カテゴリー: トヨタ

  • トヨタ、2016年WECマシン『TS050 HYBRID』で初走行

    トヨタ、2016年WECマシン『TS050 HYBRID』で初走行

    トヨタは、2016年WECマシン『TS050 HYBRID』での初走行をスペインのアラゴン・サーキットで行った。

    トヨタの新型LMP1カーであるTS050 HYBRIDは、14日(木)にステファン・サラザンによってシェイクダウンが行われた。テストには、セバスチャン・ブエミとマイク・コンウェイも参加している。

    トヨタは、昨年マシンのTS040 HYBRIDとともにTS050 HYBRIDのテストを実施。テストは3日間に行われる。

    トヨタの広報担当は「全てが順調に進みましたが、それが現段階でお話しできる全てです」と Autosport に述べた。

    トヨタは、ポールリカールで行われるWECのプレシーズンテストが開始される前日となる3月24日にTS050 HYBRIDの詳細を発表する。

    トヨタは昨年6月に2016年にむけて3.7リッター V8自然吸気エンジンに代わる新しいガソリンエンジンを開発していることを明らかにしている。

    トヨタは新型エンジンにターボを搭載すると述べており、昨年タイトルを獲得したポルシェと同じV型4気筒になるとみられている。

    また、トヨタは、ポルシェのように排気ガスからエネルギーを回収するのではなく、フロントおよびリアアスクルからのエネルギー回生を継続することを認めている。

  • トヨタ、衛星通信機能を搭載したMIRAI実験車を参考出展

    トヨタ、衛星通信機能を搭載したMIRAI実験車を参考出展

    トヨタは、今月開催の北米国際自動車ショーにおいて、米Kymeta社がもつ衛星通信技術を活用した、燃料電池自動車「MIRAI」の実験車を参考出展した。

    トヨタは、車載通信機(データ・コミュニケーション・モジュール)の搭載率を今後高めていくなど、クルマの「つながる」化に向けて取り組みを進めており、将来的には、大容量でデータ転送速度に優れた衛星通信の活用も視野に入れている。

    衛星通信には、?車両へ大量のデータを配信できる、?カバーエリアが広く、グローバルに国や地域をまたいで同規格のもと「つながる」クルマを展開できる、?天災等の緊急時でも、より安定した通信が確保できる、などの大きなメリットがある。

    従来の衛星通信アンテナは衛星を捕捉するため、パラボラアンテナのような曲面の形をとるものが通常だが、Kymeta社は液晶技術とソフトウェアを用いることで、こうした形状を要することなく、電子的に衛星を補足できる独自技術を有している。そのため、アンテナを平面化、小型化し、車載に適したものにすることができる。

    トヨタは同社と2013年9月より、大量のデータを車両に衛星配信することを想定した車載用平面アンテナの共同研究を開始。現在は、自動車向けアンテナの開発・試験における独占権を得て、同社に試験車を貸与し、走行評価を実施している。今回参考出展した試作アンテナ搭載のMIRAIは、こうした衛星通信機能の車載に向けた取り組みの進捗を示すものである。

    なお、将来技術の研究開発を促進する観点から、本年1月、トヨタも出資する「未来創生ファンド」※3より、同社へ500万ドルの出資を実施している。トヨタとしても、出資により同社との共同研究がさらに加速することを期待している。

    トヨタの専務役員である友山茂樹は「トヨタは何年にもわたり、世界中の様々な企業を訪問するなど、新しい技術を探してきた。中でもKymeta社の平面型アンテナは、衛星通信技術を車載するにあたっての課題を解決する可能性を秘めており、非常に期待している」と述べた。

    Kymeta社のCEO(最高経営責任者)であるネイサン・クンツ(Nathan Kundtz)氏は「当社はこれまでに1万キロ以上も、衛星通信機能を備えたクルマの路上試験を実施しており、世界に先駆けて、車載に適した衛星通信アンテナを実現すべく、トヨタと協業できることを大変うれしく思う」と述べた。

  • レクサス、新型『LC500』を世界初公開

    レクサス、新型『LC500』を世界初公開

    レクサスは、新型ラグジュアリークーペ「LC500」を2016年北米国際自動車ショーで世界初披露した。LC500は、LEXUSを新たな章へと導くフラッグシップクーペとして誕生した。

    LC500は、2012年デトロイトモーターショーに出展したデザインスタディモデル「LF-LC」がベースとなっている。好評を博したLF-LCのデザインテイストを進化させ、市販モデルにまで昇華させることは、LEXUSブランドに変革をもたらす挑戦であった。

    次世代のLEXUSを象徴するクーペの実現に向け、基本に立ち返り、クルマの骨格であるFRプラットフォームを新開発し、走りのポテンシャルを高め、美しいデザインを創り上げた。低重心かつ前後重量配分などの慣性諸元をつくり込み、フロントミッドシップのレイアウトとし、高剛性ボディ、新開発マルチリンク式サスペンション、およびカーボン素材などを活用した軽量化で、「より鋭く、より優雅に」をキーワードに、すっきりとして奥深い走りの実現を目指した。また、LEXUS “F”モデルから継承したV型8気筒5.0Lエンジンに、新開発10速オートマチックトランスミッションをLEXUSとして初めて採用。伸び感ある加速とドライバーが意図する走行リズムをつくり出す変速が、エンジンサウンドと調和し、気持ち良い走りを実現した。

    なお、LC500の日本での発売は、2017年春頃を予定している。

    LEXUS LC500

    レクサス LC500 主な特長

    LC500の走りのイメージを具現化した妥協なきエクステリア
    ・新開発プラットフォームによる骨格を活かし、走行性能の要件とデザインの狙いが合致した、ダイナミックなプロポーションとラグジュアリークーペとしてのエレガントさを融合したデザイン
    ・低重心かつ低い全高とワイドな全幅でアグレッシブなスタンスを実現し、四隅のタイヤを強調するフェンダーが張り出した、抑揚ある立体構成でクーペとしての機敏さを表現。さらに、各部位の表面は艶やかな曲面とシャープなラインで構成され、ラグジュアリークーペに相応しいエレガントさを強調
    ・フロントは、下端からボンネットフードへと続く流れを強調し、ボディと一体化させ躍動感を高めたスピンドルグリルを中央に、新開発の超小型3連LEDヘッドランプユニットと、L字型に発光するLEDクリアランスランプ(デイライト機能付)により、精悍かつエレガントな表情を演出
    ・リヤは、中央部にフロントからの流れを受けたスピンドル形状のテーマを採用。テールランプ外側から縦下方向に伸びたターンシグナルランプや、マフラーディフューザーの左右下端の配置と合わせ、低重心かつワイド感を強調

    ドライビングプレジャーと快適性が融合したインテリア
    ・コックピットは、ドライバーとクルマの一体感を醸成するドライビングポジションとし、ペダル配置、ステアリング傾角、シートのホールド性など、徹底した走り込みに基づく細部にこだわったレイアウトを実現
    ・シフトバイワイヤシステムや、直感的な操作に対応した次世代マルチメディアを操作系に採用。ステアリングホイールは、握る位置に合わせて断面形状を緻密に変化させ、手にしっくりと馴染むよう配慮。パドルシフトにはマグネシウム素材を使用し操作性と質感が相まって、ドライビングプレジャーの高まりを演出
    ・助手席は、人を包み込みながら、車両前方へ視覚的に広がりを感じさせる開放的な空間づくりを目指した。レザーやアルカンターラ®*2を採用し、触って感じる素材感や使うたびに深まる心地良さを、LEXUS独自の感性とクラフトマンシップによる繊細で高品質なモノづくりで実現。また、ボディ骨格から考慮し開発されたオーディオシステムの採用など、上質なおもてなしの空間を提供

    「より鋭く・より優雅に」をキーワードに開発された走行性能
    ・素直なハンドリングで、すっきりとして奥深いドライビングフィールを実現するべく、世界中のワインディングロードや高速道路などあらゆる道を走り込み、プラットフォームやサスペンションを新たに開発
    ・新開発FRプラットフォームは、新開発の大径ランフラットタイヤを四隅に配置、そしてエンジンを車軸の後方に置き、人や重量物をより重心に近く、低い位置に下げ重量配分のバランスを調整するなど、慣性諸元をつくり込み、走りの理想形に近いフロントミッドシップのレイアウトを創造
    ・高剛性ボディは、基本性能として、高い剛性を確保することに加え、走行中のボディへの力の入力や変形特性にも着目し、回頭性が良く、ドライバーの思い通りにラインをトレースできる性能を実現
    ・マルチリンク式サスペンションは、上下共に2本のアームを持つ構造で、ボールジョイント配置の工夫により、ドライバーの操作や路面からの入力に対し、リニアな応答と手応えの良いステアリングフィールを実現
    ・軽量化では、フロントサスペンションタワー、フロントフェンダー、サイドドア外板などへのアルミ素材の採用、ルーフ、ラゲージドア、サイドドア内側にCFRP*3(炭素繊維強化プラスチック)を採用するなど、低重心化とヨー慣性モーメントの低減を図り、走行性能向上に寄与
    ・10速オートマチックトランスミッションは、シフトチェンジの際の心地良いフィードバックと、切れ味の良い変速を実現。構成部品のアルミ化による大幅な軽量化と部品の小型化を実施。また、アクセルやブレーキ、車両のG(重力加速度)から、ドライバーの意図を読み取り、最適なギヤを選択する新制御も採用

  • トヨタ、86“GRMN”を100台Web限定発売

    トヨタ、86“GRMN”を100台Web限定発売

    トヨタは、TOYOTA GAZOO Racingが開発したコンプリートカー86“GRMN”の商談申し込みを、2016年1月4日(月)から1月22日(金)までの19日間、Web限定で受け付ける。抽選のうえ、2月1日から全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じ100台限定で発売。価格は648万円とした。

    86“GRMN”は、ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦を通じて得た知見をいかし、道を選ばず、走り出した瞬間から素直な車両挙動が感じられ、スポーツドライビングの楽しさを存分に味わうことのできるモデルとしている。

    具体的には、吸排気系変更に加え、エンジン内部パーツの低フリクション化により、エンジンの応答性を向上。ギヤ比を近接(クロスレシオ)させた6速マニュアルトランスミッションと組み合わせ、その性能を最大限にいかした走りを実現。CFRP素材のエンジンフードおよびトランクリッドとルーフパネルに加え、樹脂(ポリカーボネート)製のリヤウインドウ、クォーターウインドウ採用など一層の軽量化・低重心化を図ったほか、補強材追加によるボディ剛性向上とともに、サスペンションの専用チューニング、前後異径タイヤ採用、ブレーキ性能強化など、「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能向上を追求し、GRMNならではのクルマを「操る楽しさ」を提案する。

    デザインは、シンプルな中にも個性を際立たせたスタイリングを実現。CFRP製大型リヤスポイラー、フロントスポイラー&バンパーサイドフィンなどの各種エアロパーツを、より空力性能に考慮した形状とし、力強さとスポーティ感を大胆に表現した。2名乗車仕様としたほか、専用スポーツシート採用やステアリングの小径化などドライバーの操作性を追求。ボディカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン1色とし、内装色はブラックを基調とした。

    なお、生産については、元町工場の専用ラインを使用し、「匠」の技能を有する従業員が組み立てる。

    また、86“GRMN”は、2016年1月15日(金)から17日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉市)で開催の“TOKYO AUTO SALON 2016(東京オートサロン2016)”に出展を予定している。

    86“GRMN” TOYOTA 86“GRMN”

  • 【WEC】 アレックス・ブルツ、トヨタのアドバイザー兼アンバサダーに就任

    【WEC】 アレックス・ブルツ、トヨタのアドバイザー兼アンバサダーに就任

    トヨタは、アレックス・ブルツをチームのアドバイザー兼アンバサダー(親善大使)に任命した。

    アレックス・ブルツは先月行われた2015年WEC最終戦バーレーン6時間レースで、長いレーシングドライバーとしてのキャリアに終止符を打ちった。

    その最後のレースで3位表彰台を獲得し有終の美を飾った。

    アレックス・ブルツは、2016年からTOYOTA GAZOO Racingのアドバイザーとして、ドライバーやチームを見守りアシストすると共に、トヨタがWEC LMP1クラスで採用するハイブリッド技術開発のサポートという任につく。アレックス・ブルツは、TOYOTA GAZOO Racingでドライバーとして活躍した4年間、これらの分野ですでに優れた実績を上げている。現在もF1グランプリにおけるGPDA(Grand Prix Drivers’ Association )会長や、コースデザイン、ドライバー育成などのビジネスに携わっているが、今後は、トヨタにおけるアドバイザーという新しい役目が加わりる。

    アレックス・ブルツは、TOYOTA GAZOO RacingがWECプロジェクトを開始した2011年末からチームと共に戦い続けてきた。2012年には、トヨタがWECで初めてポールポジションを獲得すると同時に初優勝を飾ったサンパウロ6時間レースの立役者でもあり、また2014年のFIA世界耐久選手権マニュファクチャラーズタイトル獲得にも、ドライバーとして重要な役割を果たした。

    佐藤俊男 (チーム代表)
    アレックスが新しい役割でチームに残ってくれることになり、本当に嬉しく思います。トップカテゴリーにおける彼の経験と知見がかけがえのないものであることは明らかですし、これからもチームにとって重要な役目を担ってくれることを期待しています。彼は、2度のル・マンウィナーであり、優れた人格者として我々のドライバーやエンジニアにアドバイスをしてくれるでしょう。アレックスがTOYOTA GAZOO Racingファミリーの一員に留まり、新しいポジション、アンバサダーとして一緒に働いてくれることが楽しみです。

    アレックス・ブルツ (チームアドバイザー件アンバサダー)
    私のレーシングドライバーとしてのキャリアの終わりが、私とモータースポーツの関係の終わりではないことを日頃から願っていたので、トヨタと新しいスタートを切ることが出来るのはとても嬉しいことです。このプロジェクトの最初からずっと一緒にやって来て多くの経験がありますから、チームの将来へと携われることでわくわくしています。2016年の新型車両で、WECは、さらに競争激化して行くでしょう。我々が再び先頭集団で戦えるよう、やるべきことはたくさんあるので胸が高鳴ります。

  • トヨタ、新型プリウスを発売

    トヨタ、新型プリウスを発売

    トヨタは、プリウスをフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、12月9日に発売した。価格は価格は242万9018円(E/FF)〜339万4145円(Aプレミアム ツーリングセレクション/4WD)。

    新型プリウスは、歴代より実現してきた優れた環境性能にさらなる磨きをかけ、「E」グレードにおいてはクラス世界トップレベルの40.8km/Lを実現。

    また、その他の2WD車においても37.2km/L、新たに投入したE-Four(電気式4輪駆動方式)車は34.0km/Lの低燃費を実現し、全グレードにおいて「平成32年度燃費基準+20%」を達成するとともに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「エコカー減税」の免税対象とした。

    さらに新型プリウスは、「もっといいクルマづくり」の実現に向けたクルマづくりの構造改革である、Toyota New Global Architecture(TNGA)の第1号車として投入。これにより、「低燃費」の実現とともにカッコよさを際立たせる「低重心スタイル」や「走りの楽しさ・乗り心地のよさ・静かさ」といった様々な基本性能を大幅に向上している。

    なお、グレード体系は、より低燃費を追求した「E」、基本装備を充実した「S」、衝突回避支援パッケージ“Toyota Safety Sense P”をはじめ先進装備を充実した「A」、「A」の装備に本革巻きのステアリングホイール・本革シートなど、上級装備を充実した「Aプレミアム」を設定。「S」「A」「Aプレミアム」には“ツーリングセレクション”を設定し、215/45R17のタイヤ&アルミホイールや合成皮革表皮のシートなどを装備した。
     また、E-Four車においても「S」「A」「Aプレミアム」ならびに、各グレードに“ツーリングセレクション”を設定した。

    新型プリウスの主な特徴

    ・低重心パッケージによるエモーショナルなスタイル、先進的で温かみを持たせたインテリア

    ・最大熱効率40%を実現したエンジンの搭載をはじめ、モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーといったシステム全体で小型・軽量化を実現。さらに約20%の低損失化を図り、「E」においてはJC08モード走行燃費40.8km/Lの低燃費を実現

    ・TNGAの思想に基づくクルマづくりを実施。低重心パッケージに加え、ボディねじり剛性を約60%向上させた高剛性ボディやダブルウィッシュボーンリヤサスペンションの新採用などにより、走る楽しさや快適性が向上

    ・雪道での一般的な走行における発進をアシストすることにより、安定した走りを実現するE-Four(電気式4輪駆動方式)を開発し、プリウス初の4輪駆動として採用

    ・歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールをはじめ、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を「A」「Aプレミアム」に標準装備。また、ITS専用周波数(760MHz)による路車間・車車間通信を活用した運転支援システム「ITS Connect」を設定するなど先進の安全装備を充実。さらには、Bi-Beam(バイ・ビーム)LEDヘッドランプ、スマートエントリー&スタートシステムを全車標準装備とした

    トヨタ 新型プリウス TOYOTA PRIUS 画像

  • トヨタ車体、新たなチャレンジでダカールラリー2016に参戦

    トヨタ車体、新たなチャレンジでダカールラリー2016に参戦

    トヨタ車体のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、2015年1月3日にアルゼンチン ブエノスアイレスをスタートする『ダカールラリー2016アルゼンチン〜ボリビア』の市販車部門に、同社が開発・生産を担うランドクルーザー200シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦し、3連覇に挑む。

    2015年8月31日に創立70周年を迎えた節目を機に、ラリー参戦活動においても新しいチャレンジをスタートさせ、”もっといいクルマづくり”への取り組みをさらに加速させる。

    1995年のダカールラリー参戦以来、初となる社員ドライバーを起用するとともに、チームに帯同し、ラリー車開発を専属で担当する社員エンジニアを新たに加えた新体制で今大会に臨む。

    これまでも監督やナビゲーターに社員を起用し、参戦を続けてきたが、今回からさらに社員が担う領域を拡大することで、過酷な戦いでクルマを作る人を鍛え、その鍛え上げられた人が”もっといいクルマづくり”に邁進する。

    また、ラリーに使用する燃料は、前回に引き続きスポンサー各社や近隣小中学校をはじめとする地域の方々、ならびに従業員の協力を得て集めた廃食油に加え、今回から新しい取り組みとしてデンソーの藻油から精製したBDFも加えることで、環境技術の発展と循環型社会の仕組みの広がりへ貢献していく。

    ダカール2016参戦車両

    ランドクルーザー200ラリー仕様車

    ダカールラリー2016参戦車両は、年々ハイスピード化するラリーの傾向にあわせ、サスペンションを改良し、車両の路面追従性能を高めたほか、走行中のマイナートラブルによるロスタイムを最小限にとどめる対策に重点をおき準備。アフリカモロッコ王国での自主テスト、モロッコラリー2015参戦による実戦テストを経て熟成させた車両となる。また、会社創立70周年を記念し、トヨタ車体のコーポレートカラーであるブルーを基調にした車両カラーリングに一新した。

    ランドクルーザー200ラリー仕様車 チームランドクルーザー・トヨタオートボデー

  • トヨタ、WRC復帰に向け邁進

    トヨタ、WRC復帰に向け邁進

    トヨタのWRCプロジェクトを担う各組織のリーダーが、11月末、富士スピードウェイに集結した。

    豊田章男 チーム総代表、トミ・マキネン チーム代表、嵯峨宏英 チーム副代表、佐藤俊男 TMG社長の4名は、本格的に車両製作に着手するにあたり、改めてプロジェクトの目標、想いを共有し、成功に向けて結束を固めた。

    話し合いの中で、豊田章男 チーム総代表は「ラリーにおけるクルマづくりは理論だけでない“それぞれの道”に合わせた現地現物のクルマづくり。そこには、もっといいクルマづくりを目指すトヨタが改めて学ばなければいけないことがたくさんある。それを実践するマキネン氏に我々は大いに学ばなければならない」と話し、トミ・マキネンの牽引するチームに期待が高まっています。

    2015年7月に発表したとおり、トヨタは、2017年のWRC復帰に向け、トミ・マキネンをチーム代表に迎えました。

    同氏に協力をお願いすることに至った経緯は、豊田総代表と同氏が想いを交わす中で、彼の豊富な経験を生かし、少数精鋭で勝てるクルマづくりに協力いただきたいという想いからだった。

    現トヨタは、トミ・マキネンの強力なリーダーシップのもと、フィンランドを拠点に参戦準備を進めている。チームを構築中のトミ・マキネンのもとには、経験豊富で熱意あるスペシャリストが集まってきており、この新しい挑戦の成功に向け、現在約40名のスタッフが絶え間ない努力を続けている。

    「参戦までの準備時間が非常に限られているので、難しいプロジェクトですが、プロフェッショナルで対応力のあるチームを構築してきました。チームメンバーの献身的な働きによって、当初のスケジュールと目標を達成できる見通しが立ちました。もちろんまだまだやるべきことはありますが、準備は整っています」とトミ・マキネンは述べまた。

    WRC通算24勝、4年連続ドライバーズチャンピオンに輝いたトミ・マキネンのもとで、トヨタはヤリスWRCを最高のレベルに仕上げていく。

    プロジェクトの次の重要なステップとなる車両テストは、2016年春の開始を予定しています。

    トミ・マキネン Q&A

    ヤリスの組み立てはもう始まっていますか?
    今車両の設計を行っています。技術チームのエンジニアたちはスケジュールに間に合うようサプライヤーと協力し、そして何より勝てるクルマをつくるため、絶え間ない作業を続けています。ヤリスの組み立ては、まもなく始まります。

    TMGはプロジェクトに参加しているのですか?
    はい。TMGは我々の重要なパートナーで、エンジンの設計と製作を担当しています。ヤリスを強いクルマにするために、彼らとは密に作業を続けていきます。

    TOYOTA GAZOO Racingチームはどこに拠点を置くのですか?
    チームはフィンランドを拠点とし、日本のチームとして登録します。2016年のオペレーションに必要なワークショップとデザインオフィスはプーポラ(Tommi Mäkinen Racingの所在地)に位置しています。現在も日本のTOYOTA GAZOO Racingのメンバーが定期的に訪問し、密に連携しながらプロジェクトを進めています。このプロジェクトをラリーが国技とも言われ、ラリーへの誇りに溢れるこの国で運営できることを非常にうれしく思っています。車両テストにも多くのオプションが提供でき、開発にも非常に適した場所です。しかし、ワークスチームの拠点、そして2017年に必要な施設としては別の場所も検討中です。

    TOYOTA GAZOO Racingの成功のカギは何だと考えていますか?
    トヨタは現在、世界最大の自動車メーカーですが、同時にスリムで効率のよい運営で知られています。WRCチームに関しても同じように、少数精鋭チームを作りたいと考えています。私が三菱チームのドライバーだったころと同じ志で、勝つために必要なことは、予算やスタッフの数ではありません。一番大切なのは、同じ目的を持った仲間と喜びを共有し、リラックスして仕事ができる雰囲気だと考えています。トヨタのやり方に倣い、「I Love Cars!」の精神、そして皆が楽しんで仕事をしているというところを世界の人々に見せていきたいと思っています。

    テストスケジュールはどのような予定ですか?
    テストは2016年の春に開始の予定です。フィンランドおよび世界中でテストを行うため、集中したスケジュールがすでに組まれています。

    チーム編成は完了していますか?
    チームは徐々に拡大中で、まだいくつかのポジションには空きがあります。このプロジェクトに全力投球でき、大きな家族のような我々のチームの一員になってくれるメンバーを探しています。我々は手を取り合って皆で協力しあって作業をしています。強い個性がありながら、チームに溶け込める人が、我々が求める人材です。

    2017年のドライバーは決まっていますか?
    3台が難しければ、少なくとも2台は出せることを願いながら、様々なドライバーと話し合いをしているところです。

    主なチームメンバーを教えてください。
    オペレーションディレクターラウリ・リーピネン
    スポーティング・ディレクターヤルモ・レーティネン
    技術チーム(設計・開発)
    マイケル・ゾトス、トム・フォウラー、ミッコ・ルオホ、サイモン・キャリアー

  • トヨタ、東京オートサロン2016に「TOYOTA S-FR」レーシング仕様車を出展

    トヨタ、東京オートサロン2016に「TOYOTA S-FR」レーシング仕様車を出展

    トヨタは、“TOKYO AUTO SALON 2016”にTOYOTA GAZOO Racingとして出展し、第44回東京モーターショー2015に出展したコンセプトカー「TOYOTA S-FR」のレーシング仕様車「TOYOTA S-FR Racing Concept」などを出展する。

    TOYOTA S-FR Racing Conceptは、大きく張り出したオーバーフェンダーや大胆なエアアウトレット(空気排出口)を備えたエンジンフードに加え、フロントアンダースポイラー、カナード、リヤスポイラーなどCFRPの大型エアロパーツを採用。サーキットで高いパフォーマンスを発揮するためのデザインを追求した。

    TOYOTA S-FRの愛着の湧くシンプルなスタイルをベースにしながらも、よりスポーティなスタイルを実現することで、TOYOTA S-FRの新たな世界観を提案する。

    また、2007年から参戦を続けているニュルブルクリンク24時間耐久レースの歴代参戦車両や、2015年にFIA世界耐久選手権(WEC)や全日本ラリー選手権で活躍した車両や、“G’s”のコンセプトカー「VOXY G’s Concept」、「NOAH G’s Concept」なども展示する。

    TOKYO AUTO SALON 2016は、2016年1月15日(金)から17日(日)の3日間、幕張メッセで開催される。

    TOYOTA S-FR Racing Concept TOYOTA S-FR Racing Concept

  • トヨタ、IPC ワールドワイド・パラリンピック・パートナーに就任

    トヨタ、IPC ワールドワイド・パラリンピック・パートナーに就任

    トヨタは、国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee 以下、IPC)との間で、東京パラリンピックを含む2024年までのIPC「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー(Worldwide Paralympic Partner)」スポンサー契約を締結し、本日、東京にて発表会を実施した。

    発表会にはIPCのフィリップ・クレイヴァン会長をはじめとする、パラリンピック関係団体の関係者、および当社代表取締役社長の豊田章男が出席した。

    今回、締結された契約の詳細は下記の通り。

    IPC「ワールドワイド・パラリンピック・パートナー(Worldwide Paralympic Partner)」スポンサー

    パラリンピックの最高位レベルのグローバルスポンサーシッププログラム。夏季・冬季パラリンピック大会および関連活動について、スポンサー企業がグローバルで支援を行う。また、今回の契約には、2017年から2024年の期間で、すべてのNPC(National Paralympic Committee)と活動する権利も含まれている。

    <対象期間>
    2016年〜2024年(2016年の権利対象国は日本のみ。2017年からはグローバルの権利)

    <主な対象製品>
    モビリティ
    ・Vehicles(乗用車、小型モビリティ、商用車 等)
    ・Mobility Services(ITS、テレマティクスサービス 等)
    ・Mobility Support Robots(移動支援ロボット、リハビリテーションロボット、ウェアラブルロボット 等)

    発表会で、フィリップ・クレイヴァン会長は、「IPCとトヨタは、『全ての人にモビリティを提供することでより多様な社会が生まれる』という同じ価値観と情熱を持っています。長期にわたるパートナーシップ契約を結べることを喜ばしく思います。IPCはパラリンピック競技を通じて、『すべての人が参加できる社会の実現』を目指しており、そのためにはすべての人に移動の自由があることが必要だと考えています。トヨタとのパートナーシップによって、移動の自由が実現できれば、多くの人の人生をより良いものにすることが可能になります。パラリンピックは社会の変革をもたらす最も大きなスポーツイベントとして、このムーブメントを更に社会にとって意義のあるものにしていきたいと思います」と述べた。

    豊田章男社長は、「私たちは『すべての人が参加できる社会を目指す』というIPCの理念に深く共感しています。その実現のためには、移動の自由が鍵を握っております。トヨタは、『移動』がチャレンジするための障がいではなく、夢を叶えるための可能性になってほしいと願っております。また、会社が苦しい時、スポーツが私たちに希望を与え、『決してあきらめるな』と奮い立たせてくれました。スポーツは、私達の心を一つにします。トヨタは、パラリンピック・ムーブメントの一員として、『移動の自由』の実現と、『スポーツの感動』を広げる活動にチャレンジしたいと思います」と述べた。

    関連:トヨタ、国際オリンピック委員会(IOC)のTOPパートナーに決定 – 2015年11月26日