジンを開発

    ランボルギーニ、LMDh車両用にツインターボV8エンジンを開発

    ランボルギーニは、2024年にFIA 世界耐久選手権(WEC)とIMSAスポーツカー選手権でレース参戦を開始するLMDhプロトタイプ用にまったく新しいツインターボ V8 を開発している。

    ランボルギーニは、ハイブリッド パワートレインの内燃要素の最初の詳細を月曜日。フランスのコンストラクターであるリジェ・オートモーティブと共同で開発中のランボルギーニ LMDh のさらなるティーザーイメージも公開した。

    LMDh エンジンは、2013年に設立されたランボルギーニ・スクアドラ・コルセの社内モータースポーツ部門によってゼロから設計され、ウラカン GT3 とスーパー トロフェオのワンメイクマシンに動力を供給するプロダクションベースのV10エンジンとは異なる。

    ランボルギーニは、パワープラントが90度のV8になることを明らかにしたが、容量は4リットル程度であると理解されている。重量は最低重量180kgがルールで定められている。

    ランボルギーニの新しいV8エンジンと、ボッシュ、ウィリアムズ、エクストラックが共同開発したハイブリッド システムを合わせた出力は、500kW (670bhp) と記載されており、LMDhとル・マン ハイパーカーの両方の規則で設定された 480~520kW 範囲の中間値となる。

    また、ランボルギーニはLMDhプロトタイプの寸法を発表。全幅2000mm、全長5100mm、全高3148mmとクラス最大値になる。 重量は、LMDhで許容される最小値である 1030kg と掲載されている。

    車の写真は2023年の第1四半期にリリースされ、それまでランボルギーニからのまだ名前のない車両の技術的な詳細は公開されないだろう。

    ランボルギーニの長年のファクトリー GT ドライバーであるミルコ・ボルトロッティとアンドレア・カルダレッリが、LMDh プログラムの最初のドライバーとして発表され、車の開発のリードする。

    WEC と IMSA で新しいランボルギーニのLMDhを運営するチームはまだ発表されていない。

    5月中旬に発表された LMDhプログラムに関するランボルギーニの最新の声明は、ラテン語で雄牛の心臓を意味する Cor Tauri と呼ばれる戦略の下でロードカーレンジのハイブリッド化を推進していることを強調している。

    「ハイブリッド駆動でモータースポーツの世界に足を踏み入れることは、ランボルギーニのハイブリッド技術への移行に完全に適合する」とランボルギーニは述べた。

    ポルシェの新しい963 は、ランボルギーニと同じツインターボ V8 を搭載する。これは、2000 年代後半に成功を収めた RS スパイダーを駆動した自然吸気エンジンにルーツを持つ4.6 リットルのユニットとなる。

    キャデラックの V.LMDhは、新しい 5.5 リッター V8エンジンであることが発表されている、それがターボチャージャー付きか自然吸気かは発表されていない。だが、セブリングでの車のテストのスパイ映像から自然吸気と推測されている。

    ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントは、 アキュラ ARX-06用にまったく新しい 2.4 リッター V6 ツインターボを開発した。これは、ポルシェやキャデラックと同様にすでに稼働しており、来年 IMSA シリーズでレースを行う予定となっている

    BMW は M ハイブリッド V8 のツインターボ ルートをたどった。そのLMDh ユニットの開発の出発点は、2017~18 年に使用された DTM 自然吸気 V8 の最終進化であり、その4リットルの容量は維持されている。

    アルピーヌは、ランボルギーニと同様に 2024 年に競争に参加するLMDh の技術的な詳細をまだ発表していない。これまでのところ、開発パートナーは オレカ であるとしか言われていない。

  • フェラーリ、2023年にル・マン復活のLMD車両で5000㎞を走行

    フェラーリ、2023年にル・マン復活のLMD車両で5000㎞を走行

    フェラーリの新しいLMHハイパーカーは、この夏の最初の3回のテストですでに約 5000km を走行している。

    2023年のFIA世界耐久選手権(WEC)およびル・マン 24 時間レースで、フェラーリのファクトリーをスポーツカーレースの頂点に戻すLMHプロトタイプは、7月初旬にフィオラノでシェイクダウンされて以来、ムジェロとバルセロナの両方で数日間のテストを行ってきた。

    フェラーリのスポーツカーレースのボスであるアントネッロ・コレッタは、これまでに達成された総走行距離を約 5000km と見積もっている。これには、新車が7月の第1 週にロールアウトされた3日間で管理した200~250kmも含まれる。

    「我々は何キロも走った。現時点では満足しているが、道のりが長いことを分かっている」とアントネッロ・コレッタは語った。

    「ある日は問題が発生し、翌日には問題が発生しなかったりと、もっと一貫性が必要であることが分かっている」

    「開発プログラムは始まったばかりだ」

    アントネッロ・コレッタは、まだ名前や型番が与えられていないフェラーリのLMH車両が、2 週間以内に再びコールに出ることを明らかにした。

    「2週間ごとにテストする計画がが、正直なところ、大きく変化している」とアントネット・これったは説明した。

    「我々は通常の方法で車を開発している。テストを行い、ファクトリーに戻り、データを見て、車に取り組んでいる」

    アントネッロ・コレッタは、来年3月にセブリングで開催されるWECシリーズの開幕戦で予定されているデビュー前の最後のギリギリまで、フェラーリが車を公認する可能性は低いと示唆した。

    ルールでは、LMH または LMDh のプロトタイプは、最初のレースの最低 30 日前に公認される必要がある。

    フェラーリ コンペティツィオーネ GT ファクトリー ドライバーの8名全員が、テスト中に最初の LMH シャーシのハンドルを握った。

    つまり、アレッサンドロ・ピア・グイディ、ジェームズ・カラド、ミゲル・モリーナ、アントニオ・フォコ、ダビデ・リゴン、ニクラス・ニールセン、ダニエル・セラ、アレッシオ・ロヴェラが開発プログラムに参加している。

    非常に経験豊富なテストドライバーであり、フェラーリと契約を継続しているアンドレア・ベルトリーニも、このプログラムの重要な役割を果たしている。

    アントネト・コレッタは、既存のドライバーの名簿からLMH WECチームを選ぶというフェラーリの立場を繰り返した。

    「我々が抱えているドライバーには満足している。変更を加える必要はないと思っている」とアントネット・コレッタは言いました。

    「フェラーリにはドライバーのビッグファミリーがいて、その中から選択できる大きなバッグがある」

    「最終的には選択をする必要があるが、現時点ではまだ時期尚早だ」

  • WEC 富士6時間レース 決勝:トヨタが“ホーム”富士で1-2フィニッシュ

    WEC 富士6時間レース 決勝:トヨタが“ホーム”富士で1-2フィニッシュ

    2022年シーズン FIA 世界耐久選手権(WEC) 第5戦 富士6時間の決勝レースが9月11日(日)富士スピードウェイで行われ、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)のハイパーカー GR010 HYBRID2台が1-2フィニッシュを飾った。

    2019年以来、3年ぶりの開催となったWEC富士ラウンド。世界チャンピオン獲得のためにも必勝態勢で臨んだトヨタは、ハイパーカーGR010 HYBRIDにとって初レースであり、ル・マン24時間の勝利を持って臨んだ凱旋レース「ホーム」富士でのWEC戦を見事な勝利で祝った。

    セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の3名が駆るGR010 HYBRID 8号車は、6時間にわたる完璧なレース運びで、第3戦ル・マン24時間に続く、今季2勝目を挙げた。この勝利は、トヨタにとってホームコースである富士での現行WEC戦で、9戦中8勝目となる。

    2021年のWECチャンピオンである小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの駆るGR010 HYBRID 7号車は8号車に続く2位でチェッカー。トヨタは全6戦で戦われる2022年シーズンの第5戦富士ラウンドを、完璧な戦いぶりで1-2フィニッシュという、チームに取ってこれ以上ない結果で終えた。

    ホームレースで最多ポイントを獲得したトヨタは、マニュファクチャラーズタイトル争いで、今大会3位に終わったアルピーヌとの差を26ポイント差に拡大。また、優勝した8号車のドライバーは、ドライバーズランキングでもトップと同点で並び、最終戦でチャンピオンを決することとなる。

    朝から快晴に恵まれ、レース日和となったこの日、午前11時にグランドスタンドの熱狂的な母国ファンに見守られる中、小林可夢偉が駆る7号車がポールポジションから隊列を率いて6時間のレースをスタート。序盤は小林の7号車が、2番手スタートのブエミの8号車との僅かな差を保ったまま周回を重ねていった。

    1時間が経過したところで数秒差のまま2台はピットへ向かい、左側の2本のみタイヤを交換し、1-2体制は維持したままコースへと復帰。しかしその後まもなく、ペースの勝る8号車のブエミが64周目に7号車の小林をかわし、2台の順位が入れ替わって8号車が首位に立った。

    2時間を経過したところで7号車はロペス、8号車はハートレーへとドライバーチェンジ。この2度目のピット作業を終えた時点で、2台の差は6秒ほど。そして、3位につけるアルピーヌ36号車には50秒ほどの差をつけていた。

    首位を行く8号車のハートレーは好ペースでの走行を続け、2位で追うロペスの7号車との差をじりじりと拡大。レースが折り返し、最後のドライバー交代となる、残り2時間の時点で、8号車と7号車の差は約30秒まで拡大していた。

    首位8号車の最終スティントのバトンを受けとったのは、今季、スーパーフォーミュラでここ富士での勝利を飾っている平川。7号車のコンウェイとの2台のGR010 HYBRIDは、この時点で3位のアルピーヌ36号車に対し、ほぼ1周の差をつけており、最後の2時間はリスクを犯すことなく、着実にポジションを守ったまま2台揃ってチェッカーを受けるべく、ペースをコントロールしながらの走行となった。

    そして6時間が経過し、一度もセーフティカーやフルコースイエローの出なかった232周を走り切った平川のドライブする8号車がトップでチェッカー。トヨタにとっての今季3勝目、また、2012年以来通算75戦目の現行WECで37勝目を挙げた。7号車のコンウェイも8号車と同一周回、1分8秒382遅れの2位でチェッカーを受け、チームは今季2度目となる1-2フィニッシュを果たした。

    マニュファクチャラーズ、ドライバーズのどちらも、タイトル決定はシーズン最終戦となる次戦バーレーン8時間で決されることになる。中東バーレーン・インターナショナル・サーキットを舞台とする最終戦は、11月12日(日)に決勝が行われる。

    豊田章男(TOYOTA GAZOO Racingチームオーナー):
    我々の“ホームレース”が3年ぶりに開催され、
    GR010 HYBRIDは初めて富士を走ることができました。
    開催に向けご尽力いただいた皆さま、ありがとうございました。

    富士スピードウェイでは、ファンの皆さまが、我々に「おかえり」と言いながら声援を送ってくれていました。
    その沢山の応援に、ワンツーフィニッシュで「ただいま」と応えられて、本当によかったと思います。

    チーム代表の可夢偉をはじめ、全てのチームメンバーに感謝します。
    みんなありがとう!

    ドライバー達は、“水素エンジンに乗ってみたい”とレースウィーク中に時間を割いてくれました。
    「内燃機関の音や振動は絶対になくしてはいけないと思っています。
    そういう意味でも、モリゾウさんが示したビジョンは素敵です。
    この開発が将来どこに向かうのか、すごくワクワクしています。
    将来、水素エンジンのレーシングカーでぜひレースがしてみたいです!」

    セバスチャン・ブエミ選手は、水素エンジンに乗った後、こんな言葉を私に送ってきてくれました。

    レーシングドライバーたちは色んなクルマに乗ってきています。
    そんな彼らがワクワクし続けられる技術を、彼らとも一緒になって、これからもつくっていければと思います。

    ドライバーのみんな、また一緒に“音と振動”を楽しみましょう!

    追伸1
    勝田範彦選手、木村選手、ラリー北海道優勝おめでとうございます。
    乗りにくかったクルマを工夫で乗りこなしていただいたと聞きました。
    それによって我々のメンバーも鍛えられたと聞いています。
    いつもながら範さんに感謝です。
    今回もありがとうございました!

    追伸2
    ギリシャのみんなにも苦しい戦いをさせてしまいました。
    エルフィンとエサペッカには、車両トラブルを出してしまって申し訳ない気持ちです。
    残り3戦となりましたが、好調だった前半戦のことは一度リセットしてもう一度“ドライバーが乗りやすいクルマ”をチームみんなで考え直しましょう!
    まずは3週間後のニュージーランド戦よろしくお願いします。

    その後、スペイン戦を挟み、ついに“初めてのラリージャパン”です。
    今週の富士のように「おかえり」と迎えてくれる多くのファンが待ってくれています。
    ワンツーフィニッシュ以上の「ただいま」を言えるように、がんばりましょう!

    ヤリ-マティ代表をはじめ、チームのみんなよろしく頼みます!

    追伸3
    ニュルでは仲間達がGR 86とLCを鍛えてくれています。
    昨日、6時間を走り切ってクラストップで無事完走。
    そして今まさに、もう6時間のレースを走ってくれていると思います。

    ニュルらしい天気で不安定な路面と聞きました。
    安全第一でクルマたちを鍛えて帰ってきてください!

    追伸4
    世界の色んな道でクルマを鍛えてくれているドライバー達みんなに感謝!
    そして、ドライバーたちと一緒にもっといいクルマづくりを実践してくれているメカニック、エンジニア、工場の仲間たちにも感謝!
    これからも、もっといいクルマづくりをみんなで心ひとつに続けていきましょう!

    小林可夢偉(チーム代表 兼 7号車 ドライバー):
    富士6時間は非常に重要なレースであり、今日の結果はTOYOTA GAZOO Racingにとってこれ以上のない最高のものになりました。チーム全員がこのレースのために懸命に働き、ミスのない戦いで素晴らしい結果に結びつけてくれました。皆を誇りに思います。ハイパーカーの争いは非常に熾烈なものでしたが、我々自身のレースは非常に順調で、力強いパフォーマンスを見せることができました。この結果はチームの努力、そして、トヨタの関係者や全てのパートナーのサポートのおかげです。応援してくれたファンの皆様にも感謝しています。今日のような好天の下、また富士スピードウェイでのWECレースを戦えたことを素晴らしく思います。これでひとつ肩の荷が下りましたが、次はバーレーンでの戦いが待っています。ドライバーとマニュファクチャラーの両タイトル獲得へ向け、努力していきます。我々にとって重要な目標であり、集中力を切らさずにベストを尽くしていきます。

    マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー):
    今日チームは素晴らしい仕事をしてくれて、目標だったホームレースでの1-2フィニッシュを果たすことができました。ル・マンを終えてからは、富士が我々にとって最も重要なレースだったので、チームにとって完璧な結果となりました。今日、我々7号車は、クルマのパフォーマンスを最大限引き出すことができませんでした。8号車の方が我々よりも少し速く、彼らには敵いませんでしたが、我々7号車もミスのないクリーンなレースを戦いました。優勝した8号車は見事な戦いぶりでした。TOYOTA GAZOO Racingと全てのパートナーの皆様へ祝福を送ります。レースウィークを通して応援してくれたファンの皆様にも感謝しています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車 ドライバー):
    チームにとって最高の結果です。このレースは我々にとってとても重要であり、そのためにずっと努力を続けてきました。ラップタイムだけを見ているだけでは、今日のハイパーカークラスの戦いがどれだけ大変だったかというのはわかりにくいと思います。チームは完璧なレースをしてくれて、本当に満足しています。勝った8号車、おめでとう。もちろん我々は勝てなかったので最高に嬉しいというわけではありません。しかし、我々にも良いスティントはありましたし、これがレースです。今年は我々7号車にとっては厳しいシーズンとなっていますが、最終バーレーン戦では最高の形で締めくくり、チームの2つのチャンピオン獲得に貢献できるよう頑張ります。

    セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー):
    3年ぶりのTOYOTA GAZOO Racingの母国レースで勝つことができ、とても良い気分です。我々はクリーンなレースを戦い、ミス無く、全てを完璧に行いました。ピット作業も素晴らしく、全部予定通りに行きました。この最高の結果を共に勝ち取ったチームには本当に感謝していますし、特に亮はこの週末、素晴らしい走りをしてくれました。我々にとって最高の結果で、ドライバーズランキング首位タイに並べたことで、タイトル獲得の大きなチャンスと共にバーレーンへと向かうことになります。シーズン最終戦も今日のようなレースが再現できるよう、ベストを尽くします。

    ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー):
    今日のGR010 HYBRIDは本当に最高のクルマで、レースは信じられないほど順調でした。こんなことはめったにありません。我々8号車は、路面温度が高くなることを見越してセットアップを変更し、それが効を奏したことで、チームメイトの7号車よりも少し速さがありました。スタートを担当したセブが力強い走りで首位に立ち、それを引き継いだ私が後続とのギャップを拡げることができ、そして、最後を担当した亮も良い走りを見せてくれました。全て完璧で上手く行ったレースのひとつになりました。強かったドライバー同様に、最高の働きをしてくれたエンジニアチームとメカニックにも本当に感謝しています。この形で最終戦バーレーンでのチャンピオン争いに臨むというのは最高の展開です。

    平川亮(8号車 ドライバー):
    富士は私にとってホームコースであり、レースキャリアを築き、育ってきたコースでもあります。それだけにここでの世界選手権で勝てて感無量です。ル・マンでの勝者としてここ富士にやってきて、自分の母国レースでの勝利を切望すると共に、プレッシャーも感じていました。しかし、チームが素晴らしい仕事で応えてくれました。私自身の2回のスティントは楽しんで走ることができましたし、チェッカーを受けたときは最高の気分でした。これでランキング首位タイに並んだので、この勢いを活かしてシーズン最終戦に臨みたいと思います。今夜はこの最高の瞬間をじっくりと味わい、そして、バーレーンでのタイトル獲得へと意識を切り替えます。

    WEC 第5戦 富士6時間 決勝結果(総合順位)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 8 セバスチャン・ブエミ
    ブレンドン・ハートレー
    平川亮
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    232
    2 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    232 1:08.382
    3 36 アンドレ・ネグラオ
    ニコラス・ラピエール
    マシュー・バキシビエール
    アルピーヌ・エルフ・チーム/
    アルピーヌ A480-Gibson
    230 2 Laps
    4 93 ポール・ディ・レスタ
    ミケル・イェンセン
    ジャン・エリック・ベルニュ
    プジョー・トタルエナジーズ/
    プジョー 9X8
    225 7 Laps
    5 31 ショーン・ゲラエル
    ロビン・フラインス
    ドリス・バントール
    WRT/
    Oreca 07-Gibson
    225 7 Laps

    2022年シーズン FIA 世界耐久選手権(WEC) 第5戦 富士6時間

  • 2022年 WEC 第5戦 富士6時間レース:順位・結果

    2022年 WEC 第5戦 富士6時間レース:順位・結果

    9月11日(日)富士スピードウェイで2022年シーズンFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦富士6時間の決勝レースが行われ、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ)のハイパーカー GR010 HYBRID2台が1-2フィニッシュを飾った。

    2019年以来、3年ぶりの開催となったWEC富士ラウンド。世界チャンピオン獲得のためにも必勝態勢で臨んだトヨタは、ハイパーカーGR010 HYBRIDにとって初レースであり、ル・マン24時間の勝利を持って臨んだ凱旋レース「ホーム」富士でのWEC戦を見事な勝利で祝った。

    ホームレースで最多ポイントを獲得したトヨタは、マニュファクチャラーズタイトル争いで、今大会3位に終わったアルピーヌとの差を26ポイント差に拡大。また、優勝した8号車のドライバーは、ドライバーズランキングでもトップと同点で並び、最終戦でチャンピオンを決することとなる。

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 トップとの差
    1 8 セバスチャン・ブエミ
    ブレンドン・ハートレー
    平川亮
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    232
    2 7 マイク・コンウェイ
    小林可夢偉
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ GR010 HYBRID
    232 1:08.382
    3 36 アンドレ・ネグラオ
    ニコラス・ラピエール
    マシュー・バキシビエール
    アルピーヌ・エルフ・チーム/
    アルピーヌ A480-Gibson
    230 2 Laps
    4 93 ポール・ディ・レスタ
    ミケル・イェンセン
    ジャン・エリック・ベルニュ
    プジョー・トタルエナジーズ/
    プジョー 9X8
    225 7 Laps
    5 31 ショーン・ゲラエル
    ロビン・フラインス
    ドリス・バントール
    WRT/
    Oreca 07-Gibson
    225 7 Laps