カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン F1日本GP「レッドブルは中団争い」失速を認める

    マックス・フェルスタッペン F1日本GP「レッドブルは中団争い」失速を認める

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1第3戦日本GP決勝を8位で終え、「僕たちはフロントではなく中団争いにいる」と述べ、レッドブルの失速を認めた。

    予選Q2敗退からの巻き返しを図ったフェルスタッペンだったが、決勝でも上位争いには加われず、アルピーヌのピエール・ガスリーとの接戦を制することができなかった。

    「アルピーヌと比較されること自体はネガティブなことではない。彼らはいい仕事をしているからね。ただ、僕たちとしては望んでいる位置ではない。現時点ではフロントではなく、中団争いにいると感じている」

    スタートではポジションを回復しトップ10圏内に浮上したものの、ガスリーとのバトルでは決定打を欠いた。両者は僅差でフィニッシュし、最終的には0.337秒差で敗れる結果となった。

    「少なくともスタートは少し良くて、あまりポジションを落とさずに済んだ。何台かは抜けたけど、ある時点で限界に達する。ピエールとはかなり接近していたと思う。純粋なペースではわずかに速かったかもしれないが、今となっては言えることだ」

    「とにかく抜くのがとても難しかった。抜けたとしても、すぐに抜き返されてしまう。バッテリーが空になってしまうからだ。一度は抜いたが、メインストレートではもうエネルギーがなくて終わりだった」

    「ミスやタイヤのデグラデーションを期待してプレッシャーをかけ続けたが、それも起きなかったので、結果的にとても接近したままフィニッシュした」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング F1 日本GP

    さらにフェルスタッペンは、マシンの問題が解決していないことも明かした。

    「昨日感じていた問題は今日もそのままだった。正直なところ、クルマのフィーリングは良いとは言えず、とても厳しい状況だった」

    新レギュレーション初年度となる2026年シーズンにおいて、レッドブルは自社製パワーユニットでの戦いに直面しており、序盤から競争力不足が露呈。これまで鈴鹿で圧倒的な強さを誇ってきたフェルスタッペンも、今回は中団グループでの戦いを強いられる結果となった。

  • マックス・フェルスタッペン F1引退示唆「楽しめていない」

    マックス・フェルスタッペン F1引退示唆「楽しめていない」

    マックス・フェルスタッペンに、2026年シーズン限りでF1を離れる可能性があるとの報道が浮上した。2026年F1日本GPを8位で終えたあと、フェルスタッペンは新しいパワーユニット・レギュレーションへの不満を改めて口にし、自身の将来についても含みを持たせた。

    レッドブル・レーシングと2028年末まで契約を結んでいるフェルスタッペンだが、これまでもF1から早期に身を引く可能性をたびたび示してきた。

    オランダ紙『デ・テレグラーフ』は、フェルスタッペンが引退を真剣に検討していると報道している。

    フェルスタッペンは鈴鹿でBBCラジオ5ライブのインタビューに応じ、今後について問われると、自身の胸中を率直に明かした。

    「そういうことだ。僕はこのパドックの中にあるすべてのことについて考えている」

    「プライベートではとても幸せだ。でも24戦を待つことになる。今回は22戦だけど、普通なら24戦だ。そして、それに価値があるのかと考えるようになる」

    「それとも、家で家族と一緒にいるほうが楽しいのか。友人たちにもっと会えるほうがいいのか。自分がこのスポーツを楽しめていないのなら、なおさらだ」

    新レギュレーションへの不満は今季を通じて継続
    フェルスタッペンは、2026年から導入された新ルールに対して最も厳しい批判を続けているドライバーのひとりだ。新世代のF1マシンについては「フォーミュラEを強化したようなもの」とも表現しており、今季ここまで一貫して不満を口にしてきた。

    今回の報道は、フェルスタッペン陣営に近く、レッドブル関連の報道で信頼度が高いとされるエリック・ファン・ハーレンによるものとされている。記事では、中東2連戦がイラン戦争の影響で中止となったことで生まれた4月のインターバルが、フェルスタッペンにとって将来を考える「重要な数週間」になると伝えている。

    フェルスタッペンは、自身がF1を目指した原点にも触れながら、現在の心境を次のように語った。

    「子供の頃、僕がやりたかったのはこれだった。当時は自分が何を成し遂げるのか、どれだけお金を稼ぐのかなんてまったく分かっていなかった」

    「子供の頃はそんなこと考えないし、それが目的でもない」

    「僕は楽しむためにここにいたいし、素晴らしい時間を過ごしたいし、自分自身が楽しみたい。でも今は、正直そこまでそうではない」

    「もちろん、楽しめている部分もある。チームと仕事をするのは好きだ。第二の家族のような存在だからね。でも、いざクルマに乗ると、残念ながらいちばん楽しいものではなくなっている」

    「僕は努力している。毎日、自分に楽しもうと言い聞かせている。でも、それはとても難しい」

    GT3やスポーツカー転向も選択肢
    仮にフェルスタッペンがF1を離れることになった場合、次の舞台として有力視されているのがスポーツカーだ。本人はすでに単発のレースに出場しており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの初参戦も予定している。

    さらに、GT3活動や自身のチーム運営にも強い情熱を持っていることを明かしている。

    「いずれにしても、僕には他にもたくさん情熱を注いでいるプロジェクトがある。GT3レースだ。自分で走るだけではなく、チームのこともある。それを作り上げていくのは本当に楽しい」

    「今後数年で、それをさらに発展させていきたいと思っている」

    「仮にここを離れたとしても、何もしなくなるわけではない。僕は常に何かを楽しんでいるし、人生のほかの多くのことでも楽しさを見つけられる」

    「でも、正直に言えば、こういう話をしていること自体が少し悲しい。とはいえ、これが現実だ。僕のことを気の毒に思う必要はない。僕は大丈夫だから」

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「持続不可能」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「持続不可能」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1日本GPで苦戦を強いられたマシンバランスの問題について、チームに抜本的な改善を求めた。

    予選ではQ2敗退の11番手、決勝でも追い上げは限定的で8位に終わり、ピエール・ガスリーの後方で足止めされる展開となった。

    「昨日はひどかったし、今日のレースも良くなかった。自分としては最大限やっただけだ」とフェルスタッペンは語った。

    「クルマのフィーリングは予選とまったく同じで、レース中もただ抑え込んでいるだけという感じだった」

    「バランスがもっと安定して、ペースを見つけられるようにチームと話す必要がある。今の状態はチームとしても持続可能ではない」

    今回の不振についてフェルスタッペンは、単なるパフォーマンス不足ではなく、2026年の新レギュレーションそのものが根本的な問題だと改めて強調した。

    「バランスが悪いこと自体はあるが、それ以上に僕たちがどうレースをしなければならないか、システム全体の問題がある」

    「これは何度も言っているが、多くのドライバーが同じことを言っている。僕にとって一番大きい問題はそこだ」

    「勝てないこと自体は受け入れられる。7位で走ることだっていい。でもその走り方が楽しくないんだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 日本GP

    さらにフェルスタッペンは、今後のオフ期間についても言及した。

    「レース以外で自分が楽しめることもやるつもりだし、同時にチームと問題の理解と改善に取り組む」

    また予選後には「個人的に考えるべきことがたくさんある」とも発言。その意味について問われると、「人生だ。ここでの人生だ」と語り、現在の状況への複雑な心境をにじませた。

  • マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン F1離脱示唆「人生の決断を考えている」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫した後、F1での将来について再考していることを明かした。

    新レギュレーションへの不満が続く中での発言であり、2026年型マシンや競技スタイルへの強い違和感が、その背景にあるとみられている。

    フェルスタッペンは、2026年のF1について率直な不満を口にしている。特にエネルギーマネジメントの影響により、予選で高速コーナー中にエネルギー回収を行う必要がある点を問題視している。

    また、レースがより多くのオーバーテイクを生む可能性がある一方で、そのスタイルを「マリオカートのようだ」と表現し、純粋なドライビングの楽しさが損なわれていると感じている。

    こうした状況の中で、鈴鹿で「個人的に解決すべきことがある」と語ったフェルスタッペンに対し、その真意が問われた。

    「人生についてだ」とマックス・フェルスタッペンは語った。

    「ここでの人生についてだ」

    「今のF1のレギュレーションに関係している」

    この発言は多くを語ってはいないが、現在のF1に対するスタンスと将来への考えを強く示唆するものとなっている。

    実際、フェルスタッペンはF1以外の活動にも活路を見出している。2025年からはニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)でGT3マシンをドライブしており、5月にはニュルブルクリンク24時間レースへの参戦も予定している。

    「それは間違いなく、僕の顔に大きな笑顔をもたらしてくれる」とフェルスタッペンは語った。

    マックス・フェルスタッペン F1

    一方で、父ヨス・フェルスタッペンが懸念するモチベーション低下について問われると、次のように答えた。

    「マシンに乗っているときは、いつだって全力を尽くしている」

    「でも、今の状況――マシンだけじゃなくて、これまで僕が言ってきたF1全体についても含めて――正直言って楽しくない」

    「そして、それは僕だけじゃなくて、他の人にとっても楽しくないはずだ」

    「年間22戦もあって、ずっと家を離れていると、人生で楽しめる何かが必要になる」

    「最高のパフォーマンスを引き出すには、まず楽しむことが重要だ。楽しめていなければ、最大限の力は出せない」

    「だから他のことで楽しさを保とうとしている。でも、それもいずれ限界が来る」

    さらにフェルスタッペンは、今後のF1の方向性が自身の去就を左右する可能性にも言及した。

    「来年に向けて何が決まるか次第だと思う」

    「今年については、みんなが最善を尽くしているのは分かっている。でも、これは政治的な問題でもある」

    「他のメーカーの立場も理解しているし、それは正当なものだと思う」

    「別に僕は不満を抱いているわけじゃない。順位の問題でもない」

    「ただ、もう少し運転していて楽しいものになってほしいだけだ」

    「今年は大きな変更はないだろうけど、来年は十分に大きな変化があることを期待している」

    2026年のF1がこのままの方向性を維持した場合、フェルスタッペンが30歳前後でF1を去る可能性も否定できない状況となっている。

  • マックス・フェルスタッペン 英F1記者排除の理由「重大な敬意の欠如」

    マックス・フェルスタッペン 英F1記者排除の理由「重大な敬意の欠如」

    マックス・フェルスタッペンは、鈴鹿で行われた自身のメディアセッションからイギリス人記者を退出させた理由について、昨季末のある質問に対して「重大な敬意の欠如」を感じていたからだと説明した。

    レッドブルのドライバーであるフェルスタッペンは木曜日、通常の囲み取材を始める前に、その記者がチームのホスピタリティーエリアから出て行くまで応じることを拒否し、「彼が出て行くまで話さない」と述べ、繰り返し「出て行け」と求めていた。

    発端となったアブダビでのやり取り
    フェルスタッペンは、昨年12月のタイトル決定戦となったアブダビGP後に、その記者から向けられた質問に不快感を抱いていた。

    その質問は、メルセデスのジョージ・ラッセルとの接触をめぐるものだった。フェルスタッペンはペナルティとラッセルとの序盤の接触に腹を立て、ラッセルのマシンの側面に接触。10秒加算ペナルティを受け、5位から10位へ後退し、タイトル争いの行方において高くついたように見える9ポイントを失った。

    問題となった質問は次のようなものだった。

    「マックス、ランドにわずか2ポイント差で敗れた。いま振り返って、スペインでのジョージとの一件をどう思うか。後悔はあるか?」

    これに対し、フェルスタッペンはこう返していた。

    「君は僕のシーズン中に起きた他のすべてを忘れている。君が口にするのはバルセロナのことだけだ。そう来ると分かっていた。いま君はばかな薄笑いを浮かべている。分からない」

    「最後にはレースの一部だ。人は経験して学ぶ。選手権は24戦のひとつだ。後半戦には僕にたくさんの早めのクリスマスプレゼントも与えられていた。だからそれについても疑問を投げかけることはできる」

    フェルスタッペン「悪意を持って行われた」
    フェルスタッペンは金曜日、日本GPを前にオランダの放送局の取材に応じ、この件についてさらに踏み込んで語った。

    彼は、その記者の「ばかな薄笑い」についての受け止めを詳しく説明し、質問中に「僕の顔に向かって笑っていた」と主張した。

    「僕にとっては、その特定の質問にはいろいろな人に対して20回は答えてきたと思う。だから問題は質問そのものじゃない」とフェルスタッペンは語った。

    「僕はいつも、そのときの思考過程や何が起きたのかをとても明確に説明している」

    「でも最終戦の後に、その質問をしてきて、しかも質問しながら僕の顔に向かって笑い始めた。そのタイミングでその質問をすること自体、明らかに悪意があった。そこには重大な敬意の欠如がある」

    「だから僕に敬意を払わない人に対して、僕が敬意を払う必要はない。人生ってそういうものだと思う。とても率直で、とてもシンプルだ。だからああした。木曜日にここでああした理由もそれだ。僕にとって、あれは正しくない」

    「僕はみんなに対して大きな敬意を持っている。たくさんの質問を受けるし、ばかな質問もたくさんある。でも僕は答えている。質問がいつも素晴らしいわけではないし、それがF1の一部でもある」

    「でも今回の件は、明らかに悪意を持って行われたものだった」

    「もちろん、あのアブダビの時はカメラが僕の顔だけを映している。だからカメラの後ろで何が起きているか、どういう聞き方をされているかは見えない。僕にとっては、とても無礼なやり方で行われたことがはっきりしていた」

    関係修復には「いまはない」
    その記者と話し合って関係を修復するつもりがあるかと問われると、フェルスタッペンは首を横に振った。

    「いまはない」

    一方、その記者は木曜日に英紙でこの一件について書いている。

    フェルスタッペンから向けられた、薄笑いや嘲笑をしていたのではないかという指摘について、彼はこう記した。

    「自分がばかな薄笑いを浮かべていたとは思わない。あの返答の激しさには確かに面食らったし、緊張した笑みが出た可能性はある」

    「だが、それを面白いと思っていたわけではないし、彼を笑いものにして楽しんでいたわけでもない」

    記者側の反論と今後
    フェルスタッペンはこれまでもイギリスのメディアの一部に対して確執があり、自身に偏った報道が向けられていると繰り返し訴えてきた。特に、ルイス・ハミルトンとタイトルを争った2021年の前後には、その傾向が強かったと感じている。

    これについて、その記者は次のように記している。

    「今回の一件とその余波は残念だ。それは偏向報道という非難についても同じだ。これまで私は、反ルイス・ハミルトン、反セバスチャン・ベッテル、その他あらゆるドライバーへの偏見があると非難されてきた」

    「できる限り正直に、公平に報じることが常に唯一の最優先事項だ」

    「私はいまでもフェルスタッペンを尊敬しているし、将来的により良い関係を築けることを願っている。難しい、気まずい質問をしなければならないこともある。それは、この仕事に伴う責務だ」

    また、ESPNは、レッドブルが状況の仲裁を試みるため、その記者と連絡を取っていると理解していると伝えている。

    金曜日に改めて、その記者と座って話す意思があるか問われたフェルスタッペンは「いまはない」と答えたが、その口ぶりは将来的な可能性を完全には閉ざしていないようにも受け取られた。

  • フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫し、グリッド11番手から決勝を迎えることになった。

    予選を通じてマシンの挙動に苦しみ続けたフェルスタッペンは、RB22の問題に困惑しており、もはやフラストレーションを通り越した心境にあることを明かした。

    制御不能な挙動に苦しんだRB22
    フェルスタッペンはQ1を9番手で通過したものの、Q2では序盤のアタックで10番手タイムにとどまり、チームメイトのアイザック・ハジャーに0.024秒差、アウディのニコ・ヒュルケンベルグには0.049秒差という接戦の中に埋もれた。

    最終アタックではタイムを0.1秒更新したが、ファン・アメルスフォールト・レーシングのアービッド・リンドブラッドが大きくタイムを伸ばし、フェルスタッペンはQ2敗退圏へと押し出された。

    「クルマに何か問題があると思う。突然、この予選では完全にドライブ不能になった」とフェルスタッペンは無線で語った。

    「高速域でリアが突然跳ねてしまうんだ」

    改善できない問題と信頼感の欠如
    フェルスタッペンはセッション後も原因を掴めていない様子で、週末を通じてセットアップ変更を重ねながらも問題を解決できなかったと説明した。

    「週末を通して変更はしてきたけど、同時にクルマにはいくつか問題があって、それを解決しようとしているところだ。予選ではFP3よりも悪化していたと思う」

    「本当にプッシュしようとすると、完全にコントロール不能だった。全然良くなかったし、どのコーナーでも攻める自信がまったく持てなかった」

    「僕にとっては行き詰まっていた。これ以上プッシュできなかった」

    また、問題はパワーユニットではないと強調した。

    「パワーユニットが最大の問題ではない。クルマ側で本当に苦しんでいる」

    フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    「もうフラストレーションすらない」
    フェルスタッペンは現在の状況について、怒りや失望すら感じなくなっていると語った。

    「もうフラストレーションすらない。その段階は過ぎている」

    「何と言えばいいのか分からないけど、正直どう考えればいいのかも分からない」

    「もう怒ってもいないし、失望もしていないし、フラストレーションもない」

    それでも将来については、改善への希望をわずかに残している。

    「もちろんいくつかの問題は解決できるはずだ。できれば今後数週間から数カ月の間にね」

    レッドブル・レーシングにとって厳しい週末となる中、フェルスタッペンは後方からの巻き返しを狙うことになる。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1神話崩壊か ハジャーに予選2敗

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1神話崩壊か ハジャーに予選2敗

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年シーズン序盤においてチームメイトであるアイザック・ハジャーに対し、予選で苦戦を強いられている。

    今季ここまでのわずか数戦で、フェルスタッペンはすでに2度にわたりハジャーに予選で敗れており、この数字は2024年以降にセルジオ・ペレス、リアム・ローソン、角田裕毅を相手に喫した敗北数を上回る結果となっている。

    フェルスタッペンはこれまで、チーム内予選成績で圧倒的な強さを誇ってきた。2024年以降の通算成績は「47勝1敗」であり、同一チーム内での比較ではほぼ無敵の状態を維持していた。

    しかし2026年は、その構図に変化の兆しが見え始めている。ルーキーであるハジャーが予選でフェルスタッペンを上回るパフォーマンスを見せており、レッドブル内の力関係に新たな注目が集まっている。

    もっとも、シーズンはまだ序盤であり、フェルスタッペンのレースペースや総合力は依然として高い水準にある。とはいえ、これまで圧倒的だった“チーム内無敗神話”に陰りが見え始めたことは、今後のタイトル争いにも少なからず影響を与える可能性がある。

  • レッドブルF1に“深刻な問題” マックス・フェルスタッペン「一晩では直らない」

    レッドブルF1に“深刻な問題” マックス・フェルスタッペン「一晩では直らない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1日本GP初日のフリー走行で苦戦を強いられた。FP1では7番手、FP2では10番手にとどまり、トップから大きく離される結果となった。

    マシンバランスの不安定さとグリップ不足に悩まされ、セットアップ変更も裏目に出るなど、チーム全体として課題が浮き彫りとなる一日となった。

    フェルスタッペン『両極端でバランスが見つからない』
    「正直あまり良くなかった。バランスもグリップも足りていない。FP1とFP2でまったく逆の状態になったが、どちらも良くなかった」

    「やるべきことはたくさんあるし、今はかなり大きな問題を抱えている。良い一日ではなかった」

    「ひとつを直そうとすると別の問題が出る。結局バランスがまったくまとまらない」

    「中国と似たような問題だが、まだ遅れている。特にセクター1の中高速コーナーでなぜここまで遅いのか理解できていない」

    「今日は両極端のセットアップを試したが、どちらも機能しなかった。極端から極端へ行くだけで、ラップタイムを大きく失っている」

    『一晩で解決する問題ではない』
    「方向性はあるが、現時点では解決が非常に難しい。だから一晩で奇跡が起きるとは思っていない」

    「まずは問題がどこから来ているのか、もっと理解する必要がある」

    低速走行の理由はFIA設定によるもの
    「回転数が低くなりすぎるとパワーが出なくなるFIAの設定がある」

    「ゆっくり走っているときに起きやすくて、速いマシンを先に行かせようとした際にダウンシフトが遅れると回転数が落ちすぎる」

    「セーフティモードのような状態に入って、10〜20秒ほどパワーが戻らない。いわばグリッチのようなものだ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    モナハン『基準に達していない』
    ポール・モナハン(レッドブル・レーシング/チーフエンジニア)も、この日の内容を厳しく評価した。

    「我々の相対的なポジションを見れば明らかだ。チームとしての基準にも、マックスが求めるレベルにも達していない」

    「いくつか問題は特定できているが、それを正しく理解し、明日までに修正できるかどうかが重要になる」

    「今日は間違いなく厳しい一日だった」

    アップグレード自体は機能も別の問題が露呈
    レッドブルは今回、サイドポッドやフロア、エンジンカバーなど大規模なアップグレードを投入した。

    「形状としては大きな変更だった。ミルトンキーンズのスタッフには感謝したい。それだけ大きな努力だった」

    「今回のパッケージ自体は期待通りに機能しているように見えるが、他の部分に問題がある」

    「そこを明日に向けて修正しなければならない」

  • マックス・フェルスタッペンの“退室要求”にF1記者が反撃 中傷被害も告白

    マックス・フェルスタッペンの“退室要求”にF1記者が反撃 中傷被害も告白

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2026年F1日本GPの木曜メディア対応で、特定の記者が退室するまで発言を拒否し、その記者を部屋から退出させる場面があった。

    その当事者である英ガーディアン紙のジャーナリスト、ジャイルズ・リチャーズは、この出来事について「深く失望した」とし、さらに騒動後に中傷メールを受け取ったことを明かした。

    ジャイルズ・リチャーズが経緯と心境を説明
    鈴鹿で行われたメディアセッションで、フェルスタッペンは特定の記者が室内にいる限り発言しないと明言した。

    「彼が出ていくまでは話さない」とフェルスタッペンは述べ、対象となる記者を指名した。

    やり取りの中でフェルスタッペンはその記者に「出ていけ」と伝え、記者は実際に退室。その後フェルスタッペンは「これで始められる」と語り、セッションが開始された。

    この出来事についてジャイルズ・リチャーズは「深く失望した」と述べている。

    「これまで彼には十数回インタビューしてきたが、どれも友好的でユーモアのあるやり取りだった」

    「彼に対する批判も最小限で、必要な場合に限っていた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    発端となった2025年のやり取り
    問題の発端は、2025年シーズン最終戦アブダビGP後のメディアセッションにさかのぼる。

    ジャイルズ・リチャーズはフェルスタッペンに対し、同年6月1日のスペインGPでジョージ・ラッセルと接触した件について「後悔はあるか」と質問した。この接触では10秒ペナルティが科され、フェルスタッペンは順位を5つ落とし、最終的にタイトル争いに影響するポイントを失っていた。

    この質問に対し、フェルスタッペンは次のように応じていた。

    「シーズンで起きた他のことは全部忘れて、君が取り上げるのはバルセロナだけだ。この質問が来るのは分かっていた」

    「今、ばかみたいな笑みを浮かべているな」

    「分からないな。まあレースの一部だよ。人はそこから学ぶものだ。選手権は24戦ある。その後半戦では僕に“クリスマスプレゼント”みたいなこともいろいろあった。そこも疑問に思うことはできるはずだ」

    フェルスタッペンは鈴鹿で、この質問を理由に当該記者の退室を求めた。

    騒動後に中傷メールが届いたと告白
    ジャイルズ・リチャーズはさらに、今回の件の直後に中傷を受けたことも明かしている。

    「2時間も経たないうちに誰かが私のメールアドレスを突き止めた」

    「『お前が問題だ』『F1における英国びいき全体の原因だ』『最悪だ』といった内容だった」

    ジャイルズ・リチャーズは、X(旧Twitter)については確認するつもりはないとしている。

    一方で「自分の健康状態は問題ない」とし、今回の件にもかかわらず、将来的にフェルスタッペンとの関係が改善することを望んでいると述べた。

    フェルスタッペンは走行面でも苦戦
    なお、フェルスタッペンは金曜の走行を10番手で終え、レッドブルに「大きな問題」があると語っている。今回の騒動に加え、週末のパフォーマンス面でも課題を抱えている状況だ。

  • マックス・フェルスタッペン F1日本GP予選修正に苦言「根本は変わらない」

    マックス・フェルスタッペン F1日本GP予選修正に苦言「根本は変わらない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、FIAが2026年F1日本GPの予選に向けて導入したエネルギーマネジメントの小幅な修正について、一定の前進と認めつつも「十分ではない」との見方を示した。

    今回の変更では、予選で許容される最大エネルギー回生量が9.0メガジュールから8.0メガジュールに引き下げられた。FIAはこれによって、予選を純粋なパフォーマンス勝負に近づけたい考えだが、フェルスタッペンは問題の根本までは変わらないと受け止めている。

    鈴鹿の予選修正は「わずかな助け」にとどまる
    フェルスタッペンは、鈴鹿での今回の修正について、まずは実際に試していない段階で断定は避けつつも、少なくとも全開に近づくことを期待していると説明した。

    「シミュレーターでこの仕様は試していないので、はっきりした答えはできない。以前は少し、基本的に全開ではなかった。だから、これでもう少し全開に近づいてくれればと思う」とフェルスタッペンは語った。

    「もちろん、去年とはかなり違う感覚だ。でも、これが今の現実であって、現時点では受け入れるしかない。今年については、どうすることもあまりできない」とフェルスタッペンは述べた。

    「来年にはもっと大きな変更が入ることを期待している。どう感じるか?それは……どう感じるか?違うという感じだ。もちろん、僕がこの状況についてどう思っているかは、みんなも分かっていると思うし、シミュレーターでも同じように感じていた。ここでは8メガジュールにすることで少しは助けになるかもしれないが、基本は同じだ。だから依然としてスロットルの入れ方には気をつけなければならない。それは過去とはまったく違う」とフェルスタッペンは語った。

    根本的な不満は“レースらしさ”の喪失
    フェルスタッペンの不満は、今回の1メガジュールの修正そのものよりも、現行レギュレーション全体の方向性に向けられている。

    今回の変更についても、フェルスタッペンは「小さな違い」にすぎないと受け止めており、より本質的な修正が必要だと考えている。

    「これは小さな変更にすぎないし、来年にはもっと実質的な修正が必要になる。違いは少ししかない。ただ、それだけでは十分ではない」とフェルスタッペンは強調した。

    さらにフェルスタッペンは、現行レギュレーションに対する率直な不満も隠していない。

    「ドライバーが限界までプッシュすることができない状況で、ストレートでは“スーパークリッピング”の影響を受けている。こういう状況では、本当の意味でのレースとは言えない」とフェルスタッペンは語った。

    「これはまるで“ステロイド版フォーミュラE”のようなものだ」とフェルスタッペンは以前のテストでも語っている。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 日本GP

    鈴鹿への期待と現実的な立場
    それでもフェルスタッペンは、日本GPの週末に向けて感情的になるのではなく、現状を冷静に受け止めている。

    近年の鈴鹿での成功を引き合いに出しながらも、今季の状況は別物だと強調した。

    「過去のことは考えない。シーズンごとに状況は違うし、現実的でいなければならない。今の僕たちは、あのレベルにはまったく近づいていない」とフェルスタッペンは語った。

    FIAの今回の対応によって、鈴鹿の予選がいくらか改善される可能性はある。ただしフェルスタッペンの見立てでは、それはあくまで応急的な修正にとどまる。2026年型F1の方向性を巡る議論は、今後も続いていくことになりそうだ。