カテゴリー: ジャック・ヴィルヌーヴ

  • ノリスvsピアストリ マクラーレンF1内紛は「セナ・プロに及ばない」と元F1王者

    ノリスvsピアストリ マクラーレンF1内紛は「セナ・プロに及ばない」と元F1王者

    1997年のF1ワールドチャンピオン、ジャック・ヴィルヌーブは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリによるマクラーレン内部のタイトル争いが、すぐに“伝説的なチーム内抗争”に発展することはないだろうと語った。

    2025年シーズン前半を終え、コンストラクターズランキングを独走するマクラーレン。注目は後半戦でどちらの若手ドライバーが主導権を握るかに移っている。

    「彼らは、お互いが勝った時にも嬉しそうに見える。それってちょっと不思議な状況だよね」とヴィルヌーブは伊紙『La Gazzetta dello Sport』に語った。

    「セナとプロストが同じことをするなんて想像できないよ」

    「でも、マクラーレンがコンストラクターズタイトルを確実にしたら、2人はもっとコース上で自分の個性を出してくると思う。そうなれば、2人の戦いは本格化するだろうね」

    「少なくとも、そうなることを期待してるよ!」

    マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンも、蘭紙『De Telegraaf』の取材に対して、チームが“公正かつ平等なレース”というポリシーを維持していると語った。その方針は、接触を防ぐためのいわゆる“パパイヤルール”によって内部的に徹底されているという。

    「我々はドライバーたちを公平かつ平等に扱っている」とブラウンは語った。「誰がチャンピオンになるかは彼ら自身に決めさせる。同時に、コンストラクターズタイトルは自ずと決まってくるよ」

    ただし、ブラウンもその方針に伴うリスクは認識している。

    「ドライバーの視点からすれば、リスクと呼べるものもある。たとえば、2007年のようなケースだ」と、ハミルトンとアロンソが激突したシーズンを引き合いに出した。

    「どちらか一方を優遇すれば、もう一方がチームを離れるかもしれない。それがデメリットなんだ」

    マクラーレン F1 ランド・ノリス vs オスカー・ピアストリ

    実際、ピアストリはシルバーストーンでの物議を醸したペナルティによって勝利を逃した後、怒りを露わにしていた。だが、ブラウンによれば、その件もすでに収束しているという。

    「オスカーはシルバーストーンのレース後に怒っていた。それも当然だと思うよ。僕が彼との間に入ってその空気を和らげなければならなかった」とブラウンは明かした。

    「SNSではファンから辛辣なメッセージを受け取ることもある。あのレースの後、オスカーファンからのメッセージでかなりキツいものがあった。オスカーと一緒に歩いていた時に、そのメッセージを見せたら、彼は『それ見せなくてよかったのに!』って言ってたよ」と笑いながら振り返った。

    「その時にはもう彼も落ち着いていたね」

    また、先週末のハンガリーGPでも両者は接触こそ免れたものの、僅差のバトルを展開。マクラーレンは1-2フィニッシュを果たしている。

    「緊張感はこれからさらに高まるだろうね」とブラウンは語る。「確実にコース上でバトルする場面は増えるはずだ。ただ、意図的に互いを弾き飛ばすようなことはないと信じている」

    「レース中の接触というのは、このスポーツの一部だからね」

  • 角田裕毅は「フェルスタッペンの歴代最悪のチームメイト」と元F1王者が酷評

    角田裕毅は「フェルスタッペンの歴代最悪のチームメイト」と元F1王者が酷評

    1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ビルヌーブは、マックス・フェルスタッペンのF1チームメイトの中で角田裕毅が「これまでで最悪」だと厳しく批判した。

    角田裕毅は日本GPでフェルスタッペンのチームメイトに昇格して以来、苦戦が続いている。25歳の角田は、レッドブル加入後わずか3度しかポイントを獲得していない。

    RB21でのベストリザルトはバーレーンGPの9位だった。

    近年のレースでは改善の兆しも見せているものの、今季以降の角田裕毅のF1キャリアは不透明な状況だ。

    ビルヌーブはVision4sportに対し、角田裕毅を批判した。

    「角田はこれまでの中でおそらく最悪だ」と彼は語った。「多くの人は『マシンがマックス用に作られているから不公平だ』と言うけれど、マックスだけがチームに良いフィードバックを与えているのかもしれない。だからチームは開発を進め、マシンは彼に合うようにどんどん良くなるんだ」

    「チームがセカンドドライバーを苦しめようとしているわけじゃない。問題は、マックスのようなドライバーが今はほとんどいないことだ。過去を振り返れば、同じレベルのドライバーが複数いた。その上で数人の優秀なドライバー、さらに平均的なドライバーがいた」

    「今は数人の優れたドライバーではなく、多くの優秀なドライバーがいる。だが、突出したドライバーはいない。だからマックスが際立って見える。彼の隣に誰かを置くのは難しい。互いに競い合うドライバーたちがせいぜい『良い』程度なら、彼らはお互いの中で見れば全員が優れているように見える」

    「そこにマックスのような存在が現れると、『ああ、もしかしてみんな大したことないのか』と思わされる。これまでマックスと組んできたドライバーたちがみんな平均的なドライバーだったということなのか?」

    角田裕毅 F1 レッドブル・レーシング

    角田裕毅は「単純に不十分」
    ビルヌーブは、今こそフェルスタッペンの隣に実力が明確なドライバーを置くべきだと考えている。

    角田裕毅やリアム・ローソンなど、これまでのチームメイトはフェルスタッペンのレベルに遠く及ばなかった。

    ビルヌーブは、シャルル・ルクレールやフェルナンド・アロンソをフェルスタッペンのチームメイトとして見たいと語る。

    「ルクレールをマックスの隣に置けば、彼の本当の実力が分かるだろう。あるいは今のアロンソをマックスの隣に置くのもいい。彼なら実力が確かだから」と彼は説明した。「マックスの隣にノリスを置くのも面白い。ノリスが本当に特別なのか、ただの優秀なドライバーなのかが分かるだろう」

    「それで評価が明確になる。マックスが特別なのは分かっているが、これまで隣にいたドライバーたちは単純に十分ではなかった。『かわいそう』なんて言う意味はない。ただ実力不足なんだ。それだけのことだ」

    「それが角田にも起きている。彼はもう4〜5年の経験があるし、これが彼のベストだ。だが明らかに不十分だ。それで終わりだ。チャンスは与えられたが、残念ながらモノにできなかった。本人がそのチャンスを求めていたのに」

    「トップチームの座が与えられたが、結果を残せなかった。それは単純明快だ。彼をかわいそうだと感じる必要はない。トップチームで走るチャンスは与えられたが、彼は成功できなかった。ビッグリーグに昇格したが、今の彼には速さが足りないと分かってしまい、その苛立ちがむしろ走りを悪くしているんだ」

  • フェラーリF1 ハミルトンへの指示にヴィルヌーヴ違和感「ちょっと奇妙だ」

    フェラーリF1 ハミルトンへの指示にヴィルヌーヴ違和感「ちょっと奇妙だ」

    2025年F1オーストリアGPで好成績を収めたフェラーリだが、ルイス・ハミルトンへの無線指示を巡り、元F1王者ジャック・ヴィルヌーヴは「ちょっと奇妙だった」と疑問を呈した。

    スクーデリア・フェラーリはレッドブル・リンクでシャルル・ルクレールが3位、ハミルトンが4位でフィニッシュ。チームとしては今季有数の好結果となったが、ピット戦略を巡って再び無線のやり取りに注目が集まった。

    ハミルトンは50周目終了時にピットインを指示されたが、そのタイミングに納得がいっていなかった様子だ。ピットを求めるレースエンジニア、リカルド・アダミに対し「ピットインしたくない」と無線で返答していた。

    当時ハミルトンは、すでに2回目のストップを終えていたルクレールの前を走行しており、自身のスティントを延長したいと希望していた。

    このやり取りについて、ヴィルヌーヴは自身のInstagramストーリーで次のようにコメントした。

    「フェラーリは上位を争っていて、2台揃って良い結果だった。でもまたしてもエンジニアとドライバーの間でコミュニケーションが噛み合っていないように見えた。モントリオールではルクレールがワンストップを主張して無視されたし、今回はハミルトンだ。ちょっと奇妙だ」

    スクーデリア・フェラーリ F1 ルイス・ハミルトン

    マクラーレンのチーム内バトルを称賛「素晴らしいショーだった」
    序盤戦で注目を集めたのは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリによるマクラーレン同士の激しいトップ争いだった。

    ヴィルヌーヴはこれについても賞賛を惜しまなかった。

    「マクラーレンの2人によるバトルは素晴らしいショーだった。彼らを自由に戦わせたマクラーレンにも拍手だ。最後の最後まで限界ぎりぎりの戦いで、見ていて本当に興奮した」

    「ピアストリは少しやりすぎた場面もあり、落ち着かせる必要があったが、それでも素晴らしいレースだった」

    アントネッリの接触には「F2で走っていれば分かるはず」
    一方、レース序盤に話題となったのが、メルセデスのキミ・アントネッリがターン3でマックス・フェルスタッペンに追突し、両者がリタイアとなったアクシデントだ。

    「ルーキーのアントネッリがフェルスタッペンをリタイアさせるミスを犯したのは、レッドブルにとって良い日ではなかった。1周目のヘアピンで起きたことだが、彼はF2でもここを走っていて、あそこがどれだけ減速するか知っていたはずだ」

    「とはいえ、経験豊富なドライバーですらあのミスをすることはある。今回のことから彼も学ぶはずだ」

    ローソンとボルトレトに称賛「アロンソとのバトルは最高だった」
    また、今大会でキャリア最高位となる6位に入ったリアム・ローソン、そしてF1初ポイントを獲得したガブリエル・ボルトレトにも賛辞を送った。

    「ボルトレトもよくやっていたが、ローソンは本当に素晴らしかった。最後にアロンソとやりあったバトルは最高で、あの7位を守り抜いたのは見事だった。全体的に、楽しくて見応えのあるレースだった」

  • 角田裕毅に忍び寄るハジャーの影 元F1王者「今こそ危機感を持つべき」

    角田裕毅に忍び寄るハジャーの影 元F1王者「今こそ危機感を持つべき」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、アイザック・ハジャーがルーキーシーズンで印象的な走りを続けていることを踏まえ、「もし自分が角田裕毅の立場だったら、将来について“心配になるだろう”」と語った。

    角田裕毅は、2025年シーズン開幕からわずか3戦目でマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに昇格。開幕戦から不調が続いていたリアム・ローソンとシートを交代する形で昇格を果たした。

    25歳の角田は、バーレーンとマイアミでポイントを獲得し、Q3進出も果たすなどローソンよりは好成績を収めているが、それでも依然としてフェルスタッペンには大きく後れを取っている。

    一方、F1初戦となったオーストラリアGPのフォーメーションラップでクラッシュを喫したアイザック・ハジャーは、その後のレースで素晴らしいパフォーマンスを披露。レッドブルの姉妹チームであるレーシングブルズの一員として、すでに7ポイントを獲得し、より経験豊富なローソンを上回る走りでチームをけん引している。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    ハジャーがレッドブル本隊のドアを叩く日は近いのか?
    1997年F1ワールドチャンピオンのヴィルヌーヴは、スカイスポーツF1に次のように語った。

    「とても感心しているよ。メルボルンでの出来事は、精神的にかなりきついものになってもおかしくなかった。でも彼は動じず、立ち上がって前に進んだ」

    「次のレースでも引きずることはなく、チームとしっかりやれているように見える。マシンのことを理解していて、自分が良い走りをできるような状態に持っていけている」

    「彼はあのマシンの実力以上の走りをしているように見える。なぜかって? 彼にとってちょっとだけ快適になるようなセットアップに持ち込めているからだ。だからこそ、アグレッシブな走りができる。もし私が角田だったら、今ごろ心配になっていると思う」

    レッドブルのシートを意味しているのかと問われたヴィルヌーヴは、こう続けた。

    「角田がそこにいるのはホンダのおかげだということを思い出すべきだよ」

    「昨年、レッドブルは彼を本隊に昇格させなかった。なぜなら、彼を望んでいなかったからだ。ローソンが力不足だったから仕方なくそうした」

    「彼らはハジャーのことを“若すぎる”、“まだ準備ができていない”、“潰してしまうかもしれない”と心配していた。でも、今の彼を見れば、もう準備ができていることを証明しているように見える」

    エミリア・ロマーニャGP決勝では、角田裕毅が10位でフィニッシュして1ポイントを獲得した一方、ハジャーはさらに上回る9位入賞を果たし、再び評価を高める結果となった。

  • アントネッリが同級生をF1に招待 ヴィルヌーヴ「職場に友達は不要」と苦言

    アントネッリが同級生をF1に招待 ヴィルヌーヴ「職場に友達は不要」と苦言

    アンドレア・キミ・アントネッリは、地元イタリアで開催されているF1エミリア・ロマーニャGPを前に、高校の同級生25人と教師2人を招待した。その行動に対し、1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴが「職場に友達は不要」と苦言を呈している。

    F1グリッド最年少の18歳アントネッリは、今も高校に通いながらF1デビューシーズンを戦っており、ボローニャ出身の彼にとってイモラでの一戦はまさにホームレースだ。木曜の記者会見で、彼は同級生たちを招待した理由をこう語った。

    「うん、僕が企画したんだ。メルセデスの何人かの人にも協力してもらって、高校のためにこういう機会を作ることができた。みんなにこの世界を実際に自分の目で見てもらえるのって、すごくいいことだと思ってる」

    「レースはテレビで見てても、その裏で何が起きてるのかまでは知らなかったからね。こういう経験ってなかなかできないし、楽しんでもらえたら嬉しいな」

    「いくつかアクティビティも用意してあって、このあとクルマを見せたり、ちょっと説明したりするつもり。そんなに細かいことまでは話さないけどね」

    「僕、普段あんまり家にいないから、友だちともなかなか会えないんだ。だからこういうちょっとしたことでも、つながりを保つのにすごく大事だと思ってる」

    しかしこの行動に対し、ヴィルヌーヴは金曜のフリー走行後に否定的な意見を述べた。

    「かわいらしい話ではあるけど、ここは彼の“オフィス”なんだ。そんなことをすべきじゃない。レースに集中すべきだ」とコメント。

    「メルセデスの関係者から聞いたんだけど、この件についてはあまり喜んでいなかったらしい。レースへの集中力が削がれたと感じていたそうだ」

    「家族や友達が大勢いるときも同じだ。彼らは夕食に誘ってきたりする。でも、ここはオフィスなんだ。余計なものを持ち込むべきじゃない」

    「昨日はその影響が出ていたように見えた。今日の方が良くなっていたけど、確かに影響はあった」

    そして最後にこう付け加えた。

    「忘れないでほしい。ここは自分のオフィスなんだ。仕事場に友達や家族を連れて行くものじゃない」

  • 角田裕毅はレッドブルF1の開発に貢献できるのか?ヴィルヌーヴが警鐘

    角田裕毅はレッドブルF1の開発に貢献できるのか?ヴィルヌーヴが警鐘

    角田裕毅は、リアム・ローソンに代わってレッドブルF1のシートを獲得したものの、その開発能力には疑問の声も上がっている。1997年のF1ワールドチャンピオン、ジャック・ヴィルヌーヴは、角田がRB21の開発に貢献することは難しいとの見解を示している。

    今シーズン開幕から2戦で結果を残せなかったローソンに代わり、角田裕毅はレッドブル・レーシングに昇格。マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして出走し、前任者よりも良好な結果を出してはいるが、マシンのポテンシャルを引き出すという点では依然として課題を抱えている。

    フェルスタッペンが日本GPで勝利した以外、序盤のレッドブルはマクラーレンに対して劣勢を強いられており、今後のアップデートが焦点となっている。その中で、ヴィルヌーヴは角田裕毅に開発面での信頼を置いていない。

    「角田裕毅はリアム・ローソンよりも良い仕事をしているが、正直なところ、彼がマシンの開発に貢献できるとは思っていない」とヴィルヌーヴはVision4Sportに語った。

    「求められるメンタリティが異なるし、彼はそのレベルに達していない」

    角田裕毅 レッドブル F1

    さらにヴィルヌーヴは、フェルスタッペンがチームと長年かけて築いてきた関係性が、鈴鹿でのパフォーマンスにも表れていたと述べている。

    「マックス・フェルスタッペンは、負担を分担するタイプではない」と彼は指摘した。

    「鈴鹿でのセットアップを見れば明らかだ。片方は安全策を選び、それが裏目に出た。もう一方は、自分の持てるものを最大限に活かす方向で攻めて、それがうまくいった」

  • F1タイトル争いに“寵児”ピアストリの影?ヴィルヌーヴが判定の甘さ指摘

    F1タイトル争いに“寵児”ピアストリの影?ヴィルヌーヴが判定の甘さ指摘

    マックス・フェルスタッペンは、今季のF1タイトル争いが激しさを増す中で、オスカー・ピアストリに有利なスチュワード判断の「偏り」が存在することについて警告を受けている。

    1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは、フェルスタッペンがFIAからペナルティを受けるような場面でも、マクラーレンのピアストリなら処罰を免れる可能性があると指摘。これが、F1通算6勝を挙げているピアストリにとって「チャンピオン争いにおいて大きな助けになる」と述べた。

    ヴィルヌーヴは、ピアストリがチャンピオン争いの重圧にどう対応しているかについても注目し、同じオーストラリア出身の元F1ドライバーであるマーク・ウェバーの存在が精神的な支えとなっていると強調した。

    「オスカー・ピアストリはプレッシャーに動じていないように見えるし、マーク・ウェバーという良きメンターがいる」とヴィルヌーヴはVision4Sportに語った。

    「ウェバーはピアストリが頼れる存在だ。父親的存在とまでは言わないが、2人の間にはエネルギーのバランスがある。それがとても助けになっている」

    「ピアストリは今、皆に愛されている。まさに“ゴールデンチャイルド”だ。何かが起きても、マックス・フェルスタッペンのようには簡単にペナルティを受けない。これもタイトル争いをする上で大きな助けになる」

    オスカー・ピアストリ マクラーレン F1

    24歳のピアストリは、シーズン序盤からフェルスタッペンに対して冷静かつ的確な対応を見せており、サウジアラビアとマイアミではレッドブルのエースを下して勝利を挙げた。この活躍により、現在ドライバーズランキングではチームメイトのランド・ノリスに16ポイント差をつけてリードしている。

    さらにヴィルヌーヴは、ピアストリにとって最大の脅威の一人がチームメイトのノリスであることを認めつつも、過去の例としてルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグによるメルセデス内のタイトル争いを引き合いに出し、同様の“内紛”がフェルスタッペンの障害になり得ると語った。

    「ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがタイトル争いをしていたときを思い出す」と54歳のヴィルヌーヴは続けた。

    「まったく同じ動きをしても、ニコはペナルティを受けた。一方で次のレースでルイスが同じ動きをしても、ペナルティは出なかった」

    「そこには微妙な偏りが存在していたし、それは人間的なもので避けられない。そして今のピアストリは、その偏りの“正しい側”にいる」

  • 元F1王者ジャック・ヴィルヌーヴ 空港のトイレに閉じ込められる災難

    元F1王者ジャック・ヴィルヌーヴ 空港のトイレに閉じ込められる災難

    1997年のF1世界チャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは、来週末に開幕する2025年のF1世界選手権に向けてオーストラリアに向かう途中、ミラノのマルペンサ空港のトイレに閉じ込められてしまったのだ。

    日曜日にヴィルヌーヴのインスタグラムアカウントに投稿された奇妙な2部構成のストーリーの中で、ヴィルヌーヴは、灰色のトイレ個室の中からカメラを不機嫌そうに見つめる自身の写真を共有し、トイレを使用した後、その空間に閉じ込められてしまったと明かした。

    ジャック・ヴィルヌーヴ、トイレから脱出するために「ドアを蹴破る」
    「トイレに20分閉じ込められていて、警備員も僕を外に出せないんだ」と1ヴィルヌーヴはフォロワーに書き込んだ。

    「30秒ごとにトイレが流れる。最高だ」

    「とても感動的だ」

    時間があるときに、ヴィルヌーヴは投稿へのコメントに返答し、この状況を笑うことが適切かどうか尋ねられた際には「いつでも笑っていい」と述べた。

    一方で、ウィットに富んだコメントとして、それは彼にとって「BARでの最初の年」のようだと述べたヴィルヌーヴは、「BARはもっと早くに壊れた。そんなに長くは動かなかった!」と返答した。

    オランダ人レーシングドライバーのトム・コロネルから、自分を閉じ込めたのが誰なのか知っているかと尋ねられたヴィルヌーヴは、「ハハハ、第1回グランプリ前に、自分がどれだけの敵を作っているのか興味深い!」と書き込んだ。これは、彼が有名になった率直な意見が、彼自身を厄介な状況に追い込む可能性があることを認めているように思われる。

    別のコメントには「最悪なことが起こった」と書かれていたが、それに対してヴィルヌーヴは興味深いことに「そして、良いことも」と書き込んだ。

    さらに深刻な問題として、ヴィルヌーヴは、もし自分が子供たちのうちの1人の立場に立った場合、あるいは、もし誰かが閉じ込められていてイタリア語を話せなかった場合、空港側の対応の欠点を指摘するだろうと指摘した。

    この問題を解決するために、ヴィルヌーヴは自ら行動を起こし、すぐにドアを蹴破り、その後、破損したブースの写真を共有した。

    「オーストラリアへの旅の幸先の良いスタートだ」と彼は書き込んだ。

    「30分後にどうにか脱出できたよ。ドアを蹴り倒してね。天井の一部が頭に落ちてきたけど」

    「オーストラリアに降り立つ準備は万端だ。旅行は最高だ」

    ヴィルヌーヴの苦境は、2000年のヒット曲「Supreme」のミュージックビデオで国際的なポップスター、ロビー・ウィリアムズが演じた「ボブ・ウィリアムズ」の(架空の)ストーリーと比べると、些細なことに思えてくる。ビデオの中で、ウィリアムズは1970年代の特定のシーズンフィナーレで、ジャッキー・スチュワート卿とドライバー選手権で対決するが、下痢の症状に襲われた後、トレーラーに閉じ込められてしまい、敗北してしまう。

  • ジャック・ヴィルヌーヴ ウィリアムズF1のアンバサダーに就任

    ジャック・ヴィルヌーヴ ウィリアムズF1のアンバサダーに就任

    ウィリアムズ・レーシングは、1997年のF1ドライバーズチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴが、ジェンソン・バトンとジェイミー・チャドウィックととに2025年のアンバサダーチームに加わると発表した。

    ウィリアムズ・レーシングは、ジャック・ヴィルヌーヴがチームの輝かしい過去と「野心的な未来」のつながりをさらに強固なものにしてくれると期待している。

    28年前にウィリアムズでF1ドライバーズタイトルを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、長年にわたりチームが自分にとってどれほど重要であったかを強調した。

    「ウィリアムズは、私の人生において重要な存在であり、たくさんの楽しい思い出で満たされている」とヴィルヌーヴは語った。

    「再びこのファミリーの一員となり、チームの伝統を祝うとともに、その未来を支えることができることをとても嬉しく思う」

    チームの代表者であるジェームス・ボウルズは、この3人組を大いに称賛し、次のように付け加えた。

    「2025年にジェンソン、ジャック、ジェイミーがチームの一員として戻ってくることは、非常に光栄なことだ」

    「彼らは、この象徴的なチームを完璧に体現している。我々が築いてきた歴史、未来のチャンピオンに投資し、モータースポーツへの道を開拓してきた誇り高い伝統、そして再び歴史を築くという私たちの野心と決意」

    「ジェンソンとジャックはウィリアムズでF1デビューを果たし、世界チャンピオンにまで上り詰めた。一方、ジェイミーはウィリアムズ・レーシングのドライバーとして、またリア(・ブロック)のメンターとして、モータースポーツ界における女性の壁を打ち破ってきた。彼らをウィリアムズの新たな物語の一員として迎えることができ、非常に嬉しく思っている」

    ウィリアムズ・レーシング ジャック・ヴィルヌーヴ

    ジェンソン・バトンとジェイミー・チャドウィック
    ジェンソン・バトンは、ジャック・ヴィルヌーヴから4年後の2000年にウィリアムズでF1デビューを果たし、ブラウンGPでレースをしていた2009年にはドライバーズタイトルを獲得した。

    同チームで1シーズンだけレースに出場したが、2019年にウィリアムズファミリーに復帰した。

    「ウィリアムズが僕にF1での最初のチャンスを与えてくれた。そして、今年、そのデビューから25周年を迎えるなんて信じられない」とバトンは語った。

    「このチームのアンバサダーを務めることは特権であり、その伝統と未来に貢献し続けることに興奮している」

    Wシリーズで3度の優勝を果たし、インディNXTレースでも優勝したチャドウィックは、モータースポーツ界における女性の壁を打ち破り、チームのドライバーアカデミーのメンバーであるリア・ブロックのアドバイザーを務めている。

    「ウィリアムズは、この4年間、私のキャリアとモータースポーツでの道のりの大きな一部でした」とチャドウィックは付け加えた。

    「2025年もチームを代表し、ドライバーとして成長し続け、F1アカデミーから出てくる次世代のレーサーの指導を手助けしていくことに挑戦していくことを誇りに思います」

  • 角田裕毅は「ホンダがプッシュしなければ欲しがるチームはない」と元F1王者

    角田裕毅は「ホンダがプッシュしなければ欲しがるチームはない」と元F1王者

    元F1王者のジャック・ヴィルヌーヴは、2025年のF1グリッドで最もシートを失う可能性の高いドライバーとして角田裕毅の名前を挙げた。

    今年、F1参戦5年目を迎える角田裕毅はレーシングブルズに留まることになる。レッドブル・レーシングを解雇されたセルジオ・ペレスの後任争いでリアム・ローソンに敗れた。

    2025年のセルジオ・ペレス、最初の犠牲者になるのは誰かと質問されたヴィルヌーヴは「最初にグリッドを去るのは角田だ」とACTIONに語った。

    「彼はホンダのおかげでそこにいるだけだ。いずれはこれはストップするだろう」

    「そして、レッドブル・ファミリーの一員として角田が過ごすのは今シーズンが最後であることは明らかだ。ホンダが強くプッシュしない限り、彼を欲しがるチームはないだろう」

    角田裕毅は、2025年限りでレッドブル・ファミリーを離れ、2026年はホンダがワークスエンジンを供給するアストンマーティンでリザーブドライバーを務める可能性が噂されている。

    角田裕毅 F1

    一方、レッドブル・レーシングにするリアム・ローソンについては「リアム・ローソンにとっては大きなチャンスだ」とヴィルヌーヴは語る。

    「しかし、メインチームにすぐに配属されたドライバーがすぐに崩壊するのを見てきた。だから、彼がどれほど精神的に強く、本当にどれほど優秀なのか見てみよう」

    「つまり、彼のF2でのシーズン、日本のシーズン、あるいは角田とのレースをベンチマークとしてとらえることはできない」

    「契約上、ローソンはフェルスタッペンのサポート役だ。しかし、彼自身の頭の中では、そうではない。彼自身の頭の中では、マックスの代わりになるためにいるのだ。だから、彼はタフで速くなろうとするだろう」

    「そうすれば、マックスにプレッシャーがかかり、マックスはさらに良い走りをせざるを得なくなる。そうすれば、チームの進歩につながる」

    リアム・ローソンにとって良い結果とは何かと質問されたヴィルヌーヴは「もし優勝できるマシンでなければ、チャンピオンシップで優勝できない。その場合、2位かそれ以下になるしかない」と答えた。

    「ローソンの良い結果とは、フェルスタッペンの1つ後ろか、2つ後ろということだ。それ以上ではない」

    「レースで勝てば、大量のポイントを獲得できる。1位と2位では大きな違いがある。3位、4位、5位でフィニッシュすれば、ポイント差はわずかだ」