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  • 【WTCC】 2018年からTCRルールを採用して『WTCR』に名称変更へ

    【WTCC】 2018年からTCRルールを採用して『WTCR』に名称変更へ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、2018年にTCRシリーズのテクニカルレギュレーションを採用する一貫として、シリーズの名称を『WTCR』に変更することになると Autosport が報じた。

    FIAとWTCCのオーナーは、TCRのレギュレーションと名称の両方を使用するライセンス契約に合意したとされており、水曜日のFIA世界モータースポーツ評議会でその計画が承認されるとみられている。

    現時点ではWTCC側からもTCR側からも提携についてのコメントはとれていない。

    TCRの創設者マルセロ・ロッティとEurosportを経由したディスカバリー・コミシュケーションとの交渉はこれまで何度も行われていたが、TCRルールと名称の知的財産権に問題で遅れが生じていた。しかし、今回、それらの使用についての2年契約が締結されたと Autosport は報じている。

    2018年のWTCRのカレンダーは、4大陸での10戦が予定されている。既存のWTCC競技の大部分は維持される可能性が高いが、週末に3レースを行う新しいフォーマットに切り替えられるとされている。

    TCRルールの採用によって、WTCCの主催者は大規模なマシンとマニュファクチャラーにアクセスできるようになる。これまで大手自動車メーカー8社がトップカテゴリーでマシンを開発している。マシンは12万9000ユーロ(約1722万円)の予算条件が設けられており、600台以上が製造されている。

    TC1レギュレーションではホンダはCivicを製造しないことを明確にしており、WTCCにとってTC1レギュレーションの継続は選択肢ではなかった。

    WTCCは、過去にはDTMとの提携についても話があった。現在、DTMは日本のSUPER GTとの共通レギュレーションの方向に向かっている。TC1サイクスの残りの2年間をカバーするTCRとの契約の長さは、長期的なDTMとの提携も死んではいないことを示唆している。

  • 【WTCC】 ホンダ、惜しくも両タイトルを2位で終える / 最終戦カタール

    【WTCC】 ホンダ、惜しくも両タイトルを2位で終える / 最終戦カタール

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第10戦カタールは、予選と同日に決勝レースが行われた。

    リバースグリッドで行われるオープニングレースは、予選トップのエステバン・グエリエリ(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が11番手、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は13番手からのスタートとなった。

    午後9時20分にレースがスタート。好スタートを切ったノルベルト・ミケリスは、1周目に9番手に浮上し、さらに上位を狙う。エステバン・グエリエリは10番手をキープ、道上龍は14番手で1周目を終えた。3周目にはエステバン・グエリエリがノルベルト・ミケリスの前に出て、前車を攻めるが、追い抜きが難しいコースだけに、接近するものの追い抜くには至らずレースは終盤に入る。7周目にエステバン・グエリエリとノルベルト・ミケリスはポジションを入れ替え、ノルベルト・ミケリスが再び9番手に。緊迫したバトルが続いたが、ポジションは変わらず、10周のレースに決着がついた。ノルベルト・ミケリスが9位、エステバン・グエリエリが10位、道上龍は14位でレースを終えた。

    続いて行われたメインレースでは、エステバン・グエリエリがポールポジションからスタート。好ダッシュでトップを守り、1周目を終える。11番手スタートのノルベルト・ミケリスは、1周目に8番手に、13番手スタートの道上龍も好ダッシュで10番手にポジションアップした。

    周回ごとに後続を引き離す快走でエステバン・グエリエリはトップを独走し、一度もその座を脅かされることなく12周のチェッカーフラッグを受けた。ノルベルト・ミケリス、道上龍は接近したポジション争いを演じるも、ポジションを上げることは叶わず、ノルベルト・ミケリスが8位、道上龍が10位となり、ともに入賞を果たしている。エステバン・グエリエリは初のメインレース優勝をCivic WTCCで成し遂げた。

    最終戦を終え、ドライバーズランキングではテッド・ビョーク(ボルボ)がタイトルを獲得。ホンダ勢はノルベルト・ミケリスが2位、後半戦を欠場したティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が8位、モンテイロに代わり3戦でCivic WTCCで出場したエステバン・グエリエリが4位(他車での参戦分も含む)、道上龍は14位となった。また、マニュファクチャラーズランキングはボルボが獲得。ホンダは20.5ポイントで2位となった。

    エステバン・グエリエリ (10位/1位)
    「優勝でシーズンを終えることができ、非常にうれしい気持ちです。Hondaに加入して、初めて勝つことができました。チームはオープニングレースのあとにマシンを改良し、その結果、メインレースでのCivic WTCCは、私のキャリアの中で最高のマシンでした。それは完ぺきで、私はレースを快適にコントロールすることができました。Hondaのマシンで世界選手権に参戦する機会を与えてくれたことに感謝します。ティアゴ(モンテイロ)の負傷によって叶っただけに、表彰台で彼と一緒に勝利を祝うことはとても特別な気持ちでした」

    ノルベルト・ミケリス (9位/8位)
    「私はこのカタールで最速のクルマを持っていましたので、タイトル獲得を実現するチャンスが最大限に生まれると思いました。残念ながら、それはうまくいきませんでした。しかし私自身、チャンピオンシップで2位になったことを非常に誇りに思います」

    道上龍 (14位/10位)
    「気温が下がったせいか、予選での不安定な挙動はレースでは収まりました。オープニングレースではスタートでホイールスピンさせてしまい、ポジションを落としてしまいました。また、そのあとも前に接近するとアンダーステアが強かったので、メインレースに向けてセッティングを調整して臨みました。メインレースでは、スタートもうまくいき、そのあとも比較的安定した走行ができましたが、前を抜くには至らず、終わってしまいました。なんとか10位になり、ポイントが獲れたことはよかったと思います。シーズン後半にはマシンにも慣れ、自分なりの走らせ方が好結果を生むようになってきたので、最後はもう少しいい結果で終わりたかったですが、フリープラクティスであまり走れなかったことが、最後まで響いてしまいましたね。今シーズンのこの貴重な経験を、今後に活かしていきたいと思っています。1年間、ご声援ありがとうございました」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)
    「最終戦にあたり、タイトル奪取を狙ってエンジンをギリギリまでパワーアップして臨みました。その結果、目標としていた昨年のワークスシトロエンのベストラップを抜き、グエリエリ選手がメインレースでポール・トゥ・ウインを決めてくれたことは、その成果として満足できるものです。しかし、予選でのほんのわずかなトラブルでミケリス選手が好グリッドを得られなかったことは、本当に残念でした。ミケリス選手は走り出しから好調で、グエリエリ選手に勝るとも劣らない速さを見せていただけに、悔しい気持ちでいっぱいです。レースに勝つこと、そしてチャンピオンになることの難しさを実感したとともに、我々にはまだなにかが足りなかったのだと反省しています。この反省を次の戦いに活かすことが、自分の使命だと思っています。シーズンを終えて、悔しい結果とはなりましたが、チームのみんな、そしてこのプロジェクトを支えてくれた人たちに本当に感謝しています。また、応援してくれたファンの皆さまにもお礼申し上げます。ありがとうございました」

  • 【WTCC】 ホンダ、車両規定違反で中国ラウンドのリザルト除外処分

    【WTCC】 ホンダ、車両規定違反で中国ラウンドのリザルト除外処分

    ホンダは、車両規定違反によりFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第7戦中国ラウンドのリザルト除外という処分が下された。

    WTCCの技術団は、ホンダの燃料噴射装置がテクニアルレギュレーションに準拠していないと判断。その結果、中国で獲得したポイントをはく奪され、チャンピオンシップに大きく影響が出ることになった。

    ドライバーズランキングでは、トップのテッド・ビョーク(ボルボ)とティアゴ・モンテイロ(ホンダ)との差は3.5ポイントに拡大。2ポイント差でランキング3位につけていたノルベルト・ミケリス(ホンダ)はその差が32.5ポイントに広がり4位に後退した。

    マニュファクチャラーランキングもボルボが逆転して首位に浮上。11ポイント差をつけた。

    ホンダ Civic WTCCの燃料噴射装置は中国の車検で調査されており、結果は暫定となっていた。

    FIAの技術部門は、週末の日本ラウンドに先立ちジュネーブでミーティングを行い、ホンダの3台のマシンがホモロゲーション手続きを順守していないと判断した。

    ホンダのWTCC開発プロジェクトリーダーを務める古川隆一は「我々はレーススチュワードのこの決定を受け入れる一方で、常に誠意をもって行動してきたことを強調したい」とコメント。

    「残念ながら、我々のホモロゲーションプロセスの解釈はFIAのものとは異なっていた」

    「ドライバーズとマニュファクチャラーズの両方の選手権は非常に厳しくなるので我々はこの判断に非常に落胆している」

    「しかし、我々はワールドチャンピオン獲得という目標を達成するために残りの3ラウンドで懸命にプッシュし続けていく」

    「この機会に、今年の我々のWTCC活動を応援してくれたファンやその他の皆様に謝罪したい」

    ホンダは、昨年の第4戦モロッコでもCivic WTCCの車両フロアがレギュレーションに抵触するとしてリザルトから除外されている。

  • 【WTCC】ホンダ:第8戦 日本 プレビュー

    【WTCC】ホンダ:第8戦 日本 プレビュー

    FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第8戦日本ラウンドが、ホンダのホームコースである栃木県のツインリンクもてぎで行われる。ホンダは、今大会でドライバー、マニュファクチャラーの両ランキングでトップへ浮上することを目指して戦う。

    ドライバーランキング2位のティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が残念ながら欠場となり、首位と2ポイント差でランキング3位につける、チームメートのノルベルト・ミケリスにタイトルへの期待がかかる。

    ノルベルト・ミケリスは日本ラウンドと相性がよく、WTCCでの自身初表彰台は、2010年の岡山国際サーキット、さらには2013年の鈴鹿サーキットでも勝利を挙げている。そして、昨年のツインリンクもてぎでは、オープニングレースでワークスドライバーとしての初優勝。ホンダの表彰台独占に一役買った。

    過去4年間、日本ラウンドで表彰台を逃したことはなく、今大会でランキング首位の座を奪うためにも、大量のポイント獲得を目指す。

    ティアゴ・モンテイロの代役を務めるのが、エステバン・グエリエリ。もてぎでのレースは自身初となる。32歳のアルゼンチン人ドライバーで、今季からWTCCへフル参戦を開始し、すでに2勝。インディペンデントチームのドライバーに送られるWTCCトロフィーのランキングでは、7ポイント差の首位につけている。

    母国ラウンドに臨む道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は、今大会唯一の日本人ドライバーとなる。昨年のもてぎへスポット参戦し、WTCCデビューを果たした道上は龍、この1年間でFF駆動のレーシングマシンであるCivic WTCCの習熟が進んでおり、前戦中国ラウンドでは自己ベストリザルトの9位入賞。今大会はさらなる好結果を目指す。

    今大会では、Civic WTCCは80㎏のハンディウエイトを背負い、選手権での最多重量を負うことになる。

    ノルベルト・ミケリス
    「これほどポイントリーダーに迫った状況というのは初めてで、こんなにエキサイティングな中でシーズン終盤を迎えるのは、素晴らしい気分です。日本では、優勝、表彰台、ポールポジションと常にいい結果を残してきたので、また戻ってこられてうれしいです。もてぎはHondaのホームサーキットですし、昨年はワークスドライバーとして初めて優勝することができましたから、いい思い出となっていますが、今大会では大量のポイントを獲得して、選手権で首位に立つことが目標です。ティアゴが復帰できなかったのは本当に残念ですが、彼のため、チームのために全力を尽くします」

    エステバン・グエリエリ
    「ティアゴが今大会に参戦できないと聞いて、とても残念に思いました。ただ、私にとってはもてぎでHondaの一員に加わり、さらにはWTCCで初めてワークスマシンを駆る機会を得られて、本当にわくわくしています。Hondaへの移籍を可能にしてくださったすべての方に感謝しています。もてぎを走るのも、Civic WTCCをドライブするのも初めてなので、学ばなければならないことが多いことは分かっています。それでも、Hondaのマニュファクチャラータイトルと、ノルビー(ミケリス)のチャンピオン獲得に貢献できる自信はあります」

    道上龍

    「ここ数戦はとてもいい流れできていて、アルゼンチンでは予選ベストグリッド、中国ではレースで自己ベストリザルトを獲得できました。ドライビングと、チームとの取り組み方の双方で進歩していると感じています。この流れで、ホームであり、昨年WTCCデビューを果たしたもてぎへ戻ってくることができました。私は、キャリアの多くを日本のレースで戦っており、日本のファンの情熱的な応援が大好きです。チーム一丸となって挑み、Hondaファンが誇りに思ってくれるような戦いができればと思います。目標は、自己ベストリザルトの更新と、Hondaのマニュファクチャラーランキングでのリードを広げることです」

  • 【WTCC】 ホンダ、雨に翻弄されるも首位をキープ / 第7戦 中国

    【WTCC】 ホンダ、雨に翻弄されるも首位をキープ / 第7戦 中国

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第7戦中国大会は、新設の中国・ニンボー・インターナショナル・スピードパークで決勝レースが行われた。予選日からの雨は上がることなく、決勝日も朝から時折り激しさを増す、厳しいコンディションのもとでオープニングレースが行われた。

    リバースグリッドで行われるオープニングレースは、セーフティカーの先導によってスタートが切られた。

    Castrol Honda World Touring Car Teamは、ガブリエーレ・タルクィーニが6番手、ノルベルト・ミケリスが9番手からのスタート。Honda Racing Team J.A.S.の道上龍は予選11番手だったが、その後にエンジン交換を行ったことでペナルティーを科せられ、最後尾16番手からのスタートとなった。

    セーフティカーの先導は4周にわたり、それからレースが始まったが、コンディションがさらに悪化。スピンやコースアウトするマシンが出て、7周目にはミケリスが5番手、タルクィーニが6番手、道上が10番手にポジションを上げた。その後、再びセーフティカーが導入された。コンディションは回復することなくレースが再開され、3台のHonda Civic WTCCは懸命にコース上での走行を続けた。15周のレースが終了し、ミケリスが4位、タルクィーニが5位、道上が9位となり、3台がポイント圏内で無事にレースを終えた。

    その後に行われたメインレースでは、さらにコンディションは悪化。セーフティカー先導のもと、4周を走行した時点でレース中止の決定が下された。なお、セーフティカーの先導で走行した3周によって、メインレースは成立したと決定され、予選の順位がそのままメインレースの順位となり、ハーフポイントが与えられることになった。

    コンストラクターズランキングでは、今回の結果でHondaは640.5ポイントとなり、トップをキープしている。

    第8戦日本大会は、10月28日(土)~29日(日)にツインリンクもてぎで開催される。

    ノルベルト・ミケリス (4位/2位)
    「ティアゴ(モンテイロ)がレースに出られないことはとても残念でしたが、私としてはポイントを重ね、ランキングトップと2点差まで迫れたので成功した週末となりました。今日のコンディションはとても難しいものでしたが、もう少し上位を狙えたかもしれません」

    ガブリエーレ・タルクィーニ (5位/5位)
    「非常に難しいこのコンディションにおいては、自分のパフォーマンスにとても満足しています。オープニングレースではミケリス選手を前に行かせ、チームに貢献できました。モンテイロ選手とミケリス選手がタイトル獲得に向かって、日本戦でも好結果を得られることを願っています」

    道上龍 (9位/11位)
    「メインレースではセーフティカー走行中にスピンするマシンもいて、本当に危ない状況でしたので、中止は仕方がない判断だと思います。オープニングレースも、日本のGT(SUPER GT)などであれば、とても実施できない状況でした。自分もコースにとどまっているのが精一杯でしたが、なんとか無事に走りきれて、ポイントを獲得するところまでポジションを上げられたのは、よかったと思います。交換したエンジンは加速がよく、とても調子がいい感じでしたので、次の日本戦は期待できると思います。今年のもてぎでのレースは昨年のスポット参戦とは違い、レギュラードライバーとして臨みますので、今シーズンのこれまでの積み重ねや経験を活かし、昨年とは違った姿をお見せできると思います。そして、少しでもいい結果を出せるようがんばりますので、応援よろしくお願いします」

    古川隆一|Honda Civic WTCC開発プロジェクトリーダー
    「メインレースは、雨がひどくなり、結局中止となってしまいました。フロントローからスタートするミケリス選手の優勝を期待していただけに残念でしたが、あまりにコンディションが悪く、仕方がありません。オープニングレースも雨の中、2度もセーフティカーが導入されるコンディションでしたが、Honda Civic WTCCの3台はそれぞれポジションを上げてフィニッシュし、ポイントを得られました。シリーズランキングが接戦ですから、この積み重ねは重要だと思います。今回、走行はすべてウエットコンディションでしたが、後半戦に向けて行ってきたマシンのアップデートの効果は、車体、エンジンともに確認できました。次の日本戦に向けては、エンジンをさらにパワーアップし、目標である圧倒的な速さをお見せしたいと考えています。我々Honda、そして道上選手にとってのホームレースであるツインリンクもてぎでのレースには、すべてを出し尽くして全力で戦うつもりですので、ぜひ応援をよろしくお願いします」

  • 【WTCC】 ホンダ、メインレースで1-2フィニッシュ / 第6戦アルゼンチン

    【WTCC】 ホンダ、メインレースで1-2フィニッシュ / 第6戦アルゼンチン

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第6戦は、アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、Castrol Honda World Touring Car Teamのティアゴ・モンテイロが7番手、ノルベルト・ミケリスが8番手からのスタートに。道上龍は予選9番手だったが、予選前にエンジンを交換したことでペナルティーを科せられ、最後尾の16番手からのスタートとなった。

    スタート直後の混乱に巻き込まれたモンテイロとミケリスは、厳しい展開を強いられた。モンテイロはポジションを落とし、ミケリスは他車と接触し左前タイヤがパンク。ミケリスはピットインを余儀なくされる。一方の道上は好スタートを切り、ポジションを上げることに成功し、1周目終了時点で12番手となった。果敢に追い上げるモンテイロは、5周目に6番手に上昇。6周目には中団の2台がトラブルで脱落し、モンテイロは5番手、道上は10番手に順位を上げた。モンテイロ、道上ともにさらに上位を狙い攻めたが、ポジションを上げるには至らずフィニッシュ。モンテイロは5位、道上は10位で入賞し、ピットイン後もレースを続けたミケリスは14位で完走している。

    その後に行われたメインレースでは、フロントロウ2番手からスタートしたミケリス、3番手スタートのモンテイロともにポジションを守り切りオープニングラップを終えた。9番手スタートの道上は、スタート後にポジションを奪われ12番手に順位を下げた。ミケリス、モンテイロは接近してトップを狙うが、順位としては硬直状態が続く。レース中盤の7周目、トップのマシンにトラブルが発生しピットイン。ミケリスが代わりにトップに、モンテイロが2番手につけ、Honda Civic WTCCが1-2態勢となる。その後、後続のアタックをしのいだ2台はポジションを守りきりフィニッシュ。ミケリスは前戦ポルトガルに続きメインレースで優勝を果たした。また、両レースでポイントを獲得したモンテイロはランキングトップを守っている。そして、道上は前車との接近戦を終始演じながらも入賞圏内には届かず、11位でメインレースを終えている。

    シリーズ6戦12レースを終えて、Hondaはコンストラクターズランキングで首位に立った。第7戦中国は約3ヵ月の長いインターバルを経た後10月14、15日に開催される。

    ノルベルト・ミケリス(14位/優勝)

    「今日の結果には、本当に満足しています。 2度目のメインレース優勝は、とても特別な気分です。 チームは最初のフリープラクティスセッションからすばらしい仕事をしてくれ、私にはこのコースを攻略する自信がありました。 私はこれでドライバーズチャンピオンシップ3位になりました。これは今シーズンでの最高位であり、Hondaのコンストラクターズタイトル獲得に向けても大きく前進しています」

    ティアゴ・モンテイロ(5位/2位)

    「チームが1-2フィニッシュを成し遂げ、龍がポイントを獲得するのを見ることはすばらしいことです。我々は今週末チームとして非常に強いパフォーマンスを見せました。そしてその結果コンストラクターズチャンピオンシップをリードすることができたのです。オープニングレースでは、申し訳なかったですが、ブレーキをロックさせてノビーに当たってしまいました。その後、メインレースのグリッドに着くラップにブレーキングの問題がわかり、完全な状態ではなかったので、ドライバーズチャンピオンシップのリードを維持するために2番手をキープしました」

    道上龍(10位/11位)

    「久々に、きちんと2レースとも走ることができてよかったです。フリープラクティスと予選では、天候やトラブルで周回を重ねられなかったので、コースをちゃんとわかっていない部分があり、それができていればもっと攻められたと思います。オープニングレースでは、それほど好スタートというわけではなかったのですが、最後尾から自力で前に行くことができました。メインレースではスタートで少し出遅れ、その後にコース取りの差で抜かれてポジションを落としてしまいました。マシンのフィーリングはとてもよくて、ペースも周りよりよかったと思います。ただ、なかなか抜くのは難しく、コースをもっとわかっていればと悔やまれます。この調子でシーズン後半、予選の順位やマシンをものにするフィーリングを高めて、結果を出していきたいと思います」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「メインレースで1-2を獲れた結果にはとても満足しています。また、道上選手も2レースともに完走し、ポイントを得られたことはよかったと思います。マシンについては、モンテイロ選手のマシンにステアリング系のトラブルが出ましたが、それ以外に問題はなく、車体、エンジンともに改善が結果に表れており、ドライバーからも好評です。今回、モンテイロ選手はランキングトップを守り、Hondaはコンストラクターズランキングでトップになりました。後半戦に向けて、車体、エンジンともにアップデートを予定しており、さらにCivic WTCCの速さに磨きをかけてタイトルを狙うとともに、日本でのレースでご期待に応える結果を出せるよう全力を尽くします」

    WTCC ホンダ

  • 【WTCC】 ホンダ、モンテイロがランキング首位奪還 / 第5戦ポルトガル

    【WTCC】 ホンダ、モンテイロがランキング首位奪還 / 第5戦ポルトガル

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第5戦は、ポルトガルのヴィラ・レアルにある市街地コースで決勝レースが行われた。

    今回のレースでは、新ルールの“ジョーカーラップ”が初めて実施された。ジョーカーラップとは、レース中に1回だけ通常のコースとは異なるルートを通ることが義務付けられ、これにより2秒以上のタイムロスとなる。スタート後、2周を周回するまではこのルートを通ることは許されず、どのタイミングでジョーカーラップを消化するかが、順位に大きく影響する。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)がポールポジションから、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が7番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手からスタートを切った。

    好スタートを切った道上龍だったが、直後に加速が鈍り、トップの座を奪われてしまう。そのあとは2番手で走行するも、6周目にジョーカーラップを消化した際にポジションを5番手まで下げ、そのあとに他車との接触でスローダウン。そのままピットへ戻り、リタイアとなった。

    ティアゴ・モンテイロは好スタートで4番手までポジションを上げると、道上龍らのジョーカーラップで2番手に浮上。そのままポジションを守りきって表彰台を獲得した。メインレースに重点を置くノルベルト・ミケリスは、スタートでやや出遅れたものの、危なげない走りで7位フィニッシュした。

    メインレースでは、ポールポジションからスタートしたノルベルト・ミケリスが好スタートを切ると、そのあともハイペースでレースをリード。スタートでポジションを3番手に上げたティアゴ・モンテイロはさらに上位を目指しペースを上げたが、前との距離をなかなか詰めることができず、ともにポジションを変えることなく無難にジョーカーラップを消化し、レースをフィニッシュした。

    ノルベルト・ミケリスは今季初優勝を飾り、ティアゴ・モンテイロは2レースでの表彰台獲得により、シリーズランキングトップの座を奪還した。マシンの修復が間に合わず、ピットスタートとなった道上龍は、前車を追い抜く好走を見せ、13位で完走を果たした。

    ノルベルト・ミケリス (7位/優勝)

    「予選でポールポジションを獲得したとき、Civic WTCCのペースがほかに優っていることは分かっていました。チャンピオンシップを考えると、この結果は本当に重要なので、とてもうれしく思います。メインレースではスタートもうまく決まり、ペースをコントロールすることができました。後続を脅威に感じることもなく、勝利を飾れたことはすばらしい結果だと思います」

    ティアゴ・モンテイロ (2位/3位)

    「2つのレースで表彰台に上がり、チャンピオンシップのトップに戻れたことを本当にうれしく思います。ヴィラ・レアルのようなコースでは、追い抜きは非常に難しいので、優勝するにはフロントロ―からのスタートが必要ですから、私にとってこの結果はとてもいいものです。多くのファンの声援や、フラッグを見て、とても感激しています。そして、この結果を実現できるマシンを用意してくれたチームに感謝しています」

    道上龍 (リタイア/13位)

    「ポールポジションからのスタートは緊張しましたが、比較的うまくいってポジションを守ることができました。しかし、そのあとすぐにエンジンが加速しなくなり、トップの座を奪われてしまいました。加速しない状態はそのあとも続き、苦しいレースで、ポジションを落としてから他車と接触してタイヤがパンクしてしまいました。スロットル系のトラブルということでしたが、修復が完全には間に合わず、メインレースはピットスタートとなってしまいました。結果はとても残念で悔しいものでしたが、マシンの調子のよさやセッティングが決まってきた感じはこれまでにないもので、今後のレースにとても期待できそうです。最後尾からの追い上げでしたが、メインレースではそれを実感することができました。後半戦は速さも順位も上げていけると思うので、応援よろしくお願いします」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「2レース制覇が目標でしたので、満足な結果とは言えませんが、完ぺきなレース運びでメインレースを勝利したミケリス選手、2レースとも表彰台までポジションを上げたモンテイロ選手はすばらしい結果を残してくれました。道上選手はスタート早々にスロットル系のトラブルが発生し、せっかくのポールポジションからのスタートがリタイアとなり、とても申し訳なく思っています。再発防止を徹底して、技術トラブルでのリタイアをなくします。今回、Civic WTCCが見せたパフォーマンスの高さは、エンジンの性能アップと車体のセットアップの検討結果が効果を示したものと、その点では満足しています。今後もさらにエンジンのパワーアップを図り、車体の運動性能を向上させて圧倒的な速さを追求していくつもりです。シリーズは後半戦に入りますが、開発の手を緩めることなく、10月の日本ラウンドでは表彰台を独占することを目標にがんばりますので、応援をよろしくお願いします」

  • 【WTCC】 道上龍がポールポジション獲得 / 第5戦ポルトガル 予選

    【WTCC】 道上龍がポールポジション獲得 / 第5戦ポルトガル 予選

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第5戦の舞台は、ポルトガルのヴィラ・レアル特設コース。今シーズン、ヨーロッパ最後となるこの大会は、前半戦を締めくくり、接近したチャンピオンシップを占う重要な戦いとなる。

    6月24日(土)の予選では、Q1からCivic WTCCが速さをみせる。Honda Civic WTCC勢は、Castrol Honda World Touring Car Teamのノルベルト・ミケリスが、Q1でトップタイムをマーク。ティアゴ・モンテイロはQ2でトップタイムをマークし、好調さを示した。

    Q2では2番手にミケリスがつけ、トップ5台によるQ3にこの2台ともが進出。ミケリスは2番手にコンマ7秒近い差をつけて、前戦のニュルブルクリンクに続いてトップタイムをマークした。モンテイロはアタック終盤に、サスペンションのトラブルによって姿勢を崩し、4番手に終わっている。

    Honda Racing Team J.A.S.の道上龍は、Q1で6番手となりQ2に進出。Q2ではアタックラップに前車に引っかかり、タイムを伸ばせず10番手に終わったが、リバースグリッドで行われるオープニングレースでのポールポジションを獲得した。

    ノルベルト・ミケリス(1番手)

    ノルベルト・ミケリス 「昨日も今日もあまり気分が優れなかったので、エネルギーを貯める努力をして、Q3での最後のアタックに向けて集中しました。そしてすばらしい結果を出すことができ、たいへんうれしく思っています。先週のイタリアでのテストから、マシンの調子がとてもよくなり、自信を持って臨めました。リバースグリッドで10番手からのレースとなるオープニングレースはとても難しいものになりそうですが、メインレースを見据えて6、7位くらいで終え、メインレースに勝つことができれば、最高の週末になるでしょう」

    ティアゴ・モンテイロ(4番手)

    ティアゴ・モンテイロ 「まずは驚くべきタイムを出したミケリス選手を祝福したいと思います。我々が行ってきた激しい仕事によって、ポールポジションは十分可能だと思っていました。私はスピンによって完全なアタックはできませんでした。予選4番手は残念な結果ですが、Civic WTCCがどれほど速いかをよく知っています。主にチャンピオンシップのことを考えていますが、もちろんレースになればリスクを冒してでも前に行く気持ちでいます」

    道上龍(予選10番手)

    「予選のアタックは、コース上に落ちていたポールを避けたり、前のマシンに引っかかったりで、自分の狙っていたタイムを出すことはできませんでした。あと2、3番手は上にいけたと思います。しかし、結果的にオープニングレースのポールポジションを獲得できたので、このチャンスを活かしたいですね。ここは追い抜きがなかなかできないコースですから、スタートが大事になると思います。緊張しますが、マシンの感触も悪くないので、結果を出せるようがんばります」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)

    「Honda Racingにとっては、満足のいく予選でした。ミケリス選手はスーパーラップで2戦連続の予選トップタイムをマークしてくれました。2番手を引き離す、圧倒的な速さをみせてくれたことをたいへんうれしく思っています。母国レースのモンテイロ選手については、Q3でサスペンションのトラブルによってタイムロスをしてしまって残念でしたが、4番手は悪い結果ではありません。道上選手も完ぺきなラップではなく、もう少し上を狙える状況でしたが、オープニングレースでポールポジションとなったことは大きなチャンスですから、レースがとても楽しみです。今回、エンジンについてはバージョンアップを施し、パワーが比較的大きく向上しています。また、車体のセッティングも進化しており、それらが結果として表れたものとして、現段階では満足しています。オープニング、メインの両レースで、Civic WTCCがポールポジションからスタートするわけですから、追い抜きの難しいコースだけに両レース制覇を目指してがんばります」

  • 【WTCC】 ホンダ、ミケリスがメインレースで2位 / 第4戦ドイツ

    【WTCC】 ホンダ、ミケリスがメインレースで2位 / 第4戦ドイツ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第4戦の決勝レースが、ドイツ・ニュルブルクリンクで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が7番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)が11番手からスタートを切った。

    レースは1周25.378kmを3周というニュルブルクリンク独特のもの。モンテイロは安全にスタートし、7番手をキープして最終ラップに入ったが、アクシデントでコースアウトし、タイヤがパンクしてしまう。直後に行われるメインレースのことを考え、なんとかピットに戻ったが、ダメージを負った状態で長く走行したため、マシンにさらなるダメージを与えることとなってしまった。ミケリスは好スタートで8番手にポジションを上げ、最終ラップでモンテイロの脱落により7位となった。11番手スタートの道上は、激しいバトルの中でペースが上がらず、途中13番手までポジションを落としたが、11位で完走した。

    その後に行われたメインレースでは、ミケリスはポールポジションからスタートしたものの、スタートで若干出遅れて首位を守りきれず、2番手でオープニングラップを終えた。その後は、迫り来る後続車から2番手を死守してゴールし、表彰台に登壇した。オープニングレースでのマシンダメージの修復が間に合わなかったモンテイロは、ピットからのスタートとなった。マシンのダメージと追い抜きが難しいコースで、なかなかポジションを上げられず、13位完走を果たすのが精一杯だった。10番手スタートの道上は、1周目にトラブルでリタイアとなった。

    ノルベルト・ミケリス(7位/2位)

    「ニュルブルクリンクで再び表彰台に上がれたことをうれしく思います。ポールポジションと2位は、私にとっては大きな喜びです。オープニングレースからクラッチに問題があることは分かっていたので、メインレースのスタートは難しいものになると思っていました。ですから2位はいい結果と思っています」

    ティアゴ・モンテイロ(15位/13位)

    「今回は、Civic WTCCに速さがありましたから、ポイントを重ねるいいチャンスだと思っていました。しかし、オープニングレースですべてが狂ってしまいました。懸命の修復でメインレースに送り出してくれたチームには感謝しますが、ピットからのスタートではポイントを獲ることはほぼ不可能です。チャンピオンシップのリーダーではなくなってしまいましたが、またこれから全力でタイトルを目指します」

    道上龍(11位/リタイア)

    「オープニングレースでは2周目にタイヤにバイブレーションが出て、チェッカーを受けたあとにバーストしました。メインレースでは、スタート直後に小さな接触があり、その影響かどうかは分からないですが、ステアリングがロックしてしまい、ピットに戻ったのですが、パワーステアリングのオイルが漏れていてレースを続けることはできませんでした。今回はポイントを獲れるチャンスだったし、自分も自信があったのでとても残念です。チャレンジングな走りを楽しみ、その中で経験を積んだという感触はあるので、また次にそれを活かしてがんばりたいと思います」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)

    「優勝を狙っていただけに、非常に悔しく残念な結果に終わってしまいました。ミケリス選手はオープニングレースからクラッチに若干の不安を抱えていて、それがメインレースのスタートに影響を与えたのかもしれません。道上選手はトラブルでパワーステアリングが効かなくなってしまい、レースが続けられませんでした。ポールポジション獲得から勝利することでCivic WTCCの速さを見せつけたかったのですが、それぞれに細かなトラブルが起きてしまったことは大きな反省点です。次戦ポルトガルまでには少し時間もありますので、トラブルシューティングをしっかり行い、万全の態勢で臨みます。ポルトガルはモンテイロ選手の母国であり、ヨーロッパで最後の戦いとなります。我々にとって大切な一戦ですから、昨年に続いて勝利を飾れるよう全力を尽くします」

  • 【WTCC】 ホンダ、ランキングトップをキープ / 第3戦ハンガリー

    【WTCC】 ホンダ、ランキングトップをキープ / 第3戦ハンガリー

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第3戦は、ハンガリーのハンガロリンクで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、2番手からスタートしたティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が好ダッシュでトップに立ち、オープニングラップを制した。

    5番手からスタートしたノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)は、激しいポジション争いの中、他車と接触してマシンにダメージを負い、ピットインを余儀なくされる。

    そうした12周のレース中、常に迫る後続を安定したペースで抑えきったモンテイロが、ウイナーとなった。12番手スタートの道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は、追い抜きの難しいコースで終始バトルを展開し、11位でフィニッシュした。

    その後に行われたメインレースでは、6番手スタートのミケリス、9番手スタートのモンテイロが好ダッシュを披露。1周目でミケリスが5番手、モンテイロが6番手にポジションアップを果たす。2台はさらに上位を目指したが、ツイスティなコースだけになかなか追い抜きが難しく、上位車の脱落によりミケリスが4番手、モンテイロが5番手に浮上したところで、チェッカーを迎えた。

    12番手スタートの道上は、マシンのセッティングが決まらず、アンダーステアに苦しみながらも13位で完走を果たした。

    ティアゴ・モンテイロ(優勝/5位)

    「今シーズン2度目の優勝を、とても喜んでいます。2番グリッドからのスタートでしたから、勝利が目標でした。チャンピオンシップでは、シーズンの早い段階で勝利をものにしていくのが重要です。そしてこれからも、確実にポイントを積み重ねていくことが大切です」

    ノルベルト・ミケリス(15位/4位)

    「とても難しい日でした。オープニングレースでは、すばらしいスタートを切ったのですが、他車と激しくぶつかってしまい、これでレースは台無しになりました。メインレースでの4位はOKですが、結果的に大きなポイントを失った日でした。これはチャンピオンシップの点から考えると、非常に難しい戦いとなることを意味しています。私を応援してくれた母国のファンの皆さんに、表彰台での姿をお見せできなかったことをとても残念に思っています」

    道上龍(11位/13位)

    「3戦目にして初めて、2レースともトラブルもアクシデントもなくちゃんと走りきれたという点では、よかったと思っています。今回はテストを行ったコースでしたが、実際のレースとなるとマシンのバランスに悩まされてしまい、思うようなペースで走ることができませんでした。まだ自分自身の経験の少なさもあると思いますが、ほかの2台のペースに追いつけるように、セッティングの仕方やドライビングをもっと向上させないといけないですね。次は、自分としては自信のあるニュルブルクリンクですから、期待していますしがんばりたいと思います」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「予選からセッティングを見直し、アンダーステアを解消するセッティングを行いレースに臨みました。その効果もあって、オープニングレースではモンテイロ選手が優勝でき、よかったと思います。メインレースでは、ペースはよかったのですが、やはりなかなか抜けないコースで、地元のミケリス選手が表彰台にあと一歩届かず残念です。今回の80kgのハンディウエイトは、このようなツイスティなコースでは、かなりタイムに影響がありました。80kgを搭載しても勝てるマシン作りをさらに加速させていきたいと思います。次のニュルブルクリンクではマシンの総合力が問われるので、車体・エンジンの両面で改善を行い、勝つレースをお見せしたいと思います。応援よろしくお願いします」