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  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    2018年シーズン MotoGP 第7戦カタルニアGPの決勝で、予選2番手から好スタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2位でフィニッシュし、総合首位をキープした。ホールショットを奪い、オープニングラップを制したマルク・マルケスでしたが、2周目に入ったストレートでホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)にかわされ2番手に後退、それから23周にわたり追撃したが、優勝にはあと一歩届かなかった。

    今大会のマルク・マルケスは、前戦イタリアGPに続き、路面とタイヤのマッチングに苦しんだ。そのため攻めの走りができず、中盤以降は3位以下とのリードを広げたこともあり、2位をキープする作戦に変更した。これでマルケスは7戦を終えて3勝を含む5回の表彰台を獲得し、ポイントランキングでも首位をキープ。今大会3位で総合2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)との差を27ポイントとしている。

    予選で転倒を喫したものの、10番グリッドから追い上げのレースを見せたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が4位でフィニッシュした。クラッチローは、中盤まではダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)とダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)とし烈な戦いを演じ、後半ではペドロサ、そしてマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)らと4位争いのグループを形成したが、両選手の追撃を振りきった。

    ダニ・ペドロサは、終盤ビニャーレスの厳しい追撃を受けたが、ポジションを守りきり5位でフィニッシュした。前戦イタリアGPでは思うように走れず転倒、リタイアを喫したが、今大会は表彰台を視野に入れる走りで、復調をアピールした。

    フリー走行で3回の転倒を喫したフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、決勝でも12番手を走行していた20周目の2コーナーで再び転倒したが、再スタートを切って14位でフィニッシュ。今季6度目のポイントを獲得した。

    今季ベストグリッドの12番グリッドからスタートした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、序盤にペースが上がらず17番手までポジションを落とす。その後はフロントタイヤのフィーリングに苦しみポジションを上げられず、16番手を走行していた14周目の5コーナーで転倒、リタイアとなった。予選24番手から決勝に挑んだトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は4周目の3コーナーで転倒しリタイアに終わった。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)
    「今日のレースでは冷静な戦いを求められました。序盤はもちろん、一生懸命プッシュしました。それはホルヘについていくことで、追ってくるライダーたちとのギャップを広げられると思ったからです。十分なアドバンテージができてからは、自分のペースを保ちました。ロレンソに追いつくのは不可能だったので、レース終盤は少しスローダウンしました。今日は転倒者が多かったので、ロレンソに追いつくことよりも成し遂げなければならないことがありました。時々、自分の選択したタイヤが、思っていたようなフィーリングではないことがあります。しかし、2位という結果はチャンピオンシップにおいてとてもいい結果だと思います。なぜならここに来たときは23ポイントのリードだったのが、次戦のアッセンへは27ポイント差で向かうことができるからです。今はこの状況を理解し、それを最大限活かす努力が必要になります。ムジェロではミスをしてしまい、いろいろ考えさせられました。優勝できないときは、なにか足りないと感じることがあります。でも表彰台はいい結果です。もしかすると、これからも難しいレースがあるかもしれませんが、ここまではまずまずの状態で7戦を終えられたと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 4位)
    「今日はいい日でした。チーム全体がいい仕事をしました。この結果はうれしいです。昨日の予選はうまく行かなかったので、チームに申し訳なく思っています。でも、今日のこの結果でお返しができたと思います。表彰台獲得が目標でした。4位でフィニッシュしましたが、この結果に満足しています。チャンピオンシップにおいてもいい結果でした。今週末のチームのすべての努力に感謝しています。いいショーができました。次のアッセンが楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「レースウイークのことを考えれば、十分にいい結果を出せたと思います。11番手からスタートして5位でフィニッシュ。いいかたちでリカバリーできました。もちろん、満足はしていません。今日はいいフィーリングがなかったので、かなり苦戦しました。バトルした相手は、コーナーリングスピードでの立ち上がりで勝っていました。ブレーキングは僕の方が上手かったですが、ラップタイムでは少し負けていました。カルは最後に僕をパスしました。ビニャーレスにも追いつかれましたが、彼は抑えることができました。明日はテストがあります。今日の問題を解決して、今後のレースに活かせることを願っています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 14位)
    「トリッキーな週末でした。何度も転倒しましたが、決勝ではかなりいい感触がありました。ペースもよくて、終盤アタックする準備もできていました。でも左コーナーでタイヤが厳しくなり、ペースを落とさなくてはならなくなったことでタイヤが冷え、2コーナーで氷の上を走っているように転倒してしまいました。でも、マシンはガレージまで戻すことができました。その後レースに戻ってフィニッシュし、2ポイント獲得できたので満足しています。ただ、今日の問題は解決しなければなりません」

    中上貴晶(MotoGP リタイア)
    「今日は予定通り、フロントにミディアム、リアにソフトを選んで決勝に挑みました。フリー、予選に比べてフィーリングはよくなく、切れ込む傾向があり何度も転びそうになりました。転倒したときは、前を走るスミスを抜こうとインに入ったときにフロントから転んでしまいました。スミスと彼のチームに申し訳ない気持ちです。今回はスタートがうまくいかずにポジションを大きく落とし、加えて想定していたタイムで走れず、厳しいレースになりました。残念です」

    トーマス・ルティ(MotoGP リタイア)
    「今日はウォームアップでいい感触があり、いいかたちで一日がスタートしました。でも転倒して、僕のレースは早々に終わってしまいました。残念ながら3コーナーでフロントを失い、転びました。これでゲームオーバーでした。もっと周回を重ねられたら自信をつけることができると感じていたので残念です。全力で仕事をしてくれたチームに申し訳ない気持ちです」

    関連:【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 結果:ホルヘ・ロレンソが2連勝

  • 【MotoGP】 ドゥカティ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ドゥカティ:第7戦 カタルニアGP 決勝レポート

    2018年のMotoGP 第7戦のカタルーニャGPが6月17日にバルセロナ(スペイン)のカタルーニャ・サーキットで開催された。ドゥカティMotoGPチームのホルヘ・ロレンソは、2週間前のムジェロの優勝に続いて、このレースも手中に収め、2連勝を飾った。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、3位走行中にクラッシュしてリタイアとなった。

    ホルヘ・ロレンソは、ポールポジションからのスタート。2周目にマルク・マルケス(ホンダ)をオーバーテイクして首位に立つと、一貫してそのポジションをキープした。チェッカーフラッグ時点で、2位のマルケスとは4秒以上の大差をつけていた。

    チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾにとっては不運なレースとなった。予選3番手、フロントローからスタートしたドヴィツィオーゾは、レースでも3番手を走行し、ロレンソとともに好リザルトが期待されたものの、ターン5のブレーキング中にクラッシュしてリタイアを余儀なくされた。

    第7戦終了時点のランキングでは、ロレンソがポイントを66に伸ばして7位に浮上。ドヴィツィオーゾも同じ66ポイントで8位につけている。コンストラクターズ部門では、132ポイントのドゥカティは2位にランクされている。

    第8戦のオランダGPは、6月29日~7月1日に伝統のTTサーキット・アッセンで開催される。

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 1位
    「今日の勝利は本当に素晴らしい!ターン1で首位に飛び込まなくても、ライバルをオーバーテイクしてポジションを上げられることを証明できた。良いスタートを切ることができず、マルケスに先行されたため複雑なレースになったが、まだ先は長いと自分に言い聞かせて、何とか落ち着こうとした。ブレーキングはマルケスより若干良かったので、オーバーテイクはそれほど難しくはなかった。その後はしぶとく食い下がられた。現時点で、パッケージにはかなり戦闘力がある。ドゥカティ史上もっとも完成されたマシンになったのではないかと思う。今週末は、僕もドヴィもずっと戦闘力を発揮することができた。デスモセディッチは、ほぼすべてのサーキットで実力を発揮できているうえ、タイヤへの負担も少ない。これは大きなアドバンテージだ。今後もしっかりと勝ち切りたい。今日は勝利の美酒に酔いしれてから、すぐに次のレースに集中したい」

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) リタイア
    「ホルヘやマルクに遅れを取りたくなかったので、ハードにプッシュしていたらクラッシュしてしまった。僕のミスだ。レース中は午前中のウォームアップほどグリップが出ず、同じようにライディングできなかった。思ったよりもコーナーに速く進入してしまい、ブレーキング中にクラッシュしてしまった。カタルーニャでも速く、大量のポイントを獲得できると期待していたので残念だ。だが、僕らのマシンは、どのサーキットでも通用すると思うので、前を見据えて戦いたい。複数のポイントでまだ改善の余地があるが、僕たちは常に優勝するために戦っている。いずれはタイトルのことを考えることになるだろうが、今は目の前のレースに勝つことに集中したい」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「週末を通じて、ふたりとも非常に速かったので、大変満足している。特にホルヘが素晴らしかった。MotoGPを愛する全てのファンがこういうホルヘの姿が見たかったはずだ。一方、アンドレアは、良い仕事をしていたにもかかわらず、クラッシュに終わったのが残念だ。だが、前戦および今回の戦いには満足している。アッセンやザクセンリンクは、あまり得意とするサーキットではないが、現在の状況であれば、自信を持って戦いに臨める」

    関連:【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 結果:ホルヘ・ロレンソが2連勝

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    MotoGP 第7戦 カタルニアGPの予選が6月16日(土)に行われ、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシは、Q2でそれぞれ4番手と7番手を獲得。決勝をグリッド2列目と3列目からスタートする。

    クリアスペースを確保して後方からスタートしたビニャーレスは、1度目のアタックで1分39秒835を記録して2番手となり、次のトライでさらにタイムを更新したが、ポジションを上げられないまま、セッションの残り7分、5番手を走行中にピットインを行った。

    1分強後にコースに戻ると、すぐさま1分39秒145へ短縮して3番手へ浮上。しかしセッション終盤になって全体のペースが上がったため、4番手に後退して終了となった。ポールポジションとの差は0.465秒。

    一方のバレンティーノ・ロッシは真っ先にコースに飛び出してタイムアタックを開始。集団から抜け出すのに少し時間がかかったが、2回目のチャレンジで1分39秒278を記録して暫定2番手に浮上した。この時点でトップとの差は0.392秒。タイヤ交換を終えて残り6分で逆転を狙うロッシは、すぐさまペースを上げてゆく。そして2回目のトライで1分39秒266へ短縮したが、ポジションを上げることはできず逆に7番手へ後退。残り1ラップでは第1セクションで自己ベストを更新したものの、激しいウォブルが出て最後のチャンスを逃すこととなった。これで順位は7番手のまま、トップとの差は0.586秒。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコは、フリープラクティス第3セッションでハイペースをアピールしてトップから0.220秒差の5番手。午後からの予選でもハード・ファイトを展開して8番手を獲得した。現地時間14:00にスタートする決勝ではグリッド3列目に並ぶ。

    チームメイトのハフィス・シャーリンは、フリープラクティス第3セッションで前日朝のタイムから1秒更新する好調ぶり。第4セッションでもペースを維持して9番手を獲得した。Q1では2番手にわずかに届かなかったが、自己最高の14番手から第7戦をスタートする。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (予選4番手/1分39秒145)
    「予選ではもっと上を狙っていました。フリープラクティス第4セッションがとても順調で、決勝用セッティングを煮詰めながらトップにあと少しと迫っていたからです。結局グリッド2列目になってしまったので、明日は好スタートを決めてはじめから飛び出さなければなりません。予選中はフロントタイヤのスライドに苦戦してベストラップを記録することができませんでしたが、全体的には満足しているので、明日に賭けたいと思います。ベストタイヤをチョイスして全力でプッシュしていくことが重要です」

    バレンティーノ・ロッシ (予選7番手/1分39秒266)
    「2列目に入るだけのポテンシャルは持っているので、この結果にはがっかりしています。マーベリック、イアンノーネと並ぶことが目標だったのです。タイヤを新品に履き替え、いい走りができて、ラップタイムを少し短縮しましたが、第10コーナーでミスをしてしまいました。ブレーキングで深く突っ込み過ぎて、止まり切れなくなってしまったのです。その時点であと1ラップ残っていたのでもう一度トライし、また少し縮めましたが2列目には届きませんでした。私たちの目標は現実的なものだっただけに、それを達成できず残念です。明日はフロントタイヤで苦戦することが予想され、ハードな戦いになるでしょう。でもそれは誰にとっても同じ条件です」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「マーベリックは決勝用セッティングを使用して、すべてのセッションでいい走りを見せてくれました。そして予選では4番手を獲得し、2列目からスタートすることとなりました。バレンティーノのほうは少し手間取り、最後にミスもあって残念ながら2列目を逃してしまいました。3列目からのスタートとなれば序盤はかなり厳しい戦いになるでしょう。しかし明日はタイヤの耐久性も重要な要素となるため、思いがけない展開もあり得ると考えています。コース・コンディションが変化したとしても、ウォームアップ・セッションで最終調整を行い、タイヤを決定してしっかり準備していきます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (予選7番手/1分39秒331)
    「私にできることはすべてやったので、この結果に満足するべきでしょう。ライバルたちが非常に速く、現時点でこれ以上の順位を望むことはできそうもありません。これが今の私たちのポジションなのです。この事実を受け入れなければなりません。予選の1ラップで速さを引き出すことは難しかったのですが、決勝ペースではいい走りができるかもしれません。明日はマシンに良いフィーリングを持ち、ポテンシャルをしっかり発揮し、できるだけ上を目指していきたいと思っています」

    ハフィス・シャーリン (予選14番手/1分39秒879)
    「正直に言うと、自分自身に少しがっかりしています。昨日から今日のフリープラクティス・セッションまでがとても順調だったので、逆に少しナーバスになってしまったようなのです。今日は暑さもあり、第3コーナーでリア・グリップを失いラップタイムを短縮することができませんでした。でもペースは悪くないですし、中上選手にも少しずつ近づくことができているので、明日の決勝を楽しみにしています。まずは好スタートを決め、そのあとの展開を観察し、戦いのなかで私にどんな役割が担えるかを見ていきたいと思っています」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 予選レポート

    MotoGP カタルニアGPの予選は、前日に続き最高気温が28℃を記録、強い日差しのため、路面温度は48℃まで上昇した。

    タイヤにとっては厳しいコンディションとなったが、総合首位でホームグランプリを迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が2番手タイムをマークし、2戦ぶり今季3度目のフロントローを獲得した。

    前戦イタリアGPに続き、暑さの中でタイヤと路面のマッチングに選手たちは苦戦。前後ソフトを選択する選手が多い中で、マルク・マルケスはフロントにハードを選択して1回目のアタックを行い、2回目のアタックはフロントにミディアムを装着して首位に浮上した。これで今季2度目のポールポジション(PP)に王手をかけたが、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)にわずか0.066秒の先行を許し2番手だった。

    今大会、マルク・マルケスは金曜日のフリー走行で転倒、土曜日のフリー走行でも転倒を喫し、フリー走行の総合では12番手だった。そのため今季初めてQ1からの予選となったが、Q1でトップタイムをマークすると、Q2でもドゥカティ勢を相手にし烈なPP争いを繰り広げて観客席を沸かせた。PPこそ獲得できなかったが、地元ファンの大きな声援の中、決勝では今季4勝目に挑む。

    初日6番手のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、午前中のFP3で5番手につけてダイレクトでQ2進出を果たした。そして迎えたQ2では、マルケス同様、フロントにミディアム、リアにソフトを選択してアタックしたが、痛恨の転倒を喫し10番手。4列目から追い上げのレースに挑むことになった。

    初日9番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、2日目のフリー走行でも9番手をキープしてQ2進出を果たす。迎えたQ2では、マルケス、クラッチローと同じタイヤ選択でアタックするが、思うようにタイムを短縮できず11番手。決勝では追い上げのレースに挑む。

    フリー総合16番手からQ1で2番手に浮上し、初めてQ2進出を果たした中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、今季ベストグリッドから決勝に挑む。中上はQ1で2本の新品タイヤを使いQ2進出を果たした。そのためQ2では新品タイヤが1セットしか使えず、最下位の12番手だったが、初めてQ2進出を果たし、高いモチベーションで決勝に挑む。

    初日2度の転倒を喫し、土曜日のFP3でも転倒を喫したフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、苦戦の中で着実にタイムを短縮するが18番手グリッド。チームメートのトーマス・ルティは24番手となり、決勝では、共に追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「素晴らしい予選セッションでした。ここでフロントローを獲得するのはとても重要なことです。なぜならホルヘ(ロレンソ)もドヴィ(アンドレア・ドヴィツィオーゾ)もここではとても速いからです。彼らとの差はまだ縮められると思います。それだけにフロントローを獲得できてうれしいです。今日は少し複雑な日でした。午前中のフリー走行でプッシュしているときに転倒してしまい、Q1からの予選になりました。いずれにしても、とても速く走れることが分かったので自信はあります。また、FP4では最後のダウンヒルコーナーで転倒しそうになりましたが、なんとか持ちこたえました。バンプに接触したことでフロントが流れ始めました。『Q1とQ2で2台のマシンが必要になる。お願いだから転倒しないで』とメカニックに言われていたので、膝と肘、そして体全体を使ってなんとかセーブしようとがんばりました。恐らく自分のキャリアの中で最高のセーブの一つだったと思います。ファンにとっても絶対におもしろかったと思います。明日はこれを繰り返さないようにがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 10番手)
    「今日は厳しい予選でした。そして残念な結果でした。しかし、LCR Honda CASTROLはいい仕事をしてくれました。自分のペースも悪くはなかったし、決勝に向けて自信はあります。ただ予選で転倒してしまったことがとても残念でした。でも、今日はポジティブな部分だけを考えるようにしたいです。明日はいい結果が出せると思っていますが、そのためには、いいスタートを切ってリードするライダーたちと一緒に逃げきれるように集中しなければなりません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
    「今日は残念ながら速いラップタイムを刻むことができませんでした。特にコーナリングしているときは、あまり自信がありませんでした。思ったようにプッシュできません。そのため後方グリッドからのスタートとなりました。本当に残念です。明日の決勝は、戦略を変えなければなりません。とにかく集中力を維持して、正しいタイヤ選択をして、いいスタートを切りたいです」

    中上貴晶(MotoGP 12番手)
    「今日はフリー走行が終わったときにQ2にいける自信がありました。しかし、マルク(マルケス)がQ1から走ることになり、これで枠がひとつなくなり、残りひとつを巡る厳しい戦いでした。Q1ではマルクに続いて2番手でした。手強いライバルが大勢いる中で、やっとQ2にいけました。とてもうれしいです。明日のグリッドは、すぐ近くにカル(クラッチロー)とダニ(ペドロサ)がいるので、自分にとってはすごくいいチャンスだと思います。明日はさらに暑くなりそうで、タイヤに厳しいレースになるのは間違いありません。しっかりタイヤのパフォーマンスをキープし、自分の持てる力を100%発揮してベストリザルトを残したいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 18番手)
    「今日は昨日よりかなりいい一日になりました。マシンの感触はよくなりましたが、グリップの問題は依然として解消していません。いくつかのアイディアがあるので、ウォームップに向けてこの問題を解決できるようにがんばります」

    トーマス・ルティ(MotoGP 24番手)
    「今日はもっと前進できると思っていたのですが、そうはなりませんでした。また予選では、路面温度が上がり苦戦しました。でも明日のレースに向けていい経験ができました。FP3ではレースのセットアップに集中しました。ハードタイヤオプションを試したのですが、ペースもよく、いい感触がありました」

  • 【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 予選:ロレンソがドゥカティで初ポール

    【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP 予選:ロレンソがドゥカティで初ポール

    MotoGP 第7戦カタルーニャGPの予選が6月16日(土)にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソがドゥカティ移籍後初となる今シーズン初ポールポジションを獲得した。

    気温28℃、路面温度48℃のドライコンディション。母国グランプリとなったホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)はサーキットレコードを更新する1分38秒680を記録し、今季初、そして、ドゥカティ移籍後で初めてとなるポールポジションを獲得した。

    2015年のイタリアGP以来3年ぶりにQ1から出走となったマルク・マルケス(ホンダ)が0.066秒差で2番手、3番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾが0.243差で続き、ドゥカティの2台がフロントローに並ぶことになった。

    2列目にはマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、アンドレア・イナンノーネ(スズキ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)。3列目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、ティト・ラバット(レアーレ・アビンティア)が並ぶ。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は今季初のQ2進出。自己ベストタイとなる12番グリッドを獲得した。

    2018年 MotoGP 第7戦 カタルニアGP 予選

    順位 No. Rider Team Time
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分38秒680
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分38秒746
    3 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分38秒923
    4 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒145
    5 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分39秒148
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒178
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒266
    8 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分39秒331
    9 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分39秒504
    10 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分39秒556
    11 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒695
    12 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分39秒888
    13 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒732
    14 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分39秒879
    15 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分39秒918
    16 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒010
    17 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒019
    18 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分40秒058
    19 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒178
    20 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒300
    21 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分40秒449
    22 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分40秒524
    23 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒572
    24 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分40秒590
    25 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター 1分40秒834
    2 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分41秒368
  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP 初日レポート

    MotoGP 第7戦 カタルニアGPのフリー走行は、終日、青空の広がる絶好のコンディションとなり、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が6番手、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が9番手、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)はセッション終盤に転倒を喫し12番手だった。

    Repsol Honda TeamとメインスポンサーのRepsolにとってホームグランプリとなる今大会は、バルセロナが地元となるマルケスとペドロサにとっても、スペインで行われる4大会の中でもっとも重要な戦いで、家族、友人、そしてファンの熱い声援の中で初日を迎えた。

    その期待に応え、総合首位で4年ぶりの大会制覇を狙うマルク・マルケスは、セッション開始から快調にラップを刻んだ。FP1では、セッション終盤までトップにつけていたが、多くの選手がニュータイヤでアタックしたために4番手へとポジションを落とした。しかし、連続ラップでは上位3選手と遜色のないものだった。午後のセッションでもマルケスはタイヤテストに集中して上位につけたが、セッション終盤に転倒を喫したことで12番手までポジションを落とした。しかし、トップタイムを争える内容で初日を終え、土曜日のフリー走行と予選での巻き返しに闘志を燃やした。

    チームメートのダニ・ペドロサもタイヤテストを中心にセットアップを進めた。午前中はトップから1秒差に12台という接戦の中で12番手。気温も路面温度も上がった午後のセッションでは、午前中より約0.8秒タイムを短縮してセッション8番手へと浮上。総合9番手で初日を終えた。そして、ホンダ勢トップの6番手で初日を終えたカル・クラッチローは、FP1は7番手、FP2で5番手へとポジションを上げ、着実にセットアップを進めた。

    以下、ルーキー勢は、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は2回目のセッションで転倒を喫し、トップから1.520秒差の19番手、フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は1回目と2回目のセッションでそれぞれ転倒して19番手、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は24番手だったが、2日目のフリー走行と予選でポジションアップに挑む。

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「午後のセッションには満足しています。午後はハードフロントタイヤを試していい仕事ができました。ミディアムは本数に限りがあるので1本セーブしました。午後は気温が上がりましたが、路面コンディションは全体的に少しよくなっているようです。チームもHondaもFP2でいい仕事をしてくれました。午前中の問題をいくつか解決してくれました。あとは、明日のセッションでほかの部分を改善できることを楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「今日は十分ポジティブだったと思います。スロースタートから始めて、一日を通して、リズムがよくなりました。走行時間を有効活用して、多くのタイヤを試すことができました。どの部分に取り組めばいいのかというこが分かり、いい一日でした。レースを視野に入れると今日は重要な一歩になりました。1周のスピードもよくしたいと思いますが、アベレージを上げられてよかったです」

    マルク・マルケス(MotoGP 12番手)
    「今日の順位はかなり後ろですが、実際は全く悪くありません。ユーズドタイヤでとてもいい仕事ができたし、いいリズムをつかめました。電子制御のセットアップで細かい部分を調整しなければなりませんが、どこに取り組めばいいのかはわかっています。それを解決できれば、明日はかなり前進できるはずです。新しいアスファルトは、すべて緻密なものが要求され、違いを出すことが難しくなります。新品タイヤとユーズドタイヤでも大きな違いがあるので、その点をうまくコントロールしなければなりません」

    中上貴晶(MotoGP 19番手)
    「フランスGPのあとにここでテストをしていますが、午後のセッションは、テストの状況に近いもので、リアタイヤにテストでは使わなかったハードを試しました。テストではソフトで走ってとてもよかったのですが、ハードはいい面とそうでないところがハッキリでてきました。最終的にソフトで走ってみましたが、引き続き明日も比較テストを続けます。まだマシンのセットアップも詰め切れていないので、FP3とFP4をしっかり走ってタイヤを決めなければなりません。あと1秒はタイムを短縮したいです。今日はセクター4でタイムロスしていたので、明日はこの部分を改善し、攻略したいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 22番手)
    「残念ながら、FP1とFP2で転倒してしまいました。身体全体に痛みがあるので、これから病院に行って検査を受けてきます。我々のチームは、ここで行われたテストに参加していないので、新しいコースと新しい路面を確認することに集中しなければなりませんでした。それにしても2度の転倒で予定が狂いました」

    トーマス・ルティ(MotoGP 24番手)
    「ここで行われたテストに参加していないので、FP1はコースを確認しながら走りました。午後は徐々にペースを上げていきましたが、安全性を高め、元のレイアウトに戻った終盤の二つのコーナーは、やはり最高のフィーリングでした。今日はレースペースに集中しました。明日はさらにセットアップを進めたいです」

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第7戦 カタルニアGP 初日レポート

    MotoGP 第7戦 カタルニアGPが開幕。Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスがホームGPウイークを好調スタート。好天のもとで行われたフリープラクティス初日に総合3番手につけた。チームメイトのバレンティーノ・ロッシは午前中の第1セッションでトップを獲得。第2セッションでは様々なセッティングやタイヤ・オプションをテストし、ラップタイムの総合順位は5番手で終了した。

    Gran Premi Monster Energy de Cataluyaのフリープラクティス初日、Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシがそのスピードをアピール。二人は第1、第2両セッションを十分に活用してベース・セッティングを改良し、それぞれ総合3番手と5番手を獲得した。

    マーベリック・ビニャーレスにとってカタルニアGPは特別なイベント。母国ファンの目の前で意気揚々とした走りを見せている。親友、ルイス・サロムを追悼するスペシャル・ヘルメットを被り、3週間前のテストで確立したベース・セッティングを生かして第1セッションから好調ペース。走行のたびにラップタイムを短縮し、1分40秒114のベストラップで6番手につけた。トップのロッシとの差は0.658秒だった。

    午後になると気温が28度まで上昇。路面コンディションも変化したが、マーベリック・ビニャーレスはそれに影響されることなく着実に作業を続行。セッション終盤になって全体のペースが上がってくると、すぐさま反応し、1分39秒422へ短縮してトップに浮上した。その後3番手に後退してセッションを終了。総合順位でも3番手となり、トップを0.492秒差で追う。

    一方のバレンティーノ・ロッシもお気に入りのコースで第1セッションから絶好調。気温の低かった午前中に好ラップを記録し、午後からの第2セッションではマシン・バランスとタイヤの耐久性について作業に集中した。第1セッション最初の2回の走行で路面の状況を把握したあと、タイヤを前後ともソフト・コンパウンドに履き替えてタイムアタックを開始。1分39秒456を記録してトップに浮上し、2番手以下に0.347秒差をつけた。

    第2セッションではふたつ目のプランを実行。第1セッションで使用したタイヤをそのまま使用してスタートし、その後、様々なスペックとセッティング・コンビネーションを比較しながら1分39秒989で終了。トップから1.059秒差の11番手となったが、第1セッションの記録により0.526秒差の総合5番手を獲得した。

    Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとハフィス・シャーリンが好調な走りを見せている。ザルコは第2セッションで第1セッションのタイムを0.3秒更新して総合8番手。シャーリンも総合10番手と健闘し、Q2進出の可能性を示している。フリープラクティス第3セッションは現地時間土曜日の9:55にスタート予定。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合3番手/1分39秒422)
    「第2セッションの暑いコンディションのなかで大きな成果を得ることができました。でも明日は、さらにもう1ステップ前へ進めると考えています。作業に集中し、マシンの改良に努めていきます。決勝の最初の数ラップでのフィーリング向上を目指していて、新たなアイディアも出てきているので、明日はそれを試す予定。すべての走行を決勝用セッティングで走り、ひたすら周回数を重ねたいと思っています。予選ではフロントローを目指します」

    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合5番手/1分39秒456)
    「トップ・ポジションはいつでもうれしいものです。午後からは決勝に向けていろいろなタイヤを試すことに決めていたので、第1セッションではソフト・コンパウンドを使用しました。でもいつもと同じように、タイヤ・チョイスはまだ決まっていません。それぞれのフィーリングを理解したところですが、もう少し周回数を重ねてみる必要があるからです。マシン自体は初日としてとても良いフィーリング。でもこちらについても明日以降も作業を継続していきます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「プラクティス初日はたくさんの作業をこなし、大きな成果をあげることができました。3週間前にここで行ったテストも非常に役立っていると思います。すでにベース・セッティングが出来上がったところから始めることができたので、時間的なプレッシャーを感じることなく落ち着いて作業に集中することができたのです。マーベリックは終日、決勝用セッティングに集中。とくにフルタンク、新品タイヤで走る最初の数ラップについて向上を図りました。バレンティーノはセッティングをさらに煮詰めることと、ほぼすべてのタイヤ・スペックをテストして比較を試みました。ふたりともいくつかの課題が見つかっているので、今夜の作業で改良を目指し、明日のフリープラクティス第3セッションに備えます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合8番手/1分39秒633)
    「ムジェロのときよりずっとフィーリングが良くなっているので、今日の走りには満足しています。前回テストがとても役に立っていると思います。開始早々からマシンが好調だったので、いろいろ試してみることもできましたし、その間もしっかり上位グループについて行くことができました。ここからさらにペースを上げていくのは簡単なことではありませんが、チームとともに努力を重ね、マシンの状態をしっかり把握し、最高の形で決勝を迎えたいと思っています。2週間前の前回大会と比べたら、今日はずっと順調です」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合10番手/1分39秒782)
    「とてもフィーリングが良く、結果にも満足しています。Q2進出の基準となるトップ10に入れたことがとてもうれしいです。でも明日はまた別の話。フリープラクティス第3セッションではマルケスが強さを見せてくるでしょう。私たちも前回テストから大幅に進化しており、今日はマシンにとても良いフィーリングをつかむことができました。初日からこのように素晴らしいマシンを用意してくれたチームのみんなに感謝します。今回は第2のホームGPのようなものなので、いつも以上にモチベーションが上がっているようです。自分自身を鼓舞し、ベストを尽くしたいと思います。目標は直接Q2へ進出することです」

  • 【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP:ホルヘ・ロレンソが初日のトップ

    【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP:ホルヘ・ロレンソが初日のトップ

    MotoGP 第7戦カタルニアGPのフリー走行2回目が6月15日(金)、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が今季初めてのトップタイムをマークした。

    気温28度、路面温度43度のドライコンディションの中、ホルヘ・ロレンソは1分38秒930をマーク。昨年11月の最終戦バレンシアGP以来となる初日総合1番手タイムを記録した。2番手には0.107秒差でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、3番手には0.492秒差でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が続いた。

    4番手にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)。以下、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(アルマ・プラマック)、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、ダニ・ペドロサ(ホンダ)、ハフィス・シャリン(ヤマハ・テック3)、ティト・ラバット(レアーレ・アビンティア)がトップ10入り。

    フリー走行1で今季初めてトップ発進したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、トップから1.059秒差の11番手、午前のタイムで総合5番手。フリー走行1で4番手のマルク・マルケス(ホンダ)は今季9度目の転倒を喫して1.060秒差の12番手だった。

    フリー走行1回目で20番手の中上貴晶(LCR・ホンダ)は、トップから1.520秒差の17番手、初日総合19番手だった。

    2018年 MotoGP 第7戦 カタルニアGP フリー走行2回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分38秒930
    2 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分39秒037
    3 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒422
    4 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分39秒443
    5 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分39秒458
    6 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒619
    7 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分39秒633
    8 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒655
    9 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分39秒782
    10 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分39秒851
    11 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒989
    12 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒990
    13 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒004
    14 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分40秒265
    15 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒309
    16 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分40秒399
    17 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分40秒450
    18 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒508
    19 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒541
    20 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分40秒608
    21 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒697
    22 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分40秒728
    23 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒815
    24 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分40秒975
    25 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター 1分41秒229
    26 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分41秒361
  • 【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP:V.ロッシが2016年以来のトップ発進

    【MotoGP】 第7戦 カタルニアGP:V.ロッシが2016年以来のトップ発進

    MotoGP 第7戦カタルーニャGPのフリー走行1回目が6月15日(金)にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がトップタイムをマークした。

    気温22度、路面温度28度のドライコンディションの中、バレンティーノ・ロッシは1分39秒456を記録。今シーズン初、昨年10月の第17戦マレーシアGPフリー走行3以来、2016年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる週末の1番手発進を決めた。

    2番手には0.347秒差でアンドレア・ドヴィツィオーゾ、3番手には0.348秒差でホルヘ・ロレンソとドゥカティ勢が続いた。

    4番手には0.426秒差でポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、以下、ヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)、ティト・ラバット(アルマ・プラマック)、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(レアーレ・アビンティア)がトップ10入りした。

    中上貴晶(LCR・ホンダ)は、トップから1.545秒差の20番手だった。

    2018年 MotoGP 第7戦 カタルニアGP フリー走行1回目

    順位 No. Rider Team Time
    1 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒456
    2 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分39秒803
    3 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分39秒804
    4 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分39秒882
    5 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分39秒933
    6 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分40秒114
    7 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分40秒159
    8 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒264
    9 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分40秒274
    10 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分40秒310
    11 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒388
    12 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分40秒454
    13 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分40秒504
    14 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分40秒795
    15 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒882
    16 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒896
    17 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分40秒899
    18 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分40秒945
    19 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分40秒957
    20 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分41秒001
    21 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分41秒038
    22 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分41秒194
    23 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分41秒350
    24 50 シルバン・ギュントーリ チーム・スズキ・エクスター 1分41秒436
    25 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分41秒438
    26 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分41秒159
  • 【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第7戦 カタルニアGP プレビュー

    MotoGP 第7戦カタルニアGPが、6月15日(金)~17日(日)の3日間、スペイン・バルセロナ郊外のバルセロナ・カタルニア・サーキットで開催される。このサーキットでグランプリが開催されるのは今年で27回目。カタルニアGPとしては23回目を迎える(1992~95年はヨーロッパGP)。

    バルセロナでは1950年代と60年代に、モンジュイックで公道を利用したスペインGPが開催されていた。61年には、125ccクラスでトム・フィリスがホンダのグランプリ初優勝を達成。

    バルセロナは、ホンダにとってグランプリにおける栄光の第一歩を踏み出した記念すべき場所となった。2001年には、この年の開幕戦日本GP(鈴鹿サーキット)で達成したホンダグランプリ通算500勝の祝賀会がバルセロナで行われた。15年のインディアナポリスGPでは、マルク・マルケス(Repsol ホンダ Team)による勝利で通算700勝目、今年の第2戦アルゼンチンGPでは、カル・クラッチロー(LCR ホンダ CASTROL)が通算750勝目を達成。第6戦イタリアGPを終えてホンダは、通算755勝へと優勝数を伸ばしている。

    スペインでは、スペインGP(ヘレス)、カタルニアGP(バルセロナ)、アラゴンGP(アルカニス)、バレンシアGP(バレンシア)と、年4戦が行われている。バルセロナ出身のライダーが多いこともあり、カタルニアGPは、毎年大きな盛り上がりをみせている。

    バルセロナ・カタルニア・サーキットは、15年までは一周4.727kmだったが、17年はコース終盤のレイアウトが変更されて4.655kmに短縮された。今年は最終セクションの安全性を高める改修工事が終了、4.627kmに変更となった。5月下旬に行われた公式テストでは、路面改修の効果もあり大幅にタイムが短縮された。

    Repsol Honda TeamにとってカタルニアGPは、スポンサーのRepsol、そして最高峰クラスで5回目のチャンピオンを狙うマルク・マルケスと、初タイトルに挑み続けているダニ・ペドロサにとっても、ホームグランプリとなります。

    6戦を終えて3勝を含む4回の表彰台で総合首位に立つマルク・マルケスは、ホームGPで今季4勝目に挑む。前戦イタリアGPでは、予選6番手から決勝ではトップグループに加わるが、転倒を喫し最下位にダウン。再スタートを切って追い上げますが16位とノーポイントに終わった。今大会はその雪辱に挑む。

    マルク・マルケスは、125cc時代の10年にカタルニアGP初制覇を達成した。Moto2クラス時代は、11年に2位、12年に3位と表彰台に立った。そして、MotoGPクラスでは13年に3位、14年に優勝。15年は優勝争いに加わりながら転倒リタイア。16年と17年は、2年連続で2位。今年5月に行われた公式テストでは順調にセットアップを進め、4年ぶりの優勝と今季4勝目の期待が膨らむ。

    チームメートのペドロサもホームグランプリに闘志を燃やしている。今年は6戦を終えて、まだ表彰台に立っていない。前戦イタリアGPでは、タイヤのマッチングに苦しんで予選20番手。決勝もオープニングラップに転倒と残念な結果に終わっている。ダニ・ペドロサは6戦を終えて総合12位と厳しいポジションだが、地元ファンの声援の中で今季初表彰台、初優勝を目指す。

    ダニ・ペドロサは、カタルニアGPでは、03年に125ccクラス、05年に250ccクラスで優勝。最高峰クラスでは08年に優勝している。以後、地元ファンの熱狂的な応援を受けながら、カタルニアGPに挑み続けてきた。09年はケガの影響で6位だったが、10年は2位。11年はケガのために欠場するも、12年、13年は連続で2位。14年はし烈な優勝争いに加わって3位。15年は右腕の手術でシーズン前半を欠場したが、カタルニアGPではシーズン初の表彰台となる3位でフィニッシュし、ファンを喜ばせた。そして16年、17年と連続で3位表彰台を獲得。今年は08年以来の優勝に挑む。

    6戦を終えて総合8位のカル・クラッチローは、第2戦アルゼンチンGP以来となる優勝と表彰台を目指す。前戦イタリアGPではタイヤと車体のマッチングに苦しみながら6位でフィニッシュ。5月下旬の公式テストでは成果ある内容でテストを終えているだけに今大会の活躍に注目される。

    ルーキー勢も今季ベストリザルトに闘志を燃やしている。6戦を終えて5回のポイント獲得を果たしているフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、前戦イタリアGPでは初のQ2進出を果たし決勝は15位。今大会は2戦連続でQ2進出を果たし、予選の結果を決勝でも発揮する意気込みだ。

    総合19位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、前戦イタリアGPでは後続車との接触で転倒。再スタートを切るも18位という悔しい結果に終わっている。今大会はその雪辱に挑む。

    トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も前戦イタリアGPで転倒リタイア。依然としてポイント獲得を果たせていないいが、着実に調子を上げているだけに今大会は初ポイント獲得に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「地元ファンの前でレースができることは、いつだってとてもうれしいことです。日曜日の決勝では、ファンにエキサイティングなレースを見てもらえるようにがんばります。ホームグランプリは、いつも独特な雰囲気で特別なエネルギーを与えてくれます。数週間前にはカタルニアでテストを行いました。新しくなった最終セクションと再舗装された路面をチェックすることができました。再舗装されたコースはとてもよかったと思います。もしF1マシンがいくつかのブレーキングポイントでバンプを作っていたとしても、グリップはとてもよく、気持ちよく走ることができました。縁石は、このサーキットで最も難しい部分の1つです。インサイドの縁石はとても高くて、自分のライディングスタイルを合わせるのが少し難しいです。いいサーキットなので、ベストを尽くして再び表彰台争いをしたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「数週間前にバルセロナでテストをしました。新しい路面、元のレイアウトにもどされたコース、そして今大会に供給されるタイヤから何を期待できるのかが分りました。このサーキットでは、これまでいい結果を残したことはありませんが、今年はここまでのところ、どこでも速さがあります。そのため今週末もバトルができると思います。チームはいい仕事をしています。レースウイーク中と月曜日のテストで、マシンをもっとよくしていきたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合12位)
    「カタルニアGPは、家族、ファン、友人が来てくれるので、いつも特別なレースです。すばらしい雰囲気とすばらしいフィーリングがあります。タイヤに厳しいレイアウトですが、とてもいいサーキットです。いいグリップを得るためにサスペンションと車体のセットアップにしっかり取り組む必要があります。というのも、このサーキットは、常にマシンを寝かせて走っているからです。今年は最終セクションがオリジナルのレイアウトに戻りました。最終セクションのすばらしく、美しいダウンヒルコーナーが帰って来ました」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合17位)
    「バルセロナはとても好きなサーキットです。Moto2時代はとても速く走ることができました。レースウイークが始まるのが楽しみです。ムジェロではプラクティスでいい走りができたのですが、決勝では多くの問題が出ました。今大会はムジェロのような問題が出ないように、引き続きセットアップに一生懸命取り組みます」

    中上貴晶(MotoGP 総合19位)
    「今週末はポイント圏内に戻りたいです。ムジェロでは転倒してしまい、連続ポイント獲得が途絶えてしまったのが残念でした。ムジェロはタイヤのパフォーマンスを引き出すのが難しく、たいへんなレースウイークでした。今週末のカタルニアGPは、事前テストをしているので準備はできています。テストのラップタイムにも満足しています。次はテストで学んだことを予選とレースで活かし、自分自身とチーム、そしてスポンサーのためにベストを尽くしたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 24位)
    「バルセロナが楽しみです。引き続き前進していきたいです。前戦イタリアGPは転倒リタイアに終わりました。そして、今週のカタルニアGPでは、事前テストをしていないので、できるだけ早くセットアップを進めたいです。レースウイークを通していい天気になって欲しいです。そして、すべてのプラクティスセッションで速いライダーたちに近付けるよう、できる限りたくさん走りたいと思います。ポイント圏内でフィニッシュできるようにがんばります」