カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGPでランビアーゼ不在に直面

    マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGPでランビアーゼ不在に直面

    マックス・フェルスタッペンとジャンピエロ・ランビアーゼは、長年にわたってF1で強固なコンビネーションを築いてきた。しかし今週末のF1オーストリアGPでは、フェルスタッペンがレッドブル・レーシング加入以来初めて、ランビアーゼ不在の中で戦うことになる。

    ランビアーゼは私的な事情により今週末のレースを欠席。これによりレッドブルは、フェルスタッペンのレースエンジニアであると同時にチームの「ヘッド・オブ・レーシング」という要職を担うキーマンを失うことになる。

    近年の昇進に伴い、ランビアーゼの役割はフェルスタッペンの担当を超えてトラックサイドチーム全体に関わる広範なものとなっていた。

    代役を務めるのは、サイモン・レニー。彼が今週末、フェルスタッペンのレースエンジニアを務め、無線にも登場することになる。

    レニーは2004年にルノーでF1キャリアをスタート。フェルナンド・アロンソのデータエンジニアとしてキャリアを積んだ後、ロータスではキミ・ライコネンのレースエンジニアを担当。2013年にレッドブルに加入し、マーク・ウェバー、続いてダニエル・リカルドのレースエンジニアを務めた。

    リカルドの離脱後はファクトリーを拠点に活動してきたが、レッドブル内ではさまざまな役割を担っており、フェルスタッペンとも顔なじみの存在だ。

    なお、ランビアーゼは来週末のF1イギリスGP(シルバーストン)で復帰予定とされている。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 オーストリアグランプリサイモン・レニー

    このオーストリア~イギリスのダブルヘッダーは、ミルトン・キーンズ拠点のレッドブルにとって重要な局面だ。というのも、今季最後のアップグレードが投入される見込みであり、その後は2026年に向けた新レギュレーションへの完全移行が控えている。つまり、今後数戦がチャンピオンシップ争いの行方を左右するターニングポイントとなる。

    木曜日、オランダメディアの取材に応じたフェルスタッペンはこう語っている。

    「もちろん、僕も(状況は)分かってる。でもこのアップグレードがどれだけ差を生むか、実際に走ってみないと分からない。これから数戦はまだ可能性があると思ってるし、それで自分たちがどこにいるかが見えてくるはずだ」

    ただし、シーズン逆転の可能性については「正直なところ、それほど現実的ではない」ともコメント。それでも、過去に5勝を挙げているレッドブルリンクという舞台には自信をのぞかせていた。

  • マックス・フェルスタッペン セバスチャン・ベッテルのレッドブルF1入閣を歓迎

    マックス・フェルスタッペン セバスチャン・ベッテルのレッドブルF1入閣を歓迎

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1でのアドバイザー的な役割でセバスチャン・ベッテルを迎え入れることについて、「歓迎する」と語った。両者はともにF1で4度のワールドチャンピオンに輝いた経歴を持ち、レッドブルでその偉業を達成している。

    今週初め、セバスチャン・ベッテルはオーストリアの放送局ORFに対し、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコと、2026年で契約満了を迎えるマルコの後任となる可能性について初期的な話し合いを行っていると明かした。

    「僕たちはその件について連絡を取り合っているけど、まだそこまで集中的でも深くもない。でも可能性はある」とベッテルは語った。

    「どんな形になるかはまだ分からない。彼(マルコ)はこれまでにも何度か辞めると言っていたけど、今もここにいる。そして、僕は彼がこれからもずっと元気でいてくれることを願っている」

    「そして、誰かが彼を単純に”置き換える”ということが目的ではないと思う。でも、誰であれ、彼がこれまでに築いてきたものを受け継ぐことができたら素晴らしいことだよね」

    フェルスタッペンは、ベッテルと同様にレッドブルで4連覇を達成しており、今回の話を歓迎する姿勢を示した。

    「これだけ多くの実績をレッドブルとともに成し遂げて、レッドブルに育てられた人間であれば、その人のための“居場所”があるというのはごく自然なことだと思う」とフェルスタッペンは今週末のF1オーストリアGPを前にコメントした。

    「セブはチームを離れた後もヘルムートととても良好な関係を保っていたと思う。僕は彼らが話していることは知らなかったけど、セブのためのポジションはどんな形であれ、きっと常にあると思う」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル F1マルコは、2005年にレッドブルがF1に参入して以来、チームの若手ドライバーの育成に携わってきた。

    ヘルムート・マルコは2005年のチーム創設当初からレッドブルに関わっており、故ディートリッヒ・マテシッツのアドバイザーを務めた後、ドライバー育成体制の中心的存在となってきた。現在82歳のマルコは、84歳になる2026年の契約終了後についてまだ去就を明確にしていない。

    「後継者の話はよくある話題だけど……まあこう言おうか、なりたいという人はたくさんいる」とマルコは今週『Kleine Zeitung』紙に語った。

    「この職務に求められる資質は非常に幅広く、非常に高いレベルに設定されている。そして、マーク・マテシッツとチャラーム・ユーヴィッディヤという2人の株主も、自分たちのアイデアを持っている」

    「私たちはそのポジションについて具体的に話しているわけではないが、(セバスチャンは)すべてのことを非常に注意深く見ている」

  • ラッセル メルセデスF1との契約延長遅れは「フェルスタッペンが要因」

    ラッセル メルセデスF1との契約延長遅れは「フェルスタッペンが要因」

    ジョージ・ラッセルは、メルセデスとの新契約がなかなか決まらない理由について、チームがマックス・フェルスタッペンの獲得を目指していることが背景にある可能性を示唆した。

    今季末で現行契約が満了となるラッセルについて、メルセデスの代表トト・ヴォルフは「時間の問題にすぎない」とし、ブラックリーのチームに残留することは既定路線だと示していた。

    しかしヴォルフはレッドブルからフェルスタッペンを引き抜くことにも強い関心を抱いており、シーズン序盤こそその熱意はやや冷めたとされるが、それはラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリの好調なパフォーマンスによるものだった。現在、ラッセルはレッドブルのフェルスタッペンに対して19ポイント差で今週末のオーストリアGPに臨んでいる。

    フェルスタッペンは、2026年から施行される新レギュレーション初年度もレッドブルに残留する可能性を示唆しているが、その後の去就は依然として不透明だ。彼の現行契約は2028年末までとなっている。

    フェルスタッペンは、F1が新時代に突入した際にレッドブルがどこまで競争力を維持できるかを見極めたうえで判断を下すとみられており、仮にレッドブルを離れる場合は、どのチームのシートも選び放題になる可能性が高い。

    契約延長の話が進展しない中で、ラッセルはその理由についてフェルスタッペンを追っていることにあると語った。

    「僕からすれば、特に心配することは何もないと思っている。チームとしての姿勢がどこにあるか、それによるんだ」とラッセルはSky Sports F1に語った。

    「今の僕たちは2番手か、もしかしたら3番手かもしれない。少しオーバーパフォーマンスしてるおかげで2番手に見えているだけかもしれない」

    「でもメルセデスというチームは、再び頂点に返り咲くことを目指している。もしトップに返りたいなら、最強のドライバー、最高のエンジニア、最も優れたピットクルーが必要になる。だからメルセデスがそういう人材を求めて動いているのはごく自然なことだ」

    「だからフェルスタッペンのようなドライバーとの会話が続いているのは普通のことだと思う。でも僕としては、今のように結果を出せていれば何も心配することはない。どのF1チームにもシートは2つあるからね」

    マックス・フェルスタッペン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    さらに他メディアに対してラッセルは、契約延長の遅れがフェルスタッペンに関係しているという認識を改めて語った。

    「トトからはっきりと、僕の今年のパフォーマンスは誰と比べても遜色ないと言ってもらっている」とラッセルは述べた。

    「たった一人、比較対象になるかもしれないドライバーがいる――これは僕の言葉じゃなくて、トトの言葉だけどね。だから僕は将来についてまったく不安を感じていないんだ」

    「でも、どのチームにもシートは2つある。だから彼は、誰をその2人にするかを考える必要があるわけで、それが遅れの理由なんだと思う」

    「今の僕にとってやるべきことはただ一つ、速く走ること。それさえできていれば、心配することは何もない。逆に、速く走れなくなったら、初めて人々が騒ぎ出すんだ」

  • フェルスタッペン レッドブルF1時代の確執告白のペレスとは「良好な関係」

    フェルスタッペン レッドブルF1時代の確執告白のペレスとは「良好な関係」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルF1でのチームメイト時代に起きた論争的な出来事に関するセルジオ・ペレスの発言について、重要視しない姿勢を示した。

    フェルスタッペンとペレスは、2021年から2024年までの4年間、レッドブルでチームメイトとしてともに過ごした。この間にフェルスタッペンはF1ドライバーズタイトルを4連覇し、レッドブルもF1コンストラクターズタイトルを2度獲得した。

    その在籍期間のほとんどでフェルスタッペンがペレスに対して大きな優位性を持っていたが、2022年シーズン序盤は、ペレスが最もフェルスタッペンに迫った時期だった。

    ペレスはモナコGPでポールポジションを逃しつつも優勝を飾ったが、その予選終盤にクラッシュを喫していた。

    その後、フェルスタッペンがペレスに対して遺恨を抱いていたことが明らかになった。フェルスタッペンは、ペレスが意図的にクラッシュして自らのグリッド順位を守ったと感じていたのだ。

    ペレスはポッドキャスト『Desde el Paddock』に出演した際、この件の詳細については将来出版する書籍で明かすつもりだと語っている。

    またペレスは、フェルスタッペンが「トラック上で物事を解決したがる」タイプであることに言及した。

    実際フェルスタッペンは、2022年サンパウロGPでチームからの指示に従わず、ペレスにポジションを譲らなかった。ペレスは当時、シャルル・ルクレールとドライバーズランキング2位争いをしていた。

    「モナコでの件について、マックスは納得できていなかった」とペレスは説明した。「でも彼はそのことを僕に直接言わず、心に秘めたまま6~8ヶ月後に持ち出してきたんだ。その時、僕らは話し合って、すべて解決した。

    「彼はモナコの予選の件を心に引っかけていた。次のバクーで話をして、それで全て片付いた」

    「でもマックスってそういうタイプなんだ。心に溜め込んで、最後には大抵トラック上で発散する」

    マックス・フェルスタッペン セルジオ・ペレス F1 レッドブル

    フェルスタッペン「ペレスとは素晴らしい関係にある」
    フェルスタッペンはペレスのコメントに関する質問に対し、すぐにその重要性を否定し、メディアが発言を歪曲しているのではないかと示唆した。

    「いや、でも君たちの質問の仕方は、彼が意図したものとは違うと思う」とフェルスタッペンは語った。

    「僕はチェコとの関係は素晴らしいと思ってるし、僕らは素晴らしいチームメイトだった。彼をすごくリスペクトしているし、彼も僕のことをリスペクトしてくれている。それだけだよ」

    「また近いうちにパドックで彼と会えるのを楽しみにしているし、まだ僕のヘルメットを彼に渡さなきゃいけないんだ」

    「彼が僕にすごく素敵なメッセージ入りのヘルメットをくれたから、僕もお返しに僕のヘルメットを渡すって約束したんだ。できればメキシコあたりで渡せたらいいなと思ってる」

    「だから、メディアで何が書かれていようと、僕はチェコがどんな人かをわかってるし、僕らの関係はすごく良いと思ってるよ」

  • セルジオ・ペレス レッドブルF1時代のフェルスタッペンとの確執を告白

    セルジオ・ペレス レッドブルF1時代のフェルスタッペンとの確執を告白

    セルジオ・ペレスが、2022年のF1シーズンにレッドブルF1でチームメイトだったマックス・フェルスタッペンとの間で起きた一件について語った。特に話題となったのは、モナコGP予選Q3でのクラッシュと、ブラジルGPでのチームオーダー無視の出来事である。

    ブラジルGPでは、ペレスがフェルスタッペンにポジションを譲ったが、その後フェルスタッペンが順位を上げられなかったため、レッドブルはポジションを返すよう指示。しかしフェルスタッペンはこれを拒否し、「理由がある」と発言した。

    この発言を受けて、ファンやメディアの間では、その“理由”が同年5月のモナコGP予選Q3でペレスがクラッシュした件にあるのではないかという憶測が広がった。あのクラッシュによりフェルスタッペンはアタックを完了できず、順位を改善するチャンスを失ったとされている。

    この件について、ペレスはスペイン語のポッドキャスト番組『Desde el Paddock』に出演し、以下のように語った。

    「その話の全貌は、僕のキャリアを振り返る本の中で明かすつもりだ」としつつも、モナコでの件がフェルスタッペンの中で尾を引いていたことは認めた。

    「マックスはモナコの出来事に対して問題を抱えていた」とペレスは明かす。

    「ただ、彼が直接僕に言ったことはなかった。すべてを自分の中に留めていて、6~8か月後になってから突然持ち出してきたんだ」

    「でも僕の中では、その件はモナコの次のバクーで話し合って、すでに解決していた。あのときにすべてクリアになったと思っていた」

    「でも、マックスはそういう性格なんだ。いろいろ抱え込んで、最終的にトラック上で爆発させるタイプなんだよ」

    この発言により、モナコQ3のクラッシュがフェルスタッペンの中でくすぶり続けていたことが明らかとなった。ペレスとフェルスタッペンの関係は2023年以降もチーム内で注目の的となっているが、この一件がその背景の一端を物語っている。

    マックス・フェルスタッペン セルジオ・ペレス F1 レッドブル

  • マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGP展望「特別なホームレース」

    マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGP展望「特別なホームレース」

    マックス・フェルスタッペンが、2025年第11戦オーストリアGPへの展望を語った。

    レッドブル・レーシングのホームレースとなるレッドブル・リンクにマックス・フェルスタッペンは「オレンジ・ライオン(Orange Lion)」と名付けたスペシャルヘルメットを準備。前戦カナダでの勢いを維持すべく週末に挑む。

    「ヨーロッパラウンドに戻ってくることになるけど、オーストリアはいつもチームにとって特別なホームレースで、今週はいろんなことが起こる予定なんだ。レッドブル・リンクのスタンドや“オレンジ・アーミー”からの応援を感じられるのはいつも素晴らしいことだよ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「それを記念して、オレンジとレッドブルのブルーを組み合わせた『オレンジ・ライオン』のスペシャルヘルメットをかぶる予定なんだ。ヘルメットにはライオンのデザインも入っていて、今週のオーストリアに加えて、ベルギーとオランダでもこのヘルメットとブルーのレーシングブーツを使うよ」

    「カナダでの勢いを維持したいと思っているし、改善のための調整にも一生懸命取り組んできた。あのサーキットは走っていていつも楽しいよ。1周は短いけど、オーバーテイクのチャンスもあるからね」

    「いい予選ができて、いいパフォーマンスを見せられるといいな」

    マックス・フェルスタッペン F1 オーストリアグランプリ

  • マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGPで「オレンジ・ライオン」ヘルメット

    マックス・フェルスタッペン F1オーストリアGPで「オレンジ・ライオン」ヘルメット

    マックス・フェルスタッペンは、今後開催される3つのF1グランプリ――彼自身およびレッドブルF1にとって“ホームレース”と呼べるイベントに向けて、特別仕様のヘルメットを発表した。

    このヘルメットは「オレンジ・ライオン(Orange Lion)」と名付けられ、今週末のF1オーストリアGPで初めて着用される予定だ。さらに、7月に開催されるF1ベルギーGPとF1オランダGPでも再び使用される見通しとなっている。

    フェルスタッペンの「オレンジ・ライオン」ヘルメットは、全体を通して落ち着いたダークブルーをベースに、ネオンオレンジの大胆なアクセントが施されたデザインとなっている。従来の赤・白・青の配色から一新され、特に側頭部から後頭部にかけては、ライオンのたてがみを思わせる炎状のパターンが印象的だ。この意匠は、“オレンジ・アーミー”と呼ばれる熱狂的なファン層と、オランダ王家を象徴するライオンを重ねたものであり、ヘルメットの名前の由来にもなっている。

    表面の質感はややマット寄りで、光の角度によって浮かび上がるオレンジの幾何学模様により立体感が強調されている。左右のサイドには、ライオンのシルエットをモチーフとしたグラフィックが薄くレイヤー状に配置されており、遠目にはシンプルながら、近くで見ると繊細なディテールが際立つ構造だ。

    レッドブルや他スポンサーのロゴはすべて白で統一されており、ダークブルーのベースとの対比によって高い視認性を確保。カーナンバー「1」も白抜きで後頭部に大きく配置され、オレンジのシャドウが縁取ることでさらに立体感を持たせている。さらに後頭部には「MV1」のロゴも加えられ、フェルスタッペンの個性が明確に反映されている。

    ヘルメット上部には流線型のオレンジラインが走り、空力的な流れを視覚化したかのようなスピード感のある印象を与えている。全体としてこのヘルメットは、視覚的にも象徴的にも、フェルスタッペンと彼の“3つのホームレース”にふさわしい特別仕様となっている。

    オランダGPが開催されるザントフォールトでは、フェルスタッペンは圧倒的な母国ファンの声援を受ける。一方、スパ・フランコルシャンで行われるベルギーGPも、母ソフィー・クンペンがベルギー出身であることから“準ホーム”として大きな支持を集めている。

    フェルスタッペンはSNS上でこの新デザインを「これまでと同じくらい特別なもの」と表現しており、今週末のオーストリアGPでは自身6度目の勝利を目指している。

    また、彼にとって今週末は、FIAからのペナルティポイント加算を回避すべき重要なレースでもある。というのも、昨年のオーストリアGPでランド・ノリスと接触した際に科された2ポイントが、この週末をもって失効する予定だからだ。

    この接触は2024年大会の最大のハイライトだった。終盤のターン3、ブレーキングゾーンで首位争いを繰り広げていたフェルスタッペンとノリスはホイール同士が接触し、両者ともにパンクを喫する結果となった。

    この混乱の中、ジョージ・ラッセルが前に出て、メルセデスに思わぬ勝利をもたらした。

    マックス・フェルスタッペン F1 オランダGPマックス・フェルスタッペン F1 オランダグランプリ

  • レッドブルF1 角田裕毅とフェルスタッペンに今後2戦でアップグレード投入

    レッドブルF1 角田裕毅とフェルスタッペンに今後2戦でアップグレード投入

    レッドブルF1のアドバイザーであるヘルムート・マルコによれば、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅は今後2戦にわたってさらなるアップグレードを受ける予定だ。

    マルコは、2025年のF1開発が終盤に差し掛かる中、レッドブルF1がオーストリアGPとイギリスGPの2週末にかけて最新のアップグレードを投入すると明かした。

    レッドブルはこれまで、マイアミ、イモラ、バルセロナの各グランプリで段階的にフロア、サイドポッド、フロントウイングの改良を導入してきた。今回の新たな改良は、今週末の地元レース・オーストリアGPで投入される予定だとマルコは語る。

    「今回オーストリアにアップデートを投入する。それをさらにシルバーストンで改良する計画だ」とマルコは『Kleine Zeitung』に語った。

    「だが、それでも効果が出なければ、タイトル争いは厳しくなる。そして、すでに十分に厳しい状況にある」

    マルコは、これらのアップグレードが2025年シーズンに向けたレッドブルF1の“最後の本格的な開発”になると示唆している。チームはその後、2026年に導入される新レギュレーションに向けて、開発リソースを全面的に移す見通しだ。

    「風洞や各種ツールの使用に関しては明確な配分がある。しかし、やがて『これ以上の開発は終わりだ』という判断を下すことになる」とマルコは説明する。

    「理由は二つある。ひとつは時間。新しいパーツの生産には時間がかかる。そしてもうひとつはコスト上限だ」

    「だからこそ“どこにリソースを割くべきか”が問われる。遅くともシルバーストンかスパ(7月25~27日)には、来年のマシンに完全移行するという決定が下されるはずだ」

    レッドブル・レーシング F1 角田裕毅

    現在レッドブルは、首位を走るマクラーレンに対して1周あたりコンマ3秒ほど遅れているとマルコは見ている。ただし、その差を埋めることは不可能ではないという。

    レッドブルリンクでのホームGPを前に、マルコはこう語る。

    「フェルスタッペンはここで5勝しているし、このサーキットは彼に合っている。

    タイヤの問題に関しては、マクラーレンを除けばどのチームも苦しんでいる。我々は今、マクラーレンに対しておそらくコンマ3秒ほど遅れているが、それ以上に問題なのは、我々のマシンの作動ウィンドウが非常に狭いことだ。これが難しさを増している。

    ただし、コンマ3秒を取り戻すのは不可能ではない。だが、それを実現するには、今まさに改善しなければならない」

    「ジェッダや鈴鹿のように我々のマシン特性に合うサーキットでは機能している。イモラやモントリオールも悪くはなかった。ただし、我々の作動ウィンドウは極端に狭い」

    レッドブルF1にとって、今週末のオーストリアGPと次戦イギリスGPは2025年シーズンの巻き返しを懸けたラストチャンスとなる。

  • パトレーゼがフェルスタッペンを称賛「今のF1で唯一の“昔ながらの戦士”」

    パトレーゼがフェルスタッペンを称賛「今のF1で唯一の“昔ながらの戦士”」

    元F1ドライバーのリカルド・パトレーゼは、マックス・フェルスタッペンの“昔ながらのファイティングスピリットとドライビング”を称賛しており、接触によるペナルティが続いてレース出場停止に近づいているにもかかわらず、フェルスタッペンの姿勢を支持している。

    フェルスタッペンはその圧倒的な実力で現代F1を代表する存在となっており、2024年のタイトル獲得によって、通算4度のワールドチャンピオンという記録でアラン・プロストとセバスチャン・ベッテルに肩を並べた。

    しかしその一方で、ホイール・トゥ・ホイールの戦いでは過度に攻撃的だとして、ライバルや解説者から批判を受ける場面も増えている。

    最新の騒動は、メルセデスのジョージ・ラッセルとの接触で、3ポイントのペナルティを科され、これで累計11ポイントに到達。この週末のF1オーストリアGPで無事にポイント加算を回避できなければ、次戦イギリスGPでの出場停止が確定する状況だ。

    しかし、かつてウィリアムズ、ブラバム、ベネトンなどで活躍した71歳のパトレーゼは、フェルスタッペンのアプローチに自身の現役時代を重ねている。

    「彼にとっては大した問題じゃないと思う」とパトレーゼはListofsweepstakescasinos.comに語った。

    「彼自身、納得していないペナルティを受けたと感じているんだろうね。もしライセンス停止になっても、きっと彼は自分のボートでリラックスしながら次のグランプリを待つだけさ。彼にとってはドラマでも何でもないはずだよ」

    「今のF1で、昔のような戦い方と走りをしているのは彼だけだ。僕はそれが好きなんだ。時には“そうあるべきだ”というような戦い方をしてくれるからね。そして彼は口を閉ざすのも好きじゃない。今の時代はみんなドライバーに口をつぐませようとする。もはや自由に意見を言うことすらできなくなってしまった」

    「今の風潮はあまり好きじゃない。ちょっと違うことを言っただけでペナルティを受けたり、SNSで働かされたりするんだから」

    「だから僕はフェルスタッペンが好きなんだ。彼だけが、そういう状況を超越している。ルールやペナルティ、発言制限が多すぎる今のF1の中で、彼は自分の考えを持ち、自分のやりたいことをやっている。彼は4度のワールドチャンピオンで、自信に満ちているからこそ、そうできるんだろうね」

    「たとえファイトの結果としてライセンスを失ったとしても、それは彼にとってはドラマじゃない。1レース休んで、また戻ってきて次のレースで勝てばいい。それだけのことさ」

    「今のF1は、僕の時代とはまったく違う。スポーツ全体が変わってしまった。人生そのものも変わった。70年代、80年代、90年代にあったようなF1の“哲学”は今はないんだ」

    「もし選べるなら、僕は自分が現役だった頃のF1の方が好きだった。あの雰囲気、あのレーススタイルの方がずっと自然で、本能的だった。今みたいに外部からのルールが多すぎると、僕の時代の感覚では理解しがたい部分がある」

    マックス・フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    昨シーズンにコンストラクターズランキング3位に後退したレッドブルは、2025年も競争力の低下に悩まされている。

    リヤム・ローソンと角田裕毅の両名がRB21で苦戦する中で、フェルスタッペンはすでに2勝を挙げ、ドライバーズランキングではマクラーレン勢のランド・ノリスとオスカー・ピアストリに次ぐ3位をキープしている。

    1977年から1993年までF1に参戦し、通算6勝を挙げたパトレーゼは、劣勢のマシンでも最大限の力を引き出すフェルスタッペンの才能を称賛した。

    「誰にでもそれぞれの個性がある」と彼は語った。

    「僕もシーズン序盤にアグレッシブすぎると批判された経験がある。モンツァでの事故や、当時のベテランドライバーたちからのあれこれとね」

    「フェルスタッペンが出てきたとき、彼は本当に前に出ようと必死だった。その姿勢が批判された時期もあった。でもそれは、彼が早くから速さを見せて、勝利を求めていたからこそ。その時の彼の状況は、僕のキャリア初期と重なる部分がある」

    「でも、彼と自分を比べることはできない。なぜなら彼はすでに“スーパーリーグ”に入っているチャンピオンだからだ。勝てるマシンがなくても差を生み出せる、そういう存在だよ」

  • フェルスタッペン「F1がニュルブルクリンク北コースに戻ることは絶対にない」

    フェルスタッペン「F1がニュルブルクリンク北コースに戻ることは絶対にない」

    マックス・フェルスタッペンは、F1カレンダーに「永続的に残すべき」サーキットとして6つの伝統的コースを挙げるとともに、伝説的ながら危険なノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)については「F1が戻ることは絶対にない」と強く否定した。

    現在のF1はラスベガス、ジェッダ、マイアミといった新興市場でのレースを続々と追加し、商業的な広がりを見せているが、フェルスタッペンはこうしたカレンダーの変化に懸念を抱いている。

    フェルスタッペンが「常にF1カレンダーに残るべき」と考えているのは以下の伝統サーキットだ:

    スパ・フランコルシャン(ベルギー)

    ザントフォールト(オランダ)

    シルバーストン(イギリス)

    イモラ(イタリア)

    鈴鹿(日本)

    インテルラゴス(ブラジル)

    「純粋にスポーティングな観点から見て、これらのコースには“特別な地位”が与えられるべきだと思う」とフェルスタッペンは語っている。

    だが残念ながら、このうち2つ――ザントフォールトとイモラ――は2026年以降のF1との契約を更新しておらず、スパについても2027年からは他の欧州サーキットとの交代制に移行する見込みだ。

    マックス・フェルスタッペン F1

    「F1があそこに戻ることは二度とない」
    フェルスタッペンはまた、最も有名で危険なサーキットのひとつであるノルドシュライフェについて、F1復帰の可能性を問われた。

    1976年にニキ・ラウダが生死をさまよう大事故を起こしたこの“グリーン・ヘル(緑の地獄)”は、以来F1カレンダーから外れている。

    最近、フェルスタッペンはGT3カーで同地を走行し、その経験を楽しんだというが、「今のF1マシンでは絶対に無理」と断言している。

    「今のF1マシンであのコースを走るなんて、絶対にないよ。GT3レベルのスピードならまだなんとかなる。昔の映像を見ると、F1があそこでレースしてたのが信じられない。一つだけ言えるのは、もう二度とF1があそこで走ることはないってこと。あまりにも危険すぎる」

    “変わりゆくカレンダー”に不満も
    近年のF1は世界各地への拡大を続け、きらびやかな都市型レースを次々に導入しているが、フェルスタッペンはそれに対して冷ややかな目を向けている。

    「もちろん、そうした国々にもモータースポーツ文化が根付いてほしいという思いはある。でも、もし僕がF1カレンダーを決められる立場だったら、全然違う構成にするし、レース数ももっと減らすよ」

    4度の世界王者にして、“純粋なレースの価値”を訴え続けてきたフェルスタッペンの言葉は、伝統を重んじる多くのファンに響くに違いない。彼にとって、いくつかのサーキットは「代えがたい存在」なのだ。