カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • フェルスタッペン F1新世代のアントネッリを絶賛「特別なものを持っている」

    フェルスタッペン F1新世代のアントネッリを絶賛「特別なものを持っている」

    2026年のF1でタイトル争いをリードするアンドレア・キミ・アントネッリについて、マックス・フェルスタッペンが将来のワールドチャンピオン候補であることは「明らかだった」と評価した。

    メルセデスで2年目のシーズンを迎えたアントネッリは、開幕から圧倒的な速さを披露。複数のポールポジションと優勝を重ね、シーズン前にタイトル候補と目されていたチームメイトのジョージ・ラッセルを上回る存在感を示している。

    フェルスタッペンが認めるアントネッリの特別な才能
    アントネッリはF2を1シーズン戦った後、F3を経ずにメルセデスからF1へ昇格した。

    2025年のデビューシーズンは浮き沈みがあり、欧州ラウンドでは苦戦する場面も見られた。しかし2026年の新世代パワーユニット導入後、そのパフォーマンスは飛躍的に向上し、一気にタイトル争いの中心人物となった。

    その急成長について質問されたフェルスタッペンは、以前から特別な才能を感じていたと明かした。

    「もちろんそうだと思う」

    「下位カテゴリーから上がってくるドライバーの中には特別なものを持っている選手がいる。そしてカテゴリーが変わってもすぐに速さを発揮するんだ」

    「キミについてはそれがかなり明らかだったので、驚きはなかった」

    才能だけでは王者になれない
    一方でフェルスタッペンは、F1で成功するためには才能だけでは不十分だと強調した。

    「ただ、F1に来ると才能だけではない」

    「すべての条件が揃わなければならないし、より総合力のあるドライバーにならなければいけない」

    「そしてもちろん、それを実現できるマシンも必要になる」

    F1ではドライバーの能力だけでなく、チーム力やマシン性能、経験の積み重ねも重要であり、それらが揃って初めてタイトル獲得が可能になるとの考えを示した。

    2026年はマシンと才能が噛み合ったシーズン
    フェルスタッペンは、現在のアントネッリがまさに理想的な環境を手にした状態にあると分析している。

    「でも今年は、勝てるパッケージを手にした時に、ドライバーとして結果を出せることを彼が示している」

    「それを見るのは素晴らしいことだし、それこそ彼がやるべきことなんだ」

    フェルスタッペンの言葉は、アントネッリの成功が単なるマシン性能によるものではなく、その才能と成長が結果として表れていることを示している。

    現時点で2026年のタイトル争いをリードするアントネッリ。現王者フェルスタッペンからの高い評価は、19歳のイタリア人がF1の新たな時代を担う存在として認められつつあることを裏付けている。

  • メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1代表 フェルスタッペン獲得説をけん制 アントネッリ体制に自信

    メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表が、長らく続いてきたマックス・フェルスタッペン獲得の噂に冷や水を浴びせた。2026年シーズンはアンドレア・キミ・アントネッリが圧倒的な強さを見せており、ヴォルフは現在のドライバーラインアップへの満足感を強調している。

    一方で、フェルスタッペンにはレッドブル・レーシング離脱の可能性も取り沙汰されているが、今回の発言はメルセデスが以前ほど積極的に獲得を目指していないことを示唆するものとして注目を集めている。

    ヴォルフ「今以上のラインアップは想像できない」
    ドイツ紙『Bild』の取材でトト・ヴォルフは、現在のアンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルのコンビに強い信頼を示した。

    「今の僕たちのドライバーラインアップ以上の組み合わせは想像できない」

    2026年シーズンのメルセデスは開幕から好調を維持しており、とりわけアントネッリはモナコGPで今季5連勝を達成。ランキング首位を独走している。

    ヴォルフはスイス紙『Blick』に対し、19歳の若きスターへの過度な期待を戒めた。

    「僕がこれまで見てきた中でも最高クラスの才能のひとりによる、自由で伸び伸びとしたパフォーマンスを楽しもう」

    さらに、その人気ぶりについても次のように語った。

    「ルイス・ハミルトンの後、メルセデスには新たな世界的ロックスターが現れた」

    「彼は大勢のファンを魅了している。若い人も年配の人も関係ないし、応援する人の性別も関係ない」

    アントネッリ人気は想像以上に拡大
    アントネッリの急激な知名度上昇について問われたヴォルフは、冗談交じりにその影響を明かした。

    「そうだね。もう一緒にレストランへ食事に行けなくなった」

    「すぐにサインを求める人たちの列ができてしまう。そうなると静かに過ごせなくなるんだ」

    メルセデス陣営は、タイトル争いやドライバー市場の話題よりも、アントネッリの成長そのものに焦点を当てたい考えを示している。

    父マルコもフェルスタッペンとの比較を否定
    アントネッリの父マルコ・アントネッリも、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』に対し慎重な姿勢を崩していない。

    「僕たちは1戦ずつ取り組んでいる」

    「世界選手権を意識するのは残り3戦になってからだ。それより前ではない」

    また、フェルスタッペンとの比較についても時期尚早だと語った。

    「マックスは素晴らしい人格の持ち主だ」

    「だが、キミとマックスを比較するにはまだ早すぎる」

    「マックスはすでに4度のワールドチャンピオンだ。一方でキミには、彼が達成したことに到達するまで長い道のりが残されている」

    「いつか近づいてくれればと思うが、現時点ではマックスはキミにとって模範となる存在だ」

    フェルスタッペンとアントネッリの意外な関係
    マルコ・アントネッリは、両者の間に親しい関係が築かれていることも明かした。

    「マックスとキミはほぼ毎週末のように話をしている」

    「彼は僕たちの友人なんだ。実は僕たちは同じくメルセデスGT3チームを運営しているからね」

    そのうえで、両者に共通点があることを認めながらも、現段階ではフェルスタッペンが依然として別格の存在だと強調した。

    「もちろん共通点はある。しかし同時に、ドライバーとしてのレベルでは今のところマックスがまだ別次元にいることも明らかだ」

  • メルセデスF1 アントネッリ躍進で再燃するフェルスタッペン獲得説

    メルセデスF1 アントネッリ躍進で再燃するフェルスタッペン獲得説

    ジョージ・ラッセルがアンドレア・キミ・アントネッリに苦戦する状況が続くなか、メルセデスF1の将来を巡る憶測が再び強まっている。

    アントネッリはモナコGP予選でポールポジションを獲得し、ランキング首位として存在感をさらに高めた。一方でラッセルはマシン適応に苦しんでおり、その構図がマックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍説を再燃させる要因になっている。

    ラッセルが認めた苦戦
    モナコGP予選で6番手に終わったラッセルは、2026年型メルセデスとの相性に課題を抱えていることを認めた。

    「今のところ、僕のドライビングスタイルの何かがこのマシンとうまく噛み合っていない」

    「僕たちには明らかにドライビングスタイルの違いがある。それは去年からあったものだ。昨年は僕に有利に働いたけれど、今年は明らかに彼に完璧に合っている」

    アントネッリは開幕から安定した速さを発揮し、タイトル争いをリードする存在となっている。

    ヴォルフはラッセルを擁護
    こうした状況を受けても、メルセデスF1代表のトト・ヴォルフはラッセルへの信頼を強調した。

    ヴォルフは予選後、ラッセルの不振はチーム側のセットアップミスも影響していたと説明した。

    「ジョージには実力がある」

    「これ以上のチームメイトは想像できない。シーズンを通じて必ず立て直してくるだろう」

    また、アントネッリがランキング首位に立っているからといってチームの方針が変わることはないと強調した。

    「彼には失うものがあまりない」

    「自分が選手権をリードする立場になるとは思っていなかったはずだ。自分の感覚を信じて、自然体で走れている」

    さらにヴォルフは、モナコのような特殊な市街地コースではラッセルが十分な自信を得られなかったとも分析している。

    再び浮上するフェルスタッペン獲得説
    こうした状況のなかで再び注目されているのがフェルスタッペンの去就だ。

    フェルスタッペン陣営との関係が深いことで知られるオランダ紙『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレンは、ヴォルフが依然としてフェルスタッペンに強い関心を抱いていると指摘した。

    同紙は、ラッセルの契約には成績に関する条項が含まれている可能性があり、メルセデスが今後も両ドライバーのパフォーマンス差を注視すると報じている。

    現時点でメルセデスはアントネッリとラッセルのラインアップを支持しているが、シーズン後半に向けてドライバー市場の注目ポイントのひとつとなりそうだ。

    フェルスタッペンもアントネッリを高評価
    その一方で、フェルスタッペン自身はアントネッリの才能を高く評価している。

    将来のワールドチャンピオン候補かと問われると、フェルスタッペンは即座に肯定した。

    「もちろんだ」

    「下位カテゴリーから上がってきたドライバーの中には特別なものを持っている選手がいる。そしてカテゴリーが変わってもすぐに速さを見せる」

    「キミはまさにそういうタイプだったと思う」

    さらに2026年の活躍についても次のように語った。

    「今年は、勝てるパッケージを手にしたときに結果を出せるドライバーだということを証明している」

    「それを見るのは素晴らしいことだし、それこそ彼がやるべきことなんだ」

  • フェルスタッペンがランビアーゼ後任を指名済み レッドブルF1は段階的移行へ

    フェルスタッペンがランビアーゼ後任を指名済み レッドブルF1は段階的移行へ

    マックス・フェルスタッペンは、長年レースエンジニアを務めてきたジャンピエロ・ランビアーゼが将来的に現職を離れる場合に備え、すでに後任として望む人物を決めているという。

    ランビアーゼはピットウォールを離れ、マクラーレンでシニアリーダー職に就く見通しとされている。広く流れている憶測では、将来的にアンドレア・ステラと共同チーム代表を務める可能性、あるいはステラの後任になる可能性も指摘されている。

    フェルスタッペン「僕の隣に誰を置きたいかは分かっている」
    ただし現時点では、フェルスタッペンとランビアーゼの有名なパートナーシップは維持されている。4度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、その移行が段階的に進むことを認めている。

    フェルスタッペンはモナコでViaplayに対し、自身が望む後任候補についてすでに考えがあると明かした。

    「僕の隣に誰を置きたいかは分かっているし、その人物はすでにチーム内にいる」とフェルスタッペンは語った。

    「ただし、彼の統合は段階的になる。まだ早すぎる」

    フェルスタッペンは、ランビアーゼの離脱が近づくにつれ、両者の仕事上の関係も必然的に変化していくと認めている。

    「論理的に考えれば、シーズン終盤に向かうにつれて、ジャンピエロと共有される情報は徐々に少なくなっていく」

    「彼もそれを分かっているし、理解している」

    後任選びはレッドブルにとって重要課題
    ランビアーゼの後任選びは、今後数年のレッドブルにとって最も重要な判断のひとつになる。フェルスタッペンとランビアーゼは強固な信頼関係を築き、F1で最もよく知られたドライバーとエンジニアのコンビのひとつとなってきた。

    このコンビは4年連続のワールドチャンピオン獲得を実現しており、その成功の大きさを考えれば、単なる人事異動では済まない意味を持つ。

    元レッドブル顧問のヘルムート・マルコも、チームがすでに先を見据えて準備していることを認めている。

    「後任は、すでに同様のポジションを務めた経験のある人物になる」とマルコは述べた。

    ランビアーゼがいつ、どのような形で完全に現場を離れるのかはまだ明確ではない。しかし、フェルスタッペンが後任候補を把握していること、そしてレッドブルが経験者を軸に移行を進めようとしていることから、チームは重要な交代劇を慎重に管理していく構えを見せている。

  • フェルスタッペンのF1モナコGPリタイア原因 レッドブルがPUトラブルを特定

    フェルスタッペンのF1モナコGPリタイア原因 レッドブルがPUトラブルを特定

    マックス・フェルスタッペンの2026年F1モナコGPでの突然のリタイアについて、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースが原因を特定したことを明らかにした。

    フェルスタッペンは予選で2番手を獲得し、ポールポジションのアンドレア・キミ・アントネッリと優勝を争う有力候補と見られていた。しかし決勝ではスタート直後にマシンが加速できず、後続に飲み込まれる形で順位を失った。

    フェルスタッペンは他車との接触を避けるためコース脇へ退避し、1周目終了時点でガレージへ戻ってリタイアした。

    フォーメーションラップで発生したトラブル
    レッドブルは具体的な故障内容を公表していないものの、ローラン・メキースはレース後に問題の発生箇所を説明した。

    「我々は何が問題だったのか特定している」

    「それはフォーメーションラップ中に発生したもので、彼にも我々にも対処するチャンスはなかった」

    今回のトラブルは突然発生したものであり、スタート時点ではすでに深刻な状態だったことがうかがえる。

    またメキースは、今回使用していたパワーユニットが今季最初のユニットだったことも明かした。

    「皆さんもご存じかもしれないが、これは今季のマックスにとって最初のPUだった。そしてモナコ後に交換する予定になっていた」

    レッドブルはスペインGPを前にパワーユニットを交換する計画だったため、今回の故障による追加ペナルティなどは発生しない見込みだ。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    フェルスタッペンも異変を感じていた
    フェルスタッペン自身も、問題はスタート前から始まっていたと説明した。

    「すでにフォーメーションラップからあまり良くなかった。そしてスタート前は本当にひどかった」

    「まったく一貫性がなかったし、その後エンジンが完全に死んだ」

    「1コーナーを抜けた後に少しだけパワーが戻ったけど、エンジン音は本当にひどかった。全開にすることができなかったので、ガレージに戻って終わりだった」

    前日に予選2番手を獲得したマシンとは思えない症状であり、フェルスタッペンが以前説明していた「回転数が上下し続けた」という状況とも一致する。

    タイトル争いへの影響は限定的か
    フェルスタッペンにとって今季2度目のリタイアとなったが、本人は意外にも冷静だった。

    「もし僕が選手権をリードしていたなら、本当に痛い結果だっただろう」

    「今の状況なら少し痛みは少ない。それでも腹立たしいし、チーム全員にとって失望だ」

    「何が原因だったのかを早く理解して、将来に向けて解決できることを願っている」

    現在の選手権ではアンドレア・キミ・アントネッリが5連勝でリードを広げており、フェルスタッペンは追う立場にある。そのため本人が語ったように、今回のノーポイントは致命傷にはなっていない。

    ただし今回のコメントからは、レッドブルがすでに原因を特定していること、そして予定どおりスペインGPから新しいパワーユニットを投入する見通しであることが明らかになった。モナコで失ったポイントを取り戻せるかどうかは、次戦バルセロナでの巻き返しにかかっている。

  • フェルスタッペン F1モナコGPで恐怖の失速「みんなが右に行くよう祈っていた」

    フェルスタッペン F1モナコGPで恐怖の失速「みんなが右に行くよう祈っていた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、F1モナコGPのスタート直後に発生したトラブルについて、後続車に追突されないよう「祈っていた」と振り返った。

    予選2番手からスタートしたフェルスタッペンだったが、発進直後にエンジンが失速。加速できないまま後続車が一斉に通過するなか、左側へマシンを寄せ、1周目の終わりにリタイアした。

    フォーメーションラップから違和感
    フェルスタッペンは、トラブルの兆候がフォーメーションラップの時点ですでにあったと説明した。

    「フォーメーションラップの時点で少しおかしい感じがあった。でもスタート前は完全に普通で、目標回転数も見つけられていた。ただ、まったく進まなかった」とフェルスタッペンは語った。

    「回転数が上下しているだけだった。そしてクラッチを離した瞬間、それで終わりだった。エンジンが完全に落ち込んでしまった。そのあとエンジンから聞こえた音もそうだった。ターン1を出たところで少しパワーは戻ったけど、僕はもうアクセルを抜いて、マシンを戻した」

    「みんなが右に行くよう祈っていた」
    スタート直後のフェルスタッペンは、加速できない状態でコース上に残され、後続車が左右から迫る危険な状況に置かれた。

    「パワーがなかった。だからタイヤの摩擦だけで左にステアリングを切っていた。そして、みんなが右に行ってくれるよう祈っていた」

    「でも幸い、みんな反応してくれた」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 モナコGP

    王座争いの中心ではないが痛いリタイア
    フェルスタッペンは、現在の状況を踏まえればダメージは限定的だとしながらも、チームにとって失望の大きいリタイアだったと認めた。

    「もし僕がチャンピオンシップをリードしていたなら、もちろん非常に痛いものになっていた。でも今の状況では、痛みは少し小さい。ただ、それでも本当に腹立たしいし、みんなにとって失望だ」

    「誰だってすべてのレースを完走したい。だから、何が原因だったのかを早く理解して、修正できることを願っている」

  • フェルスタッペン F1モナコGPでまさかの発進不良 予選2番手からリタイア

    フェルスタッペン F1モナコGPでまさかの発進不良 予選2番手からリタイア

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1モナコGP決勝でスタート時にマシントラブルに見舞われた。予選2番手から優勝を狙ったものの、発進直後にマシンが失速。レース序盤にリタイアを喫する悪夢の展開となった。

    フェルスタッペンは無線で怒りをあらわにし、「完全に終わった」と不満を爆発させた。現地報道ではパワーユニット関連のトラブルが指摘されているが、レッドブル・レーシングは現時点で正式な原因を明らかにしていない。

    スタートで失速し順位を落とす
    フェルスタッペンはアントネッリの隣からスタートしたが、スタートでマシンを動かしたものの、その直後に大きく失速。ほぼ停止したような状態となり、一気にポジションを落とした。

    F1 TVの解説を務めるジョリオン・パーマーは、このスタートについて「マックスの皮肉は完璧だったね。しかし、あれはパワーユニットがまったく機能していなかっただけだ。コックピットの中で彼が何か間違ったことをしたとは思わない。むしろ、かなり良いスタートを切れそうに見えていた」と語った。

    レース序盤には明らかにペースが上がらず、フェルスタッペンは無線で不満を爆発させた。

    「そうだね、最高だよ! 完全に終わった! なんなんだよ!」と怒りをあらわにしたフェルスタッペンは、その後「僕はどうすればいい?」とチームへ問いかけた。

    これに対しレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは「とにかくマシンを持ち帰ってくれ、マックス」と応答。マシンに何らかの深刻な問題が発生していたことがうかがえた。

    走行継続もレース続行ならず
    フェルスタッペンはその後も走行を続けたが、問題は解決せず。最終的にマシンを止めてリタイアとなった。

    現地報道によると、トラブルはパワーユニット関連だった可能性があるという。ただし、レッドブル・レーシングから現時点で正式な原因は発表されていない。

    予選では優勝争いの有力候補とみられていただけに、レッドブル・レーシングにとっては大きな痛手となった。チームは早々に1台を失い、レース中はアイザック・ハジャーに上位進出への期待を託すことになった。

  • マックス・フェルスタッペン F1モナコGP予選2番手「極めてポジティブ」

    マックス・フェルスタッペン F1モナコGP予選2番手「極めてポジティブ」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1モナコGP予選で2番手を獲得した。FP3では首位アンドレア・キミ・アントネッリから約1秒遅れの5番手にとどまっていたが、予選では一転してポールポジション争いに加わった。

    最終的にフェルスタッペンはアントネッリに0.04秒届かず、フロントローから決勝をスタートすることになった。金曜から苦戦していたレッドブルにとって、モナコの市街地で予想以上の巻き返しを見せた予選となった。

    フェルスタッペン「フロントローなら間違いなく受け入れていた」
    「もし昨日の時点で、フロントローに並べると言われていたら、間違いなく受け入れていただろう」とフェルスタッペンはコメント。

    「今朝の最終プラクティスでも、マシンにはいくつか難しさがあったと思う。だから予選に入って、あの位置にいられたことは極めてポジティブだった」

    「全体として、予選がどう進んだか、すべてのラップがどうだったかにはもちろんとても満足している。トラフィックやウォールに対応しなければならなかったけれどね」

    2026年仕様マシンの難しさと走る喜び
    フェルスタッペンは、2026年仕様のF1マシンでモンテカルロ市街地を走る難しさにも触れた。

    「ここ数年よりもずっと神経質だし、パワーが入ってくる感じ、ドライバビリティ、シフトもすべて少し違う」

    「それをうまくつかんで、クリーンなラップをまとめられれば、特に予選では全開で限界まで攻めているから、うまくいったときの満足感は大きい」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) F1 モナコGP

    決勝はスタートが鍵
    決勝に向けて、フェルスタッペンは1コーナーまでの加速が重要になると語った。背後にはスタートの良さを見せているフェラーリ勢も控えている。

    「スタートでどうなるか見てみよう。このマシンはスタートがかなり複雑だ」

    「後ろにはスタートのいいマシンが2台いる。でも様子を見よう。今日はいい一日だったし、予選は間違いなく楽しめた」

    【関連】
    ・F1モナコGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポールポジション

  • マックス・フェルスタッペン F1モナコGP「壁に突っ込めばすぐ家に帰れる」

    マックス・フェルスタッペン F1モナコGP「壁に突っ込めばすぐ家に帰れる」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、2026年F1モナコGPを前に、自身が暮らすモナコならではの“ホームレース”事情についてユーモアを交えて語った。

    モナコ市街地コースはフェルスタッペンの自宅近くを通過することで知られており、4度のF1ワールドチャンピオンは「もしクラッシュしてもすぐ帰宅できる」と冗談を飛ばしている。

    一方で、モナコGPそのものに対しては特別な感情はあまりなく、「25ポイントを獲得できるレースのひとつ」と冷静な見方を示した。

    モナコの自宅前を通過する“ホームレース”
    2015年末からモナコに居住しているフェルスタッペンにとって、モナコGPは文字通り自宅の前を通るレースだ。

    レース中に自宅へ手を振るつもりはあるかとオランダメディアから尋ねられたフェルスタッペンは、笑みを浮かべながらこう答えた。

    「まだそこまでは考えていない」

    「反対側の壁にクルマを停めないことを願っている。そうなれば、あっという間に家に帰れるからね」

    モナコGPは多くのF1ドライバーにとって事実上のホームレースだが、フェルスタッペンらしい皮肉とユーモアがにじむコメントとなった。

    モナコGPは“25ポイントを獲るレース”
    モナコで2勝を挙げているフェルスタッペンだが、この伝統の一戦に特別な感傷は抱いていないという。

    「僕にとってはそれほど大きな意味はない」

    「主に25ポイントを獲得できるレースだと考えている。特に僕はすでにここで勝っているからね」

    「初めて勝った時なら、本当に特別なレースだと感じるだろうとは思う」

    世界的な注目を集めるモナコGPであっても、フェルスタッペンはチャンピオン争いに必要な得点源として冷静に捉えている。

    ニュルブルクリンクほど好きではない市街地コース
    フェルスタッペンは以前からニュルブルクリンク北コースへの愛着を公言しているが、今回もモナコとの比較について率直な考えを示した。

    「僕はもともと市街地コースの大ファンではない」

    「そういう意味では、ニュルブルクリンク北コースに近づくことは決してない」

    「もちろん、この週末のハイライトは予選だ」

    モナコではオーバーテイクが極めて難しいため、土曜日の予選結果がレースの行方を大きく左右する。フェルスタッペンもその重要性を強く認識している。

    勝負を分けるのはマシンへの信頼感
    モナコではドライバーの腕がより重要になると言われるが、フェルスタッペンはまずマシンへの信頼感が不可欠だと強調した。

    「クルマに自信を持てれば、もちろん違いを生み出せる」

    「でも、ここでそう感じられるかどうかはまだ分からない」

    レッドブルは金曜日のプラクティスでフェラーリ勢に後れを取り、フェルスタッペン自身も縁石やバンプへの対応に課題があると認めている。モナコで3勝目を狙うためには、土曜日までにマシンバランスを改善できるかが大きな鍵となりそうだ。

  • マックス・フェルスタッペン F1モナコGPへ慎重姿勢「マシンの感触は未知数」

    マックス・フェルスタッペン F1モナコGPへ慎重姿勢「マシンの感触は未知数」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は、今週末のF1モナコGPを前に、レッドブルが改善すべき領域を挙げ、初日の走行を前に「マシンがどう感じられるか分からない」と慎重な見方を示した。

    前戦カナダGPでは今季初表彰台となる3位を獲得し、キミ・アントネッリ、ルイス・ハミルトンに続いてフィニッシュした。マクラーレンとメルセデスのライバル勢に問題が出たことも追い風となったが、フェルスタッペンはレッドブルが先頭集団にこれまで以上に近づいたと感じている一方、RB22にはバウンシングやドライバビリティの課題が残っていた。

    モナコ特有の路面がRB22の弱点を試す
    モナコGPで過去のような表彰台争いを再現できる可能性について問われると、フェルスタッペンは不確定要素の多さを強調した。

    「いろいろなことに左右される。でも、明日マシンがどう感じられるかは分からない」とフェルスタッペンは語った。

    「モナコはいつもサプライズが起こり得る。でも現実的に言えば、僕たちは低速では悪くなかった。ただ同時に、ここではバンプや縁石で良くなければならない。そこは僕たちがあまり得意ではないところだ。週末を通してどう進化していくか見ていく必要がある」

    モナコ市街地コースは道幅が狭く、わずかなミスでも大きな代償を払う。予選で限界まで攻めるためには、フリー走行でマシンへの信頼を築くことが重要になる。

    直線とバンプで残る課題
    フェルスタッペンは、レッドブルが改善したい領域は特定の一点ではなく、マシン全体に及ぶと説明した。

    「すべての領域で改善したい。もっとグリップが欲しいし、もっとパワーも欲しい。ブレーキング効率も良くしたいし、タイヤをもっと良い作動領域に入れたい。そういう意味では、あらゆるところで良くなりたい」

    「モントリオールを見ると、僕たちは明らかに直線で足りていなかったし、コーナーでも足りていなかったと思う。乗り心地、あるいは全般的にバンプ上での挙動はベストではなかった。そしてもちろん、他の場所では高速コーナーもある。ここには高速コーナーはないけど、通常そこはまだ僕たちの最大の強みではない」

    モナコでは高速コーナーの不足がレッドブルの弱点を一部隠す可能性はある。しかし、縁石や路面のうねりへの対応力は不可欠であり、RB22にとっては別の形で課題が浮き彫りになる週末となる。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) モナコグランプリ

    チーム内の方向性には手応え
    昨季から続く内部体制の変更についてもフェルスタッペンは問われた。夏にローラン・メキースがチーム代表に就任するなど、レッドブルでは組織面の再編が行われてきた。

    「チーム内の感触はいい」とフェルスタッペンはまとめた。

    「全員がうまく一緒に働いているし、僕たちは全員が同じ方向に向かっている。だから全員が自分のやるべきこと、そして何を達成したいのかを理解している」

    カナダで今季初の表彰台を手にしたレッドブルだが、モナコではその勢いがそのまま通用するとは限らない。低速性能が生きる一方で、バンプと縁石への対応力が問われる週末となり、フェルスタッペンにとって初日の走り出しが重要な判断材料になる。