カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン ニュル24時間参戦を巡るケリー・ピケの反応語る

    マックス・フェルスタッペン ニュル24時間参戦を巡るケリー・ピケの反応語る

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ニュルブルクリンク北コースで行われた耐久レース予選への参戦をめぐり、パートナーであるケリー・ピケとのやり取りを明かした。

    バーレーンGPとサウジアラビアGPの中止により、2020年以来となる「4月のF1開催なし」という異例の状況となる中、多くのドライバーが休息期間に入る一方で、フェルスタッペンは別カテゴリーでのレース活動を選択した。

    “休み”にならなかった4月 フェルスタッペンはノルドシュライフェへ
    中東情勢の影響でバーレーンGPとサウジアラビアGPが中止となり、F1グリッドの大半は束の間のオフ期間を過ごすこととなった。

    しかし、ランス・ストロールがポール・リカールでGTレースに出場したように、フェルスタッペンもこの週末、ニュルブルクリンク北コースで開催された24時間レースの予選レースに参加した。

    ケリー・ピケとのやり取り「もう1回レースする」
    フェルスタッペンは番組内で、自身の予定について家庭内で説明が必要だったことを明かしている。

    「そういうことはもちろん家で話さないといけない。今のところ、うまくいっているみたいだけどね」

    「ケリーは『ああ、2レースなくなったんだね』と言っていた。僕は『そうだね。でも……また1つ週末にレースする予定があるんだ』と答えた」

    「そしたら彼女は『え、本当に?』という感じで僕を見てきた。だから僕は『うん、やらないといけないんだ』と言った」

    オフ返上でも関係は順調「うまくバランスは取れている」
    ニュルブルクリンクでの活動により自宅を離れる時間は増えているものの、フェルスタッペンはプライベートとのバランスについて問題はないと強調する。

    追加で休暇を取るなどの“埋め合わせ”が必要か問われると、フェルスタッペンは次のように語った。

    「僕たちはうまくバランスを取れていると思う」

  • フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間予選で再び痛手 GT3車両に損傷

    フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間予選で再び痛手 GT3車両に損傷

    マックス・フェルスタッペンは、日曜のニュルブルクリンク24時間レース予選レース2で再び痛手を負った。フェルスタッペンがオープニングスティントを担当したメルセデスAMG GT3にフロントエンドの損傷が発生し、首位を快走していた展開は一転して崩れることになった。

    フェルスタッペンは4時間レースの序盤から主導権を握り、約30秒のリードを築いた状態で90分過ぎにピットイン。

    ドライバー交代のための通常のストップと見られたが、車両はそのままガレージへ押し戻され、メカニックがフロントまわりのトラブル対応に追われる事態となった。チームは後にフロントスプリッターの不具合を確認している。

    首位走行から一転 フロントスプリッター不具合で長時間停止
    5番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、序盤の数コーナーで4番手に浮上。その後、クリストファー・ハーゼのアウディR8を追い詰め、30分手前でトップに立った。

    50分時点で給油のため一度首位を明け渡したものの、再びトップに返り咲き、最大で32秒のリードを築く盤石の展開を見せた。

    しかし93分経過時のピットインで状況は一変する。ドライバー交代の最中にフロントスプリッターの不具合が発覚し、メカニックは車両の修復作業に追われた。

    アウアーはコクピットで待機したまま時間を失い、最終的に約28分後にコースへ復帰。この時点で順位は87番手まで後退していた。

    39位まで追い上げも優勝争いには復帰できず
    復帰後のアウアーは懸命にポジションを回復し、80番手、71番手、59番手、49番手と着実に順位を上げていった。

    レース終盤には45番手まで浮上し、最終的には39位でフィニッシュ。しかし、ベン・グリーン、クリストファー・ハーゼ、アレクサンダー・シムズ組のアウディR8が制した優勝争いには戻れず、トップから6分49秒280差でレースを終えた。

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク24時間

    死亡事故受けた週末 フェルスタッペンも複雑な心境
    この週末は、ユハ・ミエッティネンが7台多重クラッシュで命を落とす悲劇にも見舞われた。ニュルブルクリンク北コースで行われた予選レースで発生した事故は、パドック全体に衝撃を与えた。

    フェルスタッペンはこの事故について言及し、当時の状況を振り返った。

    「赤旗があまりにも早く出ると、特にこういうサーキットでは普通は赤旗が出ないから、何かがおかしいと分かる」

    「その後は待つしかなくて、ニュースを聞いたときには誰にとっても良いものではない。こういうことは起こり得ると分かっていても、実際に起きるととても奇妙な感覚が残る」

    さらに自身のSNSでも追悼の言葉を発信している。

    「今日起きたことに衝撃を受けている」

    「モータースポーツは僕たち全員が愛するものだけど、こういう時にはそれがどれほど危険なものでもあるかを思い出させる」

    「ユハの家族と愛する人たちに心からお悔やみを申し上げる」

    競技面でのトラブルと、命に関わる悲劇が重なった今回のニュルブルクリンク。フェルスタッペン陣営にとっては、結果以上に重い意味を持つ週末となった。

    関連:ニュルブルクリンク予選で死亡事故 7台多重クラッシュで66歳ミエッティネン死去

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「パワーは問題ではない」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に改善要求「パワーは問題ではない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2026年シーズン序盤に苦戦するチームの現状について、改善が必要な領域を具体的に挙げた。開幕3戦を終えた時点でレッドブルはコンストラクターズランキング6位に沈み、アルピーヌと同じ16ポイントにとどまっている。

    RB22は信頼性不足と純粋な速さの欠如に苦しんでおり、フェルスタッペン自身もその影響を受けている。

    中国ではリタイアを喫し、日本ではピエール・ガスリーのアルピーヌを攻略できなかった。そうしたなかでフェルスタッペンは、巻き返しに向けて必要なのは単純なパワー向上だけではないと明かした。

    フェルスタッペンはPUそのものを最大の問題とは見ていない
    フェルスタッペンは、レッドブルが直面している課題について、パワーユニットの絶対的な出力だけが最大の弱点ではないとの見方を示した。

    「僕たちのエネルギー展開はいい。そこは最大の問題ではない」とフェルスタッペンはメディアに語った。

    「実際、エンジン側については、相関性や較正はもっと良くできると思う。でも純粋なパワーという点では、そこが間違いなく最悪の部分というわけではない」

    「僕たちはメルセデスのようではない。彼らはものすごく強い。だから僕たちにはもっと多くの作業が必要だ」

    マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

    求めたのは較正とコミュニケーションの改善
    フェルスタッペンはそのうえで、今後の改善ポイントとしてエンジンのデプロイメント理解に加え、較正とコミュニケーションの向上を挙げた。マシンそのものだけでなく、運用面も含めた底上げを求めていることがうかがえる。

    「僕たちはエンジンのデプロイメントをもう少しよく理解する必要があるし、全体としてもう少し安定しなければならない。でも、うまくやれてはいる」

    「ただ、その側面では較正とコミュニケーションの面でもっと良くしてほしい部分がまだある。でもそれは普通のことだ」

    「これはまだとても新しいプロジェクトだし、全員が全力で取り組み、ベストを尽くしているのは分かっている。だから僕たちはただ努力を続けていくだけだ」

    レッドブルの課題は短期間で解決できるものではない
    フェルスタッペンの発言から見えてくるのは、問題を冷静に切り分けながらも、現状を厳しく受け止めている姿勢だ。エネルギー展開自体には一定の手応えを持ちながらも、相関性、較正、そしてコミュニケーションには改善の余地があると認めている。

    開幕3戦でレッドブルはすでに出遅れており、上位陣との差がこれ以上広がれば、シーズン序盤の立て直しは一段と難しくなる。フェルスタッペンが求めたのは劇的な一発逆転ではなく、まずはプロジェクト全体の精度と安定感を引き上げることだった。

  • ラッセル メルセデスF1残留に自信 フェルスタッペン憶測の中で「契約条項は満たす」

    ラッセル メルセデスF1残留に自信 フェルスタッペン憶測の中で「契約条項は満たす」

    ジョージ・ラッセルは、メルセデスとの契約に含まれるパフォーマンス条項を問題なく満たし、2027年もチームに残留するとの見通しを明かした。

    レッドブルのパフォーマンス低下を背景に、マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が広がる中でも、その立場に揺らぎはないと強調している。

    今季ここまでメルセデスは3戦3勝と圧倒的なスタートを切り、マシン性能はグリッドの基準となっている。この状況はラッセルにとって契約条件を満たす追い風となっており、フェルスタッペン移籍説が浮上する中でも、自身の将来に対する確信を裏付ける材料となっている。

    契約条項クリアに自信「来年もここにいる」
    ラッセルは自身の契約について、パフォーマンス指標を満たすことで自動的に延長される仕組みであると説明した。

    「基本的には指標を満たせば次に進むだけだ」

    「来年もこのチームにいる」

    「複数年契約だし、数年にわたるものだ」

    「たとえ指標に届かなくても、関係が良好なら継続するケースも多い」

    「でも言った通り、指標はかなりの確率で達成するはずだ」

    フェルスタッペン動向とメルセデスの判断
    ラッセルの発言の背景には、フェルスタッペンの契約条項がある。シーズン中盤時点でランキング2位以内に入っていなければ離脱可能とされており、今季のレッドブルの苦戦を踏まえると現実味を帯びつつある。

    そのため、メルセデス移籍の可能性が取り沙汰されているが、チーム代表トト・ヴォルフはこれを否定している。

    「マックスに関する話し合いは一切ない」

    「今のドライバー2人にこれ以上ないほど満足している」

    「年齢差とチーム戦略のバランスも非常に良い。だから議論は存在しない」

    マックス・フェルスタッペン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    揺らがないラッセルの立場と現実的な選択肢
    フェルスタッペンの移籍先候補は限られている。マクラーレンはドライバーラインアップが固定され、フェラーリも確定的な動きは見せていない。アストンマーティンも現状の競争力では選択肢として現実的とは言い難い。

    結果として有力視されるのはメルセデスだが、ラッセルが契約条件を満たす見込みである以上、シートはすでに埋まっている可能性が高い。さらにチーム内での評価や近年のパフォーマンス向上、トト・ヴォルフとの関係性を踏まえても、ラッセルの立場は極めて安定している。

    こうした状況を踏まえると、フェルスタッペンの将来は依然として不透明ながら、少なくとも現時点でメルセデスのラインアップに変化が起きる可能性は高くないと言える。

  • マックス・フェルスタッペン F1に危機感「根本的に何かが間違っている」

    マックス・フェルスタッペン F1に危機感「根本的に何かが間違っている」

    マックス・フェルスタッペンは、F1の将来に対する懸念を改めて強調し、状況が変わらなければ自身のキャリアに区切りをつける可能性があると認めた。

    2026年F1レギュレーションを巡る議論がFIAおよびF1首脳陣との間で続く中、一定の進展はあるとしながらも、根本的な問題は未解決のままだと指摘している。

    「根本的に何かが間違っている」フェルスタッペンの危機感
    「話し合いが行われているという事実自体は前進だ」とフェルスタッペンは語った。

    「問題は、レギュレーションを多少調整することはできても、根本的に何かが間違っているという点だ。公には認めない人もいるが、それが現実だ」

    フェルスタッペンは舞台裏でも積極的に意見を発信していることを明かし、将来のF1のために行動していると強調した。

    「僕はただ改善しようとしているだけだ。数年後に引退するとしても、このスポーツが良い形で残ってほしい」

    「今のレギュレーションを利用して利益を得ている人たちもいる。でも僕にとって重要なのは、本物のF1だ。2〜3年後に辞めたとしても、次の世代のドライバーたちにも楽しめるものであってほしい」

    一方で、現行の方向性が続く限り長期的な参戦継続には前向きではない姿勢も明確にした。

    「そのためには何かが変わらなければならない」

    V10/V8回帰にも言及 次期PU議論への影響
    フェルスタッペンは、今年中に決定が見込まれる次世代パワーユニット規則についても踏み込み、よりシンプルなエンジン形式への回帰を支持した。

    「もし選べるなら、V10やV8エンジンの復活を望む」

    これは電動依存が強まった現行コンセプトへの明確な問題提起であり、今後のレギュレーション議論にも影響を与える可能性がある。

    「情熱がなければ去る」近親者が語る本音
    ネルソン・ピケJr.は、フェルスタッペンの動機が金銭ではなく純粋な情熱にあると説明した。

    「マックスはとても正直な人間だ。感じたことをそのまま言う。彼はお金のためではなく、スポーツや挑戦を楽しむためにここにいる」

    「もしそれを感じられなくなれば、別のことをするだろう。彼は自分の望むことを理解していて、それに従って行動するタイプだ」

    さらに、状況次第では一時的にF1を離れる可能性も現実的だとした。

    「もし状況が変わらなければ、別のことをやりたいと言う可能性はある。そして再び楽しめると感じれば戻ってくるかもしれない」

    「F1は一人のものではない」サロが現実を指摘
    元F1ドライバーのミカ・サロは、フェルスタッペンの離脱が大きな損失になると認めつつも、F1そのものへの影響は限定的だとの見方を示した。

    「彼がいなくなれば大きな損失だ。彼のドライビングは素晴らしいし、非常に攻撃的で速い。F1にとっては損失で、他カテゴリーにとっては利益になるだろう」

    一方で、F1は個人を超えた存在であると強調した。

    「気に入らなければ他へ行けばいい。F1は一人のために変わるものではない。これまでも多くのチャンピオンが去ってきたが、スポーツは前に進み続けている」

    サロはまた、レッドブルの戦闘力低下と新世代マシンの特性が、フェルスタッペンのモチベーションに影響している可能性にも言及した。

    「新しいマシンと競争力の低いレッドブル、その両方が大きな要因だと思う。10位前後を走る状況では、複数回チャンピオンにとって大きなモチベーションにはならないだろう」

    現行レギュレーションへの不満、競争力の変化、そしてF1の方向性――これらが複雑に絡み合う中で、フェルスタッペンの将来は依然として不透明なままだ。

  • マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク死亡事故受け追悼「危険さを思い出させる」

    マックス・フェルスタッペン ニュルブルクリンク死亡事故受け追悼「危険さを思い出させる」

    マックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンク北コースで発生した死亡事故を受け、哀悼の意を示した。事故で命を落としたのはユハ・ミエッティネンで、4時間で争われるADAC ニュルブルクリンク24時間 予選レース1の開始25分後に発生した7台多重クラッシュに巻き込まれた。

    66歳のミエッティネンの死去は、事故発生から2時間あまり後の現地時間20時に記者会見で確認された。

    マックス・フェルスタッペンが、ニュルブルクリンク北コースで発生した死亡事故を受け、哀悼の意を示した。事故で命を落としたのはユハ・ミエッティネンで、4時間で争われるADAC ニュルブルクリンク24時間 予選レース1の開始25分後に発生した7台多重クラッシュに巻き込まれた。

    66歳のミエッティネンの死去は、事故発生から2時間あまり後の現地時間20時に記者会見で確認された。

    FIA、BMW、メルセデスが追悼メッセージを発信するなか、今週末に同地で走行しているフェルスタッペンも自身のインスタグラムのストーリーで思いを綴った。

    フェルスタッペンがSNSで追悼
    フェルスタッペンは自身のインスタグラムのストーリーで、今回の悲劇についてコメントを発表した。

    「今日起きたことに衝撃を受けている……」

    「モータースポーツは僕たちみんなが愛しているものだけど、こういうときには、それがどれだけ危険なものでもあるかを思い出させる」

    「ユハの家族と愛する人たちに、心からお悔やみを申し上げる」

    フェルスタッペンはレースではドライブせず
    今回のレースでは、フェルスタッペンは#3メルセデスのステアリングを握らなかった。チームメイトのルーカス・アウアーがスタートを担当している。

    今回の事故は、週末のレースイベントに大きな影を落とす出来事となった。フェルスタッペンの短いメッセージもまた、モータースポーツが持つ魅力と危険性の両方をあらためて浮かび上がらせている。

    Source: RacingNews365

  • ラッセル フェルスタッペンのF1引退示唆に反論「F1はどのドライバーより大きい」

    ラッセル フェルスタッペンのF1引退示唆に反論「F1はどのドライバーより大きい」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1日本GP後に新世代F1への不満から引退の可能性までにじませたマックス・フェルスタッペンに対し、「F1はどのドライバーよりも大きい」と語った。

    ラッセルは、フェルスタッペンが2022年のマシン特性には不満を示さなかったことにも触れ、現在の強い批判にはレッドブルの苦戦が影響しているとの見方を示した。

    2026年の新レギュレーションをめぐっては、ドライバーの間でも不満や懸念の声が出ているが、フェルスタッペンはその中でも最も強い言葉で現状を批判しているひとりだ。

    そうしたなか、序盤戦で優位に立つメルセデス勢のひとりであるラッセルが、率直な見解を示した。

    ラッセル「F1はどのドライバーよりも大きい」
    ジョージ・ラッセルは、フェルスタッペンの将来に関する議論について次のように語った。

    「F1はどのドライバーよりも大きい。マックスを失いたいとは思わないし、僕たち全員が彼と戦うのを楽しんでいると思う。彼はこのスポーツにとって欠かせない存在だ」

    ラッセルはそのうえで、2022年マシンの厳しい特性を引き合いに出しながら、現在のフェルスタッペンの姿勢との違いを指摘した。

    「僕は2022年のマシンを運転するのが好きじゃなかった。ポーポイズ現象はみんなの背中を壊すようなものだった。マシンは大きくて重く、高速コーナーではあまり気持ちよくなかった。でも彼は文句を言わなかった。勝っていたからだ」

    レッドブルの苦戦が批判の背景にあるとの見方
    ラッセルは、フェルスタッペンの発言が現在の勢力図と無関係ではないとの見方も示した。

    「彼の不満の示し方は、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンのドライバーたちとは違う。なぜなら僕たちはグリッドの前方にいるからで、それはまったく自然なことだ」

    「そこにあるフラストレーションは理解できるし、認識もできる」

    さらにラッセルは、フェルスタッペンがすでにF1で多くのものを手にしてきたことにも言及した。

    「彼は大半のドライバーが夢見るものをすでに手にした。チャンピオンシップを勝ち取り、それを4回も達成している。結局のところ、彼は人生のある段階に来ていて、F1でこれ以上本当に達成すべきことは多くないのだと思う」

    「記録を狙うことはできるかもしれない。でも彼のことを知っていれば、彼は自分を笑顔にしてくれることをやりたいと思うはずだ」

    新世代F1をめぐる議論はさらに拡大へ
    フェルスタッペンの強い発言は、ドライバーの不満を代弁する側面を持つ一方で、現行の2026年F1レギュレーションをどう評価するかという議論を一気に表面化させた。ラッセルの発言は、その問題提起に一定の理解を示しつつも、批判の背景には競争力の差があると見るものだった。

    新時代F1をめぐる議論は、レギュレーションそのものの是非だけでなく、ドライバーがどこまでその不満を公に示すべきかという点にも広がっている。フェルスタッペンの発言が波紋を広げるなか、ライバルたちの反応もまた、この議論をさらに加速させていきそうだ。

  • バレンティーノ・ロッシ フェルスタッペンのGT3参戦に冗談「僕が道を開いた」

    バレンティーノ・ロッシ フェルスタッペンのGT3参戦に冗談「僕が道を開いた」

    モータースポーツ界のレジェンドであるバレンティーノ・ロッシが、マックス・フェルスタッペンのGT3参戦についてユーモアを交えて語った。自身が四輪レースへ転向した流れが、フェルスタッペンの新たな挑戦にもつながったと冗談めかしている。

    2021年のMotoGP引退後に四輪へ転向したロッシは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ開幕戦ポール・リカールでの週末に、フェルスタッペンの活動について言及。スポーツカー分野への関心が広がる中、その流れを歓迎する姿勢を示した。

    ロッシが語る“道を開いた”という冗談
    ロッシはスカイスポーツ・イタリアの取材に対し、フェルスタッペンのGT3参戦について笑顔でこう語った。

    「少しだけ道を開いたんだ。ちょっと整えておいたよ」

    「もちろん全部が僕のおかげだとは思っていないけど、彼がこういうクルマをドライブしているのを見るのは大きな満足だ」

    「近いうちに同じトラックに立って、一緒に数周走れたらいいと思っている」

    この発言はあくまで軽妙なトーンのものだが、二輪から四輪へと活躍の場を広げたロッシのキャリアが、異なるカテゴリー間の垣根を低くしていることは確かだ。

    GT3で存在感を高めるロッシと広がるF1ドライバーの参戦
    ロッシは現在、チームWRTからBMW M4 GT3をドライブし、ダニエル・ハーパー、マックス・ヘッセとともに耐久レースに参戦している。2025年には世界耐久選手権へのフル参戦も経験し、インディアナポリス8時間レースでの勝利など、すでにGTカテゴリーで確かな実績を築いている。

    今回のポール・リカール6時間レースでは、ロッシに加えてランス・ストロールも参戦しており、F1ドライバーがスポーツカー分野に関与する流れが一層強まっていることが浮き彫りとなった。

    フェルスタッペンのGT3活動はまだ限定的ではあるが、その存在感は大きく、ロッシの言葉通り、今後同じカテゴリーで直接対決が実現する可能性も十分にある。

    異なるカテゴリーを越えたドライバー同士の交流は、モータースポーツ全体の魅力を広げる要素のひとつであり、ロッシとフェルスタッペンの“共演”は、ファンにとっても大きな関心事となりそうだ。

    Source: RacingNews365

  • フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍を後押し「断る方がバカ」

    フェルスタッペン ランビアーゼのマクラーレンF1移籍を後押し「断る方がバカ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、長年コンビを組んできたレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼの離脱について、自らが後押ししていたことを明かした。

    マクラーレンへの移籍が発表された今回の決断は、チーム内外に衝撃を与えただけでなく、フェルスタッペン自身の将来にも波紋を広げている。

    だが本人の発言から見えてくるのは、別れに対する否定的な感情ではなく、むしろ現実的で前向きな判断だった。

    フェルスタッペンが語った“後押し”の真意
    フェルスタッペンはイベントでの発言の中で、ランビアーゼから事前に相談を受けていたことを明かした。

    「彼がどんなオファーを受け取ったかを話してくれた。僕は『それを受けないのはバカだ』と言った」

    「僕たちはすでにすべてを一緒に成し遂げてきたし、あれだけ素晴らしいオファーなら、特に家族のことや将来の安定を考えればなおさらだ」

    さらに、最終的な決断において自分の意見が重要だったことにも触れている。

    「いわば僕の承認を求めてきたんだ。だから『絶対に行くべきだ』と伝えた。彼はそれを本当に聞きたがっていた」

    レッドブル離脱ドミノと組織の変化
    ランビアーゼの離脱は単発の出来事ではない。近年のレッドブルでは、ロブ・マーシャルやウィル・コートネイ、さらにエイドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリーといった重要人物が相次いでチームを離れている。

    こうした人材流出は、2026年レギュレーションへの適応という難題と重なり、チーム体制の再構築を迫る状況を生んでいる。ランビアーゼは単なるエンジニアではなく、フェルスタッペンのパフォーマンスを支えてきた中核的存在であり、その影響は決して小さくない。

    フェルスタッペンの将来と“変化した環境”
    今回の一件で改めて注目されるのが、フェルスタッペン自身の将来だ。すでに本人は新レギュレーションへの不満を口にしており、シーズン終了後の去就にも関心が集まっている。

    その中で、父ヨス・フェルスタッペンは今回の決断について次のように語っている。

    「我々は前から知っていたし、いつ起きるかも分かっていた」

    「あと1年半から2年は一緒に仕事ができる。彼にとって大きなチャンスだし、我々もそうするべきだと伝えた。あとはレッドブルがどう後任を見つけるかだ」

    さらに、息子の将来についても一定の見解を示した。

    「状況は変わったと思う。4度のタイトルを取って、多くのことを成し遂げたからだ」

    「最終的な決断はマックス次第だが、私は彼が続けると思う」

    “成功の終着点”が意味するもの
    今回の発言が示しているのは、フェルスタッペンとランビアーゼの関係が「成功の一区切り」に達しているという認識だ。

    長年のパートナーシップで4度の世界王座を築き上げた両者にとって、今回の決断は別離であると同時に、それぞれの次のステージへの移行でもある。フェルスタッペン自身がそれを受け入れ、むしろ後押ししたという事実は、現在のレッドブル内部の変化と、F1全体の勢力図の揺らぎを象徴している。

  • フェルスタッペンのメルセデスF1移籍“合意説”を父ヨス一蹴「耳を診てもらえ」

    フェルスタッペンのメルセデスF1移籍“合意説”を父ヨス一蹴「耳を診てもらえ」

    マックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍が「すでに合意済み」とする報道に対し、父ヨス・フェルスタッペンが強く反論した。オランダの有力関係者による発言をきっかけに広がった憶測は、本人の家族によって真っ向から否定された形だ。

    2026年F1レギュレーション下でのレッドブルの苦戦や、GT3活動を通じたメルセデスとの接点強化が背景にあり、フェルスタッペンの将来を巡る議論は過熱している。ただし現時点では、確定的な動きは確認されていない。

    ヨスが“合意済み説”を一蹴
    オランダ人ジャーナリストのジャック・プルーイが「関係者から聞いた話」として、フェルスタッペンのメルセデス移籍は事実上決まっていると示唆したことが発端となった。

    これに対し、ヨス・フェルスタッペンは極めて辛辣な言葉で否定した。

    「彼は耳鼻科に行くべきだ。あるいは耳を掃除してもらった方がいい」

    この発言はSNS上での返信として伝えられており、“合意済み”という見方を完全に退ける姿勢を示している。

    レッドブル苦戦と将来を巡る憶測
    今回の憶測の背景には、2026年レギュレーションに対するフェルスタッペン自身の不満がある。新世代パワーユニットとエネルギー管理主導のレース展開に対し、繰り返し批判的な見解を示してきた。

    加えて、レッドブルのパフォーマンス低下もあり、長期的な去就に関する議論が加速している状況だ。ただし、ヨスの発言からは、現時点で具体的な移籍合意が存在しないことが明確に読み取れる。

    F1以外での充実と父の視点
    一方でヨスは、自身の現在についても率直に語っている。F1から距離を置いた今、ラリーへの関心が高まっているという。

    「今の方が好きだ。もうF1マシンを運転する必要もないし、数周走る必要もない。やり切ったし、美しかった」

    さらに、息子マックスの活躍を見守る立場にも満足感を示した。

    「今、家族に起きていることの方がずっと素晴らしい。マックスを見ていると、自分が走っていた時と同じくらい楽しめる。むしろ今の方がワクワクする」

    また、マックスにラリー挑戦を勧めていることも明かしているが、現時点では実現していない。

    「いや、ニュルブルクリンクでのGT3ドライブは無害なものだ」と冗談めかしつつ、「一度はやるべきだ。“マックス、頼む”と言いたいね。そうすれば見方も変わるはずだ」

    「彼はいつも木の話をするが、そのうち見えなくなる。そこにあるのは分かっているし考慮もするが、意識はしない。それを理解していることが重要なんだ」

    ヨスの発言は、移籍報道を否定するだけでなく、フェルスタッペン家が現在もモータースポーツの中で独自の価値観を持って活動していることを示している。今後の去就を巡る議論は続くとみられるが、少なくとも現時点で“合意済み”という段階にはない。

    Source: GMM