カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • F1王者マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク耐久シリーズ参戦

    F1王者マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク耐久シリーズ参戦

    マックス・フェルスタッペンはイタリアGPでの勝利からわずか1週間後、再びステアリングを握る。ただし、F1レースではない。レッドブルのエースは、アイフェル山地で長年の夢を叶える──ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)への公式参戦だ。

    ヘルムート・マルコはイタリアで「マックスはF1に集中していてGTについては話さなかった」と述べていた。

    しかし今週末、ニュルブルクリンク北コースではNLS第7戦「ADAC-ACAS Cup」と第8戦「第64回ADACラインオルドゥス耐久レース」が土曜・日曜にそれぞれ開催され(各4時間)、フェルスタッペンは参戦を計画している。

    マルコは英オートスポーツ誌の取材に対し、フェルスタッペンの参戦を認めた。オランダ人ドライバーはレッドブルから契約上の承認を得ているが、実際に参戦するにはまだ「必要な手続きを完了する」必要がある。

    NLSに出場するには、ドイツモータースポーツ連盟(DMSB)からの公式ライセンスが必要だ。いわゆる「DMSBノルトシュライフェ許可証(DPN)」を得るため、フェルスタッペンは金曜に講習を受けることになる。

    元メルセデス・モータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグは最近、英オートスポーツ誌にこう語った。「マックス・フェルスタッペンがニュルブルクリンクを走るのに許可証を証明しなければならないのは馬鹿げている。世界タイトルを4つ獲得したら、この要件を免除するルールを導入すべきだ」

    ハウグは、2024年にMotoGPスターのバレンティーノ・ロッシがニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を計画したものの、DMSBが厳格な許可規定の例外を認めず最終的に撤退した件を念頭に置いていたのだろう。

    国際ライセンスを持つフェルスタッペンにとっては、DMSBアカデミーの講習を受けて試験をクリアすれば十分だ。合格すれば入門レベルの「B許可証」を取得でき、Bカテゴリのマシンで出走可能になる。独誌「auto motor und sport」によれば、それはライオンスピード・チームが走らせるポルシェ・ケイマンGT4 CSになる見込みだ。友人のクリス・ルルハムやティエリー・フェルメーレンも同じ手順で「ノルトシュライフェライセンス」を得ている。

    さらに「A許可証」を得るには、DMSB規定で「少なくとも2回の完走リザルト」と「合計14周以上のレース走行」が必要とされている。

    理論上は、日曜も同じケイマンGT4 CSで出走しなければトップクラスに出られない。しかし土曜のレースで十分な実績を積めば、日曜にはスイスのエミル・フレイ・レーシングのフェラーリ296 GT3で出走できる可能性がある。これが本来の目標だ。DMSBのライセンス規定には「個別事例の審査」という仕組みがあり、適用される可能性があるからだ。

    フェルスタッペンのようなFIAプラチナ格付けのドライバーには「ダブルエントリーの認定」が認められることもある。つまり、同じレースで2台に出走すれば、それだけでA許可証取得条件を満たすことがあり得る。

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク耐久シリーズ

    確実なのは、フェルスタッペンのマシンにはレッドブルのロゴが入ることだ。ただし費用はレッドブル・レーシングではなく、フシュルのレッドブルGmbHが負担する。こうしたF1以外のレース参戦の自由こそが、フェルスタッペンがレッドブルに残留する決断を下すうえで後押しとなった。

    マルコも負傷のリスクを心配していない。むしろ彼はポジティブな要素を見出している。「我々のF1マシンがうまく走らなかった時期に、彼は大きな熱意を持ってそこに臨んでいた。それは彼の心身の健全さにとって大切な気晴らしだった」と、フェルスタッペンの大舞台デビューを前にオーストリア人は語った。

    今回の参戦で、5月にフェルスタッペンが非公式ラップレコードを記録した際に議論となったBoP(性能調整)問題もついに終止符が打たれるかもしれない。本物のNLSベテランたちと真剣勝負をすれば、全員が同じルールに従うからだ。

    さらに、フェルスタッペンは「フランツ・ヘルマン」といった偽名では参戦しない。公式戦ではライセンス規定上、本名で出場しなければならないのだ。

  • F1王者フェルスタッペンがMotoGPチーム買収?候補にLCRとトラックハウス

    F1王者フェルスタッペンがMotoGPチーム買収?候補にLCRとトラックハウス

    現F1ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンが、将来的にMotoGPチームのオーナーシップに関心を持っていると、関係者がThe Raceに認めた。

    これはリバティ・メディアによるMotoGP買収が進む中で、F1と二輪のシリーズ間の協力が拡大しつつあり、フェルスタッペンやルイス・ハミルトンのようなMotoGPファンにとって新たな関与の機会が開かれていることを背景としている。

    イタリアのSky Sportsは、フェルスタッペンと父ヨスがホンダやアプリリアと接触し、サテライトチームのLCRや、米国拠点のトラックハウス・アプリリアが売却可能かどうかを打診したと報じた。

    しかしThe Raceがフェルスタッペンの側近から得た情報によれば、彼が二輪の世界に事業を広げたいという関心は確かにあるものの、現時点ではあくまで初期段階にあり、具体的にチームと交渉している状況には至っていないという。

    フェルスタッペンはMotoGPファンとしても知られており、過去には「マルク・マルケスのマシンを試してみたい」と語ったことがある。レッドブルの仲間でもあるスペイン人ライダーのマルケスは、ドゥカティで圧倒的なシーズンを送り、今季プレミアクラス7度目のタイトルを獲得した。

    4度のF1王者であるフェルスタッペンはすでに「Verstappen.com Racing」を運営しており、元F1ドライバーの父ヨスのラリー参戦を支援するほか、マネージャーであるレイモンド・フェルムーレンの息子ティエリー・フェルムーレンをGTやDTMに参戦させている。

    MotoGPに進出すれば、F1ライバルであるルイス・ハミルトンと全く異なる舞台で競い合う可能性も生まれる。ハミルトンもMotoGP参入に関心を持ち、2024年にはグレシーニ・レーシング買収の交渉に関わったが、その動きは最近停滞している。

    ハミルトンとフェルスタッペンはいずれもMotoGPファンであり、ハミルトンは定期的にサーキットでバイクを走らせ、数年前にはバレンティーノ・ロッシとバイクとF1マシンの乗り換えイベントも行った。一方のフェルスタッペンも常にMotoGPへの愛情を語っており、昨年オーストリアのServus TVに「MotoGPの大ファンだ。必ず全戦をタブレットでチェックしている」と明かしている。

    マックス・フェルスタッペン MotoGP

    ただし、フェルスタッペン陣営はこうした報道を否定的に受け止めている。マネージャーのレイモンド・フェルムーレンはオランダ紙『De Telegraaf』に対し次のように語った。

    「マックスは四輪と二輪のレース活動に強くコミットしており、ご存知の通り、Verstappen.Com Racingを通じてGT3の世界にも深く関わっています。MotoGPに興味があるのは秘密ではありませんが、チームを引き継ぐのは現時点では現実的ではありません。本当に全てがうまく重ならなければならないでしょう。近い将来にそれが実現する可能性は極めて低いです」

    一方で、最初にMotoGP側へと参入を果たしたのは元F1チーム代表のギュンター・シュタイナーだった。数週間にわたり噂が流れていたが、今週末のカタルーニャGP直前にTech3 KTMの買収が正式に発表され、2026年から長年チームを率いたエルベ・ポンシャラルに代わってシュタイナーがチーム代表に就任する。

    MotoGPチームは現在「お買い得」と見られており、相場は約2000万ユーロとされる。しかしリバティ・メディアの人気拡大策が始まれば、その価値は大きく跳ね上がると予想されている。実際、F1チームの中にはリバティの下で価値が10倍に膨れ上がったケースもあり、とりわけ米国での人気急上昇が観客数や収益を押し上げてきた。

    さらにMotoGPは2027年に新ルールとピレリによる新タイヤが導入される転換期を迎えており、近年支配的だったドゥカティの優位が脅かされる可能性もある。

  • マックス・フェルスタッペン 1時間13分23秒でF1史上最速レース優勝記録更新

    マックス・フェルスタッペン 1時間13分23秒でF1史上最速レース優勝記録更新

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1イタリアGP(モンツァ)で圧倒的なペースを見せ、1時間13分23秒でチェッカーフラッグを受け、史上最速のF1レース優勝記録を打ち立てた。

    フェルスタッペンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢に約20秒差をつけてフィニッシュした。

    これまでの最速記録はフェラーリの伝説的ドライバー、ミハエル・シューマッハが保持していた。7度の世界王者シューマッハは2003年のイタリアGPを1時間14分19秒838、平均時速153.8マイルで制していた。

    「僕たちにとって素晴らしい一日だった。1周目は少し不運だったけど、その後は飛ぶように速かった」とフェルスタッペンは語った。

    「マシンは本当に楽しかった。最初のスティントはペースをうまくマネジメントできたし、ピットインのタイミングも完璧だった。最後はハードタイヤだったから、もっと攻められた。耐久性もあるしね」

    「チーム全員による素晴らしい遂行だった。週末を通して僕たちは本当にうまくやれた。ここで勝てて最高だよ」

    「ペースが良いのは分かっていたし、落ち着くだけでよかった。すぐにリードを取り戻せると分かっていた。信じられない週末だった」

    フェルスタッペンにとって今季3勝目となったこの勝利は、イタリアでの2勝目でもある。5月のエミリア・ロマーニャGP(イモラ)以来の勝利で、モンツァでの勝利は自身3度目となった。

    マックス・フェルスタッペン F1最速記録

    記録づくしの週末
    土曜にはフェルスタッペンがサプライズのポールポジションを獲得する過程で、F1史上最速ラップも記録した。

    フェルスタッペンは1分18秒792、平均時速164.466マイルというタイムを叩き出し、2020年にメルセデスでルイス・ハミルトンが記録した1分18秒997(平均時速164.484マイル)を上回った。

  • マックス・フェルスタッペン F1史上最速「平均時速264.682km/h」を記録

    マックス・フェルスタッペン F1史上最速「平均時速264.682km/h」を記録

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が2025年F1イタリアGP予選で歴史的快挙。モンツァのコースレコードとなる1分18秒792を叩き出し、史上最速となる平均時速264.682km/hでポールポジションを奪った。

    超高速サーキットでマクラーレン勢をわずかに抑え込んだ27歳の王者は、RB21の空力効率と大胆な攻めの走りで新たな伝説を刻んだ。

    フリー走行の段階からすでに、マックス・フェルスタッペンが週末を成功させる可能性を示すデータが現れていた。昨年のモンツァとは異なり、今年のレッドブルは序盤からしっかり戦えており、それはRB21の優れた空力効率のおかげでもあった。さらに、ステアリングを握るフェルスタッペン自身が快適さと自信を兼ね備えており、成功へのレシピが整っていた。

    フェルスタッペンは依然としてランド・ノリスとオスカー・ピアストリのマクラーレン勢を抑えるために全力を尽くさなければならなかったが、最終的にはラップレコードでそれを成し遂げた。4度のワールドチャンピオンは、平均時速264.682km/hという史上最速ラップを刻み、F1の歴史に名を刻んだ。

    マックス・フェルスタッペンはこの「F1史上最速ラップ」について次のように語った。

    「高速域ではかなり優れていて、ストレートでもかなり速い。ただし、低速では以前の世代のマシンに比べてどうしても劣ってしまう。そして一部のサーキットでは、このようなラップレコードを出すことができる。正直、フィニッシュラインを越えたときはそんなこと考えていなかったけど、やっぱりうれしいし悪くなかった。マシンは楽しいよ。それに新しい舗装も助けになっているし、縁石も少し使いやすくなった。2020年型のメルセデスを今走らせたら、まだあちらの方が速いと思うけど、全体的には良かったし、サーキットによってはより楽しいところもあるね」

    マックス・フェルスタッペン 2025年F1 イタリアGP

    では、オランダ人ドライバーはいかにしてそれを達成したのか。要因はいくつもあったが、称賛されるべきは第1セクターだ。ここはレッドブルがフリー走行中に苦しんだエリアだったが、予選までに修正することに成功した。フェルスタッペンは再びトップスピードで優位に立ち、それは削られたリアウイングのおかげでもあり、また第2セクターでのマクラーレンへの遅れを補うことにもつながった。

    トップスピード
    マクラーレンは明らかにセッション中に少し多めのウイングを選択しており、ノリスが第2セクター最速を記録したが、全体での遅れを取り戻すことはできなかった。フェルスタッペンはわずか0.045秒しか失わず、それも主にレズモ1をより攻めたこと、そして単純にトップスピードが高かったことによるものだった。

    しかし、このポールポジションは主にフェルスタッペン自身の資質によるものだ。差はごく僅かであり、小さなミスをしていれば、この27歳のチャンピオンはトップ3にすら入れなかった可能性がある。

    一方で、フェラーリの状況は決して順調ではなかった。スクーデリアは明らかに自国ファンの前でトップスピードを優先し、SF-25は第1セクターでロケットのような速さを見せた。しかし、シャルル・ルクレールは高速コーナーで代償を払うことになり、そこでノリスに0.1秒以上を失った。

    それでもフェルスタッペンの前には厳しいレースが待ち受けている。マクラーレンは年間を通じてタイヤ摩耗に大きなアドバンテージを持っており、2台で戦略を駆使できる。実際、ノリスとピアストリはタイトルを争っており、自分たちで選択を行うこともいとわない。ハンガリーでは、ノリスが1ストップ戦略で勝利を収めたことがその証拠だ。

    とはいえ、フェルスタッペンは絶好の位置につけている。レッドブルのドライバーはトップスピードで優位に立っており、マクラーレンにとって彼をコース上でオーバーテイクするのは容易ではないだろう。モンツァの超高速レイアウトでは小さなウイングを使うため、DRSの効果は限定的だからだ。

    平均時速264.682km/h――フェルスタッペンのこの記録は、やはり驚異的である。

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  • マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP予選「最後の調整がポールを決めた」

    マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP予選「最後の調整がポールを決めた」

    マックス・フェルスタッペンは、自身の記録破りのポールポジション獲得ラップを「素晴らしい瞬間」と表現し、日曜のF1イタリアGP決勝で先頭からスタートすることになった。

    オランダ人ドライバーのフェルスタッペンは、土曜の予選最終パートの最初のアタックラップでトップに立ったが、ランド・ノリスの最後のアタックで一度は順位を譲った。それでも再びアタックを成功させ、1分18秒792を記録して最速タイムを叩き出した。

    このラップは平均時速164.46マイルに達し、モンツァ・サーキットのコースレコードを更新。フェルスタッペンにとって今季5回目のポールポジションとなった。

    「ここではローダウンフォースで走るから、ラップを完璧にまとめるのは常にとても難しい。ブレーキングでは簡単にミスも出やすい。でもQ3は良い感触だった」とフェルスタッペンは語った。

    「ラップには満足しているし、ここでポールを獲れるのは僕たちにとって素晴らしいことだ。今週末を通してクルマはずっと良く機能していて、ポールを争える状態に持ち込めたことに本当に満足している」

    「接戦だった。僕たちはまだわずかに足りない部分があったけれど、最後にいくつか変更を加えて、少しプッシュできるようになった。予選で必要なのはまさにそれだ。だから僕たちにとって素晴らしい瞬間になった」

    マックス・フェルスタッペン F1 イタリアGP

    フェルスタッペンは今季、これまで複数回ポールポジションからスタートしているが、最後にポールトゥウィンを果たしたのは4月の日本GP。ノリスやオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の追撃を抑えるのは容易ではないと認めている。

    「どうなるか見てみよう。今年は歴史的に見ても、レースではいつも少し難しい展開になっている。でも僕たちは全力を尽くすつもりだ」とフェルスタッペンは続けた。

    「それが僕たちにできる唯一のことだし、明日どうなるかはその時に分かるだろう」

  • ペレス父「息子はF1王者になれた」発言にヨス・フェルスタッペンが痛烈反論

    ペレス父「息子はF1王者になれた」発言にヨス・フェルスタッペンが痛烈反論

    セルジオ・ペレスの父アントニオ・ペレス・ガリバイは確信している。息子はレッドブル・レーシングで最後の年に世界チャンピオンになれたはずだ。それに対してマックス・フェルスタッペンの父ヨスは明確な言葉で反応した。

    セルジオ「チェコ」ペレスは来年、F1のスターティンググリッドに復帰する。元レッドブル・レーシングのスターは、新規参入のキャデラックでバルテリ・ボッタスと並び2人目のドライバーとして契約を結んだ。

    ペレスは昨年末にF1から退き、それまでの4年間レッドブル・レーシングでポイントを争っていた。

    父アントニオ・ペレス・ガリバイは確信している。この数年間、息子もまた世界チャンピオンになれたはずだと。最近公開されたインタビューで、グランプリスターの父はこう語った。

    「チェコはレッドブル・レーシングで4年間を過ごした。そしてそのうち何年チームはタイトルを取った?4年すべてだ。チェコはフェルスタッペンを世界チャンピオンにしたんだ」

    彼が言及しているのは2021年アブダビの最終戦だ。そこでペレスはマックス・フェルスタッペンを助ける重要な役割を果たした。ルイス・ハミルトンを何周にもわたって抑え込み、チームメイトが射程圏内に留まれるようにしたのだ。

    さらにペレス・シニアは一歩踏み込み、こう強調した。

    「もしチェコが最後の年にレッドブル・レーシングから彼にふさわしいマシンを与えられていたら、彼自身が世界チャンピオンになっていただろう。2021年には素晴らしいマシンを与えられた。そしてそのマシンでルイス・ハミルトンを抑えることができた」

    この発言に対して、直ちに反応したのがレッドブル・レーシングの4度の世界チャンピオンの父ヨス・フェルスタッペンだった。グランプリ・ベテランはSNSプラットフォーム「X」にこう書き込んだ。

    「なんてバカなやつなんだ。彼(セルジオ・ペレス)はいつも同じマテリアルを与えられていた。ただアクセルを踏めばよかっただけだ」

  • マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP初日「昨年より競争力がある」

    マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP初日「昨年より競争力がある」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1イタリアGP初日のフリー走行で6番手タイムを記録し、まずまずのスタートを切った。

    FP1は1分20秒692で4番手、午後のFP2では1分20秒077で6番手に入り、安定した走行を見せた。フェルスタッペンは、昨年苦戦したモンツァでの感触が改善されていると振り返った。

    「今日はかなり良かったよ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「昨年はとても厳しい週末だったけど、今年はだいぶ競争力があるように感じるし、クルマにもより満足している」

    「コースオフするマシンがいてグラベルがたくさん出ていたからセッションは難しかったけどね。予選では掃除されるかもしれないけど、レースでは簡単にコントロールできないから厄介になると思う」

    それでも、手応えを得た初日だったことをフェルスタッペンは強調した。

    「金曜日としては悪くない一日だった。やるべきことはまだあるけど、状況は良くなっているよ」

    昨年の苦戦を乗り越え、改善したパフォーマンスを実感したフェルスタッペン。週末の仕上がりに向け、さらなる調整を進めていく。

    マックス・フェルスタッペン F1 イタリアGP

  • マックス・フェルスタッペン F1レース短縮案に反対「サプライズであるべき」

    マックス・フェルスタッペン F1レース短縮案に反対「サプライズであるべき」

    マックス・フェルスタッペンは、将来的にF1週末フォーマットに変更が加えられる可能性について、自身の見解を示した。

    F1 CEOのステファノ・ドメニカリは、将来的にスプリント開催を増やす案に加え、グランプリの走行距離を短縮するアイデアが検討されていることを明かし、「現在のレースは若い観客層にとって少し長すぎるかもしれない」と発言した。

    現在、F1のレース距離はモナコGP(260km)を除き、すべてのラウンドで約305kmに設定されている。ドメニカリの発言は、逆グリッド案やフリー走行削減など、今後の改革の一環として提示されたものだった。

    だが、レース距離が長年の伝統であることを踏まえ、フェルスタッペンは哲学的な立場からこのアイデアに異を唱えた。彼は、レースには発展のための時間が必要であり、「スポーツは本質的に常にエキサイティングではない」と強調した。

    「短縮に賛成か」と問われたフェルスタッペンは、PlanetF1.comなどの取材陣に「ノー」と即答した。

    「僕のスプリントに対する考えはみんな知っていると思うけど、レースの長さについては今のままでいいと思う」

    「時には1時間半、時にはほぼ2時間かかることもある。他のスポーツでも同じで、エキサイティングな試合もあれば、退屈で眠くなる試合もある。それがスポーツというものだ」

    「常に面白くしようとしても、逆につまらなくなる。変化ばかりが頻発するのも、それはそれで望ましくない。サプライズであるべきなんだ。思いがけず面白い時もあれば、思いがけず退屈な時もある」

    「僕はおそらく伝統を重んじるタイプだ。大事なのはチーム同士の差がもっと縮まることだと思う。そうすれば自然とレースが増える」

    「シーズン全体を見れば、マクラーレンを除けばそこまで悪くない。ただ、このマシンでの追い抜きがまた難しくなってきている。だから時々、再びDRSトレインに引っかかることになる」

    マックス・フェルスタッペン F1

    また「距離短縮にポジティブな要素を感じるか」と問われた際には、笑顔でこう答えた。

    「そうだね、収益が増えるという点ではプラスだろうね」

    「僕個人の意見は以前から何度も言っているけど、なぜ彼らがそうしたいのかも理解している。ファンにとって週末をもっとエキサイティングに見せたいんだろう」

    「観客からすれば、練習走行でただ走っているよりレースを見られるほうが面白いのは当然だと思う。僕らにとっては練習も重要だけどね」

    「でも、F1は1950年代からこういう形でやってきた。スポーツが進化するのは理解しているが、やりすぎるべきじゃない。僕にとってはスプリントレース導入だけでも十分クレイジーだ」

  • フェルスタッペン フェラーリF1移籍の可能性に言及「感情では決めない」

    フェルスタッペン フェラーリF1移籍の可能性に言及「感情では決めない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、将来的にフェラーリへの移籍の可能性を否定しなかった。ただしその決断は「感情」や「ブランドの魅力」だけではなく、勝利できるチャンスがあるかどうかにかかっていると強調した。

    イタリアGP(モンツァ)を前に記者団の質問に答えたフェルスタッペンは、ハミルトンのフェラーリでの苦戦についても言及。「簡単に結果を出せる環境ではない」とした上で、自身がもしフェラーリ入りを考えるなら「正しい場所だと感じた時だけ」と慎重な姿勢を示した。

    フェラーリで走るという魅力は抗いがたいものがある。だがその一方で、そこには常に大きな重荷が伴ってきた。プレッシャー、内紛、 relentless(容赦ない)メディアの注目──これらすべてが情熱や感情、そしてF1界最高の社用車とともに付随してくる。

    この“型”を作り上げたのはフェラーリの創始者、エンツォ・フェラーリだ。彼は自らを「人を扇動する者」と称し、特別なドライバー以外は単なる雇われ人と見なしていた。

    1961年のF1ワールドチャンピオン、フィル・ヒルはこう書き残している。

    「フェラーリのパフォーマンスに対する期待は組織全体に強い影響を与えており、ドライバーも例外ではなかった。レースはチーム全体で勝利する努力の集大成というより、まるで君というドライバーが渋々この珠玉のマシンを託されたような感覚だった。この天才の結晶を、君の本来持つ愚かさで壊してしまわないように願うしかなかったのだ。僕たちの誰かが勝っても、フェラーリがドライバーに祝福や感謝を示すことには消極的な雰囲気があった。むしろ勝利は二重にフェラーリのものだと感じていた。彼は他の全てのクルマよりも優れたマシンを作っただけでなく、ドライバーの破壊的な性質すら打ち負かすほどのマシンを作り上げたのだ、というように」

    2025年、ルイス・ハミルトンはフェラーリで相当なプレッシャーの下にあるが、ここまでのところ期待通りの成果を出せていない。中国のスプリント勝利を除けば、チームメイトのシャルル・ルクレールに速さで優位に立つことができず、マシン自体もフロントランナーどころか勝てるポテンシャルを示すことさえ難しい状況にある。

    今週、チーム代表のフレデリック・バスールは、ハミルトンをチームに統合する難しさを過小評価していたかもしれないと認めた。

    そんな中、イタリアGP(モンツァ)を前にマックス・フェルスタッペンは、唯一まだ噂されていないトップチームであるフェラーリについて、そしてハミルトンのマラネロでの苦闘について質問を受けた。

    「彼ら(フェラーリ)には来年も2人のドライバーが契約している。だから議論はない」とフェルスタッペンは英オートスポーツ誌などの取材陣に語った。
    「可能性はあるか? もちろん、人生にはあらゆる決断のチャンスがある。今のところ視野にはないけど、誰にも分からない。僕自身、F1でどれくらい走り続けるかも分からない。未知のことがまだ多いんだ」

    「正直、彼(ハミルトン)がメルセデスでどうだったのか、彼が個人的にどう感じているのか、フェラーリで今何が起きているのか、僕には何の情報もない。彼はすでに非常に強力なドライバーであるシャルル(ルクレール)がいるチームに加入したわけだから、すぐに入ってチームメイトを打ち負かすのは簡単じゃない。彼はチームに深く馴染んでいて、チームをよく知り、言語も話せるからね」

    「でもF1のマシンは時にかなり複雑で、自分がなぜ速いのか、あるいは速くないのかを完全に理解するのは簡単じゃない」

    マックス・フェルスタッペン F1 スクーデリア・フェラーリ

    エンツォ・フェラーリは戦前の超危険なサーキットで名声を築き、その名を冠したチームは1950年の世界選手権初年度からF1の一部を成してきた。初戦には参戦しなかったが、それもブランドの本質に関わる事情からだった。当時は資金難で、イギリス遠征費用をどうするかを巡ってRAC(英国王立自動車クラブ)と合意できなかった。その往復書簡は今もシルバーストン博物館で見ることができる。

    それほどの魔力を持つフェラーリには多くの人々が心を奪われ、冷静なキャリア志向を持つドライバーでさえ、勝てる体制ではないと分かっていてもマラネロに移籍してきた。だがフェルスタッペンは違う。

    「フェラーリはとてつもなく大きなブランドだ。全てのドライバーが『フェラーリで走りたい』と自分を重ね合わせる。でもそれが間違いの元になる。ただフェラーリで走りたいから行く、ということになってしまうんだ」

    「もし僕がいつかフェラーリに行きたいと思うなら、それは“フェラーリで走りたいから”じゃなく、“勝てるチャンスがある”と見ているからだ。そしてフェラーリで勝てたら、それはさらに特別なことになる。でもブランドの情熱や感情だけに流されてはいけない。そこが正しい場所だと感じるからこそ行くべきなんだ」

    これはフェラーリへの暗号めいたメッセージと受け取れるだろうか。もしかするとフェルスタッペンは、かつてクリスチャン・ホーナーがトト・ヴォルフに言い放った言葉を借りてこう告げているのかもしれない──「クルマをちゃんと直せ(そしたら僕が乗ってやる)」と。

  • マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP展望「ロングランでの速さが鍵」

    マックス・フェルスタッペン F1イタリアGP展望「ロングランでの速さが鍵」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、母国オランダGPで2位表彰台を獲得し、ファンの熱い声援を受けながら結果を残した。

    その勢いを持って挑むイタリアGPについて、チームとして改善すべき点を挙げつつ、モンツァでの戦いに意欲を示した。

    「ザントフォールトで2位に終わったのは僕たちにとって良い結果だったし、母国の観客の前で祝うことができ、そのサポートを感じられたのは素晴らしかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「モンツァに向けては、とても高速なサーキットであり、もちろん偉大な歴史と情熱的なファンがいる場所だ。チームとして改善すべき点はいくつかあり、特にタイヤのマネジメント方法だ。予選から決勝にかけてパフォーマンスを継続し、このサーキットでは特にロングランで速さを持つことが重要になる」

    「昔ながらのサーキットを走るのは楽しみだし、この週末がどうなるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング