カテゴリー: フォルクスワーゲン

  • セバスチャン・オジェ、ベッテルとF1/WRCカーの交換を望む

    セバスチャン・オジェ、ベッテルとF1/WRCカーの交換を望む

    セバスチャン・オジェは、F1モナコGPの週末にセバスチャン・ベッテルと対面して以降、レッドブルのF1カーをテストすることを望んでいる。

    セバスチャン・オジェは、F1モナコGPのサポートレースとして開催されたポルシェ・スーパーカップに参戦して13位でレースをフィニッシュ。レッドブルがWRCでフォルクスワーゲンを支援している縁で、二人のセブが対面を果たしたs。

    セバスチャン・オジェの所属するフォルクスワーゲン・モータースポーツは、セバスチャン・ベッテルにポロ R WRCでのテストを正式に招待しており、セバスチャン・オジェは、そのお返しにF1カーをテストできることを願っている。

    セバスチャン・オジェは、セバスチャン・ベッテルとマシンの交換について話したことを認めた。

    「彼もラリーが好きだし、ポロを試すことに非常に興味を持っている」とセバスチャン・オジェはコメント。

    「全てのドライバーは、F1カーでの走行を経験したいと思っている。もちろん、僕もそうだ」

    「クルマに座った時はとてもタイトだった。ベッテルのインストールだったし、彼は僕よりもちょっと小さいからね」

    セバスチャン・オジェは、シングルシーターにより重農するためにF3カーをテストしようとしていることを明らかにした。

    「すでに小さなフォーミュラカーを運転してことがあるし、これからステップを果たすためにF3カーのテストを計画している」

    セバスチャン・オジェは、セバスチャン・ベッテルにラリーの感覚を経験してもらうために、グラベルでポロを運転することを勧めた。

    「彼がグラベルかアスファルトを好むかはわからないけど、たぶんグラベルの方がフィーリングはいいだろうね」

  • フォルクスワーゲン、ラトバラ移籍後初勝利でWRC今季4勝目

    フォルクスワーゲン、ラトバラ移籍後初勝利でWRC今季4勝目

    フォルクスワーゲンは、WRC 第6戦 アクロポリスラリー(ギリシャ)に3台の「ポロR WRC」で参戦し、ヤリ・マティ・ラトバラが「ポロR WRC」での初優勝を果たしました。

    また、セバスチャン・オジェが総合10位、アンドレアス・ミケルセンも総合4位で完走し、WRC 随一の過酷さで知られる同ラリーに参戦した「ポロR WRC」の全車がポイントを獲得した。

    31日(金)に開幕した「アクロポリスラリー」は、ギリシャの首都アテネの西部に位置するルートラキを起点とする「グラベル(未舗装路)ラリー」。WRCのなかでもクラシックイベントのひとつであり、その歴史は1951 年まで遡る。また、SS区間は過酷な路面で、パンクやサスペンショントラブルが頻発する「カーブレイカーラリー」として知られている。気温は高く、平均速度は比較的遅いため、エンジンへの負担も高い一戦だ。

    グラベルラリーは、路面を覆う土埃の影響により、出走順がタイムに影響する場合が多いため、事前に予選を行い、予選でタイムの良かった選手から好きな出走順を選択できる予選方式が導入されている。31日の午前中に行われた予選では、セバスチャン・オジェがトップタイム、ヤリ・マティ・ラトバラが9番手、アンドレアス・ミケルセンが6番手を獲得した。路面は非常に細かい埃と尖った石に覆われており、埃や石が前走者によって除かれている後方の出走順が有利となる。セバスチャン・オジェは選択できる中で最も後方の11番手、ヤリ・マティ・ラトバラは4番手、そしてアンドレアス・ミケルセンは3番手をそれぞれ選択した。

    31日の夜に2本行なわれた夜間SSを終えて、ヤリ・マティ・ラトバラは3 番手、アンドレアス・ミケルセンは5番手という順位。今回も活躍が期待されたセバスチャン・オジェは、SS1で燃料ポンプに関連する不具合が発生しリタイアを余儀なくされた。翌日再出走する場合は規定によって計10分が加算される。今季5戦で5度の表彰台(うち3 回は優勝)を獲得しているセバスチャン・オジェにとっては試練の一戦となった。

    翌1日(土)からは本格的な競技がスタート。ヤリ・マティ・ラトバラはこの日最初のSS3 からSS5 にかけてトップタイムを連発。SS3で2番手に浮上、続くSS4では首位に立ち、リードを広げた。アンドレアス・ミケルセンは午前中ブレーキトラブルに見舞われたが、チームはすぐにこれを修復。午後はパンクを喫するも、ミケルセンは5番手を堅守した。また、前日リタイアを喫したセバスチャン・オジェも戦線に復帰。オジェは条件の厳しい先頭スタートにもかかわらず上位のタイムを連発し、総合23番手から10番手まで挽回する驚異的な走りでドライバーズポイント獲得圏内へと戻ってした。

    ラリー最終日となる2日(日)はボーナスポイントが加算される「パワーステージ」を含む4 つのSSが設定されている。すでに2番手のライバルに大きな差をつけたヤリ・マティ・ラトバラは慎重な走りで確実にゴールする作戦を採用。一方、アンドレアス。ミケルセンは、この日3連続トップタイムを出す快走を見せ、総合4番手に浮上した。また、セバスチャン・オジェは最終SSの「パワーステージ」でトップタイムを獲得、ミケルセンも3番手タイムを獲得し、それぞれボーナスポイント3点と1点を獲得した。

    ヤリ・マティ・ラトバラは、「ポロR WRC」をサービスパークに無事に帰還させ、フォルクスワーゲンに移籍して初めての勝利を達成。ラトバラは25点を加算し、セバスチャン・オジェに次ぐ権2番手に浮上した。

    次戦は6月20日(木)にスタートする第7戦「ラリーイタリア サルディニア」。地中海に浮かぶサルディニア島を舞台としたグラベルラリー。ラトバラは2009 年に同ラリーで優勝しており、2戦連続の勝利が期待される。

    ヨースト カピート (フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター)
    「ここギリシャでの勝利はチーム全体の勝利でもあります。3 つのマニュファクチャラーがそれぞれ表彰台を分けあったということは、それだけ戦力が拮抗しているということです。その中で優勝したラトバラ選手を誇りに思います。また、最終日に4 位を獲得したミケルセン選手の走り、それにオジェ選手は初日のトラブルにもかかわらず最良の結果を残してくれました。3 週間後のサルディニアでも彼らは高い能力を見せてくれると期待しています」

    ヤリ・マティ・ラトバラ (総合優勝)
    「私にとって2013年シーズンの序盤は厳しい展開でしたが、チームは常に私のことを信頼しサポートしてくれていました。チームの人たちが喜んでくれている顔を見ることができて、これまでのことが報われた思いがします。アクロポリスラリーは伝統のある非常に過酷なラリーです。このラリーに初めて参戦してから10 年、この日が来るのを待ち続けていました。最後のステージはとても長く、フィニッシュラインが見えるのが待ち遠しく感じました。今日は皆でお祝いしたいですね」

    セバスチャン・オジェ (総合10位)
    「もちろん表彰台を逃してしまったことは悔しく思っています。初日にリタイアしてしまった後は気持ちを切り替えてアタックし、10 位を得られたこと、パワーステージでトップタイムを出せたことは、苦しいなかでも最大限自分のできることをやり遂げた結果だと思っています。選手権では十分なリードを保っていますし、次のラリーでは上位でフィニッシュしたいと思います」

    アンドレアス・ミケルセン (総合4位)
    「とにかく素晴らしいラリーでした。最終日はいいリズムで走ることができて、前を行くナッサー アル‐アティヤを捉えることができました。総合4 位は私のラリーキャリアで最上位ですし、しっかりとパフォーマンスを発揮することができて満足しています。それに2 日目のブレーキトラブルを修復してくれたメカニックたちにはとても感謝しています。もう次のサルディニアが待ち遠しいです」

  • フォルクスワーゲン、新型ゴルフ(ゴルフ7)を発表

    フォルクスワーゲン、新型ゴルフ(ゴルフ7)を発表

    フォルクスワーゲンは、新型ゴルフを発表。6月25日(火)より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで販売を開始する。価格は249万円〜299万円(税込)。

    フォルクスワーゲン ゴルフは、1974 年に初代が発売されて以来、6世代38年間にわたり2,900 万台以上が生産されている世界的ベストセラー。国内でもJAIAが1988 年に統計を開始して以来25年間、ゴルフシリーズとして販売第1位をキープするなど、日本で最も親しまれている輸入車だ。

    今回7世代目となる新型ゴルフは、フォルクスワーゲンの新しいモジュール戦略「MQB」のもと開発された初めてのフォルクスワーゲンとなる。

    先代で高い評価を得たTSI エンジンや高剛性ボディ、サスペンションだけでなく、エアコンやインフォテイメントシステムにいたるまで新世代モジュールとしてゼロから開発され、機能と性能を格段に向上しながら、プレミアムカーに匹敵する内外装品質、クラス最高の安全装備、大幅な軽量化と燃費の向上に成功している。

    1.ゴルフ史上最高の燃費で全車エコカー減税100%に
    ダウンサイジングトレンドの先陣を切ったTSI エンジンは、1.2TSI、1.4TSI ともに新設計された。1.2 リッターTSI エンジンと7 速DSG が組み合わされたモデルは、車両重量わずか1,240kg という軽量化の効果と相まって、歴代ゴルフ最高となる21.0km/ℓ(JC08 モード)の低燃費を実現。また、1.4 リッターTSI エンジンは、負荷の少ない運転時は、4 気筒のうち2 気筒が休止する自動気筒休止システム ‐ アクティブシリンダーマネジメント(ACT)を、ゴルフとして初めて採用。この1.4TSI と7 速DSG を組み合わせたモデルは、2 リッター超クラスのスポーティカーの走りと、スモールカー並みの低燃費(19.9km/ℓ)を同時に実現した新時代のエコパフォーマンスカーとなっている。これらの革新的なパワートレインにアイドルストップとブレーキエネルギー回生システム(BLUEMOTIONTECHNOLOGY) を組み合わせ、新型ゴルフは、全車エコカー減税100%対象(免税)となった。

    2.クラス最高水準の安全性
    新型ゴルフは、安全性においてもコンパクトカーとしての最高水準の装備を提供します。クラス最高の9つのエアバッグに加えて、up!で好評のシティエマージェンシーブレーキを更に進化させ、ミリ波レーダーを採用したプリクラッシュブレーキシステム “Front Assist Plus”を標準で搭載。さらに、2次衝突の危険を軽減するマルチコリジョンブレーキシステム、事前にシートベルトのテンションを高め、エアバッグの効果を高めるためにウインドーを閉じるプロアクティブ・オキュパント・プロテクションシステムなど数々の予防安全装備をこのクラスで初めて全車標準装備した。

    3.充実した標準装備とヴァリュー
    今回発売するのは「ゴルフ TSI トレンドライン」、「ゴルフ TSI コンフォートライン」、「ゴルフ TSI ハイライン」の3 グレード。1.2 リッターTSI エンジンを搭載し、エントリーモデルとして導入する「TSI トレンドライン」は、レザーステアリングホイール、15 インチアルミホイールなどを標準装備。同様に1.2 リッターTSI エンジンを採用した「TSI コンフォートライン」は、フロントフォグランプや16 インチアルミホイールが追加され、快適装備としてアダプティブクルーズコントロール “ACC”、2 ゾーンフルオートエアコンディショナー、リヤビュー
    カメラ、マルチファンクションステアリング等、充実した快適装備を備える。

    1.4 リッターTSI エンジンを搭載する「TSI ハイライン」は、「TSI コンフォートライン」の装備に加え、エクステリアでは専用デザインの17 インチアルミホイールやダークテールランプ、デュアルエキゾーストパイプ等を採用し、インテリアにはアルカンターラ&ファブリックを採用したスポーツシートや、“LaneAssist”、ドライビングプロファイル機能等、クラス水準を大きく上回る、スポーティかつ充実した装備を採り入れた。

    ボディカラーはコミュニケーションカラーのパシフィックブルーメタリックを含む全8色。全国希望小売価格は「TSI トレンドライン」が249 万円、「TSI コンフォートライン」が269 万円、「TSI ハイライン」が299 万円(全て税込)と装備の充実度に対して競争力の高い設定とした。

    新型ゴルフ (ゴルフ7) 新型ゴルフ

  • フォルクスワーゲン、WRCで今季3連勝を達成

    フォルクスワーゲン、WRCで今季3連勝を達成

    フォルクスワーゲンは、WRC 第4戦ラリーポルトガルに3台の「ポロ R WRC」で参戦、フランス人のセバスチャン・オジェがラリースウェーデン、ラリーメキシコに引き続き、今季3勝目を獲得した。

    11日(木)に開幕したラリーポルトガルは、ポルトガル南部、地中海に面したリゾート地のファロを起点として開催されるグラベル(未舗装路)ラリー。フォルクスワーゲンは今大会から3台目のポロ R WRCをノルウェー人のアンドレアス・ミケルセンに託し、体制を強化。

    アンドレアス・ミケルセンは「フォルクスワーゲン・モータースポーツ?」というチーム名で参戦。 フォルクスワーゲン・モータースポーツ」に所属するフィンランド人のヤリ・マティ・ラトバラ、フランス人のセバスチャン・オジェと合わせて三人でこのラリーに挑んだ。

    グラベルラリーは、路面を覆う土埃の影響により、出走順がタイムに影響する場合が多いため、事前に予選を行い、予選でタイムの良かった選手から好きな出走順を選択できる予選方式が導入されている。

    11日の午前中に行われた予選では、セバスチャン・オジェが2番手、ヤリ・マティ・ラトバラが 3番手。このラリーが「ポロ R WRC」での初の WRC 出場となるアンドレアス・ミケルセンは 8 番手タイムを獲得した。

    路面は非常に細かい埃に覆われており、乾いている場合は前走者によって埃が除かれた後方の出走順が有利となるため、セバスチャン・オジェは12番手、ヤリ・マティ・ラトバラは11番手、アンドレアス・ミケルセンは6番手をそれぞれ選択。11日の夜にヨットハーバーで開催されたスタート式典には大勢の観客が詰めかけ、次々にスタートしていく3台の「ポロ R WRC」に大きな声援が送られた。

    12日(金)からは本格的な競技がスタート。最初の競技区間(スペシャルステージ。略称:SS)でセバスチャン・オジェは首位に立つが、続くSS2ではライバルがリード。このまま接戦となるかに思われたが、SS3でライバルはリタイア。冷静沈着に走ったセバスチャン・オジェが再び首位に返り咲き、初日を首位で終えた。ヤリ・マティ・ラトバラも順調に走り3番手を獲得したが、アンドレアス・ミケルセンはSS4でパワーステアリングの油圧系統にトラブルが生じ、総合16 番手まで順位を落としてした。

    13日(土)の競技2日目、この日最初のSSとなる SS6でヤリ・マティ・ラトバラは総合2番手となり、首位のセバスチャン・オジェと盤石の体制を築く。初日を総合 14 番手で終えていたアンドレアス・ミケルセンは次々に順位を上げて、最終的に総合6番手に浮上。

    このまま順調にゴールするかと思われたが、最終日14日(日)の午前中に、セバスチャン・オジェは駆動系トラブル、ヤリ・マティ・ラトバラはドライブシャフトのトラブルに見舞われる。このトラブルでヤリ・マティ・ラトバラは再び総合3番手に順位を下げた。セバスチャン・オジェとヤリ・マティ・ラトバラはそれぞれ自分たちの手で「ポロ R WRC」に応急処置を施し、順位を堅持。チームが待つサービスパークへと戻り、無事に修理を受けることができた。

    最終SSとなったSS15 は、ボーナスポイントが加算される「パワーステージ」です。52.30km という長距離SSを、タイヤを温存していたセバスチャン・オジェはトップタイムで通過し3点を獲得、今年3勝目、 自身にとって10回目となるWRC勝利を挙げた。セバスチャン・オジェは優勝の2 点とボーナス 3点の 計28点を得て、選手権ポイントを計102点となった。また、このSSではヤリ・マティ・ラトバラも3番手で1点を獲得。ヤリ・マティ・ラトバラは総合3位、アンドレアス・ミケルセンは総合6位となり、「ポロ R WRC」は3台とも上位で完走を果たした。

    次戦は5月1日(水)の第5戦ラリーアルゼンチン。南半球のため秋の開催となるアルゼンチンは有名なSSも多く、ドライバーの評価も高いグラベルラリー。セバスチャン・オジェは2011年に3位を獲得しているため、好成績が期待できる。

    ヨースト・カピート (フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター)
    「このラリーはチーム全体にとって、ひとつの試練だったと言えるでしょう。それぞれのマシンにトラブルがありましたが今季3勝目、そして3位と 6位を得られたことは、ドライバーはもちろん、エンジニアやメカニックが問題の解決に向けて努力した結果です。私はこのチームを非常に誇りに思います。このペースでいけば、シーズンの目標を上方修正する可能性もありますね」

    セバスチャン オジェ (総合優勝)
    「目まぐるしい展開のラリーを制することができて、とてもうれしいです。日曜日のトラブルではもうダメかと思いましたが、幸いサービスに戻ることができましたし、我々のメカニックたちは素晴らしい手際でポロ R WRC を修理してくれました。我々のチームワークはまさに勝利にふさわしいと思います。私は月曜日から体調がすぐれなかったのですが、最後の 2 日間にはある程度回復することができました。ゆっくりと休息をとり、アルゼンチンは万全の体調で臨みたいと思います」

    ヤリ・マティ ラトバラ (総合3位)
    「今シーズン初めて表彰台を獲得することができ、非常にうれしく思っています。また、日曜日に破損した部品を速やかに交換してくれたメカニックにも感謝したいですね。完璧な仕事をしてくれた彼らには全幅の信頼を置いています。開幕3戦は苦労しましたが、ポロR WRCにも慣れました。次戦以降はもっと速さを見せることができると思いますので、次のアルゼンチンが待ち遠しいです」

    アンドレアス ミケルセン (総合6位)
    「私は初めてポロR WRCでラリーに出場しましたが、特に空力が優れており、カーブを曲がる速度も非常に高く安定しています。ポロ R WRC は、私がこれまで乗ってきた S2000 車両よりもはるかに速いため、4〜6速を使う高速コースでは、まだ完全にポロ R WRC を乗りこなせているとは言えません。今回の目標はできるだけ多くの経験を積むことなので、リスクは冒しませんでした。チームから多大なサポートを受けて、6 位という成績で最初のラリーを完走できたことに大きな感謝をしています」

  • フォルクスワーゲン、WRCでセバスチャン・オジェが2連続勝利

    フォルクスワーゲン、WRCでセバスチャン・オジェが2連続勝利

    フォルクスワーゲンは、WRC第3戦ラリーメキシコに2台のポロ R WRCで参戦し、フランス人のセバスチャン・オジェが前戦ラリースウェーデンに引き続き今シーズン2勝目を獲得した。

    7日(木)に開幕したラリーメキシコは、メキシコ中部の都市レオンを起点として開催される今年初のグラベル(未舗装路)ラリーとなった。

    初開催は2004年。メキシコが他のラリーと一線を画するのは、競技区間(スペシャルステージ、通称:SS)が 2,000m前後の高地で行なわれること。空気中の酸素濃度が薄いためエンジン出力が 20%近くも低下してしまい、沸点の低下によりブレーキのオーバーヒートなども発生しやすくなる。一方で気温は30℃を超えることもあり、人にも車両にも厳しいラリーとなっている。

    初参戦となるフォルクスワーゲンは 2012年末にメキシコでテストを行い、準備を万端にして2台の「ポロ R WRC」で出走。フィンランド人のヤリ‐マティ・ラトバラとフランス人のセバスチャン・オジェの二人がこの難関に挑戦した。

    7日の午前中に行われた予選では、セバスチャン・オジェが 5 番手、ヤリ‐マティ・ラトバラが 9 番手タイムを獲得。グラベルラリーは路面状況がタイムに影響する場合が多く、出走順によって有利不利があるため、2012年からラリーのスタート前に予選セッションを設け、タイムの良かったドライバーから好きな出走順を選択できる方法が採られている。メキシコではホコリの掃けた後方の出走順が有利なため、セバスチャン・オジェは9番手、ヤリ‐マティ・ラトバラは7番手をそれぞれ選択。予選トップの選手は上位陣最後尾となる13番手の出走を選択していたため、不利な状況での戦いが予想された。

    競技は7日の夜にユネスコ世界遺産である古都グアナファトの市街地コースからスタート。この日はセバスチャン・オジェが SS2でトップタイムを獲得し総合首位に躍り出ました。本格的な未舗装路が始まった8日も、セバスチャン・オジェは不利と目された出走順ながら首位を快走。一時は総合2 番手となるもすぐに逆転し、総合首位に復帰た。一方のヤリ‐マティ・ラトバラは SS3 で路上の岩に接触し、サスペンションを破損。この日の競技続行を断念する事態となった。

    また9日には、セバスチャン・オジェの走行中に SS途中の門が閉められてしまうというアクシデントが発生。セバスチャン・オジェは約30秒を失ったが、ライバルもパンクで遅れるなど波乱の展開となり、結果的に3分近い差をつけて首位を守ることに成功した。

    また、競技最終日の10日(日)には、このアクシデントに対する主催者の救済措置もあり、2番手の選手と3分30秒以上の差がついた。しかし、セバスチャン・オジェは気を緩めることなく、最終SSのひとつ前、SS22に設定されたボーナスポイントが加算される「パワーステージ」もトップタイムで通過し、3点を獲得。セバスチャン・オジェは続く最終SSもトップタイムを記録し、第2戦「ラリースウェーデン」に続く勝利をフォルクスワーゲンにもたらし。

    これでセバスチャン・オジェは、優勝の25点とボーナス3点の計28点を獲得。選手権ポイントを計74 点とし、首位を独走している。また、セバスチャン・オジェは23ヵ所のSSのうち16ヵ所のSS でトップタイムを刻み、「ポロ R WRC」の速さを全世界に強く印象づけた。また、再出走を果たしていたヤリ‐マティ・ラトバラも「パワーステージ」で3番手タイムとなり、ボーナスポイント1点を得ている。

    次戦は4月11日(木)の第4戦「ラリーポルトガル」です。晴れればホコリがひどく、雨が降れば非常に滑りやすくなるため、出走順選択の影響が大きいグラベルラリー。また、次戦から「フォルクスワーゲン・モータースポーツ?」として、ノルウェー人のアンドレアス・ミケルセン選手「ポロR WRC」で出走する。

    ヨースト・カピート (フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター)
    「グラベルラリーの初戦で勝つことができるとは、正直予想していませんでした。もちろん勝利のため入念な準備をしているわけですが、この勝利はチーム全員が一丸となって完璧に戦ったからこその結果だと思っています。もちろん、ここにいる人たちだけでなく、ハノーバーやヴォルフスブルグのメンバー全員も含めてです。そして、今回の結果でセバスチャン・オジェの能力の高さが証明されました。我々は今後も勝利に向かって挑戦していきます。本当によくやってくれたと思います。また、ヤリ‐マティ・ラトバラは不運な結果でしたが、その後も諦めず走り続けたことでポイントを得ることができました。これもまた尊敬に値すると思います」

    セバスチャン・オジェ (総合優勝)
    「まるで夢のような気持ちです。ポロ R WRC は完璧に走ってくれました。最高のマシンを作ってくれたチームの皆に感謝しています。今夜は盛大にお祝いしたいですね。グラベルラリーのデビュー戦で勝利を飾ることができたことは、最高の想い出になりました。ドライバーズ選手権では、現時点で非常に大きな得点差を築いていますが、今年はまだ 10 戦も残っています。気を引き締めて残りのラリーも戦っていきたいと思います」

    ヤリ‐マティ・ラトバラ (総合16位)
    「金曜日の走行が始まってすぐにサスペンションを壊してしまい、非常に残念に思います。再出走してからは運転の方法や車両のセットアップを変えて色々と試してみましたが、ラリー終盤になって自分とポロ R WRC が噛み合ったような感触を受けました。操作性について、今は手に取るように理解できます。このことは次戦のポルトガルに向けて大きな自信となりました。パワーステージでポイントを獲得できたこともその一助になっています」

  • フォルクスワーゲン、WRCデビュー2戦目で初勝利

    フォルクスワーゲン、WRCデビュー2戦目で初勝利

    フォルクスワーゲンは、WRC(世界ラリー選手権)の第2戦ラリースウェーデンにポロR WRCで参戦し、セバスチャン・オジェがフォルクスワーゲンに記念すべきWRC初勝利をもたらした。

    2月7日(木)に開幕した「ラリースウェーデン」は、スウェーデンおよび隣国ノルウェーを舞台とする、全13戦中唯一のスノーラリー。道は雪に覆われ、各競技車両は氷雪路用のスパイクタイヤを装着して競技に挑む。

    1950年に始まったこのラリーでは、スカンジナビア地域出身のドライバーが圧倒的な強さを見せており、これまで例外は2004年のセバスチャン・ローブただ一人という難易度の高いラリー。

    フォルクスワーゲンはこのラリーに、2台の「ポロR WRC」で出走。フィンランド人のヤリ‐マティ・ラトバラとフランス人のセバスチャン・オジェ選手の二人が挑戦した。

    7日の午前中に行われた予選では、セバスチャン・オジェがトップタイムを獲得し、翌8日(金)からの本格的な競技区間(スペシャルステージ、通称:SS)における出走順の選択権を手に入れた。

    グラベル(未舗装路)でのラリーは路面状況がタイムに影響する場合が多く、出走順によって有利不利があるため、2012年からラリーのスタート前に予選セッションを設け、タイムの良かったドライバーから好きな出走順を選択できる方法が採られている。セバスチャン・オジェは上位陣の最後尾となる17番手スタートを選択。柔らかい雪が掃けた走りやすい路面でタイムを狙う作戦をとった。

    予選6番手のヤリ・マティ・ラトバラは12番手スタートを選択した。

    最初のSSは、7日の夜にカールスタッド市内の競馬場に設けられた2台同時走行の特設コース「スーパーSS」。ここではヤリ・マティ・ラトバラが2番手、セバスチャン・オジェが9番手となった。本格的な林道コースがスタートした8日のSS2では、セバスチャン・オジェが一挙に総合首位に浮上し、ヤリ・マティ・ラトバラとともに上位を独占。ヤリ・マティ・ラトバラは最終的に4位となったが、セバスチャン・オジェは最終日の1日(日)までその勢いを保ち、フォルクスワーゲンにとって記念すべきWRC初勝利をもたらした。

    セバスチャン・オジェにとっては2011年以来となる通算8勝目、スカンジナビア地域以外の出身ドライバーとしては、セバスチャン・ローブに次ぐ二人目の快挙となる。

    「ラリースウェーデン」の最終SSは「パワーステージ」とされた。「パワーステージ」は、ステージ走行タイムの速いドライバー上位3名に選手権ポイントを与える(1位:3点〜3位:1点)特別なSS。セバスチャン・オジェはここでもトップタイムを刻み、ボーナスポイント3点を獲得。優勝の25点とボーナス3点の計28点を得て、ドライバーズポイントは合計46点となった。

    第2戦を終えた段階で、セバスチャン・オジェはドライバーズ選手権の首位に立っている。

    2台の「ポロR WRC」は、一切の不具合なく二人の選手の運転に応えました。セバスチャン・オジェは22カ所のSSのうち10カ所でトップタイムを刻み、ヤリ・マティ・ラトバラも1カ所でトップタイムを獲得。「ポロR WRC」はラリーの半分のSSでトップタイムを獲得するという速さを披露した。

    ヨースト・カピート (フォルクスワーゲン モータースポーツ ディレクター)
    「今日この日は、フォルクスワーゲンのモータースポーツ史にとって非常に大きな意味のある一日となるでしょう。参戦2戦目にして得たこの勝利は、我々にとってのマイルストーンになると確信しています。ラリースウェーデンのような過酷な環境においても、ポロR WRC はトラブルなく走り切り、オジェとラトバラは素晴らしい走りを見せてくれました。チームにおいても、すべての歯車がぴたりと噛み合い、スタッフ全員が完璧な仕事をしてくれました。私は心から彼らのことを誇りに思います」

    セバスチャン・オジェ (総合優勝)
    「最高の気分です。ゴールした瞬間、ポロR WRC の中で思わず叫んでいました。参戦わずか2戦目でフォルクスワーゲンの初勝利を獲得できるとは思っていませんでした。ポロR WRC にはトラブルもまったくありません。チームの皆が素晴らしい整備をしてくれたお陰です。ローブ選手が2番手だったので、私たちは最終日まで100%の力を出し切ったと思います。非常に難しいスノーラリーで、終始トップを走り切って勝てたことは非常に大きな自信になりました。また、スカンジナビア地域以外のドライバーで史上二人目のラリースウェーデン勝者であることに誇りを感じます」

    ヤリ・マティ・ラトバラ (総合4位)
    「チームにとって素晴らしい結果になったと思います。参戦初年度にもかかわらず、これほど早く勝利を獲得できたのは、非常に特別なことです。私自身も今回のラリーで表彰台を獲得したかったのですが、残念な結果となりました。ポロR WRC の良さを引き出すため、運転の方法を今後は少し変えていく必要があると思っています。セバスチャン・オジェは、勝利に相応しい速さを見せてくれました。私も彼に並べるよう、次のラリーに全力で取り組みたいと思っています」

  • フォルクスワーゲン、2013年WRC参戦マシン「ポロ R WRC」を発表

    フォルクスワーゲン、2013年WRC参戦マシン「ポロ R WRC」を発表

    フォルクスワーゲンは、2013年のWRC参戦マシン「ポロ R WRC」を発表した。

    ポロ R WRCのカラーリングは、これまでのホワイト&ブルーをベースに、レッドブルのロゴを掲載。ドライバーのスーツの右胸と両肩、両袖にもレッドブルが掲載される。レッドブルは、長年シトロエンのスポンサーを務めてきたが、2013年からはフォルクスワーゲンを支援していくようだ。

    ドライバーは、セバスチャン・オジエと11月にフォードからの移籍を発表したヤリ‐マティ・ラトバラがメインドライバーを務め、またIRCで2年連続王者となった若手のアンドレアス・ミケルセンがサードドライバーを務める。

    Volkswagen Polo R WRC

    フォルクスワーゲン ポロR WRC Volkswagen Polo R WRC 画像 画像 画像

  • ポルシェ、F1復帰を検討か

    ポルシェ、F1復帰を検討か

    ポルシェが、F1復帰を検討しているとの噂を Auto Motor und Sport が報じている。

    フォルクスワーゲンが所有するポルシェは、ル・マンへの復帰を予定しているが、同誌によると、ル・マンのプロジェクトはF1への“ウォームアップ”に過ぎないとの噂があると報じている。

    同誌によると、ポルシェは、フリッツ・エンツィンガー、アレックス・ヒッツィンガー、マイク・クラック、ザウバーの元エンジニアのウルス・クーラトルなど、F1での経験を持つ人材を雇用しているという。

    また、ポルシェはピットレーンの多くのチームスタッフに興味を示しているという。

    ポルシェは、ヴァイザッハに風洞を備えた最先端のモータースポーツファクトリーを設立しており、同社のドライバーはマクラーレンのシミュレーターを使っているとされる。

    同誌は「F1パドックは、これらの出費が本当にル・マンだけに向けられているのかどうか、不思議に思っている」と報じた。

    マクラーレンは、1983年から1987年までTAGを通じてポルシェ・エンジンを搭載しており、1984年と1985年にコンストラクターズ・チャンピオンシップで優勝している。

  • フォルクスワーゲン、ザウバーとの2015年のF1参入を否定

    フォルクスワーゲン、ザウバーとの2015年のF1参入を否定

    フォルクスワーゲンは、2015年にザウバーとともにF1に参入する計画を立てているという報道を否定した。

    ドイツの Sport Bild は、フォルクスワーゲンがザウバーとのF1参入を予定している、さらにはドイツ・バイザッハにあるポルシェ・モタースポーツ・センターでF1シャシーの設計に関わりたいと考えていると報じた。

    報道では、FIAにフォルクスワーゲンの計画が伝えられているとされていた。

    しかし、フォルクスワーゲンのマーケティング&コミニュケーション代表ステファン・モーザーは「前回の声明以来、何も変わってはいません」と motorsport-magazin.com にコメント。

    「我々はWRCに集中し続けています。F1に参入することは、現在の我々の論点ではありません」

  • フォルクスワーゲン、2015年にザウバーとのF1参入を検討

    フォルクスワーゲン、2015年にザウバーとのF1参入を検討

    フォルクスワーゲンが、ザウバーとともに2015年にF1に参入する計画を立てていると Sport Bild が報じている。

    最近、ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーは、ジュネーブモーターショーでフォルクスワーゲンの会長マーティン・ヴィンターコルンと会談したことを認めていた。

    ザウバーのCEOを務めるモニーシャ・カルテンボーンは、それ以上の話はないと否定していたが、 Sport Bild はフォルクスワーゲンがザウバーと提携してF1に参入する計画を立てていると報道。

    フォルクスワーゲンは、中国、アメリカ、ロシア、ブラジルといった重要な自動車市場での存在感を強化したがっているとされ、報じられたところでは、FIAはすでにフォルクスワーゲン-ザウバーの計画を伝えられているという。

    同誌は、フォルクスワーゲンはドイツ・バイザッハのポルシェ・モタースポーツ・センターでF1シャシーの設計に関わりたいと考えており、フォルクスワーゲンにとってザウバーはF1に参入するために“踏み石”に過ぎないかもしれないと報じている。