カテゴリー: トヨタ

  • フェルナンド・アロンソ 「WECでタイトルを獲得することが最優先事項」

    フェルナンド・アロンソ 「WECでタイトルを獲得することが最優先事項」

    フェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)でチャンピオンを獲得することが今の最優先事項だと語る。

    今年、F1と並行してトヨタからWECに参戦するフェルナンド・アロンソは、開幕戦スパ・フランコルシャン、そして、第2戦ル・マン24時間レースで2連勝を果たしている。

    トヨタのチームウェアに自身のブランドであるお馴染みのKimoaのキャップをかぶったフェルナンド・アロンソはで「大きな可能性があるし、僕は数年間スポーツカーを走らせている」と第3戦の舞台となるシルバーストンでコメント。

    「感触はいい。競争力があると感じているし、雰囲気もいい。もちろん、僕はスパで勝ってるし、ル・マンでも買っているので、今はさらにポジティブに感じている。トヨタはとてもコミットされたチームだし、初日から非常にプロフェッショナルだった。彼らの働き方や準備の仕方を気に入っている」

    「それはWECも同じだ。僕にとってチャンピオンシップは初日からドアがオープンだった。彼らはかなり満足しているし、全員を幸せにするためにできる限りのことをしている。関わっている全員が満足しているときは、満足できるものだ」

    来季はF1に参戦しないことが決定しているフェルナンド・アロンソは、2019年はインディカーにフル参戦することが広く噂されている。9月には公式テストに参加されるとも言われているが、まだ何も公式発表はない。

    「2ヵ月後まで何かを決定したり、発表することはないだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「たぶん10月くらいになると思う。長く待つことになるし、多くの予測を生むことになるだろうね」

    世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げているフェルナンド・アロンソは、ル・マンを制覇したことで、残しはインディ500で優勝のみとなった。

    だが、フェルナンド・アロンソは、WECでタイトルを獲得することが今のところの最優先事項だと語る。

    「“スーパーシーズン”の優先事項のひとつは、ワールドチャンピオンに勝つことだった。最優先事項はル・マンだったけど、2つ目の優先事項はワールドチャンピオンになることだった。今はそれが最大の目標だ」

    「来年はセブリングとオーストリアの日程が重なっていたけど、今はWECのプライオリティとワールドチャンピオンの可能性がさらに高まっている」

  • WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間 公式練習レポート

    WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間 公式練習レポート

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 第3戦 シルバーストン6時間レースの公式練習1回目と2回目が8月17日(金)に行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは、両セッション共にトップ2を占める順調なスタートを切った。

    1-2フィニッシュで終えたル・マン24時間レースから9週間のインターバルを経て、チームは再びレースへと戻って来た。TOYOTA GAZOO Racingがこれまでに2勝を挙げているシルバーストンでの初日は、好天に恵まれる中、2回の1時間半にわたる公式練習走行が行われた。

    この日の2度の公式練習では、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るTS050 HYBRID 7号車が両セッションでトップタイムをマーク。今季の開幕から2連勝を続けている、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車も僅差の2番手につけている。

    シルバーストン・サーキットは、昨年4月にTOYOTA GAZOO Racingが勝利を挙げた後、路面が全面再舗装された。これにより、ドライバー、エンジニア共にコースを学び直す必要があるう。また昨年の最終戦バーレーン以来となる高ダウンフォース空力仕様の最適化も必要。しかしながら、公式練習1回目のセッションは、他チームの車両のアクシデントによる2度の長い赤旗中断に阻まれ、充分なデータ収集には至らなかった。

    夕刻から開始された公式練習2回目のセッションは順調に推移し、2台のTS050 HYBRIDはセットアップやハイブリッド・セッティングの最適化に多くの時間を費やすと共に、1周5.901kmのシルバーストン・サーキットに適応するタイヤの様々なコンパウンド評価を行った。

    計3時間にわたる2度の公式練習を終えて、2台のTS050 HYBRIDは146周、861kmを走破。チームは明日、予選へ向けて最後の調整のチャンスとなる、1時間の公式練習3回目を経て、午後の予選へと臨む。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習1回目 : 1番手 (1分39秒916), 24周
    公式練習2回目 : 1番手 (1分38秒536), 48周

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習1回目 : 2番手 (1分40秒191), 27周
    公式練習2回目 : 2番手 (1分39秒893), 47周

    小林可夢偉(7号車):
    とても順調な一日でした。低ダウンフォース空力仕様で走行したル・マンの後、高ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDでシルバーストンに戻って来ましたが、着実に改良を進めており、良いスタートが切れたと思います。出来る限りの準備はしましたし、今のところ全てが上手く行っていると思います。明日が楽しみです。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    多くのテスト項目をこなし、レースへ向けての最適なセットアップを探していました。TS050 HYBRIDは力強く感じますが、いつものことながらクリーンなラップを得るのが難しいです。予選では上手く行くことを願っています。コースの状態はセッションが進むごとに良くなっており、新しい路面のグリップレベルは、これまでよりもやや高くなっているようです。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    順調に初日を終えましたが、まだ長いレースウィークは始まったばかりですし、更なる努力を続ける必要があります。我々は今日、決勝レースへ向けた準備を進めると共に、コース上の混雑の状況について学びました。私自身はとても満足しています。今日は公式練習1回目の赤旗中断のためにあまりドライブすることは出来ませんでしたが、公式練習2回目で最速ラップをマークすることが出来たのは良かったです。

    中嶋一貴(8号車):
    決勝レースにおいて鍵となる、セットアップの最適化やタイヤの様々なコンパウンドについてテストをこなしました。幾つかの興味深いデータも得られたので、詳細な分析をする必要があります。今回から高ダウンフォース空力仕様になりますが、ここシルバーストンで走るのはほぼ昨年と同じで馴染みがありますし、感触も悪くありません。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    ル・マンの後、ずいぶん長い時間が空いてしまいましたが、ようやくTS050 HYBRIDのコックピットに戻ることが出来て嬉しいです。今日はまずまずのスタートを切ることができました。トラブルに見舞われることなく多くの周回を重ね、異なるタイヤの仕様について有意義なデータが得られました。今日の結果には満足していますし、明日からの予選と決勝レースが楽しみです。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    シルバーストンに戻って来て、順調な一日を過ごすことが出来て最高の気分です。今日は2度のセッションをトラブル無くこなし、多くの周回を重ねることが出来ました。これは、タイヤの仕様やセットアップについて多くのデータが得られたということを意味しています。これから我々は、今日得られたデータを分析し、予選に向けての最適化を図り、最高のポジションを目指します。

    WEC第3戦 シルバーストン6時間 公式練習1回目結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    24 1:39.916
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    27 1:40.191
    3 3 トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    20 1:40.943
    4 1 アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    4 1:43.155
    5 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    17 1:43.176
    6 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    20 1:43.957
    7 10 ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    16 1:44.533
    8 4 オリバー・ウェッブ
    レネ・ビンダー
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
    17 1:44.770

    WEC第3戦 シルバーストン6時間 公式練習2回目結果(LMP1クラス)

    順位 No. ドライバー名 チーム/車種 周回 ベストタイム
    1 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    48 1:38.536
    2 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    47 1:39.893
    3 17 ステファン・サラザン
    イゴール・オルトツェフ
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    27 1:40.179
    4 3 トーマス・ローレン
    マティアス・ベシェ
    グスタボ・メネゼス
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    32 1:41.369
    5 11 ヴィタリー・ペトロフ
    ミカエル・アレシン
    ジェンソン・バトン
    SMPレーシング/
    BRエンジニアリングBR1・AER
    40 1:41.587
    6 10 ヘンリク・ヘドマン
    ベン・ハンリー
    レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ
    ドラゴンスピード/
    BRエンジニアリングBR1・ギブソン
    21 1:43.449
    7 1 アンドレ・ロッテラー
    ニール・ジャニ
    ブルーノ・セナ
    レベリオン・レーシング/
    レベリオンR13・ギブソン
    8 4 オリバー・ウェッブ
    レネ・ビンダー
    バイコレス・レーシング・チーム/
    エンソ・CLM P1/01・ニスモ
  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 2日目 | トヨタのタナックが首位堅持

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 2日目 | トヨタのタナックが首位堅持

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第9戦 ラリー・ドイチェランドの競技2日目デイ2が8月17日(金)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を堅持した。また、デイ1総合15位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合5位に、総合12位のエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合7位に、それぞれ順位を上げた。

    ラリー・ドイチェランドのデイ2は、モーゼル河畔のブドウ畑内のステージを始めとする、3本のステージを各2回走行した。タナックはオープニングのSS2こそ3番手タイムに留まったが、以降はSS3からSS7にかけて5ステージ連続でベストタイムを記録。2位の選手とのタイム差を12.3秒に拡げた。ちなみに、ターマック(舗装路)ラリーでヤリスWRCがラリーをリードしたのは2017年参戦以来初めてであり、ターマックでのクルマの進化を確認できた1日となった。ラトバラとラッピは、1日を通してライバルチームの選手と僅差の総合4位争いを続け、ラトバラは安定した走りで総合5位に。総合4位の選手との差は僅か1秒。また、ラッピはSSの2番手タイムを2回記録。SS2からSS4にかけて総合4位につけていたが、その後ややペースが上がらず総合7位で1日を終えた。

    競技3日目となる8月18日(土)のデイ3は、ボスタルジーのサービスパークを中心に4本のSSを各2回走行する。そのうちSS8/12「アリーナ・パンツァープラッテ」、SS9/13「パンツァープラッテ」は、バウムホールダー軍事演習場内を走行するラリー・ドイチェランドの名物ステージ。軍事演習場内の道は舗装路ながら路面の状態が目まぐるしく変わり、アスファルトではなくコンクリートで舗装された特殊な路面も多くある。全般的にタイヤに厳しい路面が続き、特にパンツァープラッテは全長38.57kmと今大会最長のステージのため、タイヤの摩耗コントロールが非常に重要となる。8本のSSの合計距離は150.12km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は453.94kmと、デイ3は4日間でもっとも長い距離を走行する1日となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)昨日から今日にかけての7本のSSで6本のベストタイムを記録し、このような順位でデイ2の夜を迎えられ、本当に素晴らしい気分です。オットはクルマに全幅の信頼を寄せているので、とてもイージーに走っているように見えます。ターマックにおけるこのクルマのパフォーマンスは、去年のシーズン始めからチーム全員が続けてきたハードワークの産物です。また、ヤリ-マティとエサペッカもクルマに良いフィーリングを感じていると思います。このラリーはコースコンディションの違いが大きいため、走りに自信を持つのが本当に難しいのですが、彼らは明日に向けて良いポジションにつけています。明日のパンツァープラッテのSSは一部の道がかなり荒れていますが、非常にハイスピードなコースなので全開で走らなければなりません。いかなる事も起こりうるステージだと言えます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今朝は、これまで経験したことがないくらい後方からのスタートだったため、路面に多くの泥が出ており、そのようなコンディションに対する自信がやや欠けていました。しかし、日中のサービスでフロントデフのセッティングを少し変えたところ、午後のステージでは状況がかなり良くなりました。午後の再走ステージ、特にミッテルモーゼルの2回目のSSの走りにはとても満足していますし、明日は良い戦いができると思います。明日は、このラリーで自分が最も好きなステージが続きます。道幅が広いため、より多くのレーシングラインを通れることが、気に入っている理由です。また、路面が今日のステージよりもクリーンである事も、私には合っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    ほぼ完璧な1日でした。良いドライビングができたと思いますし、クルマも本当に良く走ってくれました。このクルマで、本日のような非常に特殊なステージを走るのは初めてでしたし、すべてが自分にとっては新しい体験でした。しかし、すぐに対応する事ができ、最初のステージから良いリズムが感じられたので、1日を通して思いっきり攻める事ができました。午後のステージは、ランチタイムに雨が降ったためコーナーごとにタイヤのグリップレベルが異なり、とても難しく感じました。それでも、ミスのないクリーンな走りができました。明日は、挑戦し甲斐があるバウムホールダー演習場内のステージを走るなど大変な1日となるでしょうが、自分のアプローチは今日と変わりません。まだまだ先は長いので、集中力を最後まで保ち続ける必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    午前中の1回目の走行はとても良かったと思います。路面のコンディションは良好で、クルマも最高でした。しかし午後は状況が大きく変わり、ブドウ畑の道はいくつかのコーナーで泥や砂利が多く出ていて滑りやすく、かなり苦戦しました。ただしクルマに問題があった訳ではなく、自分が自信を持てなかっただけです。絶対にミスをしたくなかったので、少し抑え過ぎてしまいました。とはいえ、明日は長い1日ですし出走順も悪くありません。4位の選手との差はたった5秒なので、頑張りたいと思います。

    ラリー・ドイチェランド デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 59m22.6s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +12.3s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +27.4s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +37.8s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +38.8s
    6 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +42.7s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +42.8s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +58.0s
    9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +59.0s
    10 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m21.4s

  • WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 初日 | トヨタのタナックが総合1位

    WRC 第9戦 ラリー・ドイチェランド 初日 | トヨタのタナックが総合1位

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドが8月16日(木)に開幕。デイ1としてドイツ西南部のザンクト・ヴェンデル市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合12位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合15位につけ、ヤリスWRCは全車がSS1を走破した。

    ラリー・ドイチェランドは16日の午前中に、サービスパークが置かれるボスタルジーの近くでシェイクダウンが行なわれ、全長5.52kmのターマック(未舗装路)ステージでタナックが全体のベストタイムを、ラトバラが2番手タイムを、ラッピが8番手タイムを記録した。そして、夕方7時過ぎにザンクト・ヴェンデルの市街地でSS1がスタート。大きな牧草ロールによって形づくられた、全長2.04kmの非常にタイトなターマックコースで、タナックがベストタイムを記録。初日を首位で終えました。また、ラッピとラトバラはタナックに対しやや遅れをとったが、それでも15位ラトバラとタナックの差は2.6秒に過ぎず、明日のデイ2が本格的な戦いの始まりとなる。

    競技2日目となる8月17日(金)のデイ2は、ボスタルジーのサービスパークを中心に3本のSSを各2回走行する。そのうちSS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、古都トリアーから近いモーゼル河畔のブドウ畑が主舞台となる。ブドウ畑内の舗装路は幅が狭く、ヘアピンコーナーや、直角コーナーがとても多いのが特徴。また、雨が降ると路面が非常に滑りやすくなり、難易度が大幅に上がる。6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は449.52kmとなる。

    カイ・リンドストローム(スポーティング・ディレクター)
    最初のSSを大きな問題なく、そしてベストタイムで終える事ができ満足しています。また、午前中のシェイクダウンでは1、2番手タイムを記録し良い出だしとなりました。もちろん、シェイクダウンのタイムはラリーの最終結果に何も影響しませんが、クルマの仕上がりが良く、ドライバー全員が喜んでいる姿を見るのはやはり嬉しい事です。このラリーで、我々は常に天気を注視しています。週の初めの天気予報では雨が降らない見込みでしたが、どうやら明日の金曜日は降雨がありそうです。もし雨が降ると、ブドウ畑のステージは誰にとっても非常にトリッキーになるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    しばらくグラベル(未舗装路)のラリーが続いたので、シェイクダウンでの狙いは、グラベルとは大きく異なるターマックでのドライビング感覚を取り戻す事でした。そして、4回の走行でその感覚を取り戻すことができました。ラリーう・ドイチェランドに向けたテストを終えた後、セッティングに関していくつかクリアにしたい事があったのですが、それをシェイクダウンで確認する事ができましたし、クルマの仕上がりには満足しています。スーパーSSでは小さなミスでエンジンが止まってしまいましたが、だからといって世界が終わったわけではありません。このラリーではしばしばタイヤ選択で勝敗が決まるので、明日は天候の変化に注意する必要があります。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    すぐに良いペースをつかむ事ができて良かったと思います。このラリーに向けてのテストを行なったのは今から数週間前でしたので、まずは午前中のシェイクダウンでターマックの走行感覚を思い出し、満足出来る形で終える事がとても重要でした。シェイクダウンではクルマに少しセッティング変更を施しましたが、全体的なバランスは良好でした。SS1は全体的にかなりタイトで、我々のクルマに合っていないコースでした。走りのフィーリングはあまり良くなかったので、ベストタイムが出たのには驚きました。きっと、誰にとっても難しいステージだったのでしょう。明日からの本格的なステージが楽しみです。この週末、優勝争いはかなり激しくなると思われますが、全力で臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    前戦ラリー・フィンランドでのクラッシュがあったので、シェイクダウンは走りの感覚を取り戻すための良いチャンスでした。シェイクダウンのコースは非常にスムーズで、クルマはかなりグッドフィーリングでした。SS1では良い感覚がまったく得られませんでしたが、明日からのステージとはタイプが大きく異なるので、気にするべきではないでしょう。今週末は良い結果を期待しており、表彰台に上がる事が最低限の目標です。ターマックラリーとクルマの仕上がりには自信があるので、優勝を狙って戦いたいと思います。

    ラリー・ドイチェランド デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2m11.2s
    2 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +0.1s
    3 オーレ・クリスチャン・ヴェイビー/スティグ・ルンネ・スクヤルモエン (シュコダ ファビア R5) +0.2s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.4s
    5 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +0.6s
    6 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.9s
    7 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.0s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1.1s
    9 ウンベルト・スキャンドラ/アンドレア・ガスパリ (シュコダ ファビア R5) +1.3s
    10 カイエタン・カイエタノビッチ/マチィ・シュツェパニアク (フォード フィエスタ R5) +1.4s
    12 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.5s
    15 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2.6s

  • WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 第3戦 シルバーストン6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、ル・マンでの初優勝から2か月、FIA世界耐久選手権(WEC)の2018-2019スーパーシーズンの第3戦、イギリスで行われるシルバーストン6時間レースに優勝を目指して臨む。

    この週末のシルバーストンは、トヨタが2012年にWECシリーズに復帰して以来、51戦目のレースとなる。これまでの50戦でトヨタは18勝、16回のポールポジションと45回の表彰台を獲得。そして、去る6月17日に、念願のル・マンでの初優勝を飾った。

    中嶋一貴とセバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名がドライブしたTS050 HYBRID 8号車は、ポールポジションからスタートしたル・マンで、24時間にわたる長いバトルをチームメイトの7号車と繰り広げ、トップでチェッカーを受けた。そして、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブした7号車が続き、TOYOTA GAZOO Racing が1-2フィニッシュを飾った。

    ル・マン24時間レースで優勝した8号車は、レースを終えた状態のまま、保存されることとなった。車両はイギリスで行われたグッドウッド・フェスティバルで展示された後、トヨタチームの本拠地であるドイツ・ケルン戻り、チームクルーと共に、7月23日に当地を訪れたトヨタ自動車社長の豊田章男の祝福を受けた。

    ル・マンでの優勝という最大の目標を成し遂げたチームの次なる目標は、シルバーストンレースに全力で臨み、再びポールポジションからの1-2フィニッシュを成し遂げ、昨年から続くWEC連続勝利を6に伸ばすこと。

    トヨタは2012年にWECに復帰して以来、シルバーストンでは2勝を含み、毎年表彰台でのフィニッシュを続けている。しかし、2017年のレース後に、路面が全面再舗装されたため、チームはこのイギリスのサーキットを学び直す必要がある。

    この週末、チームはストレートの最高速をやや犠牲にしてでもコーナーでの更なるグリップ向上を狙い、高ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを今季初めて持ち込む。この仕様は特に連続する高速コーナーを持つシルバーストンに最適となるよう設定されている。

    トヨタはまた、新たに設定し直されたLMP1クラスのEoT (Equivalence of Technology:技術の均等化)により、更なるパフォーマンス向上が見込まれる6台のノン・ハイブリッドLMP1勢に立ち向かわなくてはならない。このノン・ハイブリッド車はこれまでよりも燃料流量が増加され、TS050 HYBRIDに対し43.75%多い燃料流量を使える。また、その他にも最低重量の軽減など、幾つかの面でハイブリッド車に対して競争力が上がる変更が成された。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
    短い夏休みの後、今週末に再開するレースが楽しみです。チームの全員がル・マン優勝を喜んだと共に、ファンの皆様、スポンサーの方々から多くの祝福を頂きました。心より感謝いたします。ル・マン優勝の余韻は残りますが、我々は常に次のレースとその目標に向かっています。特にシルバーストンでは、今シーズン初めて高ダウンフォース空力仕様のTS050 HYBRIDを導入するので、周到な準備をして週末のレースに臨みます。ライバルたちも競争力を上げてくるでしょうから、我々も全力を尽くし、表彰台の頂点を目指します。

    小林 可夢偉(7号車)
    シルバーストンは高速で、レースを戦うのが楽しいサーキットなので、今週末を楽しみにしています。我々のTS050 HYBRIDは、第1戦スパ、第2戦ル・マンで示したとおりの速さがあるので、シルバーストンでもチャンスがあると思っています。我々の7号車にとっての今季初勝利を飾るべく、クルー全員で努力を続けています。しかし、最も重要なのは、チーム全体で好結果を得ることで、それを成し遂げる自信はあります。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    レースが待ちきれません。ル・マンのあとの休暇を楽しみましたが、私自身は既に準備万端です。母国でのレースは、他でのレースとは少し違います。友人や家族が、私がレースを戦うのを見に来てくれる機会はそんなにないので嬉しいです。また、シルバーストンのファンは素晴らしく雰囲気は最高です。シルバーストンでの目標はもちろん1-2フィニッシュの再現です。そして我々7号車が前に居られれば最高です。EoTの再調整があったので、戦いは更に厳しいものになると思いますが、まだ我々が強さを発揮出来ることを願っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    シルバーストンを再訪するのが本当に楽しみです。特に今年は昨年とは異なり、TS050 HYBRIDでの走行を経験しているだけに尚更です。好結果を望んでいますが、それがマイク、可夢偉との初優勝であれば理想的です。我々は昨シーズンの序盤、それこそ開幕戦のシルバーストンでいきなりレースをリードするなど、勝利に限りなく近いところで戦ってきましたが、まだ勝てていません。しかし、努力を続けていれば必ずチャンスが巡ってくることは分かっています。まず、今の目標はチームのために良い週末にすることです。

    中嶋 一貴(8号車)
    ル・マンでの勝利の後、信じられないような数週間を過ごしました。多くの祝福やメッセージを頂き、本当に感謝しています。まだ気持ちは高揚していますが、照準を切り替え、シルバーストンで強力なパフォーマンスをお見せできるよう集中します。再舗装されたことで、サーキットの特性がどのように変わったのかもとても楽しみですし、このレースから高ダウンフォース空力仕様を使うことになるので、予選や決勝へ向けての準備で、練習走行から忙しくなるでしょう。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    長い休暇をようやく終えて、一貴、フェルナンドと共にレースをするのが待ちきれません。シルバーストンはあまりハードなブレーキング箇所が多くないためハイブリッドカーにとって決して容易なサーキットではなく、加えてEoTの調整もあるため、今週末のレースは挑戦し甲斐のあるものになるでしょうが、私はバトルを楽しみにしています。また、例年4月に行われ、とても寒かったシルバーストンで、8月にレースをするということで、気候の面でも楽しみです。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    何週間かのインターバルを経て、再びTS050 HYBRIDでレースを戦えるのを楽しみにしています。もちろん、その間も私はとても忙しく過ごしてきましたし、チームもシルバーストンへの準備のために同様だったというのは知っています。ル・マンとは異なり、シルバーストンは私がとても良く知っているサーキットのひとつであり、私は既に再舗装を経験していますので、その知見がチームの助けになればと思っています。これまでのところ、我々は完璧なWECシーズンを過ごして来ていますので、今週末もそれを継続していきたいと思います。

  • WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・ドイチェランド プレビュー

    WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・ドイチェランド プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、8月16日(木)から19日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・ドイチェランドに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    前戦ラリー・フィンランドで、タナック/ヤルヴェオヤ組が今シーズン2勝目を飾り、チームは高いモチベーションを持ってラリー・ドイチェランドに臨む。ドイツは今シーズン3回目、そして4月の第4戦ツール・ド・コルス(フランス)以来となるターマック(舗装路)ラリーだが、コースのキャラクターはツール・ド・コルスと大きく違う。ラリー・ドイチェランドはもともと異なる地域で開催されていた3つのラリーが合体し、ひとつの大きなイベントになったという歴史がある。そのため地域ごとにステージの特徴はかなり異なる。トリアーの町から近いモーゼル河沿いのステージは、ブドウ畑の中の狭く曲がりくねった道を走行する。バウムホールダー軍事演習場が舞台となる「パンツァープラッテ」をはじめとするステージは、舗装路面の状態が刻々と変わり、コンクリート状の路面はグリップ力が低く、特に雨が降ると非常に滑りやすくなる。また、サービスパークが置かれるボスタルジー(ボスタル湖)周辺のザールラント地方のステージは全体的に道幅が狭く高速。それぞれの地域ごとに最適なクルマのセットアップは異なり、変わりやすい天気がセットアップとタイヤ選択をさらに難しくする。

    今年のラリー・ドイチェランドはザンクト・ヴェンデルの町がスタート&フィニッシュ地点となり、16日(木)にはデイ1としてオープニングのスーパーSSが行なわれる。17日(金)のデイ2は2本のブドウ畑のステージを含む3本のステージを各2回走行。18日(土)のデイ3はバウムホールダー軍事演習場を中心とする4本のステージを各2回走る。そして、競技最終日となる19日(日)のデイ3はブドウ畑のステージを2回走行し、ボーナスポイントの獲得がかかるパワーステージに指定された、ボーゼンベルグのSSでラリーは閉幕する。4日間で18本のSSを走行し、その合計距離は325.76km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1221.89kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    良いフィーリングでラリー・ドイチェランドに臨む事ができると考えています。ラリーに向けての事前テストは上手く行ったと思いますし、ここまでのところ、ヤリスWRCは舗装路で高いパフォーマンスを示しています。今回のラリーでも進化の継続を期待しています。昨年積み重ねた経験により、我々はいくつかのの領域について改善をしてきました。オットは昨年ドイツで優勝しており、きっと今年も活躍してくれるはずです。一方、ヤリ-マティとエサペッカは去年SSでベストタイムを記録しましたが、バウムホールダーのステージではパンクを喫し、その厳しさを知りました。道幅がとても狭く路面に泥が出ているようなステージもあり、このラリーではミスをしやすいので注意が必要です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    ラリー・フィンランドが終わってリラックスしていますし、良いフィーリングでラリー・ドイチェランドを迎えられそうです。引き続き好調を保ち、今年の終わりまで良いリズムで戦い続けられる事を期待しています。去年の時点で我々のクルマには既に高い競争力があったので、今年のドイツでもきっと速さがあるでしょう。畑の中の田舎道は狭く、高速で私にとってはとても楽しめるステージです。また、軍事施設内のステージにも良いセクションがいくつかあります。ただし、このラリーは天気が変わりやすいので、しっかりと準備をして臨まなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    フィンランドで優勝した事もあり、ドイツに向けては高い目標を設定しています。これからは、ひとつひとつのラリーで最高の結果を得ることを目標に掲げ、その上で再び選手権争いに加わる事ができるかどうか見極めたいと思います。私は多くの異なるタイプの道にチャレンジする事が好きなので、ドイツでは毎年ラリーを楽しんでいます。このラリーでは天気の変化を読む力がとても重要です。なぜならタイヤ選択が大きな差を生み、私は去年正しいタイヤ選択もあって勝利を手にする事ができたからです。ヤリスWRCの舗装路でのパフォーマンスはとても高いので、優勝争いをするための条件がすべて整っている事を期待していますし、とても自信があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    ラリー・ドイチェランドはいつも、非常にチャレンジし甲斐のあるラリーです。雨が降る事が多く、1日の間にしばしばコンディションが変わります。コーナーのイン側をカットして走ると泥が路面にかき出され、それがラリーを難しくします。私は過去にこのラリーで苦戦しましたが、困難に立ち向かう事は好きですし、再び舗装路を走るのはとても楽しみです。ツール・ド・コルスでは良いクルマのセットアップが見つかり、スピードも十分にありました。ドイツは大きく異なるラリーではありますが、ツール・ド・コルスの時と同じように良い走りができる事を願っています。

  • タミヤ、トヨタ ヤリスWRCの電動RCカーを発売

    タミヤ、トヨタ ヤリスWRCの電動RCカーを発売

    タミヤは、トヨタがWRC(FIA 世界ラリー選手権)に参戦するWRカー『ヤリスWRC』の電動RCカーを発売する。

    トヨタは、2017年に18年ぶりにWRCに復帰。初年度に2勝を記録し、ドライバーズ選手権で最上位4位、マニュファクチャラーズ選手権3位でシーズンを締めくくった。今年もヤリス WRCで参戦し、前戦ラリー・フィンランドで、オット・タナックが今シーズン2勝目を挙げている。

    タミヤは、1/10電動RCカーシリーズの新製品として「トヨタ ガズー レーシング WRT/ヤリス WRC」を発表。

    空力を追求した複雑なフォルムをポリカーボネートで実感たっぷりに再現。ライトケースやカナードなどはポリカーボネートの別部品、ドアミラーや大型リヤウイングも樹脂部品で用意したスケール感の高さが魅力。シャーシはシャフト4WDのTT-02を採用している。

    組立キット(58659)は2018年9月1日(土)ごろ発売。価格は12,960円(本体価格12,000円)。また、XBシリーズ(完成モデル:57903)は2018年9月29日(土)ごろ発売を開始する。価格は27,864円(本体価格25,800円)。

  • トヨタ 豊田章男社長、「DJ MORIZO」としてラジオレギュラー番組

    トヨタ 豊田章男社長、「DJ MORIZO」としてラジオレギュラー番組

    ドライバーモリゾウこと、トヨタ自動車の取締役社長の豊田章男が「DJ MORIZO」として、ラジオレギュラー番組「DJ MORIZO HANDLE THE MIC」のミュージック・ナビゲーターを担当することになった。

    「DJ MORIZO HANDLE THE MIC」は、2018年5月6日(日)に1時間の特別番組としてZIP-FMにて放送されたが、このたび8月4日(土)よりレギュラー番組として放送を開始することになった。

    番組では、DJ MORIZOとして「クルマの楽しさ」や「日々考えていること」を伝えていく。

    なお、放送内容は後日「GAZOO X channel」でも配信が予定されている。

    番組概要
    放送局:ZIP-FM 77.8
    番組名:DJ MORIZO HANDLE THE MIC
    放送日時:毎週土曜日 19時00分~19時30分
    ※8月4日(土)からスタート
    ミュージック・ナビゲーター:DJ MORIZO
    アシスタント:遠近由美子

    ※ZIP-FMでの聴取は、愛知県全域と岐阜県、三重県の一部地域のみ可能。
    ※ラジコ(radiko.jp)のプレミアム会員にご登録されている方は、上記の地域以外にお住まいの方でも聴取可能。

  • WRC ラリー・フィンランド | トヨタのオット・タナックが今季2勝目!

    WRC ラリー・フィンランド | トヨタのオット・タナックが今季2勝目!

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第8戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が7月29日(日)にいユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が今季2勝目を飾った。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合3位でフィニッシュ。総合4位につけていたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)は、クラッシュによりリタイアとなった。

    ラリー・フィンランドのデイ4は、ユバスキュラの東側エリアで2本のステージを各2回走行。デイ3で総合2位の選手に39秒のギャップを築いていたタナックは、注意深く最初の3本のSSを走行した。しかし、トップ5タイムを記録した選手にボーナスの選手権ポイントが与えられる、最終のパワーステージでは今ラリー12回目となるベストタイムを記録し、第5戦ラリー・アルゼンティーナ以来となる今シーズン2勝目を手にした。タナックとヤルヴェオヤはパワーステージを走り終えた直後、チーム総代表の豊田章男トヨタ自動車社長、チーム代表のトミ・マキネンと共にクルマのルーフ上に立ち、優勝の喜びを分かち合った。パワーステージを制しボーナスの5ポイントを獲得したタナックは、ドライバーズ選手権では依然3位ですが、2位の選手との差を大幅に縮めた。また、チームはマニュファクチャラーズ選手権2位のチームとの差をわずか1ポイントに縮めた。

    総合3位でデイ4をスタートしたラトバラは、2本のSSベストタイムを記録。総合2位の選手との差を2.5秒まで縮めたが、残念ながら逆転はならず。それでも、開幕戦ラリー・モンテカルロ以来となる総合3位でラリーを締めくくった。また、デイ3で総合4位に順位を上げていたラッピは、デイ4最初のSS20でクラッシュ。残念ながら完走を果たす事ができなかった。なお、ヤリスWRCはラリー・フィンランドの全23本のSSのうち、18本でベストタイムを記録するなど、高速グラベルラリーにおけるパフォーマンスを証明した。

    WRC次戦は、8月16日(木)から19日(日)にかけてドイツ西部のボスタルジーを中心に開催される、第9戦「ラリー・ドイチェランド」。完全なターマック(舗装路)ラリーとしては今シーズン2戦目となり、ブドウ畑の中の狭くツイスティな道、軍事演習場内の滑りやすいコンクリート路、そして一般的な峠道など、様々なタイプの舗装路を走行する。また、地形および季節的に雨が降る事も多く、路面がウェットになると途端に難易度が跳ね上がるのも、ラリー・ドイチェランドの特徴。

    豊田 章男(チーム総代表)
    トヨタガズーレーシングワールドラリーチームの本拠地で母国とも呼べる、ここフィンランドでの勝利が、これほど嬉しいものとは思いませんでした。この感動をもたらしてくれたチームのみんなにお礼を言いたいと思います。この場に一緒にいさせてくれて、そして、その一番高いところからの景色を見させてくれて本当にありがとう! ドライバー達が、ホームロードを心から楽しんで運転しているのが、コースサイドから見ていても伝わってきました。フィンランドの道が、ドライバーにとって楽しく、安心して走れるクルマをつくってくれたのだと思います。 今回初めて、チームのホームタウンで戦うラリーに参加し、地元の皆さんが、こんなにもトヨタガズーレーシングを温かくサポートし、応援してくださっている姿を見て、この地が本当の意味で「母国」なんだと実感することができました。SSやサービスパークには、トヨタガズーレーシングの旗やフィンランド、エストニアの国旗を振りながら「I love TOYOTA! I love Yaris!」と声援を送る人が溢れていました。街には「Welcome to my home roads」と書かれたヤリスの大きな看板が掲げられ、ハンバーガーショップに入れば店員がトヨタガズーレーシングのTシャツを着ていました。18年振りの復帰から2年目で、こんなにも我々が地元の皆さんに温かく迎え入れてもらえていることを知るとともに「母国」で勝利することの喜び、素晴らしさを知ることができました。応援してくださったファンの皆様に、あらためて感謝いたします。本当にありがとうございました。今シーズンの戦いはまだ続いて参ります。エストニア、フィンランド、日本の国旗が並んで掲げられる姿を今後もファンの皆様にご覧いただけるように、引き続き、チームのみんなと努力を重ねてまいります。応援よろしくお願いいたします。今はまだ、日本でのWRCは開催されておりませんが、もう一つの母国である日本で、今日のように三カ国の旗がはためくことを表彰台の上で空を見上げながら想像していました。近い将来、その日を迎えられたらと、改めて強く願っています。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    何という週末、何というラリーでしょうか! 我々にとって本当に素晴らしい瞬間でした。特にオットは、信じられないような走りを続け、最終のパワーステージでも勝利しました。また、最終ステージまで2位の座を競い続けたヤリ-マティの戦いも素晴らしかったと思います。彼の2位浮上は叶いませんでしたが、それでも我々にとってのホームイベントでこのような良い結果を得られた事に、とても満足しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    2位でフィニッシュするために、全力を尽くして走りました。本当に素晴らしい戦いができたと思います。ミスなくすべてを上手くまとめ、このようなハードな戦いを続けられた事で自信がつきました。久々にポディウムに上がり、しかもそれが地元のフィンランドだったこともあり、本当にハッピーです。オットの優勝も含め、チームにとって大きな意味を持つ結果だと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    すべてが自分が望んだように進み、完璧な週末となりました。金曜日は早い出走順によってかなり苦労しましたが、その後はリードを拡げて行く事ができました。完璧な準備をしてラリーに臨み、チームも手厚くサポートをしてくれました。すべてがひとつになれば、このような良い結果が得られるのです。私にとってホームイベントのようなこの1戦で、フィンランドに拠点を置くチームと共に挙げた優勝は特別なものです。そして、サポートしてくれた人々の前での勝利は格別な気分です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    残念ながら、私のラリーは今朝最初のSSをスタートした後すぐに終わってしまいました。クルマはとても良いフィーリングで、ミスは自分のせいです。コーナリングラインが少しワイドに膨らみ、タイヤが路肩の溝に落ちて木の切り株に当たりスピンしてしまったのです。金曜日は厳しいスタートになりましたが、その後状況は良くなりました。このような形でラリーが終わってしまったのは残念ですが、それでもオット、ヤリ-マティ、そしてチームが良い結果を得て嬉しく思います。

    ラリー・フィンランド デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h35m18.1s
    2 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +32.7s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +35.5s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m35.6s
    5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2m15.0s
    6 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +2m19.2s
    7 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +2m29.5s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +3m08.4s
    9 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3m51.8s
    10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +8m37.4s
    R エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC)

  • WRC 第8戦 ラリー・フィンランド 3日目 | オット・タナックが首位を堅守

    WRC 第8戦 ラリー・フィンランド 3日目 | オット・タナックが首位を堅守

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第8戦ラリー・フィンランドの競技3日目デイ3が7月28日(土)にユバスキュラを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を守った。また、総合3位のヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、総合2位とのタイム差を縮め、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)は総合4位にポジションを上げた。

    ラリー・フィンランドのデイ3は、ユバスキュラの南側エリアに広がる4本のステージを各2回走行する、全8本のSSで競われた。デイ2でマッズ・オストベルグとの首位攻防戦を展開しトップに立ったタナックは、デイ3最初のSS12からSS16にかけて、5ステージ連続でベストタイムを記録し2位との差を最終的に39秒に広げた。

    デイ2で総合3位につけたラトバラは、SS16でベストタイムをタナックと分け合い、7本のSSでトップ3タイムを記録。その結果、総合2位との差を前日の17.3秒から5.4秒に縮め、総合2位の座を十分に狙える位置でデイ3を走り終えた。また、デイ2で総合8位だったラッピは、SS17から3ステージ連続でベストタイムをマークし総合4位に浮上。ヤリスWRCはデイ3の全8SSでベストタイムを記し、午後は3本のステージでトップ3を独占した。

    競技4日目最終日となる7月29日(日)のデイ4は、ユバスキュラのサービスパークを中心に4本のSSが行なわれる。そのうちSS21/23「ルイヒマキ」は、大きな三連ジャンプで知られるラリー・フィンランドの名物ステージ。また、最終ステージのSS23は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は45.72km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は192.97kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    本当に素晴らしい1日でした。3人のドライバー、そして我々のクルマのパフォーマンスは驚くべきものでした。今朝のオットのスピードは圧倒的で、もちろん凄い走りだったのですが、そうは見えずとても簡単に走っているようでしたし、すべてを自分のコントロール下に置いていたと思います。また、ヤリ-マティとエサペッカもどんどんと走りが良くなっていき、午後は確固たる自信を持って、とてもハードに攻めていました。きっと明日は面白い1日になると思います。特に、ヤリ-マティと2位の選手とのタイム差は少ないので、興味深い展開となるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    1日を通して楽しむ事ができました。午前中のステージでは依然スピードがやや不足していましたが、日中のサービスでクルマのセッティングを少し見直したところ、より良いフィーリングが得られ、さらにプッシュできるようになりました。攻めた結果としてタイヤの摩耗がかなり進みましたが、それでもなお速く走り続けられた事に自分でも驚きました。明日はもちろん、2位を目指してアタックするつもりです。ただし、そのためにリスクを冒すにしてもコントロールできる範囲内でアタックしなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今日も全体的に良い1日でした。今朝の出走順は昨日よりもはるかに良く、良いリズムで走る事ができたので、それほど激しく攻めていなかったにも関わらず2位との差を拡げることができました。午後は路面がかなり荒れており、なおかつ十分な差を築いていたので、さらに慎重に走りました。正直なところ、抑えて走るのはあまり楽しくないのですが、リードをさらに拡げることができ良かったと思います。明日はスムーズで速いステージがあるので、とても楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今日は、特に午後のステージで力強い走りができたと思います。午前中から楽しんで走り、ポジションを3つ上げる事ができました。そして午後のステージでは思いきり攻め、タイヤの摩耗をまったく気にせず走りました。実際、リスクのある大きな挑戦で、最後のステージではタイヤの表面にあまりゴムが残っていませんでしたが、それでもベストタイムを出す事ができました。明日は、私の後方の選手達に対するリードを守り続ける事を目標に走ります。

    ラリー・フィンランド デイ3の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 2h13m18.2s
    2 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +39.0s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +44.4s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m20.6s
    5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m29.6s
    6 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m45.1s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2m07.6s
    8 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +2m17.9s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2m56.4s
    10 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3m34.5s