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  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、メディカルテストに合格

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、メディカルテストに合格

    バレンティーノ・ロッシは21(木)、モーターランド・アラゴンでメディカルチェックを受け、今週末のMotoGP 第14戦 アラゴンGPのフリー走行1回目での走行を許可された。

    8月31日に右脚の脛骨と腓骨を骨折、9月1日に手術を受け、前戦サンマリノGPを欠場したバレンティーノ・ロッシは、9月18日~19日の2日間、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで市販車のYZR‐R1でのテストを実施。

    テストの結果はポジティブなものであり、バレンティーノ・ロッシはアラゴンに向かうことを決断。だが、コースに出るためのメディカルチェックに合格する必要があった。

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは「今日(木曜日)の午後、バレンティーノ・ロッシは、モーターランド・アラゴンのチーフメディカル・オフィサーであるクレメント・ミランによって行われた必須の健康診断を首尾よく完了した」と声明で述べた。

    「脚の負傷してから21日後、彼はバイクに乗ることに問題はないことを宣言する。明日のフリー走行1回目に参加する」

    バレンティーノ・ロッシはフリー走行1回目で走るものの、レース週末全体に参加するかどうかはまだ決定していない。

    バレンティーノ・ロッシは「乗って大丈夫だと宣言されたら、FP1後に本当の答えが得られるだろう。M1に乗るのはかなり大きなチャレンジだからね」と述べていた。

    レースに出場することができないと判断した場合には、すでに指名されているマイケル・ファン・デル・マークが代役を務める。

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、アラゴンGPのフリー走行に出走へ

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、アラゴンGPのフリー走行に出走へ

    バレンティーノ・ロッシは、MotoGP 第14戦アラゴンGPのフリー走行1回目に出走を試みることを決定した。

    8月31日に右脚の脛骨と腓骨を骨折、9月1日に手術を受け、前戦サンマリノGPを欠場したバレンティーノ・ロッシは、9月18日~19日の2日間、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで市販車のYZR‐R1でのテストを実施していた。

    テストの結果はポジティブなものであり、バレンティーノ・ロッシはアラゴンに向かうことを決断。コースに出るためのメディカルチェックに合格する必要があるが、ゴーサインが出た場合、レース出場する可能性をさらに評価するためにフリー走行1回目に出走する

    レースに出場することができないと判断した場合には、すでに指名されているマイケル・ファン・デル・マークが代役を務める。

    バレンティーノ・ロッシは「幸い、昨日ミサノで僕のYZF-R1Mで良いテストができた」とコメント。

    「前日にもトライしたけど、雨によって数周で終えていた。昨日は20周走れたし、求めていた答えが見つかった。最終的にテストはポジティブだったし、乗っているときに可能な限り脚に痛みを感じさせないように最高のソリューションを見つけて僕を助けてくれたルシディ医師と彼のスタッフに感謝したい」

    「もちろん、テスト後にはちょっと痛みはあったけど、今朝、パスカレッラ医師のところにメディカルチェックを受けにいき、ポジティブな結果が出た」

    「最終的にアラゴンに向かい、今週末M1に乗ってみることに決めた。乗って大丈夫だと宣言されたら、FP1後に本当の答えが得られるだろう。M1に乗るのはかなり大きなチャレンジだからね。様子を見てみよう。アラゴンで会おう!」

  • 【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、手術後わずか19日でテストを実施

    【MotoGP】 バレンティーノ・ロッシ、手術後わずか19日でテストを実施

    バレンティーノ・ロッシは18日(火)、手術から19日後、MotoGP アラゴンGPでの復帰を視野に、地元ミサノで市販車を使用したプライベートテストを実施した。

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは、8月31日に右脚の脛骨と腓骨を骨折、9月1日に手術を受け、前戦サンマリノGPを欠場したバレンティーノ・ロッシが、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで市販車のYZR‐R1に乗り込み、数ラップの周回を実施したことを発表した。

    雨により、予定していたセッションを途中で中断することを強いられ、回復具合を評価するに至らず、今週末にモーターランド・アラゴンで開催される第14戦アラゴンGPでの復帰に関しては、20日まで決断を持ち越すことになった。

    手術後、バレンティーノ・ロッシは、アラゴンでの復帰が難しい場合は、もてぎにむけて頑張っていくと述べていた。

    「不運にも、ウルビーノの丘で友人たちとダートバイクを走らせていたときだった。18歳のときから父親と一緒に長く走っていたところで、不運にも、フィニッシュ近くの下り坂で、低速走行をしていたときに、岩にぶつかってしまい、ステアリングを失ってしまった。転倒を避けようとして足を地面についたけど、その場所が深く、バイクの全重量が足にかかってしまい、骨折してしまった。」

    「脚が痛いけど、全体的には良い感じ。精神面は、チャンピオンシップのチャンスを投げ捨ててしまい、ミサノでファンの前で走る機会を失ってしまい、すごく恥ずかしいから悪い。走ることができないから、チームのみんなに謝らなければいけないけど、一日でも早く戻りたい。」

    「いつものように、このようなトレーニングに関して話題となるけど、僕たちはモーターサイクルライダーなんだ。最善のトレーニング手段はバイクを走らせること。不運にも、バイクを走らせることは危険で、いつもバイクを使用したトレーニングはできないけど、重要なことなんだ。不運にも、僕は怪我を負ってしまった。ムジェロの前にも怪我をしたから、今年はこれで2回目となり、他のトレーニングにトライしなければいけない。」

    「過去の経験から、リハビリは1日ずつ取り組まなければいけないことを学んだ。痛み次第。一日でも早い復帰を目指して、トライしているところだ。ミサノの後はアラゴンだけど、怪我から僅か22日後だから非常に難しいだろう。その2倍、最低でも40日間が必要で、過去には40日後に復帰したけど、今回の骨折はそれほど痛くない。今は時期尚早だけど、もしアラゴンに復帰できなければ、もてぎに行けるようにトライしよう。」

    モビスター・ヤマハ・MotoGPは、アラゴンGPではバレンティーノ・ロッシの代役としてマイケル・ファン・デル・マークを起用することを発表している。

  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    MotoGP 第13戦サンマリノGPは、今季2度目のウエットコンディションの中でスタートし、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、第10戦チェコGP以来、3戦ぶりの優勝を果たした。

    Moto3クラスとMoto2クラスは、断続的に雨脚が強くなる厳しいコンディションだったが、最終レースのMotoGPクラスは、コース上の雨量は多いものの雨は小降りになり、3クラスの中では雨の影響が最も少ないコンディションだった。

    その中でマルケスは、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とトップグループを形成した。トップを走るのはペトルッチ。マルケスはドヴィツィオーゾを従えて2番手を走行する。そして終盤になると、ドヴィツィオーゾが遅れ、ペトルッチとの一騎打ちに。最終ラップとなる28周目の1コーナーでペトルッチをかわすと、ファステストラップを刻み、ペトルッチを振りきった。

    今大会は、フリー走行、予選、ウォームアップと3度の転倒を喫したが、決勝ではライバルを圧倒する走りで今季4勝目を挙げた。この結果ポイントランキングにおいて、今大会3位に終わったドヴィツィオーゾと並び、2戦ぶりに首位の座を奪還。2年連続4度目のタイトル獲得に大きく前進した。

    予選14番手のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今季ベストタイの6位でフィニッシュ。好スタートを決めると、オープニングラップで7番手に浮上し、その後は前を走るホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)の転倒で6番手へ。7周目にはロリス・バズ(ドゥカティ)を抜いて、5番手に浮上した。その後は、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)とし烈な5番手争いを繰り広げ、6位でチェッカーを受けた。

    予選4番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、序盤はセカンドグループに加わったが、7周目に転倒を喫し、再スタートを切りますが21番手までポジションを落とし、それが影響して13位でフィニッシュとなった。予選7番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、序盤からペースが上がらず14位でフィニッシュ。ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、13番手を走行していた20周目に転倒を喫し、リタイアに終わった。

    マルク・マルケス MotoGP

    マルク・マルケス (MotoGP 優勝)

    「今回のレースは自分のキャリアでも最高のレースの一つになりました。最高の気分です。ミスをしやすいコンディションで常に集中力を必要としました。そのため最終ラップでアタックすることを決めていました。最終ラップは最高でした。リスクをかなり負いましたが、今シーズンは接戦なので、優勝をして、さらに5ポイントを上乗せするだけの価値がありました。もちろんレースを通してチャンピオンシップのことを考えていました。最初は感触があまりよくありませんでした。路面に水が多く、何度かヒヤッとする瞬間がありました。(ホルヘ)ロレンソの序盤の速さはすばらしかったです。ダニロ(ペトルッチ)も、ロレンソが転倒してレースをリードするようになってからはすばらしい速さでした。でも彼についていくことができ、最後にアタックしました。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。シルバーストンの出来事(エンジンの問題によりリタイア)のあとだったのでうれしいです。どのような状況でも常に準備を整えられるように努力しています。このサーキットで、ウエットからドライへセットアップを変更するには時間がかかることは分かっていたので、路面が乾き始めたと感じたときや、フラッグ・トゥ・フラッグになる可能性が少しでもあると思ったときには、チームにサインを送ることになっていました。そして今回、サインを送りました。結局そうはならなくても、それに近い状況になったので正しい行動でした。今年のチャンピオンシップはどのようなことも起こり得ますが、ついにアンドレア(ドヴィツィオーゾ)と同ポイントになり、ランキングトップに戻って来られました。最高のチャンピオンシップです。残り5戦はとても厳しいレースになっていくと思いますが、引き続きプッシュして、100%出しきりたいです。最後に、22度目のタイトルを獲得した(トライアル世界選手を戦う)トニー・ボウに、おめでとうと言いたいです。ただただすばらしいです。トニー、この調子でがんばってください」

    ジャック・ミラー (MotoGP 6位)

    「スタートでは(マーベリック)ビニャーレス(ヤマハ)や(カル)クラッチローよりもいいペースがあると感じていました。でも、レース終盤にペースが落ちてしまいました。リアタイヤを気にして、エンジンのマッピングを変えるのが遅すぎたのかもしれません。タイヤのエッジはよかったですが、ドライブ方向が少し落ちて、終盤、(ミケーレ)ピロを抑えることができなくなってしまいました。しかし、シーズン後半のベストリザルトとなり、ポイントも獲得できました。次のアラゴンが楽しみです」

    カル・クラッチロー (MotoGP 13位)

    「感触はとてもよく快適でした。自信があったし、10周を終えてプッシュできるかもしれないと感じました。序盤はリスクをあまり負いたくなかったのですが、久しぶりに高く飛ばされました。これは完全に僕のミスです。だれのせいでもありません。ジャックやほかのライダーを引き離したかったのですが、ジャックをパスしたときに転倒してしまいました。ドヴィツィオーゾとのギャップを縮める自信もありましたし、マルケスにも追いつけると感じていました。でも、プッシュしすぎて転倒してしまいました。それでもレースに戻り、ポイントを獲得しました。長く難しいレースでした。ハンドルバーがタンクに当たり、フットレストもありませんでした。やらなければならないことをしましたが、LCR Hondaチームに申し訳なく思っています。本来ならいい結果を出せるはずでした。レースで優勝できたかどうかは分かりませんが、ドヴィとバトルができたことは確かだと思います。手をケガしている状況の中、レースウイークを通していい仕事ができました。感触はずっとよかったです。ウエットでもドライでも速さがありましたが、レースでミスをしてしまい、無駄にしてしまいました」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 14位)

    「とても難しいレースでした。タイヤが全く温まらず、残念ながらかなり苦戦しました。僕にとってはまるで氷の上を走っているようでした。午前中のウォームアップで転倒してしまいました。この問題を解決するためにすべてのことを試しましたが、解決策を見つけられませんでした。僕はとても遅く、すべてのコーナーで転倒のリスクがありました。路面の水が少なくなった終盤は、タイヤを少し温めることができ、ラップタイムが4秒ほど上がりました。ポイントをたくさん失い残念です。今後のレースに集中して、もっといい結果を出せるようがんばるだけです。トニーは22度目のトライアルのタイトル獲得という、すばらしい功績を残しました。彼はみんなにとってのすばらしい見本です」

    ティト・ラバト (MotoGP リタイア)

    「レース序盤はリアのグリップがありませんでした。フルウエットの路面で、なぜこれほど難しかったのか分かりません。やがてリズムをつかむことができ、前のライダーたちに追いつきました。ポイント圏内の位置でした。そんな中で、6コーナーでリアがスライドして転倒してしまいました。自分やチームにとって残念な結果でした。このような難しいコンディションで完走したかったです」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    2017 MotoGP 第13戦のサンマリノGPは、レイン・コンディションとなったミザノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビジオーゾは、2番グリッドからのスタート。終始、マルク・マルケス(ホンダ)やダニーロ・ペトルッチ(プラマック・ドゥカティ)とバトルを演じながら、3位フィニッシュ。このレースでマルケスとともにライダースポイントは同ポイントとなる199ポイントとなったドビジオーゾだが、マルケスの方が2位表彰台の回数が多いため(優勝回数は同じ)、ランキング2位となった。

    予選5番手、2列目からスタートしたチームメイトのホルヘ・ロレンソは、オープニングラップで首位に立つと、いきなり後続に4秒以上の大差をつけたが、7周目にハイサイドに転倒してリタイアとなった。

    今シーズン2度目のワイルドカード参戦のチャンスを掴んだミケーレ・ピロは、ドゥカティ・テストチームのデスモセディチGPを駆り、見事なパフォーマンスを見せた。スターティング・グリッドこそ4列目だったが、その後は順調にポジションを5位まで上げ、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)とわずか3秒差でチェッカーを受けた。

    第14戦アラゴンGPは、2週間後の9月22日~24日にモーターランド・アラゴンで開催される。

    アンドレア・ドビジオーゾ(Ducati MotoGPチーム#04)3位

    「今日はマシンフィールが完璧ではなかったので、3位というリザルトで満足だ。路面コンディションは非常に難しく、20周目までは何とかマルケスやペトルッチについて行けた。しかし、彼らがペースを上げると、ついて行くだけでかなりのリスクを冒さざるを得なかった。そこで少しペースを落として、3位の16ポイントを獲得する狙いに切り替えた。チャンピオンシップを考えると、しっかりとポイントを獲ることも大切だ。ミザノでのレースで、どのタイプのサーキットでも戦闘力を発揮できることが確認できた。最後までタイトル争いを演じられると思う」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム#99)リタイア

    「クラッシュが残念でならない!マシンの調子は良く、僕も落ち着いてライディングしていた。それほどリスクを冒してもいなかったし、タイヤマネージメントもうまく行っていた。エンジンマップを変えようとした時に、ほんの少し集中力を欠いてしまったのかもしれない。リアブレーキの使い方も少し変えたので、それがハイサイドに繋がったのだと思う。後続に大きく水を開けて優勝できると思っていたのに、リタイアする羽目にはったので、本当にガッカリしている。だが、レースとはそういうものだし、この手のアクシデントも受け入れなければならない」

    ミケーレ・ピロ(Ducati MotoGPテストチーム#51)5位

    「昨日の予選でクラッシュしてしまい、良いグリッド・ポジションが得られなかった。今日の序盤はリスクを冒したくないと思ったので、かなりのスロースタートになってしまった。レース中盤からリズムを掴んでポジションを回復し、ビニャーレスの背後に迫ることができた。しかし、彼のペースで走るのがリスクだと思われたので、リスクを冒さない選択をした。昨日は2度クラッシュしているし、とにかく完走したかった。レースでは、特に序盤のペース作りがうまく行かなったので、まだ改善の余地があるが、今日は自分の走りを楽しむことができた」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    昨日までとは一転、雨に濡れたミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリのグリッドには緊張感が広がっていた。しかし、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは終始、冷静さをキープし4位を獲得した。

    慎重なスタートで4位につけてタイヤが暖まるのを待っていたが、この間にもマシンが激しく揺さぶられ、難しいコンディションがマーベリック・ビニャーレスに警告を与える。そして3ラップ目にはダニ・ペトルッチに先行されて5位に後退した。

    多くの左コーナーでリアグリップに苦しみながらも少しずつペースを上げてゆき、各セクションで限界を探る。この間、次々に自己ベストを更新する一方で、後方から近づくライバルたちにも気を配らなければならず、カル・クラッチロー、ジャック・ミラーと一時、バトルを展開する。しかし、クラッチローが転倒し、また7ラップ目にはトップを走っていたホルヘ・ロレンソが転倒したため、マーベリック・ビニャーレスは再び4位に浮上した。これでリズムを取り戻すと着々と後続を引き離し、差を2秒以上に広げて単独走行した。最後まで追撃の手を緩めることはなかったが、表彰台には届かず、4位でチェッカーを受けた。トップとの差は16.559秒だった。

    この結果、マーベリック・ビニャーレスはランキング3位をキープし、トップタイのふたりにわずか16ポイント差。バレンティーノ・ロッシはマーベリック・ビニャーレスから26ポイント遅れてランキング4位をキープした。Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングで2位につけてトップとの差は9ポイント。コンストラクターズ・ランキングではヤマハが、トップに5ポイント差の2位につけている。

    Monster Yamaha Tech3のジョナス・フォルガーは、難しいコンディションと戦いながら最後まで懸命に走り抜いた。グリッド16位、5列目からのスタートだったが、1ラップ目にふたつ上げ、その後は自分のペースを守って着々と挽回し、9位でチェッカーを受けた。

    その一方で、ジョナス・フォルガーのチームメイトのヨハン・ザルコは最終ラップで不運に見舞われた。グリッド6番手からハイペースをキープして順調に走行を続けていたが、最終ラップ、7番手走行中に燃料を使い切ってストップ。そのあとはマシンを押してゴールまでたどり着き15位となった。

    次回、第14戦は9月22日~24日、モーターランド・アラゴンで開催される。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (4位)
    「できることはすべてやりました。ベストを尽くすことができたので、とても満足しています。マシンの力を100%引き出し、最高の成績を目指した結果が4位だったのです。同じウエット・コンディションでも、ザクセンリンクのときと比べると、とくにハンドリング性能が格段に良くなっています。だからこの方向性をこのまま続けていくことが大切だと思っています。そのほかにはトラクションの向上を目指していく予定です。ドライ・コンディションでとても速く、ここミサノでまた一歩前進できたことを非常にうれしく思います。次のアラゴンでも同様のことができるように、16ポイント差を詰めるためにしっかりプッシュしていきます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「非常に難しいレースでした。ウエット用のセッティングについては、今朝のわずか20分間のウォームアップ・セッションのなかで準備しなければなりませんでした。しかも午後になれば、さらに状況が悪化することが明らかでした。レースの最中も刻々とコンディションが変わり非常に難しい状況でしたが、そのなかでもマーベリックは、当初の予定通りに自分のペースを守って走り切り、ライバルたちを抑えてゴールしたのです。しかも彼は、左コーナーの多くでリアグリップに悩まされていました。それでもミスひとつせず、最終的にはこうして貴重なポイントを持ち帰ってくれました。次は2週間後のアラゴン。チームの冠スポンサーもつく重要なレースになります」

    Monster Yamaha Tech3

    ジョナス・フォルガー (9位)
    「ベストを尽くしましたが、この結果に満足することはできません。昨日まではとても順調で、ドライ・コンディションのフィーリングはとても良かったのです。でも今日はウエットになったので、セッティング変更を行わなければなりませんでした。しかしその方向性が間違っていたことに、レース終盤になって気づいたのです。リアグリップの低下に悩まされるようになり、マシンを思い通りに旋回することができなくなって結局、9位で終わってしまいました。ウエットでももっとスピードを上げられると考えていましたが、実際にはそのようにはならず残念。気持ちを切り替えて、次のアラゴンに臨みます」

    ヨハン・ザルコ (15位)
    「誰にとっても難しいチャレンジでした。自分で思っていたほど調子が良くないことに、ウォームアップ・ラップで気づきましたが、そのあと実際に走り出してみると、フィーリングは決して悪くありませんでした。マシンをしっかりコントロールできていましたし、ライバルたちと比べてもスピードで十分に優っていたのです。そうこうするうちに、チャンピオンシップのライバル、クラッチローとロレンソの転倒がありました。私はしっかり集中していましたが、ふたりの転倒を見て、コンディションの難しさに改めて気づかされました。長いレースのなかで路面が少しずつ乾いて状況は刻々と変化。そのなかで私は少しも気を緩めることなくレッディングとの距離をコントロールし、最終ラップを迎えていました。ところが、第11コーナーでとうとう燃料を使い切ってしまったのです。本当に悔しい思いです。最終ラップまで持たせるように十分に気を遣っていたにもかかわらず、そこでマシンが止まってしまったので、あとはマシンを押して長いホームストレートを下りました。この間に何台かに抜かれて悔しくてたまりませんでしたが、最後まで投げださずにゴールにたどり着きました。それがレーシング・マインドというものだと思います。結局、15位。つまりたった1ポイントでしたが、何もないよりは良かったと思っています」

    エルベ・ポンシャラル (チーム・マネジャー)
    「最終的に残念な結果となりました。ヨハンのほうはウイークを通じて好調で、予選でも好位置を獲得し、十分に良い仕事ができていると思っていました。そして決勝では最終ラップを7位で迎え、後方のレッディングに2.5秒差をつけており、もう抜かれる心配はありませんでした。このままゴールしていれば素晴らしい成績ですが、不運にも、彼はそのあとマシンを押してゴールラインまで戻らなければならなくなってしまいました。その懸命の努力のおかげで、私たちは1ポイントを手にすることができました。ガス欠という結末は、私にとっては受け入れられないものです。今夜はヤマハのエンジニアとも話し合って原因究明に全力を尽くします。このようなことは二度と起こってはいけない。ヨハンには本当に申し訳ない思いでいっぱいです。とくに今回はMonster EnergyのCEO、ロドニー・サックスがいらっしゃっていたので、喜んでいただけるようなレースをしたかったのですが、残念ながら思い通りにはいきませんでした。 一方のジョナスは、スタートは悪くありませんでしたが、序盤はラップタイムが上がらず、自信のなさが表れていました。それでも残り三分の一くらいになって徐々に良くなり、ペースも上がってきて、最終的にはトップ10フィニッシュです。これ自体は何も驚くことではありませんが、彼にとってはMotoGPマシンで初めての完全なウエット・レースだったことを考えれば、十分に評価できるものと言えるでしょう。次のアラゴンではふたり揃って好成績を目指したいです。そしてヨハンに対してはここでもう一度、謝っておきたいと思います」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

  • 【MotoGP】 スズキ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    【MotoGP】 スズキ:第13戦 サンマリノGP 決勝レポート

    昨日の青空から一転し、ミサノアドリアティコは朝から雨に見舞われ、ドライからウエットにセッティングを変更して決勝日を迎えることとなった。アレックス・リンスはこのウエットコンディションが吉となり、8位でチェッカーを受け、今期のベストリザルトを更新。アンドレア・イアンノーネは、腕の痛みにより、レース終盤で無念のリタイヤとなった。

    20番手から決勝をスタートしたアレックス・リンスだったが、好スタートを決められず、1コーナーでは最下位に順位を落とす。

    しかし2周目からは上位ライダーとほぼ同ペースで見事なオーバーテイクを繰り広げ、冷静な走りで9番手までポジションアップ。さらに最終ラップにひとつポジションを上げ、今期ベストリザルトとなる8位でレースを終えた。

    アンドレア・イアンノーネは、この週末初めてのウエットコンディションとなった朝のウォームアップで好感触を得ていたものの、決勝では着用していたレインスーツが腕を締め付け、腕上がりのような症状を起こし、ライディングに支障をきたしたため、レース終盤に自らピットインし、そのままリタイヤとなった。

    アレックス・リンス (決勝8位)
    「今週末、ドライでは本当に苦戦していたんだけど、ウエットコンディションでは良いパフォーマンスができて、決勝結果にも満足しているよ。スタート直後、前のライダー達の水しぶきで前が全く見えず、最後尾まで順位を落としてしまったんだけど、ペースが掴めてきてからは、前のライダー達を無理せずにオーバーテイクすることができたよ。9番手までポジションアップしてからは、前のライダーとの距離もどんどん縮まっていたので、最終ラップで仕掛けようと決めていたんだけど、最終コーナーでオーバーテイクしようとしていたライダーとクロスラインになって、ちょっとコースアウト気味になり、そのままオーバーテイクのチャンスを逃しちゃったんだ。今週末、ウエットで走ったのは今朝のウォームアップの20分だけだったんだけど、その短い時間にチームが良いセッティングを見つけてくれ、素晴らしい仕事をしてくれた。チームの皆に本当に感謝しているよ。」

    アンドレア・イアンノーネ (決勝DNF)
    「雨量が多かったから、決勝ではレインスーツを着たんだけど、腕部がきつかったらしく、締め付けられて血流が止まり、腕上がりのような症状を起こしてしまったようなんだ。スタート後2、3周目位からうまく力が入らなくなってしまい、フルスロットルにもできないし、ブレーキングも思うようにいかず、最後はどうにもならなくてピットインしてしまった。ウエットではマシンのフィーリングも良く、アドバンテージがあっただけに、本当に残念だし、チームやスズキの皆に対して申し訳なく思っているよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「最終的に、リザルトとしては悪天候に助けられた形となりました。今朝から降り出した雨でコンディションが変わってしまったため、非常に難しかったのですが、アレックスは短い時間でライディングスタイルを調整し、最大の結果を出してくれました。8位は今のところ彼の今年のベストリザルトなので、彼の頑張りに感謝しています。一方、アンドレアは雨のコンディションでの調子は悪くなかっただけに、彼のパフォーマンスを100%発揮できず、結果に繋げられなかったことが残念です。ただ、この週末はドライコンディションで我々がかなり苦戦したのは事実なので、明日、明後日のテストでその原因を探りつつ、新たにいくつかのテストアイテムを試し、シーズン後半および来年に向けてマシンパフォーマンスを向上させていけるよう、しっかり準備をしていきたいと思っています。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「今日の決勝はコンディションが変わり、とても難しい状況だったにも関わらず、アレックスは素晴らしい仕事をしてくれました。20番手という後方グリッドからのスタートで、しかもミスを犯しやすいコンディションだったのですが、ルーキーとは思えない、安定して冷静な走りを最後まで見せてくれました。レース中盤のペースは上位のライダーとほぼ同じでしたし、彼の今日のパフォーマンスには我々皆がとても満足しています。アンドレアも朝のウォームアップでは素晴らしい走りを見せていたのですが、決勝で着用したレインスーツによるものと思われる腕の痛みにより、思いもよらないリタイヤとなってしまい、本当に残念です。チームは明日もサーキットに残り、今シーズンの残り5戦と、来シーズンに向け、いくつか新しいアイテムを試す予定なので、明日は天候が回復し、ドライでテストできることを願っています。」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

  • 【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

    【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 結果:マルク・マルケスが逆転優勝

    MotoGP 第13戦 サンマリノGPの決勝が10日(日)、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ))がキャリア初優勝を果たした。

    小雨のなかウェットコンディションでスタートしたレース。スタートでは、5番グリッドを走行していたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がホールショットを奪ってリードする展開。

    だが、6周目にホルヘ・ロレンソが転倒してリタイア。同じ周には5番手を走行していたカル・クラッティロー(LCRホンダ)も転倒を喫したがレースに復帰している。

    優勝は3番グリッドからスタートしたマルク・マルケス。レースの大半はロレンソの転倒により首位に浮上したダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック)がリード。だが、ファイナルラップの1コーナーでマルケスが逆転を果たして優勝。今季4勝目を挙げた。

    2位にはダニロ・ペトルッチ、3位にはアンドレア・ドヴィツォーゾ(ドゥカティ)が続いた。

    以下、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)、ジャック・ミラー(エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS)、スコット・レディング(オクト・プラマック)、3アレックス・リンス(スズキ)、ジョナス・フォルガー(ヤマハ・テック3)、ブラッドリー・スミス(レッドブル KTM)までがトップ10入り。

    今回の優勝により、マルク・マルケスは、合計199ポイント、4勝とアンドレア・ドヴィツォーゾに並び、2位の獲得回数で上回り、ランキングトップに浮上。3位には183ポイントでマーベリック・ビニャーレスがつけてる。

    2017 MotoGP 第13戦 サンマリノGP 結果

    Pos. Num. Rider Team
    1 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    2 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    5 51 ミケーレ・ピッロ ドゥカティ・チーム
    6 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    7 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
    8 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    9 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3
    10 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    12 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    13 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    14 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    15 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    16 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    17 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
      53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
      29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
      22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
      99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスがミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで今季4度目のポールポジションを獲得した。

    ミサノ・サーキットは全長が短いため、15分間のセッションのなかでも多くの周回数が可能となる。ビニャーレスはそれを念頭に最後尾からコースに入り、タイムアタックを開始した。時間を無駄にすることなく素早くペースを上げ、1分33秒408を記録してトップに立った。

    その後、一時2番手に後退するも、すぐさま1分32秒833へ上げて再びトップに立つ。残り8分半を切ったところで1分32秒652へ更新したが、順位では2番手に後退。このときはなかなか順位を取り返すことができないまま、残り6分でピットに戻りタイヤ交換を行った。

    1分半後にコースに復帰し、トップとの0.016秒差を懸命に追ってゆく。最初のアタックではかなわなかったが、チャンスはあと2回残されていた。そして2度目のアタックでは第1セクションと最終セクションで自己ベストを更新し、1分32秒439を記録してトップに浮上。そのポジションを最後まで守り切り、2番手に0.162秒差をつけてポールポジションを決定した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコが予選で6番手を獲得し、明日の決勝はグリッド2列目からのスタートとなった。フロントローとのタイム差はわずか0.249秒で、ロケット・スタートとペースアップでギャップを詰める作戦である。

    一方、ジョナス・フォルガーはQ1でトップタイムを記録したが、第16コーナーでわずかにコースをはみ出したことで、そのタイムをキャンセルされてしまった。その結果、それまでのタイムにより順位が決定し16番手、6列目からのスタートとなる。

    Movistar Yamaha MotoGP

    マーベリック・ビニャーレス (予選1番手/1分32秒493)
    「予選は非常に順調でした。チームがとても素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、マシンのフィーリングも最高でした。昨日と今日の午後、少し調整を行ってマシンの感触がさらに良くなりました。明日の作戦は、安定した走りを心がけてタイヤの温度を適切に保つこと。とくに序盤、タイヤが冷たい状態はなるべく避けなければなりません。そのためにもトップでスタートし、自分のペースで走ることが重要だと思っています。ここまではとても順調。明日もきっといいレースができると確信しています。優勝候補は何人かいますが、そのなかでトップになるためには、あともう一歩、前へ進まなければなりません。全力を尽くして頑張ります」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「マーベリックの1分32秒439は驚くべきタイムです。本人はもちろん、チームのみんなが良い仕事をしてくれたおかげで、すべてのセッションで素晴らしいスピードをアピールすることができました。そして走るたびにタイムを更新し、チームのホームGPでポールポジションを獲得できました。しかし明日は非常に長いレースになりますし、コンディションも今日と同じというわけにはいかないでしょう。様々な可能性を想定して午前中のウォームアップ・セッションに臨み、どんな状況にも柔軟に対応していきたいと考えています」

    Monster Yamaha Tech3

    ヨハン・ザルコ (予選6番手/1分32秒885)
    「昨日、今日と、僕自身もチームもとても良い仕事ができたことに満足しています。目指してきたものは、速くてスムースであることです。とても難しいことで、そのなかで転倒もありましたが、ラップタイムは着実に上がってきていました。そして予選では、このような好結果につなげることができました。タイヤを2本使用し、1本目で好タイムを出すことができたので、そのあとは体力を温存して最後の3ラップに賭けました。6番手、2列目はとても重要な場所だと思います。ドライ・コンディションになれば、マルケスやビニャーレスにも食らいつき、同等のハイペースで戦いに加わることができるでしょう。でもウエットの場合は、路面状況を素早く判断し、プッシュできるか、あるいは慎重にいくべきかを決めなければなりません。こればかりは明日になるまでわかりませんが、ドライであろうとウエットであろうと、少なくとも、一旦始まったら最後までそのマシンで走り切れるよう願っています。もしもフラッグ・トゥ・フラッグになったとしたら、上位グループのピットインのタイミングに合わせてマシン交換を行うつもりです。天候が不安定な場合はウォームアップ・セッションが重要になりますが、現時点で、どちらにも対応できるところまで仕上がっています」

    ジョナス・フォルガー (予選16番手/1分33秒987)
    「ここまで非常に苦しい状況が続いています。しかし、今日の予選ではハイペースで走り、好タイムを出すことができたことは事実なので、自信は失っていません。コーナー出口のところでわずかにコースをはみ出し、縁石の赤い部分に触れてしまいました。それで記録はキャンセルされてしまいました。そこにどんな意味があるかはわかりませんが、これがルールなのです。残念な結果にはなりましたが、Q2進出を可能にするだけのラップタイムが出ていたことは間違いないので、それ自体はとても良かったと思っています。明日は天候が変化するようですが、どちらになっても問題ありません。ドライでのハイペースは実証済みですし、ウエットの場合はできるだけ早く状況を把握して自信を持って走ることだけです。グリッド16番手ですから、コンディションを逆に味方につけ、また、ある程度のリスクを負わなければならないでしょう。このところ辛い状況が続いているので、今回こそは良いレースをして、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思っています」

    関連:【MotoGP】 第13戦 サンマリノGP 予選:ビニャーレスがポール獲得

  • 【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第13戦 サンマリノGP 予選レポート

    MotoGP 第13戦サンマリノGPの予選は、終日、青空の広がる絶好のコンディションの中で行われた。初日5番手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、フリー走行で総合首位に浮上、Q2進出を果たした。初日は好調な走りをするも、転倒を喫しタイムアタックができず5番手に終わっていた。しかし、2日目のフリー走行では、その走りをしっかりタイムにつなげ、5戦連続今季7回目のポールポジション獲得に向けて大きく前進した。

    そして迎えた予選Q2では、1本目のタイヤでトップタイムをマーク、さらに2本目のタイヤでアタックしたが、痛恨の転倒を喫しタイムを更新できなかった。しかし、1回目のアタックでマークしたタイムで3番手につけ、フロントローを獲得。2日連続で転倒を喫したマルク・マルケスだが、転倒を経験することで、結果的に限界を探ることに成功するマルケスだけに、決勝では今季4勝目の期待が膨らむ。

    フロントローを逃すも、チームのホームグランプリに気合満点のカル・クラッチロー(LCR Honda)が4番手につけた。初日のフリー走行では、マルク・マルケス同様、転倒を喫し6番手だったが、この日は着実にタイムを短縮、2列目を獲得した。大会開幕前にキッチンでチーズを切ろうとして左手人差し指を負傷し、万全な状態ではなかったが、チームのホームグランプリで表彰台争いに加わる意気込みだ。

    昨年の覇者で、2年連続優勝を目指すダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午前中のフリー走行で転倒を喫し、その影響もあって、万全な一日にはななかった。しかし、ミサノを得意とし随所で光る走りをしているだけに決勝では追い上げのレースに期待される。

    初日18番手と出遅れたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、2日目のフリー走行で11番手に浮上。Q2進出は果たせなかったが14番グリッドを獲得した。一方、初日10番手と好調のスタートを切ったチームメートのティト・ラバトは、2日目のフリー走行で12番手へとポジションを落としてQ2進出を果たせず。予選ではリアタイヤのグリップに苦しみ18番グリッドとなった。しかし、両選手ともに好調な走りを見せているだけに追い上げのレースが期待される。

    マルク・マルケス (MotoGP 3番手)

    「全体的には、今回の結果に満足しています。予選では通常よりプッシュすることになりますが、正直2回目のアタックは、高速コーナーでアスファルトの赤い部分に触れてしまったので、少しスローダウンしました。その後、少しはらんたどきに白線に触れてしまい、フロントから転倒してしまいました。ポールポジション獲得の可能性がありましたが、僕のミスです。でも大丈夫です。フロントローは獲得できたし、明日に向けていいペースがあるので満足しています。明日の路面温度は今日より低くなると思います。レースに向けて正しいリアタイヤの選択ができるかどうかがカギになってくると思います。タイヤの選択は複数あると思います。どのような状況になってもうまく対応できるようにがんばります」

    カル・クラッチロー (MotoGP 4番手)

    「予選の結果には満足しています。フロントローを獲得したかったのですが、今日は無理でした。今後のレースでまた挑戦したいと思います。今日は4番手で満足しています。レースウイークを通して、ここまではいい仕事ができていると思います。チームは一生懸命、僕のためにがんばってくれています。今回のレース参戦は簡単なことではなかったので日曜日のレースに向けていい形に仕上げることはとても難しいことです。いいペースはありますが、優勝は難しいかもしれません。でも表彰台を目標に全力を尽くします。トップ5でもうれしいかもしれません。しかし、表彰台を楽しみにしたいです。指はよくなってきています。マシンに乗っているときは痛みはありませんが、とても不快で、1か月はこのような状態が続くと思います。ハンドルバーに指を置いたままにしておけないので状況はあまりよくありません。もう片方の腕や体のほかの部分で補っていきますが負担は大きいです。チームや医者と一緒に取り組み、アラゴンへ向けて状況を改善していきたいです」

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 7番手)

    「今日は昨日より難しい日になりました。完ぺきなフィーリングがつかめず、セットアップに取り組み、改善しようと努力しました。特にサスペンションのセッティングに取り組みましたが、思ったような快適さを見つけることができませんでした。そのため予選ではいいラップタイムは出すことができず、7番手タイムしか出せませんでした。これは期待していた結果ではありません。明日は雨になっても今週学んだことをすべてまとめて、できる限り速く走れるようにがんばります。スタートで集中したいと思います。レース序盤が非常に重要になります」

    ジャック・ミラー (MotoGP 14番手)

    「努力して出したラップタイムがキャンセルされてしまいとても残念です。こういうのはレースではないと感じました。リプレイは見ていませんが、もし、完全にコースから出ていたらこの決定にも納得がいきます。ポジティブなことはレースに向けて力強いペースがあり、今週のコンデジションの中でいいタイムが出せたと思います。明日は雨の予報なので、それに向けて計画を立てなければなりませんが、ポイント獲得にチャレンジしたいです。気持ちは前向きです」

    ティト・ラバト (MotoGP 18番手)

    「フリープラクティスを終えたときは12番手だったので、レースに向けては悪くはありません。FP4と予選ではリアタイヤに苦戦し難しい走りになりました。でもいつものように100%でがんばります。明日の天気がどうなるか様子を見たいです」

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