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  • ロバート・クビサ 「WECは2017年の魅力的なオプション」

    ロバート・クビサ 「WECは2017年の魅力的なオプション」

    WECルーキーテストでLMP1マシンを初体験したロバート・クビサは、FIA世界耐久選手権(WEC)は“魅力的”だと語り、転向する可能性を見い出せたと述べた。

    ロバート・クビサは、日曜日にバイコレスのCLM P1/01 AERで27周を走行し、好ペースを発揮した。

    2006年から2010年までF1を戦ったロバート・クビサだったが、オフシーズンのラリー事故で重傷を負い、シングルシーターレースを断念せざるを得なくなった。

    その後、ラリーで3年を過ごしたロバ―ト・クビサは、日曜日にテストを好感触で終えた今、2017年にサーキットレースへの復帰を目指している。

    テスト後、ロバート・クビサは、条件が揃えば、来シーズンにWECに転向する可能性に前向きだと述べた。

    「ハイレベルなレースだ。のんびりと12時間、24時間、クルージングしているわけではない。プッシュしなければならない」とロバート・クビサは Sportscar365 に述べた。

    「新しいことなので、それが好きかは100%定かではない。でも、一方で全ての新しいチャレンジは、自分がそれをうまくやれるかどうかを試すという追加のモチベーションを与えてくれる」

    「でも、やると決めたら、それは自分がそれがやりたいからであって、他にやることがなかったからではないのは確かだ。いくつか抱いていた疑問を確認し、取り除くためにここに来た」

    「自分がきちんとした耐久レースドライバーになるには少し時間をかける必要のあるエリアがあることはわかっている。でも、大部分のドライバーがそれに慣れることができるものだし、彼らはなんとかそれをやっている。自分にそれができない理由は見当たらない」

    「非常にハイレベルなカテゴリーだし、大きく成長していると思う。アウディが撤退するのは残念だけどね。でも、耐久レース、さらにル・マンが非常に魅力的なのは確かだ」

    ロバート・クビサは、まだ2017年のレース計画についてしっかりとしたアイデアはないと述べ、最終決定を焦るつもりはないと述べた。

    「実のところ、自分が何をするかはわかっていない。正直、ちょっと自分に委ねられているところがあるし、プレッシャーはない。でも、知りたいと思っていることは認めるよ」

    「での、一方で僕は焦りたくはない。良い何かがあれば、それについて話すつもりだ」

    関連:ロバート・クビサ、WECルーキーテストで好ペースを発揮

  • ポルシェ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    ポルシェ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    ポルシェは、2年連続してFIA世界耐久選手権(WEC)の栄誉をすべて獲得した。ル・マンでの勝利、上海におけるマニュファクチュアラー選手権の獲得、そして最終戦バーレーンにおいてドライバーズ選手権も手にした。

    全9戦で行われる2016年のWECの最終戦において、ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー組のポルシェ919ハイブリッドは2番手グリッドからスタートして3位に入賞した。

    そしてロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ組はレース序盤の他車との接触により6位でレースを終えることで新たな世界チャンピオンを確定した。

    ワンツー・フィニッシュを遂げたアウディの活躍はWEC撤退の花道を飾るに相応しいものだった。

    バーレーン6時間レースは現地時間午後4時、外気温約30°Cでスタートしたが午後4時45分の日没後は24℃まで下がった。

    カーナンバー1のレース展開
    ベルンハルトは2番手グリッドからスタートし、オープニングラップでチームメイトのジャニにポジションを譲った。13周目にはカーナンバー7のアウディが先行し、ベルンハルトは4番手になった。29周を終えたところでウェバーに交代し、ウェバーはカーナンバー5のトヨタを43周目にオーバーテイクすることに成功した。ハートレーは59周目にコクピットに収まり、89周でベルンハルト、120周でハートレーへと交代した。その後ベルンハルトが150周終了時点でふたたび受け継ぎ、180周時点で、ウェバーが彼にとってレースキャリアの最後を飾るファイナルスティントを担当した。ウェバーが駆る919は201周して3位でフィニッシュした。

    カーナンバー2のレース展開
    ジャニは最初のラップで3番手から2番手にポジションを上げるが、15周目にトヨタのカーナンバー6に追い越された。ジャニはチームメイトのポルシェ919に次ぐ3番手を走って28周目に最初のピットストップを行い、そのままコースに復帰した。しかしその直後、GTカーと接触し、再びピットインすることになった。損傷を負ったタイヤとリアカウルが交換された。このピットストップによりカーナンバー2は1ラップ遅れとなった。60周目にデュマが引き継ぎ、91周でリーブに交代する。122周でジャニがまたコクピットに戻り、153周でまたデュマに代わる。リーブが最終スティントに向けてコクピットに飛び込んでから20数分後、198周を走りきってフィニッシュラインを通過した時、新たな世界チャンピオンが決まった。

    レース後のコメント
    フリッツ・エンツインガー (LMP1担当副社長)
    「今日のレースはポルシェチームの特長を浮き彫りにしてくれました。私たちは強い重圧の下でも難しい戦略をしっかりこなすことができました。今の私にできることは6人のドライバーとチームメンバーのひとりひとり、そしてこのプロジェクトの最初からサポートしてくれたポルシェの役員全員に感謝の気持ちを表すことだけです。またアウディにも賛辞を贈りたいと思います。彼らの勝利は実力に相応しいものでした。これから寂しくなりますが、素晴らしい戦いをありがとう」

    アンドレア・ザイデル (チーム代表)
    「ル・マンに勝ち、マニュファクチュアラーズ選手権を獲得して、ドライバーズ選手権も勝ち取りました。2年連続して私達はすべての目標を成し遂げたことになります。これはポルシェチームにとって最高の悦びです。個人的にはマルク、ニール、ロマンというカーナンバー2の3人のドライバーとチームクルーを祝福したいと思います。この車は2016年のすべてのレースを通じて、一度もテクニカルトラブルでピットインしたことのない唯一の車両です。私達はすでに次の栄冠を目指しています。短い休みをとってからは2017年シーズンへの準備を全開で始めることになります」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバー
    ティモ・ベルンハルト
    「私のスタートは悪くありませんでした。ニールがインに入ってきたので、当然追い越しのためのスペースをそこに残しました。2台の速さはほぼ同等で、どちらもアウディを追いかけるほどの速さはありませんでした。しかしトヨタを打ち負かせることは明確でした。私達にとって最も重要なことはレース終盤のマークのスティントまで間違いなく繋げ、彼がファイナルラップを走って最後にもう一度、彼と一緒に表彰台に上ることでした。今日は言葉にならないほど感動的な一日でした」

    ブレンドン・ハートレー
    「ティモとマークの後を受けた私にとって最初のスティントは非常にうまくいきました。中嶋一貴が背後にいる上にトラフィックも混雑していましたが、問題はありませんでした。アウディに関していうと、気温が下がってから追い上げられると期待していたのですが、今日はそうはいきませんでした。彼らは最後のレースで勝利を挙げるに相応しい状態で、マークと私達は表彰台に上ったことで満足すべきでしょう。私達は最高の仕事を成し遂げました。マークが引退することは残念でなりません」。

    マーク・ウェバー
    「今日は2番目と最後のスティントを担当し、どちらにも満足しています。序盤はカーナンバー5のトヨタといいバトルを繰り広げました。何とかオーバーテイクしてリードを築こうとしましたが、アウディを追い上げるほどペースを上げることはできませんでした。最後のスティントではこれがヘルメットを被る最後の機会になることに感情的にならずにいられませんでした。私は最後のスティントを満喫し、マシーンをトップ3でチェッカードフラッグの下に連れていくことができましたが、それは今日手が届く最高の結果でした。ティモとブレンドン、そしてチーム全員とともにポルシェで過ごした3年間は素晴らしい時間でした。永遠に続くことなどどこにもありません。私は素晴らしい時に引退しますが、また近いうちに全員と会えることを楽しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバー
    ロマン・デュマ
    「レースが始まって1時間で表彰台に上る可能性を失いました。ニールが他車と接触を起こした後、私達の919は調子を崩してしまいました。あらゆるコーナーで軽いオーバーステアを示すようになったのです。もっとも選手権ポイントのことを考えると無理にプッシュすることもできません。何よりもミスを犯すことなくレースを無事に完走することが大切だったからです。それがうまくいってほっとしています」

    ニール・ジャニ
    「決勝レースのスタート時は期待を持てる状態でした。一番難しいポジションでラップ遅れを処理する場面が多く、難しい場面もしばしばありましたが、最初のピットストップまでは戦略もうまく機能していました。しかしアウトラップでGTカーが私に接触しタイヤとボディワークに損傷を負ってしまいました。緊急修理の後のマシーンの状態は完全ではなく、前を走る車両との間に空いたギャップを埋めるのは無理な状況でした。私達ができるのはカーナンバー6のトヨタが優勝しないことを願うのみで、コース上を走り続けるために一切のリスクを冒さないよう気を遣いました」

    マルク・リーブ
    「私にとって特に問題はなく、ただ黙々と周回を重ねるだけでした。レース序盤に接触事故があってからはステアリングホイールさえ真っ直ぐでない状態でした。私達の919は最良の形ではありませんでしたが、走り続けてフィニッシュラインに届かせることができました。それが私達の成し遂げたことすべてです」

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • ロバート・クビサ、WECルーキーテストで好ペースを発揮

    ロバート・クビサ、WECルーキーテストで好ペースを発揮

    ロバート・クビサは、WECルーキーテストでLMP1カーをテスト。競争的なラップタイムを記録した。

    20日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたWECルーキーてすとでバイコレスのCLM P1/01を走らせたロバート・クビサは、レギュラードライバーが今週末のWECバーレーンで記録した最速タイム(1分47秒752)を上回る1分47秒222を記録した。

    ただし、ピエール・カッファーが記録したそのタイムはフリー走行2回目のもの。クルマがギアボックス問題に見舞われたため、予選に参加することができなかったという経緯がある。

    27周を走行したロバート・クビサは「自分がクルマを走らせられるかを見るためのある種のシェイクダウンとしてはOKだった」と Autosport にコメント。

    「100%快適というわけではなかったし、多くのことを発見することができた」

    「47秒2で走れたし、もっと速く走れたと思う。それなりに満足しているよ」

    F1キャリアの後、ラリーに活動の場を移していたロバート・クビサは、現在の焦点はサーキットレースだと説明した。

    「ここ6カ月間を良いサーキットレーシング・プログラムを得ることに費やしていたことは秘密ではない。ラリーのチャンスはないからね」とロバート・クビサはコメント。

    ル・マン24時間でレースをする願望はあるかと質問されたロバート・クビサは「新しいチャレンジになるだろうし、自分のドライビングを再調整しなければなならい」とコメント。

    元インディカードライバーのフランチェスコ・ドラコーンも同じクルマを走らせて、1分52秒993を記録した。

  • 小林可夢偉 「来年こそは更に力強くなって戻ってくる」 / WEC

    小林可夢偉 「来年こそは更に力強くなって戻ってくる」 / WEC

    小林可夢偉が、2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース、そして、シーズン全体を振り返った。

    小林可夢偉が走らせるトヨタ TS050 HYBRID #6号車は、自力でタイトルを獲得する可能性はないものの、逆転に望みを繋いでおり、小林可夢偉も「おもいっきり戦って勝ってチャピオン取る!」との意気込みでレースに臨んだ。

    しかし、バーレーンでのトヨタはスピード不足に苦しみ、#6号車はチームメイトの#5号車にも先行を許し、優勝したアウディから1周遅れの5位でフィニッシュした。

    小林可夢偉は「WEC最後のレースを勝利で飾ったアウディチームと、タイトルを獲得したポルシェ#2号車のチームに祝福を送ります」とコメント。

    「我々はシーズンを通して彼らと素晴らしい戦いを繰り広げてきました。しかし残念ながら最終戦の今日は我々の速さが及びませんでした。5位フィニッシュというのはやや残念なシーズン終幕で、十分な実力を発揮することが出来ませんでした」

    来季についてのトヨタの参戦体制はまだ発表されていないが、小林可夢偉は2017年のWECでの雪辱を誓った。

    「来年こそは更に力強くなって戻って来ます」

    2017年のWECは最終戦で優勝を飾ったアウディが撤退し、LMP1のハイブリッドクラスは、ポルシェとトヨタの一騎打ちとなる。マニュファクチャラーチームが2つに減るとはいえ、相手は2年連続で2冠を達成したポルシェ。ル・マンでは3台体制も噂されているが、簡単に勝てる相手ではない。

    明日11月20日にWEC主催のルーキーテストが予定されており、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDを走らせる。

    2017年シーズンのWECは4月16日にシルバーストン6時間レースで幕を開ける。2017年は3度目のWTCCチャンピオンであるホセ・マリア・ロペスの加入が噂されているトヨタの2017年の戦いに期待したい。

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • 【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

    【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

    2016年 FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦 バーレーン6時間レースの決勝が19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。

    レースは、今シーズン限りでWECから撤退するアウディが、1-2フィニッシュを達成し、18年におよぶプロトタイプレースを有終の美で飾った。

    また、レースを引退するマーク・ウェバーは、ポルシェ #1号車の最終ドライバーを務めて3位でフィニッシュ。最後のレースを表彰台で終えた。

    #6号車の逆転タイトルを狙うトヨタだったが、#5号車が4位、#6号車が5位と表彰台に届かず、ポルシェ #2号車がドライバーズタイトルを獲得。ポルシェは2年連続で2冠を達成した。

    2016 WEC 最終戦 バーレーン ダイジェスト動画

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

  • ロバート・クビサ、WECのルーキーテストに参加

    ロバート・クビサ、WECのルーキーテストに参加

    ロバート・クビサが、WECのルーキーテストに参加し、バイコレスのCLM P1/01・AERを走らせることが明らかになった。

    2011年のオフシーズンにラリーでの事故で右腕に重傷を負ったロバート・クビサは、その後活躍の場をWRCに移していた。だが、今年は1月に行われたラリー・モンテカルロに参戦して以降、ラリーには参加しておらず、ムジェロ12時間やルノー・スポーツ・トロフィーにスポット参戦していた。

    今後はサーキットレースへの復帰を示唆していたロバート・クビサは、WEC最終戦バーレーン時間の翌日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるルーキーテストに参加することが明らかになった。

    バイコレスのチームディレクターを務めるボリス・バーミスは、ロバート・クビカのルーキーテスト参加は、チームを共同所有するコリン・コレスの力によって実現したと述べた。

    「コリンは長い間ロバートを知っていた。そして、私もそう彼のことを知っている」とボリス・バーミスはコメント。

    「彼はLMP1カーを試したがっており、自然な流れだった」

    ボリス・バームスは、今回のロバート・クビサのテスト参加が、来季のドライバー契約に繋がるは明らかにしていない。

  • トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    トヨタ:2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    TOYOTA GAZOO Racingの2016年シーズンの成績は、9戦1勝、表彰台7回、マニュファクチャラーズ選手権3位だった。

    今年のバーレーン6時間レースは、アウディチームにとってWEC最後となったレースだった。TOYOTA GAZOO Racingは新生WECが誕生した2012年以来アウディチームと戦って来たが、5年に渡る激しい戦いを通して強い絆を結び、同時に尊敬の念を抱いてきた。

    レースはアウディ#8号車のリードで始まった。小林可夢偉がドライブした#6号車はアウディ#7号車を追い上げるも前に出ることは叶わず、チームメイトの#5号車にも追い上げられることとなった。

    レース開始後1時間、ポルシェ#2号車がGTクラスの車両と接触して後輪がパンク、順位を落としたためにトヨタは#5号車が4位、#6号車が5位に浮上。この順位はレースが半分を消化する午後7時まで続いたが、その後は2台のTS050 HYBRIDはピットストップ毎に7回も順位を変えるレースを展開した。しかし、今日は絶対的なスピード不足で、3位を走るポルシェ#1号車には最後まで手が届かなかった。

    午後10時、アウディ#8号車の劇的な勝利でレースが終了した時、TOYOTA GAZOO Racingの2台はセバスチャン・ブエミの乗る#5号車がアウディから1周遅れの4位、マイク・コンウェイの#6号車はさらに38秒685遅れの5位でレースを終えた。2台のドライバーにとっては、フラストレーションの溜まるレースで、劇戦の2016年シーズンが幕を閉じた。

    しかし、TOYOTA GAZOO Racingはすでに2017年シーズンに向けて動き始めている。2017年シーズン開幕戦シルバーストン6時間は4月16日。その日まで厳しいテストが繰り返されることになる。

    最終戦の終わったバーレーン国際サーキットでは、明日11月20日にWEC主催のルーキーテストが予定されており、TOYOTA GAZOO Racingは2台のTS050 HYBRIDを走らせる。そのうちの1台には今年LMP2クラスで活躍した若手のピポ・デラーニがテストドライブをすることが決まっている。

    TS050 HYBRID #5号車:(中嶋一貴、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ)
    決勝: 4位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:6番手、最速ラップ(1分42秒867)

    TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
    決勝: 5位、200周、ピットストップ6回、スターティンググリッド:5番手、最速ラップ(1分43秒096)

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing代表)
    期待通りにならなかったレースでした。 今回も表彰台に立てる様に全力を尽くしましたが、今日のTS050 HYBRIDは、アウディ勢の圧倒的な性能の前には速さが不十分でした。今回のレースは、激闘を締めくくる最終戦でもあり、偉大なライバルとのお別れでもありました。3メーカーがLMP1-Hに参戦する最後のレースになってしまったのは、寂しい限りです。これまで、WECの時代を切り開き、発展させて来たアウディチームの関係者の皆様には心から敬意を申し上げ、ドライバーズチャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーには祝福を申し上げたいと思います。我々は来シーズンの準備に全力を傾け、再び上位争いを繰り広げるべく更に戦闘力を上げて帰って来たいと思います。

    中嶋一貴
    最初にポルシェ#2号車のドライバーと、1-2フィニッシュを果たしたアウディチームに祝福を送ります。今日の我々はペースの面でアウディには全く届かず、思いのほか、厳しいレースになってしまいました。TS050 HYBRIDの感触は良く、チームは良くやってくれたので、その点では満足のいくレースだったと思います。

    アンソニー・デビッドソン
    不満の残るレースとなってしまいました。全力で戦いましたが表彰台を争うには速さが足りませんでした。このような形でシーズンを終えることになるのは無念ではありますが、我々#5号車にとっては不運の続いた1年を最後まで戦い抜けたことは嬉しく思います。最後の戦いを1-2で飾ったアウディチームと、チャンピオンを獲得したポルシェ#2号車のドライバーに祝福を送ります。シリーズのレベルの高さを物語る素晴らしい戦いぶりでした。

    セバスチャン・ブエミ
    シーズン最終戦を1-2フィニッシュで飾ったアウディチームに祝福を送ります。我々はこれまで何度もバーレーンで表彰台を争ってきましたが、今日はペースが及びませんでした。チームメイトである#6号車のドライバーズタイトル争いを支援したかったのですが、この週末はそこまでには到りませんでした。

    小林可夢偉
    WEC最後のレースを勝利で飾ったアウディチームと、タイトルを獲得したポルシェ#2号車のチームに祝福を送ります。我々はシーズンを通して彼らと素晴らしい戦いを繰り広げてきました。しかし残念ながら最終戦の今日は我々の速さが及びませんでした。5位フィニッシュというのはやや残念なシーズン終幕で、十分な実力を発揮することが出来ませんでした。来年こそは更に力強くなって戻って来ます。

    ステファン・サラザン
    シーズン最終戦で表彰台を逃すことになったのは残念です。今日のTS050 HYBRIDは絶好調とは言えず、厳しいレースでした。アウディチームとポルシェの#2号車は素晴らしい仕事をしました。今季の我々はメキシコ以降で速さを取り戻し、富士での優勝という最高の結果も得ました。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれましたし、彼らと共に一年間のシーズンを過ごすことが出来ました。

    マイク・コンウェイ
    とても厳しい一日でした。我々は、ライバルと僅差でバトルが出来ると予想していましたが、それ以上に今日のアウディ勢は強力でした。タイトルを獲得したポルシェ#2号車を祝福します。レースが終盤に近づくにつれ、フロントタイヤに多くのゴムが付着してしまい、グリップを失う結果となってしまいました。チームの今季の働きぶりは誇るべきもので、良いシーズンだったと思っています。

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • 【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

    【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

    2016 FIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦となるバーレーン6時間レースが19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、今シーズン限りでWECから撤退するアウディが1-2フィニッシュで有終の美を飾った。

    レースは、アウディ #8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)がポール・トゥ・ウィン。2位にはアウディ #7号車(マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ)が続き、アウディが最後のレースで1-2フィニッシュを達成。

    3位はポルシェ #1号車(ティモ・ベルンハルト / ブレンドン・ハートレー / マーク・ウェバー)。今年でレースを引退するマーク・ウェバーはポルシェ #1号車の最終ドライバーを担当。最後のレースでチェッカーを受け、表彰台を獲得した。

    4位はトヨタ #5号車(中嶋一貴 / アンソニー・デビッドソン / セバスチャン・ブエミ)、5位はトヨタ #6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)、6位はポルシェ #2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)だった。

    2016年のドライバーズタイトルはポルシェ #2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が獲得。トヨタ #6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)の逆転優勝は叶わなかった。

    LMP2クラスはG-Drive Racing #26号車、GTE ProクラスはAston Martin Racing #95号車、GTE AmクラスはAbu Dhabi-Proton Racing #88号車が優勝を飾った。

    2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース 結果

    Pos No Cat Team Car Gap
    1 8 P1 Audi Sport Team Joest Audi R18
    2 7 P1 Audi Sport Team Joest Audi R18 19.282
    3 1 P1 Porsche Team Porsche 919 Hybrid 1 Lap
    4 5 P1 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 – Hybrid 51.205
    5 6 P1 Toyota Gazoo Racing Toyota TS050 – Hybrid 1:27.797
    6 2 P1 Porsche Team Porsche 919 Hybrid 3 Laps
    7 13 P1 Rebellion Racing Rebellion R-One – AER 10 Laps
    8 4 P1 Bykolles Racing Team CLM P1/01 – AER 15 Laps
    9 26 P2 G-Drive Racing Oreca 05 – Nissan 18 Laps
    10 43 P2 RGR Sport by Morand LIGIER JS P2 – Nissan 6.619
    11 36 P2 Signatech Alpine Alpine A460 – Nissan 25.362
    12 31 P2 Extreme Speed Motorsports LIGIER JS P2 – Nissan 45.315
    13 30 P2 Extreme Speed Motorsports LIGIER JS P2 – Nissan 19 Laps
    14 35 P2 Baxi DC Racing Alpine Alpine A460 – Nissan 56.389
    15 45 P2 Manor Oreca 05 – Nissan 20 Laps
    16 37 P2 SMP Racing BR01 – Nissan 22 Laps
    17 27 P2 SMP Racing BR01 – Nissan 26 Laps
    18 44 P2 Manor Oreca 05 – Nissan 1:32.212
    19 95 Pro Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 27 Laps
    20 51 Pro AF Corse Ferrari 488 GTE 17.370
    21 71 Pro AF Corse Ferrari 488 GTE 28 Laps
    22 67 Pro Ford Chip Ganassi Team UK Ford GT 34.836
    23 97 Pro Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 29 Laps
    24 66 Pro Ford Chip Ganassi Team UK Ford GT 25.546
    25 77 Pro Dempsey – Proton Racing Porsche 911 RSR (2016) 55.772
    26 88 Am Abu Dhabi-Proton Racing Porsche 911 RSR 31 Laps
    27 78 Am KCMG Porsche 911 RSR 12.909
    28 83 Am AF Corse Ferrari F458 Italia 32 Laps
    29 86 Am Gulf Racing Porsche 911 RSR 33 Laps
    30 50 Am Larbre Competition Chevrolet Corvette C7-Z06 37 Laps
    31 98 Am Aston Martin Racing Aston Martin Vantage V8 116 Laps

    関連:【動画】 2016 WEC 最終戦 バーレーン6時間レース ハイライト

  • 【WEC】 ポルシェ #2号車が2016年 ドライバーズタイトルを獲得

    【WEC】 ポルシェ #2号車が2016年 ドライバーズタイトルを獲得

    2016年 WEC 最終戦 バーレーン6時間レースで行われ、ポルシェ #2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)が2016年のドライバーズタイトルを獲得した。

    ランキング首位で最終戦に挑んだポルシェ #2号車は、レースを6位でフィニッシュして合計160ポイントを獲得。2016年のドライバーズタイトルを獲得した。

    ポルシェは、コンストラクターズタイトルと合わせて2冠を達成。2年連続で両タイトルを連覇した。

    ランキング2位だったトヨタ #6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)が5位でフィニッシュしたことで、145ポイント差で3位に転落。

    最終戦で優勝したアウディ #8号車(ルーカス・ディ・グラッシ / ロイック・デュバル / オリバー・ジャービス)が146.5ポイントで2位でシーズンを終えた。

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:アウディが1-2フィニッシュで有終の美

  • 【WEC】 2016年 ドライバーズタイトルの行方は?・・・タイトル獲得条件

    【WEC】 2016年 ドライバーズタイトルの行方は?・・・タイトル獲得条件

    2016年のドライバーズポイントをかけた戦いが最終戦バーレーンGPで決する。

    現在、152ポイントで首位に立っているのはポルシェ #2号車(ロマン・デュマ / ニール・ジャニ / マルク・リーブ)。予選でポールポジションを獲得できなかったため、2位のトヨタ #6号車(小林可夢偉 / ステファン・サラザン / マイク・コンウェイ)に17ポイント差でバーレーン6時間レースの決勝レースを迎えることになった。

    WECは、F1と同じく1位から10位まで25-18-15-12-10-8-6-4-2-1とポイントが与えられ、11位以下には0.5ポイントが与えられる。

    そのため、ポルシェ #2号車は、5位以上でフィニッシュすれば、2016年のドライバーズタイトルを獲得する。

    逆転タイトルを狙うトヨタ #6号車は厳しい状況にある。現在135ポイントのトヨタ #6号車がタイトルに望みを繋げるためには優勝は必須条件といえる。

    優勝の場合は160ポイントとなり、ポルシェの6号車が6位以下だった場合、ポイントと優勝回数で並び、2位の獲得数で上回る。2位の場合はポルシェ #2号車が11位以下でなければタイトルは獲得できない。

    ポルシェ #2号車 ドライバータイトル獲得の条件

    ・5位以上
    ・6位〜10位で、トヨタ #8号車が2位以下
    ・11位以下で、トヨタ #8号車が3位以下

    トヨタ #6号車 ドライバータイトル獲得の条件

    ・優勝で、ポルシェ #2号車が6位以下
    ・2位で、ポルシェ #2号車が11位以下

    注目のバーレーン6時間レースの決勝レースは、19日(土)の22時(現地時間16時)からスタートする。

    関連:【WEC】 ポルシェ #2号車が2016年 ドライバーズタイトルを獲得