カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • マックス・フェルスタッペン 外部レースに待った レッドブルF1にモントーヤ提言

    マックス・フェルスタッペン 外部レースに待った レッドブルF1にモントーヤ提言

    元F1ドライバーのフアン・パブロ・モントーヤが、マックス・フェルスタッペンのレース活動について踏み込んだ提言を行った。ニュルブルクリンクで発生した死亡事故を受け、レッドブルはF1以外のレース参戦を見直すべきだと主張している。

    フェルスタッペンはニュルブルクリンク24時間レース参戦に向けてノルドシュライフェで走行を続けているが、その活動に対して“全面的な制限”を求める声が出た形だ。モントーヤはチームの投資とリスクの観点から問題提起している。

    死亡事故を受けた強い問題提起
    モントーヤはポッドキャストで今回の件について言及し、レッドブルが許可している活動範囲に疑問を投げかけた。

    「今回起きたことは本当に悲劇だ。レッドブルがマックスに与えているレース許可について見直すべきだと思うか?」

    「いや、彼らは彼を失うことを恐れているからそうはしないだろう」

    さらに、外部レースへの参加を禁止すべきかと問われると、モントーヤは明確に賛成の立場を示した。

    「100%、いや200%そうすべきだ」

    「事故が起きれば脚や腕を折る可能性もある」

    「レッドブルが彼に投資している金額を考えれば、それだけで『再検討すべきだ』と言う十分な理由になる」

    「もし自分がチーム代表だったら、マックスに電話して『もう乗らないでくれ』と言うだろう」

    “投資したドライバーは守るべき”という論理
    モントーヤは自身の経験も引き合いに出し、トップドライバーの活動制限は珍しいものではないと説明した。

    「僕のキャリアでも、ラリーカーのテストに何度も招待されたことがある」

    「本当にやりたかったが、チームは一度も許可しなかった」

    「ドライバーには大きな投資がされている。その投資を守る必要がある」

    この発言は、フェルスタッペンのようなトップドライバーが複数カテゴリーに挑戦する現代的なスタイルに対し、従来型の“保護優先”の考え方を改めて提示するものとなっている。

    レッドブルの判断が問われる局面へ
    今回の議論の背景には、ニュルブルクリンクでの死亡事故という極めて重い現実がある。フェルスタッペンはこれまでも同地で走行を重ねており、活動自体は継続的なものだが、今回の出来事によって見方が大きく変わる可能性がある。

    一方で、トップドライバーの自由なレース活動はモチベーション維持やスキル向上にもつながる側面があり、単純に制限すべきかどうかは簡単な問題ではない。

    レッドブルが今後どのような判断を下すのか、そしてフェルスタッペンの活動方針に変化があるのかが注目される。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1離脱か 今季限りで決断との見方

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1離脱か 今季限りで決断との見方

    マックス・フェルスタッペンが今季限りでレッドブルを離脱する可能性があるとの見方が浮上している。元F1ドライバーのリカルド・パトレーゼがその可能性に言及し、去就を巡る議論が再び強まっている。

    フェルスタッペン本人は現時点で明確な意思を示していないが、現在のマシンや競争環境への不満が背景にあるとみられ、今後の動向に注目が集まっている。

    パトレーゼが離脱の可能性に言及
    GPblogによると、元F1ドライバーのリカルド・パトレーゼは、マックス・フェルスタッペンが今シーズン限りでレッドブルを離れる可能性があるとの見方を示した。

    その根拠として挙げられているのが、長年レースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼの離脱だ。

    「ランビアーゼが去るなら、それはマックスも来年レッドブルを離れることを意味する」

    「マックスはドライビングを楽しむ必要があるが、現時点ではそうは見えない」

    「最終的にはただ話しているだけかもしれないが、彼には勝てるマシンが必要だ。そして今は、その状況に満足していないように見える」

    マシンへの不満と将来の不透明感
    フェルスタッペンはここ数週間、現行のF1マシンに対する不満を隠していない。現在の世代の車両について否定的な見解を示しており、場合によってはF1からの離脱も検討しているとされる。

    仮にF1にとどまる場合でも、他チームへの移籍が選択肢となる可能性がある。レッドブルがトップ争いで後れを取っている現状も、環境を変える判断につながる要因とみられる。

    最終判断は依然不透明
    もっとも、現時点でフェルスタッペン本人が具体的な決断を公にしているわけではない。

    今後のグランプリやレギュレーション変更によって状況が変化する可能性もあり、フェルスタッペンの去就は依然として流動的なままだ。

  • フェルスタッペンのF1危機論にFIAが反論「根本的には良いレギュレーション」

    フェルスタッペンのF1危機論にFIAが反論「根本的には良いレギュレーション」

    FIAシングルシーター部門ディレクターのニコラス・トンバジスは、FIAが2026年F1レギュレーションに複数の修正を発表したことを受け、新規則は「根本的には良いパッケージ」だと主張した。

    一方で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、修正の動きを歓迎しながらも、2026年F1レギュレーションについて「根本的に何かが間違っている」と批判。FIAとドライバーの見解の差が、マイアミGPを前に改めて浮き彫りになっている。

    FIAは「集中治療室ではない」と説明
    FIAは4月を通じてF1関係者との複数の会合を行った後、月曜日に2026年F1レギュレーションの一連の修正を発表した。変更は来週末のマイアミGPから適用される予定で、主にエネルギーマネジメント、レーススタート時の安全性、ウエットコンディションでの安全性に関するものとなっている。

    フェルスタッペンはドライバーの中でも新規則に対して最も強い批判を示してきた人物であり、2月のプレシーズンテストではこのレギュレーションを「反レース的」だと評していた。

    FIAが新しいレギュレーションの初期段階で調整を行うこと自体は珍しくない。2022年にグラウンドエフェクト規則が導入された際も、複数チームがポーパシングに苦しんだことを受け、FIAはドライバーの安全性を理由にバウンシングを抑えるための措置を導入した。

    その後、2023年シーズンに向けてフロアエッジやディフューザー・スロート高の引き上げなど、さらなる調整も行われ、極端なポーパシングは事実上解消された。

    マクラーレンやフェラーリで働いた後、2018年にFIAに加わったトンバジスは、FIA制作のインタビューで次のように語った。

    「我々のスポーツという患者が集中治療室に入っていると考えていた者は誰もいなかった、ということを知っておくのは重要だ」

    「明らかに引き出すべき問題はあったが、我々は集中治療室にいたわけではない」

    「おそらく患者にはもう少し運動が必要で、1日にリンゴをいくつか食べ、改善し、ビタミンを取る必要があるということだ」

    「我々が取り組んできたのはそういうことだ。これは進化であり、革命ではない」

    「我々は根本的に良いパッケージを持っていると信じているし、実際に起きていることに応じて調整が必要になるのは普通のことだ」

    フェルスタッペンは「微調整では足りない」と主張
    トンバジスの発言は、フェルスタッペンが2026年F1レギュレーションに対して根本的な欠陥が残っているとの見解を示した数日後に出たものだ。

    フェルスタッペンは放送局Viaplayが主催したイベントに登壇し、規則変更について話し合いが行われていること自体は前進だとしながらも、問題はより深いところにあると語った。

    「僕たちが変更について話しているという事実は、すでに一歩前進だ」

    「問題は単純で、このレギュレーションはいくらか微調整できるが、根本的に何かが間違っているということだ」

    「誰もがそれを公に認めるわけではないが、それは事実だ」

    フェルスタッペンはさらに、2005年を最後に使われたV10エンジン、あるいは2013年を最後に使われたV8エンジンの復活を支持した。

    「僕はただ、それに適応しようとしている」

    「数年後には引退することになるとしても、まともなスポーツであり続けてほしいと思っている」

    「何かを変えなければならない。その場合、僕ならV10かV8エンジンを戻すことを選ぶ」

    昨年には、FIA会長のモハメド・ビン・スライエムが、持続可能燃料を使用するV10エンジンを将来のF1レギュレーションで検討対象にすべきだと示唆し、FIAが可能性を評価する作業部会を設置したことで、V10復活論が一時的に再浮上していた。

    FIA会長は「ドライバーが議論の中心にいた」と強調
    FIAが月曜日にPlanetF1.comへ提供した声明の中で、モハメド・ビン・スライエムは、現在のレギュレーションを洗練させるためにF1関係者が行った「建設的かつ協力的な作業」を称賛した。

    「FIAスタッフ、チーム、ドライバー、パワーユニットマニュファクチャラーを含むF1エコシステム全体の全員に対し、非常に短い時間の中で行われた建設的かつ協力的な作業を称賛したい」

    「スポーツの制御を超えた事情により、カレンダーに予期せぬ空白が生じたが、すべての関係者はF1にとって最善の利益のために行動することに完全にコミットし続けた」

    「これまで以上に、ドライバーたちはこの議論の中心にいた。彼らがこのプロセスを通じて貴重な意見を寄せてくれたことに感謝したい」

    「安全性とスポーティング上の公平性は、FIAにとって最優先事項であり続けている」

    「これらの変更は、開幕イベントで確認された問題に対処し、競技の完全性と質を継続的に確保するために導入された」

    「我々は今、エキサイティングな2026年シーズンの残りに期待している」

    マックス・フェルスタッペン F1レギュレーション

    マイアミGPから適用される主な変更点
    FIAによると、2026年F1世界選手権レギュレーションの複数の改良案は、FIA、チーム代表、パワーユニットメーカーのCEO、FOMによるオンライン会議で合意された。

    最終提案は、過去数週間にわたるFIA、技術代表者、そしてF1ドライバーからの広範な意見を踏まえた協議の結果としてまとめられた。調整の議論は、2026年シーズン開幕3戦で収集されたデータに基づいて行われた。

    合意された提案は、レーススタート関連の変更を除き、マイアミから実施される。スタート関連の提案についてはマイアミでテストされ、フィードバックと分析を経て採用される。

    予選では、エネルギーマネジメントのパラメータが調整され、最大許容リチャージ量が8MJから7MJに引き下げられる。これは過度な回生を減らし、より一貫した全開走行を促すことを目的としており、最大スーパークリップ時間を1周あたり約2〜4秒に短縮することを狙っている。

    ピーク時のスーパークリップ出力は、従来の250kWから350kWへ引き上げられる。これにより回生に費やす時間をさらに減らし、エネルギーマネジメントに関するドライバーの負担を軽減する。この変更はレース状況にも適用される。

    また、代替の低エネルギー制限を適用できるイベント数は8戦から12戦に増やされ、各サーキット特性への適応幅が広げられる。

    レースでは、ブーストによって使用できる最大出力が+150kWに制限される。あるいは作動時点で車両の現在出力がそれを上回っている場合は、その出力が上限となる。これは突然の性能差を制限するための措置だ。

    MGU-Kのデプロイメントは、コーナー出口からブレーキングポイントまでの主要な加速区間、オーバーテイク区間を含むエリアでは350kWに維持される。一方で、それ以外のラップ区間では250kWに制限される。

    これらの措置は、オーバーテイクの機会と全体的な性能特性を維持しながら、過度な接近速度を抑えることを目的としている。

    レーススタートでは、新たに「低出力スタート検知」システムが開発された。クラッチリリース直後に異常に低い加速を示すマシンを識別できるもので、その場合には自動的にMGU-Kデプロイメントが作動し、最低限の加速を確保する。スポーティング上の優位性を生むことなく、スタート関連のリスクを軽減する狙いがある。

    これに関連して、影響を受けたマシンには後方および側面の点滅ライトを作動させ、後続ドライバーに警告する視覚システムも導入される。

    さらに、フォーメーションラップ開始時にエネルギーカウンターをリセットする措置も実施され、以前に確認されたシステム上の不整合が修正される。

    ウエットコンディションでは、ドライバーからのフィードバックを受けてインターミディエイトタイヤのタイヤブランケット温度が引き上げられ、初期グリップとタイヤ性能の改善が図られる。

    最大ERSデプロイメントは削減され、トルクを制限することで低グリップ時の車両コントロールを改善する。

    リアライトシステムも簡素化され、悪条件下で後続ドライバーの視認性と反応時間を改善するため、より明確で一貫した視覚的合図が採用される。

    これらの最終提案は、5月3日のマイアミGP前の実施を目指してFIA世界モータースポーツ評議会の電子投票にかけられる。ただし、レーススタート関連の提案については、マイアミGP週末にテストと分析が行われる。

  • マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得論をけん制「2人を替えるつもりはない」

    マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得論をけん制「2人を替えるつもりはない」

    ザク・ブラウンがマックス・フェルスタッペンのマクラーレン移籍の可能性を否定した。マクラーレンCEOは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリという現在のドライバー体制に強い満足感を示し、フェルスタッペンを迎える必要性はないとの立場を明確にしている。一方で、仮に移籍が起きる場合の行き先としてはメルセデスを挙げ、その可能性を示唆した。

    2026年シーズン序盤、フェルスタッペンの将来を巡る議論が再燃している。

    新レギュレーションへの不満やレッドブルの苦戦に加え、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼのマクラーレン加入決定が、移籍憶測をさらに強める要因となっている。

    ザク・ブラウン フェルスタッペンのマクラーレン移籍を否定
    スカイスポーツF1の取材で、ザク・ブラウンはフェルスタッペンがランビアーゼに続いてマクラーレンへ移籍する可能性について問われた。

    「マクラーレンの立場から言えば、ランドとオスカーにはこれ以上ないほど満足している」

    「彼らとは長期契約を結んでいるし、コース上でもコース外でも最高のドライバーペアリングだと思っている」

    「だから我々には、この2人のスーパースターのどちらかを入れ替えるつもりはない」

    ブラウンは、仮にドライバーの一人が離脱した場合にはフェルスタッペンが魅力的な選択肢になることは認めつつも、そのようなシナリオは現実的ではないとの見解を示した。

    「もちろん、もしどちらかがいなくなるようなことがあれば、マックスは非常に大きな才能だ」

    「だが、そうなるとは予想していない」

    移籍先候補としてメルセデスを示唆
    ブラウンはさらに、フェルスタッペンの将来の移籍先について問われた際、自身の見立てとしてメルセデスの名前を挙げた。

    「彼はどこへ行くだろうか? もし賭けるとしたら、私はメルセデスだと思う」

    2026年の新時代においてメルセデスは好スタートを切っており、これまでのポールポジションと優勝をすべて獲得している状況が、その見方の背景にある。

    フェルスタッペンの将来を巡る状況
    フェルスタッペンの将来は、2026年シーズン開幕直後から再び注目を集めている。本人は新レギュレーションに対する不満からF1離脱の可能性を示唆しており、レッドブルもシーズン序盤は苦戦している。

    契約は2028年までとされているものの、パフォーマンスに連動した解除条項が含まれていると見られており、状況次第では移籍の可能性も排除できない。

    さらに、長年のパートナーであるジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンに加入することが決定したことで、フェルスタッペンの動向に関する憶測が一層強まっている。

    マクラーレンの明確なスタンス
    今回のブラウンの発言は、フェルスタッペン獲得の可能性を完全に否定するものではないものの、現時点での優先事項が現行ラインアップの維持にあることを強く示している。

    ノリスとピアストリという「長期的な軸」を確保しているマクラーレンにとって、フェルスタッペンは“必要な存在”ではなく“仮定の選択肢”にとどまる。むしろ、移籍が現実化する場合には、競争力の高いメルセデスが最有力候補になるというのが、ブラウンの現実的な見立てだ。

  • ヨス・フェルスタッペン ラルフ・シューマッハの“でたらめ発言”後に直接連絡

    ヨス・フェルスタッペン ラルフ・シューマッハの“でたらめ発言”後に直接連絡

    ヨス・フェルスタッペンが、レッドブルF1とヘルムート・マルコの関係を巡るラルフ・シューマッハの発言に反発したあと、本人に直接連絡を取っていたことが明らかになった。

    ラルフ・シューマッハは、2026年のレッドブルがマルコの不在を惜しんでいるとの見方を示していたが、ヨスはSNSで「ラルフはでたらめをたくさん話す」と切り返していた。

    その後、両者は直接コンタクトを取り、ヨスは失礼な態度ではなかったものの、自分は異なる考えを持っていることを明確に伝えたという。マックス・フェルスタッペンとマルコの結びつき、そして苦戦する2026年シーズンのレッドブルを巡る空気が、このやり取りの背景にある。

    ラルフ・シューマッハの発言にヨス・フェルスタッペンが反応
    ラルフ・シューマッハは今月、2026年シーズンの出だしでつまずいたレッドブルについて、「何らかの導きを与える存在としてマルコを欠いている」との見方を示していた。

    これに対し、ヨス・フェルスタッペンはSNSで「ラルフはでたらめをたくさん話す」と反論。その発言は波紋を広げたが、ラルフによれば、その後にヨス本人から連絡があったという。

    スカイ・ドイツの『Backstage Pit Lane』ポッドキャストに出演したラルフは、「私たちは連絡を取った」と明かした。

    「彼はまったく失礼ではなかったが、自分は違う考えだということをはっきり伝えてきた」

    「改めて言うが、私はヨス・フェルスタッペンが好きだし、マックス・フェルスタッペンも好きだ。だからその点に関しては何も問題ない」

    ラルフは“感情的になっている時期”と分析
    ラルフ・シューマッハは、今回のヨスの反応について、普段の彼らしくないものだったと受け止めている。

    「今の彼らにとっては難しい時期だと思う」とラルフは語った。

    「しかも父親として、ここ何年も数々の成功を収めてきたあとで、突然いろいろなことに答えたり説明したりしなければならなくなる状況には慣れていないはずだ」

    さらにラルフは、ヨスについて「今は少し感情的になっているのかもしれない」とも話した。

    「それはヨスらしくない」

    「今は少し感情的で、もしかしたら少し苛立ちやすくなっていたり、反応が早くなっていたりするのかもしれない」

    「でもそれも彼の一部だ。彼は感情のある人間だし、私は気にしていない」

    「ただ少し驚いた。というのも、私はこれまでずっと、マックスとヨス、そしてヘルムート・マルコは非常に緊密な関係にあると感じていたからだ」

    マックス・フェルスタッペンは今もマルコと連絡を取り合う
    ラルフの発言の背景には、レッドブルを長年支えてきたヘルムート・マルコの退場がある。マルコは2025年末で親会社レッドブル社を離れたが、チームの成功に20年以上にわたって深く関与し、ジュニア育成でも重要な役割を担ってきた。

    マルコは特にマックス・フェルスタッペンと近い関係にあったとされ、かつてはマルコがチームを去ればマックスが離脱できる条項が契約に含まれているとも報じられていた。

    ただ、マックス本人は2026年もマルコとの関係が続いていることを認めている。先月のF1オーストラリアGPでPlanetF1.comなどに対し、次のように語っていた。

    「ヘルムートからのオーストリア寄りのジョークは少し減ったかもしれないけど、今でも連絡は取っている」

    「クルマの細かいことをそこまで話すわけではないけど、人生のことを話すんだ。彼とは本当に多くの時間を共有してきた。だからもちろん、ガレージの中で少し違って感じるのは事実だ。でも同時に前を向かないといけない」

    「パフォーマンスについて考えなければならない。でも同時に、さっきも言ったように素晴らしい関係だし、今でも連絡を取り合っている」

    ローラン・メキースもマルコとの関係継続を認める
    レッドブルF1代表のローラン・メキースも、2026年のマルコとの関係が完全に切れたわけではないと説明している。

    メキースは最近、F1公式ポッドキャスト『Beyond The Grid』に出演し、マルコについて「今でも非常にオープンで、我々に対して協力的な存在だ」と語った。

    一方で、ラルフ・シューマッハの発言は、マルコ不在がチーム内の空気や支柱のあり方に影響しているのではないかという見方を示したものだった。ヨス・フェルスタッペンがそこに強く反応したことは、レッドブルを取り巻く状況がそれだけ神経質な局面にあることも映し出している。

    今回のやり取りは、単なる応酬ではなく、2026年のレッドブルが抱える緊張感を象徴する出来事と言えそうだ。マルコの存在感は依然として大きく、外からどう見えるかと、当事者がどう受け止めているかの間には、なお小さくない温度差がある。

  • メルセデスF1代表 “フェルスタッペン逃した過去” アントネッリ起用に復讐説

    メルセデスF1代表 “フェルスタッペン逃した過去” アントネッリ起用に復讐説

    メルセデスF1代表のトト・ヴォルフが若手起用で「復讐」を果たそうとしている――そんな見方が、元ハースF1チーム代表ギュンター・シュタイナーによって示された。

    開幕3戦で2勝を挙げたキミ・アントネッリは、現在ドライバーズランキング首位に立っており、ジョージ・ラッセルとのチーム内タイトル争いが現実味を帯びている。

    ヴォルフのマネジメントは「完全に平等」
    シュタイナーは、メルセデスが今後チーム内で優劣をつける可能性を否定し、両ドライバーを公平に扱う姿勢を強調した。

    「ジョージに対して特別なマネジメントは必要ないと思う。彼は自分の力でやれるドライバーだ」

    「トトは2人を平等に扱っている。かなりフェアだ。ジョージもメルセデス育成出身で、キミも同じくメルセデスの育成出身だからだ」

    メルセデスはアントネッリをカート時代から囲い込み、自前のスター育成を長期的に進めてきた。その成果が、2026年シーズン序盤で早くも結果として現れている。

    フェルスタッペン獲得失敗が影響か
    こうした戦略の背景には、かつての「取り逃し」があるとシュタイナーは見る。

    メルセデスは過去にマックス・フェルスタッペンの獲得を狙っていたが、フェルスタッペンは2015年のF1シートを保証されたレッドブルを選択した。

    シュタイナーは、この経験が現在の判断に影響している可能性を指摘する。

    「キミに関しては、トトはフェルスタッペンを逃した当時のことをまだ考えているはずだ」

    「これは彼にとってちょっとした“復讐”なんだ。『次のスーパースターは自分が手に入れた』ということだ」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    最優先はあくまでチームの勝利
    もっともシュタイナーは、ヴォルフが個人的な感情でチーム運営を歪めることはないと強調している。

    「トトはどちらか一方をひいきするような人物ではない」

    「彼にとって一番重要なのは、チームが勝つことだ。それがすべてだ」

    アントネッリの急成長とラッセルの安定感が並び立つ現在のメルセデスは、“理想的な内部競争”を維持している。過去の取り逃しを糧に築かれた育成戦略が、いまタイトル争いという形で結実しつつある。

  • フェルスタッペンとルクレール “速いほど遅くなる”共通問題 アレジが指摘

    フェルスタッペンとルクレール “速いほど遅くなる”共通問題 アレジが指摘

    2026年F1シーズンの新レギュレーションに苦しむドライバーとして、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールに共通点があると、元フェラーリF1ドライバーのジャン・アレジが指摘した。

    アレジによれば、両者はコーナーで速く走ろうとする本来の持ち味が、現行のパワーユニット時代ではかえって不利に働いているという。特に電力回生とストレートでのエネルギー運用が重要になった現在のF1では、コーナーでの攻めすぎがラップ全体の損失につながる構図が浮かび上がっている。

    新レギュレーションが速いドライバーを苦しめる構図
    F1は2026年、シャシーと空力規則に加えてパワーユニット規則も大きく刷新した。フェルスタッペンはこの新規則に対して最も強く不満を示してきたひとりであり、その将来にまで言及する場面も出ている。

    フェルスタッペンは3月のF1日本GPで、2015年以来初めて鈴鹿でQ3進出を逃した。決勝でも8位に終わった後、自身の将来について「価値があるのか決めなければならない」と語っていた。

    アレジは、鈴鹿での予選結果こそ、フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが似た問題を抱えている証拠だったとみている。ルクレールは日本GPで4番グリッドを獲得し、そのまま今季2度目の3位表彰台につなげたが、予選で感じている課題はフェルスタッペンと共通しているという見方だ。

    “コーナーで速いほど遅くなる”という逆説
    ルクレールはここまで予選で苦戦しており、新規則への適応に取り組んでいる。日本GPでは、2026年規則下の予選について「正直、予選には本当に耐えられない」と不満を漏らし、コーナーで速く走るほどストレートでタイムを失う現状を嘆いた。

    ルクレールの問題は、わずかなスロットルオフでもフェラーリが大きくエネルギーを失ってしまい、そのぶんストレートで使える電力が減ってしまう点にある。現在のF1では、バッテリーを回復させるためにコーナーでのプッシュを犠牲にする必要があり、それがストレートでの速さに直結している。

    こうした状況についてアレジはRacingNews365に次のように語った。

    「マックスは今、本当に苦しんでいる。かなり苦しんでいる。というのも、今のマシンのシステムや、彼らのスロットルの扱い方を見ると、電力が少ないからだ」

    「現時点では、速いドライバーほど他のドライバーより苦しんでいる段階なのか? たぶんそうだ。というのも、今回の予選では、マックスとシャルルはすべてのコーナーでより速かったのに、ラップタイムの最後では遅くなっていたからだ」

    フォーミュラ1カー

    フェルスタッペンはマシンバランスの問題も抱える
    フェルスタッペンの場合、苦戦の原因はエネルギー運用だけではない。レッドブルRB22は慢性的なバランス問題も抱えており、コーナーで思い切って攻め込むことが難しくなっている。

    フェルスタッペンは日本GP予選中、このマシンを「運転できない」と表現した。ターンインでアンダーステアに悩まされ、その後は加速時に突然オーバーステアが出る不安定な挙動に直面していた。

    その結果、日本GP予選でのフェルスタッペンのベストは1分30秒262の11番手。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがQ2で記録したトップタイムから1.214秒遅れ、ルクレールにも0.811秒差をつけられた。さらに、Q3進出ラインではレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドに0.153秒及ばなかった。

    成績は分かれても、根本の悩みは共通している
    開幕3戦を振り返ると、フェルスタッペンはオーストラリアGPでの6位が最高位で、中国GPでは6位走行中にリタイアするなど、ここまで上位争いに加われていない。

    一方のルクレールは開幕3戦すべてでトップ4入りを果たし、オーストラリアで3位、中国で4位と安定して結果を残している。ただし、その差はマシン全体の競争力による部分が大きく、アレジの見方では、ふたりが抱える“速く走るほど不利になる”という根本問題は同じだ。

    2026年F1では、ドライバーが本来の攻め方を貫くだけでは速さにつながらない。コーナーでの速さ、スロットル操作、電力回生、そしてストレートでの展開力が密接に結びつく今の時代において、フェルスタッペンとルクレールは、その難しさを最も象徴する存在になっている。

  • ヘルムート・マルコ フェラーリF1からフェルスタッペン新相棒確保を示唆

    ヘルムート・マルコ フェラーリF1からフェルスタッペン新相棒確保を示唆

    レッドブルF1の苦境が続く中、ヘルムート・マルコがフェラーリからフェルスタッペンの新相棒を確保する可能性を示唆した。チーム内部の変化をうかがわせる発言として注目を集めている。

    さらにマルコは、マシン開発の問題やタイトル争いの見通しについても率直に語り、「問題はエンジンではない」「今年は難しい」と現状への厳しい認識を示した。

    アンドレア・キミ・アントネッリを王座候補と評価するなど、2026年F1の勢力図にも踏み込んでいる。

    フェルスタッペンの現状「今年は難しい」
    「インターネットですべて見ている。彼らがフィールドを切り裂いていく様子はいつも印象的だ」

    フェルスタッペンのスポーツカーでの走りについてそう語ったマルコは、現在のF1について厳しい見方を示す。

    「昨年も似た状況だったが、今年は巻き返しは難しいと思う」

    去就について問われると距離を置いた姿勢も見せた。

    「それを正しく評価するには私は遠すぎる立場にいる。外から助言はしない」

    「彼とはもう定期的に連絡を取っていない」

    レッドブル苦境の核心「問題はエンジンではない」
    現在の状況についてマルコは率直に語る。

    「チーム全体とともに苦しんでいる」

    開幕前から懸念していたポイントにも言及した。

    「エンジンは確かにベストではないが、主な問題ではない」

    真の問題はシャシー開発にあると断言する。

    「まったく機能していないというのは言い過ぎだ。メルボルンでは予選3番手で許容範囲だった」

    「しかし、その後の開発は間違った方向に進んだ」

    人材流出とフェラーリからの補強
    ジャンピエロ・ランビアーゼの離脱についても触れた。

    「成功した人材は常に引き抜かれるものだ」

    「ランビアーゼはマックスによって注目を浴びる存在になっていた」

    その上で、後任についても言及している。

    「その代わりとしてフェラーリから後任を確保した」

    アントネッリを王座候補と評価
    今季の注目株については評価を引き上げた。

    「彼が非常に速いことは最初から分かっていた。ただ不安定だった」

    「それが今年は変わった。今はタイトル争いができると見ている」

    さらにトト・ヴォルフの手腕にも触れる。

    「彼にはまだ切り札がある」

    若手オーストリア勢の可能性
    将来のF1についても言及した。

    「ジャック・ヴォルフはカートで非常に速い」

    「ゲルハルト・ベルガーの息子ヨハンも同様だ」

    F1昇格については慎重な姿勢を示している。

    「まだ様子を見る必要があるが、一定の条件は備わっている」

    レッドブルの苦境とともに、マルコの発言は現在と未来の両面からF1の勢力図を浮き彫りにしている。

    Source: oe24

  • マックス・フェルスタッペン GT界隈をざわつかせた“ダーティエア無効化”の謎

    マックス・フェルスタッペン GT界隈をざわつかせた“ダーティエア無効化”の謎

    マックス・フェルスタッペンがGTレースで見せている走りが、パドックに波紋を広げている。通常であれば不利となるダーティエアの中でも前車に異常なまでに接近できるその挙動は、複数の関係者が認めながらも、その具体的な方法はいまだ解明されていない。

    ニュルブルクリンク24時間レースに向けた準備の中で、フェルスタッペンはGTのトップドライバーたちと互角以上に渡り合っている。

    その裏にあるとされる“あるテクニック”は、効果だけが共有され、正体は依然として謎のまま――GT界隈をざわつかせる最大の理由となっている。

    GTでも際立つ適応力 ニュルで示した存在感
    先週末、フェルスタッペンはノルドシュライフェでのレースに参戦し、来月のニュルブルクリンク24時間レースに向けた準備を続けた。

    レースでは快調にトップを走行していたが、マシンのダメージによって長時間のピットストップを余儀なくされ、勝利の可能性は絶たれた。それでも4度のF1ワールドチャンピオンは、GTの常連ドライバーたちと互角以上に渡り合える実力を改めて示した。

    その中で特に注目されたのが、チームメイトのダニエル・ジュンカデラが明かした“ある特徴的な走り”だった。

    ダーティエアでも接近可能 “弱点”を突く走り
    ジュンカデラは数週間前、フェルスタッペンが「本来なら失速するはずのコーナーでも前車に接近できる方法」を使っていると指摘していた。

    NLSの解説者ピーター・マッケイも同様の見解を示している。

    「フェルスタッペンは乱流の中にある“弱点”を見つけたように見える。それによってフロントタイヤを傷めることなく、より近い距離で前車を追うことができている」

    ただし、これらはあくまで結果からの分析であり、具体的な操作そのものは依然として明らかになっていない。

    リアを流す?左足ブレーキ? それでも説明はつかず
    一部では、コーナー進入時に意図的にリアを外側へ滑らせることで、フロントへのダーティエアの影響を軽減している可能性が指摘されている。

    しかし、この説についてGTのベテランでありニュルブルクリンク24時間レースの勝者でもあるイェルーン・ブリークモーレンは決定的な要因とは見ていない。

    「もちろんクルマの向きをある程度“セットする”ことはできる」

    「それでも前にクルマがいる状態で走るのは難しい。彼は非常に大きな自信を持っていて、そのおかげで限界まで攻めることができているのは確かだ」

    さらに別の可能性として、左足ブレーキを多用しながらアクセルとブレーキを同時に操作する“オーバーラップ”も挙げられている。

    「ノーズを安定させるために左足ブレーキを多く使っている可能性もある。両方のペダルを同時に操作するやり方だが、多くのドライバーが行っているものでもある」

    つまり、どの仮説も決定的な説明には至っていない。

    “効果”だけが一致 正体は依然として不明
    興味深いのは、関係者の多くが「フェルスタッペンの走りには明確な効果がある」という点では一致していることだ。

    一方で、その効果を生み出している具体的な方法については誰も断定できていない。

    GT界のベテランドライバーでさえ説明できない“何か”が、フェルスタッペンの走りに存在している可能性がある。

    その答えは、5月のニュルブルクリンク24時間レースで明らかになるのかもしれない。

  • マックス・フェルスタッペンのメルセデスF1移籍を阻むラッセルの“契約指標”

    マックス・フェルスタッペンのメルセデスF1移籍を阻むラッセルの“契約指標”

    ジョージ・ラッセルは、自身のメルセデスとの契約について「指標を満たせば、そのまま継続する形だ」と説明し、2027年以降もチームに残る見通しを示した。これにより、2026年F1シーズンの勢力図を背景に再燃しかねないマックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍説には、ひとつの明確な壁が存在することになった。

    2026年のメルセデスは開幕から圧倒的な速さを見せており、ジョージ・ラッセルがオーストラリアGPで勝利、アンドレア・キミ・アントネッリが中国GPと日本GPを制している。

    アントネッリがドライバーズ選手権首位、ラッセルが2位につけ、コンストラクターズ選手権でもメルセデスが大きくリードする状況のなかで、現在苦戦が続くマックス・フェルスタッペンとの対比が、移籍を巡る憶測を再び強めている。

    ラッセルが語った契約の“指標”
    ジョージ・ラッセルはメディアに対し、自身の契約状況について次のように語った。

    「そうだね。基本的には、求められる指標を満たして、そのまま次に進むということだ」

    「だから僕は来年もこのチームにいるし、それ以上あまり言うことはない」

    「これは複数年契約だし、去年も言ったように数年にわたる契約だ」

    「こういう契約の多くでは、たとえ指標を満たさなかったとしても、物事がうまくいっていて双方が満足していれば、そのまま継続することも多い」

    「でも、僕が言ったように、その指標はかなり高い確率で満たされるはずだ」

    この発言から見えてくるのは、ラッセルの立場が単年ベースで揺らいでいるものではなく、一定のパフォーマンス条件を満たす限り、すでに中長期的な継続が前提になっているということだ。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    フェルスタッペン移籍説に立ちはだかる現実
    2025年には、トト・ヴォルフとマックス・フェルスタッペンの間で接触があったとの噂が大きな話題となり、その際にはラッセルのシートが脅かされる可能性も取り沙汰された。だが、2026年のメルセデスがタイトル争いの先頭を走る現在、仮にフェルスタッペンが再び有力候補として浮上したとしても、ラッセルの契約条件がその障害になる可能性が高い。

    しかもメルセデスは、ラッセルだけでなくアントネッリも結果を残している。現時点でドライバーラインアップは機能しており、チーム側に大きく手を入れる必要性は薄い。メルセデスが速さと結果の両方を手にしている状況では、外部からビッグネームを迎え入れる余地は以前よりも小さくなっている。

    対照的なフェルスタッペンの立場
    一方のマックス・フェルスタッペンは、2026年シーズン序盤から厳しい状況に置かれている。成績の低迷に加え、新レギュレーションへの不満、さらにレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンに移る見通しまで重なり、レッドブルでの先行きには不透明感が漂っている。

    そうした中で、最速パッケージを持つメルセデスが移籍先候補として語られるのは自然な流れだ。しかし、ラッセルが語った“契約指標”の存在は、そのシナリオが単純ではないことを示している。メルセデスに空席が生まれなければ、たとえフェルスタッペンほどの存在であっても簡単には入り込めない。

    メルセデス内部の争いはむしろ激化へ
    ただし、ラッセルにとって安心材料ばかりではない。アントネッリはすでに優勝を重ね、タイトル争いでも中心に立っている。ラッセルがメルセデス残留に自信を見せた一方で、チーム内では新たな主導権争いが本格化しつつある。

    フェルスタッペンの動向が今後も注目を集めるのは間違いないが、現時点でより現実味があるのは、メルセデスが外部補強よりも現有戦力の継続を優先する構図だ。そう考えると、ラッセルが口にした“指標”は、単なる契約条項ではなく、メルセデスの将来構想そのものを映す言葉とも言える。