カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • F1:マックス・フェルスタッペン、インフルエンザでFIA表彰式を欠席

    F1:マックス・フェルスタッペン、インフルエンザでFIA表彰式を欠席

    マックス・フェルスタッペンは、今夜ウズベキスタンで開催される年末恒例のFIA表彰式ガラを欠席する。レッドブル・レーシングのドライバーで、4度のワールドチャンピオンに輝いたフェルスタッペンは、体調不良のため出席できないという。

    オランダ紙『De Telegraaf』によれば、本来は出席が義務付けられているFIAガラに、フェルスタッペンは今夜出席しない。

    F1ドライバーズランキングの上位3名は原則として表彰式への出席が求められるが、正当な理由がある場合は例外が認められている。

    フェルスタッペンは、タイトルが決したアブダビGP後にインフルエンザに苦しんでいると伝えられている。同レースでは、史上最多タイとなる5年連続ドライバーズタイトルをわずか2ポイント差で逃していた。

    表彰式ではノリスがF1トロフィーを受賞
    今夜のガラでは、ランド・ノリスがF1ワールドチャンピオンとしてトロフィーを授与される予定で、本来であればフェルスタッペンとオスカー・ピアストリも、それぞれランキング2位と3位として表彰されるはずだった。

    さらにフェルスタッペンは、イモラでのレース序盤1コーナーにおけるピアストリへのオーバーテイクにより、F1部門の「アクション・オブ・ザ・イヤー」にもノミネートされている。

  • 角田裕毅「フェルスタッペンが最も優れたF1ドライバーなのは否定できない」

    角田裕毅「フェルスタッペンが最も優れたF1ドライバーなのは否定できない」

    2025年の最終戦アブダビGPを終えた角田裕毅が、チームメイトとして戦ったマックス・フェルスタッペンについて率直な評価を語り、「最も優れたドライバーであることは否定できない」と明かした。

    今季、角田裕毅はレッドブル・レーシングに昇格し、4度のF1王者と同じマシンで激しいシーズンを戦い抜いた。

    来季はテスト兼リザーブドライバーとしてレッドブルに残る角田裕毅だが、トップレベルの環境で得た経験は大きいとし、極めて競争の激しい2025年のF1フィールドの中で自身がどれだけ成長できたのかを実感したシーズンだったと振り返っている。

    ヘルメット交換で交わしたメッセージ
    アブダビGPの週末、角田裕毅とマックス・フェルスタッペンはヘルメット交換を行い、互いにメッセージを書き込んだ。ヘルメット交換はF1パドックで長く続く敬意の証として知られている。

    フェルスタッペンは角田裕毅のヘルメットに「ありがとうユウキ」と記した。

    角田裕毅はフェルスタッペンに「一緒に走れてめちゃくちゃ楽しかったよ。いい思い出ばっかりだし、いろいろ教えてくれてありがとう」と書き込んだ。

    角田裕毅 マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    角田裕毅のフェルスタッペン評
    角田裕毅は、2026年にF1シートを失う悔しさを抱えながらも、レッドブルでの経験が自身にもたらした成長を強調した。

    「彼がグリッドで最も優れたドライバーだということは否定できないです」

    「一方で、このレベルからかなり早く追いつくことができたのは嬉しかったです。特に今年のような、F1史上でも最も僅差と言われる非常にタイトなフィールドの中では、それを実感しました」

  • 角田裕毅とマックス・フェルスタッペン 2026年前に別れのF1ヘルメット交換

    角田裕毅とマックス・フェルスタッペン 2026年前に別れのF1ヘルメット交換

    角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、2026年シーズンを前にリザーブドライバーへと役割を移すことになり、マックス・フェルスタッペンと別れを象徴するヘルメット交換を行った。

    レッドブルは2026年、新体制としてフェルスタッペンとアイザック・ハジャーを起用。レーシングブルズはリアム・ローソンとルーキーのアービッド・リンドブラッドを走らせるため、角田裕毅はF1の新レギュレーション初年度をリザーブとして迎える。

    フェルスタッペンと角田裕毅は、サイン入りクラッシュヘルメットを互いに贈り合い、別れのメッセージとともにSNSに写真を投稿した。キャプションには「Arigato Yuki-san」と添えられていた。

    2025年シーズンの苦戦が決断に影響
    角田裕毅は2025年シーズン序盤、リアム・ローソンに代わって第3戦からレッドブルのRB21をドライブしたが、期待されたパフォーマンスには届かなかったと評価された。記事は「ローソンよりは確かに上だったが、6度のコンストラクターズチャンピオンであるレッドブルが求めるレベルには届かなかった」と記している。

    レッドブルの“セカンドシート問題”は継続
    レッドブルの2台目のシートは、ダニエル・リカルドが2018年末に離脱して以降、一貫して安定しない状況が続いてきた。ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、そして最終的にはセルジオ・ペレスも十分な成果を残せず、チームは複数年にわたり解決策を模索している。

    角田裕毅とマックス・フェルスタッペン角田裕毅 レッドブル・レーシング

  • フェルスタッペンのF1レースエンジニア交代説を否定 2026年も“GP”継続報道

    フェルスタッペンのF1レースエンジニア交代説を否定 2026年も“GP”継続報道

    マックス・フェルスタッペンのレースエンジニア交代が2026年に行われるとの憶測が広がっていたが、RacingNews365はこれを否定し、ジャンピエロ・ランビアーゼが来季もフェルスタッペンの担当を続けると伝えている。

    アブダビでのシーズン最終戦後、わずか2ポイント差でタイトルを逃したフェルスタッペンを支えてきたランビアーゼは、ピットウォールで感情をあらわにする姿が話題となった。

    今季、ランビアーゼは私的な事情によりオーストリアとベルギーの2戦を欠場し、その際はサイモン・レニーが代役を務めた。

    その後、一部報道では「2026年は遠征に帯同せず、ミルトン・キーンズのファクトリー勤務に移る」との情報が流れたが、RacingNews365の取材によればこれは事実ではなく、来季も通常通りフェルスタッペンのレースエンジニアとして現場に帯同する。

    フェルスタッペンとランビアーゼは2016年スペイングランプリでコンビを組んで以来、71勝と4回のF1タイトルという圧倒的な成功を築いてきた。

    レッドブル周辺ではマルコ退任の憶測続く
    一方で、レッドブルの組織体制を巡っては不安定な状況が続く。

    ヘルムート・マルコの2026年不在が決まり、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリーら主要人物の離脱に続く新たな大きな損失となる。

    レッドブルにとってフェルスタッペン—ランビアーゼのコンビ継続は大きな安定要素となるが、チーム内部の再編は依然として注目の的だ。

  • フェルスタッペン、F1タイトル喪失後のアントネッリの謝罪に「気にするな」

    フェルスタッペン、F1タイトル喪失後のアントネッリの謝罪に「気にするな」

    マックス・フェルスタッペンとキミ・アントネッリはアブダビグランプリ後、メディアペンで抱擁を交わし、メルセデスのドライバーは2025年F1ドライバーズ選手権の結果について謝罪した。

    フェルスタッペンは、自分がランド・ノリスに2ポイント差でF1ドライバーズ選手権を失った後、アブダビグランプリ後にメディアペンでキミ・アントネッリが謝罪したことに対して、寛大に反応した。

    レッドブルのドライバーはヤス・マリーナ・サーキットでポールポジションを獲得し、圧倒的な勝利を収めたが、3位でフィニッシュしたイギリス人ドライバーによって、自身が2021年から保持してきた王座を維持することはできなかった。

    アントネッリの謝罪の根拠となっているのは、シーズンの最終前戦であるカタールグランプリでの失策で、彼がマクラーレンに対して守りながら遅いミスを犯したことにある。

    その結果ノリスが4位に入ることを許し、その2ポイントの上積みが最終的な差となった。もしポイントが並んでいれば、フェルスタッペンは勝利数の差(フェルスタッペンが8勝、ノリスが7勝)によりタイトルを獲得していた。

    (重要な点として、アブダビではマクラーレンが2位でフィニッシュしたオスカー・ピアストリをノリスに譲らせていたはずであり、したがってアントネッリのミスは選手権結果に決定的なものとは見なせない。)

    ルサイル・インターナショナル・サーキットで起きた出来事の後には、大きな論争が巻き起こった。フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼは、チームラジオでノリスがメルセデスを追い抜いたことについて公然と疑問を呈し、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコもチェッカーフラッグ後にパドックでその主張を強めた。

    それが明らかに意図的なものではなく単なるミスであり、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフがカメラが明確に映し出した通りの事実を確認していたにもかかわらず、アントネッリはソーシャルメディア上で中傷の波にさらされ、死の脅迫までも受けた。

    これを受けて、ミルトンキーンズを拠点とするチームは非難声明を出し、FIAも1,100件以上のオンラインでの憎悪行為が報告されたことを受けて声明を発表した。

    それでも、アントネッリは状況とフェルスタッペンとの関係を修復したいと考え、アブダビでの58周の後に「本当にごめん」と言っている姿が見られた。

    「気にするなよ。大丈夫だ。わだかまりはない」と、4回のF1ドライバーズチャンピオンであるフェルスタッペンは若きイタリア人に返した。

  • ヘルムート・マルコ レッドブルF1退団報道 フェルスタッペン去就に波紋

    ヘルムート・マルコ レッドブルF1退団報道 フェルスタッペン去就に波紋

    レッドブルのヘルムート・マルコが、2025年末でチームを離れると複数メディアが報じた。シーズン最終戦アブダビGP後、本人は「自分で決める」とだけ語っていたが、英『Telegraph』によれば、82歳のマルコは今季限りで退任する見通しとされている。

    独『BILD』は、レッドブルCEOオリバー・ミンツラフが2026年に向けて“刷新”を望んでいると伝えており、今年中にチーム体制が大きく変わる可能性を示唆した。

    マルコはヤス・マリーナ・サーキットで、自身の将来について「自分で決める」とコメントしていたが、仮に退任となればレッドブルは今年2度目の“大物離脱”となる。

    今季のイギリスGP後には、クリスチャン・ホーナーがチーム代表兼CEOの職を解かれ、後任にはローラン・メキースが就任している。

    マックス・フェルスタッペンにとっては、大きな動揺を生む局面となるかもしれない。フェルスタッペンとマルコの関係は極めて深く、過去には「マルコが去るなら自分も去る」と語ったほどだ。これは昨年、チーム内の権力闘争でマルコの立場が揺らいだ際の発言として知られている。

    レッドブルは再び“権力構造の転換期”へ
    ホーナー解任に続くマルコ離脱報道は、レッドブルが内部体制の大規模再編に踏み込んでいる印象を強める。2026年の新レギュレーションを前に組織のバランスを再構築する狙いがあるとみられ、ミンツラフ主導のガバナンス強化が進行している可能性もある。

    フェルスタッペンとの関係悪化リスクは依然として無視できず、特に2026年以降の体制はドライバー市場にも影響しうる重要テーマとなる。

    フェルスタッペン去就の“再燃”を招くのか
    フェルスタッペンはかつて「マルコがいなくなれば自分も考える」と発言した経緯がある。現状、この言葉が即座に行動へつながるとは限らないものの、チームの継続的な変化が彼の忠誠心にどこまで影響するかは注視される。

    マルコの功績は若手育成システムの根幹そのものに及んでおり、その離脱はレッドブル全体に長期的な構造変化をもたらす可能性が高い。

  • マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP優勝「負けたとは思っていない」

    マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP優勝「負けたとは思っていない」

    フェルスタッペンは、2025年F1アブダビGPで優勝しながらも、わずか2ポイント差で5年連続タイトルを逃した。しかしレース後、彼は戦略面やヤス・マリーナの新レイアウトが、マクラーレン勢を意図的に“渋滞させる作戦”を阻んだと説明し、敗戦を「負けとは思っていない」と語った。

    序盤の不振で104ポイント差を背負いながらも、夏以降の巻き返しでタイトル争いに復帰したフェルスタッペン。9戦中6勝という驚異的な後半戦を振り返り、レッドブルの戦いぶりを「非常に誇りに思う」と強調した。

    バックアップ作戦が不可能だった理由
    フェルスタッペンは、なぜレース終盤にペースを落として、背後のマクラーレン2台を“詰まらせる”戦術を取らなかったのかという疑問に答えた。

    「たくさんのシナリオを頭に描いていた。でも、もちろんオスカーのタイヤ戦略を見た時点で、それは相当難しいと分かっていた」とフェルスタッペンは語った。

    「僕たちは前で少し速すぎた。他のマシンはあのペースについていけなかったと思う。シャルルは本当に全力で走って、表彰台を狙っていた。それも印象的だった」

    ノリスとルクレールが2ストップ、フェルスタッペンが1ストップと戦略が分かれたことで、隊列を意図的に固めるやり方は実行不可能だったと説明する。

    「彼らは2ストップに行った。1ストップのまま全体をバックアップするのは難しい。それに、この新しいレイアウトでは2016年にやったようなことをするのはもっと難しい」

    タイトル逆転を狙った“奇跡の瞬間”を待っていた
    フェルスタッペンはレース中、タイトル争いに影響する何かが起きないか、コース上の大型スクリーンを見続けていたという。

    「ずっとスクリーンを見て、何か起きるのか確認していた。レース自体は本当によかったし、ただクルマを運転して楽しんでいた。毎周のストレートで、何か起きたか見ていた。でも、それもレースの一部。特に気にしすぎていたわけじゃない」

    結局ノリスが3位を守り切り、フェルスタッペンは2ポイント差でタイトルに届かなかった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    「負けとは思っていない」— タイトル喪失への心境
    レース後、フェルスタッペンはSky Sportsに対し、自身の敗北を「負け」とは捉えていないと語った。

    「正直、負けたとは思っていない。彼(ノリス)は本当にいいシーズンを送った。彼とオスカーの戦いは激しかったし、そこに僕も加わった。初めてのタイトルを取るときは、とても特別で、感情的なものだ。グリッドの全員がその瞬間を夢見ている。だから、彼には今夜、家族やチームと楽しんでほしい」

    後半戦の“6勝”とレッドブル復活の理由
    フェルスタッペンは、104ポイント差からここまで巻き返せた理由として、レッドブルの姿勢を称賛した。

    「ローラーコースターのような一年だった。序盤は特に厳しかった。でも、なぜ悪いのか分からないレースが続いた後でも、チームは絶対に諦めなかった。100ポイント以上の差がついて“終わった”と言うのは簡単だ。でもチームは常に問題を理解しようとし、戦い続けた」

    「どんな差であれ、1ポイント、10ポイント、20ポイント……後ろで終われば後ろだ。でも、とても楽しかったし、戦いは楽しかった。チームは本当に団結していて、ファイターだ。状況が悪いときも互いに支え合った。それを誇りに思う」

    2025年の総括と、2026年への自信
    フェルスタッペンは、アブダビでの週末について「やれることはすべてやった」と断言する。

    「僕たちはすべてを最大化した。ポールを獲って、レースでも強いペースで勝った。やれることは全部やった。オスカーが違う戦略だったこともあって、隊列をまとめるのはさらに複雑だった。だから、他にできることはあまりなかった」

    最後にフェルスタッペンは、2026年の新時代へ向けて胸を張った。

    「週末全体をとても誇りに思う。僕たちはすべてを出し切ったし、クルマを運転するのが楽しかった。2026年に向けて、この勢いのまま進んでいきたい」

  • 三つ巴F1最終決戦 ノリス/フェルスタッペン/ピアストリのタイトル獲得条件

    三つ巴F1最終決戦 ノリス/フェルスタッペン/ピアストリのタイトル獲得条件

    2025年シーズンはついに最終決戦を迎え、アブダビGPではランド・ノリス、マックス・フェルスタッペン、オスカー・ピアストリによる“三つ巴”のタイトル争いが展開される。ポイントリーダーのノリスを12ポイント差でフェルスタッペンが、さらに16ポイント差でピアストリが追う構図だ。

    ここでは、ノリス、フェルスタッペン、ピアストリがそれぞれどのような結果で2025年F1ワールドチャンピオンになれるのか、その全条件を整理する。

    ■ ランド・ノリスがチャンピオンになる条件(408 pts)
    ノリスは最も有利な立場にあり、3位以内なら無条件でチャンピオン確定となる。4位以下でも、他2名の結果次第でタイトルを保持できる。

    ● 無条件でチャンピオン
    ・1位〜3位なら条件不問

    ● 4位または5位
    ・フェルスタッペンが2位以下

    ● 6位または7位
    ・フェルスタッペンが2位以下
    ・ピアストリが2位以下

    ● 8位
    ・フェルスタッペンが3位以下
    ・ピアストリが2位以下

    ● 9位
    ・フェルスタッペンが4位以下
    ・ピアストリが2位以下

    ● 10位
    ・フェルスタッペンが4位以下
    ・ピアストリが3位以下

    ● ノーポイント
    ・フェルスタッペンが4位以下
    ・ピアストリが3位以下

    ■ マックス・フェルスタッペンがチャンピオンになる条件(396 pts)
    フェルスタッペンは12ポイント差を追う立場だが、勝利による逆転可能性が高い。

    ● 1位(優勝)
    ・ノリスが4位以下

    ● 2位
    ・ノリスが8位以下
    ・ピアストリが3位以下

    ● 3位
    ・ノリスが9位以下
    ・ピアストリが2位以下

    ■ オスカー・ピアストリがチャンピオンになる条件(392 pts)
    ピアストリは最も厳しい位置にいるが、優勝すれば一気に形勢を変えられる。

    ● 1位(優勝)
    ・ノリスが6位以下

    ● 2位
    ・ノリスが10位以下
    ・フェルスタッペンが4位以下

    2025年のF1世界選手権 アブダビグランプリ

  • マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP予選「タイトルには助けや運が必要」

    マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP予選「タイトルには助けや運が必要」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、アブダビGP予選でポールポジションを獲得したものの、日曜の決勝でタイトルを守るためには「少しの助けや運」が必要だと率直に語った。

    ヤス・マリーナ・サーキットでライバルのランド・ノリスに0.2秒差をつけ、三つ巴のタイトル争いに向け完璧なスタートを切ったが、ノリスとの差12ポイントを逆転する状況は依然として厳しい。

    フェルスタッペンは予選で驚異的なスピードを見せ、マクラーレン勢に心理的な揺さぶりをかけつつも、「自分にできるのは勝つこと。その上で助けが必要」と語り、冷静に状況を見極めている。

    RB21の不調を修正し“夜の変化”で一気に好転
    フェルスタッペンはフリー走行で抱えていたRB21のバランス不足が、予選に向けた最終調整で改善したと説明した。

    「予選は他のセッションより少しまとまっていた感じがした。走るたびに少し改善していたし、最後に夜に向けて加えた変更が自分たちを助けた」と語った。

    Q2ではスクラブタイヤで走行したにもかかわらず、感触は良好だったという。

    「正直、最初の走りで新品タイヤがあそこまで効くとは少し驚いた」

    さらにフェルスタッペンは、角田裕毅がQ3進出により自らのラップを犠牲にして“トウ”を提供したことに深く感謝を示した。

    「もちろん、ユウキの助けがあってのラップだ。あれだけ走りを犠牲にしてくれたのは本当にありがたいこと。2回目のラップではトウがないぶん厳しいかと思ったが、コーナーで少しタイムを見つけることができた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

    レースペースは「週末で一番良かった」も、決勝の行方は未知数
    フェルスタッペンは金曜フリー走行でロングランに苦戦していたが、「週末で一番良い感触だった」と明かした。

    「たくさんの周回を重ねて準備をした。自分としては一番良い走りができたと思う。でも、それが十分かどうかは明日見てみないと分からない」

    日曜に向けては、逆転王者の条件が複雑であることを理解しつつ、こだわりはないと語る。

    「もちろん勝つつもりで行く。でもタイトルを取るには少し助けや運が必要だ。どうなるかは明日次第だ」

    “計算はしない” フェルスタッペンは戦略議論を一蹴
    タイトル獲得に必要な細かな条件を今夜考えるのかと問われると、フェルスタッペンは笑いながらこう答えた。

    「いや、明日考えるよ。今夜じゃない。戦略の話と同じで、1〜2時間議論しても、1周走ったらゴミ箱行きだ。良いことも悪いことも起きるから、明日になれば分かる」

    レースペースの未知数、複雑なポイント差、そして三つ巴のプレッシャー。それでもフェルスタッペンは静かに覚悟を決めている。明日の決勝、すべてはその瞬間に委ねられる。

  • マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」

    マックス・フェルスタッペンは、アブダビGP初日のプラクティスを終えてマシンのバランスには「かなり満足」したものの、現時点では「勝負するには速さが足りない」と厳しい見通しを示した。

    フェルスタッペンはランキングトップのランド・ノリスに12ポイント差の2番手で最終戦に臨んでいるが、金曜はノリスが2セッション連続でトップタイムを記録。

    フェルスタッペンはFP2で0.363秒差の2番手に留まり、逆転タイトルに向けて課題が残る内容となった。

    マシンバランスには満足も「速さが足りない」
    フェルスタッペンは初日の手応えについて問われると、「全体的には悪くない。マシンにはかなり満足している」と述べつつも、「もっと速くなければいけない」と率直に語った。

    「まだ十分な速さがない。でも、我々としては“悪くないウインドウ”に入っているとは思う」

    レッドブルは今季悩まされ続けている“バウンシング”と挙動の荒さに依然として苦しんでおり、アブダビでもその課題が解消しきれていないという。

    「そこは常に戦わなければいけない部分で、今に始まったことではない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

    必要なのはショートもロングも「両方の改善」
    エンジニアが改善できる余地があるかを問われたフェルスタッペンは、「かなり大きな差を埋める必要がありそうだ」と慎重な姿勢を見せつつも、夜の作業で何ができるかに期待を寄せた。

    「我々としてはベストなクルマを出すだけ。どれくらい改善できるか見てみよう」

    さらに、改善が必要なのは予選向けの単発ペースか、決勝向けのロングランかという質問には、即答でこう返している。

    「いや、両方だ。シングルラップもロングランも、もっと良くしないといけない」