カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • デイモン・ヒルがアロンソに猛反論「フェルスタッペン最高説はナンセンス」

    デイモン・ヒルがアロンソに猛反論「フェルスタッペン最高説はナンセンス」

    フェルナンド・アロンソのマックス・フェルスタッペン評を巡り、1996年F1王者デイモン・ヒルが真っ向から反論した。アロンソが「現時点でもグリッド最高のドライバー」と評価したことに対し、ヒルは「まったくのナンセンスだ」と一蹴し、両者の見解の違いが注目を集めている。

    一方、元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、メルセデス移籍が噂されるフェルスタッペンについて「今となってはチャンスを逃したことを後悔しているはずだ」と持論を展開。

    レッドブル・レーシングで苦戦する王者を巡り、F1界からさまざまな意見が飛び交っている。

    アロンソ「フェルスタッペンは今もF1最高のドライバー」
    2026年シーズンは新レギュレーションへの移行により、レッドブル・レーシングは苦戦を強いられている。4年連続でF1王座を獲得したマックス・フェルスタッペンもマシン性能に苦しみ、シーズン3分の1を終えた時点でドライバーズランキング7位に低迷。表彰台も2回にとどまっている。

    それでもフェルナンド・アロンソは、フェルスタッペンの実力を疑っていない。

    「マックス・フェルスタッペンはグリッドで最高のドライバーだ。今年はランキング5位か6位で終わることになるかもしれない」

    「その意味ではF1は少し不公平なのかもしれない。でも、理解したくない人たちに説明しても時間の無駄だ」

    アロンソは、現在の順位はマシン性能を反映したものであり、フェルスタッペン自身の能力を示すものではないとの考えを示した。

    デイモン・ヒルがSNSで真っ向から反論
    しかし、この発言に異を唱えたのが1996年F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルだった。

    ヒルはSNSでアロンソのコメントを引用し、次のように投稿した。

    「まったくのナンセンスだ! この件についてはフェルナンド・アロンソ(FA)の意見に強く反対する」

    ヒルは理由までは詳しく説明していないものの、アロンソが断言した「フェルスタッペンが現役最高のドライバー」という評価には賛同できないとの姿勢を明確に示した。

    フェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペン

    シュタイナー「メルセデス移籍の機会はもう失われた」
    一方、フェルスタッペンの将来についても議論が続いている。

    元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、フェルスタッペンがメルセデスへ移籍する絶好のタイミングを逃したとの見方を示した。

    シュタイナーによると、メルセデスがジョージ・ラッセルとの契約交渉を進めていた時期には、フェルスタッペンを獲得候補として検討する余地があった。しかし、新レギュレーションの行方を見極めようと判断を先送りした結果、その機会は失われたという。

    現在のメルセデスはラッセルとキミ・アントネッリというラインアップに大きな信頼を寄せており、フェルスタッペンを獲得するにははるかに高額な契約が必要になるだけでなく、チーム内のバランスを崩すリスクもあるとシュタイナーは指摘した。

    さらに、フェルスタッペンのこれまでの振る舞いはメルセデスのチーム文化には必ずしも適合せず、他チームで許容されてきたようなスタイルをメルセデスが受け入れるとは考えにくいとの見解も示している。

    アロンソが「現役最高」と断言したフェルスタッペンに対し、ヒルはその評価を真っ向から否定。一方でシュタイナーは、レッドブル・レーシングで苦戦する現状に加え、移籍市場でも選択肢が狭まりつつあるとの見方を示しており、4度の世界王者を巡る議論は今後も続きそうだ。

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  • ヨス・フェルスタッペンに誤算?ホーナー更迭から1年で深まるレッドブルF1の亀裂

    ヨス・フェルスタッペンに誤算?ホーナー更迭から1年で深まるレッドブルF1の亀裂

    クリスチャン・ホーナーがレッドブルF1のチーム代表を退任してから1年。マックス・フェルスタッペン陣営は更迭への関与を否定しているが、現在のチーム内の状況は、当時ホーナー退任を強く求めていた父ヨス・フェルスタッペンにとっても想定外だった可能性がある。

    新代表ローラン・メキース体制の下でも、マックス・フェルスタッペンの去就を巡る不透明感は解消されておらず、むしろレッドブル首脳部との対立は以前より深まっているとの見方が浮上している。

    ホーナー退任後も続くフェルスタッペン陣営との対立
    マックス・フェルスタッペン陣営は、昨年7月のクリスチャン・ホーナー更迭に関与したとの見方を否定している。しかし、その直前のシルバーストンでは、父ヨス・フェルスタッペンがレッドブルのガレージ内でホーナーと激しく口論したと報じられ、これがホーナーにとって最後のグランプリとなった。

    その後、ローラン・メキースがチーム代表に就任すると、ヨス・フェルスタッペンはチームの「友好的な雰囲気」を評価していた。マックス・フェルスタッペンも一時はタイトル争いに復帰し、新体制は順調なスタートを切ったように見えた。

    しかし2026年シーズンは状況が一変した。

    レッドブルは新型パワーユニット開発の影響で苦戦を予想していたが、実際にはRB22自体の競争力不足が大きな問題となった。オーストリアGPで軽量化アップデートが投入されるまでは大幅な重量超過にも悩まされ、マックス・フェルスタッペンは開幕9戦で76ポイントしか獲得できずランキング7位に低迷している。

    月末以降には成績条項による契約解除オプションを行使できる立場となる一方で、レッドブル首脳部は残留を公表するよう説得を続けていると報じられている。

    オーストリア本社との関係悪化
    ジャーナリストのダニエル・モクソンは『Pit Lane Torque』ポッドキャストで、ホーナー退任後の組織体制の変化が現在の対立を生んでいると分析した。

    「両者の関係は確実に悪化している」

    「問題はローラン・メキースとの関係というより、クリスチャン・ホーナー時代よりも深くチーム運営に関与するようになったオーストリア本社首脳との関係だ」

    「ホーナーはチーム運営を比較的自由に任されていた。しかし彼が退任した大きな理由の一つは、新しいオーストリア側の経営陣がより強い影響力を持ちたいと考えたからだった」

    モクソンによれば、ホーナー体制でも内部対立は存在したが、現在のようにフェルスタッペン陣営を否定的に描く情報が外部へ流れることはほとんどなかったという。

    ホーナー時代とは異なるレッドブルの姿勢
    さらにモクソンは、ヨス・フェルスタッペンについて「非常に押しの強い人物」であり、「息子のためなら波風を立てることもいとわない人物」と評している。

    ヨス・フェルスタッペンはホーナー退任によってチーム内がより調和の取れた環境になると考えていた可能性がある。しかし実際には、レッドブル本社を率いるオーストリア首脳部はより強硬な姿勢を取るようになった。

    ホーナーは時としてマックス・フェルスタッペンをチームと同等の存在として扱ってきたが、共同オーナーのマーク・マテシッツら経営陣はその考え方を共有していないとされる。

    また、一部報道では49%の共同オーナーであるマーク・マテシッツが、長期化するフェルスタッペンを巡る騒動に嫌気が差し、チーム離脱を望んでいるとの情報も伝えられている。

    一方で、ローラン・メキースは現時点で両者の対立を仲裁できておらず、チームとエースドライバーの溝はホーナー時代以上に深まっているとの見方が強まっている。

  • マックス・フェルスタッペン F1移籍先が縮小 ウェバーがマクラーレン加入説を否定

    マックス・フェルスタッペン F1移籍先が縮小 ウェバーがマクラーレン加入説を否定

    マックス・フェルスタッペンの2027年に向けた選択肢が狭まりつつある。イギリスGP後に浮上したマクラーレン移籍説について、オスカー・ピアストリのマネジャーを務めるマーク・ウェバーが明確に否定したためだ。

    レッドブル・レーシングではマシンの信頼性や戦略を巡る不満が表面化し、フェルスタッペンの契約解除条項にも改めて注目が集まっている。しかし、メルセデスとマクラーレンの双方に受け入れ態勢があるかは不透明であり、残留が最も現実的との見方も強まっている。

    ウェバーがピアストリのマクラーレン離脱説を一蹴
    イギリスGP後には、ピアストリがマクラーレンとの契約から抜け出す方法を探しており、その空席にフェルスタッペンが収まる可能性があるとの報道が出ていた。

    しかし、ピアストリのマネジャーであるウェバーは、その見方を明確に否定した。

    「オスカーは今後しばらくマクラーレンとの契約下にある。彼が退団を求めて動いているという話はナンセンスだ」

    ピアストリ自身もBBCのインタビューで、フェルスタッペンのマクラーレン加入説について質問されると、同様の姿勢を示した。

    「僕にとっては、自分の仕事に集中することが一番大切だ」

    「僕はこれからもしばらくここにいると分かっているし、チームが僕に満足していることも分かっている。僕もチームに満足しているし、関係も良好だ」

    「だから僕にとっては、ただの雑音だ。僕が対処することではない」

    ピアストリとマクラーレンの関係が安定しているのであれば、フェルスタッペンを迎えるために現在のドライバー体制を崩す可能性は低くなる。

    レッドブルの混乱で契約解除条項に再び注目
    フェルスタッペンの将来を巡る不透明感は、シルバーストンでさらに強まった。

    フェルスタッペンはイギリスGPで再びリアウイングのトラブルに見舞われ、レッドブルの対応を公然と批判した。さらに、レース戦略を巡ってチームと意見が食い違ったとも報じられている。

    元F1ドライバーのティモ・グロックは、レッドブルが独自パワーユニットを開発するマニュファクチャラーになったことで、フェルスタッペンの契約解除条項がより重要になったと考えている。

    「新しいエンジン規則が導入され、レッドブルがマニュファクチャラーになったことで、物事がうまくいかなかった場合に離脱できるよう、契約解除条項には以前より多くの条件が盛り込まれているのは明らかだ」

    「誰もが、存在するとされる契約解除条項について話している。問題は、彼にどんな代替案があるのかということだ」

    フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンとマネジャーのレイモンド・フェルミューレンは、イギリスGP後にアムステルダムで、元レッドブル顧問のヘルムート・マルコと面会している。

    フェルスタッペン陣営が、チーム内でマルコが持っていた影響力を失ったことを惜しんでいるとの見方も出ている。

    経験豊富な人材流出がレッドブル低迷の要因
    グロックは、現在のレッドブルの低迷を特定の一人だけの責任にすることはできないと指摘した。

    「ヘルムート・マルコは、ある程度チームを成功へ導き、適切な人材を配置した人物だった」

    「今では、その人たちは全員いなくなっている。これは組織再編が進んでいることを示しているし、あれほどの経験を持つ人材を簡単に置き換えることはできない」

    レッドブルでは近年、長年チームを支えた主要スタッフの離脱が相次いだ。加えて、2026年からはレッドブル・フォード・パワートレインズによる独自PUプロジェクトも始まり、車体とエンジンの両面で大規模な変革を進めている。

    フェルスタッペンにとっては、チームの将来的な競争力をどこまで信頼できるかが、残留を判断するうえで重要な要素となる。

    メルセデス移籍はアントネッリの活躍が障壁
    元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは、フェルスタッペンがレッドブルを離れる可能性は低いとみている。

    「トト・ヴォルフが、自分の秘蔵っ子であるアントネッリとマックス・フェルスタッペンを組ませるとは、どうしても想像できない」

    「残るのはマクラーレンだ。しかし、現在チームは苦戦している」

    「率直に言えば、彼は今の立場にとどまり、物事をうまく機能させようとすると思う。今後3カ月で、どちらへ向かうのかが分かるだろう」

    メルセデスでは、キミ・アントネッリが2026年のタイトル争いをリードしており、ジョージ・ラッセルとのコンビも機能している。

    元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースも、アントネッリが現在のパフォーマンスを維持する限り、メルセデスがフェルスタッペンを獲得する理由は少ないと考えている。

    「キミ・アントネッリがこの調子を維持し、ラッセルよりも大幅に速くなり続けるなら、トト・ヴォルフがさらに大きな買い物をする理由は見当たらない」

    フェルスタッペンを獲得するには高額な報酬だけでなく、チーム内の力関係やドライバー体制を根本から見直す必要がある。アントネッリを中心に将来を築こうとしているメルセデスにとって、それは大きな決断となる。

    ウェバーの市場調査とフェルスタッペンは無関係か
    一方でアルバースは、ウェバーが他チームの状況を調べているとしても、それをフェルスタッペンの移籍と直接結びつけるべきではないと語った。

    「もちろん、マーク・ウェバーはピアストリのために常に周囲を見ている。彼が離れる可能性もある。だが、それはマックスとは何の関係もない」

    「マークは常に市場を見ているし、マックスも同じだ」

    ドライバーとマネジメント側が市場の状況を確認すること自体は珍しくない。契約が存在していても、将来の交渉に備えて他チームの競争力や空席の可能性を把握しておくのは通常の動きである。

    現時点では、ピアストリのマクラーレン離脱を裏付ける明確な兆候はなく、メルセデスもアントネッリを中心とした体制を崩す理由に乏しい。フェルスタッペンがレッドブルの現状に不満を抱えていたとしても、実際に移籍できる有力な選択肢は限られており、少なくとも当面は残留してチームの立て直しを見極める可能性が高そうだ。

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  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1へ直訴か「エンジニアが話を聞かない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1へ直訴か「エンジニアが話を聞かない」

    マックス・フェルスタッペンが、レッドブルF1で自身の意見が開発に十分反映されていないことに強い不満を抱き、チーム首脳へ直接働きかける考えを示していると報じられた。

    2027年の去就が注目されるなか、フェルスタッペンとレッドブルの関係には緊張感が漂っており、今後のチーム体制にも影響を及ぼす可能性がある。

    エンジニアではなく首脳陣へ直接要望
    レッドブルでは、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が続いている。2027年以降の契約についてはまだ明言しておらず、夏休み期間中に契約解除条項を行使できる状況にあるとされる。

    フェルスタッペン陣営はマクラーレンと接触したとも報じられており、チームとの信頼関係が揺らいでいるとの見方も広がっている。

    パドック関係者の間では、フェルスタッペンがマクラーレンとの噂を利用して、レッドブルに競争力あるマシン開発を促そうとしているとの見方もある。レッドブルは直近2戦でリアウイングのトラブルに見舞われるなど、RB22の競争力と信頼性に苦しんでいる。

    一方、レッドブル側は長年にわたる投資を理由に、フェルスタッペンへ将来についての明確な意思表示を求めているとされる。

    しかし、イタリアメディア『Formula1.it』によると、フェルスタッペンは現在の担当エンジニアが自分のフィードバックを十分に聞き入れていないと感じており、今後はチーム代表のローラン・メキースとテクニカルディレクターのピエール・ワシェへ直接報告・要望を伝えることを望んでいるという。

    フェルスタッペンは、自身の要求がRB22の開発に「完全に反映される」ことを求めており、現場レベルではなくチーム首脳へ直接働きかける姿勢を強めているようだ。

    チーム崩壊の懸念も浮上
    元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、現在のレッドブルについて「崩壊しつつある」と厳しい見方を示している。

    フェルスタッペンとチームの間で信頼関係が損なわれつつあることが、その背景にあるという。

    もしメキース代表とワシェが状況を改善できなければ、レッドブルは2027年以降もフェルスタッペンを引き留めるために、これまで以上に厳しい立場へ追い込まれることになりそうだ。

    今回の報道はイタリアメディアによるものであり、現時点でレッドブルやフェルスタッペン本人から公式なコメントは出されていない。ただ、2027年の去就が大きな焦点となるなか、チーム内のコミュニケーションや開発体制が今後の鍵を握ることは間違いない。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1への信頼喪失か 決裂説が加速

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1への信頼喪失か 決裂説が加速

    マックス・フェルスタッペンとレッドブル・レーシングの関係が、イギリスGPを境に決定的な局面を迎えた可能性がある。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、フェルスタッペンがチームへの信頼を失ったとの見方を示し、マクラーレンとの接触も進んでいると語った。

    一方で、レッドブル・レーシングではリヤウイングの相次ぐトラブルやパワーユニット運用を巡る対立も表面化しており、フェルスタッペンの去就を巡る憶測は一段と加速している。

    ラルフ・シューマッハ「フェルスタッペンはレッドブルへの信頼を失った」
    イギリスGP後、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が強まるなか、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、レッドブル・レーシングとの関係は修復が難しい段階に入ったとの見解を示した。

    シューマッハはSky Deutschlandで次のように語っている。

    「噂はますます強まっている」

    「パドックでは、この関係は部分的に、あるいは完全に壊れてしまったという話が広がっている」

    過去にもフェルスタッペンがメルセデス移籍を検討しているとの報道はあったが、今回は状況が異なるという。

    「これまでは最後までチームを信じていて、離れるつもりはなかった」

    「でも先週末ですべてが変わった。マックスはチームへの信頼を失ったと思う。そして、おそらくチーム側も同じだ」

    チーム内の混乱が開発にも悪影響
    シューマッハは、現在の不安定な状況がレッドブル・レーシング全体に悪影響を及ぼしていると指摘した。

    「信頼を取り戻そうと話し合いばかりしていると、本当に解決すべき問題への集中力を失ってしまう」

    「今まさに、その状況になっていると思う」

    さらに、チーム首脳陣にも大きな負担がかかっていると説明した。

    「オリバー・ミンツラフは今、世界で最も忙しいスポーツ責任者だろう」

    「マックス・フェルスタッペンがいて、その契約条項がダモクレスの剣のようにチームの頭上にぶら下がっている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    リヤウイング問題とPU判断が対立を深刻化
    今回の緊張関係の背景には、シルバーストンで新品パワーユニットを投入しなかったチーム判断への不満と、2週連続で発生したリヤウイングのトラブルがある。

    フェルスタッペンは、リヤウイングの故障について「危険だ」と公然と批判していた。

    さらにFIAは、レッドブル・レーシングが採用する「マカレナ」仕様のリヤウイングについて調査を強化しているとされる。チーム代表ローラン・メキースも、2週連続のトラブルを受け、このコンセプトを放棄する可能性を否定していない。

    元レッドブルドライバーのロベルト・ドーンボスも『Pit Talk』ポッドキャストで問題の深刻さを認めた。

    「7日間でこれほど重大なミスを2回も起こしたなら、大きな問題だ」

    「これはドライバーの責任ではなく、完全にマシン側の問題だ。率直に言って、安全面でも危険だ」

    マクラーレン移籍説がさらに加速
    シューマッハは、フェルスタッペンの移籍先候補としてアストンマーティンとマクラーレンを挙げたが、現時点ではマクラーレンとの交渉が進んでいるとの見方を示した。

    「私の見方では、彼は今マクラーレンと話し合っている」

    「水面下ではすでに交渉が進んでいて、オファーもあると聞いている」

    一方、その行方はオスカー・ピアストリの契約状況にも左右される可能性がある。ピアストリには契約解除条項の存在が報じられており、レッドブル・レーシングとの関係を問われたマネージャーのマーク・ウェバーは以前、Sport1に対して「どうなるかは分からない」と意味深なコメントを残した。

    その後ウェバーは報道内容を否定したものの、シューマッハはフェルスタッペンとピアストリによる事実上のトレードが実現する可能性も、もはや排除できないとの見方を示している。

    レッドブル・レーシング内部の不安定な状況が続くなか、フェルスタッペンの去就を巡る憶測は一段と加熱している。今後のチームの対応やリヤウイング問題への対策、そして契約条項の行方が、2027年以降のF1勢力図を左右する大きな焦点となりそうだ。

  • マックス・フェルスタッペン陣営がヘルムート・マルコと極秘会談 去就巡る憶測続く

    マックス・フェルスタッペン陣営がヘルムート・マルコと極秘会談 去就巡る憶測続く

    マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続くなか、父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルミューレンが、元レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士と会談していたことが明らかになった。

    一方で、レッドブル・レーシングはリヤウイング破損問題やFIAとのADUO(追加開発機会)を巡る協議を継続しており、フェルスタッペン自身もチームのファクトリーを訪問するなど、2027年も残留する可能性を示唆する動きも見られている。

    フェルスタッペン陣営がマルコと極秘会談
    オランダ紙『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレン記者によると、父ヨス・フェルスタッペンとマネージャーのレイモンド・フェルミューレンがアムステルダムでヘルムート・マルコと面会していたという。

    ファン・ハーレン記者は会談について次のように報じている。

    「そこで何が話し合われたのかは分かっていない」

    「フェルスタッペンのF1での将来は大きな注目を集めているが、その点についても現時点では何も明らかになっていない」

    また、フェルスタッペン本人もシルバーストンでチームを公然と批判した後、今週レッドブルのミルトンキーンズ本拠地を訪問したことが伝えられている。

    2027年残留を示唆する動きも
    一方で、フェルスタッペンが2027年もレッドブル・レーシングに所属することを前提としているようにも見える動きがある。

    フェルスタッペンのマネジメント会社は、開催日程がまだ正式決定していないにもかかわらず、2027年F1オーストリアGPの「スペシャル・マックス・フェルスタッペン・グランドスタンド」のチケット販売をすでに開始した。

    これが直ちに契約継続を意味するものではないものの、少なくとも現時点ではレッドブル残留を想定した活動を続けていることがうかがえる。

    レッドブルはリヤウイング問題の調査を継続
    レッドブル・レーシングでは、オーストリアGPとイギリスGPで立て続けに発生したリヤウイングのトラブルについて調査を続けている。

    チーム代表ローラン・メキースは次のように説明した。

    「データを見る限り、リヤウイングが完全に折れたわけではないことは確認できている」

    「オーストリアとは異なる問題だと言えるだけだが、それで状況が良くなるわけではない」

    さらにFIAも、繰り返しトラブルが発生したレッドブルの独創的なリヤウイング設計について詳細な調査を進めていると報じられている。

    ADUOを巡るFIAとの協議も継続
    レッドブル・レーシングは現在、FIAが実施したADUO評価についても協議を続けている。

    現行の評価では、レッドブル・フォード製パワーユニットの内燃機関(ICE)が最も高性能と判定され、追加開発の対象外となっている。

    メキース代表は進展について次のように語った。

    「現在もFIAとデータをやり取りしている」

    「評価方法や考え方の違いについて再び議論することができている。今週もレースウイーク以外で会議を予定しており、双方が同じデータを見ながら検討できる機会になる」

    ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)

    ハジャーも同じ課題を認識
    メキース代表は、フェルスタッペンだけがRB22の問題を訴えているとの見方も否定した。

    「アイザック・ハジャーもバランス面で同じ制約を感じている」

    「一方のドライバーがAと言い、もう一方がBと言っている状況ではない。同じ問題を説明している」

    そして笑顔でこう付け加えた。

    「ただ、その表現の仕方が違うだけだ」

    マクラーレン移籍説は依然くすぶる
    フェルスタッペンが最終的にレッドブルを離れる場合、有力候補として引き続きマクラーレンの名前が挙がっている。

    ただし、その実現にはオスカー・ピアストリの契約問題が大きく関係するとみられ、オーストラリア人ドライバーが現契約から離脱する方法を模索しているとの報道も続いている。

    フェルスタッペンの将来を巡る動きは依然として不透明だが、管理チームによるマルコとの会談、レッドブルとの継続的な協議、そして2027年を見据えたマーケティング活動など、残留と移籍の両方をうかがわせる材料が交錯する状況となっている。

  • フェルスタッペン メルセデスF1移籍逃し後悔?シュタイナー「昨年しかなかった」

    フェルスタッペン メルセデスF1移籍逃し後悔?シュタイナー「昨年しかなかった」

    2026年シーズンの移籍市場で最大の注目を集めるマックス・フェルスタッペンについて、元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーが「昨年メルセデスへ移籍しなかったことを絶対に後悔している」との見方を示した。

    レッドブルとの関係悪化が再び表面化する中、シュタイナーは「移籍のチャンスは昨年しかなかった」と指摘。一方で最終的にはフェルスタッペンは2028年までレッドブルに残留すると予想している。

    フェルスタッペンは昨年の決断を後悔している?
    2025年シーズン中、クリスチャン・ホーナー体制を巡る混乱を背景に、マックス・フェルスタッペンとメルセデスとの交渉が進められていたことは広く報じられていた。その後、ジョージ・ラッセル自身もメルセデスがフェルスタッペン側と協議していたことを認めている。

    しかし、レッドブルの競争力が回復したことでフェルスタッペンは残留を決断。チームは再びタイトル争いができるマシンを用意し、不満はいったん収束した。

    ところが2026年は再び状況が悪化。レッドブルの競争力低下に加え、首脳陣との関係も悪化しており、契約解除条項の発動が現実味を帯びている。

    こうした状況について、シュタイナーは『The Red Flags Podcast』で次のように語った。

    「彼は絶対に後悔していると思う」

    「あの頃、メルセデスはジョージとの契約交渉を進めていた。その時の代替案がマックスだった」

    「でもマックスは将来がどうなるのか確信を持てず、結局そのチャンスを逃してしまった。移籍するなら、あのタイミングしかなかった」

    「当時なら契約を解除することもできた。しかし彼は残留するよう説得され、新しいレギュレーションを待つことを選んだ。そして今となっては、もう手遅れに見える」

    昨年は契約解除条項も存在していた
    報道によれば、フェルスタッペンには昨年、メルセデス移籍を可能にし得る契約解除条項が2つ存在していたとされる。

    1つは成績に関するパフォーマンス条項、もう1つはヘルムート・マルコの去就に関する条項だった。

    しかし、いずれも発動条件は満たされず、フェルスタッペンはレッドブル残留を選択した。

    現在のメルセデスはジョージ・ラッセルとランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリというラインアップを維持する可能性が高く、新たなシートを確保するのは以前より難しくなっている。

    マックス・フェルスタッペン

    それでもシュタイナーは残留を予想
    一方でシュタイナーは、フェルスタッペンが最終的にはレッドブルを離れないとの見方も示している。

    「彼は残る。それが僕の考えだ」

    「彼はレーサーだ。やるべきことはチームを鼓舞し、もっと良いクルマを作らせることだ。シルバーストンでもパフォーマンス自体は悪くなかった」

    さらに、新天地では現在のような振る舞いが受け入れられるとは限らないとも指摘した。

    「みんな彼が感情を爆発させることを知っている。でもその後は必ず勝とうとする」

    「レッドブルでは長年一緒にやってきたから、周囲は彼の性格も理解している。勝てないことへの失望が原因だと分かっているからだ」

    「結局、彼は勝ちたいだけなんだ。ただ、もしメルセデスへ行って同じような振る舞いをすれば、『それはここでは通用しない』と言われるかもしれない」

    フェルスタッペンの去就は今なおF1最大の話題となっているが、シュタイナーは「昨年が最大のチャンスだった」と見る一方、最終的には現在の契約どおり2028年までレッドブルに残留すると予想している。メルセデスのシートが埋まりつつある現状を踏まえれば、移籍市場の主導権はすでにフェルスタッペン側から各チーム側へ移り始めているのかもしれない。

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  • マックス・フェルスタッペン 2026年F1規則を嘆く「スパもモンツァも同じ」

    マックス・フェルスタッペン 2026年F1規則を嘆く「スパもモンツァも同じ」

    2026年F1レギュレーションへの批判が、イギリスGPでも一段と強まっている。元F1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンは予選後に「F1よ、目を覚ませ」と訴え、現役ドライバーたちも現在のマシンがレースの魅力を損ねていると不満を口にした。

    シルバーストンでは、高速コーナーで限界まで攻める走りや大胆なオーバーテイクが難しくなったとの声が相次ぎ、マックス・フェルスタッペンは「スパやモンツァでも同じ状況になる」と警鐘を鳴らした。

    フレンツェン「F1よ目を覚ませ」
    元F1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンは、イギリスGP予選後に自身のSNSへ「F1よ、目を覚ませ」と投稿し、現行レギュレーションへの危機感をあらわにした。

    シルバーストンでは複数のドライバーが、高速コーナーで限界まで攻める楽しさや、思い切ったオーバーテイクが失われたと指摘。現在のマシンではサーキット本来の魅力を十分に引き出せないとの見方を示した。

    アロンソ「ドライバーの要素が消えた」
    以前から現行レギュレーションに批判的だったフェルナンド・アロンソは、問題は開幕当初から予想していたものだと語った。

    「シーズンの最初から、このレギュレーションではこういうレースになると言っていた」

    「コーナーで限界まで攻めたり、アウト側から思い切って仕掛けたり、最後に飛び込んで遅くブレーキをかけたり、そういうドライバーの要素はほとんどなくなってしまった」

    現在のオーバーテイクについても次のように説明した。

    「前のマシンより多くバッテリーを使って、ボタンを押して追い抜くだけ。それが今のF1だ」

    「好き嫌いはあるだろう。ドライバーの重要性は以前より小さくなったかもしれない。でも文句を言っても仕方がない」

    「チームとFIAがこれを最善だと考えた。だから今はこのマシンで勝つ方法を見つけ、次のレギュレーションを待つしかない」

    「これが今のF1であり、その中でベストを尽くすだけだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペン「スパもモンツァも同じ」
    フェルスタッペンも今季を通じてF1とFIAにレギュレーション変更を求めており、一部の改善策は2027年に導入されることが決まっている。

    しかし、2026年シーズン中は状況が変わらないと考えており、今後の名門サーキットでも同じ問題が起きると予想した。

    「今のF1はこういうものだ。どうすることもできない」

    「スパもモンツァも、また同じようなレースになるだろう。それは残念だ。スパは本当に美しいサーキットだからね」

    「でも、このマシンではそうならない」

    さらに、現行レギュレーションでは苦しい週末になると「家に帰ることばかり考えてしまう」と率直な心境も明かした。

    アロンソ「状況を変えるため努力している」
    一方、苦戦が続くアストンマーティンに所属するアロンソは、将来が不透明な状況でもモチベーションは変わらないと強調した。

    「メディア対応以外では、自分のやりたいこと、自分の好きなことをやっている」

    「毎週チームと一緒にマシンの弱点を理解し、改善する方法を探している。そしてチームが一丸となって次のステップへ進めるよう努力している」

    「厳しいスタートだったことは何度も言っているし、同じ話の繰り返しなのは分かっている。でも僕たちは状況を変えることに集中しているし、そのために懸命に取り組んでいる」

    2026年レギュレーションへの批判はシーズン中盤を迎えても収まる気配はない。フェルスタッペンはスパ・フランコルシャンやモンツァでも同様の問題が続くと予想し、アロンソもドライバーの技量が以前ほど結果を左右しない現状を受け入れつつ、与えられた条件の中で最善を尽くす姿勢を示した。

  • レッドブルF1 アイザック・ハジャーに追い風?フェルスタッペン離脱なら主役への道

    レッドブルF1 アイザック・ハジャーに追い風?フェルスタッペン離脱なら主役への道

    マックス・フェルスタッペンのレッドブル離脱の可能性が取り沙汰される中、その影響を最も受ける存在のひとりとしてアイザック・ハジャーに注目が集まっている。

    フェルスタッペンがマクラーレン移籍や休養、さらにはF1引退まで噂される状況となる一方で、現在レッドブルで急成長を見せるハジャーにとっては、チーム内で主役へと躍り出る絶好の機会になる可能性がある。

    フェルスタッペン離脱なら最大の恩恵はハジャー?
    F1 Oversteerは、フェルスタッペンがレッドブルを離れた場合、チームはもちろんF1全体にとっても大きな損失になるとしながらも、「静かに喜ぶ人物がいるとすれば、それはアイザック・ハジャーだ」と伝えている。

    2026年シーズン、ハジャーはフェルスタッペンのチームメイトとして健闘を続けている。予選ではすでに3回フェルスタッペンを上回り、平均予選タイム差も0.241秒にとどまるなど、歴代のレッドブルのチームメイトと比較しても高い競争力を示している。

    また、ここまでチーム獲得ポイントの42%以上をハジャーが稼いでいる一方、昨年の角田裕毅はシーズンを通してチームポイントの6.7%しか獲得できなかったことも紹介されている。

    しかし、ハジャーがフェルスタッペンを上回るたびに話題となるのは、ハジャーの活躍ではなく「フェルスタッペンに何が起きたのか」という点だ。

    シルバーストン予選でハジャーが5番手、フェルスタッペンが7番手だった際も、注目はフェルスタッペンの不調に集まり、ハジャーの走りは十分に評価されなかった。

    そのため同メディアは、フェルスタッペンがチームの絶対的中心である限り、ハジャーの実力は正当に評価されにくい状況が続くと指摘している。

    本人は「プレッシャーはむしろ少ない」
    一方で、当のハジャー本人はフェルスタッペンとのコンビを前向きに捉えている。

    スペイン紙『Diario AS』のインタビューでは、4度のワールドチャンピオンをチームメイトに持つことについて、周囲が考えるほど大きなプレッシャーは感じていないと語った。

    「素晴らしいことだよ。世界最高のドライバーと自分を比較できるし、その違いをデータで確認できるんだ」

    「本当に印象的だ。限界まで自分を追い込み、今まで想像もしなかったラップタイムを見つけなければならない。正直、信じられないくらい素晴らしい経験だ」

    さらに、フェルスタッペンと比較され続けることについては、次のように説明している。

    「むしろプレッシャーは少ないと思う。紙の上では世界最高のドライバーの隣にいるわけだからね」

    「だから、自分がどんな結果を出してもある程度は予想されている。でも、それで満足するつもりはない。できるだけ彼に近づいて、自分の価値を証明したい」

    「自分にはその才能もスピードもあると思っている。だから自分自身にはプレッシャーをかけているけど、周囲からのプレッシャーはあまり感じない」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペンのデータは「使わない方が愚か」
    ハジャーはフェルスタッペンから学べる環境も最大限に活用している。

    レースウイーク中はフェルスタッペンのデータを確認しており、それを参考にすることを隠そうとはしていない。

    「前に進みたいなら、周囲で何が起きているかを知らなければならない。もう1台のマシンが何をしているのか、速いのかどうかも把握する必要がある」

    「もちろん、隣に4度のワールドチャンピオンがいて、それを活用しないなら愚かなことだ」

    フェルスタッペンから直接学びながら実力を磨いている現在の環境は、ハジャーにとって大きな財産となっている。

    一方で、もしフェルスタッペンがレッドブルを去れば、ハジャーは「若きエース」としてチーム再建の中心に据えられる可能性が高まる。フェルスタッペンの存在は最高の教材であると同時に、ハジャーが主役になれない最大の理由でもある。今後のフェルスタッペンの去就は、レッドブルだけでなくアイザック・ハジャーのキャリアにも大きな転機をもたらすことになりそうだ。

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  • レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン後任候補にオリバー・ベアマン浮上

    レッドブルF1 マックス・フェルスタッペン後任候補にオリバー・ベアマン浮上

    フェルスタッペンのマクラーレン移籍説が過熱するなか、レッドブルF1がハースのオリバー・ベアマンを後任候補として注視しているとの見方が浮上した。一方で、フェラーリのドライバー育成出身であるベアマンは、シャルル・ルクレールの長期契約やルイス・ハミルトンの好調によって、フェラーリ昇格への道が狭まっているとの指摘も出ている。

    Sky Sports F1のデビッド・クロフトは、レッドブルがベアマンの動向を「非常に注意深く見守っている」と明かした。

    チーム代表ローラン・メキースは、かつてフェラーリ在籍時代にベアマンをフェラーリ・ドライバー・アカデミーへ迎え入れた人物であり、その関係性も注目されている。

    フェルスタッペン去就を巡る憶測が加速
    2026年シーズンに入り、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る噂は続いてきたが、イギリスGP後にはマクラーレン移籍説が一気に注目を集めた。

    オスカー・ピアストリとの事実上のトレード案まで取り沙汰されるなか、新たにレッドブルの後任候補として名前が挙がったのがオリバー・ベアマンだ。

    ベアマンは2025年のF1デビュー以来、ハースで高い評価を獲得。フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身として、将来的なフェラーリ昇格候補の筆頭と見られてきた。

    しかし、そのシナリオは以前より難しくなっている。

    シャルル・ルクレールは長期契約を締結し、ルイス・ハミルトンも復調によってタイトル争いに加わるなど、フェラーリの現ラインアップは当面維持される可能性が高まっている。

    ブランドル「フェラーリへの道は閉ざされた」
    Sky Sports F1のマーティン・ブランドルは、こうした状況がベアマンにとって難しい立場を生んでいると語った。

    「オリーは、シャルル・ルクレールがフェラーリと再契約し、ルイス・ハミルトンも今後何年も走り続けそうだという現実を見ているはずだ」

    「彼のワークス・フェラーリへの道は閉ざされた」

    ブランドルはさらに、ハースの戦力面にも懸念を示した。

    「一方でハースは最小規模のチームであり、マシン開発でもライバルに後れを取っている」

    「オリーは今やっていることを続けるしかない。素晴らしい走りを見せているし、エステバン・オコンにも少しプレッシャーを与えている」

    「ただ、現状では少し身動きが取りづらい。プランBを考える必要があるかもしれない」

    クロフト「レッドブルは非常に注意深く見ている」
    そのプランBとして浮上したのがレッドブルだ。

    Sky Sports F1のデビッド・クロフトは、ローラン・メキース代表との関係にも触れながら次のように語った。

    「君の後ろに見えるレッドブルのホスピタリティーには、チーム代表のローラン・メキースがいる。彼こそフェラーリ・アカデミーにオリバー・ベアマンを迎え入れた人物だ」

    「レッドブルがオリバー・ベアマンを非常に注意深く見守っていることは知っている」

    「もしスクーデリア入りの道がないのであれば、それはレッドブルにとっても、オリーにとっても非常に良い選択肢になるかもしれない」

    ローラン・メキース(レッドブル・レーシング)

    バトン「他チームとの交渉も必要」
    2009年F1王者のジェンソン・バトンも、ベアマンはまだ21歳と若く、まずは結果を出し続けることが重要だと強調した。

    一方で、マネジメント側には将来を見据えた動きを求めている。

    「今は集中し続けることが重要だ。彼はまだとても若く、このスポーツで自分を証明している最中だからだ」

    「ただ、マネジメントは他チームや別の可能性について話を進める必要があると思う」

    「ルイスが今のような速さを何年も維持するなら、彼はこのチームに留まったままになってしまう可能性がある」

    ベアマン本人は冷静な姿勢
    一方、ベアマン本人はフェラーリ昇格を巡る憶測を意に介していない。

    「何歳までに何を達成しなければならないという考えはないし、そういうことは気にしていない」

    また、2026年シーズン終盤が重要なタイミングになるとの見方を示した。

    「今年の終わりは重要だと思う。多くの契約が満了するし、2026年の勢力図を見てから2027年がどうなるかが決まっていくはずだ」

    「でも、それは僕の仕事ではない。僕はマシンを走らせるだけで、そうしたことは担当してくれる人たちがいる」

    フェラーリへの昇格ルートが見えにくくなるなか、ベアマンの将来には新たな選択肢が浮上している。フェルスタッペンの去就次第では、レッドブルが本格的に獲得へ動く可能性もありそうだ。

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