カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍 英紙「決断を後押し」

    フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍 英紙「決断を後押し」

    マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼのマクラーレン移籍が正式に決定した。2028年からチーフ・レーシング・オフィサーとして加入するこの動きは、2026年F1パドックにおける最大級の人事トピックのひとつとなっている。

    その中で注目されているのが、フェルスタッペン本人の反応だ。

    長年にわたり強固な関係を築いてきた両者の“決別”とも受け取られかねないこの移籍だが、実際には対立ではなく、むしろ支持という構図が浮かび上がっている。

    「衝突なし」むしろ支持という構図
    英デイリー・メールは、この移籍劇の裏側について、フェルスタッペンがランビアーゼの決断を支持していたと報じている。

    「彼なしではレースをしない」とまで語った過去があるほど、フェルスタッペンにとってランビアーゼは不可欠な存在だった。2021年のタイトル獲得時にも、その信頼関係の強さは象徴的に語られている。

    レッドブル内部でもその関係性は特別視されており、ヘルムート・マルコが「まるで長年連れ添った夫婦のようだ」と表現したことからも、その結びつきの強さがうかがえる。

    それでも今回の移籍において、両者の間に軋轢はなかったという。

    「天文学的オファー」に理解
    報道によれば、マクラーレンはランビアーゼに対して“天文学的”とも表現される条件を提示していたとされる。

    「ある匿名の情報筋によれば、ランビアーゼには莫大な報酬が提示されていた。そのオファーを受け入れたのは理解できるものであり、マックス・フェルスタッペンからの反対は一切なかった。それどころか、彼はその決断を支持していた」と英デイリー・メールのジョナサン・マクエボイは記している。

    この証言が事実であれば、今回の移籍は単なる“引き抜き”ではなく、当事者間で一定の理解が成立した上での決断だった可能性が高い。

    レッドブル体制への影響は不可避
    とはいえ、レッドブルにとってこの離脱が大きな痛手であることに変わりはない。

    ランビアーゼは単なるレースエンジニアにとどまらず、フェルスタッペンのパフォーマンスを最大化するうえで中核的な役割を担ってきた存在だ。その退団は、今後の体制やドライバーとの関係性に少なからず影響を及ぼす可能性がある。

    フェルスタッペンが今回の決断を支持したという事実は、短期的にはチーム内の不協和音を回避する材料となる。しかし中長期的には、レッドブルがどのようにこの“空白”を埋めていくのかが、2026年以降の競争力を左右する重要なテーマとなりそうだ。

  • フェルスタッペン離脱ならレッドブルF1後継はローソン 株主圧力で内部昇格へ

    フェルスタッペン離脱ならレッドブルF1後継はローソン 株主圧力で内部昇格へ

    レッドブルF1は、マックス・フェルスタッペンの去就を巡り、新たな局面を迎えている。株主からの圧力により、仮にエースが離脱した場合は外部補強ではなく内部昇格が優先される可能性が浮上し、その最有力候補としてリアム・ローソンの名前が急浮上している。

    フェルスタッペン自身が2026年F1レギュレーションへの不満から将来に疑問を投げかけている中で、チームの後継構想はすでに現実的な検討段階に入っている。

    レッドブル内部のドライバー育成方針と、現在の戦力バランスが交差することで、「ポスト・フェルスタッペン」の輪郭が見え始めている。

    フェルスタッペン離脱の現実味と契約条項
    フェルスタッペンは日本で、自身のF1キャリアについて「見極める必要がある」「続ける価値があるのか判断しなければならない」と語り、将来に対する迷いを示した。

    2028年まで契約を残しているものの、その契約には解除条項が存在する。夏休み時点でドライバーズランキング上位2位以内に入っていない場合、8月から10月にかけて発動可能とされており、状況次第では離脱が現実の選択肢となる。

    さらに、長年コンビを組んできたレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼが2028年までにマクラーレンへ移籍することも発表されており、これがフェルスタッペンの決断に影響を与える可能性も指摘されている。引退ではなく移籍というシナリオも、現実味を帯びてきている。

    株主の意向が示す“内部昇格”路線
    ニュージーランド・ヘラルドの報道によれば、チーム代表ローラン・メキースには、株主から「育成ドライバーの活用」を求める強い圧力がかかっているという。

    これはレッドブルが長年築いてきたジュニアプログラムの哲学と一致するものであり、仮にフェルスタッペンが離脱した場合でも、外部からトップドライバーを獲得するのではなく、自前のドライバーで穴を埋める方針が優先される可能性が高い。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    リアム・ローソンが最有力とされる理由
    その中で最も有力視されているのがリアム・ローソンだ。報道では、内部候補リストの「最初の名前になることは間違いない」とされている。

    ローソンは2026年シーズン序盤で安定したパフォーマンスを見せており、レーシングブルズでチームをリードする存在となっている。ランキングでもフェルスタッペンとわずか2ポイント差につけており、レッドブル・ファミリー内では実質的に2番手の実力を示している。

    一方で、アービッド・リンドブラッドやリザーブドライバーの角田裕毅にも昇格の可能性は残されているが、ルーキーであるリンドブラッドにはさらなる実績が求められている状況だ。

    過去の挫折と再評価される適応力
    ローソンにとって今回のシナリオは「再挑戦」という側面も持つ。彼は2025年にトップチームへ昇格したものの、わずか2戦で降格という厳しい経験を味わっている。

    当時はRB21への適応に苦しみ、結果を残せなかったことが評価を落とす要因となった。しかしその後、安定した環境で再び結果を積み重ねたことで、評価は回復している。

    ただし、現在のRB22も依然として扱いが難しいマシンであることは変わらない。フェルスタッペン自身が「運転できない」と表現したほど、ターンインでの強いアンダーステアと加速時のオーバーステアという深刻なバランス問題を抱えている。

    アイザック・ハジャーも鈴鹿でこのシャシーを「コーナーでひどい」と評しており、仮にローソンが昇格したとしても、同じ課題に直面することになる。

    フェルスタッペンの去就は依然として不透明だが、少なくともレッドブル内部では「誰が後継か」という議論はすでに具体化している。ローソンの名前が最前線にある現状は、チームの哲学と現在のパフォーマンス評価が一致した結果と言える。

  • マックス・フェルスタッペン去就に波紋 フェラーリF1も動向注視

    マックス・フェルスタッペン去就に波紋 フェラーリF1も動向注視

    マックス・フェルスタッペンの将来を巡る動きが、パドック内で静かに熱を帯び始めている。オランダの有力紙の報道をきっかけに、トップチームによる関心が改めて浮上した。

    現時点では具体的な交渉や決断があるわけではないが、2026年F1レギュレーションへの不満とレッドブルの競争力低下が重なり、「もしも」のシナリオが現実味を帯びつつある。

    フェルスタッペンが抱える不満と現状
    マックス・フェルスタッペンは、シーズン開幕前から2026年F1レギュレーションに対して批判的な姿勢を示してきた。

    実際に開幕からの3戦では、RB22のパフォーマンスに苦しみ、「ほぼ運転不能」と表現するほどの厳しい状況に直面している。

    日本GP後には「もう楽しくない」と語り、F1離脱の可能性にまで言及したことで、大きな波紋を呼んだ。

    一方で、4月9日に行われた会議ではエネルギーマネジメントに関する調整が議論され、特に予選の改善に向けた見直しが進められている。これがフェルスタッペンのドライビング体験を改善できるかが、今後の焦点となる。

    契約条項と揺らぐレッドブル残留
    フェルスタッペンの将来を語るうえで無視できないのが契約条項の存在だ。

    特定の条件を満たした場合、2026年末でチームを離脱できる条項があるとされており、現在の状況はその条件に近づいている可能性が指摘されている。

    さらに、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼの離脱も重なり、チーム体制の変化がフェルスタッペンの判断に影響を与える可能性は否定できない。

    マクラーレン・メルセデス・フェラーリが注視
    オランダ人記者エリック・ファン・ハーレンは、フェルスタッペンの動向について次のように語っている。

    「マックスはレッドブルが問題を解決できなければ、周囲を見渡し始める可能性がある。いずれ“限界点”が訪れるかもしれないし、今後数週間から数ヶ月は非常に興味深い状況になるだろう」

    さらにそのうえで、仮に移籍市場に出た場合の関心についても言及している。

    「水面下ではすでに多くの動きがある。マクラーレンのザク・ブラウンはマックスに強い関心を持っており、両者にはリスペクトがある。さらにメルセデス、そしてフェラーリも彼の状況を注視している」

    現時点ではいずれのチームも公に動きを認めてはいないが、フェルスタッペンという存在が市場に出る可能性そのものが、すでにF1全体の勢力図に影響を与え始めている。

    今後、レッドブルがパフォーマンスとレギュレーション適応の両面で改善を示せるかどうかが、すべての分岐点になる。

  • ヨス・フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍「以前から知っていた」

    ヨス・フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍「以前から知っていた」

    レッドブルのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが、2028年にマクラーレンへ移籍することが明らかとなり、F1パドックに衝撃が広がった。だが、フェルスタッペン陣営にとっては予想外の出来事ではなかった。

    マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンは、この移籍について「以前から把握していた」と明かし、チーム内ではすでに織り込み済みの動きであったことを示した。長年にわたり築かれてきた強固な関係に変化が訪れる中でも、陣営は冷静な姿勢を保っている。

    舞台裏では既定路線だったランビアーゼの移籍
    ヨス・フェルスタッペンは、今回の移籍が突発的なものではないと強調した。

    「我々は以前から知っていたし、いつ起きるかも分かっていた」

    「あと1年半から2年は一緒に仕事ができる。彼にとっては大きなチャンスだし、我々も理解している。我々はむしろ、それを掴むべきだと伝えた。その先はレッドブルがどう後任を見つけるか次第だ」

    この発言からは、ランビアーゼのキャリア選択を尊重しつつ、現体制の残された時間を最大限活用するという現実的なスタンスが浮かび上がる。

    マックス・フェルスタッペンとジャンピエロ・ランビアーゼ

    フェルスタッペンの将来への影響は限定的か
    ランビアーゼの離脱は、マックス・フェルスタッペンの将来にも影響を与える可能性があると見られている。

    これまでフェルスタッペンは、自身の将来が信頼するエンジニアとの関係に結びつく可能性を示唆してきた経緯があり、今回の変化がドライバー市場に波及するとの見方もあった。

    しかしヨスは、その点についても慎重な見方を示している。

    「状況は変わってきていると思う」

    「4回のタイトルを獲得して、多くのことを一緒に成し遂げてきた。ただ最終的にはマックス次第だが、彼はこのまま続けると思う」

    ランビアーゼ離脱という大きな転換点を迎えつつも、現時点ではフェルスタッペンの去就に直結する動きには発展していない。陣営はあくまで現在に集中し、残された時間の中で最大限の成果を引き出す構えだ。

  • マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得に現実味 ランビアーゼとルマン参戦案

    マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得に現実味 ランビアーゼとルマン参戦案

    マクラーレンは、マックス・フェルスタッペン獲得に現実味を帯びる状況にある。ジャンピエロ・ランビアーゼの離脱という大きな人事と、F1の現状に対する不満が重なり、その可能性はこれまで以上に現実的なものとなっている。

    さらに、F1以外の選択肢としてルマン参戦を含む別ルートも浮上しており、マクラーレンは複数のカードを持つ立場にある。ドライバー市場の主導権を握る可能性が見え始めている。

    ランビアーゼ離脱がもたらした構図の変化
    レッドブルで長年フェルスタッペンのレースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼの離脱は、単なる人事異動にとどまらない意味を持つ。

    両者はタイトル獲得を重ねた強固な関係にあり、その“右腕”とも言える存在の離脱は、フェルスタッペンの将来に影響を与える可能性がある。

    この動きによって、マクラーレンは2028年に両者を再び組ませるという明確なビジョンを描ける立場となった。

    レッドブル低迷とフェルスタッペンの揺らぎ
    2026年シーズン序盤、レッドブルはRB22と新型パワーユニットの両面で苦戦し、メルセデスに後れを取っている。

    フェルスタッペン自身も、電動依存が強まった現行レギュレーションに不満を抱いているとされ、その不満はパフォーマンス低下によってさらに強まっている。

    契約には一定条件下での離脱条項が存在するとみられ、ランキング状況次第では今季中の動きも現実味を帯びる。

    マクラーレンが持つもう一つの選択肢
    この状況で注目されるのが、マクラーレンのWECハイパーカープログラムである。

    2027年からの参戦が予定されており、フェルスタッペンに対してF1から一時的に離れ、ル・マン24時間レースに挑戦するという選択肢を提示できる。

    フェルスタッペンは耐久レースへの関心を公言しており、このルートは単なる代替案ではなく、本人の志向にも合致する現実的なプランとなり得る。

    2028年F1復帰というシナリオ
    仮に2027年に耐久レースへ参戦した場合でも、2028年にはF1復帰という選択肢が残される。

    その際、すでにマクラーレンに加入しているランビアーゼとの再タッグが実現すれば、環境面でも競争力の面でも大きなメリットとなる。

    これは過去にフェルナンド・アロンソがF1を離れ、他カテゴリーに挑戦した後に復帰したキャリアとも重なる流れとなる。

    複数のカードを握るマクラーレン
    これまでフェルスタッペンの移籍先としてはメルセデスが有力視されてきたが、現状ではマクラーレンも同等、あるいはそれ以上の選択肢を提示できる立場にある。

    ランビアーゼの存在、F1シート、そしてハイパーカープログラムという複数の選択肢を組み合わせることで、フェルスタッペンに対して柔軟なキャリアパスを提示できる。

    Source: Crash.net

  • フェルスタッペン 去就問題再燃 ランビアーゼ離脱でレッドブルF1体制揺らぐ

    フェルスタッペン 去就問題再燃 ランビアーゼ離脱でレッドブルF1体制揺らぐ

    マックス・フェルスタッペンの将来に、新たな不確定要素が加わった。長年コンビを組んできたジャンピエロ・ランビアーゼが、2028年をもってレッドブルを離れ、マクラーレンへ移籍することが正式に決まったためだ。

    今回の動きは単なる人事異動ではない。すでにレッドブルでは主要人物の離脱が続いており、その流れの中でフェルスタッペンの“右腕”とも言える存在が去る意味は小さくない。チームの将来像とともに、フェルスタッペン自身の去就にも改めて視線が集まっている。

    レッドブルとマクラーレンが正式発表
    ジャンピエロ・ランビアーゼは、2016年にフェルスタッペンが当時のトロロッソからレッドブルへ昇格して以来、レースエンジニアとして歩みをともにしてきた。4度のドライバーズタイトルと数多くの勝利を支えてきた、フェルスタッペンにとって最も重要な現場スタッフのひとりだ。

    そのランビアーゼについて、レッドブルは2028年の契約満了をもってチームを離れることを認めた。

    レッドブルは声明で、「オラクル・レッドブル・レーシングは、ジャンピエロ・ランビアーゼが現行契約の満了時となる2028年にチームを離れることを確認する。“GP”は2015年に加入して以来、チームにとって大切なメンバーだ」と説明した。

    その上で、「退団が予定されているその時まで、“GP”はヘッド・オブ・レーシングおよびマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアとしての役割を継続する。チームと彼は、これまで築いてきた強力な実績にさらなる成功を加えるべく全面的にコミットしている」としている。

    一方のマクラーレンも、ランビアーゼの加入を正式発表した。

    マクラーレンは声明で、「マクラーレン・レーシングは、ジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレン・マスターカードF1チームにチーフ・レーシング・オフィサーとして加入し、チーム代表アンドレア・ステラのもとで職務に就くことを発表できることをうれしく思う」とした。

    さらに、「チーフ・レーシング・オフィサーの役職はすでにチーム組織内に存在しており、レースチーム全体の統括を担う。現在この業務は、チーム代表としての役割に加えてアンドレア・ステラが兼務している」と説明した。

    そしてマクラーレンは、今回の補強について「ランビアーゼは、マクラーレン・マスターカードに存在する人材層をさらに強化し支えるための最新の採用であり、チャンピオンシップを勝ち取るチームとしての地位を確かなものにする長期的なコミットメントを改めて示すものだ」と位置づけた。

    声明ではさらに、「ランビアーゼ、そしてこれまでのロブ・マーシャルやウィル・コートネイのようなトップ人材を引きつけ確保できていること、さらにチーム内部の優秀な人材を維持・昇進させていることは、ザク・ブラウンとアンドレア・ステラのリーダーシップの下で体現されている戦略的ビジョンと文化の証しだ」と強調している。

    マクラーレンへ流れるレッドブル人脈
    今回の移籍は、単発の動きではない。

    すでにマクラーレンには、2024年にロブ・マーシャルがテクニカルディレクター(エンジニアリング&デザイン)として加わり、ウィル・コートネイも2026年初めからスポーティングディレクターの役割を担っている。

    つまり、レッドブルの中枢を支えてきた人材が、時間をかけてマクラーレンへ集まっている構図ができつつある。今回のランビアーゼ加入は、その流れをさらに象徴する一手と言える。

    レッドブルで続く重要人物の離脱
    レッドブルではここ数年、組織の中核を担ってきた人物の退場が相次いでいる。

    エイドリアン・ニューウェイの離脱は、その象徴的な出来事だった。さらにジョナサン・ウィートリー、ロブ・マーシャル、ウィル・コートネイ、リー・スティーブンソン、クレイグ・スキナーらの名前も挙がっており、技術、戦略、運営の各分野で人材の入れ替わりが進んでいる。

    それに加えて、クリスチャン・ホーナー体制の終焉や、ヘルムート・マルコの退任も重なった。表面的にはチームの再編でも、その実態は長年の成功体制を支えてきた骨格が大きく変わりつつある局面と見ることができる。

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    フェルスタッペンが語ってきたランビアーゼの重み
    フェルスタッペンはこれまで、ランビアーゼとの関係を何度も特別なものとして語ってきた。

    2021年には「彼としか仕事をしたくない。彼がやめるなら、自分もやめる」と語っており、この関係が自身のキャリア観に深く関わっていることを隠していない。

    その後も、レースエンジニアを替えることには否定的な考えを示してきた。フェルスタッペンは、長く同じ相手と組むことがパフォーマンスに直結すると考えており、現場での相互理解が極めて重要だという認識をたびたび口にしている。

    また、2025年9月にレッドブルの公式動画で語った内容でも、ランビアーゼとの信頼関係の深さは際立っていた。

    「今ここでレースエンジニアを変えなければならないと言われたら、それは本当に受け入れがたいと思う。自分のレースエンジニアとはとてもいい関係を築いているし、彼は僕が何を必要としているか、マシンに何を求めているかを正確に分かっている。無線を聞いていても、それは伝わると思う」

    こうした発言は、ランビアーゼの存在が単なる担当エンジニア以上の意味を持っていることを示している。

    去就をめぐる不安は以前から存在していた
    フェルスタッペンの将来をめぐる不透明感は、今回突然生まれたものではない。

    2026年のレギュレーションに対する批判を繰り返してきたことに加え、F1に長く留まるつもりはないという考えも以前から隠していない。シミュレーター活動や耐久レースへの関心も強く、F1以外に軸足を移す可能性は以前から現実味を持って語られてきた。

    さらに、契約は2028年まで残しているとされる一方で、成績や競争力に関する条件次第では将来の選択肢が広がるのではないかとの見方も絶えない。

    今後を左右するのは“ひとつの出来事”ではない
    もっとも、ランビアーゼのマクラーレン移籍だけでフェルスタッペンの去就が決まるわけではない。

    重要なのは、レッドブルで続く人材流出、技術体制の変化、将来の競争力、そしてフェルスタッペン自身が現在のF1にどれだけ魅力を感じ続けられるかという複数の要素が重なっている点にある。

    その意味で、ランビアーゼの離脱は単独のニュースというより、レッドブルを取り巻く大きな変化の一部として捉えるべきだろう。

    2028年までは両者の関係は続く。だが、その先にフェルスタッペンがどのチームにいて、そもそもF1にとどまっているのか。今回の発表は、その問いをこれまで以上に現実的なものにした。

  • レッドブルF1 ランビアーゼ離脱を正式発表 フェルスタッペンの右腕が退団

    レッドブルF1 ランビアーゼ離脱を正式発表 フェルスタッペンの右腕が退団

    レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼのチーム離脱を正式に発表した。フェルスタッペンの4度のタイトルと70勝以上を支えてきた“右腕”の退団が確定した形となる。

    契約満了となる2028年をもってチームを離れる予定であり、それまではヘッド・オブ・レーシングおよびフェルスタッペンのレースエンジニアとしての役割を継続する。長年にわたり築かれてきた最強コンビは、一定期間を残しながらも終わりに向かうことが明確になった。

    フェルスタッペンと築いた最強コンビの終幕へ
    ジャンピエロ・ランビアーゼは2015年にレッドブルへ加入し、当初はダニール・クビアトのレースエンジニアを務めていた。

    その後、2016年シーズン中にマックス・フェルスタッペンが昇格すると、そのままレースエンジニアとしてコンビを組み続けてきた。

    両者は4度のタイトルと70勝以上を記録するなど、現代F1において最も成功したドライバーとエンジニアの関係のひとつを築いている。

    ランビアーゼは在籍期間中に複数の役職を歴任し、直近では2024年終盤からヘッド・オブ・レーシングも兼任していた。

    2028年まで現体制を維持へ
    レッドブルは声明で、ランビアーゼが現在の契約満了となる2028年にチームを離れることを確認した。

    それまでの間は、ヘッド・オブ・レーシングおよびフェルスタッペンのレースエンジニアとしての役割を継続する。

    「レッドブル・レーシングは、ジャンピエロ・ランビアーゼが現在の契約満了となる2028年にチームを離れることを確認する」

    「“GP”はチームの重要なメンバーであり、2015年に加入した」

    「予定されている離脱までの間、“GP”はヘッド・オブ・レーシングおよびマックス・フェルスタッペンのレースエンジニアとしての役割を継続する」

    「チームと彼はともに、これまでの強力な実績にさらなる成功を加えることに全力で取り組んでいる」

    今回の発表は即時離脱ではなく、契約満了に基づく長期的な離脱確定であり、フェルスタッペン体制そのものは当面維持される見通しだ。

  • レッドブルF1人材流出止まらず フェルスタッペン体制に新たな打撃か

    レッドブルF1人材流出止まらず フェルスタッペン体制に新たな打撃か

    レッドブルの内部体制に、再び揺らぎが広がっている。オランダ紙De TelegraafやDe Limburgerなど複数の報道によると、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが、2028年にマクラーレンへ移籍する可能性が高いとされている。

    すでに主要スタッフの離脱が続く中での今回の動きは、単なる人事ではなく、フェルスタッペン体制そのものに影響を及ぼしかねない変化として受け止められている。

    争奪戦を制したマクラーレン
    ランビアーゼはここ数カ月、複数チームから関心を集めていた存在だった。

    報道によれば、アストンマーティンはチーム代表候補として接触し、ウィリアムズも獲得を模索していたとされる。その中でマクラーレンは、破格の条件を提示し最終的に争奪戦を制したとみられている。

    提示された条件は大幅な報酬アップに加え、将来的なキャリアパスも含まれており、単なる移籍ではなく“引き抜き”に近い構図となっている。

    チーム代表構想とステラの去就
    今回の動きの背景として浮上しているのが、アンドレア・ステラの将来だ。

    ステラは現在マクラーレンで高い評価を受けている一方で、古巣フェラーリへの復帰の可能性が継続的に取り沙汰されている。De Limburgerは、ランビアーゼが将来的にチーム代表としてステラの後任となる構想があると報じている。

    一方でThe Raceは、短期的にはレース運営の負担分散を目的に、ステラを支える役割を担う可能性を指摘している。これは現代F1においてチーム代表の業務が拡大していることとも符合する。

    つまりマクラーレンは、即時の補強と将来の体制再編を同時に進めている可能性がある。

    フェルスタッペン体制の中核に変化
    ランビアーゼは2016年の昇格以降、フェルスタッペンのレースエンジニアとして長年コンビを組み、4度のタイトル獲得を支えてきた。

    その関係はF1でも屈指の強固なものとされており、今回の離脱はフェルスタッペンのレース運営に直接的な影響を与える可能性がある。

    止まらないレッドブルの人材流出
    レッドブルでは近年、主要スタッフの流出が相次いでいる。

    ロブ・マーシャルやウィル・コートニーがマクラーレンへ移籍したほか、ヘルムート・マルコ、ジョナサン・ウィートリー、エイドリアン・ニューウェイといった中核人材もチームを離れている。

    ランビアーゼの動きが加われば、その流れはさらに加速することになる。

    フェルスタッペンの将来にも波及か
    この一連の動きは、フェルスタッペン自身の将来にも影響を及ぼす可能性がある。

    近年はレギュレーションへの不満などから将来について様々な見方が出ており、信頼関係の強いエンジニアの離脱は、その判断材料のひとつとなる可能性がある。

    公式コメントはなし
    現時点でレッドブルおよびマクラーレンは、この件について公式なコメントを出していない。

    続報:レッドブルF1 ランビアーゼ離脱を正式発表 フェルスタッペンの右腕が退団

  • マックス・フェルスタッペン側近ランビアーゼ 2028年マクラーレンF1移籍有力

    マックス・フェルスタッペン側近ランビアーゼ 2028年マクラーレンF1移籍有力

    マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアとして知られるジャンピエロ・ランビアーゼが、将来的にレッドブルを離れる見通しとなった。オランダ紙De Telegraafによると、2028年にマクラーレンへ移籍する可能性が高いと報じられている。

    契約は2027年まで残っているが、その先を見据えた動きとされ、近年続くレッドブルの人材流出の流れを裏付ける動きとなる可能性がある。

    2028年マクラーレン加入が有力
    ランビアーゼは現在もレッドブルのHead of Racingとしてチームの中核を担っているが、契約満了後の2028年にマクラーレンへ加わる見通しとされている。

    これまでアストンマーティンやウィリアムズとの関連も取り沙汰されていたが、最終的にマクラーレンが獲得競争をリードしたとみられている。提示条件は現状を大きく上回るものとされ、待遇面でも大幅なステップアップになる見込みだ。

    体制変化を見据えた動き
    マクラーレン側の狙いとして、将来的な体制変更への備えも指摘されている。

    現チーム代表アンドレア・ステラは内部評価が高い一方で、フェラーリ復帰の可能性も報じられており、ランビアーゼの加入はその後任候補としての布石となる可能性がある。

    続くレッドブルの人材流出
    レッドブルでは近年、主要スタッフの離脱が相次いでいる。

    ロブ・マーシャルやウィル・コートニーがすでにマクラーレンへ移籍しており、さらにクリスチャン・ホーナー、ヘルムート・マルコ、ジョナサン・ウィートリー、エイドリアン・ニューウェイといった中核人材もチームを離れている。

    今回のランビアーゼの動きは、その流れをさらに強める可能性がある。

    フェルスタッペンとの関係性
    ランビアーゼは2016年の昇格以降、フェルスタッペンのレースエンジニアとして長年コンビを組んできた。

    両者は強い信頼関係で知られており、ランビアーゼ自身も過去にこの役割で他のドライバーと働く意思はないと語っていた経緯がある。

    そのため、この動きは単なる技術スタッフの移籍にとどまらず、チーム構造やドライバー体制にも影響を及ぼす可能性がある。

    現時点での公式コメント
    現時点でレッドブルおよびマクラーレンは、この件について公式なコメントを出していない。

    Source: De Telegraaf

  • マックス・フェルスタッペン F1新規則を2023年から批判「全開で走れない」

    マックス・フェルスタッペン F1新規則を2023年から批判「全開で走れない」

    2026年F1レギュレーションを巡る議論が激化するなか、マックス・フェルスタッペンの批判は現在の状況に対する単なる不満ではなく、2023年の時点ですでに示されていた懸念が現実化したものとして再び注目を集めている。

    現在のF1ではエネルギー管理を軸としたレース展開が支配的となり、ドライバーはストレートやコーナーでの回生と消費を繰り返しながら戦うことを強いられている。

    その結果として生まれている“ヨーヨー型”のバトルや不自然な速度変化は、フェルスタッペンが過去に警鐘を鳴らしていた内容と重なるものだ。

    全開で走れないF1への違和感
    フェルスタッペンは2023年F1オーストリアGPの週末、シミュレーションデータをもとに次のように語っている。

    「チームともその話はしているし、シミュレーターのデータも見ている。僕にとってはかなりひどく見える」

    「モンツァのストレートでは、最後の400〜500メートル手前で、全開のままシフトダウンしなければならない。それが一番速いからだ」

    「それは進むべき方向ではないと思う」

    この発言が示しているのは、従来であれば全開で走り抜けるはずの区間でさえ、エネルギー管理の都合によって“意図的に減速する”必要が生じるという点だ。実際に2026年シーズンでは、鈴鹿やメルボルンといった高速サーキットで同様の現象が確認されており、当時の懸念がそのまま現実になった形となっている。

    レースの自然さを損なう構造
    2026年のレースでは、ストレートでの減速やコーナー進入でのエネルギー回収が常態化し、オーバーテイク後に差が広がらない“ヨーヨー状態”が発生している。これにより、見かけ上のバトル数は増えているものの、その多くはエネルギー制御によって生まれたものであり、純粋なドライビングによる攻防とは言い難い。

    フェルスタッペンはこうした状況について「人工的」と表現し、「これがレースだと思うなら分かっていない」とまで言及しているが、その評価は2023年時点の予測と完全に一致している。

    エンジン競争への回帰という懸念
    さらにフェルスタッペンは、レギュレーションの方向性そのものにも疑問を呈していた。

    「これは結局、内燃機関の競争になるように見える」

    「最も強いエンジンを持つチームが大きなアドバンテージを得ることになる」

    「それはF1の意図ではないはずだ」

    電動化の比率を高めた新パワーユニットでありながら、結果的に内燃機関の性能差が決定的な要素となる可能性。この指摘は、現在のパフォーマンス差や開発競争の議論とも密接に結びついている。

    支配期から変わらないスタンス
    重要なのは、これらの発言が2023年というフェルスタッペンが圧倒的な支配力を誇っていた時期に行われている点だ。

    つまり現在の成績や状況に起因する発言ではなく、レギュレーションそのものに対する本質的な問題提起として一貫している。2026年のF1がエネルギー管理主導の競技へとシフトした今、その警鐘は結果的に現実を言い当てたものとなっている。