カテゴリー: ヴァージン

  • ヴァージン、GP3チーム「マノー・レーシングGP3」を設立

    ヴァージン、GP3チーム「マノー・レーシングGP3」を設立

    ヴァージン・レーシングの新チーム代表に就任したジョン・ブースは、ドライバー開発プログラムとして2010年に新たなGP3チームを設立することを発表した。

    マノー・レーシングGP3チームは、ヴァージン・レーシングとレース設備を共有し、優秀なドライバーにはF1テストのチャンスが与えられる。

    GP3は、GP2の下位カテゴリーとして今シーズンからスタートする新しいレースカテゴリー。GP2チャンピオンシップと併催され、初レースは2010年F1カレンダーのスペインGP週末に行なわれる予定である。

    ヴァージンの名前でF1に参入する前、ジョン・ブースと彼のマノー・モータースポーツは、F3やフォーミュラ・ルノーといったジュニア・カテゴリーで成功を収めており、キミ・ライコネンやルイス・ハミルトンといったドライバーを輩出している。

    「マノーGP3は、将来のスター候補がヴァージン・レーシングへの階段をのぼる素晴らしいチャンスだ」とジョン・ブースはコメント。

    「我々の目的は、競争力があるだけでなく、マノーのドライバー開発の青写真とF1チームへの統合という利益を我々のドライバーに提供するこのシリーズのための予算を獲得することだった」

    「マノーGP3は、我々の経験豊富なレースチームの専門家から素晴らしいサポートを受けられることに加え、ヴァージン・レーシングF1チームと同じレース設備を使い、ワース・リサーチのシミュレータ・プログラムを利用し、2010年F1カレンダーのヨーロッパラウンゴをサポートする。おまけに、最も成功したマノーGP3ドライバーにはヴァージン・レーシングのF1テストという素晴らしご褒美がある」

    GP3マシンは標準化されており、280bhpのルノー製エンジンとヒューランド製6速縦置きシーケンシャル・ギアボックスが搭載されたダラーラの新型シャシーが使用される。タイヤはピレリが供給し、GP2のサプライヤーであるブレンボがブレーキを製造する。

  • ヴァージン・レーシング、ヘレステストから参加

    ヴァージン・レーシング、ヘレステストから参加

    ヴァージン・レーシングのテクニカルディレクターであるニック・ワースは、チームは2月10日〜13日に行われるヘレステストに参加する準備ができていると語る。

    ヴァージン・レーシングの新車VR-01は、2月1日にバレンシアでスタートする初の合同テストには参加できないが、その時期にイギリスでシェイクダウンを行い、2回目の合同テストとなるヘレステストに向けて準備をする予定だとニック・ワースは語る。

    「基本的にシェイクダウンはイギリスで行う」とニック・ワースはコメント。

    「試運転は1月29日(金)を予定しているが、もう少し早くなるかもしれない。そして、2月1日の週にマシンのシェイクダウンを行う予定だ。ずっとそのような計画だった」

    「正直なところ、我々は1回目のヘレステストも欠席する予定だった。しかし、8月〜9月になって、それを早めて、できるだけ多くのテストをするチャンスがあると考えた。それでイギリスでのシェイクダウンを計画した。2月3日になりそうだが、4日や5日になる可能性もある。そのあと荷物を輸送し、2月10日のヘレステストで走り始める予定だ」

    ニック・ワースは、現時点でマシンの製造は完全にスケジュール通りに進行していると語る。

    「今日の午後、ペインターから全てのクラッシュ構造、サイドポッドなどボルトオンされた完全に組み立てられたモノコックが戻ってくる」

    「ペイントされ、燃料タンクなどもすべて着いているし、試運転に向けて組み立てているところだ」

    関連:2010年 F1合同テスト 日程

  • ヴァージン・レーシング、VR-01を2月3日にシルバーストンでシェイクダウン

    ヴァージン・レーシング、VR-01を2月3日にシルバーストンでシェイクダウン

    ヴァージン・レーシングは、2月3日〜4日にシルバーストンで初マシンVR-01の初走行を予定していることが明らかになった。

    ヴァージン・レーシングは、2月1日にバレンシアでスタートするF1合同テストに最初のシャシーを準備できるとみられていたが、すべての作業を完了することができず、第一号シャシーのシェイクダウンのためにシルバーストンを予約したという。

    テストでは、ティモ・グロックとルーカス・ディ・グラッシが1日ずつ走行し、その後、チームは2回目の合同テストが開催されるスペイン・ヘレスに向かうとされている。

    関連:
    ・ヴァージン、VR-01を発表 – 2010年2月3日
    ・ヴァージン・レーシング VR-01 (主要諸元)

  • ヴァージン・レーシング、マルシャのエンジンブランド名で参戦

    ヴァージン・レーシング、マルシャのエンジンブランド名で参戦

    ヴァージン・レーシングは、「マルシャ」のエンジンブランド名で参戦する予定であることが明らかになった。

    マルシャは、2010年に市場参入を目指しているロシアのスポーツカーメーカー。4週間前に行われたヴァージン・レーシングの発表会では、スポンサーの1社として紹介されていた。

    ヴァージン・レーシングは、供給されるコスワースのV8エンジンをマルシャのブランドとし、マシンの正式名称をヴァージン・マルシャとし、マルシャはブランド認知のためにF1を利用する。

    コスワースは、エンジン名を譲る価格として150万ポンド(約2億2,000万円)を提示。イングランドの情報筋によると、コスワースはヴァージンにも150万ポンドを要求する予定だという。

    関連:コスワース、F1エンジンの輸送準備が完了 - 2010年1月12日

  • ヴァージン・レーシング、チーム代表をジョン・ブースに交代

    ヴァージン・レーシング、チーム代表をジョン・ブースに交代

    ヴァージン・レーシングは、チーム代表の座をアレックス・タイからジョン・ブースに引き継ぐことを発表した。

    ロンドンでの公式発表会でアレックス・タイのチーム代表就任を発表してからまだ1カ月経っていないが、ヴァージン・レーシングはアレックス・タイが新たなプロジェクトへ移動し、ジョン・ブースが新たにチーム代表に就任したことを発表した。

    ジョン・ブースは、ヴァージン・レーシングの母体となったマノー・グランプリでチーム代表を務めており、ヴァージン・レーシングではスポーティングディレクターに就任していた。

    アレックス・タイは彼の決定の理由を「私の焦点と関心は、新しいチャンスと新しい冒険を始めるチャレンジを見つけることだ」と説明。

    「私は、我々がコンセプトから短期間でチームを作り上げたことを誇りに思っている。ヴァージン・レーシングが信頼され、経験を手に入れるを確信している」

    ヴァージン・レーシングの会長を務めるエティエンヌ・デ・ヴィリエは「ジョンの印象的なレースの血統と評判は、チーム代表という重要な役割に相応しいものだ」と語る。

    「ジョンは、以前にレーシングのディレクターのポジションを占めていたCEOとしてグレイム・ローデンに加わることになる。彼はマノー・グランプリ・チームの創設者のひとりであり、昨年の成功を形成した重要な立役者だ」

    「グレイムは、マノー・グランプリで証明された実績があり、スポーツで優れた評判のある強力なオペレーターだ。彼らの経験と専門知識の組み合わせは、刺激的な初シーズンへ向けて、ヴァージン・レーシング・チームを導く理想的な候補者とするだろう」

    「このような任命は、新しいビジネスの複雑さと挑戦に完全に立ち向かい、存続可能な成功を確実にするために適切な技術と経験でチームを作り上げるという我々の長期的なコミットメントを反映している」

    「我々はこの日が来るのを知っていたが、アレックスが管理職から異動するのを見るのは悲しいことだ。彼はヴァージンの特別プロジェクトのディレクターとしての役割を続け、チームと密接な関係を保持する。アレックスのサポートとエネルギー、着手からの責務に対して心から感謝の意を表明したい。そして、彼のビジネスへの継続的な貢献を楽しみにしている」

    ヴァージン・レーシングは、2回目のプレシーズンテストとなるヘレステストで2010年マシンのVR-01をデビューさせるとみられている。

  • ティモ・グロック 「トヨタとの関係が終わるのは鈴鹿でわかっていた」

    ティモ・グロック 「トヨタとの関係が終わるのは鈴鹿でわかっていた」

    ティモ・グロックは、日本GPの時点でトヨタとの将来がないことを悟り、直後からヴァージンと交渉を開始していたことを明らかにした。

    部外者として、トヨタの企業文化からヴァージンのよりリラックスしたアプローチへの移籍は、かなりの変化のように思います。同意しますか?
    その質問には2つの側面があるね。ファクトリーをとれば、決してそうではない。確かにトヨタでドライブして、ケルンの見事なファクトリーを訪れれたあとに、明らかに小さな施設の小さなイギリスのチームに移籍することは、違った惑星にいるようなものだ。でも、草の根への健全な回帰のように感じたとも言える。非常にポジティブな感覚だ。一方、企業文化をとれば、そうだね、かなり異なっている。ずっと自由だと感じているし、すべてがそれほど複雑ではない。その点では良くなったと思う。チームの発表会は、僕がこれまでいたどんなチームよりも非常にリラックスしていた。非常に居心地よく感じているよ。

    ヴァージン・レーシングの発表会は確かに非常にクールでした。ロックバンドの発表会のように思えました・・・
    君がそう言うなんて面白いね。それは僕自身も考えていたことなんだ。その日に君が見たものがヴァージンの哲学だと言えるだろうし、バドックに非常に新鮮なインパクトを与えると思っている。ヴァージン・ブランドはロックン・ロールのようなものだと思うし、リチャード・ブランソンはそれを開拓したいんだと思う。きっとシーズン中に何度か驚きがあるだろうね。

    トヨタがF1撤退を発表したあと、あなたのF1での将来は不確かでしたか?
    いいや、一瞬もそう考えなかったよ。トヨタでの将来はないだろうと早くから悟っていたので、早くに選択肢を探し始めていたし、僕たちの本能は落ち込んではいなかったよ。日本GPの直後にバージンと交渉を始めたんだ。頭の中では鈴鹿あたりで他チームでレースをする準備ができていたかもしれない。レースの直後にファクトリーへの訪問を誘われたとき、彼らがF1計画について非常に真剣だということが明白になった。僕の本能が、そこが僕が2010年にいる場所だと言っていたんだ。

    日本GPの週末にすでにトヨタでの将来がないとわかったと言っていましたが、それはあなた自身に関することですか?それともトヨタがF1から撤退するとすでに思っていたのですか?
    いいや、そのときはトヨタが撤退するだろうという手掛かりもなかったよ。ただ、トヨタでの僕の時間が終わったと思ったんだ。

    ヴァージン・チームのボスであるリチャード・ブランソンは、チームがF1グリッドで最小の予算で運営すると堂々と宣言していました。その計画は野心的なドライバーには好都合ですか?
    僕にとっては非常に好都合だ。彼らは計画を実行に移すことができると思っているからね。技術面において、彼らのプランは他のすべてのF1チームとかなり異なっている。すべてのプログラムがCFD(Computational Fluid Dynamics)によって行われるし、それはコスト制限という点で重要な要素だ。結局のところ、僕は成功したチームを運営するのことが600人を雇用することだとは思わない。現在、チームが慣れているよりも、はるかに少ない人数と予算で成功は成し遂げられると思う。トヨタの最終段階で、少ない予算で運営できるとわかったし、4,000万ポンドから7,000万ポンドに増やす方が、3億ポンドから1億5,000万ポンドや1億ポンドに抑えるよりもずっと簡単だと思う。

    新しいチームメイトのルーカス・ディ・グラッシは、F1ルーキーです。チームをリードする準備はできていますか?
    そうだね。それを本当に楽しみにしている。実際、それがヴァージンを選んだ理由のひとつだった。ナンバー1のポジションを約束されていたし、チームは僕を中心に構築される。僕にとって完全に新しい経験になるだろうし、僕の履歴書にさらなる経験が加わるだろう。その点では、長年にわたってトヨタで多くを学んだと言えるし、挑戦する準備はできていると感じ知恵るよ。

    トヨタは、チーム間で紛れもなくパワフルでリッチなプレーヤーでした。始めてヴァージン・レーシングのファクトリーを訪れたとき、最初にどのようなことを考えましたか?
    最初の考えは非常に実利的だったよ。働いている人数は少ないのでチームメイト全員の名前を覚えやすいと思ったし、施設をサイズの小さくしているので、すべてが非常にコンパクトだ。僕たち全員が、成功はファクトリーの大きさとは関係なく、人間のクオリティとチームの構築方法次第だと思っている。

    ブランソンが、ヴァージンがロータスの後ろでシーズンを終えた場合に(ロータスのトニー・フェルナンデスがCEOを務める)エアアジアのスティワーデスとして過ごすことに合意したことで、ロータスとバージンの間には非常に目立つ賭けがありますね。成功することへのプレッシャーにどのように対処しますか?
    正直なところ、スチュワーデスの制服を着たリチャードを見るのはかなりクールだと思うけど、そうならないように全力を尽くすつもりだ。でも、彼が短い赤い制服を着るのを避けることができれば、僕たち両方のフライトに彼が仕えてくれることに感謝するだろうね。新チームの一番でシーズンを終えることが僕たちの最低限のゴールであることは間違いないよ。

  • ニック・ワース、CFD技術の普及を願う

    ニック・ワース、CFD技術の普及を願う

    ヴァージン・レーシングのテクニカルディレクターであるニック・ワースは、成功したF1マシンを造って、F1外にもCFD技術を認めてもらいたいと考えている。

    ニック・ワースは、風洞を使用せずにCFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)のみでヴァージン・レーシングの初マシンVR-01を設計している。彼はすでにアメリカ・ル・マン・シリーズでその方法で実績をあげている。

    ニック・ワースは、彼が“現実の世界”とするレース外でもCFDを活用できることを証明したいと考えている。

    「アキュラ・プログラムは奇跡の背景にはCFDとシミュレーターといったテクノロジーがあった」とニック・ワースは語る。

    「我々がたった今、目指していること – 私には11歳の息子と14歳の娘がいるが、氷の蓋がグリーンランドに滑り落ちてみんなが冠水してしまうのを止めたい。 – 我々はこのテクノロジーのアプリケーションが現実の世界を助けるのを見たい」

    「我々は現実の世界に生きていないし、F1は現実の世界ではない。我々は世界的なステージでこのテクノロジーを認めてもらい、人類のためにもっと役に立つ方法で使用することを目指している」

    ニック・ワースはまた、F1チームの運営コストを削減するためにもCFDの重要性であることを強調する。

    「かなり重要だ。より安価で速いので我々はそういしている。莫大な資金があれば、私もたくさんの人を雇用するだろう。その点で、この技術を使用すれば他のどんなことよりも資金に対してより正確な空力学的な答えを得ることができる」

    「より多くのエンドプレート、より多くのリアウイングなどを試すことができるし、そのあと同じお金で風洞テストやフルスケールテストをすることができる」

    「我々はそれを行ってきた。そして、レースやチャンピオンシップに勝てるクルマを製造してきたので非常に満足している。またアキュラと同時に、我々はF3やインディカーでオープンホイールの作業もしてきた。同じテクノロジーを使うので、我々にとって新しいことではない」

    「うまくいかないこともあるかって? 確かにそれが人生だ」

    「ブラウンは、今年の鈴鹿で走らせるためにジェンソン・バトンに新しいフロントウイングを持ち込んだけど、それは失敗作だったし、彼のレースを台無しにした。彼らには多くの空力テクノロジーがあり、フロントウイングは素晴らしいと言われている。彼らはチャンピオンシップに勝つための重要なレースでそれを装着したが、うまくいかなかった」

    「彼らが考えなければならないのは、空力を理解することかい? 誰にでも問題はあるものさ」

  • リチャード・ブランソン 「ゼロからのF1チーム作りに魅力を感じた」

    リチャード・ブランソン 「ゼロからのF1チーム作りに魅力を感じた」

    ヴァージン・レーシングを立ち上げたリチャード・ブランソンは、確立されたサクセスストリーに資金を提供し続けるよりも、ゼロから新しいF1チームを作り上げるチャレンジに魅力を感じたと語る。

    リチャード・ブランソン率いるヴァージン・グループは、2009年にダブルチャンピオンシップを獲得したブラウンGPをスポンサードしていた。しかし、ブランソンは、ゼロからプロジェクトを行うことを望んでいたと語る。

    「ブラウンに巨額の小切手を切って、もう1シーズンついてまわることも魅力的だったかもしれない。しかしチームは優勝してしまえば、優勝以上のことをすることはできないんだ」

    「それで、我々は新しいチームを探して、サポートする方が良いと考えた」

    リチャード・ブランソンは、ヴァージン・レーシングには、ブラウンGPと3月のメルボルンで経験したような成功を期待しておらず、真新しいF1チームを確立するには時間がかかると語る。

    「我々は昨年のような幸運を期待していはいない。この先、何年にもわたってチームを作り上げなければならないことは完全に承知している。でも、それをすることは刺激的だろうね」

    「アレックス・タイ(ヴァージン・レーシングCEO兼チーム代表)が関与していた宇宙船会社は、まさに長年をかけて作り上げられたものだ。私はここにも同じことが当てはなると思っている」

    「ニック・ワース(テクニカルディレクター)と彼の周りの人間は素晴らしい。ニックがいるから、ブラウンやレッドブル、その他全てのチームからエンジニアを惹きつけた。そして、実際にに彼は素晴らしい人々のグループを得た」

    「多くのお金とテスト済のマシンを断ったティモ・グロックを獲得したことは、相当な保証になった」

    リチャード・ブランソンは、ヴァージン・レーシングが長期的なプロジェクトだが、F1で確立されたチームになればチーム自体がスポンサーを獲得できるチームになれると期待している。

    ヴァージン・グループの計画として、リチャード・ブランソンは、恒久的にチームの経営構造の一部でいることを望んでいるが、無制限にチームに資金を出すつもりではないことを明らかにしている。

    「3年契約だ」とブランソンは語る。

    「しかし、私が“永遠”と言ったのは、彼らが継続するために十分なスポンサー資金を惹きつけられるからだ。しかし、彼らは4,000万ポンドの予算の範囲内で取り組んでいるので、彼らがそれをするチャンスはある」

    「手助けするつもりだし、必要なときは動き、楽しみ、関与し、ドライバーの支えとなるつもりだ。いくつかのレースに足を運び、世界規模でモーターレーシングチームになって、スポンサーを助け、プロセスに楽しみを持たせる手助けをするつもりだ」

  • ティモ・グロック:インタビュー (ヴァージン・レーシング)

    ティモ・グロック:インタビュー (ヴァージン・レーシング)

    2010年に新チームであるヴァージン・レーシングに移籍するティモ・グロックが、2010年シーズンへの意気込みを語った。

    F1での新たなスタートはあなたによってどのようなものになりそうですか?
    素晴らしいチャンスだと思う。本当に楽しみだし、違ったものだと言わなければならないね。以前とはまったく異なることだけど、楽しみだし、ポジティブだよ。あなたも見たと思うけど、普通のF1チームとは違った発表会だった。でも、良かったよね。

    F1チームをリードすることについてはどのように感じていますか?
    チームに来てナンバー1ドライバーでチームをリードするのと、トヨタでのように4年間所属するドライバーがいるチームに行くとのでは違うよね。自分自身でチームを動かすというのはかなり違ったことだ。ある地点までは自分のために働いていたけど、そのあとは壁にぶつかり始めた。ここは僕にとって違った場所になるだろう。初めてヴァージン・レーシングに来たとき、彼らは他の誰かだけではなく、僕を望んでいると話してくれた。彼らは本当に僕をプッシュしてくれたし、それは素晴らしい気持ちだったよ。ヴァージン・レーシングでリードドライバーを経験することを楽しみにしている。

    今年はシミュレーターでの作業についてたくさん語られています。イギリスへの引っ越しを検討していますか?
    いいや。そうはならないだろう。1月にイングランドにかなりいる予定だけど、イングランドに引っ越すつもりはないよ。雨の日が多過ぎるよ!

    新チームへの加入は後退だという人がいますが、ヴァージン・レーシングは成功すると真剣に考えていますか?
    その通りだ。アブダビにいたとき、みんなが新チームについて話していたし、彼らがグリッドにいないだろうとか、真剣ではないなどと話していた。以前にも言ったけど、ニックワースの会社であたりを見回して盛り上がったんだ。そして、彼らが真剣に行っているとわかった。今では、みんなばヴァージン・レーシングが真剣なチームだとわかっていると思う。彼らはF1にいることを望んでいるし、将来成功することを望んでいる。加入できて満足しているよ。

    2010年のチームの目標は何ですか?
    2010年は難しい1年になるだろう。初年度だし、僕たちはお互いに理解しなければならない。ジョン・ブースがうまく言っていたけど、目標は他のみんなから信望を得ることだと思う。僕にとって重要なのは、僕たちがしてきた進歩、上昇カーブを続けることだ。平行線をたどるのではあまり満足できないだろうし、それをバックアップするためにふたたび懸命にプッシュするつもりだ。F1ではそれがかなり重要なんだ。僕たちは実際に力強い成長を続けているので満足している。疑問なのは2010年の僕たちのスタート地点だね。

    あなたはこのチームは異なると言いました。なにか逸話があれば話していただけますか?
    全体的に初めてのことばかりだ。僕はトヨタのような600〜700人がいるチームに慣れていた。そのあと、僕は120名のバイチェスターのチームにきた。かなり異なっているよ。2006〜2007年にiSportでドライブしてチャンピオンを獲得したGP2の頃を少し思い出した。適切な人々がいれば、600人は必要ないとわかった。きちんとしたグループ、きちんとしたエンジニアが必要だ。みんなが集中しているし、チー内に政治的なものはない。それがチームが成功するために必要な主なポイントだ。楽しみにしている部分は、ヴァージン、リチャード・ブランソン、そして裏方のみんながかなり巨大だということだ。ホスピタリティなどは普通とは違ったものになるだろうね。

    2006年にスーパーアグリを会いに行ったときと似たような気分ですか?
    スーパアグリには行っていないよ・・・見には行ったけどね! 2004年のジョーダンを思い出させる。いくつかの似ているポイントはあるけど、5年前なので時間も違うし、作業方法も違う。みんな、一生懸命働かなければならないことは分かっているけど、楽しむことも必要だ。重要なことだよ。

    スポーツに取り組むチームの視点に大きな変化を感じますか? リチャード・ブランソンは、問題にお金を投じるのではなく、分別が重要だと言っていました。トヨタがやっていたこととは少し違いますね・・・
    トヨタには違った哲学があった。このチームは、F3や他のカテゴリーで大きな予算と資金を投じるなかったジョン・ブースのチームだ。彼は彼にできる最高の仕事をしなければならなかった。それはニック・ワースも同じだ。本当にポジティブな側面だし、みんなを本当にプッシュしている。そして、100%を引き出すために彼ら自身が100%プッシュしている。

    トヨタは、F1で最大の予算をかえるチームのひとつとして知られていましたが、あまたは今、最も小さな予算のチームのひとつに来ています。リチャードを信じれば、4,000万ポンド以下での運用になります。そのようになりそうですか? チームは競争的になれるでしょうか?
    トヨタは失敗ではなかった。僕たちは表彰台に立った。でも、最大の予算のチームにいったけど、最終的に僕たちはレースに勝てなかった。これから予算の低いチームニいくけど、彼らはなにをするべきかわかっているし、彼らは彼らの予算でそれができるとわかっている。初年度はレースに勝てないだろうし、僕たちはそれが不可能だとわかっている。でも、将来的に予算はもっともっと削減されていくし、150人のチームが250人に増員して予算を増加させるのと比較して、600人と3億ポンドのチームが250人と1億5,000万ポンドに減らさなければならないのはかなり難しいことだと思う。その点ではより気楽だよ。

    それはあなたの収入が減るということでもありますか?
    ここまで僕はかなり満足している。お金を稼ぐためにトヨタに行ったわけではない。ただF1にいて、レースがしたいんだ。僕にとってお金は二の次だ。レースをして、成功することがすべてだ。

    ということは、収入が減るということですか?
    あなたは僕がトヨタでいくら稼いでいたか知らないよね。だからそれについてはノーコメントだ。

    あなたはとてもリラックスしているように思えます。ここでのプレッシャーは、レースに勝つ必要があったトヨタと違って少ないですか?
    ここでのプレッシャーは違うと思う。僕たちがバーレーンに行って、初レースをするときにプレッシャーを感じると思う。全てのチームが毎年感じる通常のF1のプレッシャーがあるだろう。現在僕がリラックスできているのは、僕は長い間F1でドライブしないことに慣れているからさ! F1に戻るには長い時間がかかった。2月のテストを本当に楽しみにしているよ。ここでのプレッシャーは違っている。もっとポジティブなプレッシャーだし、2007年にF1にステップアップするためにGP2で優勝しなければならなかった頃のプレッシャーを再び思い出させている。ポジティブなプレッシャーだし、ここでも同じだ。みんなが集中しているけど、それを楽しむことを失ってはいけない。でも、集中しなければならなので、楽しみ過ぎてもいけない。ヴァージンではそれがうまくミックスされている。

    怪我の具合はいかがですか?
    大丈夫だよ。まったく問題ない。

    あなたは、将来について日本GPの前にすでに決めていたと言っていました。ということは、事故の前ですか?
    うん。僕には選択肢があった。個人的には日本の2日間の水曜日くらいに決めていた。サインはしていなかったけど、個人的に決定したのは日本の前だ。

    その時点でトヨタのレースシートがないだろうと伝えられていたのですか?
    まだオープンだったし、トヨタは選択肢のひとつだった。自分自身で他のチームにいくことに決めたんだ。

    それは小林可夢偉がシートに留まれることを意味していましたか?
    いいや。それとは無関係だった。まず第一に、僕は病気をしてしまい、そのあとクラッシュしてしまって日本でレースができなかった。ブラジルで運転することは不可能だったし、アブダビではわずかにチャンスはあったけど、クラッシュしたら背中に損傷をあたえるリスクがまだ40〜50%あると医師が言ったんだ。

    ドイツ人ドライバーとして、ミハエル・シューマッハの復帰はどのような意味がありますか?
    プレスのみんながミハエルのところに駆け寄っていって気楽な人生が送れるだろうから良いことだね!

    ジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトン、加えてフェルナンド・アロンソ、ミハエル・シューマッハ、そしてジャック・ヴィルヌーヴがいる可能性もあります。ワールドチャンピオンが5人です。どうですか?
    素晴らしいことだね。ミハエルとレースをするのは凄いことだよ。7度のワールドチャンピオンが3年のブレークのあとに復帰するのは、F1にとって良いことだし、ファンにとっても良いことだ。F1によって、そしてF1のみんなにとってかなり大きなことだよ。

    新チームで一番になるために多くの戦いがあります。ヴァージンでも同じですか?
    新チームで一番になることは2010年のひとつの目標だと思う。でも、会社に行って、みんなを見れば、それは彼らの目標ではない。彼らは進歩することを望んでいる。彼らが望んでいることは、シーズンの中盤にポイントを争うことだ。現実的でいなければならないと思うけど、みんながポイントを争えるようになることに集中しているよ。

    ルーカス・ディ・グラッシと働くことについてはどう感じていますか?
    GP2の頃から彼のことは本当によく知っているし、彼は本当にフェアな戦いをすると言える。ドライバーとしても人間としても気に入っているよ。彼は本当にざっくばらんな男だし、本当に速い。彼はマカオに勝っているし、それがベンチマークになると思う。そのときはクビサに勝ったんだ。楽しみにしているよ。彼はルノーで多くの経験を得ているし、それは僕たちにとってポジティブなことだ。だから、彼とチームメイトになることに満足している。アルバロ・パレンテも実際にGP2での経験がある。初年度の僕たちとって素晴らしいラインナップだよ。

    経験の多い若手ドライバーという珍しいラインナップでもありますね?
    そうだね。面白いよね。僕がここで最年長のドライバーだなんて、変な気分だよ。でも、全体的に良いと思う。それがヴァージン、チームの一部だ。チームには、多くの経験があるけど、若い人間がいる。うまくミックスされている。

    ヴァージンがF1に加える楽しみについて話していましたね。レッドブルは、もう最も楽しいチームではないと心配しなければならないですか?
    そうなるかもね! すでに発表会でトニー・フェルナンデスとリチャード・ブランソンtの間でバトルがあったし、来年どうなるか楽しみだよ。僕たちには楽しさがあると思うし、僕たちがなにかを加味して、トラック上やホスピタリティ・プログラムでもレッドブルと戦えることを期待しているよ。

  • FxPro、ザウバーからヴァージン・レーシングに乗り換え

    FxPro、ザウバーからヴァージン・レーシングに乗り換え

    ザウバーは、2010年のF1グリッドを確保したが、大手スポンサーを失った。

    BMWザウバーは、今年初めに外国為替仲介業のFxProをスポンサーに迎え、2009年マシンのフロントウィング、サイドミラー、ドライバーのヘルメットとオーバーオールにFxProロゴが掲載された。

    しかし、FxProはヴァージン・レーシングに移った。

    FxProのデニス・スホーティン会長は「FxProがF1でヴァージン・レーシングをスポンサーすることを非常に嬉しく思う」と述べた。