カテゴリー: トヨタ

  • レクサス、新型RXを発表

    レクサス、新型RXを発表

    レクサスは、プレミアムクロスオーバー「RX」をフルモデルチェンジすると共に、新たに直噴2.0Lターボエンジンを搭載したRX200tをラインアップに加え、全国のレクサス販売店を通じて、10月22日に発売した。

    RXは、洗練されたデザインと高い技術力をもつLEXUSブランドを体現するコアモデルの一つである。新型RXは「RXでありながら、RXを超えていく」をコンセプトに開発され、堂々とした力強いエクステリアや心地良い操縦安定性など、さらなる進化を遂げている。

    新型RXの価格は4,950,000円〜7,425,000円(消費税込み)となる。月販目標台数は500台を予定

    新型RXの主な特長

    力強さと色気が両立したエクステリア
    ・SUVらしい「力強さ」と知的な「大人の色気」を兼ね備えることで、RXのDNAをさらに進化させたエクステリア
    ・ホイールベースの延長とタイヤサイズの拡大により、堂々としたプロポーションとゆとりある室内空間を両立
    ・キャビンの前後を絞り込むような菱形状のメインボディと、大きく張り出したホイールフレアによる構成が、抑揚ある伸びやかな塊感を表現
    ・フロントビューは、スピンドルグリルの切り返し位置を高く置き、薄くシャープなアッパー部と分厚く堂々としたロア部を対比させ、鋭さと力強さを両立
    ・リヤビューは、フードから始まるサイドの立体の流れを、リヤコンビネーションランプ内側で切り返すスピンドル形状とし、ディフューザーなどのパーツと相まって、力強いスタンスを表現
    ・グリルやメッキ部位などを全体の塊に融合し、大らかさと先鋭的な優美さを両立。例えば、クォーターウインドウをメッキで縁取り、ブラックアウトしたクォーターピラーを浮いたように見せるルーフが優美なラインを創出

    上質感と先進性が融合したインテリア
    ・新技術と融合した、時代の一歩先を行くエレガントな室内空間の実現を目指したインテリア
    ・コックピットのような包まれ感を演出したドライバー空間と、低い位置で水平軸を通して、階段状の構成としたインストルメントパネルによる広々とした開放感を両立
    ・高い視認性の12.3インチワイドディスプレイや、大型フルカラーヘッドアップディスプレイなどを採用したディスプレイゾーンと、両サイドにENTERボタンを追加するなど操作性に配慮したリモートタッチなどの操作機能を集約したオペレーションゾーンを明快に分離し、運転に集中できる環境を追求
    センタークラスターやエアコンレジスターなどの機能部位には硬質な素材を、人の手が触れる部分には柔らかで上質な素材をそれぞれ配し、機能の違いを素材感で表現
    ・大型化し曲面を取り入れることで室内意匠に組み込んだセンターコンソールのオーナメントパネルに、新規開発のレーザーカット本杢を採用するなど、加飾意匠にも先進性と質感を追求

    快適な乗り心地と優れた応答性を両立
    ・快適性とドライバーの意図に素直に呼応する優れた応答性が両立した走りを実現
    ・素直な車両応答性を実現するべく、フロントプラットフォームの構造を変更。エンジンマウントの配置を、エンジンの重心に対してより近い位置でボディに懸架することで、エンジンの動きを抑制し、高い操舵応答性を確保
    ・フロントサスペンションの構造変更、およびフロントスタビライザーの大径化によりロール剛性を高めることでフラットな車両姿勢を実現。同時に、フロント・リヤサスペンションのばね剛性を適正化し、前後のバランスをとり直すことで、疲れにくい乗り心地を追求
    バックドアなどの開口部にレーザースクリューウェルディングや構造用接着剤を用いるなど、ボディ剛性を高めることで、ボディの微振動を低減すると共に、俊敏な車両応答性を確保
    ・走りの楽しさを追求する“F SPORT”では、NAVI・AI-AVSの標準装備や専用チューニングを施し、スポーティーな走りを強化。また、RX450h “F SPORT”には、電動アクティブスタビライザーを標準装備し、旋回時のロールを抑え、安定した旋回姿勢の維持と高い旋回性を実現

    高い燃費性能と滑らかな加速フィーリングのパワートレーン
    ・RX450hには、燃料噴射システムD-4Sを新たに搭載したV6・3.5Lエンジンを擁するハイブリッドシステムを採用。排気冷却を強化したシリンダヘッドなどの最新技術と組み合わせ、出力性能を向上させると共に、クラストップレベルの低燃費(JC08モード走行燃費 18.8km/L)を達成
    ・RX200tには、直噴2.0Lガソリンターボエンジンを搭載。最適な燃焼効率を実現する先進の直噴技術 D-4STを採用。ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iWを組み合わせることで、低回転域から強大なトルクを発生させ、滑らかで爽快な加速フィーリングを実現

    最新テクノロジーを搭載した安全装備
    ・予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」は、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線維持をサポートする「レーンキーピングアシスト」(LKA)、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」(AHB)、そして先行車との車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、これら4つの先進安全技術をパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化
    ・ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した安全運転支援システム「ITS Connect」、アクセルの踏み間違いや踏み過ぎなどで起こる衝突を緩和するインテリジェントクリアランスソナー、さらに駐車時に左右後方から接近してくる車両と衝突の危険性がある場合、自動的にブレーキ制御するリヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)をLEXUS初採用し、予防安全機能を強化

    充実の快適装備などがドライビングをサポート
    ・リヤシートは、従来型よりさらにレッグスペースを広げ、電動でリクライニングが可能なパワーシートや、シートヒーターなどの機能を追加設定することで快適性を強化
    ・LEXUSエンブレムに手をかざすとバックドアが開くタッチレスパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)をLEXUS初採用し、標準装備とすることで使い勝手を向上
    ・前方と後方のサイドウインドウの固定ガラスを拡大し、右左折時や駐車の際の死角を低減

    レクサス RX フルモデルチェンジ

  • トヨタ、新型プリウスの先進技術を公開 ・・・ 発売は12月を予定

    トヨタ、新型プリウスの先進技術を公開 ・・・ 発売は12月を予定

    トヨタは、新型プリウスの発売時期を12月予定とし、採用する主な技術内容を公表した。

    1997年、初代プリウスが次世代環境車の先駆けとして誕生。2代目ではさらなる燃費向上を実現するとともにトライアングルシルエットを採用し、後の環境車に多くの影響を与えてきた。そして3代目ではさらなる燃費向上を図り、JC08モード走行燃費32.6km/Lを実現し、ハイブリッドカーを広く普及させたクルマとして環境意識の高まりに貢献してきた。

    そして今回4代目となる新型プリウスの開発コンセプトは、「Beautiful Hybrid(美しい地球・美しいクルマ)」。プリウスのDNAともいえる優れた燃費性能の進化はもちろんのこと、感性に響くスタイルやヒト中心のインテリア、ワクワクドキドキを感じさせる運転の楽しさ、先進の安全性能、そして災害時には電源供給のためのエネルギー機器になるという「社会との共存への配慮」を念頭に開発を進めてきた。

    目標の実現のために先代より実現してきた優れた燃費性能をさらに進化させ、加えてToyota New Global Architecture(以下、TNGA)によるクルマづくりの構造改革を実施。40km/L(一部グレード)の低燃費の実現とともに「カッコよさを際立たせる低重心スタイル」や「走りの良さ・乗り心地の良さ・静かさ」といった様々な基本性能の大幅向上を目指してきた。

    これらの実現により新型プリウスは、クルマ本来の楽しさをお届けするために、そして、人や社会にやさしい存在としてハイブリッドカーの新たな先駆けとなるために生まれ変わる。

    なお、新型プリウスは、2015年10月28日より開催の第44回東京モーターショー2015への出展を予定している。

    新型プリウス 主な特徴

    重心パッケージによる走りの良さを訴求するスタイル、先進的で温かみを持たせたインテリア
    「ICONIC Human-tech(アイコニックヒューマンテック)」をコンセプトに、人の記憶や直感でわかる、先進機能に遊び心を融合させた一目でプリウスとわかるユニークなデザイン

    <エクステリア>
    プリウスの象徴でもあるトライアングルシルエットに、TNGAによる低重心パッケージを融合させた先進的でエモーショナルなデザイン

    ・トヨタマークからサイド、リヤへと抜ける低い軸をボディに通すことで、低重心を強調し、ロッカー部の光を受ける上向き面の造形でもさらなる低い構えを強調。また、ベルトラインを前傾させ、エモーショナルな躍動感を表現。
    ・従来型に対し全高を20mm下げ、ルーフピークを170mm前に出しさらに空力性能を高め、クラス世界トップレベルのCD値0.24を実現
    ・ノーズ先端を70mm、フード後端を62mm低くした低重心パッケージのかっこいいスタイルは、前方視界の向上にも貢献
    ・ヘッドランプには、一眼でハイビームとロービームの機能を持たせたBi-Beam LEDヘッドランプを採用し、精悍な目つきの個性的なデザインを採用。また、三角形状の輪郭を持たせシャープな印象を与えるLEDクリアランスランプを採用
    ・リヤビューは、空力の良さをエモーショナルにデザインし、リヤスポイラーからリヤコンビネーションランプ、リヤバンパーサイドのコーナーエッジへとつながる、ユニークな線使いをしながら高い空力性能を実現
    ・ボディカラーは、スポーティな存在感を強調する鮮やかで透明感のあるエモーショナルレッド、車体表面の温度上昇を抑える機能を持つサーモテクトライムグリーン、先進性とプレミアムな印象を併せ持つスティールブロンドメタリックの新規開発色3色をはじめ、全9色を設定

    <インテリア>
    ・歴代モデルが継承してきた“人にやさしいデザイン”を基本に、先進感と温かみのある空間を表現
    ・「表示系遠方・操作系手元配置」を基本に、インストルメントパネルを低い位置で薄く造形し、開放感を付与しつつ乗る人をやさしく包み込むような一体感のある空間を表現
    ・ステアリングホイールとフロントコンソールトレイにホワイト加飾を設定。先進的なプリウスにインパクトと人のぬくもりを付与
    ・シートは、長時間ドライブでの負担を軽減し、快適性を追求
    ・フロントシートは、シート内のバネ特性の最適化を図り、腰や筋肉への負担が少ない骨盤角度を実現。さらにシート内のクッションパッドの素材や厚みの工夫により、坐骨部に集中しがちな圧力を周囲に分散し、包み込まれるようなフィット感を実現
    ・リヤシートはクッション性の最適化や着座時の接触面積の拡大により、フロントシート同様の優れた座り心地を実現。また全高を下げながらもゆとりのスペースを確保するため、天井の形状を工夫し従来型同等以上の頭上のゆとりを確保

    目標燃費40km/L(一部グレード)を実現するために進化したハイブリッドシステム
    ・エンジンは、排気量1.8Lの改良型2ZR-FXEで、クラストップレベルの最大熱効率40%を実現
    ・吸気ポートやピストン形状の改良により、燃焼室内の気流を強化。加えて点火の高エネルギー化により、燃焼速度を向上させ大量のEGR(排気再循環)ガスを導入することで燃焼効率を向上
    冷却水通路の改良によるエンジン内部温度の最適化、各摺動部品のフリクション低減や低粘度オイルの採用によって熱効率を向上。また、エンジン冷却水流量切り替えバルブを追加し、エンジン暖機を早めるシステムを初採用することで冷間燃費も向上
    ・モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーの小型・軽量化、低損失化を図り、スペースの有効活用と燃費向上に貢献
    ・トランスアクスルは、モーターの複軸配置やリダクションギヤの平行軸歯車化(プラネタリギヤから変更し低損失化)などにより、従来型に対して小型化、かつ約20%の損失低減を実現
    ・新巻線方式を用いた高回転モーターを新開発。小型化や高出力密度化を実現
    ・パワーコントロールユニットは、低損失素子を採用し、約20%の損失低減を実現。また、小型化したことでトランスアクスル直上搭載を実現。従来ラゲージスペースに設置していた補機バッテリーのエンジンルームへの移動を可能とした。また、駆動用バッテリーをリヤシート下に配置することによりラゲージスペースの拡大(従来型446L→新型502L)に貢献
    駆動用バッテリーは、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池共に新開発し、高性能・小型化を図りリヤシート下への搭載の実現と燃費向上に貢献
    暖機状態に合わせてシャッターを自動開閉する「グリルシャッター」の採用や、エンジンの排気熱を回収して冷却水の早期昇温に再利用し、エンジンの暖機に利用する「排気熱回収器」の小型化・回収性能の向上など、暖機性能の向上技術で低燃費に貢献

    進化した安全性能の上に、いつまでも乗り続けたくなる「走りの楽しさ・乗り心地の良さ、静かさ」
    ・新たな安全性評価をクリアした、衝撃吸収ボディと高強度キャビンからなる最新のGOAボディを採用
    ・低重心化とボディ剛性向上により、安全・安心にドライバーの意図したとおりの走りを実現
    ・重心高を下げることで走行時の車両の優れた安定性と、同乗者にも優しい横揺れの少ない乗り心地を実現
    ・ボディは、TNGAの思想に基づき環状構造の骨格を採用し、ボディのねじり剛性は従来型から約60%向上。また、スポット溶接に比べて溶接打点の間隔を狭くすることを可能にしたレーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用ボディ接着剤の採用により、板金部分の接合剛性を上げ、安定した走りやしっとりとした上質な乗り心地を実現
    ・高い強度と軽量化を両立するホットスタンプ材を利用するなど、980Mpa以上の超高張力鋼鈑の採用率を、従来型3%から19%に拡大

    <快適な乗り心地、静粛性を実現>
    ・前席乗員着座位置を59mm下げるとともにステアリングやペダル類の配置を最適化し、疲れにくく運転操作しやすいドライビングポジションを実現
    ・リヤサスペンションにダブルウィッシュボーン式を採用し、高い走行安定性を確保しながら段差乗越え時のインパクトショックを大幅に低減するなど、気持ちの良いコーナリング性能やショックの少ない優れた乗り心地を実現
    ・振動、騒音を抑える高剛性ボディに加え、接合部の隙間を徹底的に排除し、ドアや窓・フロアカーペットから天井に至るまで吸遮音材を効果的に配置することで実内の高い静粛性を実現

    <走りを楽しくする加速感を追求>
    ・電池・モーターの活用などハイブリッド制御を改良し、発進加速フィールを向上。少ないアクセル操作でダイレクトな加速フィールを実現
    ・パワーモードでは、ワインディングなどを軽やかに走行できるよう、車両前後左右の加速度からドライバーの走行マインド(意志)推定を行い、減速度やアクセルレスポンスを自動可変させる制御を新開発
    ・ブレーキには回生協調式のアクティブ・ハイドロブースターを新開発し、コントロール性を大幅に向上。自然なブレーキフィールを実現

    「先駆け」の名を持つプリウスにふさわしい充実の先進装備
    ・ミリ波レーダーと単眼カメラを用い、総合的な制御により、クルマだけではなく歩行者も認識する歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用
    ・アクセル・ブレーキペダル操作の有無に関係なく、低速での取り回し時での接触回避、または被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー」を採用。さらに側面の超音波センサーを使って右左折時の巻き込みを警報する機能を搭載し、さらなる安全性向上に貢献
    ・超音波センサーを使って周囲の障害物を検出し、駐車スペースを認識。駐車したいスペースの前で停車し、スイッチを押すだけで、適切な後退開始位置への誘導と後退駐車のためのステアリング操作をアシストする「シンプルインテリジェントパーキングアシスト」を採用。障害物の検出精度を向上したことで、画像認識なしでも高い駐車制度を実現
    ・隣の車線を走る車両をレーダーで検知。車両が死角エリアに入ると、ドアミラーに搭載されたLEDインジケーターを点灯させドライバーにお知らせする「ブラインドスポットモニター」を採用
    多機能の上にも使いやすい・見やすい4.2インチカラーTFTのツインメーターを採用。右側を速度や燃料計などの基本情報を表示。左側をステアリングスイッチで切り替えられる「マルチディスプレイ」とし、機能性と先進性を表現。
    ・車速や警告類をフロントウィンドウに表示し、視線移動を最小限に抑えた「カラーヘッドアップディスプレイ」を採用
    ・ステアリングホイールの握り部分に昇温と降温を抑制する機能を持たせた合成皮革素材を採用し、快適性が向上
    ・助手席・後席の乗車有無や室内温度などを検知し、人が乗っていない席の空調を自動で抑制することにより、乗員の快適性と低燃費を賢く実現させるS-FLOW(一席集中モード)を採用
    ・ITS専用周波数(760MHz電波)を活用し、クルマのセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号情報を、道路とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信して、ドライバーに知らせることで安全運転を支援するITS Connectを設定

    雪道での安定した走りを歴代プリウスで初めて実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を新開発
    ・雪道での一般的な走行における発進をアシストすることにより、安定した走りを実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を新開発。システムの小型・軽量化により、優れた燃費性能に貢献
    ・2WDのパッケージをベースに、車両後方にシステムをコンパクトに配置することで、足元スペースやラゲージスペースを確保。ラゲージ容量は2WD車(スペアタイヤ装着車)と同等の457L

  • トヨタ:波乱のWEC富士戦で5位、6位フィニッシュ

    トヨタ:波乱のWEC富士戦で5位、6位フィニッシュ

    トヨタは、富士スピードウェイに集まった大勢のファン、多くのトヨタ自動車や関連会社からの支援を受けてWEC富士6時間レースを精一杯戦ったが、残念ながら期待に応えることが出来ず、5位、6位でレースを終えた。

    2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースは、朝から雨に見舞われた富士スピードウェイで午前11時にスタートを切った。セーフティカーの先導で始まったレースは、雨脚が弱まった午前11時半頃にセーフティカーが退き、本格的なレースがスタートした。

    TOYOTA GAZOO RacingのTS040 HYBRID #1号車は中嶋一貴が5番手から、#2号車のアレックス・ブルツは6番手からスタートしたが、グリーンフラッグが振られると同時に中嶋一貴は好ダッシュを決め3位へとポジションアップし、ブルツは4位へと上がった。

    中嶋一貴はスタートから強靱な意志で上位を狙い、#17ポルシェと手に汗を握る激しい接戦を繰り返した。レース序盤の最高の見所がこの中嶋一貴とポルシェの戦いだったといえる。しかし、レースが1時間を経過する頃、残念ながらポルシェの後塵を拝し4位に後退した。

    最初のピットストップで#1号車は5位に後退したが、雨脚が弱くなると中嶋から交替したアンソニー・デビッドソンがペースを上げ、4位の#8アウディに迫り、悪コンディションでのTS040 HYBRIDの強さを見せつけた。コースが乾き始めると、2台は揃ってミシュランのハイブリッド・インターミディエイトタイヤに履き替えたが、その直後にふたつのドラマが襲いかかり、TOYOTA GAZOO Racingの夢は砕かれてしまた。

    ドラマのひとつはステファン・サラザンの#2号車がGTクラスの車と接触したことだった。この接触でTS040 HYBRIDのボディ右サイドに搭載されている冷却システムにダメージを負い、その修理に13分を費やした。サラザンからマイク・コンウェイに代わってレースに復帰した時には、首位から12周遅れの19位に後退していた。ふたつめのドラマは、#1号車のデビッドソンがピットに入る際にピットレーン進入路で白線を踏み、ドライブスルーペナルティを受けたこと。

    レースは3分の2を消化した頃からコース上の走行ラインが乾き始め、2台のTS040 HYBRIDはドライタイヤに交換、ブエミの乗る#1号車は5位を堅持。#2号車のコンウェイは果敢な追い上げの結果、8位まで順位を上げていま。そして、最後のスティントでは#1号車がブエミから中嶋に、#2号車はコンウェイからブルツに代わり、それぞれ5位、6位で6時間レースを終えた。

    富士6時間レースを終えた結果、TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーズ選手権で3位に付けている。今シーズンのレースは上海、バーレーンの残り2戦。TOYOTA GAZOO Racingにとって苦しい戦いが続くが、2016年での復活を賭けて1戦たりとも手を抜かない戦いへと臨む。

    佐藤俊男 チーム代表:
    天候にも助けられ、最近のレースより向上した我々の戦闘力を見て頂くことが出来ました。ウェット路面での競争力の高さを示せたことは励みにもなります。しかし、いくつかの要因によりこれを上手く活かせず、ホームレースを良い結果で終えることが出来なかったのが残念です。今週我々を応援してくれた全てのファン、特にウェットコンディションにもかかわらずスタートから応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しています。また、素晴らしいサポートで共に戦ってくれたトヨタの従業員の皆様にも感謝します。富士での連勝記録更新は出来ませんでしたが、来年は必ずもっと強くなって戻って来ます。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    決勝レース: 5位 214周、ピットストップ6回、グリッド:5番手
    最高ラップタイム:1分27秒512

    アンソニー・デビッドソン:
    今日は非常にトリッキーなコンディションでした。我々の使用しているミシュランタイヤの全ての能力を引き出し、限界まで使い切るのはドライバーにとっては非常に難しい挑戦でした。厳しいレースではありましたが、いくつか良い兆候もありましたし、ウェットコンディションでの好ペースを示すことが出来たのは励みとなりました。しかし、ホームコースで表彰台を獲得出来なかったのは残念です。

    セバスチャン・ブエミ:
    残念な結果となってしまいました。ウェットコンディションではとても良い感触で、ライバルとの差は縮まったと思ったのですが、コースが乾くと共に差を広げられてしまったのは残念です。着実なレースを戦えましたし、今日は満足いくパフォーマンスを示せたと思います。来年こそは、昨年までのように勝利のトロフィを獲得するために戻って来たいと思っています。

    中嶋一貴:
    予想通り、ウェット路面での我々はより競争力がありました。レース序盤、ポルシェとのバトルは楽しいものでしたが、直線スピードに勝る彼らの前を走り続けるのは難しかったです。私のピットストップまで、何とか1台のポルシェの前を走り続けることが出来、エキサイティングでした。ピットストップ後は、ライバル達が少し速いという状態でした。少なくとも我々のスピリットはファンのみならず多くの人にお見せすることが出来たと思います。もちろんこれからも我々は全力で戦い続けます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝レース: 6位 203周、ピットストップ7回、グリッド:6番手
    最高ラップタイム:1分27秒992

    アレックス・ブルツ:
    はじめにいつも応援してくれるファンの皆様へ感謝の言葉を贈りたいと思います。本当に素晴らしい最高のファンです。私のプロレースドライバーとしてのキャリアは20年になりますが、今でも日本のファンに再会出来るのが嬉しいです。ファンにとっては生憎の悪天候となってしまいましたが、その反面、このコンディションのおかげで面白いレースが見られたのではないでしょうか。我々のTS040 HYBRID #2号車は、ステファンがドライブしている時にGTクラスの車に接触され、上位争いから脱落することになってしまったことが残念です。

    ステファン・サラザン:
    我々のTS040 HYBRIDには少々厳しいレースでした。ウェット路面ではフロントのグリップ不足に悩まされ、必要な速度を維持するのは困難でした。GTクラスの車に追突されたため、その修復にとても時間を費やしてしまいました。その上、ハイブリッド・インターミディエイトタイヤへの交換後にまた雨が降り出し、再度レインタイヤに履き替えるためにタイムをロスしました。このような状況でも時には上手く行き、また時にはそうでないことがありました。こういう経験からも、常に学び続けなければならないと思います。

    マイク・コンウェイ:
    難しいコンディションの一日でした。溝無しのハイブリッド・インターミディエイトタイヤを使いこなすのは非常に大変で、ドライタイヤに交換するまで、我慢の走りを強いられました。その後、終盤に向けて調子は上向いて行き、最後はライバルと比較しても悪くないペースだったと思います。残りの2戦でもプッシュを続けますので見ていてください。

  • トヨタ、3列目グリッドから雨予想の決勝レースへ / WEC富士

    トヨタ、3列目グリッドから雨予想の決勝レースへ / WEC富士

    10月10日(土)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースの公式予選が行われ、2台のTS040 HYBRIDが5番手、6番手のタイムを刻み、揃って3列目から明日の決勝レースをスタートすることになった。

    公式予選セッションは、午後2時10分から20分間、曇り空、気温17度の寒空の下で行われた。

    TS040 HYBRID #1号車は昨年のチャンピオン・コンビであるアンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミに加え、日本が誇る中嶋一貴が乗り込んだ。予選は2人のドライバーがタイムアタックを担当するが、今回は中嶋一貴とセバスチャン・ブエミがステアリングを握り、2人の出したベストタイムの平均値1分25秒072が予選タイムとなり、5番手。このタイムはポールポジションを獲得したポルシェ#17号車から2秒309差だった。

    もう1台のTS040 HYBRID #2号車はアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイのうちサラザンとコンウェイが予選をアタック、1分25秒327のタイムを出して予選6番手だった。

    富士スピードウェイで行われた過去3年間のWEC6時間レースをすべて制しているトヨタだが、今年の予選ではライバルのタイムには及ばなかった。だが、TS040 HYBRIDのパワーユニットを開発するトヨタ自動車東富士研究所から僅か20kmしか離れていない富士スピードウェイのホームレース。トヨタは地元日本のファンと、応援をしてくれるトヨタ自動車の大勢の社員に、最高のパフォーマンスを見せるべくベストを尽くして臨む。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習3回目:4番手(1分25秒458)33周
    予選:  5番手(平均1分25秒072)

    セバスチャン・ブエミ:
    可能な限りベストを尽くしました。正直なところ、望んでいた結果には届きませんでした。練習走行では、もう少しライバルに近づけると思っていました。しかし、あくまでもこれは予選の結果で、我々は決勝レースに焦点を合わせています。明日の天候が味方してくれることを願って、前向きに挑戦していきます。

    中嶋一貴:
    私のアタックでは若干ミスをしたので、理想のタイムとは言えないのですが、ポジションは変わらなかったでしょう。明日の決勝で頑張ります。少しでもウェットコンディションになってくれればチャンスが増えるでしょう。多くの応援を背中に受けて、明日もプッシュして行きます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習3回目:5番手(1分26秒186)29周
    予選:  6番手(平均1分25秒327)

    ステファン・サラザン:
    ピットレーン出口で長く待たされたためにタイヤが冷えてしまい、アンダーステア症状に見舞われてしまいました。そのため、車両を信頼出来ないままのアタックとなり、良いタイムが出せませんでした。しかし、決勝レースに向けては良い仕上がりになっているので期待しています。

    マイク・コンウェイ:
    最初の数周、コース上の混雑に阻まれてしまいました。それが無ければコンマ数秒は速かったと思います。自分の走りには満足しており、燃料が少ない状況でのTS040 HYBRIDも好感触でした。ライバルには届きませんでしたが、差は縮まっています。今夜も遅くまで作業を続け、微妙な天候になりそうな明日の決勝レースでベストを尽くします。

  • トヨタ、今週末のホームレースへと公式練習を開始 / WEC富士

    トヨタ、今週末のホームレースへと公式練習を開始 / WEC富士

    10月9日(金)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦・富士6時間レースが富士スピードウェイで幕を開けた。トヨタは2014年のマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両タイトルを獲得し、チャンピオンの証として栄えあるカーナンバー#1をつけたTS040 HYBRIDでホームコースに戻って来た。また、トヨタにとっては、富士6時間レースは2012年以降3年連続で勝利を挙げている重要なレースとなる。

    今日行われた公式練習初日では、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の操る#1号車は、2回のセッションとも5番手で終えた。彼らが記録した1分26秒242というタイムは、昨年記録したポールポジションのタイムより0秒23速いタイムだった。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車は2回の公式練習を共に6番手で終えている。2台のTS040 HYBRIDは合計168周を走破、全走行距離は766kmに及んだ。

    天気予報によると週末には雨が来るという予報だったが、公式練習初日の今日は晴天に恵まれ、気温は21度と過ごしやすく、レースへ向けてのセットアップには完璧な1日となった。富士スピードウェイはTOYOTA GAZOO Racingの6人のドライバーにとって、十分に親しみのあるコースだが、コンウェイがLMP1クラスのTS040 HYBRIDを操ったのは今年が初めてだった。彼は2013年のWECにおいてLMP2クラスで2位に入賞している。彼は、今日のセッション最後の20分にTS040 HYBRIDを走らせた。

    富士スピードウェイはWECシリーズの6時間レースの中では最長の1.475kmの直線を持つコース。加えて高速コーナーから低速コーナーまでが組み合わされた非常にテクニカルなコース。ここで好タイムを記録するには高い最高速とコーナーでの最適なセットアップが要求される。TOYOTA GAZOO RacingはTS040 HYBRIDから最高性能を引き出すために忙しい1日を過ごした。セットアップ作業の中には2種類のミシュラン・ドライ用タイヤの比較も重要な仕事として含まれており、2回目の公式練習はそのために多くの時間が費やされた。

    明日10月10日(土)は午前9時50分から3回目の公式練習が行われ、午後2時10分からLMPクラスの公式予選が行われる。決勝レースは10月11日(日)午前11時にスタートします。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習1回目:5番手(1分26秒633)32周
    公式練習2回目:5番手(1分26秒242)45周

    アンソニー・デビッドソン:
    プログラムを順調にこなすことが出来て勇気づけられた一日であり、最後はTS040 HYBRIDの適切なバランスを見出せました。ロングランのペースとバランスについては一貴もとても満足しているようです。これまでのところ、TS040 HYBRIDを仕上げていく作業は上手く行っており、望むレベルにかなり近づいています。

    セバスチャン・ブエミ:
    我々のホームレースである富士で再び走ることが出来て喜んでいます。前戦オースティンと比べると、練習走行での競争力はライバルに少し近づいたように思えます。我々にとってはとても良い一日となりましたが、まだ少しやるべきことは残っています。残りの週末、天候も含め、成り行きに期待しています。

    中嶋一貴:
    納得の一日でした。特にロングランではまずまずのペースを刻めました。タイヤ摩耗の問題もありましたが、ライバルもロングランでは同じような状況だと思われます。ホームレースへ向け、可能な限りベストなパッケージを準備するためにチームの誰もが本当にハードな作業を続けて来ました。チームの努力に感謝し、プッシュを続けます。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習1回目:6番手(1分26秒724)38周
    公式練習2回目:6番手(1分27秒149)53周

    アレックス・ブルツ:
    グランドスタンド前のストレートでトヨタの旗がずっと振られているのを見るのは最高の気分です。金曜日のコースはいつも非常にチャレンジングで、多くの問題も出て来ますが、それをこれから解析して行きます。いくつかのセットアップの比較を行いましたが、正しい方向へ進んでいることを願っています。これまでの所は目標通りです。

    ステファン・サラザン:
    私にとって今日は順調で、特筆すべきことはありません。いくつか大きく変えたセットアップを試し、興味深いデータが得られました。雨が降った時のことも考えておかなければなりません。TS040 HYBRIDの感触はとても良いので、決勝レースで雨が降れば、天候が我々に味方してくれることもあるでしょう。

    マイク・コンウェイ:
    今日の2回の公式練習セッションでは、主にTS040 HYBRIDのバランスについての作業と、オースティンで学んだことを活かすべく試しました。感触は良かったのですが、予選や決勝レースへと向上の余地があります。週末に向けて雨の可能性があるので、そのための準備もする必要があるでしょう。

  • トヨタ、名古屋グランパスを子会社化へ

    トヨタ、名古屋グランパスを子会社化へ

    トヨタが、サッカー・Jリーグの名古屋グランパスの子会社化を検討していることが明らかになった。2016年春にも現在は約20%の出資比率を50%以上に高めて累積赤字を一掃するという。

    名古屋グランパスは、2010年にリーグ優勝を果たしたが、最近は成績が低迷。入場料収入なども伸び悩み、1月時点での累積赤字は3億6000万円に上っている。

    Jリーグでは、債務超過が資本金(4億円)を上回ると参加資格を得られなくなるため、抜本的な財務基盤の強化策が求められていた。

    トヨタは、名古屋グランパスの最大のスポンサー企業でであり、今年4月には豊田章男社長が会長に就任するなど、経営への関与を強めている。

  • トヨタ、ホームレースとなるWEC第6戦 富士6時間レースへ

    トヨタ、ホームレースとなるWEC第6戦 富士6時間レースへ

    10月11日(日)、富士スピードウェイでFIA世界耐久選手権(WEC)第6戦 富士6時間レースが行われる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、トヨタのホームコースでのレースに2台のTS040 HYBRIDで臨む。

    霊峰・富士の麓に位置する富士スピードウェイでは、2012年からWEC富士6時間レースが開催されてるが、TOYOTA GAZOO Racingは、過去3年のレースをすべて勝利で飾ってきた。特に昨年は1-2フィニッシュを飾り、記念すべき世界耐久選手権王者への道を駆け上った。

    昨年の富士6時間レースでは、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミが勝利を挙げ、ドライバーズ・タイトル獲得に向けての礎とした。今年はこの2人に2012年、13年の勝者である中嶋一貴が加わり、TS040 HYBRID #1号車を操る。

    中嶋一貴と組んで富士6時間レースで過去2勝を挙げているアレックス・ブルツは、今年はステファン・サラザン、マイク・コンウェイと共にTS040 HYBRID #2号車を走らせる。コンウェイはTOYOTA GAZOO Racingの一員として初めての富士スピードウェイ出場となる。

    富士スピードウェイは16のコーナー、1.475kmにも及ぶ長いメインストレートを備えた、1周4.563kmの国際サーキット。1965年に開場した当時、第1コーナーには巨大な30度バンクが待ち受けていたが、1974年にバンクは廃止されている。1976年に日本で初めてF1日本グランプリがこの富士スピードウェイで開催されたことは、日本のモータースポーツにおけるマイルストーンとなっている。2000年にトヨタ自動車が富士スピードウェイの経営に加わって以来、大幅な改修がなされ、2007年と08年の2年間、再びF1日本グランプリが開催されたことはまだ記憶に新しい。

    F1グランプリでも有名になったこの富士スピードウェイfsが、実はスポーツカー(耐久)レースの長い歴史で彩られている。特にトヨタにとれば特別な場所ともいえる。1967年に初めて開催された富士1000kmレースでは、トヨタ2000GTが見事な優勝を飾っている。また、それ以後2年間にわたり、トヨタの象徴的なレースカー、TOYOTA7が勝利を挙げている。また、富士におけるスポーツカーレースは、1982年から7シーズンに渡ってWECのカレンダーに組み込まれ、そのうちの3年間はWSPC(World Sports Prototype Championship=世界スポーツプロトタイプ選手権)という名称で開催された。

    今週末に開催される富士6時間レースは、10月9日(金)に行われる2回の公式練習に始まり、10日(土)には公式練習と公式予選が行われる。決勝レースは11日(日)午前11時にスタートする。

    佐藤俊男 チーム代表
    ホームレースとなる富士スピードウェイでのレースは、我々にとって毎シーズンもっとも大事な戦いのひとつです。 日本のファンの皆さんからはいつも熱い応援を頂き、温かく迎えて頂いていることに心から感謝致します。 これまでの3年間、富士では非常に良い成績を収めることが出来ておりますので、今年も出来る限りのプッシュをしていきます。  尚、我々のハイブリッドシステムを開発している東富士研究所が富士スピードウェイのすぐ近くにありますので、今週末は開発に携わった仲間たちにTS040 HYBRIDの戦う姿を見てもらえる貴重な機会になります。彼らのサポートとともに、多くのトヨタ自動車社員の方々やトヨタグループのパートナーの皆様にも、現地で応援頂ける事、大変ありがたく思っています。チーム一丸となって臨みます。

    アンソニー・デビッドソン (TS040 HYBRID #1)
    富士でのホームレースが楽しみです。ファンの皆さんと、応援に駆け付けてくれたトヨタ自動車の仲間達にも良いレースを見せたいと思います。我々は、富士では無敗という素晴らしい記録を持っています。またウィニングランを、というには厳しい挑戦だと思いますが、まだまだ分かりません。この季節の富士の天気は予想し辛く、ウェットコンディションになれば流れは我々に有利に向いてきます。あらゆるチャンスをものにするべく、全て出し切ります。

    セバスチャン・ブエミ (TS040 HYBRID #1)
    富士は我々のホームレースなので、いつも特別な思いがあります。3連覇という凄い記録がありますが、残念ながら今年は良い結果を残すのが少々厳しいことも分かっています。救われるとすれば富士の天候でしょう。我々のファンや大勢のトヨタ社員の前で走るのですから、とても気合が入ります。レースには前向きに立ち向かって行きますし、この週末は最高の結果を出せるよう全力を尽くします。

    中嶋一貴 (TS040 HYBRID #1)
    私にとって富士はWECシリーズの中でも大きな意味を持っています。耐久レースの長い歴史がある富士スピードウェイで、日本のファンの皆さんを前にLMP1で走るのは素晴らしいことです。富士は私の大好きなサーキットのひとつで良い思い出がたくさんあります。私自身のWEC初優勝が2012年の富士、というのもそのひとつです。このサーキットは良く知っており、普段は得意としています。今シーズンのスーパーフォーミュラでは、7月に表彰台にも上がっています。外食時には、チームメイトに代わって注文もしなければいけませんが、それも含め、チームメイトに日本を紹介するのも、また楽しみです。

    アレックス・ブルツ (TS040 HYBRID #2)
    富士はスポーツカーレースの長い歴史を持つ偉大なサーキットです。難しいコースで、正しいセットアップを見出すのは驚くほど大変です。非常に長いストレートと高速コーナー、そして後半のトリッキーなセクターと、バラエティに富んだレイアウトです。そのため、ドライバーにも、エンジニアにとっても正しいセッティングを見出すのは挑戦であり、公式練習セッションが重要です。富士は我々のホームレースであり、我々のファンとトヨタ関係者のためにも、良いレースを見せられることを楽しみにしています

    ステファン・サラザン (TS040 HYBRID #2)
    富士はシーズンを通しても好きなサーキットのひとつです。昨年我々は非常に力強いレースを見せることが出来たので、今年も楽しみです。日本はファンが熱狂的で、特にトヨタのドライバーとしてレースを戦うことは素晴らしい体験です。パドックでは常に多くのサインを求められ、多くのファンが応援してくれていることを実感出来、とても嬉しいです。集まってくれた多くのファンが楽しめる、素晴らしいレースを見せられることを期待しています。

    マイク・コンウェイ (TS040 HYBRID #2)
    私にとって、トヨタドライバーとして初めての訪日となりますが、待ち切れません。2013年にはLMP2チームの一員として日本で戦っており、レースファンの熱心さは知っています。今回のレースへ向け、シミュレーターでの練習は積んで来ており、準備はできています。トヨタにとってのホームレースを経験することを楽しみにしています。ハイブリッドシステムが開発された東富士研究所を訪問出来るのも楽しみです。過去我々は富士で強さを示しているので、全力を尽くし、好結果を目指します。

  • トヨタ、1号車が4位フィニッシュ / WEC第5戦 COTA6時間レース

    トヨタ、1号車が4位フィニッシュ / WEC第5戦 COTA6時間レース

    トヨタにとってサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)6時間レースは苦しい戦いになったが、今年のFIA世界耐久選手権(WEC)で開幕戦の3位表彰台に次ぐ4位でレースを終えることが出来た。

    4位に入賞したのはアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の乗るTS040 HYBRID #1号車。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車はレース中盤のアクシデントで残念ながらリタイアを喫した。

    この結果、トヨタはメーカー選手権をリードするポルシェから119点差で3位を維持している。

    レースはまだ日の高い午後5時にスタートした。スタート時の気温は33度。閉鎖された運転席で仕事をこなすドライバーにとって、非常に厳しい条件下でのレースになった。そのため、約45分毎に行われる給油のためのピットストップごとにドライバー交替を行う作戦を取った。また、暑い条件下で大きな負担がかかるタイヤも同時に交換を予定した。

    スタートドライバーを務めたのは#1号車がブエミ、#2号車がブルツ。ブエミはスタート直後の数周で1台のアウディをかわして4位を走行したが、暫くするとスタート順位と同じ5位に落ち着き、ブルツの#2号車を伴っての走行となった。

    レースが3分の1を消化した頃、2台のTS040 HYBRIDは揃ってマイナーなトラブルに見舞われた。まず、デビッドソンの駆る#1号車がピットレーンへの進入でトラブルにあい、予定外の1周をこなさなければならなくなった。予定外の周回だったために燃料切れの心配があり、最小限の燃料使用に留めるために速度を落として走行、チームメイトの#2号車に5位の座を譲る結果になり、6位に後退した。

    #1号車をトラブルが襲った暫く後、今度は#2号車に災難が降り掛かった。コンウェイがドライブ中に2台のGTカーに行く手を阻まれてスピン、あわやのところで立て直して事なきを得た。しかし、レースが中盤戦に差し掛かった頃、再び周回遅れを抜こうとした際に第11コーナーでコントロールを失ってスピン、今度はガードレールとの接触を避けきれず、TS040 HYBRIDの前後部に大きなダメージを負ってレースからリタイアせざるを得なかった。

    その後、#1号車が先のピットレーン進入時のトラブルを問われてストップ・ゴーのペナルティを科せらた。その後は問題なくレースが進み、#18号車ポルシェを襲った技術的なトラブルにも助けられて、中嶋の運転する#1号車は優勝したポルシェ#17号車から2周遅れの4位でレースを終えた。

    このレースを終えてWECはアジアでの2連戦に向けて海を渡る。最初はトヨタのホームレースである富士6時間レースが10月11日(日)に、続いて中国における上海6時間レースが11月1日(日)に行われる。その後WECは11月21日(土)のバーレーン6時間レースでシーズンを締めくくる。

    佐藤俊男 チーム代表:
    暑く、厳しいレースであったのは我々だけではありませんが、#1号車にとってはまずまずの結果だったと思います。昨年のル・マン以来、そして、私にとってはチームに加わって初めてのリタイアを味わいましたが、残念ながらこういうことはモータースポーツにおいては、起こり得ることです。また素晴らしいパフォーマンスを発揮し、それにふさわしい勝利を成し遂げたポルシェを祝福します。いよいよ次戦は、富士スピードウエイで行われる、我々にとっては最も大切なホームレースです。しっかりと準備をして、強さを見せられるように、固い決意で日本に向かいます。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    決勝: 4位、183周、ピットストップ7回、グリッド:5番手、最速ラップ:1分49秒455

    アンソニー・デビッドソン:
    我々には厳しい週末でしたが4位でフィニッシュ出来たのはちょっと嬉しいです。我々のTS040 HYBRIDは今週とても運転しづらく、コンディションは、誰にとっても易しいものではありませんでした。ちょっとしたミスもあったので、次戦の富士ではスッキリしたいと思います。これからのレースも全力で頑張りますが、特に富士のホームレースはやる気がみなぎっています。

    セバスチャン・ブエミ:
    ある意味、難しい週末でしたが、想定はしていました。そんな中でも、私はTS040 HYBRIDの運転を楽しめましたし、来年に向けて、コースやタイヤやクルマについて、出来る限り多くのことを学ぼうとしました。来年は、我々が以前いたポジション、つまり首位争いに戻れるようにしたいと願っています。

    中嶋一貴:
    私がTS040 HYBRIDに乗り込む頃には暑さもそれほどではなくなっていたので、予想していたほど暑さには悩まされませんでした。最後まで激しくプッシュしましたが、おそらく路面コンディションのせいか、非常に苦しみました。それでもレース前に予想していたよりも良い結果の4位を何とか獲れたので、これが富士に向けての大きな弾みになればと思います。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: リタイア、89周、ピットストップ3回、グリッド:6番手、最速ラップ:1分50秒182

    アレックス・ブルツ:
    今日のオースティンは我々にとって良いレースとはなりませんでした。レースを戦っていればこういうことは起こり得ます。ドライバーズポイント争いで当面の競争相手となっている、チームメイトとのリードを守りたかったのですが… 決勝レースに向けてのセットアップは3人のドライバー全員にとってとても上手く行きましたが、それを活かすことが出来ませんでした。次戦へ向け気持ちを切り替えます。

    ステファン・サラザン:
    残念ながら何度かのアクシデントによりリタイアとなってしまいました。これもレースです。我々は順調なレースを戦い、TS040 HYBRIDも好感触でした。ベストを尽くしましたが、厳しい結果となってしまいました。次戦ホームレースとなる富士が良いレースとなるよう挑みます。

    マイク・コンウェイ:
    TS040 HYBRIDの感触は良く、着実なレースを戦っていました。しかし、前を行くGTカーの背後に着いたとき、突然その車両のリアが流れ、走行ラインが乱れました。急激な動きだったので避けようとしてコントロールを失い、クラッシュしてしまいました。私のミスです。チームに陳謝します。

  • トヨタ、3列目グリッドからスタート / WEC 世界耐久選手権

    トヨタ、3列目グリッドからスタート / WEC 世界耐久選手権

    アメリカ・テキサス州オースティンで開催されているFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)6時間レースは、9月18日(金)に公式予選を行い、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS040 HYBRIDが揃って3列目のグリッドから明日の決勝レースへとスタートすることになった。

    アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴のTS040 HYBRID #1号車が、チームメイトのアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車のタイムを凌いで5番手グリッドを獲得し、#2号車は6番手グリッドとなった。

    公式予選はまだ日の高い午後6時過ぎに始まり、気温はまだ高く33度もあった。それぞれのクルマを最初に走らせたのは#1号車がブエミ、2号車がコンウェイだったが、LMP2カーが1台ピットロード出口に止まったために赤旗が提示され、2人はその影響を受けてしまった。予選順位はそれぞれのクルマでタイムアタックを行った2人のドライバーのベストタイムの平均値で決まる。今回は#1号車が中嶋とブエミ、#2号車はコンウェイとブルツが走った。

    公式予選の序盤、#2号車が#1号車を凌ぐタイムを記録していたが、終了してみれば#1号車が#2号車の前に出た。しかし、#1号車もポールポジションを獲得した#18ポルシェから2秒以上の遅れがあり、レースは挑戦の色合いの強いものになりそうだ。

    明日のレースは非常に高い気温のもとで行われることになりそうだ。2台のTS040 HYBRIDはレースで最高の性能を発揮出来るように、レース中のタイヤ戦略も含めて準備が整っている。ちなみに、3回の公式練習で走り込んだ2台のTS040 HYBRIDは、合計195周、1075kmを走破している。

    決勝レースは19日(土)午後5時にスタートを切り、6時間後の午後11時にチェッカーフラッグを受ける。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習3回目:6番手(1分49秒112)26周
    予選:  5番手(平均1分48秒990)

    セバスチャン・ブエミ:
    多少の差違はありますが予想通りのポジションと言えます。明日は決勝レースでの走行ペースに集中し、ライバルとの差を縮めます。我々はベストを尽くし、可能な限り多くのことを学ぶべく臨みました。我々にとっては納得の行くセッションであり、少なめの燃料と新しいタイヤでこのサーキットをドライブするのは素晴らしい経験でした。あとは明日の決勝レースを待つだけです。

    中嶋一貴:
    予選はチームメイト同士でのタイムアタック争いとなり、接近した戦いを楽しみました。高い気温によるものなのか、今日行われた他のレースが原因なのかは分かりませんが、コースのコンディションは理想的とは言えませんでした。そのため、タイムアタックは非常に難しいものとなりました。しかし、なんとか最後の周回で全てをまとめることが出来ました。チームとしては良い仕事が出来たので、明日もこの調子を維持したいと思います。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習3回目:5番手(1分49秒221)23周
    予選:  6番手(平均1分49秒176)

    アレックス・ブルツ:
    自分の走りについては、満足行くものではありませんでした。公式練習3回目ではオーバーステア気味だったのですが、フロントタイヤを上手く働かせることが出来ず、アンダーステア症状にも見舞われてしまいました。そのため私は最初の2周で再びコースコンディションを見直さなければなりませんでした。最初のアタックラップでは自身の最高タイムを更新出来ましたが、翌周はコース上の混雑に阻まれてしまいました。リズムを見出すことが出来ず、残念な予選となってしまいました。

    マイク・コンウェイ:
    最初のアタックラップでタイムを出すつもりだったのですが、最終コーナー手前でミスを犯してしまい、コンマ数秒を失いました。翌周もアタックを続け、なんとか上手く行きました。暑いコンディションのせいもあって最後のセクターは非常に滑りやすく、今日の公式練習時とは感触が異なりました。誰もが同じ問題を経験したとは思いますが、決勝レースも同じ状態になりそうなので、対策が必要です。

  • トヨタ:WEC第5戦公式練習初日 レポート

    トヨタ:WEC第5戦公式練習初日 レポート

    9月17日(木)、アメリカ・テキサス州オースティンでFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ6時間レースの公式練習初日が行われた。

    夏のような暑さと高い湿度がドライバーやチームのスタッフを苦しめたが、1時間半ずつ2回・合計3時間の公式練習は昼と夜の両条件下で行われ、9月19日(土)の午後5時から深夜11時に及ぶ決勝レースに向けて、確かな手応えを得ることが出来た。

    アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の乗るTS040 HYBRID#1号車は公式練習1回目を4番手、公式練習2回目を5番手で終えた。アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車はそれぞれのセッションで5番手、6番手だった。中嶋一貴にとってこのサーキットを走るのは初めての経験だった。

    公式練習1回目は日も高い真昼に行われ、9月半ばにもかかわらず気温は35℃にも達していた。それでもチームはレースに向けて最適なセットアップを見つけようと、様々な種類のタイヤをトライし、公式練習1回目では2台のTS040 HYBRIDはライバルのLMP1より多くの周回をこなした。周回数は2台の合計で68周、距離にして375kmに及んだ。#1号車でベストタイムを出したのはブエミ、#2号車はコンウェイだった。

    午後8時から始まった公式練習2回目はル・マン以来の夜間走行となった。TOYOTA GAZOO Racingはこのセッションで数回にわたりコースを外れて走行したために、5分間のペナルティを3回(#1号車が1回、#2号車が2回)受けた。しかし、それ以外はスムーズにセッションを終えることが出来た。このセッションでもブエミが#1号車のベストタイムを、コンウェイが#2号車のベストタイムを記録した。

    18日(金)は、公式練習3回目が午前10時半から行われ、午後6時15分から公式予選が行われる。

    TS040 HYBRID #1号車:
    (アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴)
    公式練習1回目:4番手(1分51秒279)34周
    公式練習2回目:5番手(1分50秒132)40周

    アンソニー・デビッドソン:
    ちょうど昨年と同じように降雨後のドライコンディションでしたが、またこのサーキットに戻って来られて嬉しいです。今日は、この週末に期待が持てるTS040 HYBRIDのセットアップを見出すことが出来ました。もちろん肝心なのはレースでのペースですが、明日の公式予選を前に、公式練習3回目で、TS040 HYBRIDの戦闘力を最大限引き出すために、もう少々、手を加えたいと思っています。

    セバスチャン・ブエミ:
    私の大好きなサーキットのひとつに戻って来られてとても嬉しく、今日は全てが上手く行きました。午後から夜間のセッションにかけて、TS040 HYBRIDは非常に良くなりました。コースの状態も良く、夜間走行でも昨年のように雨が降らなかったのが幸いでした。運転も楽しく、明日、ニュータイヤと少量の燃料で走るのが楽しみです。

    中嶋一貴:
    オースティンは初めてなので、レースを前に多くの周回をこなせたことがとてもプラスになりました。アンソニーとセバスチャンも良いアドバイスをくれましたから、心構えは出来ています。ここはとても素晴らしいコースです。特にとてもエキサイティングなセクター1が印象的です。走行のリズムとコースの感触は掴めましたし、TS040 HYBRIDのバランスも良好です。セットアップを更に煮詰めるためにやることはありますが、良いスタートが切れたと思います。

    TS040 HYBRID #2号車:
    (アレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    公式練習1回目:5番手(1分52秒180)34周
    公式練習2回目:6番手(1分50秒224)38周

    アレックス・ブルツ:
    素晴らしいオースティンのサーキットに戻れて喜んでいます。セットアップ面では、最初の公式練習セッションからハードに作業する必要がありましたが、夜間のセッションでは改善することが出来ました。TS040 HYBRIDの持つパフォーマンスをかなり引き出せていると思いますが、更に研ぎ澄ますべく作業を続けて行きます。今日はこのサーキットにおけるTS040 HYBRIDについて多くを学び、いくつかの改善も出来たのでチームにとって良い一日だったと思います。

    ステファン・サラザン:
    今日はセットアップ面で順調に進み、TS040 HYBRIDの良いバランスを見出すなど、多くの改良を果たせました。このコースはとても好きですが、最速タイムが出せなかったり、他の車両に行く手を阻まれたりするとフラストレーションが溜まることもあります。我々は決勝レースに向けた準備のためにベストを尽くしており、それこそが最も重要です。

    マイク・コンウェイ:
    私にとってトヨタでのデビューを果たしたオースティンで再びドライブ出来るのはとても嬉しいことです。午後のセッションではタイヤについて進展し、バランスにも満足しています。これから今日得られたデータを解析し、明日以降に備えます。