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  • アウディ、2014年型LMP1カー「R18 e-tron quattro」のイメージを公開

    アウディ、2014年型LMP1カー「R18 e-tron quattro」のイメージを公開

    アウディは、2014年にWEC世界耐久選手権に投入する新型LMP1カーのイメージを公開した。

    アウディのリリースでは、“次世代アウディR18 e-tron quattro”とされ、現行の車両名を継承。8日からアメリアのセブリングでテストを開始するとしている。

    2014年より、WEC世界耐久選手権には新しい規約が導入されることもあり、アウディは2014年型マシンの開発は2012年を開始。今年の9月にはテストをスタートしている。

    アウディモータースポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒは「プロジェクトの重要なステージに到達した。最初のプロトタイプを製造した後、様々なレーストラックでテストが中心段階となっている」とコメント。

    「テストでは、主に非常に複雑なハイブリッドドライブシステムを調整している。以前はこれほど複雑ではなかったパッケージの効率を全体的に最適化するおとに集中している。置かれている」

    新型アウディR18 e-tron quattroの発表会は、12月18日にインゴルシュタットで行われる。

    2014 Audi R18 e-tron quattro 2014 アウディ R18 eトロン クアトロ

  • WEC:2014年のレース日程を発表

    WEC:2014年のレース日程を発表

    FIAは、2014年のWEC(世界耐久選手権)のレースカレンダーを発表した。

    2014年のWECは全8戦が予定されており、世界3大レースのひとつル・マン24時間レースは、6月14日から行われる。

    日本で開催される富士6時間レースは、F1日本GPの翌週となる10月12日に第6戦として組み込まれた。

    2014年は、ポルシェがLMP1クラスに復活。今年までレッドブルのF1ドライバーを務めていたマーク・ウェバーがステアリングを握る。

    2014年 WEC 世界耐久選手権 カレンダー

    Round 開催日 レース 開催国
    1 4月20日 シルバーストン6時間 イギリス
    2 5月3日 スパ6時間 ベルギー
    3 6月14〜15日 ル・マン24時間 フランス
    4 8月31日 サンパウロ6時間 ブラジル
    5 9月20日 オースティン6時間 アメリカ
    6 10月12日 富士6時間 日本
    7 11月1日 上海6時間 中国
    8 11月15日 バーレーン6時間 バーレーン
  • 小林可夢偉 「自分自身の仕事を一年間できた」

    小林可夢偉 「自分自身の仕事を一年間できた」

    小林可夢偉が、WEC最終戦バーレーンの決勝レースを振り返った。

    小林可夢偉とジャンカルロ・フィジケラが組んだAFコルセ71号車は、ブレーキにトラブルが出てクラス3位でフィニッシュ。だが、もう一台の51号車が優勝したことで、AFコルセは、クラスの全タイトルを獲得した。

    2014年の活動について、小林可夢偉は「一日でも早く報告をしたい」と述べた。

    小林可夢偉 WEC最終戦バーレーン レース後のコメント


    今回、バーレーン最終戦なんですが、チームメイトの51号車が優勝したので、結果的に、チームタイトルとドライバーとマニュファクチャーは全部一応獲れたので、今年の仕事はしっかりできたかなと。僕らのレース自体は、実際のところ2番は最低でもいけてたと思うんですけど、残念ながら、ちょっとブレーキがオイルがなんかにトラブルが起きて、無駄にピットすることになって、そこで2分ぐらい損してしまったんで、残念ながら、トップ争い、できるってことはできなかったんですけど、まぁ、でも、自分自身の仕事を一年間できたことは良かったなと。それが、プラス結果に出て助かったなと思います。一応、今年のレースはこれで終わりなんですが、一日でも早く、来年の方向性が決めれば報告したいと思うので、それまで待っていてください。それでは、一年間ありがとうございました。

  • トヨタ、最終戦バーレーン優勝で今シーズンを締めくくる

    トヨタ、最終戦バーレーン優勝で今シーズンを締めくくる

    11月30日(土)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間の決勝レースが行われ、トヨタが最終戦で勝利を飾った。

    アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンの3名が駆るTS030 HYBRID #8は、バーレーン・インターナショナル・サーキットで圧倒的なパフォーマンスを見せ、チームにとって富士6時間レースに続く今季2勝目を挙げた。

    序盤レースをリードしたアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールと中嶋一貴のTS030 HYBRID #7は、2位を走行中にオイル漏れによるエンジントラブルに見舞われ、レースを終えることとなってしまった。

    ポールポジションの#7 ラピエールと2番手で最前列グリッドに並んだ#8 ブエミの2台は、序盤から首位を争いながらライバルとの差を広げていった。

    ちょうど1時間が経過した時、周回遅れによるコース上の渋滞に阻まれ、タイムをロスした#7 ラピエールを#8 ブエミがかわし、首位に立った。2台のTS030 HYBRIDはテール・トゥ・ノーズで周回を重ね、1周ずらして2度目のピットストップへ。それぞれブルツとサラザンへと交代した。

    2度目のピットストップ後も、2台による首位争いは2時間経過近くまで続いたが、#7は64周目を終えた直後に突然のトラブルに見舞われ、レースを終えた。

    サラザンは後続に対し十分なリードを築き、レースがほぼ半分を経過したところでデビッドソンへとバトンを渡した。

    その後の2回のスティントで、首位としてのリードを確実なものとした#8は、最後の80分間をブエミに託し、2位に1分以上の差をつけてトップでチェッカーを受けた。

    トヨタ・レーシングにとって初めてのWECフル参戦となった2013年シーズン、マニュファクチャラーズ選手権では142.5ポイントを獲得してランキング2位となり、2勝、6回の表彰台と3回のポールポジション獲得という結果となった。

    ドライバーズ選手権では、#8の3人のドライバーが106.25ポイントでランキング3位。8戦中6戦に出場したブルツとラピエールが69.5ポイントで4位、4戦に出場した中嶋一貴は37.5ポイントを獲得した。

    昨年のル・マン24時間レースでデビューし、最後のレースとなる今大会まで14戦を戦ってきたTS030 HYBRIDは、5回のポールポジション獲得、5勝を含む10回の表彰台獲得を果たした。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
    決勝レース:リタイア(64周) ピットストップ2回、最速ラップ1分44秒440

    アレックス・ブルツ #7:
    今年最後のレースで結果を残せずシーズンを締めくくることになり、本当に残念だ。私のスティントの間はタイヤをうまく持たせて良い首位争いをしていた。サラザンをとらえていたんだ。全ては順調に感じていたのだが、突然異音がし、オイルの臭いがしたと思ったら駆動力を失った。それでゲームオーバーだ。この週末、チームは本当に良い仕事をしただけに、この結果は本当に残念だ。

    ニコラス・ラピエール #7:
    「今日はいける」と思えただけに、非常にがっかりしている。私は好スタートを切り、ブエミと共にプッシュを続け、後続との差を広げていった。トラフィックに引っかかった際、ちょっとしたことで首位の座は譲ることになったが、まだブエミの直後につけており、2台のTS030 HYBRIDは好調だった。その後ブルツへと交代したが、不運にもエンジントラブルに見舞われてしまった。このようなシーズンの終わり方は不本意だが、我々のTS030 HYBRIDが高い戦闘力を示せたことで、来年に向けての励みになった。

    中嶋一貴 #7:
    我々は非常に良いレースを戦い、チームメイトと接近戦を繰り広げていたが、残念ながらエンジントラブルでレースを終えることになってしまった。決勝レースを走ることなく終えることになったのは残念だが、これもレースだ。今年の我々には少し運が足りなかったが、来年のために運を残してあるんだと思うことにしている。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    決勝レース:1位(199周) ピットストップ7回、最速ラップ1分44秒323

    アンソニー・デビッドソン #8:
    表彰台の中央に立ってシーズンを終えるのはとても良い気持ちだ。今年、やっと本当の勝利を得られたことは、チーム全員にとって最高だった。富士のレースで7号車が優勝したが、雨でまともな状況ではなかった。それに比べ、今日の勝利には価値がある。特に、レースをリードしながらメカニカルな問題でリタイアを余儀なくされた上海の後では尚更だ。今回は、週末を通してずっとスピードがあった。それに、僕にとってトヨタ・レーシングでの初勝利であり、嬉しくないわけがない。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    初勝利を長い間待っていたので、今日の勝利は最高だ! チームがシーズンを通してこなしてきた激務が報われたということだ。しばらくこの勝利の余韻に浸ったら、また来年に向けて張り切らなければならない。シーズン最終戦で勝利するということは、クルマの戦闘力が高くなったということの証だ。といっても、我々は耐久レースに於いてはまだ新参者だ。だからこそ今回の勝利は誇りを持っていいが、来年はもっと勝たなければ。

    ステファン・サラザン #8:
    チームにとって最高のレースだった。デビッドソンとブエミと共に勝利をあげることをどれだけ待ったか。ミスはまったく犯さず、週末を通して速く、レースセットアップも非常に良かった。レースをコントロール出来、運転も順調だったので、勝てると信じていた。とにかく最高で、まるで夢のようだ。チームは最高の仕事をし、その一員であることがこんなに幸せなことだとは!

    木下美明 チーム代表:
    シーズン最後のレースで勝ち取ったこの勝利は、我々にとって特別の意味がある。我々の勝利は運に味方されたものではなく、ライバルに比べ我々のパフォーマンスが良かったということであり、この点が特に嬉しい。最後の数レースにおいては、必ずしも思い通りの結果に結びつかない部分もあったが、我々の本当の実力を世界に見てもらえたと思う。シーズン中、ずっと懸命に努力を続けてくれたチーム全員に感謝したい。厳しい1年だったが、素晴らしい形で締めくくれた。

  • 小林可夢偉、予選クラス最下位も「レースにむけた戦略の一環」

    小林可夢偉、予選クラス最下位も「レースにむけた戦略の一環」

    が、WEC最終戦バーレーン6時間耐久レースの予選を振り返った。

    最終戦は、ドライバータイトルに望みを残したジャンカルロ・フィジケラとのコンビとなった小林可夢偉のAFコルセ71号車は、クラス最下位となる6番手で予選を終了。

    もちろん、喜べる結果ではないが、決勝レースにむけた戦略の一環だと小林可夢偉は述べた。

    小林可夢偉 WEC最終戦バーレーン・予選後のコメント


    今日予選がありました。予選はクラス最下位なんですけども、一応レースにむけた戦略の一環なので、走る前はこんな感じかなと。ただ、明日これがうまく当たれば、いいペースで走れるんじゃないかなと思います。そういう意味で、今日の予選結果は残念な結果なんですけども、明日にむけた戦略の一環というカタチで見ていただければなと。明日しっかりレースで戦えるようにやることが一番大事なので、そのために今日はちょっと悔しいですけど、明日頑張る時間かなと思います。

  • トヨタ、WEC今季最終戦バーレーンに2台のTS030 HYBRIDで挑む

    トヨタ、WEC今季最終戦バーレーンに2台のTS030 HYBRIDで挑む

    トヨタは、初のFIA世界耐久選手権(WEC)フル参戦シーズンを締めくくるべく、今週末開催される第8戦バーレーン6時間レースへと挑む。

    第7戦上海6時間レースに続き、トヨタは2台のTS030 HYBRIDをバーレーンに持ち込み、TS030 HYBRID #7はアレックス・ブルツ、ニコラス・ラピエールに中嶋一貴が加わった3名、今シーズン全戦参戦となるTS030 HYBRID #8は、アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンがドライブする。

    4月の第1戦シルバーストン6時間レースに始まった2013年のWECシーズンは、4大陸の8カ国を巡り、60時間以上のレースを戦って来た。

    今大会、バーレーンでのレースが今季のシーズン最終戦となり、2012年のデビュー以来4勝を含む10回の表彰台を獲得してきたTS030 HYBRIDにとっても最後の戦いの舞台となる(来年からの車両規定変更に伴い、トヨタのWEC参戦車両も変更となるため)。

    TS030 HYBRIDは前戦、上海6時間レースで2位表彰台を獲得したが、この結果はレース後半に不運に見舞われるまでレースをリードしていただけに、望んでいたものではなかった。

    トヨタは、上海での雪辱を果たすべく、首都マナマの南に位置する1周5.412kmのバーレーン・インターナショナル・サーキットへと向かう。

    昨年のバーレーン戦はシーズン中旬に開催され、非常に暑いコンディションでの戦いとなったが、勝利を目指し力強いレースを戦っていたTS030 HYBRID #7は不運なアクシデントでレースを終えることとなってしまった。

    バーレーンでのハイブリッド・ブレーキング・ゾーンは、前3戦よりも3ヶ所増えた7ヶ所に設定されるため、トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシングがもたらす300馬力の回生パワーをうまく加速アシストに活用できることを、チームも期待している。

    バーレーン6時間レースは28日(木)午後3時15分と午後7時半(日本時間午後9時15分と翌午前1時半)から90分ずつの公式練習で開始。29日(金)は午前10時25分(同午後4時25分)から1時間の公式練習3回目に続き、午後3時45分(同午後9時45分)から、LMPクラスの予選が行われる。6時間の決勝レースは30日(土)の午後3時(同午後9時)にスタートが切られ、日没後の闇に包まれたサーキットでフィニッシュを迎える。

    木下美明 チーム代表:
    4月にシーズンが開幕してから、随分経つようにも思うが、いろいろなことがあった。私にとって大事なことは、TS030HYBRIDも、チームのパフォーマンスも、シーズンを通じてずっと改良を示せたことだ。幾多の困難を克服して来たことを誇りに思うし、特に上海ではもう少しのところで勝てるところまで来ていたので、バーレーンでも好調のうちにシーズンを終われるよう期待している。昨年は、我々のハイブリッドシステムを非常に効果的に使えるサーキットとして、特にこのバーレーンでTS030 HYBRIDは強かったので、この週末の戦いが楽しみだ。

    アレックス・ブルツ #7:
    バーレーンが今シーズン最後のレースだからと言って、熾烈なトップ争いが止むわけではない。皆、冬の間は大変な仕事をしなければならず、それを乗り切る励みにするためにも、良い成績でシーズンを終わりたいと思っている。ある意味、これがTS030 HYBRIDへの“さよなら”になると思うので、良い形でのお別れにしたいと思っている。いちばん良いのは予選の行われる金曜の夜にポールを獲ってパルクフェルメ(車両保管場)に入れてあげることだろう。

    ニコラス・ラピエール #7:
    我々はバーレーンでやるべき仕事を終えていない。昨年は速さもあり、リードしていたが、ツキがなくてリタイアしたからだ。我々のTS030 HYBRIDは実にこのサーキットに向いていたし、大変な暑さの中で戦った。クルマにもドライバーにもタフなレースだったが、今年はいろいろと改善されているから、熱問題はそれほどでもないだろう。我々のドライバーラインナップは、一貴がまた#7に戻ってきてくれたので完璧だ。第6戦富士では我々全員で勝利を勝ちとったので、願わくばそれをここで再現したい。

    中嶋一貴 #7:
    #7に戻ってアレックスやニコラスとまたいっしょに走るのが楽しみだ。第6戦富士では我々の誰もがレースラップを経験しておらず、私はル・マン以来、TS030 HYBRIDでの全開走行をしていないので土曜日のレースが待ち遠しい。前戦上海は日本のスーパーフォーミュラ出場のためにテレビで観戦しながらチームと気分を共有していたが、あの時と同じようにTS030 HYBRIDの戦闘力があることを期待している。

    アンソニー・デビッドソン #8:
    いろいろな部分で、失望もあり、たくさんの名誉もあった、ジェットコースターのような1年だった。個人的には2013年のWECを本当に楽しんだし、その間にチームが輝きを増し発展していくのを見られた。開幕戦のシルバーストンから最終戦バーレーンまでは長い道のりだった。前戦上海は、勝てるところまで行っていたので大変悔しい思いをした。今回は、チーム全員の頑張りへのご褒美として、勝利を持ち帰りたい。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    バーレーンは、国もサーキットも好きなので、ここでのレースを楽しみにしている。願わくば上海と同様のレースペースを再び見せることで良い結果を残したい。11月は、ここでレースをするには理想的で、我々にとっては完璧な条件だと思う。レースは日中に始まり、夜にゴールするのが素敵だ。陽が落ちていくのに合わせてレースを戦うとは、シーズン最後のレースにふさわしい。

    ステファン・サラザン #8:
    上手く行っていたのに、上海では勝てなかったのが我々皆、凄く残念だった。しかし、今は立ち直って、シーズン最後のレースに燃えている。今年、本当によく働いてくれたチームメンバー全員のためにも、バーレーンでは結果を出さねばならない。もちろん、シーズンが終わっても仕事は止まらないどころか、中には新型車開発のためにもっと忙しくなる人もいるけれど、忙しい冬の間、今年の勝利を振り返るのは誰にとっても楽しいことだ。

  • アウディ、2014年WECマシンで2度のテストを完了

    アウディ、2014年WECマシンで2度のテストを完了

    アウディは、2014年のWECマシンですでに2度のテストを実施していることを明らかにした。

    アウディは、2014年のP1規約に則って製造された新車で9月末前に初めて走行し、その後2度目のテストも完了させていることを明らかにした。

    アウディモータースポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒは「クルマはこれまで2度テストしている。もっと多くのことも話せるが、話したくはない」と述べた。

    テストは、6月のル・マンのテスト日にタイヤサプライヤーのミシュランのために開発版 R18 e-tron quattroを走らせたマルコ・ボナノミによって行われたと見られている。

    フロント アスクルのみでエネルギーを回生するターボディーゼルハイブリッドを採用するアウディの2014年WECマシンは、12月18日に発表される予定となっている。

    2014年からWECに復活するポルシェは6月から2014年マシンのテストを開始しているが、トヨタは来年まで新しい規約に従ったマシンを走らせる予定はないとしている。

  • アウディ、WEC ドライバーズ選手権でもワールドチャンピオンを獲得

    アウディ、WEC ドライバーズ選手権でもワールドチャンピオンを獲得

    アウディは、WEC世界耐久選手権 第8戦において、今季通算7回目の優勝とドライバーズチャンピオンを獲得した。

    3週間前の富士大会でマニュファクチャラーズ世界チャンピオンを獲得したのに続き、今回行われた上海大会ではレースを3位でゴールしたロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が、ドライバーズタイトルを確定した。

    また、素晴らしいパフォーマンスを披露したマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が優勝しました。

    昨年のマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組に続き、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が世界チャンピンを獲得したことで、WECに年間エントリーしているアウディのファクトリードライバー6人全員が世界チャンピオン獲得経験者になった。

    デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組は、シルバーストン、ル・マン、そしてオースティンでの優勝、スパ・フランコルシャン、サンパウロ、そして富士での2位、さらに上海大会で3位という素晴らしい戦績により最終戦を待たずして世界チャンピオンを獲得した。

    アウディは、今シーズンのWECで6回の優勝を含む合計14回の表彰台を獲得。ドライバーズタイトルをAUDI AGが市場として最も重要と考える中国、またAudi R18 e-tron quattroが得意ではないレイアウトのコースで行われたレースで勝つことができたことは、とても重要な意味を持っている。

    今大会でのマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組はパンクなどによる予期せぬピットストップに見舞われるなどしたものの、中国におけるアウディ初勝利を獲得した。トレルイエは最終スティントで素晴らしい走りを見せ、2番手のマシンに15.374秒もの大差をつけてゴールした。

    一方、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組は、ミスのないドライビングに集中し、不要なリスクを排除してワールドチャンピオン獲得を優先する作戦で臨んだ。アウディは3週間後のバーレーン大会で今シーズン7度目の優勝を獲得すべく、すでに万全の準備を始めている。

    Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)
    ゴール前30分までレースの行方がまったく分からないという非常に厳しい内容のレースを制し、貴重な優勝を獲得することが出来ました。2号車のクルーがタイヤセッティングについて1号車を手助けするなど、最高のチームパフォーマンスを発揮していました。その結果、素晴らしい結果を得ただけでなく、いかに我々のチームワークが優れているかをアピールすることが出来ました。優勝クルーの中でも、ブノワ・トレルイエは非常に素晴らしい走りを見せてくれました。彼はこのコースとの相性が非常に良いのでしょう。

    クリス・レインケ (LMPプロジェクトリーダー)
    とても素晴らしい結果でした。レース前は、我々のマシンは上海のコースとの相性が良くないと判断していました。レース開始序盤に非常に苦しい展開に見舞われ、我々の予想が正しいと感じていました。しかし、レース終盤になって素晴らしいバトルを繰り広げることが出来たおかげで、今大会の優勝とドライバーズタイトル獲得を達成出来ました。

    ラルフ・ユットナー (アウディスポーツ チームヨースト テクニカルディレクター)
    レース序盤は非常に厳しい展開でしたが、終盤で素晴らしいパフォーマンスを発揮出来たのでとても嬉しい結果を得ることが出来ました。レース前半でライバル達が優勢だった状況は、レース後半になると完全に逆になりました。実を言うとレース中盤の段階でも、我々は優勝出来るとは思ってもみませんでした。けれど最後には優勝を獲得し、新しいワールドチャンピオンも生み出しました。日頃から“チームに向けて全力を尽くす”ことを続けてきた成果だと思います。

    マルセル・ファスラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    今日の主役はトレルイエだと思います。今回のレースウィークの中でも、今日は飛び抜けて素晴らしい走りを見せてくれました。私達のチームは誰もが素晴らしい仕事をしただけでなく、優れた戦略を持ってレースに臨んでいました。その結果、優勝出来たのですから今日はアウディにとって最良の日かもしれません。それだけでなく、アウディは今日、ドライバーズタイトルも獲得しました。それもまた、アウディのメンバーとして嬉しいことです。2号車のクルーにお祝いの言葉を述べたいと思います。

    アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    今日はアウディにとってとても素晴らしい日になりました。今日のトレルイエの活躍は凄まじいものでした。彼は当初、2スティントのみの予定でしたが、今日の彼は凄まじく速かったので、急遽4スティントを担当してもらうことにしました。レース序盤、私達はパンクしたタイヤの交換作業を余儀なくされましたが、この災難をより良いタイヤチョイスと、より良い戦略を得るための好機に変えることができました。猛烈な追走をはじめた後、我々と同じくパンクに見舞われたトヨタの背後まで迫ることが出来ました。これが、その後のレース展開を面白くして優勝を可能にしてくれたのです。さらに、今回のレースで2号車のクルーがワールドチャンピオンを確定し、今日は素晴らしい1日でした。

    ブノワ・トレルイエ (Audi R18 e-tron quattro 1号車)
    ワールドチャンピオンを獲得したチームメイト達に最大の賛辞を送ります。トムとアランは、長年に渡ってトップドライバーであり続けたので、今回のタイトルに充分相応しいと思います。ロイックにとって今シーズンは、人生の中でも特に輝く年になったのではないでしょうか。私達のマシンの性能は他を圧倒していました。レース序盤には最適なタイヤを履いて走ることができなかったのですが、その後に別のタイヤを履いて走り始めると、パフォーマンスが飛躍的に向上しました。2号車のクルーがタイヤセットを提供してくれ、助けてくれました。この行為には本当に感謝しています。そんな彼らからの手助けがあったおかげで、私はアレックス ウルツをオーバーテイクすることが出来たのです。それまでのレース後半の闘いは非常にスリリングなものでした。

  • 小林可夢偉 「3位は確実だったなと思う」 (WEC第7戦)

    小林可夢偉 「3位は確実だったなと思う」 (WEC第7戦)

    小林可夢偉は、2013年WEC第7戦上海の決勝レースをクラス5位で終えた。

    クラス4番グリッドからスタートした小林可夢偉は、一時3番手まで浮上したが、マシントラブルによりピットイン。最終的に5位でレースを終えた。

    常、小林可夢偉はセッション後に動画でコメントを届けているが、中国ではYou Tubeへアクセスができないため、コメントのみの発表となった。動画は日本帰国後に公式You Tubeチャンネルにアップされる。

    小林可夢偉
    「みなさんこんにちは。今日は残念ながら5位……。ペース的にも僕らの全力である3位のポジションは間違いなく獲れていたレースだったんですけど、残念ながら(3番手走行中の)レースの残り10分のところででクルマに異常が発生したらしく、ピットインしてそれをチェックをして、コースに戻って5位という結果になりました。最近トラブル続きというか、レースの結果がうまく出てないんですが、アストンマーチンになんとかくらいついて頑張ろうと思ったんですけど、残念ながら追いつけませんでした。ただ3位は確実だったなと思います。それが僕たちの最大限の仕事だったんですが、クルマのトラブルに関してはどうしようもないです。次が最終戦になりますが、勝てるように全力で頑張りたいと思います。それではバーレーンも応援よろしくお願いいたします。」

  • トヨタ、WEC第7戦上海6時間レースは2位フィニッシュ

    トヨタ、WEC第7戦上海6時間レースは2位フィニッシュ

    トヨタは、中国の上海国際サーキットで開催された、FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦上海6時間レースで首位を争いながらも、わずかに及ばず無念の2位という結果に終わった。

    アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールのドライブするTS030 HYBRID #7はポールポジションからスタートを切り、順調に首位争いを展開していたが、残り2時間程のところでタイヤのパンクに見舞われてしまった。このアクシデントによるタイムロスを取り戻すべく追い上げた#7だったが、2位でチェッカーを受けた。

    アンソニー・デビッドソンとセバスチャン・ブエミ、ステファン・サラザンが駆ったTS030 HYBRID #8は、ライバルに大差をつけて首位を快走していたが、チェッカーまであと1時間半となった時にサスペンションにダメージを受け、戦線離脱を余儀なくされた。

    スタートは#7のラピエールがポジションをキープ。#8のデビッドソンは前を行くアウディにプレッシャーをかけ続けた。

    序盤18分間のバトルの末に、デビッドソンは2位を奪取。さらに首位を行く#7との差を詰め、2台のTS030 HYBRIDが周回遅れの現れたコース上で首位争いを繰り広げた。

    最初にピットへ向かった#8のデビッドソンは新しいタイヤを有効に使い、数周後にピットインした#7のラピエールをかわし、順位が入れ替わった。

    #7はブルツ、#8はサラザンとブエミへとドライバーが交代した後も、2台の順位は変わらないまま周回が重ねられていった。

    レースが最後の3分の1に入ったところで、#7は不運にも左リアタイヤのパンクに見舞われた。タイヤ交換と給油のための規定のピットイン後わずか3周後に予定外のピットイン。このタイムロスが結果に大きく影響することとなった。

    それから数分後にはチームをさらなる不運が見舞った。デビッドソンがドライブしていた#8がサスペンショントラブルに見舞われ、レースを終えることとなってしまった。

    #7は勝利への戦いをあきらめず、残り35分で給油のみのピットイン。ブルツは首位でピットアウトしたが、パンクによる予定外の交換を強いられたタイヤでポジションを守りきることが出来ず、2位でチェッカーを受けた。

    TS030 HYBRID #7:
    (アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール)
    決勝レース:2位(190周:首位と15.374秒差)、ピットストップ8回、最速ラップ:1分49秒383

    アレックス・ブルツ #7:
    我々にとって残念なレースとなってしまった。パンクのために予定よりも1セット多くのタイヤを使うことになったため、最後のスティントは最適なコンパウンドのタイヤを選択出来ず、厳しい戦いを強いられることはわかっていた。路面の温度がもっと早く低下することを望んでいたが、それは叶わず、追い上げてきたアウディ#1を抑えきることが出来なかった。これもレースだ。努力を続けてくれているチームのおかげで、シーズン終盤に来てパフォーマンスは向上し続けている。我々には再び勝利を挙げられるレースがまだひとつ残っている。

    ニコラス・ラピエール #7:
    序盤、我々はライバルとの差を大きく広げて首位を争い、燃料戦略も問題なく、順調に戦っていた。周回の序盤でタイヤパンクに見舞われてしまったため、ピットまで戻るのに大きくタイムをロスしてしまった。結局これもレースだということだ。恐らく今週末は、我々にとってパフォーマンスという面ではこれまででもっとも高いレベルにいたと思うが、勝つことは出来なかった。我々にはまだ、バーレーンでそのチャンスがある。

    TS030 HYBRID #8:
    (アンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン)
    決勝レース:リタイア(143周)、ピットストップ6回、最速ラップ:1分49秒106

    アンソニー・デビッドソン #8:
    無念の一日となってしまった。序盤からレースを支配するという滅多にない状況で、#7がパンクに見舞われるまでは完璧にレースをコントロール下に置いていた。私はセーブしながらのドライブを続けていたが、ターン6でのブレーキング時にサスペンションのどこかが壊れてしまった。ピットへは戻ることが出来たが、修復は叶わなかった。本当に残念だ。我々は間違いなく勝てていたはずだ。モータースポーツでは時々こういう悲劇に見舞われるが、それが今日だとは思わなかった。

    セバスチャン・ブエミ #8:
    我々はこの週末、素晴らしいパフォーマンスを見せた。トラブルに見舞われるまで、レースの大半をリードした。我々のパフォーマンスは、ハイダウンフォースパッケージを導入して以来、大きな進化を遂げてきたということを間違いなく実証している。トラブルがなければ勝てただろう。とても失望しているが、レースではあることだ。ハードワークを続け、2台体制での参戦で大きな進化を成し遂げてくれたチームに感謝したい。バーレーンではさらなる好結果でシーズンを締めくくれることを望んでいる。

    ステファン・サラザン #8:
    レース最後の90分を迎えるまでは、素晴らしい週末だった。チームは予選好位置からスタートし、驚くべきペースでレースをリードした。アウディと比較しても、シーズン序盤から見ると非常に大きな進化を遂げている。今日のようにレースをリード出来たのは良かった。トラブルに見舞われたのは残念だが、チームはこの週末、素晴らしい仕事をしてくれた。TS030 HYBRIDは本当に好調で、チームメイトも良くやった。チーム全員が勝利に値する戦いをしてきただけに、勝てなかったのは残念だ。

    木下美明 チーム代表:
    我々はハイダウンフォースパッケージがレースコンディションでの本当の能力を示せられる今日、この日を待っていた。タイヤパンクのタイミングが悪かった。あのアクシデントがレース序盤に起きていれば、戦略を調整するチャンスもあっただろう。しかし残り2スティントというところで起きてしまったため、損害を最小限にとどめるために出来ることは少なかった。#8のサスペンショントラブルについては現在調査中だが、恐らく序盤他車と接触したときによるものだと思う。最後に、ワールドチャンピオンに輝いたトム(クリステンセン)、アラン(マクニッシュ)、ロイック(デュバル)の3人に祝福を送りたい。彼らはシーズンを通して速く、フェアなライバルだった。