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  • 【WTCC】 ホンダ:道上龍はトラブルでダブルリタイア/ 第2戦イタリア

    【WTCC】 ホンダ:道上龍はトラブルでダブルリタイア/ 第2戦イタリア

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第2戦は、イタリア・モンツァで4月30日(日)に決勝レースが行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、5番手からスタートしたカストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)のノルベルト・ミケリスが好ダッシュで3番手に上昇。2周目には2番手に上がり、トップを狙う。

    しかし3周目の最終コーナーでスキを見せたトップを抜きにかかり、2台はコースアウト。マシンにダメージを負ったミケリスはピットインし、優勝争いから脱落した。

    9番手スタートのティアゴ・モンテイロも好スタートで、6番手にポジションアップ。3周目には上位の脱落もあり5番手、その後前車をストレートで追い抜き、7周目には3番手まで上昇し、9周のチェッカーフラッグを受けた。

    11番手スタートの道上龍(Honda Racing Team JAS)は、フォーメーションラップ後にピットインし、マシントラブルでリタイアとなっている。

    その後に行われたメインレースでは、2番手スタートのモンテイロが好ダッシュでトップを奪った。しかし、2周目の最終コーナーでトップを奪い返され、2番手となる。6番手スタートのミケリスもスタートで5番手に上昇した。

    その後両車は後続からの激しいアタックを受けるが、巧みなラインコントロールでポジションをキープ。モンテイロは2番手でゴールし、2レース連続で表彰台を獲得した。ミケリスは最終ラップの最終コーナーで後続に攻められ、2台並んでチェッカーを受ける。わずか0.001秒の差でかわされ、6番手でレースを終えた。

    道上はスタートを切ったものの、トラブルが起こり2周目終了時にピットイン。トラブルを修復できず、リタイアとなった。

    ティアゴ・モンテイロ(3位/2位)

    ティアゴ・モンテイロ 「2つのレースで表彰台を獲得し、このモンツァでもチャンピオンシップをリードし続けたことはすばらしいことです。高速コースはあまり得意ではないと思っていましたが、進化したCivic WTCCはすばらしいものでした。ここでの結果は、今後どのコースでも高い競争力があることを示したと思います。メインレースではトップを奪い、勝利を確信しましたが、アスカリ・シケイン立ち上がりのわずかなミスを突かれてしまいました」

    ノルベルト・ミケリス(リタイア/6位)

    「チームとティアゴが2つのレースで非常にいい結果を出したことに満足していますが、自分のレースについてはとてもがっかりしています。オープニングレースではすばらしいスタートが切れ、クリーンに2番手に上がることができました。パラボリカでトップのマシンが無理なラインを取らなければ、簡単に勝利をものにしていたと思います。チームはメインレースのためにマシンを修復してくれましたが、ステアリングとブレーキのバランスにダメージがあり、満足なレースはできませんでした」

    道上龍(リタイア/リタイア)

    「テストの時より大幅にタイムアップでき、マシンに手応えを感じていただけに、残念なレースになってしまいました。エンジンの不調やステアリングの表示が消えるなどのトラブルであまり走れなかったのですが、メインレースではオーバーテイクすることもできました。タイヤの使い方など、まだ完全に自分のものにできていないところもありますが、経験を積んで、WTCCの戦い方を身につけて、よりよい結果を残せるようがんばります。次のハンガリーは、テストでも走り込みましたし、Civic WTCCにとっては有利なコースですから、とても楽しみです」

  • 【WTCC】 ホンダ シビック WTCCがメインレースで1−2フィニッシュ

    【WTCC】 ホンダ シビック WTCCがメインレースで1−2フィニッシュ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)は開幕戦モロッコの決勝レースを迎えた。

    予選順位10番手までがリバースグリッドで行われるオープニングレースで、カストロール・ホンダ・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)のティアゴ・モンテイロは予選トップタイムだったため10番グリッド、ノルベルト・ミケリスは8番グリッドからのスタートとなった。

    スタートでポジションを上げた2台は1周目を終えた時点で、ミケリスが6番手、モンテイロが7番手にポジションアップ。その後先頭を走るマシンがコースアウトし脱落。2台はさらに1つ順位を上げた。狭くストレートの短いストリートコースだけに追い抜きは難しく、ミケリスは5位、モンテイロは6位でフィニッシュした。

    Honda Racing Team J.A.S.から参戦する道上龍は、13番手から好スタートを決めましたが、1周目に後続に追突されマシンにダメージを負い、リタイアを余儀なくされた。

    続いて行われたメインレースでは、モンテイロがポールポジション、ミケリスが3番手からスタートした。モンテイロはトップを守り、好スタートを切ったミケリスはスタート直後に2番手に上がり、早々に1−2態勢を築きます。その後も完全にレースをコントロールした2台は、そのポジションを守り切りフィニッシュ。Honda Civic WTCCの強さをみせつける勝利を飾った。

    オープニングレースでのダメージを修復した道上は、1周目に9番手に浮上。5周目に後続にすきを突かれ10番手になるが、そのポジションを守って10位でフィニッシュし、ポイントを獲得した。

    ティアゴ・モンテイロ(レース1 6位 / レース2 優勝)
    「シーズン最初のメインレースに勝利し、ドライバーズとマニュファクチャラーズのチャンピオンシップをリードできたことは、自分自身とチームにとって、とてもすばらしい気分です。 ストリートサーキットでは、追い抜きが非常に厳しいので、予選でポールポジションをとることがとても大切でした。 私はいいスタートをして、非常に暑い日にブレーキやタイヤに注意を払いながら、自分のペースをコントロールし、トップでチェッカーフラッグ受けることができました。とてもすばらしい勝利です」

    ノルベルト・ミケリス(レース1 5位 / レース2 2位)
    「チームにとってすばらしい結果であり、モンテイロ選手の勝利を祝福したいと思います。今日の結果はスタートがすべてでした。ここでは追い抜くことが非常に難しいので、私は自分のポジションを守りきれることを確信していました。 今シーズンに向けて強力なスタートを切れたことをとてもうれしく思います」

    道上龍(レース1 14位 / レース2 10位)
    「予選では自分のミスで残念な結果となりましたが、マシンの感触はとてもよく、コースの特性も自分に合っている感じがしたので、気持ちを切り替えてレースに臨みました。オープニングレースではスタートがとてもうまく決まり、1周目でモンテイロ選手のすぐ後ろに着くことができたのですが、後ろから追突されて、なにもすることができずにスピンしてしまいました。左リヤのアームにダメージを負ってしまい、なんとかピットに戻ることができましたが、レースはリタイアせざるを得ませんでした。早い段階でピットに戻れたので、メインレースに向けてマシンを直すことができたのはよかったです。 メインレースでは始めからいいペースで走れていたのですが、なかなか抜けないコースだけにポジションを上げることはできませんでした。ちょっとしたミスのすきをつかれてハフ選手に抜かれてしまいましたが、レースを走りきることができたことで多くの収穫を得られたと思います。WTCCは、短い距離のレースですが、その中にいろいろな要素が詰まっていて独特の難しさがあります。まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあると感じましたし、世界のトップレベルと競う大変さも実感しました。これからも経験を重ねて、自分をレベルアップさせていきたいと思います」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「オープニングレースは、道上選手がオープニングラップで追突されてマシンにダメージを負ってしまいました。なにもできないままレースを終えることになり、マシンの仕上がりについてポジティブだっただけに残念な結果でした。ミケリス選手、モンテイロ選手は、共に好スタートでポジションを上げましたが、なかなか抜けないコースだけに、それ以上のポジションアップは難しく、レース途中でマシンを温存する作戦を取らざるを得ませんでした。メインレースでは、ミケリス選手が好スタートで2番手を奪い、ポールポジションからモンテイロ選手もきっちりトップを守って、早々に1−2態勢を作りレースをコントロールすることができ、目指した通りの結果が得られました。道上選手も1周目に9番手に上がりましたが、途中でわずかなすきを突かれて10位でフィニッシュし、ポイントを獲得しました。全体的にシーズン開幕戦としては、とてもいいスタートが切れたと思っています。ウインターテストにおけるチームの努力が実ったと言える結果であり、チームのみんな一人一人に感謝したいです。しかしながら、チャンピオンを取るにはまだまだパフォーマンスを上げる必要性を感じています。特に次戦のモンツァはエンジンパワーがモノを言うコースですから、一層努力してレベルアップを図り、この好調を続けていきたいと思います」

  • 道上龍、WTCCフル参戦に意気込み「すべてを出しきって戦う覚悟」

    道上龍、WTCCフル参戦に意気込み「すべてを出しきって戦う覚悟」

    道上龍が、日本人初のレギュラードライバーとして参戦する2017年のWTCC(FIA世界ツーリングカー選手権)への意気込みを語った。

    2016年、ツインリンクもてぎで行われたWTCC第9戦日本ラウンドにスポット参戦した道上龍は、Honda Racing Team J.A.S.でレギュラードライバーとして参戦。自身のキャリア初となる世界選手権において勝利を目指す。

    世界選手権にフル参戦することになったお気持ちは?
    昨年のスポット参戦で日本大会に出ましたが、それはまだお試しという感じでした。昨年末くらいから、来年参戦するかもということになって、一気に話がまとまり、1月からテストに参加しています。一線を退いて4年ほど乗っていない期間があったし、GT(SUPER GT)やSF(全日本スーパーフォーミュラ選手権)のチームで監督をやり、そのチームをよくしようということを考えてきました。ですので、また自分がドライバーとしてやることになって、本当に走れるのかとか、Hondaのワークスとしてやっていけるのかとか、いろいろと不安がよぎったのが正直なところです。でもそういうお話をいただいて、僕もHondaで育ってきて、断る理由はないと思いました。年齢という部分での不安はありません。ただ、今まで自分が日本のレースでやってきたことが、ツーリングカーの世界選手権で通用するのかなという不安はありますが、全力で戦います。

    昨年と今年のテストでWTCCには慣れましたか?
    おそらく、まだ今の時点ではそうでもありません。やはりレースをやっていく中でしか分からないこともあると思います。コミュニケーションもまだまだ足りないと思っています。でも一年やって、世界の舞台で戦うということを通じて、自分をさらに成長させようとも思っています。この経験で自分のレース人生をさらにステップアップさせようという思いと、それを楽しみにしている面もありますね。

    シーズン開幕に向けての意気込みを
    もちろん精一杯がんばります。でも初体験のサーキットがほとんどなので、短い時間でコースを覚え、走り方を考えなければいけないわけで、前輪駆動で大出力エンジンを搭載したWTCCの特別なマシンだけに、難しい部分もありますが、すべてを出しきって戦う覚悟です。日本でもWTCCのテレビ放映があるということなので、僕がむしゃらにやっている姿を見てほしいですね。うまくいかないこともあると思いますが、結果を求められていることも十分に理解しています。目一杯がんばりますので、応援よろしくお願いします

  • ホンダ:2017 WTCC モンツァ 合同テストレポート

    ホンダ:2017 WTCC モンツァ 合同テストレポート

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)は4月の開幕戦に向けて、3月14日と15日に、イタリア・モンツァで合同テストを開催。 最高峰クラスとなるTC1に参戦する11台がテストに参加し、シリーズで最も高速コースとなるモンツァで、2日間、精力的に走行を重ねた。

    Honda Civic WTCC陣営は、Castrol Honda World Touring Car Teamのティアゴ・モンテイロ、ノルベルト・ミケリス、そしてHonda Racing Team J.A.S.の道上龍がテストに参加した。Honda Civic WTCC勢は、1月と2月に独自のテストを行い、今回の合同テストに臨む。

    テスト初日の14日、新たに投入した車体に不具合が見つかり、その修復を行ったため、午前のセッションの走行はできなかったが、午後からは3台ともが積極的に周回を重ねた。15日は、新たに投入したエンジン、エアロパーツなどの感触を確認し、マシンのセッティングを詰める作業を行った。ベストラップは、モンテイロが1分53秒509で4番手、ミケリスが1分53秒591で5番手、道上が1分54秒522で7番手となり、2日間のテストを終えている

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)
    「今回の合同テストは、初めて3台ともが2017年仕様の車体で臨みました。開幕戦に向けてのテストが中心で、新しいアイテムというのは前回のテストからそれほど入ってはいません。新しい車体のシェイクダウンということもあり、ドライバーの反応としては、セッティングがまだちょっと煮つけきれていないかなという印象でした。道上選手も、開幕戦仕様の車体を初めてドライブし、まだ感触がつかみきれていないようです。道上選手のマシンにだけ、改良型のエンジンを入れています。その点でも乗り慣れるまでは時間がかかりましたが、ニュータイヤでそこそこいいタイムが出ていたので、全体としてはよかったかなと思います。タイム差については、お互いに積んでいるウエイトがはっきり分からないのでなんとも言えない部分はありますが、我々のパフォーマンスとしては、まだ改良の余地があると思ってます。開幕に向けてさらに速さを詰めていきたいです。開幕に向けては、もちろん初戦のマラケシュを1-2-3で終えることを目指し、それには、まず予選でトップを取るということを目指します」

  • 【WTCC】 ホンダ、道上龍を2017年のレギュラードライバーに起用

    【WTCC】 ホンダ、道上龍を2017年のレギュラードライバーに起用

    ホンダは、2017年のFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に、日本人初のレギュラードライバーとなる道上龍を含む、Hondaワークスチーム2チーム3台の体制で参戦する。

    2016年、ツインリンクもてぎで行われたWTCC第9戦日本ラウンドにスポット参戦した道上龍は、Honda Racing Team J.A.S.でレギュラードライバーとして参戦。自身のキャリア初となる世界選手権において勝利を目指す。

    また、2016年シーズンをホンダ勢最上位となるランキング3位で終えたティアゴ・モンテイロは、ホンダのワークスドライバーとして6年目のシーズンを迎える。2016年シーズンからホンダのワークスドライバーとなったノルベルト・ミケリスは、2017年はCastrol Honda World Touring Car Teamから参戦する。

    山本雅史 (本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長)
    「モンテイロ選手とミケリス選手という素晴らしいドライバーに加え、日本人として初のWTCCフル参戦となる道上選手をHondaのワークスチームへ迎えることができて非常にうれしく思っています。道上選手は日本で長くツーリングカー選手権を戦ってきた選手ですので、その経験を活かした活躍を期待しています。また国内のモータースポーツファンの皆様にも一層のご支援をいただき、WTCCが盛り上ってくれるものと期待します。このドライバー体制に加え、このオフシーズン中に、車両の戦闘力を増す改良を施して、2017年のドライバーズタイトル、マニュファクチャラーズタイトルの獲得をチーム一丸となって目指します」

    古川隆一 (株式会社本田技術研究所 Honda WTCC プロジェクトリーダー)
    「2017年シーズンに向けてホモロゲーションを再取得し、車体全体の戦闘力を向上させるべく強力に開発を進めています。弱点部位の改善と得意分野のさらなる強化を行い、タイトルを獲得したいと思っています。シーズンフル参戦が決定した道上選手には、今まで積み重ねた数々の経験と優れたドライビングテクニックを存分に発揮していただき、日本人として、またHondaの一員として、最高の結果を期待しています。ご声援の程、何卒よろしくお願いいたします」

    <Honda Racing Team J.A.S.>
    道上龍
    「私にとっては2013年以降、4年ぶりのドライバーとしての本格復帰であり、同時に世界選手権フル参戦という初めてのチャレンジとなります。世界選手権の舞台で日本人としてHondaブランドを背負って戦えることを誇りに思うと同時に、非常に身の引き締まる思いです。とても大きな挑戦になりますが、今までの経験を活かし、レース人生の集大成とするべく全ての力を出し切り、勝利を目指します。HondaとJ.A.S.モータースポーツのメンバーとともに力を合わせ、精一杯頑張りますので、ご声援をよろしくお願いいたします」

    <Castrol Honda World Touring Car Team>
    ティアゴ・モンテイロ
    「今年もHondaと一緒に戦えることをとてもうれしく思っており、シーズンの開幕を非常に楽しみにしています。2012年のHondaのWTCCプロジェクト開始時からチームの一員になり、チャンピオンになることを目標に戦ってきましたが、今年もその思いは変わりません。昨年は私の祖国、ポルトガルで優勝できたことに加え、年間ランキング3位になり、これまでで最も良い結果を残すことができました。今年もこの成長の勢いを維持していけると思っていますし、それが実現できればタイトルを狙うことができると確信しています」

    ノルベルト・ミケリス
    「今年もHondaでドライブできることを大変うれしく思っています。昨年はHondaワークスドライバーとしての参戦1年目で、開幕直後こそ少し苦戦をしたものの、シーズン後半には安定感のある速さを見せることができました。そのなかでも、Hondaのホームサーキットであるツインリンクもてぎで勝つことができたことをとても誇りに思っています。目標であるチャンピオンになるために、強力なマシンとチーム体制がある上に、自身の準備も十分整っています。Honda陣営としても、モンテイロ選手と道上選手とともに、シーズンを通して最高のパフォーマンスをお見せできると確信しています」

  • ホンダ、2017年もWTCCへの参戦を継続

    ホンダ、2017年もWTCCへの参戦を継続

    ホンダは、2017年シーズンもWTCCへの参戦を継続することを発表した。

    ホンダのWTCCのレース契約は今シーズン末で期限切れとなっていたが、2017年も参戦を継続することを決定した。

    今年、ホンダはシーズン前半戦で前年のチャンピオンであるシトロエンにマニュファクチャラーズで最も近いチャレンジャーだったが、フラットフロア論争によってハンガリーとモロッコのラウンドから除外されて勢いを失った。

    不服として訴えたホンダはハンガリーの結果を取り戻したが、マラケシュでのレース除外は変わらなかった。

    タイでのラウンドがキャンセルされる予定であり、土曜日の上海でシトロエンは暫定的に3年連続となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得。現在、残り191ポイントで、ホンダはシトロエンに208ポイント差をつけられている。

    来年、シトロエンはマニュファクチャラーとしての参戦を終えるが、ホンダは土曜日に少なくともあと1年は選手権に留めることを発表した。

    「WTCCはホンダの製品と価値をプロモートするために素晴らしいプラットフォームだ」とホンダ・ヨーロッパのモータースポーツマネジャーを務めるウイリアム・デ・ブレイケラーは述べた。

    「まだ今シーズン終了まで2ヵ月以上があるが、我々は2017 FIA World Touring Car選手権へのコミットメントを発表できて嬉しく思う」

    「グローバル、およびネーションレベルでのホンダの組織からのサポートも素晴らしいものだった」

    「さらに我々のカスタマーとファンの熱意は本当に特別だった。彼らに参戦の継続を捧げたい」

  • 道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    9月4日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県)にて、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第9戦日本ラウンドの決勝レースが行われた。

    予選10番手までがリバースグリッドとなるオープニングレースで、今回スポット参戦となる道上龍(Honda Racing Team JAS)はオープニングラップで12番手となり、5周目を終えて11番手に浮上。その後はポジションを守りきり、11位でフィニッシュした。

    予選順位通りのグリッドで行われるメインレースでは、道上は15番グリッドから一つ順位を上げたものの、後続にポジションを奪われ、17位でレースを終えた。

    オープニングレースでは「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team JAS)」のノルベルト・ミケリスが優勝し、Honda Civic WTCCは今シーズン4勝目を達成した。2位にロブ・ハフ、3位にティアゴ・モンテイロと、「カストロール・ホンダ・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」の2人が続き、Honda Civic WTCC勢が表彰台を独占。メインレースでは、4番グリッドからスタートしたモンテイロがポジションを一つ上げて3位表彰台を獲得した。

    道上龍 (11位/17位)
    「準備不足の部分もありましたが、いろいろなバックアップをしてもらい、なんとか2レースを走りきれました。完走を目標としていたので、その点はよかったです。久しぶりのレースでしたが、オープニングレースを走り終えたあとで“まだ走れるのかな”という感覚がありました。また、メインレースでは、暑さ対策にクールスーツを使っていましたが、序盤に効かなくなってしまい、スイッチを切ったらかえって熱い水が回り、身体が苦しくなってペースダウンしました。それだけでなく、メインレースでセットアップを変えてきているマシンが多く、周囲のペースについていけないない部分もありました。接触などWTCCならではの激しさを経験しましたし、わずか13〜14周のレースの中に、マシンの変化やタイヤの使い方などいろいろな要素が詰まっていて、それらをどう克服して走りきるか、という点は難しかったです。まだ合わせきれていない部分もあり、もし今後も乗るようなことがあれば、そこは課題だと思います。マシンの変化への対応については、明確なものはまだ見つけられていません。前を走っているドライバーを見ていても、アウトに振ったり、インについたり、バトルをしながらいろいろと工夫しているようです。印象としては、SUPER GTやスーパーフォーミュラよりもタイヤの使い方が難しいかもしれません。すごく気を遣わなければならないです。特にパワーのかけ方やアクセルコントロールが難しかったです。エンジニアからいろいろ教えてもらいましたが、なかなかすぐにマスターするのは難しいですね。難しかったですが、いい経験をさせてもらったと思います」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「オープニングレースで表彰台を独占し、メインレースでもモンテイロ選手が3位を獲得。日本での戦いでいい結果が出せたことをうれしく思います。もちろん、メインレースでの優勝が目標でしたので、すべて満足というわけではありません。やはり予想以上にハンディウエイトの影響が大きく、予選で好位置を得られなかった点は反省です。レースでは、厳しいことが予想されたブレーキへの対応がしっかりできて、予選ほどライバルとの差はなく戦えたことは、大きな収穫でした。道上選手は初めてのレースでしたので、なかなかかみ合わないことがありましたが、彼の速さ、ポテンシャルの高さはほかのドライバーもチームも認めています。それをちゃんと披露し、クールスーツのトラブルにもかかわらず最後まで走りきってくれましたし、またこのレースの難しさを、我々に改めて教えてくれました。最後に、日本の多くファンの皆さんに、力強い応援をいただいたことに感謝します。ありがとうございました」

  • 道上龍、予選は15番手 / WTCC 第9戦 日本

    道上龍、予選は15番手 / WTCC 第9戦 日本

    9月3日(土)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第9戦日本ラウンドの予選が栃木県のツインリンクもてぎで行われ、スポット参戦した「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team JAS)」の道上龍は予選15番手だった。

    道上龍は、Q1で一時3番手タイムを記録するものの、その後タイムを伸ばすことができず、最終的に15番手となりQ1を突破することはできなかった。

    道上龍(15番手)
    「フリー走行までは、ほかのHonda勢について行くことはできましたが、予選になると彼らのタイヤの使い方やマシンの走らせ方、ライン取りなどが自分のイメージとは違うことがデータに表れていました。思ったほどタイムを上げることができず、難しい予選でしたが、自分の中では楽しめたと思います。決勝はトップドライバーの走りを後ろから見ながらの走行となりますが、とにかくリタイアせず、完走を目標にがんばりたいと思います。オープニングレースを最後まで走り切ることでなにが足りなかったのか、こうしたいというのをメインレースにつなげられると思うからです」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「ツインリンクもてぎでの日本戦に向けて、車体、エンジンともにコースに合わせたセットアップをして臨みました。具体的にはタイトなコーナーをクイックに回れるような足回りのセットと、エンジンに関してはALS(アンチラグシステム)のセッティングを、よりアクセルレスポンスをよくする方向にしています。今回は80?のウエイトハンデとなり、予想以上に影響がありました。もてぎのコースはストップ&ゴーが多いことが特徴ですが、このコース特性がウエイトの影響を大きくしたのだと思います。予選については、道上選手がQ1を突破できなかったことは残念な結果でした。テスト、フリープラクティスを通してだいぶマシンにも慣れて、道上選手本人もいい感触だったのですが、やはり最後ではコンマ数秒のタイムを削るレギュラードライバーたちにはわずかに及びませんでした。ハフ選手、ミケリス選手については、Q2の終盤の状況を見て、オープニングレースのフロントローを狙いました。モンテイロ選手はQ3に進み、がんばりをみせてくれました。レースは厳しくなることが予想され、ブレーキ、タイヤなどのマネージメントが勝敗のカギを握るでしょう。両レースともに期待のできるポジションを得ましたので、日本のファンの皆さんの声援にお応えできるようにがんばります」

  • 道上龍、岡山でシビックWTCCをテスト

    道上龍、岡山でシビックWTCCをテスト

    8月30日(火)、ホンダ シビック WTCC勢が、岡山国際サーキットで、日本ラウンドに向けたテスト走行を行った。

    テストの主な目的は、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)用に投入するニューシャシーのシェイクダウンテストと、道上龍(Honda Racing Team JAS)の慣熟走行テストとなった。

    今回がWTCC(世界ツーリングカー選手権)初参戦となる道上龍にとっては、ツインリンクもてぎでの本戦に向けたセットアップを導き出すための重要なテストとなった。

    台風の影響が心配された岡山国際サーキットは朝から晴天に恵まれ、テストは午前9時にスタート。まずはモンテイロがコースインし、車両の感触を確かめながら走行を繰り返していく。8周ほどをこなしてモンテイロのセッションは終了。レース用エンジンは年間1基という規定があるため、最低限の周回数で確認を終えた。モンテイロの感触は上々で、大きな問題はなかった。

    道上龍のマシンにはマイナートラブルが発生し、数周してはピットインを繰り返すという状況だったが、午前中2時間のテスト走行を終えた段階でトラブルの原因が突き止められ、無事に修復を終えた。

    午後のセッションでは新品タイヤを装着しての走行や、スタートの練習など、午前中にはなかったメニューが加えられ、テスト内容もより中身の濃いものとなっていく。道上龍はリアのスタビリティを得るべく、チームにさまざまな変更をオーダー。試行錯誤の末に、手応えを得る段階までマシンのセットアップを煮詰めることができた。午後のセッションも2時間の予定だったが、さらなるフィーリングの向上を狙って時間を30分延長し、精力的に走り込みを行っている。道上りゅのラップタイムは、モンテイロと比べても引けを取っておらず、実戦に向けて期待の持てるテスト走行となった。

    道上龍
    午前のテストを終えて
    「自分の中でツインリンクもてぎをイメージして走っていますが、まだリアのグリップが自分の好みに合っていません。ブレーキング時の接地感がなく、そこからターンインをしてしまうので、オーバーステアを誘発させてしまう。もちろん、こことツインリンクもてぎでは路面コンディションが違うので、その路面を見越したセットアップを行っていかなければならないと思います。午後に向けて、ブレーキング時の不安感を解消できるよう、少しセットアップを変えたいなと思っています」
    午後のテストを終えて
    「午後はスタビライザーや車高、リアタイヤのトー角も変更してもらい、バランスはよくなって自分の好みにも合ってきました。ツインリンクもてぎはコーナーが小さいところが多いですし、ダウンヒルストレートからの90度コーナーなど、リアの安定感が求められますから、しっかり4つのタイヤに仕事をさせるようなセットアップができればと思っています。今日は台風次第で走れないかもしれないという状況だったので、走れてよかったです。それに、マイナートラブルの原因は、現場ではなかなか見つけづらいものですから、それが解決できたこともよかったです。日本ラウンドでは、予選でとにかく前のグリッドをがんばって狙い、決勝ではあわよくば表彰台を狙いたいなと思っています」

    ティアゴ・モンテイロ
    「新しいシャシーの仕上がりはとてもいいですね。フィーリングにも大きな問題はありません。午後にはペダルを変更したので、チェックのために走行しました。2周でしたが、大事な確認ができてよかったと思います。ツインリンクもてぎは好きなコースですし、昨年も勝てているので印象はすごくいいです。もともとブレーキングが難しいサーキットですし、ウエイトが80kgになった部分は少し懸念しています。私が70kgなので、私よりも重いパッセンジャーが乗っているということです(笑)」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「道上選手はツインリンクもてぎのスポット参戦について十分準備ができたと思います。マシンは先週準備ができたものですが、ここでいいところと悪いところの洗い出しができたので、あとはツインリンクもてぎのレースに向けて準備万端といえるところまできたかなと思っています。スポット参戦とはいえ、レギュラードライバーたちと同じくらい活躍してくれることを期待しています。今日同じくテストをしたモンテイロも、一新したシャシーの感触が非常にいいとのことで、彼の活躍にも期待したいと思います」

    根津佳裕 (MUGEN EUROシニアエンジニアリングマネージャー)
    「今日はプレテストということで、道上選手のマシンの初期トラブルを解決できてよかったです。道上選手のデータはモンテイロ選手とほぼ同じ感じです。エンジンもマップもすべて同じものなので、レースが楽しみです。ツインリンクもてぎはストップ&ゴータイプのサーキットなので、エンジンの回転も下から上まで全域で使います。80kgのハンデを搭載していますので、ライバルと比べてどうかというのは気になりますが、やるしかないですね」

    Honda Civic WTCC

  • 道上龍、WTCCマシンを初ドライブ

    道上龍、WTCCマシンを初ドライブ

    7月11日(月)〜12日(金)、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで、WTC(世界ツーリングカー選手権)に参戦中の「カストロール・ワールド・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」がテスト走行を行った。

    テストは、シーズン後半から来年に向けたデータ収集とセッティングが主な内容だったが、Honda Racing Team JASからの日本ラウンドへのスポット参戦が発表された道上龍も、このテストに参加。初めてWTCCマシンをドライブした。

    道上龍がドライブしたのは、今シーズンの第6戦ロシア大会まで、ノルベルト・ミケリス選手がレースに使用していた車両。急遽決まった道上龍のテスト参加に、チームは予定になかったテスト車両を時間のない中で準備し、道上龍の初走行をサポートした。

    道上龍は3年ぶりというレーシングマシンでの本格的な走行の上、初めてのコース、初めてのマシンに当初不安を口にしていましたが、走り出すと次第に感触を取り戻し、ワークスのレギュラードライバーに大きく遅れることのないタイムをマーク。2日間のテストで、十分とは言えないまでも、初めてのWTCCマシンの感触を確かめることができた。

    道上龍が参戦するWTCC日本ラウンドは、栃木県ツインリンクもてぎを舞台に、9月3日(土)に予選、4日(日)に決勝レースが行われる。

    WTCC参戦が決まった今のお気持ちは?
    「お話をいただいたのは2週間前(6月末)のことで、ありがたいですが、正直不安がありました。3年前に現役のドライバーを降りてた僕が、しかも初めて乗るWTCCマシンでレースができるのか、自分のレーシングスキルがどこにあるのか、といった部分にですね。僕としては、正式に引退したわけではありませんでしたが、ブランクは大きいと思いました。皆さんに迷惑をかけるんじゃないかとも思いましたし。でも、WTCCというカテゴリーには前から興味があったし、乗ってみたいと思っていたので、参戦を決めました」

    その状況でのテスト参加、初めてのWTCCマシンはいかがでしたか?
    「これまで、JTCC(全日本ツーリングカー選手権)やスーパー耐久、シビックのワンメイクレースなどに出させていただき、FFはいろいろと経験してきましたけど、WTCCのマシンはどれとも異なる印象です。パワーやグリップレベルは、これまで乗っていたマシンに比べて高くはないですが、マシン自体はすごくしっかりしていて、乗っていて楽しいイメージです。僕自身、まだちゃんと乗りこなせていない、走らせ方を理解できていない部分はありますが、レギュラードライバーの方のデータなども参考にして、足りない部分を補っていくつもりです」

    WTCCのレースについての印象は?
    「テストは単独で走るだけですが、テレビで見るレースはすごいバトルで、もう格闘技ですね。国内のレースとは接触などのジャッジが全く異なるので、その辺りの見極めが難しいと思います。どこまでがOKで、どこからが駄目なのか、ですね。守りに入っては駄目で、とにかく攻める姿勢で戦わないと。また、3年間のブランクでレース慣れの部分での不安もあります」

    もてぎでのレースに向けては?
    「もてぎは走り慣れたサーキットですから、初めて走ったここ(バルセロナ)とは違って、十分にイメージできます。ただ、もてぎはストップ&ゴーのコースなので、ブレーキングが厳しいのとFFの走らせ方が難しい。FF特有のリアの軽さというか、コーナリング時にリアが持ち上がったときの接地感というか、いかにリアを安定させて、かつうまく曲げていくかがポイントだと思います。今回のテストは、久しぶりのレーシングマシンでの走行でしたし、シートがちゃんと合っていなかったりして、万全とはいきませんでした。でも、もてぎに向けて準備をしっかりして、Hondaやファンの皆さんの期待に応えられるようがんばります。僕自身、引退したわけではないですが、今回の参戦が僕の中での一つの区切りというか、ターニングポイントになるように感じているので、いい結果を残せるように全力で戦います」

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