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  • 小林可夢偉、クラス3位で2戦連続の表彰台 (WEC第2戦)

    小林可夢偉、クラス3位で2戦連続の表彰台 (WEC第2戦)

    小林可夢偉は、WEC第2戦スパ6時間レースをクラス3位でフィニッシュ。2戦連続の表彰台を獲得した。

    予選クラス3番手からスタートした小林可夢偉のAFコルセ 71号車は、一時クラストップを走るパフォーマンスをみせたが後退。最終的に同じAFコルセの51号車が2度のストップ&ゴー・ペナルティを受けながらクラス優勝を達成した。

    2位にはブルーノ・セナ擁するアストンマーチン・レーシングの98号車、小林可夢偉の71号車は3位でフィニッシュし、2戦連続の表彰台を獲得した。

    LMP1クラスは、アウディがトップ3を独占して圧勝。トヨタは8号車が4位、中嶋一貴が乗る7号車はリタイアだった。

    次戦は伝統のル・マン24時間レース。決勝は6/22〜23に開催される。

    Kamui Kobayashi

  • ブルーノ・セナ 「セーフティカーは不運だった」 (WEC第2戦)

    ブルーノ・セナ 「セーフティカーは不運だった」 (WEC第2戦)

    ブルーノ・セナは、WEC第2戦スパ6時間レースをクラス2位でフィニッシュした。

    ブルーノ・セナ/フレデリック・マコヴィッキィ/レブ・ベルのアストンマーチン98号車は、予選から競争力のある走りをみせたが、レース序盤に不運なタイミングでセーフティカーが入ったことでフェラーリに先行を許し、クラス2位でレースをフィニッシュした。

    ブルーノ・セナ
    「素晴らしい結果だし、多くのポイントを獲得できて嬉しいけど、今日は多くの不運があった。フェラーリがピットインした後、僕たちがピットインする前にセーフティカーが入った。それが彼らの有利に働いた。それでも、僕たちは戦略を適応させて、タイヤでダブルスティントを走った。それがうまくいったし、タイムを縮めることができたけど、フレッドがフェラーリを捕えるにはタイヤが十分に残っていなかった」

  • トヨタ、予選でアウディに完敗 (WEC第2戦)

    トヨタ、予選でアウディに完敗 (WEC第2戦)

    トヨタは、FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースの公式予選が行われ、トヨタ・レーシングの2台のTS030 HYBRIDは予選4番手、5番手という残念な結果に終わった。

    トヨタ・レーシングはこのレースに2013年モデルのTS030 HYBRIDを1台初めて投入、ル・マン24時間レースに向けて低ダウンフォース仕様に仕上げたこの#7のステアリングは、アレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエール、中嶋一貴の3人が握った。

    アンソニー・デビッドソン、ステファン・サラザン、セバスチャン・ブエミの駆る#8は2012年仕様のTS030 HYBRIDで、今シーズン開幕戦シルバーストン6時間レースで3位に入賞した高ダウンフォース仕様のままだった。

    しかし、両車とも満足のいくダウンフォース性能を発揮することが出来ず、#7がブルツと中嶋のタイムアタックで、#8がサラザンとデビッドソンのタイムアタックでそれぞれ4番手、5番手の決勝グリッドを獲得したに留まった。

    午前中には2時間の練習走行が2回行われ、濡れた路面にもかかわらず2台のTS030 HYBRIDは大きなトラブル無く走り切った。

    午後に行われた30分間の公式予選では、2人のドライバーが2周ずつのタイムアタックを行い、その平均タイムでグリッドが決まった。

    公式予選は、一時、コースアウトするマシンがあり、赤旗提示で一時中断されたが、陽が落ちてからもコースは乾いたままだった。4人のドライバーはコンスタントな走行を行うものの、僅かにトップ3につけることが出来なかった。

    明日は、午前9時(日本時間午後4時)から20分間のウォームアップが行われ、午後2時30分(同午後9時30分)に6時間レースの火蓋が切られる。

    パスカル・バセロン テクニカル・ディレクター:
    2台のTS030 HYBRIDは同じ仕様でない上、ル・マン仕様はここではダウンフォースが不足気味であり、今日は、本来のパフォーマンスを最大限に引き出せなかったので非常に残念だ。日程が非常にタイトで、十分な分析をするだけの時間が無かったが、要するに、見込みが少々甘かったということだ。幸運にも我々は、明朝のウォームアップ走行でいくつか異なるセッティングを試すことが出来るので、それで明日はとにかくラップタイムの短縮に取り組み、特にセクター2でのタイムアップを図りたい。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    公式練習第1回目:4番手(2分2秒856)37周
    公式練習第2回目:5番手(2分2秒332)49周
    予選:4番手(平均2分0秒947)

    アレックス・ブルツ #7:
    我々の公式予選は、完璧とは言えなかったが、中嶋一貴と私に特に失敗は無かった。4回のタイムアタックを平均した結果であり、今日のコンディションでのパフォーマンスといえる。新しい仕様のダウンフォースは、納得のいくレベルであり、予選は望んでいた結果では無いが、明日の決勝レースでは、さらなる結果へとプッシュする。

    ニコラス・ラピエール #7:
    我々にとっては忙しい一日となった。TS030 HYBRIDにとって初めて走るサーキットであり、適切なセットアップを得るのに苦労した。2台の異なる仕様を走らせたことで、いくつかの興味深い比較データも得ることが出来た。しかし、これは求めていたものではなく、明日はタフなレースになるだろう。我々は明朝のウォームアップ走行で、さらに適切なバランスを見付けることを試みる。長丁場のレースであり、最良の順位でフィニッシュするために最善を尽くし、この週末に諦めることはない。

    中嶋一貴 #7:
    難しいセッションだった。我々は出来ることはすべてやったが、アウディは速かった。朝の練習走行から我々はベストバランスとグリップを得る努力をした。いくつか異なるセットアップを試し、公式予選では手応えを感じたが、問題を完全に解決することは出来なかった。しかし、レースで好結果をあげるために戦いの手を緩めることは出来ない。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/ステファン・サラザン/セバスチャン・ブエミ)
    公式練習第1回目:6番手(2分3秒143)40周
    公式練習第2回目:6番手(2分2秒524)44周
    予選:5番手(平均2分1秒203)

    アンソニー・デビッドソン #8:
    ポールポジション獲得を目指して頑張った公式予選で5番手の順位しか得られなかったので悔しいが、明日はまた別だ。決勝レースではタイヤのマネージメントが重要だが、多くの速度の遅い車の追い越しも問題になる。簡単なレースではないはずだ。特にコース上の混雑に関して頭を働かせ、レースの前半では邪魔されない走りをしたい。そうすれば最後に良い結果を手に入れることが出来るはずだ。

    ステファン・サラザン #8:
    公式予選前半には赤旗のせいで数周しかタイムアタックが出来ず、タイムに響いた。2013年仕様のアウディやTS030 HYBRIDの最新仕様に対し、2012年仕様では苦労することは分かっていたが、とにかく全力は尽くした。しかし、高ダウンフォース仕様はスパのコースには向いていなかった。明日はプッシュするだけだ。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    2013年仕様でないため、今回は#8には厳しいだろうとは思っていた。従って、5番手には満足していないが全く予想していなかったわけではない。レースは長いし何が起きるか分からないが、それにしても我々は少しだけ後ろからのスタートとなる。 レースでは持てる性能をフルに引き出すことに専念したい。TS030 HYBRIDのことは良く分かっているので、更なる改善に挑戦していく。

  • アウディ、予選トップ3を独占 (WEC第2戦)

    アウディ、予選トップ3を独占 (WEC第2戦)

    アウディは、WEC第2戦スパ6時間レースで、アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ/マルセル・ファスラーの1号車がポールポジションを獲得。アウディ勢がトップ3を独占した。

    アンドレ・ロッテラーとマルセル・ファスラーが走行を担当したアウディ R18 e-tron クワトロ 1号車は、平均タイム1分59秒961を記録して、ポールポジションを獲得した。

    アンドレ・ロッテラーは「トラフィックのマネジメントが重要だった。もう一周行ける時間があるとわかったので、そのラップはクールダウンして、もう一周に賭けた。最高のラップではなかったけど、ポールを獲得するには十分だった」とコメント。

    「マルセルは素晴らしい仕事をしてくれた。重要なときに彼はそこにいて、クルマの最大限を引き出した。僕たちにとって良い一日だった」

    2番手には0.275秒遅れでルーカス・ディ・グラッシとマルク・ジェネが走行を担当したロングテール仕様アウディ3号車が続いた。ルーカス・ディ・グラッシは、全体のトップタイムとなる1分58秒934を叩き出した。

    3番手にもアウディ2号車(トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ)が続き、アウディがトップ3を独占した。

    GTE Proクラスでは、ブルーノ・セナとフレデリック・マコヴィッキィが走行を担当したアストンマーチン・レーシングの98号車がポールポジションを獲得。

    クラス最速タイムを記録したブルーノ・セナは「予選には本当に満足している」とコメント。

    「非常に強いパフォーマンスを発揮できたし、プラクティスで多くの走行ができたことがクルマを理解することに役立った。スパでチップにいれるのは素晴らしいことだ。このサーキットが大好きだし、通常うまくやれているので、本当に楽しみにしている」

  • トヨタ、2013年仕様TS030 HYBRIDをスパ6時間レースで投入

    トヨタ、2013年仕様TS030 HYBRIDをスパ6時間レースで投入

    トヨタは、今週末ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催される世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ6時間レースに、2013年仕様のTS030 HYBRIDをデビューさせる。

    今月初旬に行われたWEC開幕戦シルバーストン6時間レースに2012年仕様のTS030 HYBRIDで出場し、3位、4位という結果を得たトヨタ・レーシングは、改良を施した2013年仕様の新型車両を1台スパに持ち込む。

    2013年仕様の#7はアレックス・ブルツとニコラス・ラピエールに加え、開幕戦は日本のスーパーフォーミュラ参戦により欠場していた中嶋一貴が、2013年シーズンのWEC初レースとして出場する。

    開幕戦を表彰台フィニッシュで終えた#8は、アンソニー・デビッドソンとステファン・サラザン、セバスチャン・ブエミが2012年仕様車をドライブする。

    2013年仕様のTS030 HYBRIDは、シャシーやパワートレインの改良により、更なる性能アップと信頼性及び整備性の向上を実現している。

    空力パッケージの進化はモノコックのアップデートにも及び、2013年の規則によりワークスのLMP1カーに課せられた最低重量15kg増加の影響を最小限とし、更に性能向上を図っている。

    トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)のパワートレインは従来通り独自のスーパーキャパシタを用いた300馬力のパワーアシストが、3.4リッターV型8気筒自然吸気エンジンから発揮される530馬力に上乗せされる。

    全く新しい車両規則が適用される2014年を前に、トヨタ自動車モータースポーツ部の東富士研究所では、更なるパワーと効率、各要素の最適化と信頼性向上を目指し、パワートレインのファインチューニングを行っている。

    ハイブリッド技術の世界的先駆者としてのトヨタの位置付けは、今月初めにハイブリッド車の販売数が500万台を突破したことで更に強固なものとなった。

    スパ6時間レースは5月3日(金)と4日(土)の2日間の日程で行われ、金曜日は午前9時(日本時間午後4時)と午後2時半(同午後9時半)からの2時間ずつ2度の公式練習を経て、午後6時50分(同翌午前1時50分)から30分間の予選が行われる。土曜日は午前9時からのウォームアップ走行の後、午後2時半に6時間レースのスタートが切られる。

    木下美明 チーム代表:
    スパはトヨタ・レーシングの本拠地があるドイツ・ケルンのトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)から120km程しか離れておらず、富士と共に我がチームにとってホームレースの一つだ。それだけに2013年仕様TS030 HYBRIDのデビューにはこれ以上ない場所であり、性能向上を示せると思っている。アウディが開幕戦シルバーストンで見せた速さは、我々が昨年のように勝利するためには、更に一歩進化する必要があることを実感させられたが、2013年仕様TS030 HYBRIDはそれを達成できると確信している。2012年仕様の車両も十分に競争力は高く、面白いレースになると思う。多くのTMGのスタッフが応援に来てくれるので、更に勝利へのモチベーションが高まる。皆で好成績を祝いあえることを望んでいる。

    アレックス・ブルツ #7:
    改良型の車両でレースを戦うことと、中嶋一貴と再びチームを組めるのが楽しみだ。テストの経過は順調で、レースでその力が発揮できると思うと興奮する。今回のレースの目標はシルバーストンよりも良い結果と、新型車両のファインチューニングだ。スパでは天候の変化が全く予想できない。ドライならば非常に高速な、LMP1カーにぴったりのコースで、ドライブも楽しい。もし路面がウェットや、所々で異なるコンディションとなった場合は非常にチャレンジングなコースになるが、スパではいつものことであり、私はそれほど気にしていない。

    ニコラス・ラピエール #7:
    スパは我々とアウディの力量が明らかになるという点で重要なレースになるだろう。#7にとっては残念な結果に終わった開幕戦シルバーストンの後、2013年仕様車で巻き返せることを望んでいる。今シーズン初めて#7の3人のドライバーが揃うというのも、ル・マン24時間レースに向けて有意義なトレーニングになるだろう。私はスパが好きだし、いくつかの良い思い出もある。それだけにル・マン24時間レース本戦前のレースコンディションでの最後のリハーサルとしては申し分ない。中嶋一貴と再び組めるのも嬉しい。我々はテストで顔を合わせてはいるが、レースを共に戦うのは昨年の富士以来だ。

    中嶋一貴 #7:
    トヨタ・レーシングの一員としてレースの現場に戻れることを喜んでいる。テストでの手応えは良かったが、ようやくレースを戦える。これまでのところWECでの最大の思い出は昨年の富士スピードウェイでの勝利であり、その勢いを維持していきたい。スパは素晴らしいコースだが、私自身は今まであまり良い結果を残せていない。エキサイティングなコースレイアウトで、走るのが楽しいサーキットなので、是非好結果を残したい。異なるパッケージの2台を持ち込むので、その比較、そしてル・マン24時間レース本戦へ向けての準備において興味深いレースになるだろう。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    スパへ向かうのが楽しみだ。私にとって最後のスパでのレースは、2011年のLMP1クラスで優勝を果たしている。スパは天候が変わりやすいが、私は気にせず、ウェットでもドライでも、どちらのコンディションでも速く走れると思う。技術的な面から見ると、2013年仕様と2012年仕様、そしてアウディと比較できるというのが非常に大きなポイントであり、それぞれのレベルが明らかになるだろう。#8のクルーは2012年仕様をハイダウンフォースパッケージにしてスパに臨むが、高い競争力を発揮し、開幕戦同様に力強いレースが戦えることを期待している。

    ステファン・サラザン #8:
    スパでのレースを愛している! スパをLMP1カーで走るのは本当に素晴らしい経験で、特にハイブリッドシステムを採用したTS030 HYBRIDでスパを走るのは初めてなだけに、待ちきれない。ル・マン24時間レース本戦前の最後の戦いなので、非常に重要な週末となる。上位争いを繰り広げ、もちろんチャンスがあれば勝ちたいと思っている。私はスパ24時間レースで2008年に勝っており、様々な天候の下での走行経験を持っている。今週末への準備は十分に出来ており、チームのためにもベストを尽くして、シルバーストン以上の結果を成し遂げたい。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    私にとってWECでの初表彰台となったシルバーストンの後、スパに向かうのは格別だ。スパは世界でも最も美しいサーキットの一つであり、大好きだ。多くのレースシリーズでスパを走った経験があるのでコースはよく知っているが、LMP1カーで走るのは初めてであり、また、異なるクラスとの混走は新たな挑戦だ。戦いは今回も非常にタフなものになるだろう。2013年仕様の車両で参戦するチームメイトの#7が、大きな進化を遂げていることを期待している。とはいえ、2012年仕様の我々#8も、好結果を目指しプッシュを続け、競争力の高さを示したいと思っている。

  • ポルシェ、ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマをLMP1ドライバーに決定

    ポルシェ、ティモ・ベルンハルト/ロマン・デュマをLMP1ドライバーに決定

    ポルシェは、2014年シーズンに世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間レースのLMP1クラスへ参戦するドライバーの最初の2名として、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)およびロマン・デュマ(フランス)を発表した。

    スポーツカーレーシングのトップカテゴリーであるル・マン24時間レースにおいて総合優勝の実績を誇る2名のポルシェ ワークスドライバー、ベルンハルトとデュマは、新たなLMP1車両のテストを今年中に開始する予定となっている。

    「ティモ・ベルンハルトとロマン・デュマは、世界屈指のスポーツカードライバーとして認められています。2014年からこの2人が私たちと共に世界耐久選手権とル・マン24時間を戦うことになり、とても嬉しく思っています」とポルシェAGの研究開発担当役員であるヴォルフガング・ハッツは述べた。

    LMP1プロジェクトのディレクターであるフリッツ・エンツィンガーは「特に私にとってありがたいのは、この2人のテストドライバーとしての能力です。それが、このコンビがすでに私たちの新型車の開発プログラムに密接に関わり、さらに今年の中盤に予定されている集中テストに参加してもらう理由です」とコメント。

    ティモ・ベルンハルトは、ポルシェのジュニア育成プログラム出身。1999年、ポルシェは当時18才だった彼の才能を認め、プロのレーシングドライバーに育てるためポルシェ ジュニア・チームに採用。2002年、ベルンハルトはワークスドライバーとして契約して以来、世界中のレースで着実に勝利を積み重ね、チャンピオンシップのタイトルを獲得し続けている。2010年、彼はドイツの自動車クラブであるADACが行った投票で、その傑出した功績により「レーシングドライバー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。ベルンハルトは、スポーツカーの世界4大クラシックレースを制覇した唯一のドライバー。彼は、2010年のル・マン24時間、2003年のデイトナ24時間、2004年のセブリング12時間で優勝。ベルハルトが保持するもうひとつの記録として、ニュルブルクリンク24時間レースでの5勝が挙げられる。

    ロマン・デュマは、2004年にポルシェのワークスドライバーとなった。それ以前、彼はポルシェ カレラカップ ドイツ以外にも、F3、F3000、インターナショナルGTの各レースで注目を集めていた。また、ル・マン24時間における最も経験豊かなレーサーのひとりでもあり、参戦回数は12戦を数えます。2010年には、ティモ・ベルンハルトと共にアウディを駆り総合優勝を飾っている。また、このコンビは米国においてスポーツプロトタイプのRSスパイダーで偉業を達成している。2007年および2008年、この2名のポルシェ ワークスドライバーはアメリカン・ル・マン・シリーズでタイトルを獲得。また、ベルンハルトがニュルブルクリンク24時間レースで挙げた5勝のうち4勝をデュマと共に飾っている。さらに、2010年、デュマはスパにおいてポルシェ911をドライブ、総合優勝に輝いた。

  • ブルーノ・セナ 「開幕戦から優勝できるなんて信じられない気分」

    ブルーノ・セナ 「開幕戦から優勝できるなんて信じられない気分」

    ブルーノ・セナが、WECデビュー戦となったシルバーストン6時間レースを振り返った。

    昨年末にウィリアムズのF1シートを喪失したブルーノ・セナは、今季アストンマーチン・レーシングに加入してWECに参戦。ブルーノ・セナが乗るアストンマーチン ヴァンテージの97号車は、予選で圧倒的な速さをみせてポールポジションを獲得。決勝でも終始リードする見事なレース展開で開幕戦を制した。

    「GTのキャリアを勝利でスタートすることができて本当に嬉しく思っている」とブルーノ・セナはコメント。

    「アストンマーチン・レーシングに加入することは素晴らしいことだったし、WECのシーズン開幕戦からポールポジションを獲得して、優勝し、チャンピオンシップのために多くのポイントを獲得できたことは、信じられない気分だ」

    「タフなレースだった。事故を避けつつ、懸命にプッシュしなければならなかった。でも、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。これから僕たちは懸命にプッシュし続けていかなければならない。ここの競争はとっても激しい」

    関連:小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位 (WEC開幕戦)

  • 【動画】 小林可夢偉 「1戦目としては最高の結果」 (WEC開幕戦)

    【動画】 小林可夢偉 「1戦目としては最高の結果」 (WEC開幕戦)

    小林可夢偉が、WEC開幕戦シルバーストン6時間の決勝レースを振り返った。

    AFコルセ 71号車はGTE Proクラスで最後尾スタートとなったが、小林可夢偉は初めての耐久レースに関わらず、アグレッシブなレースを展開。途中、スピンを喫する場面もあったが、ブルーノ・セナを擁するアストンマーチンの97号車に次ぐ2位でフィニッシュ。WEC初レースで表彰台を獲得した。

    小林可夢偉 WEC第1戦シルバーストン・決勝レース後のコメント


    今日はWECの第1戦終わって、決勝、クラス最後尾スタートだったんですが、2位に終われて。なんて言うんですかね、初めてのレースでまずしっかり2位でポイントを取れたっていうことは、かなりポジティブに考えていいと思うんですが、ただ、アストンマーチンが本当に速いんで。GT300とかでもよく言われているのが、BOPっていう、なんていうの、ハンディが結構クルマそれぞれあって、そこに今のところ苦しまされているので、今後FIAがしっかりこのルールを変えてくれると、まぁ、チャンピオンシップ戦えればいいかなと思います。まず、初めてレースでしっかりポイント取れたこと、本当に良かったと思うし、チームのみんな、それとチームメイトのトニーも、本当に僕は全然経験不足なんで、そういうなかでしっかり協力して教えてくれて、ここまで来れたっていうのは、良かったと思います。また次はスパであるんですけど、そこでもルールはそんな早く変わるとは思わないんですが、しっかりポイント取って、なんとかチャンピオンシップに繋がるようしっかり戦いたいと思います。6時間初めて、結構長いレースだったんですが、本当に1戦目としては最高の結果だと思います。逆にこれ以上、今のペースではちょっと厳しいと思うので、僕らのなかでは最高のリザルトだと思います。

    関連:小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位 (WEC開幕戦)

  • 小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位 (WEC開幕戦)

    小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位 (WEC開幕戦)

    小林可夢偉は、WEC開幕戦シルバーストン6時間レースをクラス2位で終えた。

    今年、スクーデリア・フェラーリと契約し、アジア史上初のフェラーリ・ワークスドライバーとしてAFコルセからWEC世界耐久選手権での初レースを迎えた小林可夢偉。

    GTE Proクラスの最後列からスタートした小林可夢偉の71号車は、ブルーノ・セナを擁するアストンマーチンの97号車に次ぐ2位でフィニッシュ。

    途中、シルバーストンには雨が降り、スピンを喫することもあった小林可夢偉だが、初の耐久レースでもアグレッシブな走りをみせ、クラス2位に貢献した。

    LMP1クラスでは、アウディが1-2フィニッシュを達成。トヨタは3位と4位でフィニッシュした。

    次戦は、WEC第2戦スパ6時間は5月4日に決勝レースが行われる。

    小林可夢偉 表彰台 画像 画像 画像

  • アウディ、WEC 開幕戦 シルバーストンで1-2フィニッシュ

    アウディ、WEC 開幕戦 シルバーストンで1-2フィニッシュ

    アウディは、FIA世界耐久選手権(WEC)の2013年シーズンを、威風堂々の幕開けで迎えた。

    2台のアウディ R18 e-tron quattroは、シルバーストンでの6時間耐久レースを終始優勢を保ったままで闘い抜き、1-2フィニッシュを達成。アウディにとっては、3月に行われたセブリング12時間耐久レースに続く2度目の1-2フィニッシュであり、今シーズン2度目のスポーツカーレース優勝となった。

    今回、アウディはRACツーリスト トロフィーを初受賞した。1905年から続く非常に歴史あるトロフィーは、2013年WEC開幕戦の最大の目玉だった。スコットランド出身のアラン・マクニッシュ(イギリス)はトロフィー獲得に向けた母国ラウンドでの優勝に、大きな意欲を燃やしていた。

    彼は、旧知のトム・クリステンセン(デンマーク)と共に、新しくチームメイトとなったロイック・デュバル(フランス)とトリオを組んで、今シーズンに臨んでいる。

    今回の優勝で彼らは、2番手に7ポイントの差をつけて、WECドライバーズポイントランキングのトップに立った。彼らは、レース開始から5時間目(151ラップ終了後)にトップの位置を獲得。その後も、容易ではないオーバーテイクを繰り返し、さらに不測のタイヤ交換に見舞われるなどして順位が下がる場面もあったが、マクニッシュは見事にトップの位置に返り咲き、2番手に3.4秒のリードを保って優勝した。

    レース開始直後から、挑戦者であるトヨタとはスリリングなバトルが起こった。そのバトルを制し、ゼッケン2号車を駆るアラン・マクニッシュが、6周目にトップに躍り出た。マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組がドライブするゼッケン1号車もこれに続き、レース序盤からアウディの1-2リード態勢を創り出していた。

    77周目には、ファスラーがトップに立つやもしれぬ場面が訪れましたが、実はレースが開始し4時間が経過した頃から、ゼッケン1号車の左フロント・ドライブシャフトに不具合が生じており、フロントアクスルへのハイブリッドによる駆動力供給が出来ない状態となってしまっていた。このため、ゼッケン1号車のクルーは優勝を諦めざるを得なかった。

    アウディは、ハイブリッドスポーツカー開発という技術的チャレンジの分野でも、昨年同様、シルバーストンにてトヨタに勝利。2台のアウディ R18 e-tron quattroは、特にエアロダイナミクスによるダウンフォースが、最適にセットアップされていた。今年からエアリストリクター径が小さく改訂されたことで、マシンのパワーは去年より落ちてしまっているにも関わらず、アウディスポーツのエンジニア達は、この不利な状況に屈することなく多彩な開発を行った。

    さらに、ディーゼルエンジン搭載のアウディ車の燃料タンクは、ガソリンエンジン仕様のトヨタに対しておよそ20%も小さい58リッターに制限されている。タンクが小さいことで、アウディはトヨタよりも短いインターバルで給油しなければないが、そんな不利を覆し、3位となったトヨタに1ラップもの大差を付けて優勝を獲得した。

    3週間後の5月4日にはスパ・フランコルシャンで次のレースが開催される。この大会でアウディは、今年初めて3台のアウディ R18 e-tron quattroを出場させ、ルマン24時間レースに向けての準備を行う。

    Dr. ヴォルフガング ・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    WEC開幕戦を1-2フィニッシュで終えられたことは、非常に素晴らしいことです。レース開始からゴールまで、我々は素晴らしいパフォーマンスを披露し続けました。2台のマシンは、互いに違う戦略をもってレースを闘っていて、そのバトルは最後までスリリングなものでした。ゼッケン1号車は大きなハンディを持っていたにも関わらず、驚異的なラップタイムで周回していました。アラン・マクニッシュとブノワ・トレルイエの間で行われたバトルは、モータースポーツ史に残るほどのものでした。アウディは、チームメイト同士のバトルを特別に制限することはしていません。しかし、彼らは共に、アウディブランドのために走っていることをわきまえ、素晴らしい結果を残してくれました。

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ・チームヨースト テクニカルディレクター)
    今日はアウディやチームだけでなく、観客にとっても素晴らしい1日となりました。我々は、トヨタに比べてピットストップのインターバルが短かったが、その不利はラップタイムの速さで跳ね返されました。ドライバー達の運転はもちろん、ピット作業も完璧でした。中でも、ほぼ諦めざるを得ない状況を見事にひっくり返して優勝を勝ち取った、アラン・マクニッシュの走りには驚かされました。他のドライバー達も、彼が見せた真のスポーツスピリットには舌を巻いています。非常に幸先の良いスタートを切ることが出来ました。

    ロイック・デュバル(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    すばらしい週末でした。シルバーストンでのアラン・マクニッシュは、本当に凄い。ゴール直前のスピンによるタイムロスをすべて挽回するほどのハイペースで周回していたのですから。Audi R18 e-tron quattroで闘う初めてのレースで早くも優勝を獲得出来たことに、とても嬉しく思います。

    トム・クリステンセン(Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    このオフシーズンに、私たちがどれ程の速さを身につけたかを示すことが出来た、とても良いレースでした。トヨタのパフォーマンスも、賞賛に値する素晴らしいものでした。スピンから復帰する際のアラン・マクニッシュの走りには、とても驚かされました。そして、ロイック・デュバルにとっては、最高のデビューレースとなりました。

    アラン・マクニッシュ (Audi R18 e-tron quattroゼッケン2号車)
    簡単に勝てるレースではないことは充分、分かっていました。トヨタとの闘いは厳しく、アウディ同士のバトルもまた激しいものでした。レース終盤には、私とブノワ・トレルイエとの優勝を賭けたバトルとなりました。スピンを喫した後、私はニュータイヤによる最大限のアタックを行いました。その結果、残り2周を切った時点でようやく、トップの位置を取り戻しました。2年連続で、WEC開幕戦を優勝で飾ることが出来たことに、とても嬉しく思っています。