カテゴリー: マックス・フェルスタッペン

  • フェルスタッペン父がラルフ・シューマッハを一蹴「また間違った情報だ」

    フェルスタッペン父がラルフ・シューマッハを一蹴「また間違った情報だ」

    マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が再び加熱している。元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、メルセデスがフェルスタッペン獲得に向けてオファーを提示したものの、「金銭面で条件が悪すぎて選択肢にならなかった」と主張した。

    しかし、この発言に対して父ヨス・フェルスタッペンが即座に反応。SNS上で「ラルフ、また間違った情報を持ち出している」とコメントし、シューマッハの主張を真っ向から否定した。フェルスタッペンの去就を巡る憶測が続くなか、新たな論争が注目を集めている。

    ラルフ・シューマッハがメルセデスのオファー説を主張
    元F1ドライバーで現在は解説者として活動するラルフ・シューマッハは、ポッドキャスト『Backstage Boxengasse』でフェルスタッペンの将来について言及した。

    シューマッハによると、フェラーリには現時点で空席がない一方で、メルセデス代表トト・ヴォルフが非公式にフェルスタッペンへ接触したという。

    「フェラーリには今のところ空きがない。そしてメルセデスでは、ヴォルフが裏で彼にオファーを出したと聞いている」

    さらにシューマッハは、その提案内容について次のように語った。

    「だが、そのオファーは金銭面であまりにも条件が悪く、選択肢にならなかったようだ。それが今、舞台裏で起きていることだと聞いている」

    この発言は各国メディアで報じられ、フェルスタッペンとメルセデスを結び付ける新たな移籍説として話題となった。

    ヨス・フェルスタッペンがSNSで即座に否定
    しかし、この情報について父ヨス・フェルスタッペンは事実ではないとの認識を示した。

    シューマッハの発言を紹介したInstagram投稿に対し、ヨスはコメント欄で次のように反論した。

    「ラルフ、また間違った情報を持ち出している」

    ヨスは詳細な説明こそ行わなかったものの、シューマッハが伝えた内容そのものを否定した形だ。

    カナダGPではヨスとトト・ヴォルフがパドック内で会話する様子が目撃されていたが、それが契約交渉だったことを示す証拠は確認されていない。

    依然として注目されるフェルスタッペンの将来
    フェルスタッペンの将来は依然としてF1パドック最大の関心事のひとつとなっている。

    2026年シーズンのレッドブル・レーシングは苦戦が続いており、フェルスタッペンはランキング7位。ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリとは100ポイント以上の差をつけられている。

    フェルスタッペンは2028年末までレッドブル・レーシングとの契約を結んでいるとされるが、契約には成績条項が含まれていると広く報じられている。オランダメディアでは、夏休み前の時点でランキング2位以内に入っていなければ離脱が可能になるとの報道も出ている。

    また、フェルスタッペンは2026年型パワーユニット規則への不満から引退の可能性に言及したこともあったが、2027年および2028年に向けたレギュレーション調整が進んだことで、その姿勢は以前より軟化したとみられている。

    移籍市場の中心であり続ける存在
    メルセデスは長年にわたりフェルスタッペン獲得に関心を示してきた。

    ルイス・ハミルトンのフェラーリ移籍が決定した際には、トト・ヴォルフが公の場でもフェルスタッペンへの関心を隠さなかった。しかし最終的にメルセデスはアントネッリを昇格させ、ジョージ・ラッセルとの体制を選択している。

    それでもフェルスタッペンを巡る噂は絶えない。バルセロナ・カタルーニャGPの週末には、フェルスタッペンがレッドブル首脳陣との会議に出席したことも報じられた。

    しかし本人はその内容について問われると、「何か新しいことがあれば自分から伝える」と語るにとどめている。

    ヨス・フェルスタッペンの否定によって、今回の「条件の悪いメルセデスのオファー」説の信憑性は大きく揺らいだ。ただしフェルスタッペンの将来そのものについては依然として不透明であり、今後もF1移籍市場の中心的な話題であり続けることは間違いなさそうだ。

  • フェルスタッペンにレーシングブルズ支配株譲渡? レッドブルF1慰留策の噂

    フェルスタッペンにレーシングブルズ支配株譲渡? レッドブルF1慰留策の噂

    マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が続く中、レッドブルが前例のない慰留策を検討しているとの噂がF1パドックで浮上している。

    F1ジャーナリストのジョー・サワードによると、レッドブルが姉妹チームであるレーシングブルズの支配的な株式をフェルスタッペンに提供する可能性が取り沙汰されているという。実現性は不透明だが、この噂そのものがレッドブルの危機感を示している。

    レーシングブルズ株式譲渡説の背景
    ジョー・サワードは自身のニュースレター『Business of Motorsport』で、パドック内で語られている説として、レッドブルがフェルスタッペンにレーシングブルズの支配株を提供する可能性があると伝えた。

    レーシングブルズは2006年にミナルディを買収して誕生したチームであり、現在もレッドブルが所有している。しかし近年は、1つの企業が2チームを保有する体制に対して疑問の声も高まっている。

    FIA会長モハメド・ビン・スライエムは複数チーム所有に関する規制強化の可能性を示唆しており、将来的にレッドブルがレーシングブルズの売却を迫られるとの見方もある。

    そのため、一部ではフェルスタッペンへの株式譲渡が解決策になるとの憶測が広がっている。ただしサワード自身は、この案が実現する可能性は高くないとの見方を示している。

    フェルスタッペン残留が最優先課題
    2026年からの新レギュレーション時代に入り、レッドブルはかつての圧倒的な優位性を失っている。

    技術部門や経営陣から重要人物が流出したことに加え、フェルスタッペンの去就も不透明な状況となっている。メルセデス移籍説や引退説まで飛び交う中、チームとしては何としてもエースドライバーを引き留めたい考えだ。

    サワードは、フェルスタッペンが少なくとも2027年末まではレッドブルに残留すると予想している。これは現行契約の終了より1年前にあたる時期であり、その頃には長年コンビを組んできたレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンへ移籍するとみられている。

    レッドブルはフェルスタッペン側に対し、近年の人材流出によって生じた穴を埋めるため、一流人材の獲得を進める方針を伝えているという。

    現役ドライバーによるチーム所有の現実性
    フェルスタッペンは2015年にトロロッソ(現レーシングブルズ)からF1デビューを果たしており、チームとの縁は深い。

    F1の歴史を振り返れば、ジャック・ブラバムやブルース・マクラーレン、グラハム・ヒルらが自身のチームを所有しながらレースに参戦した例も存在する。しかし、その多くは1960〜70年代の話であり、現代F1ではほぼ前例がない。

    フェルスタッペン自身もGT3レースで自らのチームを運営しているが、現役F1ドライバーが他チームのオーナーとなれば利益相反の問題が生じる可能性もある。

    そのため、レーシングブルズ株式譲渡案よりも、契約解除条項への対応や競争力向上による残留説得の方が現実的との見方が強い。

    夏休み前の決断に注目
    フェルスタッペンのマネジメント陣は、夏休み前までに将来に関する方向性を定める見込みだ。

    契約には解除条項の存在が指摘されているものの、マネージャー陣は「これまでもレッドブルには忠誠を尽くしてきた」と語っており、現時点で即座の離脱を示唆しているわけではない。

    レーシングブルズの株式譲渡という噂は実現性こそ低いかもしれない。しかし、それほどまでにレッドブルがフェルスタッペン残留を重視していることを示す話題であることは間違いない。

    2026年の新時代に苦戦するレッドブルにとって、チーム再建とフェルスタッペンの将来は切り離せない問題となっている。今後数週間の動向が、2027年以降のF1勢力図を左右する大きな鍵となりそうだ。

  • アイザック・ハジャー 「フェルスタッペンのチームメイト問題は僕には起こらない」

    アイザック・ハジャー 「フェルスタッペンのチームメイト問題は僕には起こらない」

    アイザック・ハジャーは、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして戦うことで、なぜオランダ人ドライバーがF1の基準とされているのかを改めて実感していると語った。

    今季、レッドブル・レーシングでフェルスタッペンのチームメイトとなった21歳のハジャーは、F1で8人目の僚友となった。過去には多くのドライバーがフェルスタッペンとの比較に苦しんできたが、ハジャーはここまで競争力を維持している。

    モナコGPでは自身初の表彰台を獲得したものの、その後ピエール・ガスリーの控訴が認められたことで結果的に表彰台を失った。それでもハジャーはトップ争いの環境に徐々に適応している。

    トップ争いへの手応えと自信
    ハジャーはViaplayの取材に対し、自身のここまでの歩みを振り返った。

    「時々振り返ってみると、『かなりうまくやれているな』と思うことがある」

    「一方で、『こここそ僕がいるべき場所だ』と感じることもある」

    フェルスタッペンと同じガレージで戦う最大のメリットとして、ハジャーはデータを共有できることを挙げた。

    フェルスタッペンのどこが最も印象的かと問われると、即座にこう答えた。

    「すべてのコーナーだ」

    「もしどこか一つのコーナーでマックスより速かったら、それだけでもかなり良い仕事をしていることになる」

    フェルスタッペンは別格の存在
    フォーミュラ4、F3、F2、そしてF1と数多くの才能あるチームメイトと戦ってきたハジャーだが、フェルスタッペンはこれまで経験した誰とも違うという。

    「どのチームメイトにも弱点はあるし、週末を通して自分の方が速いコーナーがいくつかあるものだ」

    「でもマックスは違う。すべてが安定していて、そのレベルが非常に高い」

    「それは本当に印象的だ」

    『僕には起こらない』と断言
    ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、リアム・ローソンなど、多くのドライバーがフェルスタッペンのチームメイトとして苦戦してきた。

    ハジャーはそうした前例についても十分認識しているが、不安を感じたことはなかったと明かす。

    「むしろ、なぜそうなったのか興味があった」

    7戦を終えた時点でその答えが見つかったかと問われると、笑顔でこう返した。

    「答えは見つからなかった」

    「でも一つだけ分かっていることがある。それは僕には起こらないということだ」

    レッドブル・レーシングへの信頼
    またハジャーは、フェルスタッペンがチーム内で特別扱いされているとの見方も否定した。

    「僕たちのマシンが同じである限り、問題ないと分かっている。今もそうだからね」

    さらに、今後も同等のマシンが与えられると考えているかとの質問には次のように答えた。

    「もちろんだ。それがチームというものだからね。ここはレッドブル・レーシングだ」

    「彼らは2台のマシンを速く走らせる方法を知っている」

    ハジャーの発言からは、フェルスタッペンという圧倒的な存在を認めながらも、自らは過去のチームメイトたちと同じ道を歩まないという強い自信がうかがえる。モナコでの快走を経て、レッドブル・レーシング内での評価をさらに高めつつある若手ドライバーは、今後もフェルスタッペンに最も近い位置で戦う存在となりそうだ。

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    フェルスタッペン レッドブルF1残留明言せず 契約解除条項が再び焦点に

    マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測が再び加熱している。オランダ紙『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレン記者によると、フェルスタッペンは先日行われたレッドブル首脳陣との会談でも、契約満了までチームに残留する意思を明確には示さなかったという。

    2028年末まで契約を結んでいるフェルスタッペンだが、2026年シーズンのレッドブル・レーシングは苦戦が続いており、将来に関する不透明感は依然として払拭されていない。

    ザルツブルク会談でも残留保証はなし
    フェルスタッペンは先週、共同オーナーのチャルーム・ユーウィッタヤ氏や最高経営責任者(CEO)のオリバー・ミンツラフらレッドブル首脳陣とザルツブルクで会談した。

    バルセロナでその件について質問されたフェルスタッペンは詳細を語らなかった。

    「他人が気にすることじゃない」

    「もともと予定されていたものだ。モナコの後に突然決まったわけじゃない」

    しかしファン・ハーレンによれば、この会談でレッドブル首脳陣が望んでいたような明確な残留表明は得られなかったという。

    「レッドブル経営陣にとって理想的なのは、マックスが『残る』と言うことだ」

    「そうなればチームに平穏が戻り、新たな人材獲得もしやすくなる。スポンサーにとっても魅力的になる」

    「フェルスタッペンはレッドブルにとって最も重要な人物だ。事実上、彼がチームを支えている」

    バルセロナで露呈したレッドブルの限界
    今回の憶測の背景には、2026年シーズンのレッドブル・レーシングの競争力低下がある。

    バルセロナ・カタルーニャGP後、フェルスタッペン自身もレッドブルを「4番手チーム」と表現した。

    ファン・ハーレンは、バルセロナがレッドブルの弱点を浮き彫りにしたと分析する。

    「レース後の彼の反応には諦めにも似たものがあった」

    「バルセロナはあらゆるタイプのコーナーを備えた総合力が試されるサーキットだ。どのコーナーでも彼らは遅かった」

    メルセデス、フェラーリ、マクラーレンが前方争いを展開する一方で、レッドブルは全体的なパフォーマンス不足に苦しんでいる。

    夏休み前の契約条項が重要な分岐点
    将来の鍵を握るのは、フェルスタッペンの契約に含まれているとされる離脱条項だ。

    ファン・ハーレンは次のように説明する。

    「フェルスタッペンは今年初めてこの条項を発動できる可能性がある」

    「夏休み期間中に評価のタイミングが設けられている」

    現在フェルスタッペンはドライバーズランキング7位につけており、シーズン前半の結果は期待を大きく下回っている。

    「彼が突然ランキング2位まで浮上するとは思えない」

    「今後数週間でフェルスタッペンは真剣に将来について考え始めるだろう。当然ながら移籍先の選択肢も必要になる」

    さらにファン・ハーレンは、フェルスタッペンが内部的にも残留保証を与えていないと指摘した。

    「彼はチーム内部に対しても残留を保証する意思表示はしていない」

    メルセデス移籍説とフェラーリ待望論
    元F1ドライバーのロバート・ドーンボスは、現在のドライバー市場はフェルスタッペンの決断待ちの状態だとみている。

    「メルセデスでは両ドライバーが1年契約だ」

    「最も優れた者が残ることになるだろう」

    「マックスの状況を考えると、もう一人のドライバーに席が残るかどうか分からない」

    「今後数か月は非常に興味深いものになる」

    一方、同じく元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは異なる見解を示した。

    「彼はどこへでも行ける」

    「ヨス・フェルスタッペンは私の意見に賛成しないかもしれない」

    「だが私ならあと1年レッドブルで走り、2028年にフェラーリへ移籍する」

    「そして史上最高のドライバーであるミハエル・シューマッハの後を追うだろう」

    フェルスタッペンの決断がF1市場全体を左右
    フェルスタッペンの将来は単なる一人のドライバーの去就にとどまらない。現F1グリッドで最も価値の高いドライバーの動向は、メルセデス、フェラーリを含むトップチームのドライバー市場全体に連鎖的な影響を与える可能性がある。

    特にレッドブルがオーストリアGPで投入予定の軽量化パッケージの成否は、フェルスタッペンが2027年以降もチームに将来性を見いだせるかどうかを判断する重要な材料となりそうだ。

    現時点でフェルスタッペンは残留も移籍も明言していない。しかし、レッドブル首脳陣が求める「残留保証」が得られていないという報道は、2026年シーズン最大級のストーブリーグの火種となりつつある。

  • フェルスタッペン レッドブルF1首脳会談の詳細を拒否「誰にも関係ない」

    フェルスタッペン レッドブルF1首脳会談の詳細を拒否「誰にも関係ない」

    マックス・フェルスタッペンの去就を巡る憶測が再びF1パドックを賑わせている。メルセデス移籍説が続くなか、先週オーストリア・ザルツブルクでレッドブル首脳陣との会談が行われたことが明らかとなり、その内容に注目が集まった。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは会談の詳細について語ることを拒否。さらに周辺関係者も契約交渉説を否定しており、今回の会談はシーズン前半戦の総括が主な目的だったとみられている。

    フェルスタッペン「知る必要があれば私から話す」
    バルセロナ・カタルーニャGPの週末を前に、フェルスタッペンはレッドブルGmbHの幹部らと会談するためオーストリアを訪問した。

    会談にはレッドブルのF1活動を統括するオリバー・ミンツラフCEOのほか、共同オーナーのチャレルム・ユウウィッタヤ、後継者のマーク・マテシッツ、そしてマネージャーのレイモンド・フェルミューレンも同席していたと報じられている。

    会談の内容について質問されたフェルスタッペンは詳細を明かさなかった。

    「それは誰にも関係ないことだ」

    「もともと予定されていた会談だ。モナコの後に突然決まったわけではない」

    さらに、プライベートジェットの移動履歴から自身の行動が追跡されていることについても冷静な姿勢を示した。

    「もちろん飛行機は追跡できる。別に問題はない」

    「みんなが僕の居場所を知ることはできるし、質問することもできる。でも答えるかどうかは僕が決める」

    「何か伝えるべきことがあれば、私から知らせる」

    契約交渉説を側近記者が否定
    会談が注目を集めた背景には、フェルスタッペンとメルセデスを結び付ける移籍説がある。

    特にフェルスタッペンのプライベートジェットがメルセデス本拠地に近いイギリスを経由した後にオーストリアへ向かったことで憶測はさらに加熱した。

    しかし、フェルスタッペン陣営に近い『De Telegraaf』のエリック・ファン・ハーレン記者は、今回の会談が契約や移籍に関するものではなかったと報じている。

    「誤解を解いておくと、フェルスタッペンは先週の会談でそのような話はしていない」

    関係者によれば、この会談は以前から予定されていたもので、各関係者の日程調整を経て実現したという。

    また会談の主なテーマは2026年シーズン前半戦のレビューだったとされている。

    苦戦するレッドブルが憶測を加速
    もっとも、今回の憶測が完全に消えない理由もある。

    レッドブルは2026年シーズンに苦戦しており、フォードとの共同開発による新パワーユニットは有力視されながらも、マシン全体の競争力不足が続いている。

    バルセロナでフェルスタッペン自身もRB22の現状を厳しく評価した。

    「高速コーナーでも低速コーナーでもタイムを失っている。つまり、ほぼすべての場所でだ」

    「一日中グリップがなく、クルマのフィーリングもバランスも良くなかった」

    「上位争いができるとは思わない」

    「これが今の僕たちの立ち位置だ」

    現在の成績不振が続く限り、フェルスタッペンの将来を巡る憶測が消えることはなさそうだ。

    ヴォルフはメルセデス移籍説を改めて否定
    一方で、移籍先候補として名前が挙がるメルセデスのトト・ヴォルフ代表は、フェルスタッペン獲得説を改めて否定している。

    ジョージ・ラッセルの成績不振や、アンドレア・キミ・アントネッリの5連勝によって憶測が再燃するなか、ヴォルフは現在のドライバーラインアップに満足していると強調した。

    「今の2人以上にチームにいてほしいドライバーはいない」

    また、アントネッリとラッセルの実力差についても否定した。

    「2人はペースもレース結果も非常に近いレベルにある」

    「互いに刺激し合っているし、それは良いことだ」

    「キミはF1に求められるものを理解し、自分の才能を結果へ結び付けられるようになった。私たちは非常に感銘を受けている」

    レッドブルとの重要会談が行われたにもかかわらず、フェルスタッペン本人もメルセデス側も移籍の可能性を示唆する発言はしていない。少なくとも現時点では、ザルツブルクでの会談は契約交渉ではなく、苦戦する2026年シーズンを立て直すための戦略会議だった可能性が高そうだ。

  • マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPは孤独な4位「単純に遅すぎた」

    マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPは孤独な4位「単純に遅すぎた」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで4位に終わった後、レッドブル・レーシングが依然として課題を抱えていることを認め、「もっと努力しなければならない」と語った。

    予選では5番手を獲得し、チームメイトのアイザック・ハジャーも6番手につけるなどRB22の競争力に期待が高まっていた。しかし決勝では上位勢のペースについていくことができず、フェルスタッペンは3位ランド・ノリスから約17秒遅れの4位でフィニッシュした。

    「孤独なレースだった」と振り返るフェルスタッペン
    フェルスタッペンはレースを振り返り、ほとんど単独走行の状態だったと明かした。

    「正直なところ、レース全体を通してかなり孤独だった。特に大きな出来事もなくて、僕は前方のバトルをモニターで見ていただけだった。単純に僕たちは遅すぎたんだ」

    「どのタイヤコンパウンドでもついていけなかったし、各スティントで少しずつタイムを失っていた。厳しいレースだったけど、一方で今週末ずっとこんな感じだったとも言える」

    「どのタイヤでも少しずつ足りていない。だから僕たちはできる限りのことをした」

    戦略は正解もマシン性能不足を痛感
    フェルスタッペンはレース戦略自体には満足しており、問題は純粋なパフォーマンス不足にあったと分析した。

    「戦略面では良い仕事をしたと思う。実際に優勝した戦略と同じだったし、その点について不満はない」

    「ただ、もっと努力してマシンを改善しなければならない」

    今回のバルセロナでは、ルイス・ハミルトンがフェラーリで採用した3ストップ戦略が成功。レッドブルも同様の戦略を選択したが、純粋なレースペースの差を埋めることはできなかった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    オーストリアGPへ向けて課題は明確
    フェルスタッペンは次戦オーストリアGPに向けて、改善すべきポイントははっきりしていると説明した。

    「改善すべき領域は明確だ。マシンはいくつかの部分で不足している」

    「それと同時に、高負荷サーキットになるとタイヤマネジメントでもまだ少し遅れを取っている。そういった部分は今後取り組んでいかなければならない」

    レッドブル・レーシングは今季ここまで優勝争いから遠ざかるレースが続いており、バルセロナでも表彰台には届かなかった。次戦はチームのホームレースでもあるオーストリアGP。フェルスタッペンが指摘した弱点をどこまで改善できるかが注目される。

  • マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPで苦戦予想「全員がタイヤに苦しむ」

    マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPで苦戦予想「全員がタイヤに苦しむ」

    マックス・フェルスタッペンは、F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの決勝について、全ドライバーがタイヤマネジメントに苦しむ展開になるとの見通しを示した。

    今週末のバルセロナは高温コンディションに見舞われており、各チームとも深刻なタイヤデグラデーション(性能劣化)に直面している。決勝では2ストップだけでなく、3ストップ戦略も視野に入るとみられている。

    タイヤ摩耗が勝敗を左右か
    フェルスタッペンは週末を通じて主要勢の中で唯一ハードタイヤを集中的に使用しており、決勝で使用可能なハードタイヤのセット数がライバルより1セット少ない状況となっている。

    しかし、レッドブル・レーシングのエースは、そのハードタイヤでさえ満足のいく感触ではなかったと明かした。

    「正直なところ、どのタイヤも良くなかった」

    フェルスタッペンはRacingNews365などのメディアに対し、そう語った。

    「だから全員が苦しむと思う」

    「結局のところ、誰が一番苦しまないかという勝負になる。様子を見てみよう」

    5番手スタートから上位進出を狙う
    フェルスタッペンは予選でジョージ・ラッセルのポールポジションタイムから0.3秒遅れの5番手に終わった。

    決勝では前方へのポジションアップを目指すものの、簡単なレースにはならないと警戒している。

    「もちろん前を目指したい」

    「でも、どうなるか見てみないといけない。簡単にはいかないだろう」

    タイヤの消耗が激しいバルセロナでは、純粋な速さだけでなくタイヤをいかに長持ちさせるかが勝敗を大きく左右することになりそうだ。フェルスタッペンの言葉どおり、“誰が最も苦しまないか”がレースの鍵となる。

  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1の苦戦認める「やるべきことは多い」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1の苦戦認める「やるべきことは多い」

    マックス・フェルスタッペンは、バルセロナ・カタルーニャGP初日の走行後、レッドブル・レーシングが深刻なグリップ不足に直面していることを明かし、「やるべきことは多い」と危機感を示した。

    FP1を4番手、FP2を6番手で終えたフェルスタッペンは、高速域から低速域まで全体的にパフォーマンス不足を感じており、予選での上位争いにも悲観的な見方を示している。

    マックス・フェルスタッペンは、マシンバランスの問題がコースの特定区間に限られていないと説明し、「高速も低速も中速も失っている」とコメント。レッドブル・レーシングのチーフエンジニアリング責任者ポール・モナハンも課題を認めており、チームは土曜日に向けてセットアップ改善に全力を注ぐことになりそうだ。

    高速も低速も中速もグリップ不足
    フェルスタッペンは、RBの問題が特定のセクターに限られていないと説明した。

    「高速域で失っているし、低速域でも中速域でも失っている。ほとんど全部だ。今日は一日中、グリップもクルマの感触もバランスも足りなかった。そこを改善しようとしている」

    3種類のタイヤを試しても「何も良い感触はなかった」とフェルスタッペンは語り、他車の後ろを走るとさらにグリップがなくなるとも指摘した。

    「誰かの後ろを走るたびにグリップがない。クルマは本当にドリフトしているような状態で、タイヤがまったくグリップを出してくれない」

    予選フロントロー争いは否定
    土曜の予選でフロントローを狙えるかと問われたフェルスタッペンは、明確に否定した。

    「いや、それは絶対にない。今、自分たちがどこにいるのか分からない。フェラーリに何が起きたのかも分からないけど、僕たちにはやるべきことがたくさんある」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    モナハンも課題を認める
    レッドブルのチーフエンジニアリング責任者ポール・モナハンも、マシンに改善余地があることを認めた。

    「マックスは今日は物議を醸す無線メッセージが多かった。クルマは場所によって良くなかった。ただ、他と大きく違うかというと分からない。明らかな弱点を彼が示してくれたので、我々の仕事はそれを直す、あるいは改善することだ」

    モナハンは鈴鹿以降に進歩はあったとしながらも、ライバルも止まっていないため「まだ十分に近づけていないかもしれない」と語った。

    レッドブルは自車の最適化を優先
    モナハンは、ライバルのペースよりも自分たちのマシンをどう機能させるかが重要だと強調した。

    「我々は自分たちのクルマから最大限を引き出さなければならない。他が何をしているかを見て学ぶことはできるが、最終的には我々のクルマが必要とするものに合わせるしかない」

    バルセロナの金曜は、レッドブル・レーシングにとって課題の多い一日となった。フェルスタッペンの発言からは、単なるセットアップ不足ではなく、全速度域でのグリップとバランスに苦しむ現状が浮かび上がっている。

  • フェルスタッペン F1エンジン規則の妥協案を支持「正しい方向に進んでいる」

    フェルスタッペン F1エンジン規則の妥協案を支持「正しい方向に進んでいる」

    2026年F1シーズンの勢力図を左右するエンジン規則とADUO(追加開発・アップグレード機会)制度を巡り、マックス・フェルスタッペンが自身の見解を明かした。

    F1は2027年と2028年にかけてパワーユニット規則の見直しを実施することで合意し、2026年から導入される新世代エンジンの電動化比率を段階的に引き下げる方針を決定した。

    新規則については、内燃エンジンと電力出力をほぼ50対50とする当初案に対し、フェルスタッペンが「このままならF1を続ける理由がない」と強い懸念を示すなど、多くのドライバーや関係者から批判の声が上がっていた。

    そうした中で実現した今回の妥協案について、フェルスタッペンは完全な理想形ではないとしながらも、「正しい方向への一歩」と評価した。

    一方で、FIAが実施した初回ADUO評価ではレッドブル・パワートレインズが全メーカー中トップと判定され、追加開発の対象外となった。メルセデス優勢との見方が広がるパドックの認識とは異なる結果に、フェルスタッペンは「驚き」と「困惑」を隠さず、レッドブルがFIAに説明を求めている現状についても言及した。

    2027年からのエンジン規則変更を歓迎
    F1は2026年から導入される新世代パワーユニットについて、内燃エンジンと電力の出力比率がほぼ50対50になることへの懸念を受け、2027年と2028年にかけて段階的な見直しを実施することで合意した。

    新たな方針では、2027年に58対42、2028年には60対40へと内燃エンジン側の比率を高める。

    これまで新規則を最も強く批判してきたひとりであるフェルスタッペンは、60対40をF1残留の最低条件と示唆していたこともあり、今回の決定について前向きに受け止めている。

    「今年のうちに変更が決まったのは良かったと思うし、来年以降についてもそうだ」

    「もちろん理想を言えば、2028年に予定されている内容を来年から実施してほしかった。でも、その中には政治的な事情もあると理解している」

    「少なくとも彼らが行っている変更は正しい方向に向かっている。それは良いことだと思う」

    レッドブル首脳陣との会談には沈黙
    その一方で、フェルスタッペンは今週、オーストリアでレッドブル首脳陣と会談したと報じられ、将来に関する憶測が再び広がっている。

    しかし会談の内容について質問されると、詳細な説明は避けた。

    「もし自分が何か新しいことをするなら、その時は知らせるよ」

    2028年末まで契約を結んでいるフェルスタッペンだが、メルセデス移籍説は依然として消えておらず、その動向は引き続き注目を集めている。

    ADUO評価には『驚き』と『困惑』
    今回のバルセロナ・カタルーニャGP週末では、FIAが実施した初回ADUO評価も大きな話題となった。

    FIAはレッドブル・パワートレインズを2026年F1エンジンのトップと評価。この結果、レッドブルには追加開発が認められず、メルセデスやフェラーリには性能改善の機会が与えられることになった。

    しかしパドックでは、開幕から圧倒的な強さを見せるメルセデスのパワーユニットが最強との見方が一般的であり、レッドブル陣営もこの評価に疑問を呈している。

    フェルスタッペンも率直な思いを明かした。

    「僕たちは驚いている。なぜなら、自分たちが最高だとは感じていないからだ」

    ただし、短期間でここまでパワーユニットを開発したレッドブル・パワートレインズの働きについては高く評価した。

    「彼らが成し遂げたことは本当に素晴らしい。正直なところ、ここまでの位置からスタートできるとは思っていなかったし、あれほど短期間で達成したことは信じられないほどだ」

    「まだ信頼性の課題はいくつか残っている。でも、そのプロジェクトの一員として取り組みを見ているのは本当に素晴らしい経験だ」

    「彼らは決して満足しないし、物事がうまくいかなかった時には誰よりも悔しがる」

    FIAの評価見直しが進行中
    レッドブルは現在、FIAの評価結果について正式に問い合わせを行っており、FIAも分析手法やデータに誤りがなかったか再検証を進めている。

    フェルスタッペンは開発陣への誇りを口にしながらも、今回の判定には違和感があると認めた。

    「もちろん誇りには思っている。ただ、突然『自分たちがベストだ』と言われても少し混乱しているんだ」

    「なぜなら、僕たち自身はそう感じていないからね」

  • フェルスタッペンがレッドブルF1首脳と極秘会談 メルセデス移籍説が再燃

    フェルスタッペンがレッドブルF1首脳と極秘会談 メルセデス移籍説が再燃

    マックス・フェルスタッペンがモナコGP後にレッドブル首脳陣との重要会談を行っていたことが明らかになり、将来を巡る憶測が再び加熱している。2028年まで契約を結んでいるにもかかわらず、メルセデス移籍の噂は消えておらず、2026年シーズン序盤の苦戦も相まって去就への注目が高まっている。

    レッドブル側も今後の方針決定を迫られている状況で、フェルスタッペン本人がチームの将来性をどう評価しているのかが焦点となっている。

    一方でメルセデスではジョージ・ラッセルの契約問題が続いており、両者の動向が複雑に絡み合っている。

    さらに元F1ドライバーのロベルト・ドーンボスは、メルセデスがフェルスタッペン獲得に向けて動いていた可能性を指摘。こうした状況のなか、アンドレア・キミ・アントネッリだけは「絶対に手放さない存在」と見られている。

    ザルツブルクで行われた重要会談
    モナコGP終了後、フェルスタッペンはバルセロナへ向かう前にオーストリア・ザルツブルクを訪れた。

    そこでレッドブルの共同オーナーであるマーク・マテシッツ、スポーツ部門責任者オリバー・ミンツラフ、共同オーナーのチャルーム・ユーウィッタヤ、そして自身のマネージャーであるレイモンド・フェルミューレンと会談したと報じられている。

    タイミングは極めて意味深だ。

    フェルスタッペンは2028年末まで契約を結んでいるが、レッドブルは2026年シーズン序盤から苦戦しており、さらに長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンへ移籍する見通しとも報じられている。

    こうした状況が、メルセデス移籍説に再び火をつけている。

    契約解除条項の存在を指摘
    スイスのベテラン記者ロジャー・ブノワは、レッドブルが重要な判断を迫られていると指摘した。

    「レッドブルは今、71勝を挙げているドライバーの将来を真剣に考える必要がある」

    「彼には2028年末まで契約があるが、当然ながらさまざまな離脱条項やオプションも確保している」

    ブノワによれば、フェルスタッペンは夏休み前にも2027年に関するオプションを行使できる可能性があるという。ただし最終的な決断期限は10月頃になるかもしれないとしている。

    そして次のように疑問を投げかけた。

    「彼はまだレッドブルで5度目のタイトルを獲得できると信じているのだろうか」

    メルセデス移籍ならラッセル放出か
    ブノワはメルセデスの状況についても踏み込んだ。

    「メルセデスのドアは常に開いている」

    「ひとつだけ明らかなことがある。もしフェルスタッペンがシルバーアローズで走りたいと言えば、ラッセルは去ることになる」

    「そういう厳しい世界なんだ」

    また元レッドブルドライバーのロベルト・ドーンボスも、トト・ヴォルフの最近の発言に注目している。

    「トトが『お気に入りの3人のドライバーが表彰台、あるいは予選上位にいた』と言っていたのを聞いた」

    「その3人とはマックス、ルイス・ハミルトン、そしてキミだった」

    「ジョージにとって気持ちの良いメッセージではない」

    ラッセルの契約問題にも影響
    ドーンボスは、ラッセルの契約延長交渉が長引いた背景にもフェルスタッペンの存在があったと主張する。

    「メルセデスはジョージとの契約延長を長く待たせていた。なぜならその間にマックス・フェルスタッペンと話をしていたからだ」

    「ジョージは待たされた。『僕の契約はどうなったんだ?』という状況だった」

    「結局、彼が得たのはパフォーマンス条項付きの1年契約だけだった」

    2026年シーズンここまででラッセルはチームメイトのアントネッリに60ポイント以上の差をつけられている。

    「正直なところ、現時点ではその条項を満たしているとは思えない」

    「6戦を終えてチームメイトに60ポイント以上離されているのは良い数字ではない」

    アントネッリはメルセデスの将来そのもの
    一方で、ドーンボスはアントネッリの将来については断言した。

    「ひとつだけ確かなことがある。アンドレア・キミ・アントネッリはどこにも行かない」

    また、メルセデスが19歳の若きスターを慎重に育成している様子も明かした。

    「彼は最近ひとり暮らしを始めたことを知っているか?」

    「もう両親とは住んでいない。家事も自分でやっている」

    「まだハウスキーパーすら雇っていない」

    モナコGP優勝による報奨金などで大きな収入を得たにもかかわらず、その生活ぶりは変わっていないという。

    「おそらくモナコでの優勝やボーナスで1000万ドルほど手にしたはずだ」

    「それでも彼は驚くほど地に足がついている」

    「トト・ヴォルフや彼の家族にとって最も重要なのもそこだ。彼を常に地に足のついた状態で成長させることなんだ」

    Source: GMM